JP2007295877A - 乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】乳たんぱくを配合し、加熱殺菌処理しても乳たんぱく相とゲル化剤相が分離せずに内容成分が均質で、きめが細かく舌触りのよい食感を有し、経口的な栄養補給を必要とする外科手術患者や高齢者、嚥下困難者あるいは低栄養状態の患者などに摂取ができるようにした乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物を提供すること。
【解決手段】乳たんぱくを1〜7重量%配合したゲル状栄養組成物において、多価金属塩を0.2〜0.8重量%と特定の有機酸モノグリセライドを0.05〜0.5重量%配合し、かつ、加熱殺菌処理した乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物である。
【選択図】なし

Description

本発明は、医療現場で使用する栄養補給を目的とした乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物に関する。さらに詳しくは、本発明は、乳たんぱくを含有したゲル状栄養組成物に、多価金属塩と有機酸モノグリセライドを配合することにより、加熱殺菌処理しても乳たんぱく相とゲル化剤相が分離せずに内容成分が均質で、きめが細かく舌触りのよい食感を有する乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物に関するものである。
高齢者あるいは病後の人など喫食量の少ない人や嚥下能力が低下している人、嚥下機能訓練患者、水分制限患者において、経口摂取が不十分な低栄養患者などには、液状の栄養剤に限らずゲル状の栄養剤も用いられている。すなわち、咀嚼力が弱っている場合は、食材を細かく刻んだり、つぶした形態、嚥下機能が弱っている場合は、ゼリー状やペースト状の形態と咀嚼力、嚥下機能の程度によって食べられる食事形態が異なってくるので、液状もしくはゲル状など、栄養を必要としている人に対して様々な形態の栄養組成物が広く用いられている。
また、消化器外科手術患者や高齢者において、たんぱく質、エネルギー、ビタミンあるいはミネラルなどの摂取不足状態が長く続くと、免疫機能の低下や新たな疾患の発症を誘引することがある。特に、たんぱく質は健康的な生活を営むために、欠くことのできない栄養素の一つであり、たんぱく質を適量に摂取することは重要である。
一方、ゲル化剤によりゲル化されたゲル状栄養組成物は、その製造において、通常、栄養組成物を容器に充填した後、加熱殺菌を行う。このため、たんぱく質源として、乳たんぱくを含有すると加熱殺菌後に乳たんぱく相とゲル化剤相とに分離し、内容成分の均質性が損なわれ、栄養素の摂取が適当でないことが生じる。また、見た目や食感も悪くなるため、患者や高齢者にとっては、食欲をなくしたり、摂取しなくなる場合もある。
このため、乳たんぱくを含有しゲル状栄養組成物を調製する場合、加熱殺菌処理しても乳たんぱく相とゲル化剤相が分離せずに内容成分が均質で、きめが細かく舌触りのよい食感を有する乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物を調製可能にする必要があった。
本発明の目的は、上記の状況に鑑みてなされたもので、多価金属塩と有機酸モノグリセライドを配合することにより、乳たんぱくを含有し、加熱殺菌処理しても乳たんぱく相とゲル化剤相が分離せずに内容成分が均質で、きめが細かく舌触りのよい食感を有し、経口的な栄養補給を必要とする外科手術患者や高齢者、嚥下困難者あるいは低栄養状態の患者などに摂取ができるようにした乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物を提供するものである。
本発明者らは、前記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、ゲル化剤によりゲル化された乳たんぱくを含有するゲル状栄養組成物において、多価金属塩と特定の有機酸モノグリセライドを配合すると、加熱殺菌処理しても乳たんぱく相とゲル化剤相とに分離せずに内容成分が均質で、きめが細かく舌触りのよい食感を有し、経口的な栄養補給を必要とする外科手術患者や高齢者、嚥下困難者あるいは低栄養状態の患者などに摂取ができる乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物が得られることを見出し、この知見に基づき本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、以下の(1)〜(4)に示したものである。
(1)乳たんぱくを1〜7重量%含有するゲル化剤によりゲル化されたゲル状栄養組成物であって、多価金属塩の1種または2種以上を0.2〜0.8重量%と、有機酸モノグリセライドの1種または2種以上を0.05〜0.5重量%とを含有し、かつ、加熱殺菌処理されてなることを特徴とする乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物。
(2)多価金属塩がカルシウム塩、マグネシウム塩、鉄塩、亜鉛塩、銅塩の1種または2種以上である上記(1)に記載の乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物。
(3)有機酸モノグリセライドがジアセチル酒石酸モノグリセライドまたはコハク酸モノグリセライドである上記(1)または(2)に記載の乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物。
