JP2007294533A - 電動式パワーステアリング装置 - Google Patents

電動式パワーステアリング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007294533A
JP2007294533A JP2006118219A JP2006118219A JP2007294533A JP 2007294533 A JP2007294533 A JP 2007294533A JP 2006118219 A JP2006118219 A JP 2006118219A JP 2006118219 A JP2006118219 A JP 2006118219A JP 2007294533 A JP2007294533 A JP 2007294533A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal
welding
metal substrate
power steering
electric power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006118219A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4246212B2 (ja
Inventor
Tsutomu Tominaga
努 富永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2006118219A priority Critical patent/JP4246212B2/ja
Priority to US11/498,100 priority patent/US7445081B2/en
Priority to DE102006043194.4A priority patent/DE102006043194B4/de
Publication of JP2007294533A publication Critical patent/JP2007294533A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4246212B2 publication Critical patent/JP4246212B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0403Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by constructional features, e.g. common housing for motor and gear box
    • B62D5/0406Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by constructional features, e.g. common housing for motor and gear box including housing for electronic control unit
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/30Structural association with control circuits or drive circuits
    • H02K11/33Drive circuits, e.g. power electronics
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/22Auxiliary parts of casings not covered by groups H02K5/06-H02K5/20, e.g. shaped to form connection boxes or terminal boxes
    • H02K5/225Terminal boxes or connection arrangements
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/10Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters
    • H02K7/116Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears
    • H02K7/1163Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears where at least two gears have non-parallel axes without having orbital motion
    • H02K7/1166Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears where at least two gears have non-parallel axes without having orbital motion comprising worm and worm-wheel

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Insulated Metal Substrates For Printed Circuits (AREA)
  • Combinations Of Printed Boards (AREA)

Abstract

【課題】この発明は、金属基板と金属基板の周辺部に配置された接続端子とを金属片で電気的に接続するとともに、金属基板の導体層と金属片をレーザ溶接で接合することにより、接続するための部品点数とスペースが削減されるので、装置が小型化でき、コストが低減できるとともに、接合の信頼性が向上する等の電動式パワーステアリング装置を得る。
【解決手段】この電動式パワーステアリング装置では、パワー用金属片Fpとモータ用パッド部41p、信号用金属片Fsとセンサ用パッド部Sp、グランド用金属片Fgとグランド用パッド部Gp、パワー用金属片Fpと溶接パッド部26ew、信号用金属片Fsと溶接パッド部26ew、グランド用金属片Fgと溶接パッド部26ewが夫々レーザ溶接により電気的に接合されている。
【選択図】図2

