JP2007298119A - ディスクブレーキ - Google Patents

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Abstract

【課題】 パッドスプリングの強度や剛性を簡単な構造によって高め、外力によるパッドスプリングの変形等を防止する。
【解決手段】 取付部材1には、摩擦パッド7を弾性的に支持するパッドスプリング8を設け、このパッドスプリング8を、案内板部9、連結板部10、係合板部11、径方向付勢部12、回転方向付勢部13、補強部15等によって構成する。また、補強部15の直線状補強部15Aは、例えばエンボス加工等の手段によって連結板部10の平板部10Aに形成し、斜状補強部15Bは、連結板部10の接続部10Bに形成する。これにより、例えばブレーキの作動時、組立作業時には、パッドスプリング8の接続部10B等が外力によって変形したり、この変形によって案内板部9等の位置ずれが生じるのを防止することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、例えば自動車等の車両に制動力を付与するのに好適に用いられるディスクブレーキに関する。
一般に、自動車等の車両に設けられるディスクブレーキは、車両の運転者等がブレーキ操作を行ったときに、インナ側とアウタ側の摩擦パッドをディスクの両面に押圧し、これによってディスクに制動力を付与するものである(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−222171号公報
この種の従来技術によるディスクブレーキは、車両の非回転部分に取付けられる取付部材を有している。そして、取付部材は、ディスクの回転方向に離間して該ディスクの外周側を軸方向に跨ぐ一対の腕部を有し、これらの腕部には、例えば凹溝等からなるパッドガイドがそれぞれ設けられている。
また、取付部材の各腕部には、ディスクの軸方向に摺動可能となったキャリパと、各腕部のパッドガイドに摺動可能に取付けられ該キャリパによってディスクの両面に押圧される一対の摩擦パッドと、該各摩擦パッドを各腕部の間で弾性的に支持しつつ、これらの摩擦パッドをディスクの軸方向に案内する例えば2個のパッドスプリングとが設けられている。
ここで、パッドスプリングは、例えばばね性を有する金属板等からなり、全体として略コ字状に形成されると共に、ディスクの外周を軸方向に跨いだ状態でその両面側(インナ側とアウタ側)に配置されている。この場合、パッドスプリングは、ディスクのインナ側とアウタ側とにそれぞれ位置して取付部材の各パッドガイドに取付けられる一対の案内板部と、ディスクの外周側を跨いで軸方向に延び両端側が一対の案内板部に連結された連結板部とによって構成されている。
そして、案内板部は、取付部材の各パッドガイド内で摩擦パッドをそれぞれ弾性的に支持することにより、摩擦パッドのがたつき等を抑え、その摺動変位を滑らかにするものである。また、連結板部は、インナ側の案内板部とアウタ側の案内板部とを一体に連結している。
ところで、上述した従来技術では、略コ字状のパッドスプリングによってインナ側とアウタ側の摩擦パッドを支持する構成としている。しかし、経年的にパッドスプリングに対する摩擦パッドの摺動性が悪化してくると、非制動時にディスクの空転によるディスクの振れによって摩擦パッドがディスクから離れる方向に戻されると、この摩擦パッドの離れる方向への戻りによってパッドスプリングの案内板部も一緒にディスクから離れる方向へ引っ張る外力が加わる。
この外力は、パッドスプリングの案内板部同士が離れるように働き、連結板部の両端が引っ張られる方向の力として作用する。この場合、案内板部と連結板部との接続部の強度、剛性が弱いと、この部分に弾性変形が生じる。この弾性変形によって摩擦パッドがディスクに近づく方向に常に押されている状態となってしまい、この押圧に伴うディスクに対する摩擦パッドの引き摺りがブレーキ鳴きやジャダーを引き起こす一因となっていた。このため、案内板部と連結板部との接続部の強度、剛性の弱さがパッドスプリングの機能や耐久性の低下を招くという問題があった。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、パッドスプリングの形状等を大きく変更しなくても、その強度を十分に高めることができ、パッドスプリングの変形を防止できると共に、耐久性や信頼性を向上できるようにしたディスクブレーキを提供することにある。
上述した課題を解決するために本発明は、ディスクの回転方向に離間して該ディスクの外周側を軸方向に跨ぐ一対の腕部を有し該各腕部にパッドガイドが設けられた取付部材と、該取付部材の各腕部に摺動可能に設けられたキャリパと、前記取付部材の各腕部に前記パッドガイドを介して摺動可能に取付けられ該キャリパによりディスクの両面に押圧される一対の摩擦パッドと、前記取付部材の各腕部側にそれぞれ取付けられ該各摩擦パッドを前記各腕部の間で弾性的に支持するパッドスプリングとからなるディスクブレーキに適用される。
