JP3692119B2 - 電動パワーステアリング装置並びにその製造法 - Google Patents

電動パワーステアリング装置並びにその製造法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電動機により車両のステアリングを補助駆動する電動パワーステアリング装置、特に、電動機とその制御装置とが一体に構成された電動パワーステアリング装置の構成およびその製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電動パワーステアリング装置はハンドル操作によりステアリングシャフトに生ずる操舵トルクの大きさと方向とをセンサにより検出し、ステアリングシャフトなどに取り付けられたアシスト用の電動機により操舵の補助トルクを発生させるものであるが、アシスト用の電動機に所定のトルクを発生させるためには相応の電流(通常、小型車で60〜80A程度)を必要とし、配線による電圧降下ロスを低減するために、トルクに応じた電流制御を行って電動機に与える制御装置を電動機や減速機構と一体化し、車両のエンジンルームに装備する方向に移行している。
【0003】
例えば、特許文献1に開示された技術もこのようなものであり、この文献には大型部品を組み付けるベース基板と、FETなどのパワー部品を搭載する金属基板と、制御部品を搭載する絶縁基板とをヒートシンクと共に樹脂ケース内に収容し、樹脂ケースには電源やセンサなどと接続するコネクタと共に駆動電流を電動機に出力する電極が設けられ、これらの各部品から構成される制御装置を電動機に組み付けることにより電極が電動機側の電極と接続されるようにして生産性を向上させる技術が開示されている。このようなコネクタや電極は金属導帯から形成されるのが通常であり、制御装置の内部ではこの金属導帯が金属基板や絶縁基板の配線パターンなどと半田接続されるものである。
【0004】
また、特許文献2には、電動機の制御用電気回路を有する制御装置が電動機の回転を減速する歯車ボックスと一体に組み付けられ、電動機と歯車ボックスハウジングとの間には電動機と制御装置とを接続する導電軌道(金属導帯からなる接続端子)を保持するコネクタ組立体が設けられており、この導電軌道が制御装置側に延長されてプリント基板(PCB)に設けられた孔を貫通してプリント基板の配線パターンと半田接続される構成が開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−127921号公報(第3〜6頁、第1〜3図)
【特許文献2】
特表2000−500102号公報(第14〜16頁、第1図、第3図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
制御装置と電動機とを一体化した電動パワーステアリング装置を車両のエンジンルーム内に装着した場合、制御装置の雰囲気温度は内燃機関の発熱により大幅に変動することになる。さらに、制御装置には電流制御用の半導体スイッチング素子や、制御電流検出用のシャント抵抗や、リップル吸収用の大容量コンデンサなどの発熱部品が使用され、これらの発熱が加算されて制御装置の内部における最大温度と温度変化幅とはさらに大きくなり、上記の従来装置のように金属導帯を金属基板や絶縁基板の配線パターンに半田接続した場合、半田接続部分には大きな熱ストレスが加わり、特に絶縁基板においては半田クラックを生じて耐久性や耐衝撃性が低下するという問題があった。
【0007】
この発明はこのような課題を解決するためになされたもので、制御装置の電気接続部における耐熱衝撃性を向上させ、信頼性の高い電動パワーステアリング装置とその製造法を得ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係わる電動パワーステアリング装置は、操舵のアシストトルクを出力する電動機と、電動機に搭載されて電動機の制御を行うと共に、少なくとも制御回路を搭載する制御基板とパワー部品を搭載するパワー基板と入出力用のコネクタとを有する制御手段と、制御手段内において制御基板とパワー基板とコネクタとの相互間を接続する接続端子とを備え、接続端子はその一端にプレスフィット端子が形成されており、プレスフィット端子が制御基板に設けられたスルーホールに圧入されることにより電気的接続がなされ、また前記接続端子は、前記プレスフィット端子が形成される一端とは反対側の他端が、前記パワー基板または前記コネクタに設けられた端子と溶接により電気的接続がなされるようにしたものである。
【0009】
