JP5199342B2 - 分割型メカニカルシール - Google Patents
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Description
また、シールケース側の静止密封環が周方向に分割されると共にその分割面が衝合する環状形態をしてリテーナに内嵌保持されており、この静止密封環と回転軸側の回転密封環との対向端面である密封端面の相対回転摺接作用により、その相対回転摺接部分の内周側領域である被密封流体領域と外周側領域である非密封流体領域とを遮蔽シールするように構成された分割型メカニカルシールにおいて、静止密封環が、これとリテーナとの対向周面間に装填させた弾性材製緊縛体の弾性力により、環状形態に緊縛保持された一部分割型メカニカルシールとしては、図14に示すものが知られている(例えば、特許文献2参照。以下「従来技術2」という。)。
(1)各部品を工場において仮組みし、現場における組立作業を簡便にすると技術思想のもとにおける工夫がされていないため、各部品の仮組みができず、現場での軸上における工数が多くなり、組立時間に多大の時間を要していた。
(2)テーパーピン型の芯出し用楔を用いて組立精度を確保するようにしているため、2分割されたシートリングセグメントあるいは2分割されたリテーナーリングセグメントの両部材に加工する穴の精度に厳しい加工を同時に実施する必要があり、加工に時間を要する。また、テーパーピン型の芯出し用楔の場合、接触面積の多さ、緩衝材の反力等により分解時に大きな負荷が必要であり、分解作業が困難となる。
(3)テーパーピン型の芯出し用楔は、回転密封環を支持するリテーナーリングの組立精度を確保するものの、回転密封環の精度を直接確保するものではないため、回転密封環の位置決めが困難である。
(1)密封環の耐内圧性を確保するには弾性材製緊縛体の締代を大きくする必要があり、密封環の変形が大きくなる。
(2)弾性材製緊縛体が合成樹脂材料の場合、仮固定が難しく、作業性が悪い。
(3)ゴム、合成樹脂材料からなる弾性材製緊縛体の場合、経年的なヘタリが発生するため、長期に亘る安定性能を維持するのが困難である。
(4)弾性材製緊縛体がOリングの場合、接触部の抵抗が大きく、組立、分解において非常に作業性が悪い。
(1)接着精度が悪い場合、密封環とリテーナ等との間に隙間が発生し、漏れ流路が形成され、大量漏れに至る。
(2)接着剤の塗布量が少ない場合、切断面を確実にシールできないため、漏れ流路が形成される。
(3)接着剤がはみ出した場合、密封環とリテーナ等が固着し、作動性が大きく阻害される。また、正規取り付け位置からずれていた場合、接着後の位置矯正により破損する可能性がある。
(4)取扱い流体によっては、接着剤が溶け、当初の接着効果が無くなり漏れにつながる。
他方、接着剤を用いる代わりにバックアップリングを用いることも考えられるが、以下のような問題がある。
(1)現場において軸上でOリングの分割接面を合わせる際、密封環やOリングを支持するバックアップリング等にOリング先端が噛み込み、隙間が発生し、十分なシール性を確保できず漏れにつながる。
また、本発明の分割型メカニカルシールは、第3に、第1または第2の特徴において、分割スプリットリングの突出部が先細形状をしていることを特徴としている。
また、本発明の分割型メカニカルシールは、第4に、第1ないし第3のいずれかの特徴において、分割密封環の外周側の断面形状が、幅方向の中央部が高く、その一側が垂直形状の段差部を有し、他側が鈍角をなした斜面形状の段差部を有して両側が低い形状をなしており、該分割密封環の外周側と対向する分割フランジの内周側の断面形状が、分割密封環の外周側の断面形状に概略添う形状に形成され、分割フランジ内周側の分割密封環の垂直形状の段差部と対応する位置に断面が矩形状の溝を形成し、分割密封環の垂直形状の段差部と分割フランジの溝とにより分割スプリットリング嵌合孔を構成することを特徴としている。
また、上記第2の特徴において、分割密封環の分割接面が自然破断面であることから、現場における組込み作業時に2つの分割メカニカルシールの分割接合面の精度出し、特に、半径方向の精度出しを簡単に行うことができる。
さらに、上記第3の特徴において、分割スプリットリングの突出部が先細形状をしていることから、現場における組込み作業時に2つの分割メカニカルシールの分割接合面に半径方向に多少のずれがあっても、突出部が相手の嵌合孔内に容易に嵌入することができ、現場における組立作業性を格段に向上させることができる。