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記パッドスプリングは、ディスクの軸方向両側にそれぞれ位置して前記取付部材の各パッドガイドに配置され前記一対の摩擦パッドをディスクの軸方向に案内する一対の案内板部と、ディスクの外周側を跨いでディスクの軸方向に延びる平板部と該平板部の両端側に位置して前記一対の案内板部に接続された2箇所の接続部とを有する連結板部と、前記連結板部のうち少なくとも前記2箇所の接続部に設けられ該各接続部をそれぞれ補強する補強部とにより構成したことにある。
また、請求項2の発明によると、前記補強部は、前記連結板部の平板部と前記2箇所の接続部とに設ける構成としている。
また、請求項3の発明によると、前記補強部は凹凸形状部により形成する構成としている。
さらに、請求項4の発明によると、前記補強部は、前記連結板部の平板部に直線状に設けられた直線状補強部と、前記連結板部の2箇所の接続部にそれぞれ設けられ該直線状補強部の両端側から前記案内板部に向けて斜めに延びた斜状補強部とにより構成している。
請求項1の発明によれば、パッドスプリングの連結板部のうち、接続部(または平板部と接続部の両方)には補強部を設けることができる。そして、この補強部により、少なくとも接続部の近傍を確実に補強することができ、例えば接続部の外形寸法(幅寸法等)を大きくしなくても、一対の案内板部の間でパッドスプリングの強度、剛性を十分に高めることができる。このため、ディスクブレーキの作動時には、例えばキャリパや摩擦パッドからパッドスプリングの接続部に両接続部が引っ張られる方向の外力等が加わったとしても、この外力によって接続部に弾性変形等が生じるのを防止することができる。
従って、パッドスプリングの機能を長期間にわたって安定的に発揮させることができ、その耐久性や信頼性を向上させることができる。また、接続部の剛性を高めることにより、案内板部の変形、位置ずれ等も抑えることができる。これにより、摩擦パッドを案内板部に沿ってスムーズに変位させることができ、パッドの引摺りトルク等を小さくしてブレーキ性能を高めることができる。さらに、ブレーキの組立時には、ある程度の力でパッドスプリングの組付作業を行ったとしても、スプリングの変形等が生じ難いから、作業を効率よく行うことができる。
また、請求項2の発明によれば、パッドスプリングの連結板部には、例えば平板部と接続部の両方にわたって補強部を連続的に設けたり、または平板部と接続部とにそれぞれ別個の補強部を設けることができる。これにより、連結板部を全体的に補強することができ、パッドスプリングの強度や剛性をより確実に向上させることができる。
また、請求項3の発明によれば、例えばパッドスプリングを板材から打抜き加工するときには、予め補強部用の凹凸部が形成された金型等を用いることができ、この金型によってパッドスプリングを成形しつつ、凹凸形状をもつ補強部をエンボス加工によって一緒に形成することができる。これにより、パッドスプリングの打抜き加工と補強部の形成とを同一の工程で効率よく行うことができる。
従って、例えばパッドスプリングを形成するための設備、工程等を複雑化しなくても、必要な強度や剛性を容易に得ることができ、コストアップを抑え、生産性を向上させることができる。また、エンボス加工を用いることにより、例えば接続部の外形(幅等)を大きくしたり、接続部に屈曲部位等を設けなくても、高い強度を得ることができる。このため、例えばパッドスプリングを取付部材とキャリパとの間の狭い隙間等に配置する場合でも、周囲の部品と干渉しない補強部を容易に形成することができ、部品形状やレイアウトの設計を円滑に行うことができる。
また、請求項4の発明によれば、直線状補強部と斜状補強部とは、全体として略コ字状または略U字状に延びた状態となるから、これらの直線状補強部と斜状補強部との相乗効果により、パッドスプリングの連結板部を全体にわたって確実に補強することができ、一対の案内板部の間でパッドスプリングの強度、剛性をさらに高めることができる。
以下、本発明の実施の形態によるディスクブレーキについて、添付図面に従って詳細に説明する。
ここで、図1ないし図8は第1の実施の形態を示し、本実施の形態では、自動車用のディスクブレーキを例に挙げて述べる。
図中、1は車両の非回転部分に取付けられる取付部材で、該取付部材1は、図1、図2に示すように、車輪(図示せず)と共に矢示A方向に回転するディスクDの近傍に配置されている。この場合、ディスクDは、車両が前進走行するときに矢示A方向に回転するものである。
そして、取付部材1は、ディスクDの回転方向(周方向)に離間してディスクDの外周を跨ぐように軸方向に延びた一対の腕部1A,1Aと、該各腕部1Aの基端側を連結して設けられ、ディスクDのインナ側となる位置で前記車両の非回転部分に固定される取付座部1Bと、各腕部1Aの先端側を互いに連結する弓形状の補強ビーム1Cとによって大略構成されている。
ここで、各腕部1Aには、後述の摺動ピン5が摺動可能に挿嵌されるピン穴1D(一方のみ図示)が設けられ、このピン穴1Dは腕部1Aの端面に開口している。また、ピン穴1Dの開口端側は拡径して形成され、この拡径部位は、ピン穴1Dを取囲む環状のブーツ嵌合溝1Eとなっている。そして、このブーツ嵌合溝1Eには、後述する保護ブーツ6の先端部が嵌合されている。このため、腕部1Aは、保護ブーツ6が嵌合される部位の外径寸法がブーツ嵌合溝1Eの分だけ大径に形成されている。
