JP5341555B2 - ディスクブレーキ - Google Patents

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本発明は、例えば自動車等の車両に制動力を付与するのに好適に用いられるディスクブレーキに関する。
一般に、自動車等の車両に設けられるディスクブレーキは、車両の非回転部分に取付けられディスクの外周側を軸方向に跨ぐ腕部を有した取付部材と、該取付部材の腕部に摺動可能に設けられ一対の摩擦パッドをディスクの両面に押圧するキャリパと、前記取付部材の腕部側に取付けられ前記一対の摩擦パッドを前記腕部側で弾性的に支持する一対のパッドスプリング等とにより構成されている(例えば、特許文献1参照)。
この種の従来技術によるディスクブレーキは、車両の運転者等がブレーキ操作を行ったときに、例えばキャリパのインナ側に設けたピストンを外部からの液圧供給によりディスクの軸方向に摺動変位させ、インナ側の摩擦パッドをディスクに押圧する。そして、キャリパは、このときの反力で取付部材に対して軸方向に摺動変位し、そのアウタ爪部とピストンとの間で各摩擦パッドをディスクの両面に押圧することにより、回転するディスクに制動力を付与するものである。
この場合、取付部材の腕部には、ディスクの周方向で凹形状をなす一対のパッドガイドがディスクの軸方向に離間して設けられている。そして、インナ側,アウタ側の摩擦パッドは、それぞれの凸部(耳部)が取付部材の凹形状をなす各パッドガイドに凹凸嵌合することにより、ディスクの軸方向に摺動可能にガイドされるものである。
また、前記パッドスプリングは、取付部材の各パッドガイドと各摩擦パッドの凸部との間等に弾性変形状態で配置されることにより、摩擦パッドが取付部材(パッドガイド等)に対してガタ付いたりするのを抑え、ディスクの軸方向に沿った摩擦パッドの摺動変位を滑らかにするものである。
特開2000−74107号公報
ところで、上述した従来技術では、取付部材の各パッドガイドと各摩擦パッドの凸部との間等にパッドスプリングを弾性変形状態で設けることにより、摩擦パッドが取付部材に対してディスクの周方向にガタ付いたりするのを抑えることができ、車両前進方向での制動時の特性向上を図るようにしている。
しかし、従来技術のディスクブレーキでは、例えば車両の後退方向での制動時に、制動トルクに伴うモーメントにより所謂偶力抜けが発生することがあり、これが原因となってブレーキ鳴き等の異音が発生するという問題が生じている。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、車両の後退方向での制動時における、ブレーキ鳴き等の異音発生を低減できるようにしたディスクブレーキを提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明は、ディスクの外周側を軸方向に跨いで形成されディスク周方向で凹形状をなす一対のパッドガイドがディスク軸方向に離間して設けられた取付部材と、該取付部材に摺動可能に設けられたキャリパと、前記各パッドガイドに凹凸嵌合する凸部を介して前記取付部材に摺動可能に取付けられ前記キャリパによりディスクの両面に押圧される一対の摩擦パッドと、前記取付部材に取付けられ該各摩擦パッドを弾性的に支持するパッドスプリングとからなるディスクブレーキに適用される。
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記一対の摩擦パッドは、前記各凸部からディスク径方向外向きに延びる平坦面部が形成され、前記各凸部が制動時のトルクを受承するトルク受けとなって、前記摩擦パッドの図心のディスク径方向位置が前記各トルク受け下端を結ぶ線と前記各トルク受け上端を結ぶ線との範囲内に位置しており、前記パッドスプリングは、前記取付部材のパッドガイドの対向する壁面にそれぞれ対向する一対の面板及び該一対の面板との間を連結して前記パッドガイドの奥側壁面に当接される当て板を有し、前記パッドガイド内に配置され前記各摩擦パッドをディスク軸方向に案内する案内板部と、該案内板部の一対の面板のうちディスク径方向内側置する面板から突出して前記各摩擦パッドをディスク径方向外側に向けて付勢する径方向付勢部と、前記案内板部からディスク径方向外側に向けて延出されると共に当該延出端側をディスク径方向内側へと折返して形成され、前記摩擦パッドの前記平坦面部の中央よりも前記凸部に近い位置にある部位を押圧して前記摩擦パッドをディスク周方向に付勢する周方向付勢部とを有する構成となっていることにある。
