JP2007087999A - フレキシブルプリント基板および液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 コネクタ端子部にメッキリード線がなく、かつ、各パターンランド11が千鳥状に配置される構成であっても、外部ストレスによる配線パターンの断線を防止する。
【解決手段】 基板10上で、複数の第1のパターンランド11aと複数の第2のパターンランド11bとが千鳥状に配置されている。第2のパターンランド11bは、隣り合う第1のパターンランド11a・11aの間を通る引出部13を介して第2の導体パターン14と接続されている。このとき、第2のパターンランド11bは、その一部が隣り合う第1のパターンランド11a・11aの間に位置するように形成されている。これにより、引出部13における第2の端部22との接続部が、第1のパターンランド11aの基板先端側から突出することはなく、外部ストレスがFPC3に加わった場合でも、そのストレスが上記接続部にのみ集中することはない。
【選択図】 図1
【解決手段】 基板10上で、複数の第1のパターンランド11aと複数の第2のパターンランド11bとが千鳥状に配置されている。第2のパターンランド11bは、隣り合う第1のパターンランド11a・11aの間を通る引出部13を介して第2の導体パターン14と接続されている。このとき、第2のパターンランド11bは、その一部が隣り合う第1のパターンランド11a・11aの間に位置するように形成されている。これにより、引出部13における第2の端部22との接続部が、第1のパターンランド11aの基板先端側から突出することはなく、外部ストレスがFPC3に加わった場合でも、そのストレスが上記接続部にのみ集中することはない。
【選択図】 図1
Description
本発明は、コネクタとの接続端子である各パターンランドが千鳥状に配置されたフレキシブルプリント基板と、そのフレキシブルプリント基板を有する液晶表示装置とに関するものである。
従来から、フレキシブルプリント基板(以下、FPCとも称する)のコネクタへの接続時における導体(配線パターン)の断線を防止するための手法が種々提案されている。例えば、特許文献1では、FPCの裏面(配線パターン形成側とは反対側の面)の所定の位置に補強板を固着することで、FPC表面の配線パターンの断線防止を図っている。
また、特許文献2では、FPC基板表面に形成された導線部から引き出される引出線部と、それよりも幅広のランド部との間に、幅が徐々に広がる拡幅部を設けている。この構成では、拡幅部付近に曲げ応力が加わったときでも、その応力が部分的に集中することがなく、拡幅部にクラックが生じたり、クラックの成長によって断線が生じるのを防止することができる。
また、特許文献3では、FPC上の導体ラインから引き出される単一または複数の導体ライン引出線を、折り曲げ応力の影響を受けにくい方向に設けることにより、導体ライン引出線の断線を防止している。
一方、近年の電子機器の小型化、薄型化に伴い、回路自体の高密度化が図られている。ここで、このような高密度化に対応すべく、コネクタの各接続端子を狭ピッチで配置すると、このコネクタの各接続端子と接続されるFPCの各配線パターンのランド部分(パターンランド)も狭ピッチで配置する必要がある。このようなFPCでは、各パターンランドの面積が小さくなるため、FPCとコネクタとの接触不良が発生しやすくなる。
そこで、近年では、コネクタの各接続端子を千鳥状に配置することで、隣り合う接続端子の間隔を広げるようにしている。これにより、上記コネクタと接続されるFPCとして、例えば図5に示す構成のものを用いることができる。このようなFPCでは、各パターンランド101を千鳥状に配置して、各パターンランド101の面積を十分に確保することができるので、FPCとコネクタとの接触不良を防止することができる。このように各パターンランド101を千鳥状に配置したFPCとしては、例えば特許文献4で提案されている。
実開平6−82874号公報
特開平9−81923号公報
特開2003−101173号公報
特開2003−347699号公報
ところで、図6は、各パターンランド101を千鳥配置した従来のFPCの他の構成例を示す平面図である。基板100上のカバーフィルム105で覆われていない配線部分は、配線(例えば銅)の腐食を防ぐために、ニッケル、金、はんだ等でメッキを施す必要がある。そのメッキを電解メッキで行う場合は、同図に示すように、メッキリードするためのメッキリード線106を基板100上に形成して行う。このメッキリード線106は、パターン強度を保つ働きも兼ねているので、このFPCでは、外部ストレス(応力)が加わった場合でも配線パターンが断線しにくい。