また、各腕部1Aには、ディスクDを挟んで軸方向の一側(インナ側)に後述するインナ側のパッドガイド2,2が形成されると共に、軸方向の他側(アウタ側)にアウタ側のパッドガイド2,2が形成されている(アウタ側のみ図示)。
2は取付部材1の各腕部1Aのインナ側とアウタ側とにそれぞれ設けられたパッドガイドを示し、これらのパッドガイド2は、後述する摩擦パッド7の突部7Aがパッドスプリング8を介して嵌合されるもので、ブレーキの操作時または解除時に摩擦パッド7をディスクDの軸方向に案内するものである。
ここで、パッドガイド2は、図2、図3に示す如く、例えば断面コ字形状の凹溝として形成され、ディスクDの軸方向に延びている。そして、パッドガイド2の溝底側は所謂トルク受部を構成するもので、ブレーキ操作時にディスクDから摩擦パッド7に加わる制動トルクを、突部7Aを介して受承するものである。
3は取付部材1に摺動可能に設けられたキャリパで、該キャリパ3は、図1、図2に示す如く、ディスクDの一側(インナ側)に配置されたインナ脚部3Aと、該インナ脚部3AからディスクDの他側(アウタ側)へと延設され、取付部材1の各腕部1A間でディスクDの外周側を跨ぐように配置されたブリッジ部3Bと、該ブリッジ部3Bの先端側(アウタ側)からディスクDの径方向内向きに延び、例えば先端側が二又状をなしたアウタ脚部3Cとによって構成されている。
そして、インナ脚部3Aには、図1中の左,右方向に突出する一対の取付部3D,3Dが設けられ、該各取付部3Dは、後述の摺動ピン5を介して取付部材1の各腕部1Aに摺動可能に支持されている。また、インナ脚部3Aには、図2に示す如く、外部からブレーキ液圧が供給されるシリンダ3Eが設けられ、該シリンダ3E内にはピストン4が摺動可能に挿嵌されている。
5は取付部材1とキャリパ3との間に設けられた例えば2本の摺動ピンで、これらの摺動ピン5は、図1に示す如く、基端側がボルト5A等を用いてキャリパ3の各取付部3Dに締結されている。また、各摺動ピン5の先端側は、取付部材1の各腕部1Aのピン穴1D内に摺動可能に挿嵌されている。これにより、キャリパ3は、各摺動ピン5を介して取付部材1に摺動可能に支持されている。
6は取付部材1の各腕部1Aと摺動ピン5との間にそれぞれ設けられた保護ブーツで、これらの保護ブーツ6は、例えばゴム等の弾性材料からなり、軸方向に伸縮可能な筒状体として形成されている。そして、保護ブーツ6は摺動ピン5の外周側に挿通され、この状態で摺動ピン5の外周面と取付部材1のピン穴1Dとの間をシールするものである。この場合、保護ブーツ6は、基端側が摺動ピン5の外周に取付けられ、保護ブーツ6の先端側は、取付部材1の腕部1Aのブーツ嵌合溝1Eに嵌合されている。
7はディスクDの両面側に配置されたインナ側,アウタ側の摩擦パッドで、これらの摩擦パッド7は、例えばディスクDの回転方向に延びる略扇形の板状体として形成され、その裏面側(裏金)の長さ方向両側には、図2、図3に示す如く、略四角形状の突部7Aがそれぞれ設けられている。
これらの突部7Aは、ディスクDの回転方向に離間して配置され、後述するパッドスプリング8の案内板部9を介して取付部材1の各パッドガイド2にそれぞれ摺動可能に挿嵌されている。この状態で、突部7Aは、パッドスプリング8の上板9Aと径方向付勢部12との間に弾性的に支持(挟持)されている。
そして、インナ側,アウタ側の摩擦パッド7は、ブレーキ操作時にキャリパ3によってディスクDの両面に押圧され、このときに突部7Aがパッドガイド2に沿ってディスクDの軸方向に摺動変位する。また、ブレーキ操作時には、摩擦パッド7がディスクDから制動トルクを受けると、この制動トルクにより突部7Aがパッドスプリング8の案内板部9(側板9C)を介してパッドガイド2の溝底側に押付けられ、制動トルクが取付部材1によって受承される。
8は取付部材1の各腕部1Aにそれぞれ設けられた一対のパッドスプリングを示し、これらのパッドスプリング8は、摩擦パッド7を挟んでディスクDの回転方向の両側に配置され、インナ側,アウタ側の摩擦パッド7を弾性的に支持すると共に、これらの摩擦パッド7の摺動変位を滑らかにするものである。
ここで、パッドスプリング8は、図4ないし図6に示すように、例えば、ばね性を有するステンレス鋼板等からなり、この鋼板をプレス加工等の手段によって折曲げることにより、略コ字状の板材として一体形成されている。そして、パッドスプリング8は、ディスクDの外周側を軸方向に跨いだ状態でその両面側(インナ側とアウタ側)に配置されている。また、パッドスプリング8は、後述の案内板部9,9、連結板部10、径方向付勢部12,12、回転方向付勢部13,13、補強部15等によって構成されている。
9はディスクDの軸方向両側にそれぞれ配置された一対の案内板部を示し、これらの案内板部9は、摩擦パッド7をディスクDの軸方向に案内するものである。ここで、案内板部9は、図3に示す如く、例えば略U字状または略コ字状に屈曲して形成され、取付部材1の各パッドガイド2にそれぞれ嵌合されると共に、摩擦パッド7の突部7Aを軸方向に摺動可能に支持している。