これにより、仮組み時において、緩衝材の弾性反力により、分割密封環、分割スプリットリングおよび分割フランジが軸方向に押し合った状態で密接するため、分割密封環と分割フランジとの軸方向の精度が出るとともに、仮組み状態を維持する機能を持たせることができる。
ことを特徴としている。
このため、分割メカニカルシールそれぞれの半径方向の精度出しができ、また、分割メカニカルシール自身に仮組み機能を持たせることができ、仮組状態で現場に搬送できる。
分割密封環を分割フランジ内周面に対して分割トレランスリングの弾性力によって径方向に付勢させることにより、輸送中および取扱中、安定的に仮固定することができる。また、分割密封環の耐内圧性を効果的に設定でき、過剰な締め込みによる分割密封環の変形を抑制することができる。
仮組み搬送後、現場における組立時において、セットスクリューをトルク管理しながら締め込むことにより、分割密封環に作用する流体圧力に対する耐内圧性を設定することができ、さらに、増し締めを行うことにより経時変化に対する調整を可能とする。
このため、分割Oリングの切断面が3方向より押し付けられ、切断面からの漏れを防止することができる。また、摺動部の隙間におけるOリングの充填率をアップすることができ、漏れが防止できる。さらに、仮組み時において、分割バックアップリングのリップ部が分割密封環と分割Oリングとの隙間に食い込むことにより、両部材の引っ掛かりができ、固定が可能となり、仮組み状態を確実に維持することができる。
さらにまた、回転密封環の内周側に装着されて回転軸側との間をシールする分割Oリングの円周方向の設計締め代を小さく設定することができるため、分割メカニカルシールを現場において回転軸に組込み接合させる際、分割Oリングの締め代部分が逃げることによる隙間の発生を防止することができる。
このため、分割メカニカルシールを現場において回転軸に組込み接合させる際、分割Oリングが他の部材との間に噛み込まれるのを防止することができ、漏れを防止することができるとともに、現場における組込み作業を向上させることができる。
(1)分割密封環と分割フランジとの間に断面が矩形状の分割スプリットリングを嵌合させるための分割スプリットリング嵌合孔を円周方向の全長にわたって形成し、該分割スプリットリング嵌合孔内に分割密封環および分割フランジと円周方向の位相をずらして断面が矩形状の分割スプリットリングをその一端が分割接面から突出するようにして設けることにより、分割スプリットリングの持つガイド機能により現場における組込み作業性を向上させることができる。
(2)分割密封環の分割接面が自然破断面であることから、現場における組込み作業時に2つの分割メカニカルシールの分割接合面の精度出し、特に、半径方向の精度出しを簡単に行うことができる。
(3)分割スプリットリングの突出部が先細形状をしていることから、現場における組込み作業時に2つの分割メカニカルシールの分割接合面に半径方向に多少のずれがあっても、突出部が相手の嵌合孔内に容易に嵌入することができ、現場における組立作業性を格段に向上させることができる。
(4)分割密封環の外周側の鈍角をなした斜面形状の段差部と分割フランジ内周側との間に緩衝材を介在させることにより、分割密封環、分割スプリットリングおよび分割フランジが軸方向に押し合った状態で密接するため、分割密封環と分割フランジとの軸方向の精度が出るとともに、仮組み状態を維持することができる。特に、分割スプリットリングの一方の側面と分割密封環の垂直形状の段差部とを密着させ、他方の側面と分割フランジの溝内面とを密着させることにより、軸方向の位置決め精度を向上させることができる。
(5)分割スプリットリングの一方の側面に分割フランジのドライブピン嵌合孔から螺入されるドライブピン螺入用の螺子孔を複数設けるとともに、他方の側面に分割密封環の垂直形状の段差部に嵌入するノックピンまたは螺入するドライブピンを複数装着することにより、分割メカニカルシールそれぞれの半径方向の精度出しができ、また、分割メカニカルシール自身に仮組み機能を持たせることができ、仮組状態で現場に搬送できる。
また分割フランジの円周方向の複数個所に分割密封環の外周面に向かう螺子孔を設け、該螺子孔にセットスクリューを締め込むようにすることにより、仮組み搬送後、現場における組立時において、セットスクリューをトルク管理しながら締め込むことにより分割密封環に作用する流体圧力に対する耐内圧性を設定することができ、さらに、増し締めを行うことにより経時変化に対する調整を可能とする。
