JP2007294653A - 配線基板、及び表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板面積の増大を低減することができる配線基板、及び表示装置を提供すること。
【解決手段】表示パネルに外部からの信号を供給するフレキシブル配線基板であって、基板上に実装される部品201を備えている。さらに、基板上に設けられ、部品実装領域の外側から内側まで形成されたメッキリード114と、基板の部品実装領域に設けられ、メッキリード114の端に位置するメッキリードカット穴116と、を備えるものである。
【選択図】 図2

Description

本発明は配線基板、及び表示装置に関し、特に詳しくは、部品が実装された配線基板、及びそれを用いた表示装置に関する。
液晶表示パネルには、外部からの信号を供給するための配線基板が接続されている。この配線基板としては、通常、フレキシブル配線基板が用いられている。すなわち、可撓性を有する基板上に、所定の配線パターンが形成されたフレキシブルプリント配線基板(Flexible Printed Circuit、以下、FPCとする。)やプリント配線基板などの配線基板が液晶表示パネルには接続される。そして、この配線基板には、Cuなどからなる配線パターンが形成されている。
また、配線基板には、液晶表示パネルなどと接続するための接続端子が形成されている。接続端子を保護するため、表面には、金メッキ等のメッキ処理が施されている(特許文献1)。特許文献1では、電界メッキを施すため、配線パターンと導通したメッキリードが形成されている。メッキ液中に基板を配置して、メッキリードに電圧を供給する。これにより、露出した接続端子部では、配線パターンの表面にメッキ処理がなされる。Cuからなる配線パターンの上にメッキ処理を行うことによって、Cuの酸化や腐食を防止している。
特開平5−160526号公報
ところで、配線基板には、各種電子部品やコネクタなどの部品が実装される場合がある。この場合、接続端子とは別に補強するための補強用ランドが形成されることがある。そして、この補強用ランドと電子部品等とを半田などでボンディングしている。この補強用ランドを設けることによって、電子部品等が確実に固定される。また、この補強用ランドの表面にも、Cuの酸化を防止するためのメッキ処理が形成される。従って、補強用ランドにもメッキリードが接続されている。
補強用ランドは、実装する際の補強にのみ用いられるものであるため、信号や電源が供給されない。液晶表示装置に配線基板を接続した後に、メッキリードが残っていると、アンテナとなりノイズが生じてしまうおそれがある。従って、ノイズの発生を防ぐため、メッキ処理後、メッキリードを切断するメッキリードカット穴を形成する。
しかしながら、従来のFPCでは、メッキリードカット穴の配置について、規定されていなかったため、メッキリードカット穴の分だけ、配線基板面積が大きくなってしまうという問題点があった。この配線基板面積の増大によって、表示装置の小型化を図ることが困難になってしまうという問題点があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、基板面積の増大を低減することができる配線基板、及び表示装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかる配線基板は、配線パターンが形成された配線基板であって、前記基板上に実装される部品と、前記基板上に設けられ、前記部品実装領域の外側から内側まで形成されたリードと、前記基板の前記部品実装領域内に設けられ、前記リードの端に位置する穴と、を備えるものである。これにより、基板面積の増大を低減することができる。
本発明の第2の態様にかかる配線基板は、上述の配線基板であって、前記部品を固定するよう、前記基板上に設けられたランドと、前記基板上に設けられ、前記ランドから前記部品が実装される部品実装領域にまで延在された延在パターンとをさらに備え、前記延在パターンの端に前記穴が位置するものである。これにより、部品を確実に実装することができる。
本発明の第3の態様にかかる配線基板は、上述の配線基板において、前記ランドが前記部品に対して複数設けられ、前記複数のランドのそれぞれから延在された延在パターンの端部に前記穴が配置され、前記複数のランドの間に、前記穴が形成されていることを特徴とするものである。これにより、生産性を向上することができる。
また、上記の部品は、コネクタであることが好ましい。さらに、上記の配線基板を表示装置に用いることによって、表示装置の小型化を図ることができる。
本発明によれば、基板面積の増大を低減することができる配線基板、及び表示装置を提供することができる。