また、案内板部9は、パッドガイド2内でディスクDの径方向外側に位置する上板9Aと、パッドガイド2内で径方向内側に位置する下板9Bと、これらの上板9Aと下板9Bとの間を連結し、パッドガイド2の溝底側に当接される側板9Cと、上板9Aの端部側に略L字状に屈曲して設けられ、取付部材1の腕部1A側に沿った状態でディスクDの径方向外側に向けて立上がった立上り板9Dとによって構成されている。そして、上板9A、下板9B及び側板9Cは、パッドガイド2内で摩擦パッド7の突部7Aを取囲んでいる。
10はインナ側の案内板部9とアウタ側の案内板部9との間に設けられた連結板部を示している。この連結板部10は、図3に示す如く、例えば取付部材1の腕部1Aとキャリパ3のブリッジ部3Bとの間の隙間Sに配置され、この位置でインナ側とアウタ側の案内板部9を連結しているものである。
ここで、連結板部10は、図4、図5に示す如く、例えば略U字状または略コ字状の外形を有する細長い板材等によって形成され、案内板部9の立上り板9Dに対して斜めに屈曲した状態で接続されている。また、連結板部10は、ディスクDの外周側を跨いで軸方向両側に延びる直線状の平板部10Aと、該平板部10Aの長さ方向両端側に一体形成され、インナ側の案内板部9とアウタ側の案内板部9にそれぞれ接続された2箇所の接続部10Bとによって構成されている。
そして、平板部10Aの長さ方向中間部には、後述の係合板部11が一体形成されている。また、2箇所の接続部10Bは、図7に示す如く、平板部10Aの両端側からディスクDの径方向内側に向けて略「く」字状に屈曲し、平板部10Aの伸張方向(ディスクDの軸方向)に対して斜めに延びている。
この場合、接続部10Bは所定の幅寸法Wを有し、この幅寸法Wは平板部10Aよりも細幅に形成されている。また、接続部10Bの先端側は、案内板部9の立上り板9Dに接続され、これらの接続部位は、ディスクDの回転方向(周方向)に対して略「く」字状に折曲がっている。
11は連結板部10の平板部10Aの長さ方向中間部に設けれた係合板部で、該係合板部11は、平板部10Aから下向きに延びつつ、略「く」字状に屈曲して形成されている。そして、係合板部11は、取付部材1の径方向内側(ディスクパス部)に係合した状態で取付けられ、パッドスプリング8を取付部材1に対してディスクDの軸方向に位置決めするものである。
12は各案内板部9の下板9Bにそれぞれ設けられた径方向付勢部で、これらの径方向付勢部12は、摩擦パッド7をディスクDの径方向外側に向けて付勢し、そのがたつき等を抑えるものである。
ここで、径方向付勢部12は、図4に示す如く、下板9Bの端部側から案内板部9の内側に向けて略U字状または略C字状に折曲げられ、その先端側は、径方向付勢部12が弾性変形することにより上板9Aに対して近接,離間可能となっている。そして、径方向付勢部12は、図3に示す如く、その弾性反力によって摩擦パッド7の突部7Aを案内板部9の上板9Aに向けて押付け、これによって突部7Aを上板9Aと径方向付勢部12との間で弾性的に支持している。
13は各案内板部9の下板9Bにそれぞれ設けられた回転方向付勢部で、これらの回転方向付勢部13は、インナ側とアウタ側の摩擦パッド7をディスクDの回転方向に付勢するものであり、案内板部9の下板9Bの先端からディスクDの径方向内側へと斜めに折曲げられている。そして、回転方向付勢部13は、その幅方向全長にわたって「く」字状に屈曲した幅広板状のばね片として形成され、その屈曲部位が摩擦パッド7の端面に弾性的に当接される。
14は案内板部9の側板9Cに設けられた爪部で、この爪部14は、パッドガイド2の周壁に弾性変形状態で掛止めされることにより、案内板部9をパッドガイド2内で抜止めするものである。
15は例えば連結板部10の平板部10Aと接続部10Bとにわたって設けられた補強部を示している。この補強部15は、インナ側の案内板部9とアウタ側の案内板部9との間でパッドスプリング8の強度(折曲げ強度等)や剛性を高めるものである。
ここで、補強部15は、パッドスプリング8をプレス加工するときに、例えばエンボス加工等の手段を用いて一緒に形成され、図7、図8に示す如く、連結板部10に対する凹凸形状部(例えば、図8の如く断面形状が連結板部10の一側面で突出し他側面で窪んだ部位、または図8と逆に断面形状が連結板部10の一側面で窪み他側面で突出した部位)として形成されている。
また、補強部15は、連結板部10の平板部10Aに沿って直線状に設けられた直線状補強部15Aと、連結板部10の各接続部10Bに沿ってそれぞれ設けられ、該直線状補強部15Aの両端側からインナ側とアウタ側の案内板部9に向けて斜めに直線状に延びた一対の斜状補強部15B,15Bとによって構成されている。この場合、一対の斜状補強部15B,15Bのうち案内板部9に向けて延びる先端部は、接続部10Bと案内板部9の立上り板9Dとの折曲げ箇所よりも手前で止まっており、前記折曲げ箇所の折曲げ加工に支障がないようになっている。
この場合、直線状補強部15Aは連結板部10の平板部10Aを補強し、各斜状補強部15Bは、インナ側とアウタ側の接続部10Bをそれぞれ補強するものである。また、各斜状補強部15Bは、直線状補強部15Aを挟んで互いに拡開するように、略「ハ」の字状(眉形状)をなして延在している。