上述の如く、請求項1に記載の発明によれば、パッドスプリングに、案内板部、径方向付勢部および周方向付勢部を設け、この周方向付勢部は、取付部材のパッドガイドに凹凸嵌合する摩擦パッドの凸部近傍部のうち、ディスク径方向外側に位置する部位であって、平坦面部の中央よりも前記凸部に近い位置にある部位をディスクの周方向に付勢するため、車両の後退方向での制動時に、制動トルクに伴うモーメントにより所謂偶力抜けが発生するのを抑制することができ、ブレーキ鳴き等の異音発生を低減することができる。
本発明の実施の形態によるディスクブレーキの斜視図である。 図1のディスクブレーキをアウタ側からみた正面図である。 図2に示すディスクブレーキの平面図である。 図2中のキャリパを取外した状態で取付部材、摩擦パッドおよびパッドスプリング等を拡大して示す正面図である。 摩擦パッドを単体として拡大して示す正面図である。 図4中のパッドスプリングを単体として拡大して示す正面図である。 図6中のパッドスプリングを左側からみた左側面図である。 図7のパッドスプリングを上側からみた平面図である。 パッドスプリングの斜視図である。
以下、本発明の実施の形態によるディスクブレーキを、添付図面に従って詳細に説明する。
ここで、図1ないし図9は本発明の実施の形態を示している。図中、1は本実施の形態で採用したディスクブレーキで、該ディスクブレーキ1は、後述の取付部材2、キャリパ4、摩擦パッド7およびパッドスプリング10を含んで構成される。そして、ディスクブレーキ1は、車輪(図示せず)と一体に回転するディスクDiに制動力を付与するものであり、この場合のディスクDiは、例えば車両が前進方向に走行するときに図2中の矢示A方向に回転し、車両が後退するときには矢示B方向に回転するものである。
2は車両の非回転部分に取付けられるキャリアとしての取付部材で、該取付部材2は、図1、図2に示すように、ディスクDiの回転方向(周方向)に離間してディスクDiの外周を跨ぐように軸方向に延びた一対の腕部2A,2Aと、該各腕部2Aの基端側を一体化するように連結して設けられ、ディスクDiのインナ側となる位置で前記車両の非回転部分に固定される厚肉の支承部2B等とから構成されている。
また、取付部材2には、ディスクDiのアウタ側となる位置で腕部2A,2Aの先端側を互いに連結する補強ビーム2Cが図2に示す如く弓形状をなして一体に形成されている。これにより、取付部材2の各腕部2A,2Aは、ディスクDiのインナ側で支承部2Bにより一体的に連結され、アウタ側では補強ビーム2Cにより一体的に連結されるものである。
さらに、腕部2Aの長さ方向(ディスク軸方向)中間部には、ディスクDiの外周(回転軌跡)に沿って円弧状に延びるディスクパス部2D(図1参照)が形成されている。そして、このディスクパス部2Dの両側には、後述するインナ側のパッドガイド3とアウタ側のパッドガイド3とが互いに軸方向に離間して形成されている。
3,3,…は取付部材2の各腕部2Aにそれぞれ設けられたパッドガイドで、これらのパッドガイド3は、図2および図4に示す如く断面コ字形状の凹溝として形成され、後述の摩擦パッド7が摺動変位する方向(ディスク軸方向)に延びている。そして、これらのパッドガイド3は、前述したディスクパス部2Dの軸方向両側に位置し、各腕部2Aの基端側(インナ側)と先端側(アウタ側)とにそれぞれ配設されている。なお、図2および図4中ではアウタ側のパッドガイド3のみを示している。
ここで、パッドガイド3は、図4に示す如く、後述する摩擦パッド7の耳部7A,7Bを上,下方向(ディスク径方向)から挟むように、即ち耳部7A,7Bが凹凸嵌合するように断面コ字形状に形成され、これらの耳部7A,7Bを介して摩擦パッド7をディスク軸方向にガイドするものである。また、パッドガイド3の奥側壁面は、所謂トルク受部として機能し、ブレーキ操作時に摩擦パッド7がディスクDiから受ける制動トルクを後述の耳部7A,7Bを介して受承するものである。
