JPH06274897A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH06274897A
JPH06274897A JP6454393A JP6454393A JPH06274897A JP H06274897 A JPH06274897 A JP H06274897A JP 6454393 A JP6454393 A JP 6454393A JP 6454393 A JP6454393 A JP 6454393A JP H06274897 A JPH06274897 A JP H06274897A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
objective lens
disk
support shaft
movable device
optical disk
Prior art date
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Pending
Application number
JP6454393A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ozaki
寛 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP6454393A priority Critical patent/JPH06274897A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスク上に光ビームの焦点を合わせる対物
レンズの光軸調整を容易に行うことができるようにす
る。 【構成】 ディスク1の記録面に対して所定の傾斜角を
有する傾斜面が設けられた調整部材20の傾斜面を、ディ
スク1に対して垂直方向で可動装置23に配置された支持
軸8の可動装置23側の端面に当接し、調整部材20を支持
軸8の軸方向と平行な軸を中心に、回動自在に可動装置
23に装着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、記録・再生を行なう
光ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の光ディスク装置の構成図で
ある。これと同様の光ディスク装置は、例えば特開平1
−150233号公報に示されている。図において、1はディ
スク、2はディスク1の面に対して光軸が垂直となるよ
うに配置された対物レンズ、3は対物レンズ2を駆動す
る対物レンズ駆動装置、4は対物レンズ駆動装置3を搭
載する可動装置、5は光源、5aは光源5から出射され
た光ビーム、6は光ビーム5aを反射する反射ミラーで
ある。
【0003】また、図6は上記可動装置4に搭載した対
物レンズ駆動装置3のカバーを透視して示す平面図、図
7は図6のVII −VII 線に沿った断面図である。これと
同様のものは例えば特開平3−127336号公報に示されて
いる。図6と図7において、1〜6は図5のものと同じ
である。7はフレーム、8はディスク1に対して垂直な
支持軸、9は対物レンズ保持部材で、支持軸8の軸方向
に摺動自在かつ支持軸8のまわりに回動自在に装着され
ている。9aは対物レンズ保持部材9に設けられた摺動
穴、10は焦点制御用コイル、11は支持軸8が圧入されて
いる焦点制御用ヨーク、12は焦点制御用磁石、13はトラ
ック制御用コイル、14はトラック制御用ヨーク、15はト
ラック制御用磁石、16はカバーである。上記対物レンズ
2からこのカバー16までの各部品構成にて、対物レンズ
駆動装置3を形成している。17は対物レンズ駆動装置3
を可動装置4に固着するボルトである。
【0004】次に動作について説明する。光源5より出
射された光ビーム5aは、可動装置4に搭載された対物
レンズ駆動装置3に入射され、対物レンズ駆動装置3に
設けられた反射ミラー6で対物レンズ2に導かれて集光
され、ディスク1に光スポットが形成される。光スポッ
トの焦点ずれが検出器(図示せず)によって検出される
と、焦点ずれ量に応じた電流が焦点制御用コイル10に流
れ、焦点制御用磁石12による磁界と作用し、対物レンズ
保持部材9ひいては対物レンズ2を支持軸8の軸線方向
(図中矢印A方向)に駆動し、光スポットの焦点制御が
行われる。
【0005】一方、光スポットのトラックずれが検出器
(図示せず)によって検出されると、トラックずれ量に
応じた電流がトラック制御用コイル13に流れ、トラック
制御用磁石15による磁界と作用し、対物レンズ保持部材
9を介して対物レンズ2を支持軸8の軸線まわり(図中
矢印B方向)に回動し、光スポットのトラック制御が行
なわれる。また対物レンズ駆動装置3は可動装置4に搭
載され、ディスク1の半径方向(図中矢印C方向)に駆
動され任意の位置へ制動される。
【0006】なお、対物レンズ2はフレーム7に対する
支持軸8の傾き、対物レンズ保持部材9の対物レンズ取
付基準に対する摺動穴9aの傾きにより、本来の対ディ
スク1への垂直な光軸に対して傾いてしまうことがあ
り、光学的収差が発生し問題となることがあった。この
ため、対物レンズ駆動装置3と可動装置4との間に、ボ
ルト17の取付部に調整部材としてのシム18を何枚か調整