(7)分割Oリングをバックアップする分割バックアップリングの断面形状を、分割Oリングに接する側の内外径側にリップ部を有して分割Oリングを包摂するように形成することにより、分割Oリングの切断面が3方向より押し付けられ、切断面からの漏れを防止することができる。また、摺動部の隙間におけるOリングの充填率をアップすることができ、漏れが防止できる。さらに、仮組み時において、分割バックアップリングのリップ部が分割密封環と分割Oリングとの隙間に食い込むことにより、両部材の引っ掛かりができ、固定が可能となり、仮組み状態を確実に維持することができる。
さらにまた、回転密封環の内周側に装着されて回転軸側との間をシールする分割Oリングの円周方向の設計締め代を小さく設定することができるため、分割メカニカルシールを現場において回転軸に組込み接合させる際、分割Oリングの締め代部分が逃げることによる隙間の発生を防止することができる。
(8)分割Oリングとこれをバックアップする分割バックアップリングとで形成する分割接面の一方が山型の凸部に、他方が山型の凸部に嵌合する凹部をなすように、あるいは、分割Oリングの分割接面の一方が山型の凸部に、他方が凸部に嵌合する凹部をなすように形成することにより、分割フランジおよび回転側の分割密封環を回転軸に組込み接合させる際、分割Oリングが他の部材との間に噛み込まれるのを防止することができ、漏れを防止することができるとともに、現場における組込み作業を向上させることができる。
以下に説明する本発明に係る分割型メカニカルシールを実施するための最良の形態においては、説明の便宜上、ハウジング側に設けられた静止密封環およびハウジング内に挿通された回転軸に設けられた回転密封環の両密封環が分割された完全分割型メカニカルシールを例に説明するが、本発明は、これに限定されず、ハウジング側に設けられた静止密封環またはハウジング内に挿通された回転軸に設けられた回転密封環の少なくと一方が分割された分割型メカニカルシールも包含する。
本実施の形態では、アウトサイドメカニカルシールを例にして説明しているが、本発明は、アウトサイドメカニカルシールに限らず、他の形式、例えばインサイドメカニカルシールにも適用できることはいうまでもない。
なお、説明の便宜のため、回転密封環7を構成する分割密封環についても静止密封環4の場合と同じ符号12、13を用いて「7(12,13)」と表記する場合がある。
また、回転密封環7を内嵌保持する分割フランジ6は、回転軸5に固定された保持リング14を介して回転軸5に固定保持される。すなわち、保持リング14は円周方向において分割されており、締結ボルト15によりリング状に締結されることにより回転軸5に嵌合固定されている。
保持リング14と分割フランジ6との間には、回転密封環7を静止密封環4に押圧接触させるように右方へと付勢するスプリング16が介装されている。
また、回転密封環7は、例えば、炭化珪素等の硬質材で構成されており、静止密封環4は、例えば、回転密封環7より軟質の自己潤滑性を有するカーボン等で構成されている。
図1および図2に示すように、静止密封環4を構成する分割密封環4(12、13)の外周側の断面形状は、幅方向の中央部20が高く、その一側が垂直形状の段差部21を有し、他側が鈍角をなした斜面形状の段差部22を有して両側が低い形状をなしている。垂直形状の段差部21を有する側の低い部分は延伸され、シールケース2との間をシールする分割Oリング23が分割バックアップリング19により確実に保持されるように形成されている。図1および図2においては(図5及び図9においても同じ。)、分割バックアップリング19が分割Oリング23に対して内周側領域である被密封流体領域の側に配置されてOリング23をバックアップしている状態を示しているが、分割バックアップリング19を分割Oリング23に対して内周側領域である被密封流体領域の側と反対の側に配置してOリング23をバックアップするようにしても同様の効果を奏することができる。
他方、鈍角をなした斜面形状の段差部22を有する低い部分の端部には上記した密封端面4aが形成されている。
静止側の分割密封環4(12、13)の外周側と対向する静止側の分割フランジ3(24、25)の内周側の断面形状は、分割密封環4(12、13)の外周側の断面形状に概略添う形状に形成され、図2に示すように、分割密封環4(12、13)の垂直形状の段差部21と対応する位置に断面が矩形状の溝27を全周にわたって形成し、分割密封環4(12、13)の垂直形状の段差部21と分割フランジ3(24、25)の矩形状の溝27とにより後述する分割スプリットリングを嵌合するための断面矩形状の嵌合孔28を構成している。