また、この発明による電動パワーステアリング装置の製造法は、操舵のアシストトルクを出力する電動機と、電動機に搭載されて電動機の制御を行うと共に、少なくとも制御回路を搭載する制御基板とパワー部品を搭載するパワー基板と入出力用のコネクタとを有する制御手段と、制御手段内において制御基板とパワー基板とコネクタとの相互間を接続すると共に、その一端にプレスフィット端子が形成された接続端子とを有するものにおいて、少なくとも、制御基板に制御回路の部品が実装される実装工程と、実装工程の後に制御基板のスルーホールに接続端子の一端に設けられたプレスフィット端子が圧入される圧入工程と、圧入工程の後に接続端子の他端がパワー基板またはコネクタに設けられた端子と溶接される溶接工程とを有するようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1ないし図7は、この発明の実施の形態1による電動パワーステアリング装置を説明するものであり、図1は電動パワーステアリング装置の全体回路を説明する回路ブロック図、図2は電動パワーステアリング装置の全体構成を説明する断面図、図3は制御装置の構成を示す断面図、図4は接続端子と接続部材との構成を示す斜視図、図5は接続端子と接続部材との溶接法を説明する説明図、図6は制御装置の構成を説明するために各ブロックを分解して示した斜視図、図7は制御装置を電動機に搭載する状態を示す斜視図である。
【0011】
まず、図1において電動パワーステアリング装置の回路構成を説明すると、車両のステアリングハンドルが操作されると、その操舵トルクをトルクセンサ1が検出し、CPU2と駆動回路3と電流検出手段4とからなる制御回路5に入力される。制御回路5には車速など車両の情報が操舵トルクと共に入力され、これらの信号に基づき制御回路5のCPU2はアシストトルクを演算して駆動回路3に出力し、駆動回路3はCPU2の信号に応じて、例えばPWM制御信号を生成して半導体スイッチング素子群6に与える。
【0012】
スイッチング素子群6は例えば六個のFETQ1〜Q6からなるブリッジ回路であり、車両用バッテリ7から直流電流が供給され、三相の交流電流を出力するインバータとして機能する。このインバータの出力電流は駆動回路3より出力されるPWM信号により制御され、必要に応じて通電遮断を行うリレー8を介して操舵アシストトルクを発生する電動機9の電機子巻線10に供給されると共に、インバータの出力電流値はシャント抵抗11と電流検出手段4とにより検出されてCPU2に与えられフィードバック制御が行われる。
【0013】
また、電動機9には回転位置を検出する回転位置センサ12が設けられ、電動機9の回転位置が上記のインバータの出力電流値と共にCPU2に与えられフィードバック制御が行われる。スイッチング素子群6に対するバッテリ7からの入力回路にはスイッチング素子群6の動作時に発生する電磁ノイズの外部流出を阻止する誘導素子13が挿入され、また電動機9の電流リップルを吸収する大容量コンデンサ14が接続されている。なお、上記の各部品にて構成される制御装置26には後述するように、各コネクタ35a〜35cおよび41を介して電力や信号が供給される。
【0014】
続いて図2により、電動パワーステアリング装置の全体構成を説明すると、電動機9は、出力軸15および出力軸15の外周に固定された複数極の磁極を有する永久磁石16からなる回転子17と、回転子17の外周に配設された固定子鉄心18およびこの固定子鉄心18にインシュレータ19を介して巻回された電機子巻線10を有する固定子43とからなり、例えば永久磁石16が8極構成であれば固定子鉄心18は12極構成にされて三相のブラシレス電動機として構成される。そして、三相の電機子巻線10の巻き線端は、電動機9の後述する減速ギヤ21側に設けられた三個の巻線端子20にそれぞれ接続されている。
【0015】
回転位置センサ12は例えばレゾルバなどが使用され、レゾルバの場合、出力軸15側に設けられた回転子12aとブラケット32側に設けられた固定子12bとから構成され、固定子12bには二組の出力コイルと励磁コイルとが設けられて回転子12aと固定子12bとの空隙の変化により正弦波と余弦波の二相電圧を回転位置信号として出力する。減速ギヤ21はギヤケース22内に設けられたウオームギヤ23とウオームホイール24とからなり、ウオームギヤ23は電動機9の出力軸15にスプラインを有するカップリング25を介して結合され、電動機9の回転を減速して図示しないステアリングシャフトに伝達する。
【0016】