そして、これらの直線状補強部15Aと斜状補強部15Bとは、互いに連続した一体の凹凸形状部として形成され、全体として略U字状または略コ字状に屈曲している。このため、補強部15は、直線状補強部15Aと斜状補強部15Bとの相乗効果により、連結板部10及びその近傍に高い強度と剛性とを与えることができる。
本実施の形態によるディスクブレーキは上述の如き構成を有するもので、次にその作動について説明する。
まず、車両のブレーキ操作時には、キャリパ3のシリンダ3Eにブレーキ液圧を供給することにより、ピストン4をディスクDに向けて摺動変位させ、これによりインナ側の摩擦パッド7をディスクDの一側面に押圧する。そして、このときにはキャリパ3がディスクDからの押圧反力を受けるため、キャリパ3全体が取付部材1の腕部1Aに対してインナ側に摺動変位し、アウタ脚部3Cがアウタ側の摩擦パッド7をディスクDの他側面に押圧する。
これにより、インナ側とアウタ側の摩擦パッド7は、ディスクDに両面側から制動力を与えることができる。そして、ブレーキ操作を解除したときには、シリンダ3Eへの液圧供給が停止されることにより、インナ側とアウタ側の摩擦パッド7がディスクDから離間し、再び非制動状態に復帰する。
また、ブレーキの作動時には、摩擦パッド7がディスクDに引摺られてディスクDの回転方向に変位したり、この摩擦パッド7を押圧するキャリパ3がディスクDからの反力を受けることによって回転方向に変位することがある。
このとき、パッドスプリング8は、径方向付勢部12によって摩擦パッド7をディスクDの径方向外側に向けて付勢しつつ、回転方向付勢部13によって摩擦パッド7をディスクDの回転方向に付勢している。このため、例えば、経年的にパッドスプリング8に対する摩擦パッド7の摺動性が悪化した状態で、ディスクDの空転時のディスク振れによって摩擦パッド7がディスクDから離れる方向に変位すると、これらの変位に応じてパッドスプリング8に外力が加わり易くなり、この外力は、例えば、パッドスプリング8の案内板部9同士が離れるように働き、連結板部9の両端が引っ張られる方向(図5中の矢示F,F方向)の力となって作用することがある。
しかし、連結板部10は、補強部15によって全体的に補強されており、特に接続部10Bの近傍は、斜状補強部15Bによって十分な強度と剛性とを与えられているから、接続部10B等が外力によって変形、損傷するのを確実に防止することができる。
かくして、本実施の形態によれば、パッドスプリング8の連結板部10には、直線状補強部15Aと斜状補強部15Bとからなる補強部15を設ける構成としたので、その直線状補強部15Aによって連結板部10の平板部10Aを補強することができ、また斜状補強部15Bによって接続部10Bを確実に補強することができる。
このため、ディスクブレーキの作動時には、例えばキャリパ3や摩擦パッド7からパッドスプリング8に案内板部9同士が離れる方向の外力等が加わったとしても、この外力によって接続部10Bに歪み、変形等が生じるのを防止することができる。従って、パッドスプリング8の機能を長期間にわたって安定的に発揮させることができ、耐久性や信頼性を向上させることができる。
また、接続部10B等の剛性を高めることにより、案内板部9の変形、位置ずれ等も抑えることができる。これにより、ブレーキの操作時及び操作の解除時には、摩擦パッド7を案内板部9に沿ってディスクDの軸方向へとスムーズに変位させることができ、パッド7の引摺りトルク等を小さくしてブレーキ性能を高めることができる。さらに、ブレーキの組立時には、ある程度の力でパッドスプリング8の組付作業を行ったとしても、スプリング8の変形等が生じ難いから、作業を効率よく行うことができる。
しかも、本実施の形態では、例えばパッドスプリング8をプレス加工するときには、予め補強部用の凹凸部が形成された金型等を用いることができ、この金型によってパッドスプリング8を成形しつつ、凹凸形状をもつ補強部15をエンボス加工によって一緒に形成することができる。
これにより、パッドスプリング8の加工と補強部15の形成とを同一の工程で効率よく行うことができる。従って、例えばパッドスプリング8を形成するための設備、工程等を複雑化しなくても、必要な強度や剛性を容易に得ることができ、コストアップを抑え、生産性を向上させることができる。
また、パッドスプリング8の連結板部10等は、取付部材1の腕部1Aとキャリパ3との間の狭い隙間S(図3参照)に配置される。この隙間S内において、例えば連結板部10を板厚方向に大きく屈曲させることによって強度を確保するのは、周囲の部品に対するレイアウト上の制約等から難しいことが多い。
一方、例えば接続部10Bの幅寸法W(図7参照)を大きくすることにより、強度を確保する方法も考えられるが、この場合にも、レイアウト上の制約等から幅寸法Wを広げるのは難しいことがある。
即ち、連結板部10は、図1に示すように、取付部材1の腕部1Aのうちブーツ嵌合溝1Eに対応する部位の近傍に配置されており、この部位は、他の部位に比べてブーツ嵌合溝1Eの分だけ大径に形成されている。このため、例えば図1中の上側に位置する接続部10Bの幅寸法Wを広げると、この接続部10Bが腕部1Aの外周面に干渉する虞れがあり、接続部10Bを広幅に形成することは困難な場合がある。