Description

この発明は、車両のハンドルに対して補助トルクを出力する電動モータと、この電動モータの駆動を制御する制御装置とを備えた電動式パワーステアリング装置に関するものである。
従来、車両のハンドルに対して補助トルクを出力する電動モータと、この電動モータを駆動制御する制御装置とを備え、制御装置が電動モータに取り付けられている電動式パワーステアリング装置が知られている。
例えば、特許文献1によれば、この電動式パワーステアリング装置では、電動モータの電流を切り換えるための半導体スイッチング素子からなるブリッジ回路が搭載された金属基板と、導電板、モータ端子等が絶縁性樹脂にインサート成形された大電流基板とが、接続部材を経由して電気的に接続されている。ここで、接続部材は金属基板上に固定された後半田付けされるとともに、大電流基板の導電板及びモータ端子とそれぞれ溶接により電気的に接続されるものである。
また、特許文献2には、回路基板を収納する樹脂ケースに一端が埋め込まれたターミナルと、回路基板の回路配線上の設けられた導出端子とが、リード片によって接続されている。そして、導出端子と接続されたリード片とターミナルとがレーザ溶接により接続される構成が開示されている。
特許第3638269号公報 特開平7−297576号公報
上記特許文献1に記載の電動式パワーステアリング装置では、半田付け時に接続部材が浮遊しないようにするため、接続部材を金属基板上に固定しており、そのためのネジ及びネジ締めのための基板面積が必要になる。また、接続部材を金属基板上に固定するときに発生する衝撃力が、金属基板上の半田付け前のブリッジ回路部品に伝達され、位置ズレが生じる。
また、特許文献2では、導出端子を経由してリード片と回路基板の回路配線が接続されている。
その結果、装置が大型化し、部品点数が増加してコストが高くなるとともに、金属基板上に実装される部品の半田接合の信頼性が低下するという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題とするものであって、金属基板と金属基板の周辺部の接続端子とを電気的に接続する部品点数を削減することにより、小型化されるとともにコストが低減され、電気的接続の信頼性が向上した電動式パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
この発明に係る電動式パワーステアリング装置は、車両のハンドルに対して補助トルクを出力する電動モータと、この電動モータの駆動を制御する制御装置とを備えた電動式パワーステアリング装置であって、前記制御装置は、前記ハンドルに対して補助するトルクに応じて前記電動モータの電流を切り換えるための複数の半導体スイッチング素子からなるブリッジ回路を有するパワー本体と、前記ハンドルの操舵トルクに基づいて前記ブリッジ回路を制御するための駆動信号を生成する制御本体と、金属板上に、絶縁層、及び配線パターンが形成された導体層が積層されて構成された金属基板と、この金属基板の周辺部に配置されているとともに導電材料で構成された接続端子と、一端部が前記パワー本体の搭載された前記金属基板の前記導体層と溶接され、他端部が前記接続端子と溶接された金属片とを備えたものである。
この発明に係る電動式パワーステアリング装置によれば、小型化されるとともにコストが低減され、また制御装置と電動モータとの電気的接続の信頼性が向上する等の効果がある。
以下、この発明の各実施の形態について図に基づいて説明するが、各実施の形態において、同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る電動式パワーステアリング装置を示す断面図、図2は図1の電動式パワーステアリング装置の内部の一部を示す斜視図である。
図において、この電動式パワーステアリング装置の3相ブラシレスモータである電動モータ1は、出力軸2と、この出力軸2に8極の磁極を有する永久磁石3が固定された回転子4と、この回転子4の周囲に設けられた固定子5と、出力軸2の出力側に配設され、回転子4の回転位置を検出する回転位置センサ6とを備えている。
上記固定子5は、永久磁石3の外周に相対した12個の突極7と、この突極7に装着されたインシュレータ8と、このインシュレータ8に巻回され、かつU、V及びWの3相に接続された電機子巻線9とを有している。電機子巻線9の3個の端部は、出力軸2の出力側軸線方向に延びた3個の巻線端子10に各々接続されている。
回転位置センサ6は、レゾルバであり、レゾルバ用回転子6a及びレゾルバ用固定子6bを有している。レゾルバ用回転子6aの外径は、レゾルバ用固定子6bとレゾルバ用回転子6aとの間の径方向隙間のパーミアンスが角度で正弦波状に変化するような特殊曲線になっている。レゾルバ用固定子6bには励磁コイル及び2組の出力コイルが巻回されており、このレゾルバ用回転子6a及びレゾルバ用固定子6b間の径方向隙間の変化を検出してsinとcosで変化する2相出力電圧を出力する。
電動モータ1は、減速機構である減速ギヤ11に固定されている。減速ギヤ11は、電動モータ1のハウジング12が取り付けられるギヤケース13と、このギヤケース13内に設けられ出力軸2の回転を減速するためのウォームギヤ14と、このウォームギヤ14に歯合したウォームホイール15とを有している。
ウォームギヤ14の電動モータ1側の端部には、スプラインが形成されている。出力軸2の減速ギヤ11側の端部には、内側にスプラインが形成されたカップリング16が圧入されている。このカップリング16とウォームギヤ14の端部とがスプライン結合されており、電動モータ1から減速ギヤ11にカップリング16を介してトルクが伝達されるようになっている。
電動モータ1の駆動を制御する制御装置20は、電動モータ1のハウジング12の上部に形成されたブラケット12aに固定されている。
制御装置20は、箱型状であって高熱伝導率であるアルミニウム製のヒートシンク21と、このヒートシンク21内に設けられた金属基板22と、ヒートシンク21と協同して内部に金属基板22等を収納したアルミニウム製のカバー23と、コネクタ44を有している。
ヒートシンク21、金属基板22及びカバー23は、電動モータ1の軸線とそれぞれ並行に装着されている。
金属基板22上では、図1に示すようにパワー本体20aが電動モータ1の出力側(ギヤケース13側)に搭載され、制御本体20bが反出力側(反ギヤケース13側)に搭載されている。
パワー本体20aは、電動モータ1のモータ電流を切り替えるための3相のブリッジ回路を構成する半導体スイッチング素子(例えば、FET)Q1〜Q6、モータ電流のリップルを吸収するコンデンサ30、電動モータ1の電流を検出するためのシャント抵抗器31等の大電流部品で構成されている。
コンデンサ30の上面とカバー23の内壁面との間には、高熱伝導率で柔軟性に優れた熱伝導性シート29が装着されている。
制御本体20bは、マイクロコンピュータ32、駆動回路(図示せず)及びモータ電流検出回路(図示せず)を含む周辺回路素子等の小電流部品で構成されている。
マイクロコンピュータ32は、シャント抵抗器31の一端を介して電動モータ1に流れるモータ電流を検出するための電流検出回路(図示せず)と、トルクセンサ(図示せず)からの操舵トルク信号に基づいて補助トルクを演算するとともにモータ電流及び回転位置センサ6で検出される回転子4の回転位置をフィードバックして補助トルクに相当する電流を演算する。そして、このマイクロコンピュータ32は、ブリッジ回路の半導体スイッチング素子Q1〜Q6を制御するための駆動信号を出力するようになっている。
また、マイクロコンピュータ32は、図示していないが、AD変換器やPWMタイマ回路等の他に、周知の自己診断機能を含み、システムが正常に作動しているか否かを常に自己診断しており、異常が発生するとモータ電流を遮断するようになっている。
図3は金属基板22の要部断面図である。
この金属基板22は、例えばAGSP(ダイワ工業の登録商標)基板であり、アルミニウム製の2mmの金属板24上に80μmの放熱絶縁層25を介して、配線パターン26aが厚さ35μmの銅パターンとして形成されている。その上に、厚さ60μmの絶縁層27a、27b、27c、27dと厚さ35μmの銅の配線パターン26b、26c、26d、26eとが各々4層交互に積層されている。
このように、配線パターン26a〜26eを形成した導体層は5層で構成されている。
金属基板22の最上層の配線パターン26e上では、半導体スイッチング素子Q1〜Q6等の複数の大電流部品、及びマイクロコンピュータ32等の複数の小電流部品が半田付けで実装されている。
半導体スイッチング素子Q1〜Q6の放熱板(ヒートスプレッダ)hsと対向する配線パターン26a〜26eの導体層間には、パワー回路用金属柱28aが金属基板22の厚さ方向に直線状に並んで設けられている。
マイクロコンピュータ32と対向する配線パターン26a〜26eの導体層間には、制御回路用金属柱28bが設けられている。
パワー回路用金属柱28aは、パワー本体20aを構成する各大電流部品の近傍では、熱及び大電流を通過させる必要があり、横断面積ができる限り大きい方が望ましい。
これに対して、制御本体20bを構成する小電流部品では、制御回路用金属柱28bは、温度変化により部品の半田付け部に発生する応力を低減させるため、横断面積ができる限り小さいほうが望ましい。