電動機9と一体に組み付けられる制御装置26は、図1において説明した制御回路5やスイッチング素子群6、および、リレー8やコンデンサ14などの各部品と、これらの各部品を搭載する各種の基板とから構成されるものであり、スイッチング素子群6やシャント抵抗11などが搭載されるパワー基板としての金属基板27と、複数の導電線や導電板がインサート成型された大電流基板28と、制御回路5などが搭載される絶縁プリント基板からなる制御基板29と、熱伝導率の高い金属からなるハウジング30及びカバー31などからなり、ハウジング30とカバー31とは電動機9の出力軸15とは並行に装着され、カバー31が電動機9のブラケット32にネジ固定されている。
【0017】
制御装置26の金属基板27は、例えば厚さ2mmのアルミニューム基板上に80μmの絶縁層を介して100μmの銅パターンが配線パターンとして形成されたHITT基板(電気化学工業の商品名)が使用され、図3に示すように、ブリッジ回路を構成するスイッチング素子群6のFETQ1〜Q6やシャント抵抗11などの大電流部品、および、大電流基板28や接続部材33などが配線パターン上に半田実装されている。この接続部材33は金属基板27と大電流基板28と制御基板29との相互間を接続するためのもので、図4に示すように、接続端子CmがL字状に形成されて樹脂33aにインサート成型され、後述する接続端子34が後工程で溶接されるものである。
【0018】
大電流基板28は上記したように複数の導電線や導電板が配線パターンを構成するように絶縁樹脂によりインサート成型されたものであり、金属基板27などと電気的に接続される部分は図6に示すように、電源端子Pmや、モータ端子Mmや、センサ端子Smなどとして絶縁樹脂から露出して接続端子を形成するようにされている。モータ端子Mmは金属基板27と接続されるが、その反対側は図6と図7とに示すようにカバー31に形成された開口孔31aから電動機9側に突出し、電動機9内において巻線端子20と電気的に接続される。
【0019】
同様に、センサ端子Smの回転位置センサ12と接続される部分も後述するようにカバー31に形成された開口孔31aから電動機9側に突出して回転位置センサ12と電気的に接続される。そして、図6に示すように三個のコンデンサ14と誘導素子13とが大電流基板28に取り付けられ、コンデンサ14は電源端子Pmと並列に、また、誘導素子13は電源端子Pmと直列に、溶接により電気的に接続されている。また、モータ端子Mmは三相分が並行して設けられ、内二相分にはリレー8が直列に溶接により接続されている。
【0020】
制御基板29には図3及び図6に示すようにCPU2や駆動回路3や電流検出手段4などを含む周辺回路の小電流部品が配線パターンに半田実装され、接続端子34の一端に形成されたプレスフィット端子34aが制御基板29のスルーホールに圧入され、電気的に接続されている。この接続端子34は図4に示すように複数個がまとめられて絶縁樹脂34bにインサート成型され、制御基板29のスルーホールに対する圧入が容易となるように構成されている。
【0021】
図6と図7とに示すように、制御装置26には外部接続用のコネクタ35が設けられ、コネクタ35は車両用バッテリと接続するパワーコネクタ35aと、車両に対して信号を入出力する信号コネクタ35bと、トルクセンサ1からの信号を入力するトルクセンサコネクタ35cとからなっており、これらの三つのコネクタが絶縁樹脂により一体に成形されている。ここで、信号コネクタ35bとトルクセンサコネクタ35cとは一つのコネクタとしてまとめることもできる。そしてコネクタ35はハウジング30に設けられた取付穴30aに挿入されてネジ36により固定されると共に、シリコン接着剤などによりシールされる。
【0022】
接続端子34のプレスフィット端子34aとは反対側の他端34cは図3、図5、図6に示すように接続部材33の溝33aや大電流基板28の溝28aやコネクタ35の溝35dに収納されて位置決めされ、金属基板27のパターンに半田付けされた接続部材33の接続端子Cmの一端Cm1や、大電流基板28のセンサ端子Smの一端であるSm1や、コネクタ35の端子の先端部である35a1〜35c1と抵抗溶接などにより電気的に接続されている。また、パワーコネクタ35aの端子の他端35a2は大電流基板28の電源端子Pmと溶接されて電気的に接続されている。図3に示すように、接続端子34の他端34cの溶接は制御基板29の一方の面側においてなされ、接続端子34のプレスフィット端子34aは上記の溶接とは反対側の面から制御基板29のスルーホールに圧入されている。
【0023】