しかし、本実施の形態のように、接続部10B等にエンボス加工を施して斜状補強部15Bを形成することにより、接続部10Bの幅寸法Wを広げなくても、その強度や剛性を十分に高めることができる。このため、ディスクブレーキの設計時には、例えば連結板部10と腕部1Aとの干渉等を気にすることなく、パッドスプリング8の部品形状やレイアウトの設計を容易に行うことができる。
さらに、補強部15には、直線状補強部15Aの両端側から斜めに延びる斜状補強部15Bを設けているので、これらの直線状補強部15Aと各斜状補強部15Bとを連続して延ばすことができ、補強部15を、全体として略U字状または略コ字状に形成することができる。
この結果、補強部15は、直線状補強部15Aと斜状補強部15Bとの相乗効果により、パッドスプリング8の連結板部10及びその近傍(インナ側,アウタ側の案内板部9との接続部位)を全体にわたって補強することができ、これらの部位全体の折曲げ強度等をさらに高めることができる。
次に、図9は本発明による第2の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、補強部の直線状補強部と斜状補強部とを略十字状に接続する構成としたことにある。なお、本実施の形態では、前記第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
21はパッドスプリング8の連結板部10に設けられた補強部で、該補強部21は、第1の実施の形態とほぼ同様に、例えば、エンボス加工等の手段により凹凸形状部として形成され、直線状補強部21Aと、一対の斜状補強部21Bとによって構成されている。
しかし、直線状補強部21Aは、第1の実施の形態よりも長尺に形成され、その両端側は、斜状補強部21Bの位置を超えて連結板部10の平板部10Aの両側端面に達している。そして、各斜状補強部21Bは、直線状補強部21Aと略十字状に交差した状態で該直線状補強部21Aの両端側に接続されている。
かくして、このように構成される本実施の形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。そして、特に本実施の形態では、補強部21の直線状補強部21Aと斜状補強部21Bとを略十字状に交差した状態で接続する構成としたので、連結板部10の接続部10Bやその近傍の折曲げ強度をより高めることができる。
次に、図10は本発明による第3の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、補強部の直線状補強部と斜状補強部とを離して配置する構成としたことにある。なお、本実施の形態では、前記第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
31はパッドスプリング8の連結板部10に設けられた補強部で、該補強部31は、第1の実施の形態とほぼ同様に、例えばエンボス加工等の手段により凹凸形状部として形成され、平板部10Aに設けられた直線状補強部31Aと、各接続部10Bに直線状に設けられた一対の斜状補強部31Bとによって構成されている。
しかし、インナ側とアウタ側の斜状補強部31Bは、直線状補強部31Aと適度な間隔をもって離間した状態で配置され、直線状補強部31Aと別個の凹凸形状部となっている。そして、これらの斜状補強部31Bは、平板部10Aと接続部10Bとの接続箇所で強度の弱い箇所(図10中に示す直線X−Xの箇所)を超えて平板部10A側にまで延びている。これにより、直線X−Xの箇所での折曲げ強度を高めることができる。
かくして、このように構成される本実施の形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。そして、特に本実施の形態では、補強部31の直線状補強部31Aと斜状補強部31Bとを離して配置する構成としたので、例えばパッドスプリング8の周囲に配置される部品との位置関係等に応じて、斜状補強部31Bの形成位置を容易に調整することができ、設計自由度を高めることができる。
次に、図11ないし図13は本発明による第4の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、ツインボア仕様のディスクブレーキに適用したことにある。
41は車両の非回転部分に取付けられる取付部材で、該取付部材41は、第1の実施の形態とほぼ同様に、一対の腕部41Aと、取付座部41B、補強ビーム41C等によって構成され、各腕部41Aには、ディスクDのインナ側とアウタ側に位置して凹溝状のパッドガイド42がそれぞれ設けられている。
43は摺動ピン(図示せず)等を介して取付部材41に摺動可能に設けられたキャリパで、該キャリパ43は、第1の実施の形態とほぼ同様に、インナ脚部(図示せず)、ブリッジ部43B、アウタ脚部43C、取付部43D等によって構成されている。また、インナ脚部には例えば2個のシリンダが設けられ、これらのシリンダ内にはピストンがそれぞれ摺動可能に挿嵌されている。
44はディスクDの両面側に配置されたインナ側,アウタ側の摩擦パッド(アウタ側のみ図示)で、該各摩擦パッド44には、第1の実施の形態とほぼ同様に、その長さ方向両側に位置して略四角形状の突部44Aがそれぞれ設けられている。これらの突部44Aは、後述するパッドスプリング45の案内板部46を介して取付部材41の各パッドガイド42にそれぞれ摺動可能に挿嵌されている。