そのため、パワー回路用金属柱28aの横断面積は、制御回路用金属柱28bの横断面積よりも大きく形成されている。特に、制御回路用金属柱28bは、直径0.4mmの円形の横断面積より小さいことが好ましい。
パワー本体20a及び制御本体20bは、1枚の金属基板22上に設けられ、配線パターン26a〜26e、パワー回路用金属柱28a及び制御回路用金属柱28bを通じて電気的に接続されており、制御本体20bとパワー本体20aとの間の信号伝達は、配線パターン26a〜26e、パワー回路用金属柱28a及び制御回路用金属柱28bを通して行なわれる。
最上層の配線パターン26eは、部品実装後の金属基板22を検査するチェックパターンのみが形成されており、金属基板22に実装された部品間同士は、最上層の配線パターン26eを除いた配線パターン26a〜26dの4層の導体層を通じて電気的に接続されている。
金属基板22は、最上層の絶縁層27dが他の絶縁層27a〜27cより弾性率が小さい材料で積層されている。この弾性率の小さい絶縁層27dは、自動車の使用環境で例えば−40℃〜125℃といった温度変化により発生する部品のろう付け部である半田付け部の応力を低減させて、部品の半田付け部の接合の信頼性を向上させている。
また、金属基板22は、放熱絶縁層25にはパワー回路用金属柱28a、制御回路用金属柱28bが配設されないため、放熱絶縁層25自身で放熱させる必要があり、そのため放熱絶縁層25は、絶縁層27a〜27dよりも熱伝導率が大きい材料で構成されている。
なお、パワー回路用金属柱28aは、複数個に分割し、横断面の形状を円形としてもよい。また、コンデンサ30の耐熱性が許容される場合は、熱伝導シート29を省略してもよい。
また、図3に示すように、金属基板22の周縁部の最上層の配線パターン26eには、厚さ100μmの銅製のパワー用金属片Fpの一端部が溶接される溶接パッド部26ewが形成されている。この溶接パッド部26ewの下面は、最上層から2層目の配線パターン26dの上面と、溶接用金属柱28cで接続されている。さらに、配線パターン26a〜26dの導体層間には、溶接用金属柱28cが金属基板22の厚さ方向に直線状に並んで設けられている。
パワー用金属片Fpと溶接パッド部26ewとの溶接時の溶け込み深さ(溶融部)を深くするために、溶接パッド部26ewの下面と、最上層から2層目の配線パターン26dの上面との間に、溶接用金属柱28cが配設されている。
パワー用金属片Fpの一端部は、溶接パッド部26ewでレーザ溶接され、パワー用金属片Fpの一端部と、溶接用金属柱28c及び溶接パッド部26ewとは互いに溶融して接合される。
ここで、銅製のパワー用金属片Fpのレーザ溶接は、例えばミヤチテクノス株式会社のYAG第2高調波(発振波長が532ナノメートル)を使用したグリーンレーザ溶接機で行なうことができる。また、レーザ溶接機は、銅での反射が少ない波長が532ナノメートル以下のものであれば、銅同士の溶接が容易に行なわれる。
図3に示すように、金属基板22には、穴22cが形成されている。金属基板22は、この穴22cにネジ70を通してヒートシンク21に固定されている。この穴22cの周囲には固定用金属柱28dが設けられている。
この固定用金属柱28dは、配線パターン26a〜26eの各導体層間に、金属基板22の厚さ方向に直線状に並んで配設されている。固定用金属柱28dは、ネジ70の頭部の座面の下側に配設され、ネジ70の締め付けによる力が、固定用金属柱28dに加わるようになっている。
なお、この実施の形態では、金属板24をアルミニウム製としたが、アルミニウム中に炭化珪素粒子を分散させたAlSiC材であってもよい。AlSiC材は、アルミニウムよりコストが高いが、材料の剛性も高いので、金属板24の厚さはアルミニウムより薄くすることが可能となるが、その厚さは略1.4mm〜1.6mmの間で選定することが好ましい。
また、AlSiC材は、アルミニウムより熱膨張係数が小さく、金属基板22上に半田付けで実装された部品の半田接合の信頼性が向上する。金属板24にAlSiC材を使用した場合、ヒートシンク21の材料も熱膨張係数が近似しているAlSiC材が好ましい。
金属基板22の片側には、導電板41が絶縁性樹脂でインサート成形されたフレーム40が設けられている。絶縁性樹脂から露出した導電板41の一端部には、モータ端子Mmが形成されている。このモータ端子Mmは、ヒートシンク21に形成された穴21aから突出している。このモータ端子Mmは、電動モータ1の内部に挿入されて巻線端子10とネジ74により電気的に接続されている。
絶縁性樹脂から露出した導電板41の他端側には、接続端子であるモータ用パッド部41pが形成されている。このモータ用パッド部41pで、レーザ溶接により、パワー用金属片Fpの他端部が溶接されている。
従って、ブリッジ回路を有するパワー本体20aと電動モータ1とは、パワー用金属片Fpを介して電気的に接続されている。
図2に示すように、このパワー用金属片Fpは、金属基板22とフレーム40との間に、3個並んで配置されている。それぞれのパワー用金属片Fpは、モータ端子Mmを経由して電動モータ1のU、V及びWの3相の電機子巻線9にそれぞれ大電流用のモータ電流を流すために、幅広に形成されている。
また、フレーム40には、センサコネクタ(図示せず)が形成されており、回転位置センサ6からのコネクタ(図示せず)と嵌合されて、回転位置センサ6からの信号をマイクロコンピュータ32に送るためのセンサ端子(図示せず)が6個絶縁性樹脂にインサート成形されている。
センサ端子(図示せず)の一端には、モータ用パッド部41pと同様に絶縁性樹脂から露出したセンサ用パッド部Spが形成されている。この接続端子であるセンサ用パッド部Spには、信号用金属片Fsの一端部がレーザ溶接で接合されている。信号用金属片Fsの他端部は、最上層の配線パターン26eの溶接パッド部とレーザ溶接で接合されている。
従って、6個並んで配置されている信号用金属片Fsにより、制御本体20bを構成するマイクロコンピュータ32とセンサ端子とが電気的に接続されている。
さらに、フレーム40には、金属基板20上のグランド端子(図示せず)をヒートシンク21に接続するためのグランド端子が1個絶縁性樹脂にインサート成形されている。
フレーム40のグランド端子の一端部には、モータ用パッド部41p、センサ用パッド部Spと同様に絶縁性樹脂から露出して、接続端子であるグランド用パッド部Gpが形成されている。このグランド用パッド部Gpには、グランド用金属片Fgの一端部がレーザ溶接で接合されている。グランド用金属片Fgの他端部は、金属基板20上のグランド端子と接合されている。
電動モータ1の反ギヤケース13側で、電動モータ1の後端付近には、コネクタ44が設けられている。このコネクタ44は、車両のバッテリ(図示せず)と電気的に接続されるパワーコネクタと、外部配線を介して車両側と信号及びトルクセンサ(図示せず)からの信号が入出力される信号コネクタとから構成されている。
また、コネクタ44は、コネクタハウジング47と、このコネクタハウジング47に収納されるコネクタフレーム48とから構成され、ヒートシンク21の反金属基板22側に固定されている。
コネクタハウジング47は、パワーコネクタのハウジング及び信号コネクタのハウジングが絶縁性樹脂で一体に成形されている。
コネクタフレーム48は、一端に金属基板22のパワー本体20aに電流を供給するための電源用パッド部(図示せず)が形成された導電板、一端にパワーコネクタの端子が形成された導電板、その他の配線パターンを構成する複数の導電板、一端に信号コネクタの端子が形成され、他端に信号用パッド部50pが形成された信号端子50が絶縁性樹脂にインサート成形されている。
コネクタフレーム48は、パワーコネクタ端子(図示せず)、信号コネクタ端子50a、導電板の電気的に接続する箇所、電源用パッド部(図示せず)及び信号用パッド部50p等が絶縁性樹脂から露出している。
そして、信号用パッド部50p及び金属基板20上の溶接パッド部26ewには、信号用金属片Fsがレーザ溶接により接合されている。
また、電源用パッド部(図示せず)及び金属基板20上の溶接パッド部26ewには、図示していないがパワー用金属片Fpがレーザ溶接により接合されている。
なお、この実施の形態では、金属片Fp、Fs、Fgを銅製としたが、高導電率の銅合金であってもよい。パワー用金属片Fpが、銅または高導電率の銅合金で構成されていれば、制御装置20内部の大電流が流れる経路の電気抵抗が小さくなる。
また、パワー用金属片Fpに大電流が流れた場合であっても、大電流によりで発生する熱が、溶接パッド部26ew、溶接用金属柱28cに伝導するので、パワー用金属片Fpの発熱が抑制される。
コネクタフレーム48には、パワー本体20aの半導体スイッチング素子Q1〜Q6のスイッチング動作時に発生する電磁ノイズを外部へ流出するのを防止するコイル54及びコンデンサ56が設けられ、コネクタフレーム48の導電板に接続されている。
また、コネクタフレーム48には、コイル54が挿入されてコネクタフレーム48に保持される。そして、コイル54の端子54aが絶縁性樹脂から露出した導電板に溶接されて電気的に接続されている。