これらの接続端子34と接続部材33の接続端子Cmとの溶接、センサ端子Smとの溶接、コネクタ35の各端子との溶接は抵抗溶接でもよいし、レーザ溶接やTIG溶接であってもよい。レーザ溶接で突き合わせ溶接する場合には溶接面の段差を少なくすることが重要であり、これを接続端子34と接続部材33の接続端子Cmとの溶接法を例にとって説明すると、図5に示すように、接続端子34の位置決め用の穴34c1と接続端子Cmの位置決め用穴Cm2との中心を合わせるように治具36を挿入する。
【0024】
接続端子34の位置決め用の穴34c1と溶接面34c2との間の寸法、および、接続端子Cmの位置決め用穴Cm2と溶接面Cm3との間の寸法は製造時にプレス型で精度が確保されているので、位置決め穴34c1とCm2との中心を治具36で合わせることにより、溶接面34c2とCm3とは略平面に保持される。この状態において溶接面34c2と溶接面Cm3とにレーザ光を照射することにより溶接され、接続端子34と接続端子Cmとが電気的に接続される。接続端子34とセンサ端子Smとの溶接、コネクタ35の各端子との溶接も同様にして行われる。
【0025】
図3と図6とに示すように、ハウジング30の開口部周囲に形成された溝30dにはラバーリング37が挿入されると共に、カバー31がネジ38によりハウジング30に固定され、ハウジング30とカバー31との合わせ面の気密性が確保される。そして、カバー31の穴31aには絶縁樹脂製の蓋39がネジ40によりカバー31の外側に取り付けられ、絶縁樹脂製の蓋39の貫通穴を通してモータ端子Mmとセンサ端子Smとが電動機9と電気的に接続される。また、蓋39のセンサ端子Sm用貫通穴の外側にはコネクタハウジング39aが形成されており、センサ端子Smがコネクタハウジング39a内の穴に挿入されてセンサコネクタ41が形成される。
【0026】
このように構成された電動パワーステアリング装置の組立法について説明すると、まず、電動機9の組立は、出力軸15に永久磁石16を接着固定した後に着磁器で所定の極数に着磁し、出力軸15に軸受42の内輪を圧入して回転子17を完成させる。次に、固定子43の固定子鉄心18にインシュレータ19を介して三相の電機子巻線10を巻回し、U相、V相、W相の各巻線を形成する。電機子巻線10が例えばY結線の場合には各相の巻き終わりを接続して中性点とし、各相の巻き始めをそれぞれ巻線端子20に接続し、固定子43を完成してこの固定子43をヨーク44に圧入する。
【0027】
続いてブラケット32に軸受45の外輪を固定し、軸受45の内輪に回転子17の出力軸15を圧入し、回転位置センサ12の回転子12aおよびカップリング25を出力軸15に圧入する。さらにブラケット32に回転位置センサ12の固定子12bを固定し、ラバーリング46を挿入して固定子43が組み込まれたヨーク44を挿入し、図示しないネジで固定して電動機9を完成する。
【0028】
次に制御装置26の組立手順について説明すると、まず、各電極にクリーム半田を塗布した制御基板29上にCPU2と周辺回路素子等の部品を配置し、リフロー装置を用いて制御基板29の下側から、または、周囲の雰囲気温度を加熱してクリーム半田を溶かし、各部品の半田付けを行う。そしてその後、接続端子34の一端に形成されたプレスフィット端子34aを制御基板29のスルーホールに圧入する。
【0029】
また、制御基板29の場合と同様に、各電極にクリーム半田を塗布した金属基板27上に接続部材33を配置してネジ47にて固定し、さらに、金属基板27上に半導体スイッチング素子Q1〜Q6およびシャント抵抗11などのパワー部品を配置し、リフロー装置を用いてクリーム半田を溶かし、各部品および接続部材33の端子Cmを半田付けする。
【0030】
大電流基板28には所定の位置にコンデンサ14やリレー8や誘導素子13などが納められ、電源端子Pmやモータ端子Mmに各部品の端子が溶接により接合される。コネクタ35はハウジング30の穴30aに挿入されてネジ36によりハウジング30に固定され、ハウジング30の内側にはシリコン接着剤48が充填され、ハウジング30とコネクタ35との絶縁樹脂部が接着接合される。続いて金属基板27をハウジング30上に配置してネジ49により固定し、その上に大電流基板28を配置してネジ50で固定する。そして、パワーコネクタ35aの端子の他端35a2が大電流基板28の電源端子Pmと、大電流基板28の電源端子Pmおよびモータ端子Mmが金属基板27の接続部材33の端子と、それぞれ溶接により電気的に接続される。
【0031】
