JP6847804B2 - 軸封装置及び軸封装置の組み立て方法 - Google Patents
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Description
ハウジングに対し固定ボルトにより軸方向に固定されるシールケースと、該シールケースに保持される一次シール部材と、を備え、前記ハウジングと回転軸との間に形成された軸封部を前記一次シール部材によりシールする軸封装置であって、
前記シールケースの軸心と前記回転軸の軸心とを合わせた状態に保持する傾き保持手段が前記シールケースと前記ハウジングとの軸方向の隙間に配置された状態で、前記シールケースが前記ハウジングに対して前記固定ボルトにより固定されていることを特徴としている。
この特徴によれば、傾き保持手段がシールケースとハウジングとの軸方向の隙間に配置されることで、シールケースが傾いて該シールケースの軸心と回転軸の軸心とが芯出しされた状態となっているため、一次シール部材を軸封部に対して適正に配置して軸封部を確実にシールすることができる。
この特徴によれば、スペーサによりシールケースの軸心と回転軸の軸心とが芯出しされた状態を確実に維持できる。
この特徴によれば、スペーサがシールケースとハウジングとの隙間から離脱することを防止できる。
この特徴によれば、ネジ孔に芯出し用のボルトを螺挿しハウジングに圧接させることで反力を得て、シールケースを傾動させることができるため、シールケースの軸心と回転軸の軸心とを合わせる作業が簡便である。
この特徴によれば、シールケースの周方向にネジ孔と貫通孔とがバランスよく配置されるため、シールケースと回転軸とを芯出ししやすい。
この特徴によれば、シールケースと回転軸とを芯出しを行う際には、二次シール部材における挿入部及びハウジングとの接触点を支点としてシールケースが傾動するため、軸封部を確実に密封することができる。
この特徴によれば、挿入部の軸方向両端部が中央部よりも内径側に位置しハウジングの内周面から離間するため、シールケースの傾き代を大きく確保することができる。
ハウジングに対し固定ボルトにより軸方向に固定されるシールケースと、該シールケースに保持される一次シール部材と、を備え、前記ハウジングと回転軸との間に形成された軸封部を前記一次シール部材によりシールする軸封装置の組み立て方法であって、
前記シールケースの周方向の複数個所を前記固定ボルトにより前記ハウジングに仮固定する工程と、
前記固定ボルトを緩めた状態とし、前記シールケースの傾きを調整するジャッキボルトにより該シールケースの軸心と前記回転軸の軸心とを芯出しする工程と、
前記シールケースと前記回転軸との芯出しがされた状態で前記固定ボルトを締め込んで前記シールケースと前記ハウジングとを固定する工程と、を行うことを特徴としている。
この特徴によれば、ジャッキボルトによりシールケースの傾きを調整して該シールケースの軸心と回転軸の軸心とが芯出しされ、その状態で固定ボルトによりシールケースがハウジングに固定されるため、一次シール部材を軸封部に対して適正に配置して軸封部を確実にシールすることができる。
この特徴によれば、スペーサによりシールケースの軸心と回転軸の軸心とが芯出しされた状態を確実に維持できる。
この特徴によれば、スペーサによりシールケースの軸心と回転軸の軸心とが芯出しされた状態を確実に維持できる。また、スペーサがシールケースとハウジングとの隙間から離脱することを防止できる。
1 メカニカルシール(軸封装置)
2 ハウジング
3 回転軸
4 シールケース
6a,6b 静止密封環(一次シール部材)
9a,9b 回転密封環(一次シール部材)
10 二次シール部材
12 固定ボルト
13 ジャッキボルト
16 ナット(ネジ孔)
17 シム(スペーサ)(傾き保持手段)
17a 孔部
41 挿入部
41a 膨出部(軸線方向中央部)
41b,41c 軸線方向両端部
42 フランジ部
43 凹溝
60a,60b セグメントシール(一次シール部材)
100 軸封装置
110 二次シール部材
170 シム(スペーサ)(傾き保持手段)
170a 孔部
200 ハウジング
400 シールケース
400B 第2環状部材(挿入部)
430 凹溝
A 機外(大気側)
B 機内(被密封流体側)
S 隙間
Claims (8)
- ハウジングに対し固定ボルトにより軸方向に固定されるシールケースと、該シールケースに保持される一次シール部材と、を備え、前記ハウジングと回転軸との間に形成された軸封部を前記一次シール部材によりシールする軸封装置であって、
前記シールケースの軸心と前記回転軸の軸心とを合わせた状態に保持する傾き保持手段が前記シールケースと前記ハウジングとの軸方向の隙間に配置された状態で、前記シールケースが前記ハウジングに対して前記固定ボルトにより固定され、
前記シールケースは、前記ハウジングに傾きが許容された状態で挿入される挿入部を備え、前記挿入部と前記ハウジングとの間には、弾性を有する環状の二次シール部材が圧接して配置され、
前記挿入部の軸方向の中央部に前記二次シール部材が配設されており、前記挿入部の軸方向の両端部が該挿入部の軸方向の中央部よりも小径となっていることを特徴とする軸封装置。 - 前記傾き保持手段は、スペーサであることを特徴とする請求項1に記載の軸封装置。
- 前記スペーサは、環状を成し、前記固定ボルトが挿通されることを特徴とする請求項2に記載の軸封装置。
- 前記シールケースに軸方向に貫通する芯出し用のネジ孔が周方向に複数設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の軸封装置。
- 前記シールケースは、前記固定ボルトが挿通される貫通孔が周方向に複数等配されており、前記ネジ孔は、周方向に隣接する前記貫通孔の間に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の軸封装置。
- ハウジングに対し固定ボルトにより軸方向に固定されるシールケースと、該シールケースに保持される一次シール部材と、を備え、前記ハウジングと回転軸との間に形成された軸封部を前記一次シール部材によりシールする軸封装置の組み立て方法であって、
前記シールケースとして、前記ハウジングに傾きが許容された状態で挿入される挿入部を備え、前記挿入部と前記ハウジングとの間で、前記挿入部の軸方向の中央部に、弾性を有する環状の二次シール部材が圧接して配置されようにし、かつ前記挿入部の軸方向の両端部が該挿入部の軸方向の中央部よりも小径となっているシールケースを準備する工程と、
前記シールケースの周方向の複数個所を前記固定ボルトにより前記ハウジングに仮固定する工程と、
前記固定ボルトを緩めた状態とし、前記シールケースの傾きを調整するジャッキボルトにより該シールケースの軸心と前記回転軸の軸心とを芯出しする工程と、
前記シールケースと前記回転軸との芯出しがされた状態で前記固定ボルトを締め込んで前記シールケースと前記ハウジングとを固定する工程と、を行うことを特徴とする軸封装置の組み立て方法。 - 前記シールケースと前記ハウジングとに軸方向の隙間が形成された部分にスペーサを配置するとともに、前記固定ボルトにより前記シールケースと前記ハウジングとを固定する工程を含むことを特徴とする請求項6に記載の軸封装置の組み立て方法。
- 前記シールケースと前記ハウジングとに軸方向の隙間が形成された部分の前記固定ボルトを取外し、前記シールケースと前記ハウジングとの軸方向の隙間に環状のスペーサを配置するとともに、該スペーサに前記固定ボルトを貫通させて前記シールケースと前記ハウジングとを固定する工程を含むことを特徴とする請求項6に記載の軸封装置の組み立て方法。
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