(4)ゲル強度が1×10〜2×10N/mの範囲である上記(1)〜(3)のいずれかに記載の乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物。
以上述べたように、本発明の乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物は、乳たんぱくを1〜7重量%含有し、さらに、多価金属塩と特定の有機酸モノグリセライドを配合することで、加熱殺菌処理しても乳たんぱく相とゲル化剤相とに分離せずに内容成分が均質で、きめが細かく舌触りのよい食感を有し、経口的な栄養補給を必要とする外科手術患者や高齢者、嚥下困難者あるいは低栄養状態の患者などに摂取ができるようにした乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物を提供することができる。
以下、本発明の乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物を詳細に説明する。
本発明で使用する乳たんぱくとしては、従来から、食品に慣用される乳たんぱく成分を含有するものはいずれも可能であり、例えば、カゼイン、カゼイネート、乳清、トータル・ミルク・プロテイン(TMP)、ミルク・プロテイン・コンセントレート(MPC)、脱脂粉乳、全脂粉乳、脱脂練乳、全脂練乳、生クリームなどが挙げられる。
本発明の乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物に含有される乳たんぱくの含有量は、1〜7重量%、好ましくは2〜5重量%の範囲である。乳タンパクの含有量が、1重量%より少ないと、目的とする乳タンパクによる栄養効果が望めず、また、7重量%を越えると、乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物を滑らかに調製することができなくなり、また、ゲル強度が高くなり、良好な喉越しを有さなくなるため、好ましくない。
本発明で使用する多価金属塩としては、従来から、食品に慣用されるものでよく、例えば、塩化カルシウム、クエン酸カルシウム、グリセロリン酸カルシウム、グルコン酸カルシウム、水酸化カルシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアロイル乳酸カルシウム、炭酸カルシウム、乳酸カルシウム、ピロリン酸二水素カルシウム、硫酸カルシウム、リン酸三カルシウム、リン酸一水素カルシウム、リン酸二水素カルシウム、未焼成カルシウム、塩化マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、リン酸三マグネシウム、塩化第二鉄、クエン酸第一鉄ナトリウム、クエン酸鉄、クエン酸鉄アンモニウム、グルコン酸第一鉄、乳酸鉄、ピロリン酸第二鉄、硫酸第一鉄、グルコン酸亜鉛、硫酸亜鉛、グルコン酸銅、硫酸銅などが挙げられる。
本発明の乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物に配合される多価金属塩の配合量は、0.2〜0.8重量%、好ましくは0.25〜0.6重量%の範囲である。
多価金属塩の配合量が、0.2重量%より少ないと、多価金属塩の効果が十分発揮できず、乳たんぱく相とゲル化剤相が分離し、内容成分の均質性が損なわれる。また、0.8重量%を越えると、乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物を滑らかに調製することができなくなるため、それ以上の添加は好ましくない。
本発明で使用する有機酸モノグリセライドとしては、コハク酸モノグリセライド、ジアセチル酒石酸モノグリセライド、クエン酸モノグリセライド、酢酸モノグリセライド、乳酸モノグリセライドなどが挙げられる。その中でも、コハク酸モノグリセライド、ジアセチル酒石酸モノグリセライドが好ましい。
本発明の乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物に配合される有機酸モノグリセライドの配合量は、0.05〜0.5重量%、好ましくは0.1〜0.3重量%の範囲である。
有機酸モノグリセライドの配合量が、0.05重量%より少ないと、有機酸モノグリセライドの効果が十分発揮できず、乳たんぱく相とゲル化剤相が分離し、内容成分の均質性が損なわれる。また、0.5重量%を越えると、有機酸モノグリセリドの風味が強くなるため、それ以上の添加は好ましくない。
本発明で使用するゲル化剤としては、通常食品に使用されるものであれば特に制限されず、食品を液状から固形状態にする作用を有するものであればよく、例えば、ゼラチン、寒天、ペクチン、カラギナン、グァーガム、ジェランガム、キサンタンガム、タマリンドガム、ローカストビーンガム、タラガム、マンナン、ファーセレラン、プルラン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、アルギン酸、アルギン酸ナトリウムなどが挙げられる。これらは単独で含まれていてもよいし、また2種以上の組み合わせで含まれていてもよい。特性の異なる物を数種混合して使用することが好ましい。ゲル化剤の配合量は、組成物の総重量を基準として、0.05〜4重量%、好ましくは0.1〜2重量%、より好ましくは0.2〜1重量%が適当である。栄養組成物1個あたり、下記の範囲が適当である。
ゼラチン 0〜3%、好ましくは0.5〜2%