さらに、コネクタフレーム48には、コンデンサ56を収納するコンデンサ収納部48aが形成され、コンデンサ収納部48aの一端側には導電板の一部が絶縁性樹脂から露出しており、この露出した導電板とコンデンサ56の端子が溶接により接続されている。
コネクタフレーム48には、パワーコネクタ端子(図示せず)、信号コネクタ端子50aが突出している部分に凹部48bが形成され、パワーコネクタ端子(図示せず)、信号コネクタ端子50aが挿入されるコネクタハウジング47の入り口部分に凸部47aが形成されている。コネクタフレーム48にコネクタハウジング47が完全に挿入された状態で、凹部48bと凸部47aとで形成される隙間に、接着性樹脂であるシリコン接着剤66が充填されて、パワーコネクタ端子(図示せず)、信号コネクタ端子50aとコネクタハウジング47の気密性が確保される。
ここで、パワーコネクタ端子の部分は図示していないが、図1に示す信号コネクタ端子50aの構成と同様である。
ヒートシンク21には、コネクタフレーム48が取り付けられる部分に凹部21cが形成されている。この凹部21cとコンデンサ56とが対向して配置されている。ヒートシンク21の凹部21cとコンデンサ56との隙間にシリコン接着剤66が充填され、コンデンサ56がヒートシンク21に固定されている。
なお、凹部48bと凸部47aとで形成される隙間にシリコン接着剤66が充填されるとき、凹部21cとコンデンサ56との隙間にシリコン接着剤66が充填されるときには、図1に示したコネクタ44、ヒートシンク21及びカバー23は反転した状態で充填される。
次に、上記のように構成された電動式パワーステアリング装置の組立手順について説明する。
まず、電動モータ1を組み立てるが、出力軸2に永久磁石3を接着固定後、着磁器で8極に着磁し、軸受60の内輪を圧入して回転子4を形成する。
次に、固定子5の12個の突極7にインシュレータ8を介してU、V、Wの各電機子巻線9を電気角で120度位置を移動して巻回し、U、V、W各相それぞれ4個で計12個の巻線を形成する。U相各巻線の巻始め同士、巻終わり同士を接続し、U層の電機子巻線を形成する。同様にV層及びW層の電機子巻線を形成し、U、V及びW層の電機子巻線の巻終わりをお互いに接続して中性点とする。U、V及びW層の電機子巻線の巻始めはそれぞれ巻線端子10に接続される。
その後、巻線された固定子5をハウジング12に挿入して固定する。
次に、ハウジング12に軸受61の外輪を固定後、回転位置センサ6の固定子6bを固定する。その後、軸受61の内輪に回転子4の出力軸2を挿入し、出力軸2にスペーサ62を圧入した後軸受61の内輪に出力軸2を固定する。さらに、回転位置センサ6の回転子6a及びカップリング16を出力軸2に圧入し、ラバーリング63が装着されたエンドカバー64を電動モータ1の後端側から挿入してネジ(図示せず)でハウジング12に固定する。
次に、制御装置20の組立手順について説明する。
まず、各電極にクリーム半田を塗布した金属基板22上に、半導体スイッチング素子Q1〜Q6、コンデンサ30及びシャント抵抗器31等のパワー本体20aを構成する部品と、マイクロコンピュータ32及びその周辺回路素子等の制御本体20bを構成する部品を実装し、リフロ装置を用いて、クリーム半田を溶かし、各上記部品を半田付けする。
また、コンデンサ56を、コネクタフレーム48のコンデンサ収納部48aに収納し、コンデンサ56の端子を、絶縁性樹脂から露出した導電板と溶接により接合する。
次に、コイル54をコネクタフレーム48に挿入する。コイル54が挿入されると、端子54aはコネクタフレーム48から突出し、端子54aを、絶縁性樹脂から露出した導電板と溶接により接合する。
その後、コイル54及びコンデンサ56が接続されたコネクタフレーム48を、ネジ(図示せず)で、ヒートシンク21の外側に固定する。ヒートシンク21の凹部21cがコネクタフレーム48に接続されたコンデンサ56と対向して配置され、ヒートシンク21の溝21d及び凹部21c、コネクタフレーム48の凹部48bにシリコン接着剤66を充填する。その次に、コネクタハウジング47をコネクタフレーム48に挿入し、ネジ65でヒートシンク21に固定する。
また、コネクタフレーム48の凹部48bとコネクタハウジング47の凸部47aとで形成される隙間に、シリコン接着剤66が満たされて、パワーコネクタ端子(図示せず)、信号コネクタ端子50aとコネクタハウジング47の気密性が確保される。
さらに、ヒートシンク21の凹部21cとコンデンサ56の隙間にシリコン接着剤66が満たされて、コンデンサ56がヒートシンク21に接着固定される。
次に、ヒートシンク21の穴21aからモータ端子Mm及びセンサコネクタ(図示せず)を外側に突出させるようにフレーム40を装着し、フレーム40をネジ(図示せず)でヒートシンク21の内側に固定する。
その後、部品が実装された金属基板22をネジ70でヒートシンク21に固定する。金属基板22の四隅と、パワー本体20aを囲む位置の2箇所の合計6箇所に形成される穴22cにネジ70を挿入し、金属基板22をヒートシンク21に固定する。
その次に、パワー用金属片Fpとフレーム40のモータ用パッド部41pをレーザ溶接により接合する。そして、図3に示すように、可撓性のパワー用金属片Fpを山状に屈曲させ、パワー用金属片Fpと金属基板22の溶接パッド部26ewをレーザ溶接により電気的に接合する。
また、信号用金属片Fsとセンサ用パッド部Spとのレーザ溶接、信号用金属片Fsと溶接パッド部26ewとのレーザ溶接、グランド用金属片Fgとグランド用パッド部Gpとのレーザ溶接、グランド用金属片Fgと溶接パッド部26ewとのレーザ溶接も上記と同様に行なわれる。
次に、信号用金属片Fsとコネクタフレーム48の信号用パッド部50pのレーザ溶接、信号用金属片Fsと溶接パッド部26ewのレーザ溶接も上記と同様に行なわれる。
さらに、パワー用金属片Fpとコネクタフレーム48の電源用パッド部(図示せず)のレーザ溶接、パワー用金属片Fpと溶接パッド部26ewのレーザ溶接も上記と同様に行なわれる。
ここで、金属片Fp、Fs、Fgを山状に屈曲させるのは、装置の温度変化によりレーザ溶接部に過大な熱ストレスが掛かるのを防止するためである。
そして、プリコートガスケット71が予め塗布されて硬化されたカバー23をヒートシンク21の開口部に配置し、ネジ72でヒートシンク21に固定する。
次に、別々に組み立てられた電動モータ1及び制御装置20を組み立てる。
制御装置20のヒートシンク21外側には、プリコートガスケット73が予め塗布されて硬化されており、制御装置20を電動モータ1のブラケット12aにネジ(図示せず)で固定する。このとき、電動モータ1と制御装置20の合わせ面がプリコートガスケット73でシールされる。
次に、電動モータ1の巻線端子10と制御装置20のモータ端子Mmとを、ネジ74で固定し、電気的に接続する。
最後に、電動モータ1の回転位置センサ6からのコネクタ(図示せず)を制御装置20のセンサコネクタ(図示せず)に嵌合し、電気的に接続して、電動式パワーステアリング装置の組み立てが完了する。
以上説明したように、この実施の形態1の電動式パワーステアリング装置によれば、パワー本体20a及び制御本体20bが金属基板22上に搭載されるとともに、パワー本体20a及び制御本体20bが、金属基板22上の配線パターン26a〜26e及びパワー回路用金属柱28a、制御回路用金属柱28bで電気的に接続されているので、パワー本体20aと制御本体20bとを接続する接続部材が不要となり、装置が小型化でき、コストを低減できるとともに、接合の信頼性の向上が図れる。
また、パワー本体20aと多導電層の配線パターン26a〜26eとが電気的に接続されて構成されたパワー回路では、電流の流れる経路が短くなり、電力ロスを低減できるとともに、電磁ノイズの発生を抑制することができる。
また、少なくとも半導体スイッチング素子Q1〜Q6が実装される領域の、特に半導体スイッチング素子Q1〜Q6の放熱板(ヒートスプレッダ)hsと対向する配線パターン26a〜26eの導電層間には、パワー回路用金属柱28aが金属基板22の厚さ方向に直線状に並んで形成されているので、半導体スイッチング素子Q1〜Q6で発生した熱が金属板24に直線的に伝導し、金属基板22の放熱性を向上させることができる。
また、半導体スイッチング素子Q1〜Q6等の大電流部品が実装されるパワー回路用金属柱28aの横断面の面積は、小電流用の制御回路用金属柱28bの面積より大きく形成されているので、パワー本体20aの熱及び大電流をパワー回路用金属柱28aを通じて通過させることができるとともに、装置が装着される環境の温度変化に起因して生じる制御本体20bの小電流部品の半田付け部に発生する応力を低減させることができ、装置の性能、耐熱性及び耐久性を向上させることができる。
また、制御回路用金属柱28bは、横断面において直径0.4mm以下の円形に形成されることにより、温度変化により制御本体20bの部品の半田付け部に発生する応力を低減させることができ、装置の性能、耐熱性及び耐久性を向上させることができる。
また、金属基板22は、配線パターン26a〜26eが5層の導体層で構成され、最上層の配線パターン26eには、部品実装後の金属基板22を検査するチェックパターン以外の配線パターンが形成されず、配線パターンが2層目から最下層の5層目の4層で主に配線されているので、最上層の配線パターン26eに形成される配線パターンが少なくなり、金属基板22の外形寸法が小さくなって、装置の小型化が図られる。