しかし、図5のFPCでは、コネクタ端子部(各パターンランド101)にメッキリード線を設けていないので、外部ストレスが加わった場合に、配線パターン(特に配線の細い部分)が断線しやすいという問題がある。ここで、メッキリード線を設けない場合としては、例えば、基板100上のカバーフィルム105で覆われていない配線部分のメッキを無電解メッキで行う場合や、メッキリード線バリを懸念した場合がある。なお、メッキリード線バリとは、コネクタ挿入時などにおいてメッキリード線がめくれる現象を指す。
以下、図5のFPCにおいてパターン断線が生じやすい理由について説明する。なお、説明の便宜上、基板100上に千鳥配置された各パターンランド101のうちで、第1列(基板先端側の列)のものをパターンランド101bと称し、残りの第2列(基板先端とは反対側の列)のものをパターンランド101aと称することとする。
図5のFPCでは、各パターンランド101aは、導体パターン102と接続されているとともに、導体パターン102よりも幅広で形成されている。一方、各パターンランド101bは、引出部103を介して導体パターン104と接続されているとともに、引出部103よりも幅広で形成されている。また、少なくとも導体パターン102・104は、カバーフィルム105で覆われている。
上記の引出部103は、隣り合うパターンランド101a・101aの間を通り、パターンランド101aの基板先端側まで導体パターン104から引き出されている。この構成では、例えば、引出部103におけるパターンランド101bとの接続部に外部ストレスが加わったときに、その外部ストレスが引出部103の引出方向(延設方向)とは垂直方向に分散される部位が存在しない。その結果、外部ストレスが引出部103の上記接続部に集中しやすくなり、上記接続部の位置、すなわち、図5の破線Pの位置において、引出部103が断線しやすくなる。特に、引出部103は、基板100上の配線パターンの中で最も細く形成されているため、外部ストレスによる引出部103の断線は、なおさら生じやすい。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、コネクタ端子部にメッキリード線がなく、かつ、各パターンランドが千鳥状に配置される構成であっても、外部ストレスによる配線パターンの断線を防止することができるフレキシブルプリント基板と、そのフレキシブルプリント基板を有する液晶表示装置とを提供することにある。
本発明のフレキシブルプリント基板は、第1の導体パターンと接続される第1のパターンランドと、第2の導体パターンと引出部を介して接続される第2のパターンランドとが基板上に形成され、隣り合う第1のパターンランドの間を上記引出部が通るように、複数の上記第1のパターンランドおよび複数の上記第2のパターンランドが千鳥状に配置されたフレキシブルプリント基板であって、上記第2のパターンランドは、その一部が隣り合う第1のパターンランドの間に位置するように形成されていることを特徴としている。
上記の構成によれば、基板上には、第1のパターンランドと第2のパターンランドとが形成されている。第1のパターンランドは、第1の導体パターンと接続されており、第2のパターンランドは、第2の導体パターンと引出部を介して接続されている。上記の引出部は、隣り合う第1のパターンランドの間を通るように配置され、これによって複数の第1のパターンランドと複数の第2のパターンランドとが千鳥状に配置されている。
ここで、第2のパターンランドは、その一部が隣り合う第1のパターンランドの間に位置するように形成されているので、第2のパターンランドの上記一部と引出部とを接続すれば、引出部における第2のパターンランドの上記一部との接続部が、第1のパターンランドの基板先端側から突出することはない。すなわち、上記接続部と隣り合う位置(引出部の引出方向とは垂直方向の位置)には、第1のパターンランドが必ず存在する。これにより、外部ストレスが基板に加わった場合でも、そのストレスが引出部の上記接続部にのみ集中することはなく、上記接続部と隣り合って位置する第1のパターンランドにも分散される。したがって、外部ストレスによる配線(ここでは、第2のパターンランドを引き出すための引出部)の断線を、コネクタ端子部(各パターンランド)にメッキリード線がなく、かつ、各パターンランドが千鳥配置される構成であっても防止することができる。
また、本発明において、上記第2のパターンランドは、上記引出部よりも幅広で形成されており、上記第1のパターンランドにおける上記第1の導体パターン側とは反対側の端部を第1の端部とすると、上記第1の端部は、上記第1の導体パターン側からその反対側に向かうにつれて幅が狭くなる形状で形成されており、上記第2のパターンランドにおける上記引出部側の端部を第2の端部とすると、上記第2の端部は、上記引出部とは反対側から上記引出部側に向かうにつれて幅が狭くなる形状で形成されていてもよい。