45は取付部材41の各腕部41Aにそれぞれ設けられた一対のパッドスプリングを示している。これらのパッドスプリング45は、図12、図13に示す如く、第1の実施の形態とほぼ同様に、案内板部46、連結板部47、係合板部48、径方向付勢部49、爪部50と、後述の補強部51とによって大略構成されている。そして、案内板部46は、上板46A、下板46B、側板46C、立上り板46D等を有し、連結板部47は、平板部47Aと、2箇所の接続部47B,47Bとを有している。
51はパッドスプリング45の連結板部47に設けられた補強部で、該補強部51は、第1の実施の形態とほぼ同様に、例えばエンボス加工等の手段により、全体として略U字状または略コ字状をなす凹凸形状部として形成され、平板部47Aに設けられた直線状補強部51Aと、各接続部47Bに設けられた一対の斜状補強部51Bとによって構成されている。
かくして、このように構成される本実施の形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができ、ツインボア仕様のディスクブレーキにも適用することができる。
次に、図14ないし図16は本発明による第5の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、さらに異なる仕様のディスクブレーキに適用したことにある。
61は車両の非回転部分に取付けられる取付部材で、該取付部材61は、第1の実施の形態とほぼ同様に、一対の腕部61Aと取付座部61Bとを有し、各腕部61Aには、ディスクDのインナ側とアウタ側に位置してパッドガイド62がそれぞれ設けられている。しかし、パッドガイド62は、例えばL字状の段部として形成されている。
63は摺動ピン(図示せず)等を介して取付部材61に摺動可能に設けられたキャリパで、該キャリパ63は、第1の実施の形態とほぼ同様に、インナ脚部63A、ブリッジ部63B、アウタ脚部63C、取付部63D、シリンダ63E等によって構成されている。そして、シリンダ63E内にはピストン64が摺動可能に挿嵌されている。
65はディスクDの両面側に配置されたインナ側,アウタ側の摩擦パッド(アウタ側のみ図示)で、該各摩擦パッド65は、後述するパッドスプリング66の案内板部67を介して取付部材61の各パッドガイド62にそれぞれ摺動可能に支持され、ディスクDの軸方向に変位可能となっている。
66は取付部材61の各腕部61Aにそれぞれ設けられた一対のパッドスプリングで、これらのパッドスプリング66は、第1の実施の形態とほぼ同様に、図15、図16に示す如く、後述の案内板部67、連結板部68、係合板部69、径方向付勢部70、補強部71等によって構成されている。
67はディスクDの軸方向両側にそれぞれ配置された一対の案内板部を示し、これらの案内板部67は、第1の実施の形態とほぼ同様に、摩擦パッド65をディスクDの軸方向に案内するものである。ここで、案内板部67は、例えばL字状に屈曲して形成され、その外側面は取付部材61のパッドガイド62に沿って配置されている。また、案内板部67の内側面は、例えば摩擦パッド65の径方向内側の端面等に沿って配置され、径方向付勢部70との間で摩擦パッド65を弾性的に支持している。
68はインナ側の案内板部67とアウタ側の案内板部67との間に連結して設けられた連結板部で、該連結板部68は、第1の実施の形態とほぼ同様に、ディスクDの外周側を跨いで軸方向に延びる直線状の平板部68Aと、該平板部68Aの長さ方向両端側に一体形成され、インナ側の案内板部67とアウタ側の案内板部67にそれぞれ接続された2箇所の接続部68Bとによって構成されている。また、平板部68Aの長さ方向中間部には、下向きに延びつつ略「く」字状に折曲げられた係合板部69が一体形成されている。
70は連結板部68の径方向外側に設けられたインナ側,アウタ側の径方向付勢部で、これらの径方向付勢部70は、例えば略U字状の屈曲部位として形成され、インナ側とアウタ側の摩擦パッド65に対応する位置にそれぞれ配置されている。そして、径方向付勢部70の先端側は、連結板部68からディスクDの径方向内側に向けて折返され、摩擦パッド65の径方向外側の端面に弾性的に当接している。これにより、径方向付勢部70は、摩擦パッド65を径方向内側に向けて付勢し、これをパッドガイド62に弾性的に押付けている。
71はパッドスプリング66の連結板部68に設けられた補強部で、該補強部71は、第1の実施の形態とほぼ同様に、例えばエンボス加工等の手段により、全体として略U字状または略コ字状をなす凹凸形状部として形成され、平板部68Aに設けられた直線状補強部71Aと、接続部68Bに設けられた一対の斜状補強部71Bとによって構成されている。
かくして、このように構成される本実施の形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
次に、図17は本発明による第6の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は補強部を斜状補強部のみによって構成したことにある。なお、本実施の形態では、前記第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