また、金属基板22は、最上層の絶縁層27dが他の絶縁層27a〜27cより弾性率が小さい材料で積層されているので、温度変化により発生する部品の半田付け部の応力を、弾性率の小さい絶縁層27dで低減させることができ、装置の耐熱性、耐久性を向上させることができる。
また、金属基板22は、金属板24上の放熱絶縁層25が、絶縁層27a〜27dより熱伝導率が大きい材料で構成されているので、半導体スイッチング素子Q1〜Q6等発熱部品で発生した熱を小さい熱抵抗で金属板24に伝導することができ、金属基板22の放熱性を向上させることができる。
また、金属基板22は、ヒートシンク21に固定するための穴22cが形成され、この穴22cの周囲に固定用金属柱28dが配設されて、この固定用金属柱28dが配線パターン26a〜26eの層間に配設されているとともに、金属基板22の厚さ方向に直線状に並んで配設されている。
従って、ネジ70の締め付け力がネジ70の頭の座面から固定用金属柱28dに伝達され、ネジ70の頭部からヒートシンク21の間において、樹脂層は放熱絶縁層25のみとなり、ネジ70が緩みにくくなって金属基板22をヒートシンク21に密着させることができ、装置の耐熱性及び耐久性を向上させることができる。
また、金属基板22上の発熱部品の発熱がヒートシンク21を経由して電動モータ1のハウジング12に効率よく伝導される。
また、パワー用金属片Fpの一端部とフレーム40のモータ用パッド部41pとがレーザ溶接により接合されるとともに、パワー用金属片Fpの他端部と金属基板22の金属基板側溶接パッド部である溶接パッド部26ewとがレーザ溶接により接合され、モータ用パッド部41pと溶接パッド部26ewとが、パワー用金属片Fpを介して電気的に接続されている。
従って、パワー用金属片Fpとモータ用パッド部41p、及びパワー用金属片Fpと溶接パッド部26ewとが、それぞれ互いに溶融して接合されるので、接合の信頼性を向上させることができる。
また、フレーム40のセンサ用パッド部Spと金属基板22の溶接パッド部26ewとの間、グランド用パッド部Gpと金属基板22の溶接パッド部26ewとの間、コネクタフレーム48の信号用パッド部50pと金属基板22の溶接パッド部26ewとの間、コネクタフレーム48の電源用パッド部(図示せず)と金属基板22の溶接パッド部26ewとの間もパワー用金属片Fpの場合と同様に、金属片Fs、Fg、Fpをレーザ溶接して電気的に接続され、それぞれ互いに溶融して接合されるので、接合の信頼性を向上させることができる。
また、金属基板22には、最上層の配線パターン26eに金属片Fp、Fs.Fgが溶接される溶接パッド部26ewが形成され、この溶接パッド部26ewの下面と、最上層から2層目の配線パターン26dの上面とが、溶接用金属柱28cで接続されているとともに、金属片Fp、Fs.Fgと溶接パッド部26ewとの溶接領域が溶接用金属柱28cと対向した領域である。
従って、金属片Fp、Fs.Fgと溶接パッド部26ewとの溶接時の溶け込み深さ(溶融部)を深くすることができ、溶接による接合の信頼性を向上することができる。
また、金属片Fp、Fs.Fgと溶接パッド部26ewとの溶接は、レーザ溶接によって行なわれるので、溶接部に熱を集中して行なうことができ、絶縁層27a〜27dへの熱の影響が少なくなり、溶接による接合の信頼性を向上させることができる。
また、金属片Fp、Fs.Fgと溶接パッド部26ewのレーザ溶接は、波長が532ナノメートル以下のYAG溶接によって行なわれるので、銅に対するレーザ光の反射が少なくなって銅同士の溶接が容易になり、 溶接による接合の信頼性を向上することができる。
また、パワー用金属片Fpは、銅または高導電率の銅合金で構成されているので、制御装置20内部の電気抵抗が小さくなり、電力ロスを低減させることができる。
また、パワー用金属片Fpで発生する熱が、溶接パッド部26ew、溶接用金属柱28cに伝導するので、パワー用金属片Fpに大電流を流しても発熱が抑制され、制御装置20の耐熱性を向上させることができる。
また、金属基板22の金属板24がアルミニウムで構成され、ヒートシンク21も同様にアルミニウムで構成されているので、金属基板22上の発熱部品の発熱が金属板24、ヒートシンク21を経由して電動モータ1のハウジング12に伝導される。
従って、金属基板22上の発熱部品の温度上昇を抑制でき、制御装置20の耐熱性及び耐久性を向上させることができる。
また、金属基板22とヒートシンク21との線膨張率が略同一となり、ヒートシンク21に固定されたモータ用パッド部41p、センサ用パッド部Sp、グランド用パッド部Gp、電源用パッド部(図示せず)、信号用パッド部50pと、金属基板22上の溶接パッド部26ewとの間の距離が温度変化によって変化しにくくなる。
従って、これらのパッド部41p、Sp、Gp、50p、26ewを接続する金属片Fp、Fs、Fgに加わる力が少なくなるので、これらのパッド部の間を電気的に接続する接合部の信頼性を向上させることができる。
また、金属基板22は、金属基板22の四隅と、金属基板22のパワー本体20aと制御本体20bとの間の中間部の2箇所との合計6箇所をネジ70によりヒートシンク21に固定され、パワー本体20aの周囲近傍がヒートシンク21にネジ70により固定されており、パワー本体20a上の発熱部品の発熱が金属板24、金属板24に密接したヒートシンク21を経由して電動モータ1のハウジング12に伝導される。
従って、パワー本体20a上の発熱部品の温度上昇を抑制でき、制御装置20の耐熱性及び耐久性を向上させることができる。
また、金属基板22が電動モータ1の軸線と並行に配置されるとともに、パワー本体20aが電動モータ1の出力側(ギヤケース13側)に配置され、制御本体20bが反出力側に配置されているので、パワー本体20aからの発熱が、ヒートシンク21及び電動モータ1のブラケット12bを経由してギヤケース13に放熱される。
従って、金属基板22上の発熱部品の温度上昇を抑制でき、制御装置20の耐熱性及び耐久性を向上させることができる。
また、コネクタ44は、配線パターンを構成する複数の導電板がインサート成形されたコネクタフレーム48と、このコネクタフレーム48を内部に収納するコネクタハウジング47から構成され、一端にパワーコネクタの端子が形成された導電板に半導体スイッチング素子Q1〜Q6のスイッチング時に発生するノイズの外部流出を防止するコイル54及びコンデンサ56が接続されている。
従って、電流の流れる経路が短くなり、電力ロスを低減できるとともに、電磁ノイズの発生を抑制することができる。
また、コネクタハウジング47に、コイル54及びコンデンサ56が収納されているので、装置の小型化が図られる。
また、コネクタ44は、コネクタハウジング47と、このコネクタハウジング47に収納されるコネクタフレーム48から構成され、ヒートシンク21の反金属基板22側に固定されているので、制御装置20の全長が短縮でき、装置の小型化が図られる。
また、コネクタ44は、ヒートシンク21を挟んで金属基板22上の制御本体20bの反対側に配置されているので、信号コネクタ端子50aと信号用パッド部50pとの間の寸法が短くなり、信号端子50の使用する材料が少なくなってコストの低減が図られる。
また、コネクタ44は、電動モータ1の反出力側である電動モータ1の後端付近に配置されているので、制御装置20より短い電動モータ1の後端のスペースを有効に利用でき、また、装置を上から見たときの投影面積が増加しないので、装置の小型化が図られる。
また、コネクタ44は、パワーコネクタ及び信号コネクタが同一のコネクタハウジング47及びコネクタフレーム48に構成されているので、部品点数が削減でき、コストが低減できるとともに、小型化が図られる。
また、コネクタフレーム48には、パワーコネクタ端子(図示せず)、信号コネクタ端子50aが突出している部分に凹部48bが形成されるとともに、パワーコネクタ端子(図示せず)、信号コネクタ端子50aが挿入されるコネクタハウジング47の入り口部分に凸部47aが形成され、コネクタフレーム48にコネクタハウジング47が完全に挿入された状態で形成される凹部48bと凸部47aの隙間に、シリコン接着剤66が充填されている。
従って、このシリコン接着剤66によりパワーコネクタ端子(図示せず)、信号コネクタ端子50aとコネクタハウジング47の気密性が確保され、装置の耐水性の向上が図られる。
また、ヒートシンク21には、コネクタフレーム48が取り付けられる部分に凹部21cが形成されるとともに、この凹部21cとコネクタフレーム48のコンデンサ56が対向して配置され、ヒートシンク21の凹部21cとコンデンサ56の隙間にシリコン接着剤66が充填されているので、コンデンサ56がヒートシンク21に固定されて、装置の耐振性の向上が図られる。
また、電流のリップルを吸収するコンデンサ30の上部と、アルミニウム製のカバー23の内側との間に、高熱伝導で柔軟性に優れた放熱材である熱伝導性シート29が装着されているので、コンデンサ30から発生する熱が、金属基板22に加えてカバー23にも放熱され、コンデンサ30の温度上昇を抑制できるとともに、コンデンサ30の耐久性が向上する。