4は取付部材2に摺動可能に設けられたキャリパで、該キャリパ4は、図1〜図3に示す如く、ディスクDiの一側(インナ側)に設けられたインナ脚部4Aと、取付部材2の各腕部2A間でディスクDiの外周側を跨ぐようにインナ脚部4AからディスクDiの他側(アウタ側)へと延設されたブリッジ部4Bと、該ブリッジ部4Bの先端側(アウタ側)からディスクDiの径方向内向きに延び、先端側が二又状をなしたアウタ脚部4Cとにより構成されている。
そして、キャリパ4のインナ脚部4Aには、ピストンが摺動可能に挿嵌されるシリンダ(いずれも図示せず)が形成されている。また、インナ脚部4Aには、図2、図3中の左,右方向に突出する一対の取付部4D,4Dが設けられ、該各取付部4Dは、後述の摺動ピン5を介して取付部材2の各腕部2Aに摺動可能に支持されるものである。
5,5はキャリパ4を取付部材2に摺動可能に支持させる支持部材としての摺動ピンで、これらの摺動ピン5は、キャリパ4の各取付部4Dにそれぞれボルト6等を用いて締結され、その先端側は取付部材2の各腕部2A内に向けて延びている。そして、各摺動ピン5の先端側は、取付部材2の各ピン穴(図示せず)内に摺動可能に挿嵌され、キャリパ4は、これらの摺動ピン5を介して取付部材2の各腕部2Aに摺動可能に支持されるものである。
7,7はディスクDiの両面に対向して配置されるインナ側,アウタ側の摩擦パッド(図3参照)である。ここで、該各摩擦パッド7のうちアウタ側の摩擦パッド7は、図2および図4に示すようにディスクDiの周方向(回転方向)に略扇形状をなして延びる板状の摩擦部材として構成されている。また、インナ側の摩擦パッド7についても同様に構成されている。そして、各摩擦パッド7の裏面側(裏金)には、その長さ方向(ディスクDiの周方向)両端側に凸部としての耳部7A,7Bが突設されている。
この場合、摩擦パッド7の耳部7A,7Bは、例えば図4、図5に示すように左,右対称に形成され、互いに同一の形状をなしている。しかし、一方の耳部7Aは、車両の前進時に矢示A方向に回転するディスクDiの回転方向入口側(以下、回転方向一側という)に配置され、他方の耳部7Bは、ディスクDiの回転方向出口側(以下、回転方向他側という)に配置されるものである。
ここで、摩擦パッド7の耳部7A,7Bは、後述するパッドスプリング10,20の案内板部11,21を介して取付部材2のパッドガイド3内にそれぞれ摺動可能に挿嵌され、凹凸嵌合した状態に配置されている。そして、インナ側,アウタ側の摩擦パッド7は、ブレーキ操作時にキャリパ4によってディスクDiの両面に押圧され、このときに耳部7A,7Bがパッドガイド3に沿ってディスク軸方向に摺動変位するものである。
また、摩擦パッド7には、その長さ方向両側(ディスクDiの回転方向一側,回転方向他側)に平坦面部7C,7Dが形成され、これらの平坦面部7C,7Dは、耳部7A,7Bの突出方向に対してほぼ垂直な方向で、ディスクDiの径方向外向きに延びている。そして、摩擦パッド7の平坦面部7C,7DのうちディスクDiの回転方向一側に位置する平坦面部7Cには、後述するパッドスプリング10の周方向付勢部15が弾性的に当接し、これにより摩擦パッド7は、ディスクDiの回転方向(図4中の荷重Fsに沿った方向)に常時付勢されるものである。
一方、ディスクDiの回転方向他側に位置する耳部7Bは、このときの付勢力により後述するパッドスプリング20の案内板部21を介してパッドガイド3の奥側壁面に弾性的に押付けられる。そして、車両前進時におけるブレーキ操作時には、摩擦パッド7がディスクDiから受ける制動トルク(矢示A方向の回転トルク)により回転方向他側の耳部7Bがパッドガイド3の奥側壁面に案内板部21を介して当接し続け、両者の当接面間でブレーキ操作時の制動トルクは受承されるものである。
10はディスクDiの回転方向一側に配置される一側のパッドスプリングで、該パッドスプリング10は、取付部材2の各腕部2AのうちディスクDiの回転方向一側に位置する腕部2Aに取付けられ、後述する回転方向他側のパッドスプリング20との間でインナ側,アウタ側の摩擦パッド7を弾性的に支持すると共に、これらの摩擦パッド7の摺動変位を滑らかにするものである。