以下に、本発明を適用可能な実施の形態が説明される。以下の説明は、本発明の実施形態を説明するものであり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施の形態について、図1を参照して説明する。図1は、本発明にかかる表示装置の構成の一例を示す図である。ここでは、表示装置の一例として、STN(Super Twisted Nematic)方式の単純マトリクス型の液晶表示装置100について説明する。図1に示すように、本実施の形態にかかる液晶表示装置100は、液晶表示パネル101、駆動回路102、FPC103、部品201を有している。
液晶表示パネル101は、入力される表示信号に基づいて画像表示を行う。液晶表示パネル101は、ガラスなどからなる2枚の基板の間に液晶を封入した構成を有している。一方の基板には、複数の信号電極が列方向に一定間隔を隔てて形成されている。また、他方の基板には、信号電極と交差するように走査電極が行方向に一定間隔を隔てて形成されている。走査電極と信号電極との交差部が画素に対応する。走査電極及び信号電極は、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)などの透明導電性薄膜から形成されている。液晶表示パネル101において、表示領域は複数の画素により構成されている。
駆動回路102は、電気的に液晶表示パネル101に接続され、外部から入力される表示信号に基づいて、画像の表示に必要な各種の制御信号、走査電圧及び表示電圧などを出力するものである。駆動回路102は液晶表示パネル101の一辺側のガラス基板上にCOG(Chip On Glass)実装されている。
液晶表示パネル101の背面には、バックライトユニット(不図示)が備えられている。バックライトユニットは、液晶表示パネル101の反視認側から液晶表示パネル101に対して面状の光を照射する。バックライトユニットとしては、例えば、光源、導光板、プリズムシートなどを備えた一般的な構成のものを用いる。
FPC103は、液晶表示パネル101の駆動回路102が設けられた一辺側にACF(Anisotropic Conductive Film)などにより熱圧着されている。ACFは、絶縁性の接着材の中に金属粒子などの導電粒子を所定量含有したものである。FPC103の一端に設けられた接続端子(不図示)と液晶表示パネル101側の接続端子(不図示)とは、ACF中に含有される導電粒子により電気的に接続されるとともに、FPC103と液晶表示パネル101とは接着されている。
また、FPC103の液晶表示パネル側と反対側の他端には、外部と接続するための外部接続端子(不図示)が設けられている。この外部接続端子から、各種信号や、電源電圧が供給される。接続端子、及び外部接続端子では、FPC103の最上層に設けられたカバーレイが除去され、金属が露出している。金属が露出した接続端子と、液晶表示パネル101との間にACFが配置されることにより、電気的に接続される。また、金属が露出した外部接続端子と、制御回路を有する制御基板との間にACFが配置されることによって、電気的に接続される。この接続端子、及び外部接続端子の一部には、後述するメッキ処理用のメッキ用端子が含まれている。
さらに、FPC103には、部品201が実装されている。部品201は、例えば、他の部品との接続を取るためのコネクタである。具体的には、他のフレキシブル基板(不図示)がコネクタである部品201に差し込まれる。また、部品201は、電子部品等であってもよい。具体的には、部品201は、コネクタ、光源、駆動回路や制御回路などのIC、温度センサなどのセンサ、コイル、チップ、コンデンサー、抵抗などであってもよい。すなわち、部品201は、これらのうちの一つであればよい。ここで、FPC103において、部品201が実装されている領域を部品実装領域とする。
次に、FPC103の部品実装領域の構成について図2を用いて説明する。図2は、FPC103の部品実装領域の近傍の構成を示す平面図である。図2(a)は、部品201が実装されたFPC103の構成を模式的に示す図である。図2(b)は部品201を実装する前の構成を模式的に示す図である。なお、図2(a)では、部品201の直下である部品実装領域に設けられた構成についても図示している。
FPC103には、接続用ランド111、配線パターン112、補強用ランド113、メッキリード114、延在パターン115、及びメッキリードカット穴116が設けられている。接続用ランド111、及び補強用ランド113では、カバーレイが除去され、表面にメッキ処理が施されている。従って、接続用ランド111、及び補強用ランド113では金属が露出している。部品201には、端子部202と補助端子部203とが設けられている。端子部202、及び補助端子部203は、例えば、金属などからなる。端子部202、及び補助端子部203は、部品201の側面から外側に延設されている。直方体状の部品201の一側面には、4つの端子部202が並設されている。また、部品201の対向する2側面には、それぞれ補助端子部203が設けられている。端子部202は、補助端子部203が設けられた2側面の間の側面に配設されている。また、補助端子部203は、対向する2側面において、端子部202が設けられた側面と反対の側面側に形成されている。部品201の大きさは、例えば、長さ1mm、幅0.5mmである。