寒天 0.1〜2.5%、好ましくは0.5〜2%
ペクチン 0〜4%、好ましくは0.1〜3%
カラギナン 0〜2.5%、好ましくは0.1〜2%
キサンタン−ガラクトマンナン系(グァーガム、ジェランガム、キサンタンガム、タマリンドガム、ローカストビーンガム、アルギン酸ナトリウム)0.1〜3%、添加食材、種類、pH、加熱温度により変動があるために好ましくは2%以下が良い。
本発明の対象となる乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物は、従来より製造されている成分を制限無く使用して製造することができる。具体的には、少なくとも乳たんぱく、有機酸モノグリセライド、多価金属塩ならびにゲル化剤を利用して調製されるものである。これらを含有するものであれば特に制限されず、乳たんぱく原料を含む内容成分がゲル化剤の作用に基づいて固化してなるものであり、好適には半固形状物、より好ましくは更にきめ細かでつるりとした滑らかな舌触り・食感が要求されるものである。具体的にはプリン、ムース、ババロア、ゼリー、杏仁豆腐などが挙げられる。
本発明の乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物のゲル強度は、1×10〜2×10N/m、好適範囲は5×10〜1×10N/mであり、経口摂取した場合に良好な喉越しを有しているものが好ましい。
なお、本発明の乳たんぱく含有ゲル状栄養組成には、上記の成分の他に、製品の種類に応じて、通常食品の分野で広く用いられている成分を適宜使用することができる。例えば、糖類、甘味料、高甘味度甘味料、油脂、起泡性素材、酸味料、調味料、中和剤、カラメル、色素、香料、果汁、ピューレ、保存料、エキス、pH調整剤、糊料、洋酒、ビタミン、その他ミネラル類、ゼリービーズや数mm角にカットした果実、柑橘系果実のさのう等も、本発明の効果を損なわない範囲で任意に添加することができる。
本発明で使用する糖類としては、従来から、食品に慣用されるものでよく、例えば、澱粉、デキストリンやブドウ糖及び果糖などの単糖類、マルトース及び乳糖などの二糖類、砂糖、グラニュー糖、水飴、還元水飴、はちみつ、異性化糖、転化糖、オリゴ糖(イソマルトオリゴ糖、還元キシロオリゴ糖、還元ゲンチオオリゴ糖、キシロオリゴ糖、ゲンチオオリゴ糖、ニゲロオリゴ糖、テアンデオリゴ糖、大豆オリゴ糖等)、粉飴、トレハロース、糖アルコール(マルチトール、エリスリトール、ソルビトール、パラチニット、キシリトール、ラクチトール等)、砂糖結合水飴(カップリングシュガー)などが挙げられる。これらは1種用いてもよいし、2種以上を組み合わせてもよい。
本発明の乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物に配合される糖類の配合量は、5〜25重量%が適当であり、好ましくは10〜20重量%の範囲である。
また、従来公知もしくは将来知られうる甘味成分も糖類の代わりに用いることができる。具体的には、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、スクラロース、アリテーム、ネオテーム、カンゾウ抽出物(グリチルリチン)、サッカリン、サッカリンナトリウム、ステビア抽出物、ステビア末などの甘味成分を用いても良い。
本発明に用いる油脂としては、従来使用されているものはいずれも可能であり、例えば、大豆油、なたね油、コーン油、サフラワー油、キャノーラ油、パーム油、ココヤシ油、ヒマワリ油、オリーブ油、シソ油、エゴマ油などの植物性油脂、牛脂、ラードなどの動物性油脂、魚油、MCT油などが挙げられる。これらは1種用いてもよいし、2種以上を組み合わせてもよい。
本発明の乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物に配合される油脂の配合量としては、0〜6重量%が適当であり、好ましくは0〜4重量%の範囲である。
本発明に用いるビタミンとしては、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、葉酸、ビタミンB12、ビオチン、パントテン酸、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンD、ビタミンKなどが挙げられ、これら複数をできる限り組み合わせて配合するのが好ましい。
ビタミンの配合量としては、栄養組成物1個あたり、下記の範囲が適当である。
ビタミンB1 0〜40mg、好ましくは0.1〜25mg
ビタミンB2 0〜20mg、好ましくは0.1〜12mg
ナイアシン 0〜300mg、好ましくは1.5〜15mg
ビタミンB6 0〜60mg、好ましくは0.1〜10mg
葉酸 0〜1000μg、好ましくは20〜200μg
ビタミンB12 0〜100μg、好ましくは0.2〜60μg
ビオチン 0〜1000μg、好ましくは3〜500μg
パントテン酸 0〜55mg、好ましくは0.6〜30mg
ビタミンC 0〜2000mg、好ましくは10〜1000mg
ビタミンA 0〜3000μg、好ましくは60〜600μg
ビタミンE 0〜800mg、好ましくは1〜150mg
ビタミンD 0〜50μg、好ましくは0.3〜5μg
ビタミンK 0〜1000μg、好ましくは2〜700μg
本発明に用いるミネラルとしては、ナトリウム、カルシウム、カリウム、マグネシウム、鉄、リンなどが挙げられ、これら複数をできる限り組み合わせて配合するのが好ましい。
ミネラルの配合量としては、栄養組成物1個あたり、下記の範囲が適当である。
ナトリウム 0〜6000mg、好ましくは10〜3500mg