そして、パッドスプリング10は、ばね性を有するステンレス鋼板をプレス加工等の手段を用いて、図4、図6〜図9に示すように折曲げることにより一体形成されている。そして、パッドスプリング10は、後述の案内板部11、抜止め板部12、径方向付勢部13および周方向付勢部15等により構成されている。
11,11は取付部材2の各パッドガイド3内に嵌合して配置される一対の案内板部で、該各案内板部11は、後述する延出板部16の基端側(図6に示す下端側)から略コ字状に折曲げられることにより形成されている。そして、一対の案内板部11,11のうち一方の案内板部11は、図4に示すアウタ側のパッドガイド3内に嵌合して取付けられ、他方の案内板部11は、インナ側のパッドガイド(図示せず)に嵌合して取付けられるものである。
ここで、パッドスプリング10の案内板部11は、図4に示す如くパッドガイド3の上側壁面,下側壁面に対向する一対の面板としての上面板11A,下面板11Bと、これらの上面板11A,下面板11B間を連結しパッドガイド3の奥側壁面に当接される当て板11Cとにより構成されている。そして、この当て板11Cは、上面板11A,下面板11Bよりも幅広(ディスク軸方向で幅広)な板状に形成され、その幅方向両側には、後述の抜止め板部12がそれぞれ形成されている。
12,12はパッドスプリング10を取付部材2の各パッドガイド3に対して抜止め状態に保持する一対の抜止め板部で、該各抜止め板部12は、図8に示すように、案内板部11の当て板11Cから背面側(ディスク周方向の外側)へとL字状に折曲げて形成されている。そして、これらの抜止め板部12は、図4に示す如く取付部材2の腕部2Aをディスク軸方向の両側から挟むことにより、パッドスプリング10を取付部材2の各パッドガイド3に対して抜止め状態に保持するものである。
13,13は各摩擦パッドをディスクDiの径方向外側に向けて付勢する径方向付勢部で、該各径方向付勢部13は、案内板部11と摩擦パッド7の耳部7Aとの間をディスクDiの軸方向に延びるように形成され摩擦パッド7の耳部7AをディスクDiの径方向外側に向けて付勢するものである。そして、径方向付勢部13は、案内板部11の下面板11Bから幅方向(ディスク軸方向)外側に向けて突出し、下面板11Bとほぼ平行に延びた基板部13Aと、該基板部13Aに一体形成された略C字状の折返し部13Bおよび付勢片部13C等とにより構成されている。
ここで、径方向付勢部13の基板部13A、折返し部13Bおよび付勢片部13Cは、下面板11Bの幅方向外側端からディスク軸方向に延設される細長板状体として形成され、その長さ方向途中部位をディスク径方向の外側に向けて略U字状または略C字状に折返すことにより、折返し部13Bは円弧状の折曲げ部として形成されている。
また、付勢片部13Cは、図7、図9中に二点鎖線で示すように折返し部13Bの先端側からディスク径方向外側へと斜めに傾斜して延びる細長板状のばね片として形成され、その先端側は、自由端となって案内板部11の下面板11Bに接近する位置まで延在している。そして、図4に示す如く摩擦パッド7の耳部7Aを案内板部11内に組込んだ状態では、径方向付勢部13の付勢片部13Cは、図7、図9中に実線で示すように、案内板部11の下面板11Bの方向に押付けられるように弾性的に撓み変形される。
これにより、径方向付勢部13の付勢片部13Cは、案内板部11の下面板11Bと摩擦パッド7の耳部7Aとの間をディスク軸方向に延びるように配置され、このときの弾性反力で摩擦パッド7の耳部7Aをディスク径方向外側に向けて図4中の矢示C方向に付勢するものである。
そして、摩擦パッド7の耳部7Aは、径方向付勢部13の付勢力(弾性反力)により案内板部11の上面板11A(パッドガイド3の上側壁面)に向けて弾性的に押付けられる。これによって、摩擦パッド7の耳部7Aは、パッドガイド3(案内板部11)内で図4中の矢示E方向等にガタ付くのが抑えられるものである。
14,14はパッドスプリング10の案内板部11に一体形成された折曲げ板部で、該各折曲げ板部14は、案内板部11の下面板11Bの先端からディスク径方向の内側へと略L字状に折曲げて形成されている。