また、静止側の分割密封環4(12、13)の鈍角をなした斜面形状の段差部22と対応する分割フランジ3(24、25)の内周側は、図2に示すように、略3角形状の隙間を形成するように略直角に形成されている。
なお、説明の便宜のため、回転密封環7を内嵌保持する分割フランジ6を構成する分割された分割フランジについても分割フランジ3の場合と同じ符号24、25を用いて「6(24、25)」と表記する場合がある。
また、分割スプリットリング32の先端側の突出部33は、嵌合孔28内に嵌合され易いように、先細形状に形成されるものであり、例えば、本例においては、図3に示すように、突出部33の内周側35が突出部33基部の接線方向に直線的に加工された形状をしている。このため、分割密封環4(12、13)、7(12、13)および分割フランジ3(24、25)、6(24、25)を分割接面において密接させる際、分割スプリットリング32の突出部33が相手方の分割スプリットリング嵌合孔28内に嵌入し易くなる。
一方、図5に示すように、静止側の分割密封環4(12、13)の鈍角をなした斜面形状の段差部22と対応する静止側の分割フランジ3(24、25)の内周側との間に形成された略3角形状の隙間には、緩衝材36が装着されている。緩衝材36は圧縮されると、静止側の分割密封環4(12、13)の斜面形状の段差部22に対して軸方向および径方向の反力を作用させる。
まず、軸方向の精度について説明する。
分割フランジ24および分割スプリットリング32は旋削加工後、歪取り熱処理が行われ、分割フランジ24の溝27の右側面39は旋削加工により精度が出され、分割スプリットリング32の右側面37および左側面38は研磨加工により精度が出される。また、分割密封環12の垂直形状の段差部21も研磨加工により精度が出されている。
仮組み時において、分割スプリットリング32の右側面37は分割フランジ24の溝27の右側面39に密接し、左側面38は分割密封環12の垂直形状の段差部21と密接する。これらを密接させる軸方向の力は上記した緩衝材36の弾性変形に伴う反力による。このため、分割密封環12と分割フランジ24との軸方向の位置関係は設定されたとおりになる。
次に、径方向の精度について説明する。
分割スプリットリング32の右側面37にはドライブピン40が螺合する螺子孔41が、また、この螺子孔41に対応するように分割フランジ24の右側面42にはドライブピン40嵌入用の孔43が設けられている。
一方、分割スプリットリング32の左側面38にはノックピン44が固定されており、このノックピン44は分割密封環12の垂直形状の段差部21のノックピン嵌合孔45に嵌合するようになっている。このため、分割密封環12と分割フランジ24との径方向の位置関係もほぼ設定されたとおりになる。そして、最終的に、分割接面において分割密封環4(12、13)、7(12、13)を接合させる際、自然破断面である分割接面12a、13aの凹凸係合により分割密封環4(12、13)、7(12,13)の径方向のズレは矯正され、適正な円環状体に保持される。このように、精度良く組立てられる分割密封環12、分割フランジ24および分割スプリットリング32は、仮組保持機能を有するため、仮組みした状態で運搬等をしても、仮組み状態が維持される。
なお、上記ノックピン44に代えてドライブピンを螺入するようにしてもよい。
このため、仮組み搬送後、現場における組立時において、セットスクリュー47を分割フランジ3(24、25)、6(24、25)の外径側よりトルク管理しながら締め込むことにより分割密封環4(12、13)、7(12、13)に作用する流体圧力に対する耐内圧性を設定することができる。また、増し締めを行うことにより経時変化に対する調整を可能としている。
また、図11は、回転側の分割密封環7(12、13)の内周面に装着されて回転軸5外周面との間をシールする分割Oリング29の装着状態を説明する図であって、(a)は本発明の実施の形態に係る要部の正面断面図、(b)は従来例を説明する正面断面図である。
本発明の実施の形態では、静止側の分割密封環4(12、13)の外周面に装着される分割Oリング23は分割バックアップリング19により確実に保持されようになっており、また同じく、回転側の分割密封環7(12、13)の内周面に装着される分割Oリング29も分割バックアップリング31により確実に保持されようになっている。