ついで制御基板29が大電流基板28の上に配置され、接続端子34のプレスフィット端子34aとは反対側の他端34cは接続部材33の溝33a、大電流基板28の溝28a、コネクタ35の溝35dに収納されて位置決めされ、接続部材33の接続端子Cmの一端Cm1、大電流基板28のセンサ端子Smの一端Sm1、パワーコネクタ35aの端子の分岐された一端35a1、信号コネクタ35bの端子の一端35b1およびトルクセンサコネクタ35cの端子の一端35c1と抵抗溶接、または、レーザ溶接、または、TIG溶接の何れかの方法により溶接される。
【0032】
次にハウジング30の開口部周囲に形成された溝30dにラバーリング37を挿入し、カバー31をネジ38でハウジング30に固定する。続いて蓋39の貫通穴にモータ端子Mmおよびセンサ端子Smを各々挿入し、ネジ40によりカバー31に取り付ける。また,蓋39のセンサ端子Smが貫通する穴の外側にはコネクタハウジング39aが形成されているので、センサ端子Smがこれらの穴に挿入されてセンサコネクタ41が形成される。
【0033】
続いて上記のように別々に組み立てられた電動機9と制御装置26が次のようにして組み立てられる。すなわち、電動機9のブラケット32にラバーリング51を挿入し、電動機9のブラケット32にネジ52により制御装置26を固定する。このとき、回転位置センサ12の電動機9側のコネクタ41aと制御装置26側のコネクタ41とが嵌合されて電気的に接続される。次に電動機9の巻線端子20と制御装置26のモータ端子Mmとをネジ53により固定し、電気的に接続して全組立を完了する。
【0034】
以上のように、この発明の実施の形態1による電動パワーステアリング装置では、接続端子34の一端に形成されたプレスフィット端子34aが制御基板29のスルーホールに圧入されて電気的に接続されるので、その接続に半田を使用することなくプレスフィットによる圧接にて接続され、半田接続の場合と比較して高温雰囲気および温度変化に対する耐力が向上し、装置の信頼性を著しく向上させることができることになる。
【0035】
また、接続端子34の他端34cは、接続部材33の接続端子Cmの一端を形成するCm1と、大電流基板28のセンサ端子Smの一端を形成するSm1と、パワーコネクタ35aの端子の分岐された一端の35a1と、信号コネクタ35bの端子の一端を形成する35b1と、トルクセンサコネクタ35cの端子の一端を形成する35c1とに抵抗溶接、または、レーザ溶接、あるいは、TIG溶接の何れかの方法により電気的に接続されるので、半田接続の場合と比較して高温雰囲気および温度変化に対する耐力が向上し、装置の信頼性を向上させることができる。
【0036】
さらに、接続端子34の他端34cは、接続部材33の溝33aや大電流基板28の溝28aやコネクタ35の溝35dに収納されて位置決めされるので、溶接する部位に相対的な位置ズレを生ずることがなく、溶接の作業性を向上させると共に、装置の生産性を向上させることができる。
【0037】
さらにまた、接続端子34と接続部材33の接続端子Cmとを溶接する場合、接続端子34に設けられた位置決め用の穴34c1と接続端子Cmに設けられた位置決め用穴Cm2との中心を治具36で合わせることにより、溶接面34c2と溶接面Cm3とが略平面に保持され、溶接面34c2と溶接面Cm3とにレーザ光を照射したときの両者の溶け込み量が均一となって溶接強度が向上し、接続端子34と接続部材33の接続端子Cmとの電気的接続の信頼性が向上する。また、接続端子34と、センサ端子Sm、パワーコネクタ35aの端子、信号コネクタ35bの端子、トルクセンサコネクタ35cの端子を溶接する場合も同様にして溶接されるので溶接の強度が向上し、電気的接続の信頼性を向上させることができる。
【0038】
さらに、接続端子34のプレスフィット端子34aが制御基板29を挟んで溶接側とは反対側から制御基板29に圧入されるので、制御基板29から接続端子34と接続端子Cm、センサ端子Sm、パワーコネクタ35aの端子、信号コネクタ35bの端子、および、トルクセンサコネクタ35cの端子との溶接部までの飛び出し高さを低くすることができ、装置を小型化することができる。
【0039】
