JP2007273578A - 電子部品接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で透明基板上に設けられた透明導電膜からなるアライメントマークを認識しやすくし、精度よく電子部品を接続することができる電子部品接続構造を提供することである。
【解決手段】本発明の一態様に係る電子部品接続構造は、第2の透明基板102上に設けられた第1の外部接続端子と、第1のFPC110に設けられた第1の接続端子とが接続された電子部品接続構造であって、第2の透明基板102の第1の外部接続端子が設けられた第1の面に形成されたITOからなる第1のアライメントマーク108と、第2の透明基板102の第1の面の裏面側の第2の面に形成された不透明膜からなる補助マーク109とを有し、補助マーク109は、第1のアライメントマーク108に対応して設けられているものである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電子部品接続構造に関し、特に、電子部品の位置合わせを行うためのアライメントマークを備える電子部品接続構造に関する。
液晶表示装置や有機EL表示装置などのガラス基板を用いた表示パネルは、それぞれ所定の構造物が形成された2枚のガラス基板を所定の間隔を隔てて接着することにより形成される。このような表示パネルの端部には、外部から電源電圧、表示信号などを供給するため、駆動回路等が実装されたフレキシブル基板が接続される。
表示パネルとフレキシブル基板との接続方法としては、一般的に表示パネルの端部に設けられた外部接続端子とフレキシブル基板の接続端子とを異方性導電接着剤を介して圧着する方法が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
通常、表示パネルを構成する一方のガラス板の表面には、所定位置にITOなどの透明導電膜からなる複数の外部接続端子が形成されている。一方、フレキシブル基板の接着面には、外部接続端子に対応して設けられた接続端子が形成されている。そして、フレキシブル基板の接着面には、導電粒子を含む異方性導電接着剤が所定の厚みにコーティングされている。フレキシブル基板をアライメントして熱圧着することにより、表示パネルの外部接続端子とフレキシブル基板の接続端子とが電気的に接続されるとともに、表示パネルとフレキシブル基板が物理的に接続される。
特開平11−135909号公報
一般的にフレキシブル基板のアライメントには、外部接続端子及び接続端子の近傍にそれぞれ設けられたアライメントマークが用いられる。表示パネルのアライメントマークは、基板上に形成された透明導電膜からなる外部接続端子と同時に同一材料で形成される。
アライメントを行う場合、CCDカメラを用いて透明導電膜からなる表示パネルのアライメントマーク及びフレキシブル基板に設けられた不透明導電膜のアライメントマークを同時に撮像する。そして、アライメントマークの画像に基づいて、表示パネルの外部接続端子とフレキシブル基板の接続端子とを位置合わせしていた。
しかしながら、上述したように表示パネルのアライメントマークは、フレキシブル基板の接続精度を向上させるため、ITOなどの透明導電膜からなる外部接続端子と同時に同一材料で形成している。このため、表示パネルのアライメントマークが認識されにくくなり、表示パネルとフレキシブル基板とを精度よく接続することができない。
また、アライメントマークが認識されにくい原因としては、CCDカメラの光源の状態、カメラ軸の位置ずれなども考えられる。このような場合には、作業者が、アライメントマークが認識されるように、CCDカメラの調整を行う必要があった。しかしながら、表示パネルのアライメントマークは、透明導電膜により形成されているため、調整作業にも時間がかかる。
また、アライメントマークがCCDカメラにより全く認識されない場合には、作業者が顕微鏡にて確認し、フレキシブル基板の位置合わせを別途行う必要があった。このため、製造タクトが長くなるという問題を有している。
本発明は、上記のような事情を背景としてなされたものであり、本発明の目的は、簡単な構造で透明基板上に設けられた透明膜からなるアライメントマークを認識しやすくし、精度よく電子部品を接続することができる電子部品接続構造を提供することである。
本発明の第1の態様に係る電子部品接続構造は、透明基板上に設けられた第1の外部接続端子と、第1の電子部品に設けられた第1の接続端子とが接続された電子部品接続構造であって、前記透明基板の前記第1の外部接続端子が設けられた第1の面に形成された透明膜からなる第1のアライメントマークと、前記透明基板の前記第1の面の裏面側の第2の面に形成された不透明膜からなる補助マークとを有し、前記補助マークは、前記第1のアライメントマークに対応して設けられているものである。これにより、不透明膜からなる補助マークを用いて透明膜からなる第1のアライメントマークを認識しやすくすることができ、電子部品を精度よく実装することができる。