端子部202は、FPC103の接続用ランド111と接続されている。ここでは、4つの端子部202と4つの接続用ランド111とがそれぞれ対応して接続されている。すなわち、FPC103の端子部202に対応する箇所には、接続用ランド111が形成されている。接続用ランド111は、例えば、矩形状に形成されている。そして、FPC103上には、接続用ランド111から延在された配線パターン112が設けられている。すなわち、配線パターン112の端部には、表面が露出した接続用ランド111が形成されている。接続用ランド111は、部品201の直下である部品実装領域の外側に形成されている。図2では図示していないが、配線パターン112は、例えば、FPC103の端部に設けられた接続端子、又は外部接続端子まで延在されている。そして、接続端子、又は外部接続端子から配線パターン112に信号や電源を供給する。これにより、端子部202を介して部品201に信号や電源が供給される。端子部202は、部品に信号や電源を供給するための端子であり、部品201の内部まで導通している。
補助端子部203は、部品を固定するための補強用ランド113と接続されている。FPC103上には、2つの補助端子部203に対応して、2つの補強用ランド113が設けられている。それぞれの補強用ランド113の一部は、部品実装領域に配置されている。すなわち、補強用ランド113と、部品201とは一部が重複するように配置されている。補強用ランド113と、補助端子部203とは、例えば、半田などによって接続されている。また、端子部202、及び接続用ランド111も同様に半田などで接続されている。具体的には、補強用ランド113の上に補助端子部203が配置され、かつ接続用ランド111の上に端子部202が配置されるよう、位置合わせを行なう。そして、位置合わせされた状態で、リフローを行なう。これにより、部品201がFPC103上に実装される。もちろん、半田に限らず、ACFやワイヤボンディングなどを用いて接続してもよい。
補強用ランド113は、例えば、矩形状に形成されている。そして、FPC103上には、補強用ランド113から延在された延在パターン115が設けられている。延在パターン115は、部品実装領域の外側から内側まで延在されている。すなわち、延在パターン115は部品実装領域の外側を通って、部品実装領域の内側まで延在されている。そして、延在パターン115の端には、メッキリードカット穴116が形成されている。従って、補強用ランド113、及び延在パターン115は、島状に形成されている。メッキリードカット穴116は部品実装領域の中に形成されている。メッキリードカット穴116は、FPC103を貫通する貫通穴である。そして、それぞれの補強用ランド113からの延在パターン115の端に、メッキリードカット穴116が配置される。すなわち、2つの延在パターン115は1つのメッキリードカット穴116まで延在されている。延在パターン115のパターン幅は、例えば、0.1mm程度である。メッキリードカット穴116の直径は、延在パターン115の幅よりも大きければよく、例えば、1mmの円形である。もちろん、メッキリードカット穴116の直径と、延在パターン115の幅は上記の値に限定されるものではない。
さらに、補強用ランド113にメッキ処理を施すためのメッキリード114が形成されている。部品実装領域の外側に設けられたメッキリード114はメッキリードカット穴116まで延設されている。すなわち、メッキリード114の端には、部品実装領域内のメッキリードカット穴116が配置されている。メッキリード114のメッキリードカット穴116と反対側の端は、FPC103の端に配置されている。すなわち、メッキリード114は、配線パターン112と同様に、FPC103の端まで延設されている。そして、メッキリード114は、FPC103の端に設けられたメッキ用端子(図示せず)と接続されている。
ここで、メッキリードカット穴116が形成される前の状態を図2(b)に示す。図2に示すようにメッキリードカット穴116が形成される前の状態では、メッキリード114と延在パターン115とが導通されている。従って、メッキリード114と補強用ランド113とが延在パターン115を介して接続される。換言すると、延在パターン115はメッキリード114に含まれ、メッキリード114の一部となる。これにより、補強用ランド113の表面に電界メッキを施すことができる。すなわち、FPC103をメッキ液中に配置して、メッキ用端子を介してメッキリード114に電圧を供給する。これにより、カバーレイが除去された補強用ランド113では、メッキ処理が施される。このとき、同様に接続端子、又は外部接続端子を介して配線パターン112に電圧を印加する。これにより、配線パターン112がメッキ用のリードとなって、接続用ランド111にメッキ処理が施される。すなわち、カバーレイが除去された接続用ランド111、及び補強用ランド113では、メッキ液中に曝されるため、メッキ膜が析出する。