また、コンデンサ30の上部が、カバー23の内側との間に、柔軟性に優れた熱伝導性シート29が装着されているので、コンデンサ30の上部の振動が抑制され、振動に対する耐力が向上し、装置の信頼性が向上する。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2に係る電動式パワーステアリング装置の内部の一部を示す斜視図、図5は図4の制御装置20の要部断面図である。
この実施の形態では、可撓性で高熱伝導性の絶縁シート81の片面に、金属片Fp、Fs、Fgが並んで取り付けられている。
即ち、この絶縁シート81には、モータ端子Mmを経由して電動モータ1のU、V及びWの3相の電機子巻線9にモータ電流を流すために、3個の大電流用の幅広のパワー用金属片Fpが取り付けられている。また、センサ端子(図示せず)を経由して電動モータ1の回転位置センサ6からの信号を、金属基板20上のマイクロコンピュータ32に送るための信号用金属片Fsが6個取り付けられている。さらに、金属基板20上のグランド端子(図示せず)をヒートシンク21に接続するためのグランド用金属片Fgが1個取り付けられている。従って、合計10個の金属片Fp、Fs、Fgが絶縁シート81に取り付けられている。
また、矩形状をした絶縁シート81の金属基板22側には、金属基板側穴81aが形成されており、フレーム40側には、接続端子側穴81bが形成されている。金属基板側穴81aは、最上層の配線パターン26eに形成された溶接パッド部26ewに対向した箇所に形成されている。接続端子側穴81bは、モータ用パッド部41p、センサ用パッド部Sp及びグランド用パッド部Gpに対向した箇所に形成されている。
このように、この実施の形態では、絶縁シート81及び金属片Fp、Fs、Fgから構成された接続部材80により、制御装置20と電動モータ1とが電気的に接続されている。
他の構成は上記実施の形態1の電動式パワーステアリング装置の構成と同様である。
この実施の形態2の組立手順については、電動モータ1の組立と、制御装置20において金属基板22をヒートシンク21に固定する組立工程までは実施の形態1と同様である。
この後、この実施の形態では、穴81a、81bが形成される前の接続部材80をフレーム40及び金属基板22上に撓み変形して配置する。次に、銅の溶接とは異なるレーザ装置を用いて絶縁シート81に穴81a、81bを形成する。
その後、この穴81bが形成された部位の金属片Fp、Fs、Fgの表面に、銅溶接用のレーザ溶接機のレーザ光を照射し、パワー用金属片Fpとモータ用パッド部41p、信号用金属片Fsとセンサ用パッド部Sp、グランド用金属片Fgとグランド用パッド部Gpを夫々レーザ溶接により電気的に接合する。
同様に、穴81aが形成された部位の金属片Fp、Fs、Fgの表面に、銅溶接用のレーザ溶接機のレーザ光を照射し、パワー用金属片Fpと溶接パッド部26ew、信号用金属片Fsと溶接パッド部26ew、グランド用金属片Fgと溶接パッド部26ewを夫々レーザ溶接により電気的に接合する。
次に、上記と同様な方法で、複数の金属片が絶縁シートに取り付けられた接続部材を用いて、コネクタフレーム48の信号用パッド部50pと金属基板20上の溶接パッド部26ewとの接続、及びコネクタフレーム48の電源用パッド部(図示せず)と金属基板20上の溶接パッド部26ewとの接続を行なう。
その後、プリコートガスケット71が予め塗布されて硬化されたカバー23をヒートシンク21の開口部に配置し、ネジ72でヒートシンク21に固定する。
次に、別々に組み立てられた電動モータ1及び制御装置20を組み立てるが、その後の組立工程は実施の形態1と同様である。
なお、上記実施の形態では、山形状に成形された接続部材80をフレーム40及び金属基板22上に配置後に、銅の溶接とは異なるレーザ装置を用いて絶縁シート81に穴81a、81bを形成したが、フレーム40及び金属基板22上に接続部材80を配置する前に、穴81a、81bを形成するようにしてもよい。
また、絶縁シート81をレーザ光の透過率の高い材料で構成し、絶縁シート81に穴81a、81bを形成しないで、金属片Fp、Fs、Fgの溶接面に直接レーザ光の焦点を合わせてレーザ溶接してもよい。
以上説明したように、この実施の形態2の電動式パワーステアリング装置によれば、絶縁シート81の片面に、金属片Fp、Fs、Fgが予め取り付けられ、この状態で、パワー用金属片Fpとモータ用パッド部41p、信号用金属片Fsとセンサ用パッド部Sp、グランド用金属片Fgとグランド用パッド部Gp、パワー用金属片Fpと溶接パッド部26ew、信号用金属片Fsと溶接パッド部26ew、グランド用金属片Fgと溶接パッド部26ewとのそれぞれがレーザ溶接により接合されている。
従って、金属片Fp、Fs、Fgそれぞれを個別にレーザ溶接で接合した場合と比較して、レーザ溶接の接合作業性が大幅に向上し、工作性の向上が図られる。
また、絶縁シート81が、高熱伝導の絶縁シートで構成されているので、パワー用金属片Fpに大電流が流れた場合であっても、大電流によりで発生する熱の放熱性が向上し、装置の耐熱性及び耐久性を向上させることがでる。
また、接続部材80は、溶接のためにレーザ光が照射される箇所に、穴81a、81bが形成されているので、レーザ溶接の作業が容易になり、工作性の向上が図れる。
なお、絶縁シート81をレーザ光の透過率の高い材料で構成した場合には、絶縁シート81に穴81a、81bを形成する必要が無く、直接金属片の溶接面にレーザ光の焦点を合わせてレーザ溶接することができ、レーザ溶接の作業が容易になり、工作性の向上が図れる。
また、銅の溶接とは異なる第一のレーザ装置を用いて絶縁シート81に穴81a、81bを形成し、引き続き、この穴81a、81bに銅溶接用の第二のレーザ溶接機のレーザ光を照射することで、フレーム40のパッド部41p、Sp、Gpと金属基板22の溶接パッド部26ewとが電気的に接続されており、レーザ穴あけ、及びレーザ溶接の作業が連続的に行われ、工作性の向上が図れる。
なお、上記各実施の形態では、パワー本体20a及び制御本体20bが金属基板22上に搭載された電動式パワーステアリング装置について説明したが、基板本体上に絶縁層及び一層の配線パターンが形成されたパワー基板上に、パワー本体20aが搭載され、また制御基板上に、制御本体20bが搭載された電動式パワーステアリング装置においてもこの発明は適用することができる。即ち、パワー用金属片Fpの一端部をパワー基板の配線パターンに溶接し、パワー用金属片Fpの他端部をモータ用パッド部41pに溶接するようにしてもよい。
また、永久磁石3の極数を8極、固定子5の突極数を12個としたが、この組み合わせに限定されるものではなく、他の極数と突極数の組み合わせであってもよい。
また、電動式パワーステアリング装置は、エンジンルーム装着であり、防水性を確保するために、プリコートガスケット71、73を装着し、シリコン接着剤66でシールしたものとしたが、車室内装着であってもよく、この場合はプリコートガスケット71、73、シリコン接着剤66を外したものとしてもよい。
また、金属片Fp、Fs、Fgの厚さを100μmとしたが、この厚さに限定されるものではない。
また、金属基板22の導体層である配線パターンを5層としたが、この層数に限定されるものではなく、6層等他の層数であってもよい。
また、金属基板22の最上層の配線パターン26eには、チェックパターン以外の配線パターンが形成されていないとしたが、金属基板22の外形寸法の許容範囲でチェックパターン以外の配線パターンを形成してもよい。
また、金属柱28a、28b、28c、28dの軸方向断面を長方形としたが、台形形状であってもよい。
また、金属基板22の金属板24をアルミニウムやAlSiC材としたが、銅等の他の金属板であってもよい。
また、回転位置センサ6はレゾルバを用いているが、レゾルバに限定されるものではなく、磁気抵抗素子、ホール素子またはホールIC等他の磁気検出素子を用いたものであってもよい。
また、電動モータ1はブラシレスモータに限定されるものでなく、インダクションモータまたはスイッチトリラクタンスモータ(SRモータ)であってもよい。
この発明の実施の形態1に係る電動式パワーステアリング装置を示す断面図である。 図1の電動式パワーステアリング装置の内部の一部を示す斜視図である。 図1の電動式パワーステアリング装置の金属基板を示す部分断面図である。 この発明の実施の形態2に係る電動式パワーステアリング装置の内部の一部を示す斜視図である。 図4の電動式パワーステアリング装置の金属基板を示す部分断面図である。
符号の説明
1 電動モータ、20 制御装置、20a パワー本体、20b 制御本体、22 金属基板、24 金属板、25 放熱絶縁層、26a〜26e 配線パターン(導体層)、26ew 溶接パッド部(金属基板側溶接パッド部)、27a〜27d 絶縁層、28a パワー回路用金属柱、28b 制御回路用金属柱、28c 溶接用金属柱、28d 固定用金属柱、41p モータ用パッド部(接続端子)、50p 信号用パッド部(接続端子)、80 接続部材、81 絶縁シート、81a,81b 穴、Fp パワー用金属片、Fs 信号用金属片、Fg グランド用金属片、Gp グランド用パッド部(接続端子)、Q1〜Q6 半導体スイッチング素子、Sp センサ用パッド部(接続端子)。