さらにまた、制御基板29にはCPU2と駆動回路3と電流検出手段4を含む周辺回路素子が配線パターンに半田付けされて実装され、その後、接続端子34の一端に形成されたプレスフィット端子34aが制御基板29のスルーホールに圧入され、さらにその後、接続端子34の他端34cが、接続端子Cmの一端Cm1、センサ端子Smの一端Sm1、パワーコネクタ35aの端子の一端35a1、信号コネクタ35bの端子の一端35b1、トルクセンサコネクタ35cの端子の一端35c1とに溶接されるので、接続端子Cmや、センサ端子Smや、パワーコネクタ35aの端子や、信号コネクタ35bの端子およびトルクセンサコネクタ35cの端子など、多数の端子を制御基板29のスルーホールに挿入する煩わしさが無く、接続端子34は複数個がまとめられて絶縁樹脂34bにインサート成形されているので、制御基板29のスルーホールに対する圧入が容易となり、装置の組立性を向上させることができる。
【0040】
また、接続端子34の一端に形成されたプレスフィット端子34aを制御基板29のスルーホールに圧入した後、制御基板29を大電流基板28の上部に配置して接続端子34を溶接するので、プレスフィット端子34aを制御基板29のスルーホールに圧入するプレスフィット圧入工程を接続端子34単独で行うことができ、組立性が容易になり、装置の組立性の向上が図れるものである。
【0041】
なお、金属基板27にHITT基板を用いたがこれに限定されるものでなく、配線パターンが絶縁層を介してアルミニウムや銅など、熱伝導の良好な金属ベース上に形成されたものであればよく、セラミック基板であってもよい。また、回転位置センサ12はレゾルバを用いたが、レゾルバに限定されるものではなく磁気抵抗器(MR)や巨大磁気抵抗器(GMR)、あるいは、ホール素子またはホールICなど、他の磁気検出素子を用いることもできる。さらに、電動機9はブラシレスモータに限定されるものでなく、インダクションモータやスイッチドリラクタンスモータ(SRモータ)またはブラシ付のDCモータであってもよい。また、リレー8は二相のみの使用としたが、全相に取り付けることもでき、各部品の固定にネジを用いたが、リベットなど他の固定手段を使用することもできるものである。
【0042】
【発明の効果】
以上に説明したように、この発明の電動パワーステアリング装置によれば、操舵のアシストトルクを出力する電動機に搭載されて電動機の制御を行うと共に、制御回路を搭載する制御基板とパワー部品を搭載するパワー基板と入出力用のコネクタとを有する制御手段と、この制御手段内において制御基板とパワー基板とコネクタとの相互間を接続する接続端子とを備え、接続端子にはその一端にプレスフィット端子を形成し、プレスフィット端子を制御基板のスルーホールに圧入して電気的接続を行うようにし、また接続端子は、プレスフィット端子が形成される一端とは反対側の他端が、パワー基板またはコネクタに設けられた端子と溶接により電気的接続を行うようにしたので、絶縁プリント基板からなる制御基板と他の基板やターミナルとの接続に半田を使用する必要がなく、大きな温度変化に対しても半田クラックによるトラブルが防止でき、信頼性の高い電動パワーステアリング装置を得ることができるものである。
【0043】
また、この発明の電動パワーステアリング装置の製造法によれば、操舵のアシストトルクを出力する電動機に搭載されて電動機の制御を行うと共に、制御回路を搭載する制御基板とパワー部品を搭載するパワー基板と入出力用のコネクタとを有する制御手段と、制御手段内において制御基板とパワー基板とコネクタとの相互間を接続すると共に、その一端にプレスフィット端子が形成された接続端子とを有するものにおいて、少なくとも、制御基板に制御回路の部品が実装される実装工程の後に制御基板のスルーホールに接続端子の一端に設けられたプレスフィット端子が圧入され、この圧入工程の後に接続端子の他端がパワー基板またはコネクタに設けられた端子と溶接されるようにしたので、制御基板に挿入するプレスフィット端子の数を制限して作業性を向上できると共に、プレスフィット端子の圧入工程を単独で行うことができ、生産性の向上が図れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による電動パワーステアリング装置を説明する回路ブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による電動パワーステアリング装置の全体構成を示す断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による電動パワーステアリング装置の制御装置の構成を示す断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による電動パワーステアリング装置の接続端子と接続部材との構成を示す斜視図である。
【図5】 この発明の実施の形態1による電動パワーステアリング装置の接続部材の溶接法を説明する説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態1による電動パワーステアリング装置の分解斜視図である。
