JP5913025B2 - メカニカルシール - Google Patents
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Description
回転軸とハウジングとの間の環状隙間をシールするメカニカルシールであって、
前記ハウジングに固定される環状のシールカバーと、
該シールカバー側に設けられる固定環と、
前記回転軸に固定される環状のカラーと、
該カラー側に設けられ、前記固定環の端面に対して摺動する摺動面を有する回転環と、
前記固定環と回転環のうちの一方を他方に向けて付勢する付勢部材と、
前記シールカバーと前記カラーとを係合するセットプレートと、
を備えるメカニカルシールにおいて、
前記セットプレートは、その外周面に突出部を備えると共に、前記カラーに固定され、
前記シールカバーは、その内周面に凸部を有し、該凸部には、径方向内側へと開口し、かつ該凸部のハウジング側とカラー側の両領域とを連通する軸方向溝が設けられており、
前記セットプレートにおける前記突出部と、前記シールカバーにおける前記凸部とが係合することを特徴とする。
前記セットプレートにおいて、前記突出部の先端面、及び前記凹部の底面はいずれも周方向に円弧状に形成されるとよい。
図1〜図10を参照して、本発明の実施例に係るカートリッジ式のメカニカルシールについて説明する。
特に、図1及び図2を参照して、本発明の実施例に係るカートリッジ式のメカニカルシール全体の構成について説明する。図1は本発明の実施例に係るメカニカルシールが回転軸及びハウジングに組み付けられた状態を示す模式的断面図である。なお、図1において、メカニカルシールの断面は、メカニカルシールを構成する各環状の部材の中心軸線(回転軸の中心軸線に一致する)を含む断面であるが、説明の便宜上、特徴的な部分を示すために、切断位置の位相は適宜異なっている。図2は本発明の実施例に係るメカニカルシールをカラー側から見た斜視図である。
環20はシールカバー10に対して回転方向への動きが規制され、かつ軸方向に対してはある程度移動可能に構成されている。すなわち、シールカバー10に設けられたピン穴14にはノックピン62が差し込まれている。そして、このノックピン62が固定環20に設けられたピン穴22に嵌ることによって、シールカバー10に対して、固定環20は、軸方向への移動は許容されつつ回転しないようになっている。また、シールカバー10の内周面と固定環20の外周面との間にはゴム製のOリング71が設けられており、これらの間の環状隙間はシールされている。また、シールカバー10に設けられているスプリング用穴13には付勢部材としてのスプリング61が配置されている。
特に、図1〜図5を参照して、セットプレート50によるメカニカルシール100の仮固定構造について説明する。図3は本発明の実施例に係るシールカバーをカラーが設けられる側から見た斜視図である。図4は本発明の実施例に係るセットプレートが固定されているカラーをシールカバーが設けられる側から見た斜視図である。図5は本発明の実施例に係るセットプレートの斜視図である。
する突出部51と、突出部51よりもカラー30側に設けられ径方向内側に向かって凹んだ凹部52とを備えている。また、セットプレート50における突出部51の外周面である先端面と凹部52の内周面である底面は、いずれも周方向(幅方向)に円弧状に形成されている(図5参照)。このセットプレート50によって、シールカバー10とカラー30とが仮固定された状態となり、メカニカルシール100はカートリッジ化されて一つの部品として取り扱うことが可能となる。
の溝底面は、固定する際、かじることなく径方向隙間をなくすことができる。従って、カラー30とシールカバー10の芯出し精度を高くすることができる。更に、カラー30とシールカバー10の芯出し精度が高くなることに伴い、これらに設けられている回転環40と固定環20についても芯出し精度が高くなる。
図6〜図10を参照して、本発明の実施例に係るメカニカルシール100の組み立て手順について説明する。図6〜図8はメカニカルシール100を構成する各部材を断面で示している。なお、図6は組み立てる前、図7は組み立て途中、図8は組み立て後の状態を示している。図8においては、丸で囲った一部の拡大図も示している。また、図6〜図8において、メカニカルシールの断面は、メカニカルシールを構成する各環状の部材の中心軸線(回転軸の中心軸線に一致する)を含む断面であるが、説明の便宜上、特徴的な部分を示すために、切断位置の位相は適宜異なっている。
本実施例に係るメカニカルシール100によれば、セットプレート50はカラー30に
予め固定しておけばよい。従って、従来例のように付勢部材(スプリングなど)の付勢力に抗してカラーを押さえ付けながらセットプレートを固定するというような作業が強いられることはない。また、本実施例に係るメカニカルシール100によれば、カラー30をシールカバー10側に押し込んだ状態で回転させるだけで、カラー30とシールカバー10とを位置決めさせた状態で仮固定することができる。従って、組立作業を容易にすることが可能となる。
本実施例においては、シールカバー10に設ける周方向溝11を、環状の溝によって構成される場合を示した。これは、部分的な溝を形成する場合に比べて、加工が容易なためである。ただし、この周方向溝11は、少なくとも位置決め機能を満たせばよいので、環状の溝ではなく、軸方向溝11aを形成する付近にそれぞれ部分的に設けるようにしてもよい。
11 周方向溝
11a 軸方向溝
12 凸部
13 スプリング用穴
14 ピン穴
15 U形溝
20 固定環
21 凸部
22 ピン穴
30 カラー
31 突起部
32 ねじ穴
33 貫通孔
40 回転環
41 端面
50 セットプレート
51 突出部
52 凹部
53 貫通孔
61 スプリング
62 ノックピン
71,72 Oリング
73 ガスケット
81 ボルト
82 セットスクリュー
100 メカニカルシール
200 回転軸
300 ハウジング
Claims (3)
- 回転軸とハウジングとの間の環状隙間をシールするメカニカルシールであって、
前記ハウジングに固定される環状のシールカバーと、
該シールカバー側に設けられる固定環と、
前記回転軸に固定される環状のカラーと、
該カラー側に設けられ、前記固定環の端面に対して摺動する摺動面を有する回転環と、
前記固定環と回転環のうちの一方を他方に向けて付勢する付勢部材と、
前記シールカバーと前記カラーとを係合するセットプレートと、
を備えるメカニカルシールにおいて、
前記セットプレートは、その外周面に突出部を備えると共に、前記カラーに固定され、
前記シールカバーは、その内周面に凸部を有し、該凸部には、径方向内側へと開口し、かつ該凸部のハウジング側とカラー側の両領域とを連通する軸方向溝が設けられており、
前記セットプレートにおける前記突出部と、前記シールカバーにおける前記凸部とが係合することを特徴とするメカニカルシール。 - 前記シールカバーは前記凸部の前記ハウジング側に周方向溝を有し、前記セットプレートは前記突出部の前記ハウジングとは反対側に凹部を有することを特徴とする請求項1に記載のメカニカルシール。
- 前記シールカバーにおいて、前記凸部の先端面、及び前記周方向溝の溝底面はいずれも周方向に円弧状に形成され、
前記セットプレートにおいて、前記突出部の先端面、及び前記凹部の底面はいずれも周方向に円弧状に形成されることを特徴とする請求項2に記載のメカニカルシール。
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EP2299149B1 (en) * | 2008-07-04 | 2016-09-14 | Eagle Industry Co., Ltd. | Double mechanical seal device |
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2012
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