本発明の第2の態様に係る電子部品接続構造は、上記の電子部品接続構造において、前記補助マークの重心は、前記第1のアライメントマークの重心と略一致しているものである。これにより、第1のアライメントマークを認識しやすくすることができ、電子部品を精度よく実装することができる。
本発明の第3の態様に係る電子部品接続構造は、上記の電子部品接続構造において、前記補助マークの外周辺又は内周辺が、前記第1のアライメントマークの外周辺又は内周辺と略一致しているものである。これにより、第1のアライメントマークの位置を補助マークにより確認することができる。
本発明の第4の形態に係る電子部品接続構造は、上記の電子部品接続構造において、前記第1の外部接続端子は、透明導電膜により形成され、前記第1のアライメントマークは、前記第1の外部接続端子と同一材料で形成されているものである。これにより、製造工程の増加を防止することができる。
本発明の第5の態様に係る電子部品接続構造は、上記の電子部品接続構造において、前記透明基板の前記第2の面に設けられた第2の外部接続端子を有し、前記第2の外部接続端子は、第2の電子部品に設けられた第2の接続端子と接続されているものである。本発明は、このような場合においても好適である。
本発明の第6の態様に係る電子部品接続構造は、上記の電子部品接続構造において、前記第1の外部接続端子の形成位置と、前記第2の外部接続端子の形成位置とは重ならないものである。これにより、透明基板の両側に接続される第1の電子部品と第2の電子部品のそれぞれを精度よく接続することができる。
本発明の第7の態様に係る電子部品接続構造は、上記の電子部品接続構造において、前記第2の外部接続端子は、不透明導電膜により形成され、前記補助マークは、前記第2の外部接続端子と同一材料で形成されているものである。これにより、製造工程の増加を防止することができる。
本発明の第8の態様に係る電子部品接続構造は、上記の電子部品接続構造において、前記透明基板の前記第2の面に第2のアライメントマークを形成し、該第2のアライメントマークは前記第2の外部接続端子と同一材料であるものである。これにより、第2の電子部品を精度よく実装することができる。また、製造工程の増加を防止することができる。
本発明により、簡単な構造で透明基板上に設けられた透明膜からなるアライメントマークを認識しやすくし、精度よく電子部品を接続することができる電子部品接続構造を提供することができる。
以下に、本発明を適用可能な実施の形態が説明される。以下の説明は、本発明の実施形態を説明するものであり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1について、図1及び2を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係る電子部品接続構造の一例を示す図である。また、図2は、図1のA−A断面図である。ここでは、本実施の形態に係る電子部品接続構造を有する液晶パネル100について説明する。図1及び2に示すように、本実施の形態に係る液晶パネル100は、第1の透明基板101、第2の透明基板102、端子部103、ドライバIC104、引き回し配線105、外部接続配線106、第1の外部接続端子107、第1のアライメントマーク108、補助マーク109、第1のフレキシブル基板(以下、FPC(Flexible Printed Circuit)とする)110を有している。なお、説明のため、図1においては、第1のFPC110の図示を省略している。
液晶パネル100は、ガラスなどからなる絶縁性の第1の透明基板101と第2の透明基板102との間に液晶(不図示)を挟持した構成を有している。第1の透明基板101及び第2の透明基板102の対向面には、電極、配向膜などがそれぞれ形成されている。液晶パネル100は、第1の透明基板101及び第2の透明基板102上に形成された電極に電圧を印加し、液晶に電界を印加することによって、画像を表示する。この画像を表示する領域が、表示領域である。図1及び2に示すように、液晶パネル100を構成する2枚の透明基板101、102のうち、第2の透明基板102は、第1の透明基板101よりも平面寸法が大きく形成されている。従って、第2の透明基板102は、第1の透明基板101から突出するように配置される。