この構成では、第2の端部を、隣り合う第1の端部の間において、極力、基板先端側とは反対側に押し込んで位置させることができる。これにより、引出部における第2の端部との接続部が第1のパターンランドから基板先端側に突出することが確実になくなる。したがって、外部ストレスが基板に加わった場合でも、そのストレスが上記接続部にのみ集中するのを確実に防止することができる。
また、本発明において、上記第2の端部は、隣り合う上記第1の端部の間に位置していることが望ましい。この場合、第2のパターンランドの一部が隣り合う第1のパターンランドの間に位置することになるので、外部ストレスが加わったときの配線(引出部)の断線を防止できる本発明の効果を確実に得ることができる。
また、本発明の液晶表示装置は、液晶パネルと、上記液晶パネルを表示動作させるための信号を出力する信号源と、上記液晶パネルと上記信号源とを接続するフレキシブルプリント基板とを備え、上記フレキシブルプリント基板は、上述した本発明のフレキシブルプリント基板で形成されていることを特徴としている。
この構成によれば、液晶パネルと信号源とを接続するフレキシブルプリント基板が、外部ストレスによる配線の断線を防止できる本発明のフレキシブルプリント基板を用いて形成されているので、信頼性の高い液晶表示装置を実現することができる。
本発明によれば、第2のパターンランドは、その一部が隣り合う第1のパターンランドの間に位置するように形成されているので、外部ストレスが基板に加わった場合でも、そのストレスが引出部における第2のパターンランドの上記一部との接続部にのみ集中することがない。したがって、外部ストレスによる配線(引出部)の断線を、コネクタ端子部(各パターンランド)にメッキリード線がなく、かつ、各パターンランドが千鳥配置される構成であっても防止することができる。
本発明の実施の一形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
図2は、本実施形態の液晶表示装置の概略の構成を示す平面図である。この液晶表示装置は、液晶パネル1と、信号源2と、FPC3と、バックライト4とを備えている。
図2は、本実施形態の液晶表示装置の概略の構成を示す平面図である。この液晶表示装置は、液晶パネル1と、信号源2と、FPC3と、バックライト4とを備えている。
液晶パネル1は、一対の基板で液晶を挟持してなり、複数の画素をマトリクス状に有しているとともに、画像データに応じて各画素を駆動するためのスイッチング素子(例えばTFT(Thin Film Transistor))やゲートドライバおよびソースドライバを有している。
信号源2は、液晶パネル1を表示動作させるための信号を出力するものである。より具体的には、信号源2は、液晶パネル1のゲートドライバおよびソースドライバに電源電圧信号を出力する電源回路や、入力画像データに例えばガンマ補正などの処理を施し、RGBごとにD/A変換して出力する信号処理回路などを有している。
FPC3は、液晶パネル1と信号源2とを電気的に接続するものである。なお、FPC3の詳細については後述する。FPC3の各接続端子は、信号源2のコネクタ2aの各接続端子と電気的に接続される。バックライト4は、液晶パネル1を照明するものであり、液晶パネル1の裏面に設けられている。なお、液晶パネル1が反射型の場合、バックライト4は勿論不要である。
このような構成においては、信号源2からFPC3を介して入力される信号に基づいて、バックライト4から出射される光の透過を各画素ごとにON/OFF制御することにより、液晶パネル1は画像を表示することができる。
次に、上述したFPC3の詳細について説明する。
図1は、FPC3の概略の構成を示す平面図である。FPC3は、基板10上に複数のパターンランド11を千鳥状に配置して形成されている。各パターンランド11は、上述したコネクタ2a(図2参照)との接続端子であり、第1のパターンランド11aと第2のパターンランド11bとで形成されている。ここで、第2のパターンランド11bは、パターンランド11のうちで、第1列、すなわち基板先端側の列のものを指し、第1のパターンランド11aは、残りの第2列、すなわち基板先端とは反対側の列のものを指す。
図1は、FPC3の概略の構成を示す平面図である。FPC3は、基板10上に複数のパターンランド11を千鳥状に配置して形成されている。各パターンランド11は、上述したコネクタ2a(図2参照)との接続端子であり、第1のパターンランド11aと第2のパターンランド11bとで形成されている。ここで、第2のパターンランド11bは、パターンランド11のうちで、第1列、すなわち基板先端側の列のものを指し、第1のパターンランド11aは、残りの第2列、すなわち基板先端とは反対側の列のものを指す。
各第1のパターンランド11aは、それぞれ第1の導体パターン12と接続されている。第1のパターンランド11aの最大幅は、第1の導体パターン12の幅よりも広い。一方、第2のパターンランド11bは、それぞれ引出部13を介して第2の導体パターン14と接続されている。第2のパターンランド11bの幅は、引出部13の幅よりも広く、引出部13の幅は、第2の導体パターン14よりも狭い。したがって、基板10上に形成されている配線の中では、引出部13が最も細く形成されている。