カルシウム 0〜2300mg、好ましくは80〜600mg
鉄 0〜55mg、好ましくは1〜10mg
リン 0〜3500mg、好ましくは25〜1500mg
マグネシウム 0〜740mg、好ましくは25〜300mg
カリウム 0〜3500mg、好ましくは25〜1800mg
銅 0〜10mg、好ましくは0.1〜5mg
マンガン 0〜11mg、好ましくは0.1〜8mg
亜鉛 0〜30mg、好ましくは1〜15mg
以上、本発明の乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物について説明したが、本発明は、これらに限定されるものではなく、必要に応じて、他の成分類や添加剤などを添加してもよい。例えば、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸、乳酸、グリセリン、プロピレングリコール、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、アラビアゴム、色素、香料、保存剤など、通常の食品原料として使用されている添加剤などを適宜添加してもよい。
本発明の乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物を収容する容器としては特に限定されない。容器の材質としては、食品用容器などに通常使用されているポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリブタジエン、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)のようなポリオレフィン類に、スチレン−ブタジエン共重合体やスチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体等のスチレン系熱可塑性エラストマーあるいはエチレン−プロピレン共重合体やエチレン−ブテン共重合体、プロピレン−αオレフィン共重合体等のオレフィン系熱可塑性エラストマーをブレンドし柔軟化した軟質樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、エチレン・ビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリアクリロニトリル、ポリビニルアルコール、ポリアミド、ポリエステルなど、およびこれらの少なくとも1つを含むフィルムシートなどからの構成包装材、またこれらの素材に酸化ケイ素、酸化アルミ、アルミニウムなどのガスバリアー性物質を蒸着処理した包装材およびこれらの素材を組み合わせた多層フィルムなどが挙げられる。
容器への充填、収容は常法に従って行うことができ、例えば、各液を不活性ガス雰囲気下で充填し、施栓し、加熱殺菌する方法が挙げられる。
加熱殺菌処理方法は、高圧蒸気殺菌、熱水殺菌、熱水シャワー殺菌などの公知の方法を適宜採用することができる。また、殺菌方法の操作条件、例えば、殺菌時間、殺菌温度などは通常のこの種の殺菌操作条件などと同様のものとすることができる。さらに、上記加熱殺菌は、必要に応じて窒素などの不活性ガス雰囲気中で行うことができる。
このようにして得られた乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物は、加熱殺菌処理しても乳たんぱく相とゲル化剤相が分離せずに内容成分が均質で、きめが細かく舌触りのよい食感を有し、経口的な栄養補給を必要とする外科手術患者や高齢者、嚥下困難者あるいは低栄養状態の患者などに摂取ができる。
次に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例1)
表1に示す配合で乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物を調製法1の方法により調製した。
Figure 2007295877


























Figure 2007295877
(調製法1)
約50℃の温水1.5kgに撹拌しながら、クエン酸三ナトリウム、コハク酸モノグリセライド、脱脂粉乳、MPCおよび粉末油脂を少しずつ投入した。その後、約70℃に昇温し、グルコン酸亜鉛、グルコン酸銅、乳酸カルシウム、クエン酸鉄およびデキストリンを粉体混合して、投入した。さらに、アップル4倍濃縮果汁を投入した。次に、約80℃に加温し、寒天、ゲル化剤および上白糖を粉体混合して、投入した。ビタミンミックスおよびアップルフレーバーを投入し、10分間撹拌保持した。その後、温水を加え、全量を3kgにして、100kg/cmの均質化圧で均質化処理を行い、乳たんぱく含有栄養組成液を得た。この乳たんぱく含有栄養組成液を65mL容アルミック缶(登録商標、昭和電工パッケージング社製)に74gずつ充填・封入し、その後、120℃で20分間の熱水殺菌処理を行った後、放冷して乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物を得た。なお、乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物のゲル強度は4×10N/mであった。
(実施例2)
実施例1において、コハク酸モノグリセライドをジアセチル酒石酸モノグリセライドに変えた以外は実施例1と全く同じ調製法を繰り返して乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物を得た。なお、この乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物のゲル強度は4×10N/mであった。