15は各摩擦パッド7をディスクDiの周方向に付勢する周方向付勢部で、該周方向付勢部15は、図2、図4に示すように案内板部11からディスクDiの径方向外側に向けて延出されると共に当該延出端側をディスクDiの径方向内側へと折返して形成され、摩擦パッド7の平坦面部7C(耳部7A近傍部のうちディスクDiの径方向外側に位置する部位であって、平坦面部7Cの中央よりも耳部7Aに近い位置にある部位)を、例えば図4中に示す荷重Fsなる力で押圧して摩擦パッド7をディスクDiの周方向(矢示A方向)に付勢するものである。
パッドスプリング10の周方向付勢部15は、各案内板部11の上面板11AからディスクDiの径方向外側に向けて延出される一対の延出板部16と、該各延出板部16の先端(延出端)側に位置し円弧状(例えば、略C字状または略U字状)に折返して形成された折返し部としての連結板部17と、該連結板部17の先端(折返し端)側からディスクDiの径方向内側へと延び延出板部16とほぼ平行に配置された一対の付勢板部18とにより構成されている。
この場合、周方向付勢部15の連結板部17は、図6〜図9に示すように左,右方向(ディスク軸方向)に離間した一対の延出板部16、一対の付勢板部18等を一体的に連結するため、ディスクDiの外周側を跨いだ状態で軸方向に延びて形成されている。そして、パッドスプリング10の各案内板部11は、この連結板部17により一体物として連結されるものである。
また、周方向付勢部15の付勢板部18は、その先端(自由端)側が略「く」字状に屈曲した押圧部18Aとなり、この押圧部18Aは、図4に示すように摩擦パッド7の平坦面部7Cのうち、耳部7Aに近い部位に弾性変形状態で当接する。これにより、周方向付勢部15は、摩擦パッド7の平坦面部7CをディスクDiの周方向に荷重Fs(図4、図5参照)なるばね力をもって付勢するものである。
また、周方向付勢部15の付勢板部18には、押圧部18Aの幅方向(ディスク軸方向)外側となる位置にガイド片部18B,18Bが一体形成されている。そして、これらのガイド片部18Bは、摩擦パッド7の耳部7Aをパッドスプリング10の案内板部11内に組付けるときに、例えば耳部7Aに対するガイドとして機能するものである。
20はディスクDiの回転方向他側に配置された他側のパッドスプリングで、該パッドスプリング20は、図2、図4に示すように取付部材2の各腕部2Aのうち回転方向他側に位置する腕部2Aに取付けられ、前述した一側のパッドスプリング10との間でインナ側,アウタ側の摩擦パッド7を弾性的に支持すると共に、これらの摩擦パッド7の摺動変位を滑らかにするものである。
そして、回転方向他側のパッドスプリング20は、前述した一側のパッドスプリング10とほぼ同様に構成され、図4に示すように案内板部21、抜止め板部22、径方向付勢部23および折曲げ板部24等から形成されている。しかし、回転方向他側のパッドスプリング20は、回転方向一側のパッドスプリング10のように周方向付勢部15を有するものではなく、これに替えて、連結板部25が形成されている。
即ち、パッドスプリング20の連結板部25は、一側のパッドスプリング10に設けた連結板部17とほぼ同様の機能を有し、ディスクDiの軸方向に離間した一対の案内板部21を一体的に連結するため、ディスクDiの外周側を跨いだ状態で軸方向に延びて形成されている。そして、パッドスプリング20の各案内板部21は、この連結板部25により一体物として連結されるものである。
本実施の形態によるディスクブレーキ1は上述の如き構成を有するもので、次にその作動について説明する。
まず、車両のブレーキ操作時には、キャリパ4のインナ脚部4A(シリンダ)にブレーキ液圧を供給することによりピストンをディスクDiに向けて摺動変位させ、これによりインナ側の摩擦パッド7をディスクDiの一側面に押圧する。そして、このときにはキャリパ4がディスクDiからの押圧反力を受けるため、キャリパ4全体が取付部材2の腕部2Aに対してインナ側に摺動変位し、アウタ脚部4Cがアウタ側の摩擦パッド7をディスクDiの他側面に押圧する。