Claims (12)

  1. 車両のハンドルに対して補助トルクを出力する電動モータと、この電動モータの駆動を制御する制御装置とを備えた電動式パワーステアリング装置であって、
    前記制御装置は、前記ハンドルに対して補助するトルクに応じて前記電動モータの電流を切り換えるための複数の半導体スイッチング素子からなるブリッジ回路を有するパワー本体と、
    前記ハンドルの操舵トルクに基づいて前記ブリッジ回路を制御するための駆動信号を生成する制御本体と、
    金属板上に、絶縁層、及び配線パターンが形成された導体層が積層されて構成された金属基板と、
    この金属基板の周辺部に配置されているとともに導電材料で構成された接続端子と、
    一端部が前記パワー本体の搭載された前記金属基板の前記導体層に溶接され、他端部が前記接続端子に溶接された金属片と
    を備えたことを特徴とする電動式パワーステアリング装置。
  2. 前記金属基板は、前記絶縁層及び前記導体層が複数層交互に積層されて構成されているとともに、これらの導体層間が金属柱で接続されていることを特徴とする請求項1に記載の電動式パワーステアリング装置。
  3. 前記金属基板は、前記金属片が溶接により接合される金属基板側溶接パッド部が最外層導体層の表面に形成され、この金属基板側溶接パッド部と、少なくとも前記最外層導体層の隣接導体層とが溶接用金属柱を介して接続されていることを特徴とする請求項2に記載の電動式パワーステアリング装置。
  4. 前記金属基板は、前記金属片と前記金属基板側溶接パッド部との溶接領域が、前記溶接用金属柱と対向した領域であることを特徴とする請求項3に記載の電動式パワーステアリング装置。
  5. 前記溶接は、レーザ溶接であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の電動式パワーステアリング装置。
  6. 前記レーザ溶接は、波長が532ナノメートル以下のYAG溶接であることを特徴とする請求項5に記載の電動式パワーステアリング装置。
  7. 前記金属片は、銅または高導電率の銅合金で構成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の電動式パワーステアリング装置。
  8. 複数個の前記金属片は、絶縁シートの片面に予め取り付けられていることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の電動式パワーステアリング装置。
  9. 前記絶縁シートは、高熱伝導の絶縁材で構成されていることを特徴とする請求項8に記載の電動式パワーステアリング装置。
  10. 前記絶縁シートは、前記金属基板側溶接パッド部に対向した箇所に金属基板側穴が形成されており、前記金属片が前記溶接により接合される前記接続端子に対向した箇所に接続端子側穴が形成されていることを特徴とする請求項8または9に記載の電動式パワーステアリング装置。
  11. 前記絶縁シートは、レーザ光の透過率の高い材料で構成されていることを特徴とする請求項8または9に記載の電動式パワーステアリング装置。
  12. 前記金属基板側穴及び前記接続端子側穴は、第一のレーザを照射して形成されており、前記金属片は、前記金属基板側穴及び前記接続端子側穴に第二のレーザを照射して、前記金属基板側溶接パット部及び前記接続端子に溶接されていることを特徴とする請求項8または9に記載の電動式パワーステアリング装置。
JP2006118219A 2006-04-21 2006-04-21 電動式パワーステアリング装置 Active JP4246212B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006118219A JP4246212B2 (ja) 2006-04-21 2006-04-21 電動式パワーステアリング装置
US11/498,100 US7445081B2 (en) 2006-04-21 2006-08-03 Electric power steering apparatus
DE102006043194.4A DE102006043194B4 (de) 2006-04-21 2006-09-14 Elektrische Servolenkungsvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006118219A JP4246212B2 (ja) 2006-04-21 2006-04-21 電動式パワーステアリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007294533A true JP2007294533A (ja) 2007-11-08
JP4246212B2 JP4246212B2 (ja) 2009-04-02