ここで、補強用ランド113は、部品201の内部まで導通していない。すなわち、補強用ランド113は実装を確実にするためのみに用いられるものである。換言すると、FPC103を液晶表示パネル101に接続した後は、補強用ランド113には、信号や電源は供給されていない。従って、ノイズを防ぐため、補強用ランド113に接続されるメッキリード114をカットした方が好ましい。ここでは、補強用ランド113から延在された延在パターン115とメッキリード114との間にメッキリードカット穴116を設けている。これにより、ノイズの発生を防ぐことができる。さらに、接続用ランド111に加えて補強用ランド113を用いて実装することによって、より確実に固定することができる。すなわち、実装不良を防ぐことができ、生産性を向上することができる。
さらに、メッキリード114をカットするメッキリードカット穴116を、部品実装領域の内部に形成する。これにより、FPC103の面積が増大するのを防ぐことができ、FPC103の小型化を図ることができる。例えば、メッキリードカット穴116を部品実装領域の外側に設けた場合、そのメッキリードカット穴によって、配線パターンを変更する必要が生じてしまう。すなわち、メッキリードカット穴を避けるために、配線パターンを迂回させる必要が生じてしまう。あるいは、FPC103の面積増大を防ぐため、配線の本数や幅を制限する必要が生じてしまう。しかしながら、本実施の形態では、配線パターン112が形成されていない部品実装領域内にメッキリードカット穴116を形成している。これにより、配線パターン112の本数や幅を維持したまま、FPC103の面積増大を防ぐことができる。
また、メッキリードカット穴116は、2つの補強用ランド113の中間に形成されている。これにより、メッキリードカット穴116を十分大きくすることができるため、確実にメッキリード114と補強用ランド113を切断することができる。すなわち、メッキリード114のパターン幅に比べて十分大きいメッキリードカット穴116を設けることができる。さらに、1つのメッキリードカット穴116を設けるのみで、複数の補強用ランド113の延在パターン115をメッキリード114から切断することができる。よって、メッキリードカット穴116の数を減らすことができ、補強用ランド113の数に対する穴あけ回数を少なくすることができる。これにより、生産性を向上することができる。このように、余剰スペースである部品実装領域にメッキリードカット穴116を形成することにより、メッキリードカット穴116を大きくすることができる。よって、2つの延在パターン115に対して、メッキリードカット穴116を共通化することができる。もちろん、メッキリード114と2つ以上の延在パターンとを1つのメッキリードカット穴116で切断することも可能である。すなわち、複数の延在パターン115に対して、共通のメッキリードカット穴116を形成することができる。これにより、穴あけ工程の時間を短縮することができ、生産性を向上することができる。
なお、1つのメッキリードカット穴116に対するメッキリード114、及び延在パターン115は均等に離して配置した方が好ましい。例えば、メッキリードカット穴116を円形であり、メッキリード114と延在パターン115の数が3本である場合、メッキリード114と延在パターンの間、及び延在パターン間を120°づつ離して配置する。これにより、電食を防止することができる。さらに、メッキリードカット穴116を形成する時の、ストレスが均一になる。よって、パンチングを確実に行なうことができる。
次に、図3を用いてFPC103の製造工程について説明する。図3は、FPCの製造工程を示す工程断面図である。まず、ベースとなる基板105の上に、配線層106を形成する。基板105としては、例えば、絶縁性のポリイミド基板が用いられる。配線層106としては、例えば、銅箔が用いられる。この配線層106をフォトリソグラフィー工程等によってパターニングすると、配線パターン112、及びメッキリード114が形成される。もちろん、フォトリソグラフィー工程以外の工程で配線パターン112を形成してもよい。そして、パターニングされた配線層106の上にカバーレイ107を形成する。カバーレイ107としては、例えば、ポリイミドフィルムが用いられる。具体的には、パターニングされたポリイミドフィルムを貼り付けて、カバーレイ107とする。すなわち、配線層106を露出させる部分が除去されてたカバーレイ107を配線層106上に貼り付ける。なお、カバーレイ107は感光性樹脂としてもよい。すなわち、感光性樹脂をフォトリソグラフィー工程によってパターニングして、カバーレイ107を形成する。これにより、カバーレイ107の一部が除去され、配線層106が露出する。すなわち、カバーレイ107が除去された箇所では、金属が露出した状態となる。