これにより、インナ側とアウタ側の摩擦パッド7は、図2、図4中の矢示A方向(車両の前進時)に回転しているディスクDiを、両者の間で軸方向両側から強く挟持することができ、このディスクDiに制動力を与えることができる。そして、ブレーキ操作を解除したときには、前記ピストンへの液圧供給が停止されることにより、インナ側とアウタ側の摩擦パッド7がディスクDiから離間し、再び非制動状態に復帰する。
また、このようなブレーキ操作時、解除時(非制動時)には、摩擦パッド7の平坦面部7C,7DのうちディスクDiの回転方向一側に位置する平坦面部7Cが、パッドスプリング10の周方向付勢部15によって図4中の荷重Fsの方向に付勢され、摩擦パッド7は、ディスクDiの回転方向(周方向)に常時付勢される。そして、ディスクDiの回転方向他側に位置する耳部7Bは、このときの付勢力によりパッドスプリング20の案内板部21を介してパッドガイド3の奥側壁面に弾性的に押付けられる。
このため、摩擦パッド7が車両走行時の振動等でディスクDiの周方向にガタ付いたりするのを、回転方向一側のパッドスプリング10に設けた周方向付勢部15により規制することができる。そして、車両前進時のブレーキ操作時には、摩擦パッド7がディスクDiから受ける制動トルク(矢示A方向の回転トルク)を受け、このときには回転方向他側の耳部7Bがパッドガイド3の奥側壁面に案内板部21を介して当接し続けるので、ブレーキ操作時の制動トルクを回転方向他側の腕部2A(パッドガイド3の奥側壁面)により受承することができる。このとき、ブレーキ操作前に、周方向付勢部15の作用により、回転方向他側の耳部7Bが案内板部21に当接してクリアランスがない状態となっているので、制動トルクによって摩擦パッド7が移動して異音を発生してしまうようなことがない。
また、摩擦パッド7の耳部7A,7Bは、ディスクDiの回転方向一側,回転方向他側に位置するパッドガイド3,3内にパッドスプリング10,20の案内板部11,21を介して摺動可能に挿嵌され、径方向付勢部13,23によって図4中の矢示C,C方向に付勢されている。これにより、摩擦パッド7の耳部7A,7Bを案内板部11,21の上面板11A等に弾性的に押付けることができる。
このため、走行時の振動等により摩擦パッド7がディスクDiの径方向にガタ付いたりするのを、パッドスプリング10,20の径方向付勢部13,23により規制することができる。そして、ブレーキ操作時には、摩擦パッド7の耳部7A,7Bを案内板部11,21の上面板11A等に摺接させた状態に保持しつつ、インナ側,アウタ側の摩擦パッド7を案内板部11,21に沿ってディスク軸方向へと円滑に案内することができる。
ところで、例えばディスクDiが図5中の矢示B方向に回転する車両の後退方向での制動時には、制動トルクに伴うモーメントM1により所謂偶力抜けが発生すると、ブレーキ鳴き等の異音が発生し易くなってしまう。
即ち、車両の後退方向での制動時には、摩擦パッド7の耳部7A,7Bのうち回転方向(矢示B方向)の入口側に位置する耳部7Bに対し、パッドスプリング20の径方向付勢部23によるばね力が、図5中の荷重Fl となって作用している。しかし、前記モーメントM1により耳部7Bに付加される力Fp が、このときの荷重Fl よりも下記の数1式の如く大きくなったときに、偶力抜けが発生して異音発生の原因となる。
Figure 0005341555
この場合、モーメントM1により耳部7Bに付加される力Fp は、回転方向(矢示B方向)の出口側に位置する耳部7Aの端面を基準として、荷重Fl の中心までの距離Xl とすると、下記の数2式を満たす関係である。
Figure 0005341555
ここで、図5中では摩擦パッド7の耳部7A,7Bを通るトルク受け中心の直線31を一点鎖線で示し、制動時のトルクを受承する耳部7A,7Bのうち、そのトルク受け下端を結ぶ直線32を二点鎖線で示している。そして、ディスクに対する摩擦パッド7の面圧が均一であるときには、一般にブレーキ液圧による接線力の中心が摩擦パッド7の図心O(図5参照)に一致する。図5に示すように、摩擦パッド7の図心Oのディスク径方向位置は、前記各トルク受け下端を結ぶ直線32と前記各トルク受け上端を結ぶ直線との範囲内に位置している。