Family

ID=38536922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006118219A Active JP4246212B2 (ja) 2006-04-21 2006-04-21 電動式パワーステアリング装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7445081B2 (ja)
JP (1) JP4246212B2 (ja)
DE (1) DE102006043194B4 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011195130A (ja) * 2010-03-24 2011-10-06 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置
JP2011195131A (ja) * 2010-03-24 2011-10-06 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置
CN103786782A (zh) * 2012-10-29 2014-05-14 株式会社捷太格特 控制装置以及具有该控制装置的车辆转向装置

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7648004B1 (en) * 2005-03-14 2010-01-19 Novariant Inc. Steering wheel control mechanism
JP4661508B2 (ja) * 2005-09-30 2011-03-30 日本精工株式会社 電動パワーステアリング装置
JP4102404B2 (ja) * 2005-11-21 2008-06-18 三菱電機株式会社 電動式パワーステアリング装置
JP2008118067A (ja) * 2006-11-08 2008-05-22 Hitachi Ltd パワーモジュール及びモータ一体型コントロール装置
US8044428B2 (en) * 2007-08-10 2011-10-25 Panasonic Electric Works SUNX Co., Ltd. Package and semiconductor device for preventing occurrence of false connection
JP5107013B2 (ja) * 2007-12-13 2012-12-26 三菱重工業株式会社 インバータ一体型電動圧縮機
JP5512110B2 (ja) 2008-09-26 2014-06-04 株式会社マキタ 電動工具
DE102009039164A1 (de) * 2008-12-09 2010-06-10 Continental Teves Ag & Co. Ohg Lenkvorrichtung, insbesondere für eine Hinterradlenkung
DE102009000169A1 (de) * 2009-01-13 2010-07-15 Zf Lenksysteme Gmbh Leistungseinheit für ein elektrisches Lenksystem
JP5327646B2 (ja) * 2009-06-24 2013-10-30 株式会社デンソー 電子回路内蔵型モータ
JP5603045B2 (ja) * 2009-09-24 2014-10-08 三菱電機株式会社 電動パワーステアリング装置用モータ装置
JP5241769B2 (ja) * 2010-05-12 2013-07-17 三菱電機株式会社 電動式パワーステアリング装置用モータ
CN102510788B (zh) * 2010-06-14 2014-12-24 三菱电机株式会社 激光加工装置以及激光加工方法
JP5574172B2 (ja) * 2010-07-14 2014-08-20 株式会社ジェイテクト 制御装置
JP5364066B2 (ja) * 2010-09-24 2013-12-11 日立オートモティブシステムズステアリング株式会社 パワーステアリング装置のトルクセンサの中立点調整方法
EP2637285B1 (en) * 2010-11-02 2020-04-01 Mitsubishi Electric Corporation Electric power steering power module and electric power steering drive control device employing same
WO2012077264A1 (ja) * 2010-12-07 2012-06-14 日本精工株式会社 電動パワーステアリング装置
DE102010054135B4 (de) * 2010-12-10 2013-03-28 Thyssenkrupp Presta Ag Handmomentensteller
EP2695794B1 (en) * 2011-04-06 2019-12-25 Mitsubishi Electric Corporation Rotating electrical machine incorporating drive device
EP2708444B1 (en) * 2011-05-11 2016-08-31 Mitsubishi Electric Corporation Electric power steering device
CN103609002B (zh) * 2011-07-08 2016-05-04 三菱电机株式会社 电动机
JP2013090532A (ja) * 2011-10-21 2013-05-13 Mitsuba Corp ブラシレスモータ
EP3132881B1 (en) * 2014-04-17 2020-07-15 NSK Ltd. Resistance welding device, resistance welding method, and protrusion shape for projection welding
EP3133720B1 (en) * 2014-05-01 2020-02-19 Mitsubishi Electric Corporation Vehicle control device
JP6160576B2 (ja) 2014-07-31 2017-07-12 株式会社デンソー 駆動装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置
JP6179476B2 (ja) * 2014-07-31 2017-08-16 株式会社デンソー 駆動装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置
JP6447048B2 (ja) * 2014-11-20 2019-01-09 日本電産株式会社 モータ
WO2017022094A1 (ja) * 2015-08-05 2017-02-09 三菱電機株式会社 インバータ一体型モータ
CN105141065B (zh) * 2015-10-15 2018-11-27 湖南农业大学 一种采煤机截割部用隔爆型三相异步电动机
FR3056036B1 (fr) * 2016-09-09 2018-08-24 Valeo Systemes De Controle Moteur Compresseur de suralimentation electrique
CN109756076B (zh) * 2017-11-01 2022-05-20 德昌电机(深圳)有限公司 电机
DE102020005576A1 (de) 2019-10-08 2021-04-08 Sew-Eurodrive Gmbh & Co Kg Elektromotor mit Leiterplatte

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03191591A (ja) 1989-12-21 1991-08-21 Oki Electric Ind Co Ltd 配線板構造
JPH07297576A (ja) 1994-04-26 1995-11-10 Nippondenso Co Ltd 回路基板の実装装置
JP2694125B2 (ja) 1995-02-03 1997-12-24 富士通テン株式会社 基板の接続構造
JP2801896B2 (ja) 1995-09-12 1998-09-21 電気化学工業株式会社 金属ベース多層回路基板の製造法
US6201701B1 (en) 1998-03-11 2001-03-13 Kimball International, Inc. Integrated substrate with enhanced thermal characteristics
US6531662B1 (en) 1999-04-22 2003-03-11 Rohm Co., Ltd. Circuit board, battery pack, and method of manufacturing circuit board
US6695091B2 (en) * 2001-08-28 2004-02-24 Trw Inc. Electric steering motor with internal circuit board
JP3638269B2 (ja) 2002-03-14 2005-04-13 三菱電機株式会社 電動式パワーステアリング装置
JP2004023841A (ja) * 2002-06-13 2004-01-22 Mitsuba Corp モータ
JP3956896B2 (ja) 2002-08-07 2007-08-08 株式会社デンソー 電動モータ駆動装置
JP3772986B2 (ja) 2003-12-24 2006-05-10 株式会社デンソー 電動式パワーステアリング装置
JP4161074B2 (ja) * 2004-02-02 2008-10-08 三菱電機株式会社 電動式パワーステアリング装置
JP4102404B2 (ja) * 2005-11-21 2008-06-18 三菱電機株式会社 電動式パワーステアリング装置
JP4353951B2 (ja) * 2006-03-06 2009-10-28 三菱電機株式会社 電動式パワーステアリング装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011195130A (ja) * 2010-03-24 2011-10-06 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置
JP2011195131A (ja) * 2010-03-24 2011-10-06 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置
CN103786782A (zh) * 2012-10-29 2014-05-14 株式会社捷太格特 控制装置以及具有该控制装置的车辆转向装置
JP2014090030A (ja) * 2012-10-29 2014-05-15 Jtekt Corp 制御装置および同装置を備える車両操舵装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4246212B2 (ja) 2009-04-02
DE102006043194B4 (de) 2020-06-10
DE102006043194A1 (de) 2007-10-25
US7445081B2 (en) 2008-11-04
US20070246289A1 (en) 2007-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4246212B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP4102404B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP5063722B2 (ja) 電動式駆動装置およびそれを搭載した電動式パワーステアリング装置
KR101206158B1 (ko) 전동식 파워 스티어링 장치
JP4353951B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP4203055B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置
US7021418B2 (en) Electric power steering apparatus
JP4410230B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP4877265B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置及びその製造方法
JP3774624B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5084783B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP5619279B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP3692119B2 (ja) 電動パワーステアリング装置並びにその製造法
JP5008742B2 (ja) 電動式駆動装置
WO2017068636A1 (ja) 一体型電動パワーステアリング装置、及びその製造方法
JP2003267233A (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP4252486B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP6099915B2 (ja) 電子制御装置
JP4981939B2 (ja) 電動式駆動装置および電動式パワーステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080507

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080707

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4246212

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250