液晶パネル100の端子部103は、第2の透明基板102が第1の透明基板101から突出した周辺領域をいう。端子部103には、第1の透明基板101及び第2の透明基板102上に形成された電極へ表示信号などを伝送する引き回し配線105が形成されている。また、引き回し配線105の端部には、接続端子(不図示)が形成されている。この接続端子には、紫外線硬化型や熱硬化型の異方性導電接着材(不図示)を介してドライバIC104が接続される。ドライバIC104は、COG(Chip On Glass)方式によって第2の透明基板102上に直接に設けられている。
また、第2の透明基板102上には、複数の第1の外部接続配線106が形成されている。第1の外部接続配線106の一端には、IC接続端子(不図示)が形成されている。このIC接続端子には、上述した異方性導電接着材を介してドライバIC104が接続される。従って、ドライバIC104の出力側は引き回し配線105のIC接続端子に、入力側は第1の外部接続配線106のIC接続端子にそれぞれ接続される。
また、第1の外部接続配線106の他端には、複数の第1の外部接続端子107が形成されている。第1の外部接続端子107は、ITOなどの透明導電膜で形成されている。図2に示すように、外部接続端子107には、第1のFPC110が接続されている。すなわち、第1のFPC110は、第2の透明基板のドライバICが設けられた一辺側に接着されている。
第1のFPC110には、第1の外部接続端子107に対応して設けられた接続端子(不図示)が形成されている。第1のFPC110の接着面には、異方性導電接着剤が所定の厚みにコーティングされている。異方性導電接着材は、絶縁性の接着材の中に金属粒子などの導電粒子を所定量含有したものである。第1の外部接続端子107と第1のFPC110の接続端子のアライメントを行い、熱圧着をすることにより、第1のFPC110に設けられた接続端子と液晶パネル100側の第1の外部接続端子107とは、異方性導電接着材中に含有される導電粒子により電気的に接続されるとともに、第1のFPC110と液晶パネル100とは物理的に接着されている。すなわち、第1のFPC110に設けられた接続端子と第1の外部接続端子107とは、異方性導電接着材を介して接続される。
第1のFPC110には、図示しない制御回路等が実装されている。制御回路には、ドライバICに表示信号、各種の制御信号などを供給するコントローラや、電源電圧、基準電圧などを供給する電源回路などが設けられる。従って、第1の外部接続端子107と制御回路とが、第1のFPC110を介して接続される。制御回路等から出力される表示信号や各種の制御信号は、外部接続端子107、外部配線を介してドライバIC104に入力される。ドライバIC104は、入力される表示信号や制御信号に基づいて、表示領域の各電極に所定のタイミングで電圧を供給する。
第1のアライメントマーク108は、複数の第1の外部接続端子107群の両端部近傍に形成されている。第1のアライメントマーク108は、第1のFPC110の接続端子と第1の外部接続端子107とを接続するときに、第1のFPC110のアライメントを行う際に用いられる。第1のアライメントマーク108は、第1の外部接続端子107と同一工程にて同一の材料で形成される。すなわち、第1のアライメントマーク108は、透明膜である透明導電膜により形成される。また、第1のアライメントマーク108は、第1の外部接続端子107と同一プロセスで形成されるため、第1の外部接続端子107の位置を特定するための基準マークとなる。
ここで、第1のアライメントマーク108が設けられた面を第1の面とする。第1の面には、第1の外部接続端子107、第1のアライメントマーク108のみならず、表示領域内の電極、引き回し配線105、第1の外部接続配線106等が形成されている。
補助マーク109は、第2の透明基板102において、第1の外部接続端子107が形成された第1の面の裏面側の第2の面に設けられている。補助マーク109は、第1のアライメントマーク108に対応して設けられている。補助マーク109としては、不透明膜を用いる。例えば、Al、Crなどの金属膜や遮光性を有する樹脂などを用いることができる。
ここで、図3及び4を参照して、第1のアライメントマーク108と補助マーク109の位置関係及びアライメントマークの形状について説明する。図3は、液晶パネル100の第1のアライメントマーク108近傍の拡大図である。また、図4は、液晶パネル100に第1のFPC110を接続した場合の、第1のアライメントマーク108近傍の拡大図である。図3及び図4においては、適宜省略がなされている。
図3に示すように、第1のアライメントマーク108の形状は、略矩形の枠状である。また、補助マーク109は、上述したように、第2の透明基板102において、第1のアライメントマーク108が配置された面の裏面側である第2の面に設けられている。すなわち、補助マーク109は、表示領域内の電極等が形成された面の裏面側に形成される。このように、第1のアライメントマーク108と補助マーク109の形成面が異なるため、補助マーク109の形成時に、表示に必要な各種の信号を伝送する電極等に影響を与えることがない。