引出部13は、隣り合う第1のパターンランド11a・11aの間を通るように配置されており、これによって複数の第1のパターンランド11aと複数の第2のパターンランド11bとを基板10上に千鳥状に配置することができる。また、上述した第1の導体パターン12、第2の導体パターン14、引出部13の一部および第1のパターンランド11aの一部は、カバーフィルム15で覆われている。
なお、基板10上のカバーフィルム15で覆われていない配線部分は、例えば無電解メッキによりメッキ処理されているが、コネクタ端子部(第1のパターンランド11a、第2のパターンランド11b)以外の部位にメッキリードを設けて電界メッキによりメッキ処理されていてもよい。いずれにしても、第1のパターンランド11aおよび第2のパターンランド11bには、電解メッキで必要とされるメッキリード線は設けられてはいない。
本実施形態では、第2のパターンランド11bは、その一部(引出部13との接続部)が隣り合う第1のパターンランド11a・11aの間に位置するように形成されている。より具体的には、以下の通りである。
第1のパターンランド11aは、第1の導体パターン12との接続側とは反対側の端部として第1の端部21を有している。第1の端部21は、第1の導体パターン12側からその反対側に向かうにつれて幅が徐々に狭くなる形状で形成されている。なお、本実施形態では、第1の端部21の側辺は直線状となっているが、曲線であっても構わない。
一方、第2のパターンランド11bは、引出部13との接続側の端部として第2の端部22を有している。第2の端部22は、引出部13との接続側とは反対側から引出部13側に向かうにつれて幅が徐々に狭くなる形状で形成されている。第2の端部22は、隣り合う第1の端部21・21の間に位置しており、これによって、第2のパターンランド11bの一部が隣り合う第1のパターンランド11a・11aの間に位置する構成を実現させている。なお、本実施形態では、第2の端部22の側辺は直線状となっているが、曲線であっても構わない。
このように、第2のパターンランド11bの一部が隣り合う第1のパターンランド11a・11aの間に位置していることにより、引出部13における第2のパターンランド11bとの接続部が、第1のパターンランド11aの基板先端側から基板先端方向に突出することはない。これにより、外部ストレスがFPC3に加わった場合でも、そのストレスが引出部13の上記接続部にのみ集中することはなく、上記接続部の周囲(例えば上記接続部と隣り合う第1のパターンランド11a)にも分散される。したがって、外部ストレスによる引出部13の断線を、コネクタ端子部にメッキリード線がなく、かつ、各パターンランド11が千鳥配置される構成であっても防止することができる。
特に、隣り合う第1の端部21・21の間に第2の端部22を位置させることにより、第2のパターンランド11bの一部を隣り合う第1のパターンランド11aの間に確実に位置させることができるので、外部ストレスによる引出部13の断線を防止する本発明の効果を確実に得ることができる。
また、引出部13は、基板10上の配線の中で最も細く形成され、最も断線しやすいが、第2のパターンランド11bを上記のように形成することで引出部13にかかる外部ストレスを分散させることができるので、外部ストレスによって最も断線しやすい引出部13の断線を、従来のように基板10の裏面に補強板を固着させることなく防止することができる。
また、FPCの裏面に補強板を固着することでパターン断線を防止する従来の手法では、コネクタ自身の薄型化によって補強板の厚みが制限され、パターン強度を十分に保つことができない場合がある。しかし、本実施形態の構成によれば、基板10の裏面に補強板を固着させることなくパターン断線を防止できるので、簡単な構成で薄型のコネクタにも十分に対応することができる。
なお、コネクタの薄型化よる補強板の厚み制限がないのであれば、そのような補強板を基板10の裏面に設け、パターン断線をより確実に防止できるようにしてもよい。
また、第1のパターンランド11aの第1の端部21が上記した形状で形成されていることにより、第1の端部21が第1のパターンランドの最大幅と一律に同じ幅で形成される場合に比べて、第1の端部21の面積が減少する分、隣り合う第1の端部21・21の間のスペース、すなわち、第2の端部22の配置スペースを広げることができる。したがって、隣り合う第1の端部21・21の間に、第2のパターンランド11bの第2の端部22を容易に形成することができる。