(比較例1)
実施例1において、コハク酸モノグリセライドをモノグリセリンモノステアレートに変えた以外は実施例1と全く同じ調製法を繰り返して乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物を得た。なお、この乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物のゲル強度は4×10N/mであった。
(比較例2)
実施例1において、コハク酸モノグリセライドをデカグリセリンモノステアレートに変えた以外は実施例1と全く同じ調製法を繰り返して乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物を得た。なお、この乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物のゲル強度は4×10N/mであった。
(評価法1)
実施例1および2と比較例1および2の乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物の外観を観察し、乳たんぱく相とゲル化剤相が分離の有無を評価した。評価した結果を表3に示す。
実施例1および2は、乳たんぱく相とゲル化剤相の分離が全く認められなかったが、比較例1および2は、乳たんぱく相とゲル化剤相が分離した。
Figure 2007295877
(実施例3)
表4に示す配合で乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物を調製法2の方法により調製した。
Figure 2007295877
(調製法2)
約50℃の温水1.5kgに撹拌しながら、クエン酸三ナトリウム、ジアセチル酒石酸モノグリセライド、脱脂粉乳、MPCおよび粉末油脂を少しずつ投入した。その後、約70℃に昇温し、グルコン酸亜鉛、グルコン酸銅、乳酸カルシウム、クエン酸鉄およびデキストリンを粉体混合して、投入した。さらに、インスタントコーヒー、カラメル色素を投入した。次に、約80℃に加温し、寒天、ゲル化剤および上白糖を粉体混合して、投入した。ビタミンミックスおよびコーヒーフレーバーを投入し、10分間撹拌保持した。その後、温水を加え、全量を3kgにして、100kg/cmの均質化圧で均質化処理を行い、乳たんぱく含有栄養組成液を得た。この乳たんぱく含有栄養組成液を65mL容アルミック缶(登録商標、昭和電工パッケージング社製)に74gずつ充填・封入し、その後、120℃で20分間の熱水殺菌処理を行った後、放冷して乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物を得た。なお、乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物のゲル強度は4×10N/mであった。
(比較例3)
実施例3において、ジアセチル酒石酸モノグリセライドを配合しない以外は実施例3と全く同じ調製法を繰り返して乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物を得た。なお、この乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物のゲル強度は3×10N/mであった。
(比較例4)
実施例3において、乳酸カルシウム20gを25gに変えた以外は実施例3と全く同じ調製法を繰り返して乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物を得た。なお、この乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物のゲル強度は1×10N/mであった。
(実施例4)
実施例3において、乳酸カルシウム20gを3gに、ジアセチル酒石酸モノグリセライド1.5gを15gに変えた以外は実施例3と全く同じ調製法を繰り返して乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物を得た。なお、この乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物のゲル強度は3×10N/mであった。
(比較例5)
実施例4において、乳酸カルシウムを配合しない以外は実施例4と全く同じ調製法を繰り返して乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物を得た。なお、この乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物のゲル強度は3×10N/mであった。
(比較例6)
実施例4において、ジアセチル酒石酸モノグリセライド15gを20gに変えた以外は実施例4と全く同じ調製法を繰り返して乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物を得た。なお、この乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物のゲル強度は3×10N/mであった。
(実施例5)
実施例3において、脱脂粉乳を配合せず、MPC75gを37.5gに、乳酸カルシウム20gを3gに変えた以外は実施例3と全く同じ調製法を繰り返して乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物を得た。なお、この乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物のゲル強度は1.5×10N/mであった。