81はパッドスプリング8の連結板部10に設けられた補強部で、該補強部81は、第3の実施の形態とほぼ同様に、例えばエンボス加工等の手段により凹凸形状部として形成されている。しかし、補強部81は、インナ側とアウタ側の接続部10Bに設けられた一対の斜状補強部81Aによって構成され、第3の実施の形態の直線状補強部15Aが省略されている。
かくして、このように構成される本実施の形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
なお、前記第4,第5の実施の形態では、第1の実施の形態と仕様が異なるディスクブレーキのパッドスプリング45,66に対して、第1の実施の形態と同様の補強部51,71を設ける構成とした。しかし、本発明はこれに限らず、例えば第4,第5の実施の形態のパッドスプリング45,66に対して、第2,第3または第6の実施の形態の補強部21,31,81等を設ける構成としてもよい。
また、実施の形態では、摩擦パッド7,44,65を挟んでディスクDの回転方向の両側に配置する2個のパッドスプリング8,45,66に同じ符号を付して説明した。しかし、本発明では、これら2個のパッドスプリングを必ずしも同一形状の部品によって構成する必要はなく、各パッドスプリングを互いに異なる形状の部品として構成してもよい。
本発明の第1の実施の形態によるディスクブレーキを示す全体図である。 図1のディスクブレーキをアウタ側からみた底面図である。 図2中のパッドガイド、パッドスプリング等の近傍を拡大して示す部分拡大図である。 パッドスプリングを単体で示す斜視図である。 パッドスプリングを示す正面図である。 図5のパッドスプリングを右側方からみた側面図である。 図5中のa部を拡大して示す要部拡大図である。 パッドスプリングの連結板部、補強部等を図7中の矢示VIII−VIII方向からみた拡大断面図である。 本発明の第2の実施の形態によるディスクブレーキを図7と同様位置からみた要部拡大図である。 本発明の第3の実施の形態によるディスクブレーキを図7と同様位置からみた要部拡大図である。 本発明の第4の実施の形態によるディスクブレーキを示す全体図である。 図11中のパッドスプリングを示す背面図である。 図12のパッドスプリングを左側方からみた側面図である。 本発明の第5の実施の形態によるディスクブレーキを示す全体図である。 図14中のパッドスプリングを示す背面図である。 図15のパッドスプリングを左側方からみた側面図である。 本発明の第6の実施の形態によるディスクブレーキを図7と同様位置からみた要部拡大図である。
符号の説明
1,41,61 取付部材
1A,41A,61A 腕部
2,42,62 パッドガイド
3,43,63 キャリパ
7,44,65 摩擦パッド
7A,44A 突部
8,45,66 パッドスプリング
9,46,67 案内板部
9A,46A 上板
9B,46B 下板
9C,46C 側板
9D,46D 立上り板
10,47,68 連結板部
10A,47A,68A 平板部
10B,47B,68B 接続部
11,48,69 係合板部
12,49,70 径方向付勢部
13 回転方向付勢部
14,50 爪部
15,21,31,51,71,81 補強部
15A,21A,31A,51A,71A 直線状補強部
15B,21B,31B,51B,71B,81A 斜状補強部
D ディスク

Claims (4)

  1. ディスクの回転方向に離間して該ディスクの外周側を軸方向に跨ぐ一対の腕部を有し該各腕部にパッドガイドが設けられた取付部材と、該取付部材の各腕部に摺動可能に設けられたキャリパと、前記取付部材の各腕部に前記パッドガイドを介して摺動可能に取付けられ該キャリパによりディスクの両面に押圧される一対の摩擦パッドと、前記取付部材の各腕部側にそれぞれ取付けられ該各摩擦パッドを前記各腕部の間で弾性的に支持するパッドスプリングとからなるディスクブレーキにおいて、
    前記パッドスプリングは、
    ディスクの軸方向両側にそれぞれ位置して前記取付部材の各パッドガイドに配置され前記一対の摩擦パッドをディスクの軸方向に案内する一対の案内板部と、
    ディスクの外周側を跨いでディスクの軸方向に延びる平板部と該平板部の両端側に位置して前記一対の案内板部に接続された2箇所の接続部とを有する連結板部と、
    前記連結板部のうち少なくとも前記2箇所の接続部に設けられ該各接続部をそれぞれ補強する補強部とにより構成したことを特徴とするディスクブレーキ。
  2. 前記補強部は、前記連結板部の平板部と前記2箇所の接続部とに設けてなる請求項1に記載のディスクブレーキ。
  3. 前記補強部は凹凸形状部により形成してなる請求項1または2に記載のディスクブレーキ。
  4. 前記補強部は、前記連結板部の平板部に直線状に設けられた直線状補強部と、前記連結板部の2箇所の接続部にそれぞれ設けられ該直線状補強部の両端側から前記案内板部に向けて斜めに延びた斜状補強部とにより構成してなる請求項1,2または3に記載のディスクブレーキ。
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