しかし、パッド摩耗等によって面圧が不均一になると、ブレーキ液圧による接線力F2 は、図5中に示す如くトルク受け下端の直線32(二点鎖線)よりも距離X2 だけ径方向の内側寄りに変位する。このため、車両の後退方向での制動時には、例えば摩擦パッド7の図心O周りでの接線力F2 によるモーメント(F2 ×X2 )が発生する。
また、パッドスプリング10の周方向付勢部15は、摩擦パッド7の平坦面部7CをディスクDiの周方向に荷重Fs(図4、図5参照)なるばね力をもって付勢し、トルク受け中心の直線31と荷重Fsの中心との距離をXsとする。これにより、摩擦パッド7には、パッドスプリング10の周方向付勢部15によりモーメント(Fs×Xs)が付加される。このため、偶力抜けを発生させようとするモーメントM1は、下記の数3式による関係にある。
Figure 0005341555
そして、モーメントM1により耳部7Bに付加される力Fp は、前記数2式と数3式とにより、下記の数4式として演算される。また、ブレーキ液圧による接線力F2 は、ブレーキ液圧P、キャリパ4のインナ脚部4Aに設けたシリンダ(図示せず)の有効面積S、摩擦パッド7の動摩擦係数μp とすると、下記の数5式により求められる。
Figure 0005341555
Figure 0005341555
ここで、所謂偶力抜けは摩擦パッド7の拘束が弱いときに発生する。そして、パッドスプリング10の周方向付勢部15による荷重Fs(ばね力)は、摩擦パッド7の接線方向の摺動抵抗と摩擦パッド7の重量との和に打ち勝ち、かつ摺動抵抗を悪化させない荷重とする必要があり、車両後退時に偶力抜けが発生しない構成とするためには、前記数4式を荷重Fsの距離Xsについて解くと、距離Xsが下記の数6式を満たす関係であればよいことが分かる。
Figure 0005341555
また、図5に示す摩擦パッド7の径方向幅Wに対し、その内周側端部からの距離aが1/3(a=W/3)となる場合に、面圧が最悪のケースとなるので、接線力F2 の距離X2 は、このときの距離aに基づいて決定される。そして、ブレーキ液圧Pを最大の0.5MPaとし、動摩擦係数μp を0.8とし、シリンダの有効面積S、距離Xl にそれぞれ設計値を代入する。これにより、前記数5,6式の関係から、荷重Fsの距離Xsは、下記の数7式の如く、13mm以内の値であればよい。実際の設計値では、距離Xsが10mmであるから、数7式の関係を満たしていることが確認されている。
Figure 0005341555
かくして、本実施の形態によれば、パッドスプリング10の周方向付勢部15により摩擦パッド7の平坦面部7CをディスクDiの周方向に付勢するばね力としての荷重Fsとトルク受け中心の直線31との距離Xsを、例えば13mm以内の寸法に設定することにより、車両の後退方向での制動時に偶力抜けが発生するのを抑制でき、ブレーキ鳴き等の異音発生を防止することができる。
そして、パッドスプリング10の周方向付勢部15による荷重Fs(ばね力)については、摩擦パッド7の接線方向の摺動抵抗と摩擦パッド7の重量との和に打ち勝ち、かつ摺動抵抗を悪化させることのないような大きさ(荷重)と設定することにより、車両後退方向での制動時に偶力抜けの発生を抑えることができるものである。
即ち、本実施の形態で採用したパッドスプリング10は、取付部材2のパッドガイド3内に配置され該パッドガイド3と一緒に摩擦パッド7をディスクDiの軸方向に案内する案内板部11と、該案内板部11のうちディスクDiの径方向内側部位から摩擦パッド7をディスクDiの径方向外側に向けて付勢する径方向付勢部13と、案内板部11からディスクDiの径方向外側に向けて延出されると共に当該延出端側をディスクDiの径方向内側へと折返して形成され、摩擦パッド7の耳部7A近傍部のうちディスクDiの径方向外側に位置する部位を押圧して摩擦パッド7をディスクDiの周方向に付勢する周方向付勢部15とを有する構成としている。