(比較例7)
実施例5において、乳酸カルシウムを配合しない以外は実施例5と全く同じ調製法を繰り返して乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物を得た。なお、この乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物のゲル強度は1.5×10N/mであった。
(比較例8)
実施例5において、ジアセチル酒石酸モノグリセライドを配合しない以外は実施例5と全く同じ調製法を繰り返して乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物を得た。なお、この乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物のゲル強度は1.5×10N/mであった。
(実施例6)
実施例3において、MPC75gを150gに、ジアセチル酒石酸モノグリセライド1.5gを15gに変えた以外は実施例3と全く同じ調製法を繰り返して乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物を得た。なお、この乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物のゲル強度は1×10N/mであった。
(比較例9)
実施例6において、乳酸カルシウム20gを25gに変えた以外は実施例6と全く同じ調製法を繰り返して乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物を得た。なお、この乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物のゲル強度は1.5×10N/mであった。
(比較例10)
実施例6において、ジアセチル酒石酸モノグリセライド15gを20gに変えた以外は実施例6と全く同じ調製法を繰り返して乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物を得た。なお、この乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物のゲル強度は1.2×10N/mであった。
(評価法2)
実施例3〜6と比較例3〜10の乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物の外観を観察し、乳たんぱく相とゲル化剤相が分離の有無、ゲル化状態および風味を評価した。評価した結果を表4に示す。
実施例3〜6は、いずれも乳たんぱく相とゲル化剤相の分離が認められず、また、乳たんぱくの凝集が認められず、滑らかであり、おいしく食べられた。一方、比較例3、5、7および8は、多価金属塩もしくは有機酸モノグリセライドの配合量が少ないため、乳たんぱく相とゲル化剤相の分離が認められ、食べられなかった。比較例4および9は、多価金属塩の配合量が多く、乳たんぱくが凝集し、ざらつき、食べられなかった。比較例6および10は、有機酸モノグリセライドの配合量が多く、有機酸モノグリセライドの味がし、おいしくなく、食べられなかった。
Figure 2007295877

分離の有無 ○:乳たんぱく相とゲル化剤相の分離が認められなかった。
×:乳たんぱく相とゲル化剤相の分離が認められた。

ゲル化状態 ○:乳たんぱくの凝集が認められず、滑らかであった。
×:乳たんぱくが凝集し、ざらついた。

味 ○:おいしく食べられた。
△:分離、または、乳たんぱくの凝集があり、食べられなかった。
×:有機酸モノグリセライドの味がし、おいしくなく、食べられなかった。
本発明は、乳たんぱくを配合し、加熱殺菌処理しても乳たんぱく相とゲル化剤相が分離せずに内容成分が均質で、きめが細かく舌触りのよい食感を有し、経口的な栄養補給を必要とする外科手術患者や高齢者、嚥下困難者あるいは低栄養状態の患者などに摂取ができるようにした乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物に関するものであって、産業上十分に利用できるものである。

Claims (4)

  1. 乳たんぱくを1〜7重量%含有するゲル化剤によりゲル化されたゲル状栄養組成物であって、多価金属塩の1種または2種以上を0.2〜0.8重量%と、有機酸モノグリセライドの1種または2種以上を0.05〜0.5重量%とを含有し、かつ、加熱殺菌処理されてなることを特徴とする乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物。
  2. 多価金属塩がカルシウム塩、マグネシウム塩、鉄塩、亜鉛塩、銅塩の1種または2種以上である請求項1に記載の乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物。
  3. 有機酸モノグリセライドがジアセチル酒石酸モノグリセライドまたはコハク酸モノグリセライドである請求項1または2に記載の乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物。
  4. ゲル強度が1×10〜2×10N/mの範囲である請求項1〜3のいずれかに記載の乳たんぱく含有ゲル状栄養組成物。
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