また、補助マーク109の形状は略矩形状であり、枠状の第1のアライメントマーク108の枠内に対応して形成されている。従って、第1のアライメントマーク108が配置された第1の面から視認すると、補助マーク109は、第1のアライメントマーク108の枠内に収容されるように視認される。
図4に示すように、第1のFPC110には、第2の透明基板102上に形成された第1の外部接続端子107に対応して、FPC側接続端子111が設けられている。また、FPC側接続端子111の近傍には、FPC側アライメントマーク112が形成されている。FPC側アライメントマーク112は、第1のアライメントマーク108に対応した略矩形の枠部を有している。また、FPC側アライメントマーク112は、枠部から延出して形成された突部を有している。第1のアライメントマーク108とFPC側アライメントマーク112の枠を重ね合わせて配置することにより、第1のFPC110のアライメントを行う。
このとき、第1のアライメントマーク108は、上述したように透明導電膜により形成されている。このため、アライメントを行う際に、CCDカメラにより画像認識を行うと、適切に撮像されず認識されにくい場合がある。しかしながら、本発明によれば、補助マーク109が第1のアライメントマーク108の枠内に配置されるように第2の面に形成されている。補助マーク109は、金属膜等の不透明膜により形成されている。このため、CCDカメラが第1のアライメントマーク108を認識できない場合でも、補助マーク109は認識することができる。
従って、補助マーク109がFPC側アライメントマーク112の枠の内部に収まるように、第1のFPC110の位置合わせを行うことにより、FPC側接続端子111と第1の外部接続端子107の位置合わせを行うことができる。すなわち、補助マーク109は、第1のアライメントマーク108が認識できないとき、第1のアライメントマーク108の位置を補助的に示す役割を担っている。つまり、補助マーク109により、第1のアライメントマーク108の位置を特定することができる。
また、第1のアライメントマーク108と補助マーク109の重心は略一致している。これにより、補助マーク109により、第1のアライメントマーク108の位置を確実に特定することができ、第1のFPC110の位置合わせ精度を向上させることができる。
また、第1のアライメントマーク108が認識されにくい原因としては、CCDカメラの光源の状態、カメラ軸の位置ずれなども考えられる。このような場合には、作業者が、アライメントマークが認識されるように、CCDカメラの調整を行う必要がある。このとき、補助マーク109により、各調整を行うことができるため、調整作業時間が短縮できる。これにより、製造タクトを短縮することが可能となる。
なお、第1のアライメントマーク108、補助マーク109の形状は、上述した例に限定されない。例えば、第1のアライメントマーク108を十字状とし、補助マーク109を抜き十字状とすることができる。また、上述の例では、補助マーク109を用いて、第1のアライメントマーク108の形成位置を特定するようにしたが、補助マーク109の形状を第1のアライメントマーク108の形状を略等しくして、補助マーク109を第1のアライメントマーク108の代わりにアライメントマークとして用いることも可能である。
また、補助マーク109の外周辺又は内周辺の一辺が第1のアライメントマーク108の外周辺又は内周辺の任意の一辺と略一致するように配置して、当該補助マーク109の一辺をFPC側アライメントマーク112と一致させてもよい。このようにすることにより、アライメントマーク108の輪郭、すなわち、アライメントマーク108の位置を確実に認識することができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2について図5及び6を参照して説明する。図5は、本実施の形態に係る電子部品接続構造の一例を示す図である。また、図6は、図5のA−A断面図である。本実施の形態に係る電子部品接続構造は、抵抗膜式、静電容量式などのタッチパネルにおいて好適に用いられる。例えば、特開平2003−29930号公報において示されるような、1枚の透明基板の表面側、裏面側ともに、電子部品を実装する構成を有する電子機器に本発明は適用可能である。
ここでは、本実施の形態に係る電子部品接続構造を有するタッチパネル200について説明する。図5及び6に示すように、本実施の形態に係るタッチパネル200は、上部透明基板201、中間透明基板202、下部透明基板203、端子部204、第1の外部接続端子205、第1のアライメントマーク206、補助マーク207、第1のFPC208、第2の外部接続端子209、第2のアライメントマーク210、第2のFPC211を有している。なお、説明のため、図5においては、第1のFPC208及び第2のFPC211の図示を省略している。