そして、パッドスプリング10の周方向付勢部15は、取付部材2のパッドガイド3に凹凸嵌合する摩擦パッド7の耳部7A近傍部のうち、ディスクDiの径方向外側に位置する部位(図5中の距離Xsの位置)を、荷重Fsなるばね力でディスクDiの周方向に付勢するため、例えば車両の後退方向での制動時に、制動トルクに伴うモーメントM1により所謂偶力抜けが発生するのを、周方向付勢部15によって抑制することができ、ブレーキ鳴き等の異音発生を低減することができる。
特に、パッドスプリング10の周方向付勢部15は、各案内板部11の上面板11AからディスクDiの径方向外側に向けて延出された一対の延出板部16と、該各延出板部16の先端(延出端)側に位置し略C字状に折返して形成された折返し部としての連結板部17と、該連結板部17の先端側からディスクDiの径方向内側へと延び延出板部16とほぼ平行に配置された一対の付勢板部18とにより構成されている。
そして、周方向付勢部15の付勢板部18は、その先端側が略「く」字状に屈曲した押圧部18Aとなり、この押圧部18Aは、図4に示すように摩擦パッド7の平坦面部7Cのうち、耳部7Aに近い部位(図5中の距離Xsの位置)に弾性変形状態で当接することにより、周方向付勢部15は、摩擦パッド7の平坦面部7CをディスクDiの周方向に荷重Fs(図4、図5参照)なるばね力をもって付勢することができる。
この結果、周方向付勢部15によるばね力(荷重Fs)を、摩擦パッド7の接線方向の摺動抵抗と摩擦パッド7の重量との和に打ち勝ち、かつ摺動抵抗を悪化させることのないような大きさ(荷重)に設定することができる。そして、摩擦パッド7の平坦面部7Cのうち耳部7Aに近い部位(図5中の距離Xsの位置)に押圧部18Aを弾性変形状態で当接させ、例えば13mm以内の距離Xsに設定することにより、車両後退方向での制動時に偶力抜けの発生を抑えることができる。
なお、前記実施の形態では、ディスクDiの外周側を軸方向に跨ぐ一対の腕部2Aを有した取付部材2を用いる場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば1本の腕部のみがディスクの外周側を軸方向に跨ぐ構成とした取付部材を備えてなるディスクブレーキにも適用することができる。
1 ディスクブレーキ
2 取付部材
2A 腕部
3 パッドガイド
4 キャリパ
5 摺動ピン
7 摩擦パッド
7A,7B 耳部(凸部)
7C 平坦面部
10 パッドスプリング
11 案内板部
12 抜止め板部
13 径方向付勢部
15 周方向付勢部
16 延出板部
17 連結板部(折返し部)
18 付勢板部

Claims (1)

  1. ディスクの外周側を軸方向に跨いで形成されディスク周方向で凹形状をなす一対のパッドガイドがディスク軸方向に離間して設けられた取付部材と、該取付部材に摺動可能に設けられたキャリパと、前記各パッドガイドに凹凸嵌合する一対の凸部を介して前記取付部材に摺動可能に取付けられ前記キャリパによりディスクの両面に押圧される一対の摩擦パッドと、前記取付部材に取付けられ該各摩擦パッドを弾性的に支持するパッドスプリングとからなるディスクブレーキにおいて、
    前記一対の摩擦パッドは、前記各凸部からディスク径方向外向きに延びる平坦面部が形成され、前記各凸部が制動時のトルクを受承するトルク受けとなって、前記摩擦パッドの図心のディスク径方向位置が前記各トルク受け下端を結ぶ線と前記各トルク受け上端を結ぶ線との範囲内に位置しており、
    前記パッドスプリングは、
    前記取付部材のパッドガイドの対向する壁面にそれぞれ対向する一対の面板及び該一対の面板との間を連結して前記パッドガイドの奥側壁面に当接される当て板を有し、前記パッドガイド内に配置され前記各摩擦パッドをディスク軸方向に案内する案内板部と、
    該案内板部の一対の面板のうちディスク径方向内側置する面板から突出して前記各摩擦パッドをディスク径方向外側に向けて付勢する径方向付勢部と、
    前記案内板部からディスク径方向外側に向けて延出されると共に当該延出端側をディスク径方向内側へと折返して形成され、前記摩擦パッドの前記平坦面部の中央よりも前記凸部に近い位置にある部位を押圧して前記摩擦パッドをディスク周方向に付勢する周方向付勢部とを有する構成となっていることを特徴とするディスクブレーキ。
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