また、これに加え、第2の端部22が上記した形状で形成されていることにより、第2の端部22を、極力、基板10の先端側とは反対側(第2の導体パターン14側)に押し込んで位置させることができる。このことは、取りも直さず、引出部13における第2の端部22との接続部を、極力、基板10の先端側とは反対側に押し込んで位置させることができることを意味する。これにより、上記接続部が第1のパターンランド11aから基板10の先端側に突出することが確実になくなり、外部ストレスがFPC3に加わった場合でも、そのストレスが上記接続部にのみ集中するのを確実に防止することができる。
ところで、第1の端部21および第2の端部22の形状は、上記の形状に限定されるわけではない。例えば、図3は、FPC3の他の構成例を示す平面図である。同図に示すように、第1の端部21は、第1のパターンランド11aの延設方向(第1の導体パターン12側からその反対側に向かう方向)に、一律に、第1のパターンランド11aの最大幅よりも狭い幅で形成されていてもよい。また、第2の端部22は、第2のパターンランド11bの延設方向(第2の導体パターン14側からその反対側に向かう方向)に、一律に、引出部13の幅よりも広い幅で形成されていてもよい。なお、第1のパターンランド11aおよび第2のパターンランド11bの上記延設方向は、引出部13の引出方向(延設方向)に沿った方向でもある。
このような形状で第1の端部21および第2の端部22を形成した場合であっても、隣り合う第1の端部21・21の間に第2の端部22を位置させることができる。したがって、図3の構成であっても、外部ストレスによる引出部13の断線を防止する本発明の効果を得ることができる。
また、図4は、FPC3のさらに他の構成例を示す平面図である。同図に示すように、第1の端部21は、第1の導体パターン12側からその反対側に向かうにつれて幅が徐々に狭くなる形状で形成され、かつ、第2の端部22は、第2の導体パターン14側からその反対側に向かう方向に、一律に、引出部13の幅よりも広い幅で形成されてもよい。この場合でも、隣り合う第1の端部21・21の間に第2の端部22を位置させることができるので、外部ストレスによる引出部13の断線を防止することができる。
以上で説明した図1、図3および図4の構成から、隣り合う第1の端部21・21の間に第2の端部22を位置させるためには、第1の端部21は、第1の導体パターン12とは反対側の先端部で、第1のパターンランド11aの最大幅よりも狭い幅となる形状で形成されていればよいと言える。
1 液晶パネル
2 信号源
3 フレキシブルプリント基板
10 基板
11a 第1のパターンランド
11b 第2のパターンランド
12 第1の導体パターン
13 引出部
14 第2の導体パターン
21 第1の端部
22 第2の端部
2 信号源
3 フレキシブルプリント基板
10 基板
11a 第1のパターンランド
11b 第2のパターンランド
12 第1の導体パターン
13 引出部
14 第2の導体パターン
21 第1の端部
22 第2の端部
Claims (4)
- 第1の導体パターンと接続される第1のパターンランドと、
第2の導体パターンと引出部を介して接続される第2のパターンランドとが基板上に形成され、
隣り合う第1のパターンランドの間を上記引出部が通るように、複数の上記第1のパターンランドおよび複数の上記第2のパターンランドが千鳥状に配置されたフレキシブルプリント基板であって、
上記第2のパターンランドは、その一部が隣り合う第1のパターンランドの間に位置するように形成されていることを特徴とするフレキシブルプリント基板。 - 上記第2のパターンランドは、上記引出部よりも幅広で形成されており、
上記第1のパターンランドにおける上記第1の導体パターン側とは反対側の端部を第1の端部とすると、
上記第1の端部は、上記第1の導体パターン側からその反対側に向かうにつれて幅が狭くなる形状で形成されており、
上記第2のパターンランドにおける上記引出部側の端部を第2の端部とすると、
上記第2の端部は、上記引出部とは反対側から上記引出部側に向かうにつれて幅が狭くなる形状で形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルプリント基板。 - 上記第2の端部は、隣り合う上記第1の端部の間に位置していることを特徴とする請求項2に記載のフレキシブルプリント基板。
- 液晶パネルと、
上記液晶パネルを表示動作させるための信号を出力する信号源と、
上記液晶パネルと上記信号源とを接続するフレキシブルプリント基板とを備え、
上記フレキシブルプリント基板は、請求項1から3のいずれかに記載のフレキシブルプリント基板で形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
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RD01 | Notification of change of attorney |
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