【図7】 この発明の実施の形態1による電動パワーステアリング装置における制御装置の搭載状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 トルクセンサ、2 CPU、3 駆動回路、4 電流検出手段、
5 制御回路、6 スイッチング素子群、7 バッテリ、8 リレー、
9 電動機、10 電機子巻線、11 シャント抵抗、
12 回転位置センサ、13 誘導素子、14 コンデンサ、
15 出力軸、16 永久磁石、17 回転子、
18 固定子鉄心、19 インシュレータ、20 巻線端子、
21 減速ギヤ、26 制御装置(制御手段)、
27 金属基板(パワー基板)、28 大電流基板、29 制御基板、
30 ハウジング、31 カバー、32 ブラケット、
33 接続部材、34 接続端子、34a プレスフィット端子、
35 コネクタ、35a パワーコネクタ、35b 信号コネクタ、
35c トルクセンサコネクタ、36 治具、39 蓋、
41 センサコネクタ 43 固定子、44 ヨーク。

Claims (8)

  1. 操舵のアシストトルクを出力する電動機、前記電動機に搭載されて前記電動機の制御を行うと共に、少なくとも制御回路を搭載する制御基板とパワー部品を搭載するパワー基板と入出力用のコネクタとを有する制御手段、前記制御手段内において前記制御基板と前記パワー基板と前記コネクタとの相互間を接続する接続端子を備え、前記接続端子はその一端にプレスフィット端子が形成されており、前記プレスフィット端子が前記制御基板に設けられたスルーホールに圧入されることにより電気的接続がなされ、また前記接続端子は、前記プレスフィット端子が形成される一端とは反対側の他端が、前記パワー基板または前記コネクタに設けられた端子と溶接により電気的接続がなされることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記接続端子と前記パワー基板または前記コネクタに設けられた端子との溶接が、抵抗溶接であることを特徴とする請求項に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記接続端子と前記パワー基板または前記コネクタに設けられた端子との溶接が、レーザ溶接であることを特徴とする請求項に記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記接続端子と前記パワー基板または前記コネクタに設けられた端子とをレーザ溶接するとき、前記接続端子の溶接面と前記パワー基板または前記コネクタに設けられた端子の溶接面とが略平面になるように位置決めされた上で溶接されることを特徴とする請求項に記載の電動パワーステアリング装置。
  5. 前記接続端子と前記パワー基板または前記コネクタに設けられた端子との溶接が、TIG溶接であることを特徴とする請求項に記載の電動パワーステアリング装置。
  6. 前記接続端子は、その一部が前記パワー基板または前記コネクタに設けられた溝に嵌り込んで位置決めされることを特徴とする請求項のいずれか一項に記載の電動パワーステアリング装置。
  7. 前記接続端子は略U字状に形成され、前記制御基板の一方の面側で前記パワー基板または前記コネクタに設けられた端子との溶接がなされ、他方の面側から前記制御基板に対する圧入がなされるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  8. 操舵のアシストトルクを出力する電動機、前記電動機に搭載されて前記電動機の制御を行うと共に、少なくとも制御回路を搭載する制御基板とパワー部品を搭載するパワー基板と入出力用のコネクタとを有する制御手段、前記制御手段内において前記制御基板と前記パワー基板と前記コネクタとの相互間を接続すると共に、その一端にプレスフィット端子が形成された接続端子を有するものにおいて、少なくとも、前記制御基板に前記制御回路の部品が実装される実装工程と、前記実装工程の後に前記制御基板のスルーホールに前記接続端子の一端に設けられたプレスフィット端子が圧入される圧入工程と、前記圧入工程の後に前記接続端子の他端が前記パワー基板または前記コネクタに設けられた端子と溶接される溶接工程とを有することを特徴とする電動パワーステアリング装置の製造法。
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