上部透明基板201及び中間透明基板202としては、ポリエチレンテレフタラートなどの可撓性を有する透明樹脂基板が用いられる。また、下部透明基板203としては、ガラスなどの透明基板が用いられる。上部透明基板201、中間透明基板202、下部透明基板203は、視認側からこの順番で配置される。上部透明基板201と下部透明基板203の対向面には、透明電極が形成されている。図5及び6に示すように、タッチパネル200を構成する上部透明基板201、202、203のうち、中間透明基板202は、上部透明基板201及び下部透明基板203よりも平面寸法が大きく形成されている。従って、中間透明基板202は、上部透明基板201及び下部透明基板203から突出するように配置される。
タッチパネル200の端子部204は、中間透明基板202が他の透明基板201、203から突出した周辺領域をいう。中間透明基板202の端子部204において、その表面(第1の面)側にはITOなどの透明導電膜からなる配線(不図示)が形成されている。また、その配線の端部には、当該配線と同一の透明導電膜からなる第1の外部接続端子205が形成されている。
第1のアライメントマーク206は、第1の外部接続端子205群の両端部近傍に形成されている。第1のアライメントマーク206は、第1のFPC208の接続端子と第1の外部接続端子205とを接続するときに、第1のFPC208のアライメントを行う際に用いられる。第1のアライメントマーク206は、第1の外部接続端子205と同一工程にて同一の材料で形成される。すなわち、第1のアライメントマーク206は、透明膜である透明導電膜により形成される。また、第1のアライメントマーク206は、第1の外部接続端子205と同一プロセスで形成されるため、第1の外部接続端子209の位置を特定するための基準マークとなる。
また、中間透明基板202の裏面(第2の面)側には、Alなどの金属膜からなる配線(不図示)が形成されている。また、その配線の端部には、当該配線と同一の金属膜からなる第2の外部接続端子209が設けられている。
第2のアライメントマーク210は、第2の外部接続端子209群の両端部近傍に形成されている。第2のアライメントマーク210は、第2のFPC211の接続端子と第2の外部接続端子209とを接続するときに、第2のFPC211のアライメントを行う際に用いられる。第2のアライメントマーク210は、第2の外部接続端子209と同一工程にて同一の材料で形成される。すなわち、第2のアライメントマーク210は、不透明膜である金属膜により形成される。また、第2のアライメントマーク210は、第2の外部接続端子209と同一プロセスで形成されるため、第2の外部接続端子209の位置を特定するための基準マークとなる。
また、図5及び図6に示すように、第2の面に設けられた第2の外部接続端子209は、第1の面に設けられた第1の外部接続端子205と重ならないずれた位置に形成されている。上述したように、第1の外部接続端子205、第2の外部接続端子209にはそれぞれ、第1のFPC208、第2のFPC211が接続される。このとき、両外部接続端子の形成位置が同じ位置であると、既に接続したFPCの厚みによって、第2の透明基板102が傾いてしまい、良好な接続ができない。このため、第2の外部接続端子209と第1の外部接続端子205とをずらして形成する。
ここで、補助マーク207は、中間透明基板202において、第1の外部接続端子205が形成された第1の面の裏面側の第2の面に設けられている。すなわち、補助マーク207は、第2の外部接続端子209が設けられた面に設けられている。また、補助マーク207は、第1のアライメントマーク206に対応して、第2のアライメントマーク210とは別に設けられている。このような構成とすることにより、第2のFPC211の位置精度を向上させることができる。
また、補助マーク207としては、不透明膜を用いる。例えば、Alなどの金属膜を用いることができる。また、補助マーク207を第2の外部接続端子209及び第2のアライメントマーク206を同一工程にて、同一材料により形成することが好ましい。これにより、補助マーク207の形成に係る工程増加を防止することができる。
補助マーク207としては、図3及び図4において説明したような形状とすることができる。このとき、第1のアライメントマーク206は、上述したように透明導電膜により形成されている。このため、アライメントを行う際に、CCDカメラにより画像認識を行うと、適切に撮像されず認識されにくい場合がある。しかしながら、本発明によれば、補助マーク207を用いてアライメントを行うことができ、第1のFPC208の位置精度を向上させることができる。また、補助マーク109を用いて、CCDカメラの調整を行うことにより、調整作業時間が短縮できる。