しながら入れる方法がとられることがあった。図では対
物レンズ2側の下方にシム18が取付けられているが、上
記光軸の傾きにより対物レンズ2の反対側のねじ取付部
にシム18を入れる場合もある。
【0007】またシム18の代わりに、上記ディスク1の
記録面に対して所定の傾斜を有する傾斜面が設けられた
調整部材としてのリング状のスペーサ19を、対物レンズ
駆動装置3と可動装置4との間に介挿する場合もある。
例えば図8aと図8bに示すのは、実開平3−28526 号
公報に記述されているスペーサと同じ断面図であり、図
8bはスペーサ19の斜視図である。例えば上記スペーサ
の傾きを2mradに設定しておけば、対物レンズ2の光軸
の傾きが4mradあった場合、2mradは補正でき、対ディ
スクへの傾きを2mradに制限できて光学的収差を改善で
きる。
【0008】上記対物レンズ2の光軸調整時には、光軸
評価設備(図示せず)を対物レンズの上方に配置し、調
整部材18,19の最適な介挿配置を得るまで、ボルト17を
ゆるめ、対物レンズ駆動装置3を上方へ持ち上げて、調
整部材の配置を調整している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような光ディス
ク装置では、対物レンズ2の光軸調整時は、ボルト17を
ゆるめて対物レンズ駆動装置3を持ち上げて、調整部材
18,19の配置を調整しなければならないので、作業性が
悪く多大の作業時間を費やすなどの問題点があった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、光ディスク装置の対物レンズの
光軸調整を容易に行うことができる光ディスク装置を得
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光ディス
ク装置は、ディスクの記録面に対して所定の傾斜角を有
する傾斜面が設けられた調整部材の傾斜面を、ディスク
に対して垂直方向で可動装置に配置された支持軸の可動
装置側の端面に当接し、調整部材を支持軸の軸方向と平
行な軸を中心に、回動自在に可動装置に装着した。
【0012】
【作用】この発明における光ディスク装置は、調整部材
の傾斜面を支持軸の端面に当接し、調整部材を可動装置
に回動自在に装着して、調整部材を回動することによっ
て、対物レンズの光軸調整を行う。
【0013】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図1〜図4につ
いて説明する。図1は光ディスク装置の可動装置に搭載
された対物レンズ駆動装置のカバーを透視して示す平面
図、図2は図1のII−II線に沿った断面図である。また
図3及び図4はこの実施例に使用される調整部材の平面
図と正面図を示している。図において、1〜17は上記従
来装置と同一である。20はこの発明による調整部材とし
ての磁性体からなる調整ピン、20aは上面と下面にある
傾きを持たせた円板部、20bはノブ部、21は焦点制御用
ヨーク、22はフレーム、22aは焦点制御用ヨーク21とは
め合う穴部で接着剤とかねじ締め等でフレーム22と焦点
制御用ヨーク21が固着される。22bは調整ピン20の円板
部20aとはめ合う穴部、23は可動装置、23aは調整ピン
20の円板部20aとはめ合う穴部、23bは調整ピン20のノ
ブ部20bを通す穴部、23cは可動装置23の側壁、24は2
〜16,21,22からなる対物レンズ駆動装置である。
【0014】調整ピン20の円板部20aを可動装置23の穴
部23aにはめ合い、ノブ部20bを穴部23bを貫通するよ
うに取り付けた状態で、対物レンズ駆動装置24を可動装
置23に搭載する時、磁性体からなる調整ピン20は焦点制
御用ヨーク21に吸着されるので、ボルト17を締めないま
まで可動装置23の外側(裏面)より調整ピン20のノブ部
20bを保持して回転できる。この時調整ピン20を回して
も対物レンズ駆動装置24は可動装置23の側壁23cにて拘
束され、対物レンズ駆動装置24は回転せず、調整ピン20
を最適な傾き調整方向に回し位置決めできる。そして、
対物レンズ2の光軸傾きの絶対値が許容値を越えた場合
は、容易に別の調整ピンに取り替え調整、適切な状態に
なった時はじめてボルト17にて可動装置23と対物レンズ
駆動装置24を固着する。
【0015】例えば、調整ピン20の円板部20aの上面と
下面の傾きが2mradの場合、光ディスク装置の対物レン
ズ2の発生光軸傾きが最大で4mradであれば、この1種
類で対物レンズ光軸傾きを2mrad以下に調整できる。ま
た、調整ピン20の円板部20aの上面と下面の傾きを2mr
ad,4mrad,6mradと2種類以上設ければ、最大発生光
軸傾きが8mradのものでも光軸傾きを2mrad以下にする
ことができる。
【0016】実施例2.また、上記実施例では調整ピン
20の円板部20aの傾きだけ変えたものについて説明した
が、ノブ部20bの長さ、径、色を変えたり、ローレット
で変えたり等をすることにより、外からみて判別ができ
再調整が容易にでき、上記実施例と同様の効果を奏す
る。
【0017】実施例3.なお、上記実施例1,2では調
整ピン20の材料を磁性体としたが、これを非磁性体とし
て、対物レンズ駆動装置24の上方からばね等の治具(図