なお、カバーレイ107が除去された箇所が、補強用ランド113、接続用ランド111、接続端子、又は外部接続端子となる。カバーレイ107の一部を除去した後、電界メッキによってメッキ層108を形成する。具体的には、基板105をメッキ液中に配置して、メッキ用端子、接続端子、及び外部接続端子に電圧を印加する。これにより、配線層106の露出部分に、メッキ層108となる金属が析出する。メッキ層108は、カバーレイ107が除去されて配線層106が露出している箇所に形成される。従って、メッキ層108はFPC103の表面に露出している。これにより、補強用ランド113、接続用ランド111、接続端子、又は外部接続端子が形成される。このメッキ層108を形成することによって、Cuの酸化や腐食を防ぐことができる。メッキ層108としては、金メッキやニッケルメッキを用いることができる。
メッキ処理後、図2(b)中の点線の位置に、メッキリードカット穴116を形成する。例えば、パンチングによってメッキリードカット穴116を設ける。これにより、メッキリード114と補強用ランド113とが電気的に分離される。よって、液晶表示パネル101に取り付けた後のノイズ発生を防ぐことができる。さらに、オープン−ショートの検査を行う。そして、図2(a)に示しように部品201を実装する。すなわち、接続用ランド111に端子部202を取り付ける。これにより、配線パターン112と部品201とが電気的、物理的に接続される。さらに、補強用ランド113に補助端子部203を取り付ける。これにより、確実に固定することができ、実装不良の発生を防ぐことができる。よって、生産性を向上することができる。このように製造されたFPC103をACFを介して液晶表示パネルに接続する。これにより、液晶表示装置を小型化を図ることができる。
もちろん、配線基板はFPC103に限られるものではない。例えば、プリント配線基板に対して、メッキリードカット穴116を形成してもよい。すなわち、ガラスエポキシ樹脂等をベース基板とするリジッドな配線基板に対しても、適用できる。すなわち、電界メッキ層を有する配線基板を上記の構成とすることによって、基板面積の増大を防ぐことができる。なお、FPC103では、ACFとの接続を前提としているため、メッキ層の膜厚管理が重要となる。すなわち、FPC103をACFによって確実に接続するため、メッキ層の膜厚を所定の範囲とする必要がある。従って、メッキ処理としては、膜厚制御が容易な電界メッキ法が広く使用されている。よって、上記の構成は、電界メッキ法が使用されるFPC103に特に好適である。
さらに、補強用ランド113に対するメッキリードカット穴116に限らず、配線パターン等に対するメッキリードカット穴116を部品実装領域内に配置していもよい。これにより、配線基板の面積増大を防ぐことができる。なお、上記の説明では、液晶表示パネルを例として説明したが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、液晶表示装置に限らず、有機EL表示装置などの他の表示装置に対して接続してもよい。このように、上記の構成を有する配線基板をACFなどを用いて表示パネルに接続することによって、表示装置の小型化を図ることができる。
本発明の実施の形態にかかる表示パネルの構成を模式的に示す平面図である。 本発明の実施の形態にかかるFPCの部品実装領域周辺の構成を模式的に示す平面図である 本発明の実施の形態にかかるFPCの構成を模式的に示す断面図である
符号の説明
101 液晶表示パネル。
102 駆動回路
103 FPC
105 基板
106 配線パターン層
107 カバーレイ
108 メッキ部
111 接続用ランド
112 配線パターン
113 補強用ランド
114 メッキリード
115 延在パターン
116 メッキリードカット穴
201 部品
202 端子部
203 補助端子部

Claims (5)

  1. 配線パターンが形成された配線基板であって、
    前記基板上に実装される部品と、
    前記基板上に設けられ、前記部品実装領域の外側から内側まで形成されたリードと、
    前記基板の前記部品実装領域内に設けられ、前記リードの端に位置する穴と、を備える配線基板。
  2. 前記部品を固定するよう、前記基板上に設けられたランドと、
    前記基板上に設けられ、前記ランドから前記部品が実装される部品実装領域にまで延在された延在パターンとをさらに備え、
    前記延在パターンの端に前記穴が位置する請求項1に記載の配線基板。
  3. 前記ランドが前記部品に対して複数設けられ、
    前記複数のランドのそれぞれから延在された延在パターンの端部に前記穴が配置され、
    前記複数のランドの間に、前記穴が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の配線基板。
  4. 前記部品が、コネクタであることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の配線基板。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の配線基板を備える表示装置。
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