なお、実施の形態1と同様に、第1のアライメントマーク206、補助マーク207の形状は、上述した例に限定されず、第1のアライメントマーク206を特定できる形状であれば、どのような形状であっても良い。また、補助マーク207の形状を第1のアライメントマーク206の形状を略等しくしてもよく、補助マーク207の一辺が第1のアライメントマーク206の任意の一辺と略一致するように配置してもよい。
そして、上部透明基板201上の透明導電膜と中間透明基板202の表側面に接続された制御回路とが電気的に接続され、下部透明基板203の導電膜と中間透明基板202の裏面側に接続された制御回路とが電気的に接続されるように接着、或いは熱圧着により貼り合わされることにより、タッチパネル200が完成する。
このように、1枚の透明基板の両面に電子部品を実装する場合においても、透明導電膜からなるアライメントマークをCCDカメラにより自動的に認識しやすくすることができる。
なお、上述の実施の形態2においては、第2のアライメントマーク210と補助マーク207とを別々に設ける構成としたが、これに限定されない。第2のアライメントマーク210を形成せず、補助マーク207を第2のFPC211のアライメントマークとして用いることも可能である。また、本発明は、実施形態として液晶パネル、タッチパネルを例示して説明したが、有機EL(Electro Luminescence)表示装置など他の電子機器にも適用できる。
本発明に係る電子部品接続構造の構成の一例を示す図である。 図1のA−A断面図である。 本発明に係る電子部品接続構造の構成の一例を示す図である。 本発明に係る電子部品接続構造の構成の一例を示す図である。 本発明に係る電子部品接続構造の構成の他の例を示す図である。 図5のA−A断面図である。
符号の説明
100 液晶パネル
101 第1の透明基板
102 第2の透明基板
103 端子部
104 ドライバIC
105 引き回し配線
106 外部接続配線
107 第1の外部接続端子
108 第1のアライメントマーク
109 補助マーク
110 第1のフレキシブル基板(FPC)
111 FPC側接続端子
112 FPC側アライメントマーク
201 上部透明基板
202 中間透明基板
203 下部透明基板
204 端子部
205 第1の外部接続端子
206 第1のアライメントマーク
207 補助マーク
208 第1のフレキシブル基板
209 第2の外部接続端子
210 第2のアライメントマーク
211 第2のフレキシブル基板

Claims (8)

  1. 透明基板上に設けられた第1の外部接続端子と、第1の電子部品に設けられた第1の接続端子とが接続された電子部品接続構造であって、
    前記透明基板の前記第1の外部接続端子が設けられた第1の面に形成された透明膜からなる第1のアライメントマークと、
    前記透明基板の前記第1の面の裏面側の第2の面に形成された不透明膜からなる補助マークとを有し、
    前記補助マークは、前記第1のアライメントマークに対応して設けられている電子部品接続構造。
  2. 前記補助マークの重心は、前記第1のアライメントマークの重心と略一致している請求項1に記載の電子部品接続構造。
  3. 前記補助マークの外周辺又は内周辺が、前記第1のアライメントマークの外周辺又は内周辺と略一致している請求項1又は2に記載の電子部品接続構造。
  4. 前記第1の外部接続端子は、透明導電膜により形成され、
    前記第1のアライメントマークは、前記第1の外部接続端子と同一材料で形成されている請求項1、2又は3に記載の電子部品実装構造。
  5. 前記透明基板の前記第2の面に設けられた第2の外部接続端子を有し、
    前記第2の外部接続端子は、第2の電子部品に設けられた第2の接続端子と接続されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子部品接続構造。
  6. 前記第1の外部接続端子の形成位置と、前記第2の外部接続端子の形成位置とは重ならない請求項5に記載の電子部品接続構造。
  7. 前記第2の外部接続端子は、不透明導電膜により形成され、
    前記補助マークは、前記第2の外部接続端子と同一材料で形成されている請求項5又は6に記載の電子部品接続構造。
  8. 前記透明基板の前記第2の面に第2のアライメントマークを形成し、該第2のアライメントマークは前記第2の外部接続端子と同一材料である請求項5、6又は7のいずれか1項に記載の電子部品接続構造。
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