示せず)で押しつけ、ノブ部20bを保持して調整ピン20
を回転調整し、調整ピンを最適な傾き調整方向に回し位
置決めしボルト17で固着してもよく、上記実施例と同様
の効果を奏する。
【0018】実施例4.また上記実施例1〜3では、ノ
ブ部20bの外面を保持して回わすものについて説明した
が、ノブ部の内側を保持できるようにノブ部の内側にと
っかかりを設けてもよく、上記実施例と同様の効果を奏
する。
【0019】実施例5.さらに上記実施例1〜4では、
ノブ部を保持してまわすものについて説明したが、ノブ
部あるいはノブ部をなくして傾斜角を有する円板部に、
とっかかり例えばドライバーを差し込む穴を設けて調整
部材を回わしてもよく、上記実施例と同様の効果を奏す
る。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば光ディ
スク装置において、ディスクの記録面に対して所定の傾
斜角を有する傾斜面が設けられた調整部材の傾斜面を、
ディスクに対して垂直な支持軸の可動装置側の端面に当
接し、調整部材を支持軸と平行な軸を中心に、回動自在
に可動装置に装着したので、対物レンズの光軸調整が容
易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す光ディスク装置の可動
装置に搭載された対物レンズ駆動装置のカバーを透視し
て示す平面図である。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図である。
【図3】この発明の実施例を示す調整部材の平面図であ
る。
【図4】図3の正面図である。
【図5】従来の光ディスク装置の概略側面図である。
【図6】従来の光ディスク装置の可動装置に搭載された
対物レンズ駆動装置のカバーを透視して示す平面図であ
る。
【図7】図6のVII −VII 線に沿った断面図である。
【図8】従来の光ディスク装置の図8と同様な断面図と
調整部材の斜視図である。
【符号の説明】 20 調整ピン 20a 調整ピンの円板部 20b 調整ピンのノブ部 21 焦点制御用ヨーク 22 フレーム 23 可動装置 24 対物レンズ駆動装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクの記録面と平行な光ビームを出
    射する光源と、上記光ビームの方向へ移動可能な可動装
    置と、上記ディスクに垂直方向で上記可動装置に配置さ
    れた支持軸と、この支持軸の軸方向に摺動し、かつ回動
    自在に取り付けられた保持部材と、この保持部材に取り
    付けられ上記ディスク上に上記光ビームの焦点を合わせ
    る対物レンズとを備える光ディスク装置において、上記
    ディスクの記録面に対して所定の傾斜を有する傾斜面が
    設けられた調整部材を、上記傾斜面が上記支持軸の上記
    可動装置側の端面と当接して、上記支持軸の軸方向と平
    行な軸を中心に、回動自在に上記可動装置に装着したこ
    とを特徴とする光ディスク装置。
JP6454393A 1993-03-24 1993-03-24 光ディスク装置 Pending JPH06274897A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6454393A JPH06274897A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 光ディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6454393A JPH06274897A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 光ディスク装置

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JPH06274897A true JPH06274897A (ja) 1994-09-30

Family

ID=13261249

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JP6454393A Pending JPH06274897A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 光ディスク装置

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JP (1) JPH06274897A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019074110A (ja) * 2017-10-13 2019-05-16 イーグルブルグマンジャパン株式会社 軸封装置及び軸封装置の組み立て方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019074110A (ja) * 2017-10-13 2019-05-16 イーグルブルグマンジャパン株式会社 軸封装置及び軸封装置の組み立て方法

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