ところで、図11(b)に示す従来の分割バックアップリングを用いた場合、Oリングに流体圧力が作用するとOリングは変形して隙間50に逃げる。この際、図10(b)に示すOリングの分割切断面51が離反し、漏れが発生する。
そこで、本発明の実施の形態では、図10(a)および図11(a)に示すように、分割バックアップリング19および31の断面形状が、分割Oリング23および29に接する側の内外径側にOリング逃げ防止用のリップ部52、52を設けて分割Oリング23および29を包摂するように形成している。このため、分割Oリングリング23および29の切断面51が押し付けられ、切断面からの漏れを抑止することができる。また、摺動部の隙間におけるOリングの充填率をアップすることができ、漏れが防止できる。さらに、仮組時において、分割バックアップリング19および31のリップ部52、52が分割密封環4(12、13)、7(12、13)と分割Oリング23および29との隙間に食い込むことにより、両部材の引っ掛かりができ、固定が可能となり、仮組み機能を有することになる。
また、図11(b)に示す 従来例では、分割Oリング29の円周方向の設計締め代を大きくとっているため、2つの分割メカニカルシールを回転軸5に組込み接合させる際、分割Oリング29の締め代部分と回転軸5外周面との間で摩擦抵抗による反力が発生して分割Oリング29が逃げてしまい、分割Oリング29の接合面に隙間を発生する。
本発明の実施の形態では、分割Oリング29の円周方向の設計締め代を小さくすることができるため、組込み接合において、分割Oリング29の締め代部分が逃げることによる隙間の発生を防止することができる。
図12(c)の従来例では、分割Oリング29および分割バックアップリング31の分割接面における切断形状が同じ一方向の斜面を形成するように形成されているため、Oリング切断部先端53が他の部材との間に噛み込まれ、隙間の原因となっていた。
そこで、本発明の実施の形態では、図12(a)に示すように、回転側の分割密封環7(12、13)の内周面に装着されて回転軸5外周面との間をシールする分割Oリング29とこれをバックアップする分割バックアップリング31とで形成する分割接面の一方が山型の凸部54に、他方が凸部に嵌合する凹部55をなすように、あるいは、図12(b)に示すように、分割Oリング29の分割接面の一方が山型の凸部54に、他方が凸部に嵌合する凹部55をなすように形成している。このため、回転側の分割フランジ6(24、25)および回転側の分割密封環7(12、13)を回転軸5に組込み接合させる際、分割Oリング29が他の部材との間に噛み込まれるのを防止することができる。
なお、静止側の分割密封環4(12、13)の外周面に装着されてシールケース2との間をシールする分割Oリング23および分割バックアップリング19についても同様であるが説明は省略する。
2 シールケース
3 分割フランジ
4 静止密封環
5 回転軸
6 分割フランジ
7 回転密封環
8 スプリング
9 Oリング
12 分割密封環
13 分割密封環
14 保持リング
15 締結ボルト
16 スプリング
17 切欠溝
18 切欠溝
19 分割バックアップリング
20 分割密封環の幅方向の中央部
21 分割密封環の垂直形状の段差部
22 分割密封環の斜面形状の段差部
23 分割Oリング
24 分割フランジ
25 分割フランジ
26 締付けボルト
27 分割フランジの矩形状の溝
28 分割スプリットリング嵌合孔
29 分割Oリング
30 溝
31 分割バックアップリング
32 分割スプリットリング
33 分割スプリットリングの先端側の突出部
34 分割スプリットリングの後端部
35 分割スプリットリングの先端側の突出部の内周側
36 緩衝材
37 分割スプリットリングの右側面
38 分割スプリットリングの左側面
39 分割フランジの溝の右側面
40 ドライブピン
41 螺子孔
42 分割フランジの右側面
43 ドライブピン嵌入用の孔
44 ノックピン
45 ノックピン嵌合孔
46 分割トレランスリング
47 セットスクリュー
48 螺子孔
49 ドライブピン
50 隙間
51 Oリングの分割切断面
52 リップ部
53 Oリング切断部先端
54 凸部
55 凹部
Claims (11)
- ハウジング側に設けられた静止密封環またはハウジング内に挿通された回転軸に設けられた回転密封環を円周方向において分割された分割密封環となし、分割密封環の外周面に嵌着して分割密封環の分割接面を密接させる分割フランジを設け、静止密封環と回転密封環との対向端面である密封端面によりシールするように構成された分割型メカニカルシールにおいて、分割密封環と分割フランジとの間に断面が矩形状の分割スプリットリングを嵌合させるための分割スプリットリング嵌合孔を円周方向の全長にわたって形成し、該分割スプリットリング嵌合孔内に分割密封環および分割フランジと円周方向の位相をずらして断面が矩形状の分割スプリットリングをその一端が分割接面から突出するようにして設け、分割密封環および分割フランジを分割接面において密接させる際、分割スプリットリングの突出部が相手方の分割スプリットリング嵌合孔内に嵌入するように構成されたことを特徴とする分割型メカニカルシール。
- 分割密封環の分割接面が自然破断面であることを特徴とする請求項1記載の分割型メカニカルシール。
- 分割スプリットリングの突出部が先細形状をしていることを特徴とする請求項1または2記載の分割型メカニカルシール。
- 分割密封環の外周側の断面形状が、幅方向の中央部が高く、その一側が垂直形状の段差部を有し、他側が鈍角をなした斜面形状の段差部を有して両側が低い形状をなしており、該分割密封環の外周側と対向する分割フランジの内周側の断面形状が、分割密封環の外周側の断面形状に概略添う形状に形成され、分割フランジ内周側の分割密封環の垂直形状の段差部と対応する位置に断面が矩形状の溝を形成し、分割密封環の垂直形状の段差部と分割フランジの溝とにより分割スプリットリング嵌合孔を構成することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の分割型メカニカルシール。
- 分割密封環の外周側の鈍角をなした斜面形状の段差部と分割フランジ内周側との間に緩衝材を介在させることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の分割型メカニカルシール。
- 分割スプリットリングの一方の側面と分割密封環の垂直形状の段差部とを密着させ、他方の側面と分割フランジの溝内面とを密着させることにより、軸方向の位置決め精度を向上させることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の分割型メカニカルシール。
- 分割スプリットリングの一方の側面に分割フランジのドライブピン嵌合孔から螺入されるドライブピン螺入用の螺子孔を複数設けるとともに、他方の側面に分割密封環の垂直形状の段差部に嵌入するノックピンまたは螺入するドライブピンを複数装着することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の分割型メカニカルシール。
- 分割密封環の外周面と分割フランジ内周面との間に分割トレランスリングを介在させることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の分割型メカニカルシール。
- 分割フランジの円周方向の複数個所に分割密封環の外周面に向かう螺子孔を設け、該螺子孔にセットスクリューを締め込むようにすることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の分割型メカニカルシール。
- 静止側の分割密封環の外周面に装着されてシールケースとの間をシールする分割Oリングまたは回転側の分割密封環の内周面に装着されて回転軸外周面との間をシールする分割Oリングをバックアップする分割バックアップリングの断面形状が、分割Oリングに接する側の内外径側にリップ部を有して分割Oリングを包摂するように形成されてなることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の分割型メカニカルシール。
- 静止側の分割密封環の外周面に装着されてシールケースとの間をシールする分割Oリングまたは回転側の分割密封環の内周面に装着されて回転軸外周面との間をシールする分割Oリングと、この分割Oリングをバックアップする分割バックアップリングとで形成する分割接面の一方が山型の凸部に、他方が山型の凸部に嵌合する凹部をなすように、あるいは、分割Oリングの分割接面の一方が山型の凸部に、他方が凸部に嵌合する凹部をなすように形成されてなることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の分割型メカニカルシール。
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