JP2007294495A - 積層型固体電解コンデンサ及びその製造方法 - Google Patents

積層型固体電解コンデンサ及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】製造コストの高騰や大型化を招来することなく、漏れ電流の増大や、ショートによる不良を抑制することにより、歩留りを飛躍的に向上させることができる積層型固体電解コンデンサ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】陽極部7を有するアルミニウム箔1と、該アルミニウム箔1の表面に誘電体酸化皮膜2と陰極層3を順次形成した陰極部8とを有するコンデンサ素子6を複数備えると共に、これらコンデンサ素子6が積層状態で配置され、且つ、隣接するコンデンサ素子6における陽極部7同士が溶接されると共に、隣接する陰極部8同士が導電性ペースト層18によって電気的に接続される陰極構造を備えた積層型固体電解コンデンサにおいて、陰極部8と陽極部7との境界及びその近傍には、絶縁性の樹脂層16が配置されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、積層型固体電解コンデンサ及びその製造方法に関し、特に歩留りを向上させることができる積層型固体電解コンデンサ及びその製造方法に関する。
従来の積層型固体電解コンデンサは、以下の製造方法で作製されていた。即ち、図9に示すように、弁作用を有する金属であるアルミニウム箔1の表面に、誘電体酸化皮膜2と、固体電解質層3a、カーボン層3b、及び銀ペイント層3cからなる陰極層3とを順次形成してコンデンサ素子6を作製する。次いで、図10に示すように、複数のコンデンサ素子6を積層状態で、陽極端子12へ抵抗溶接することにより接続し、陰極端子13へは導電接着剤17により接続し、最後に外装樹脂14を用いて被覆して積層型固体電解コンデンサを作製していた。
なお、上記コンデンサ素子6を積層する場合には、先ずコンデンサ素子6の陰極部8を保持しつつ搬送とリードフレーム上への載置とを実行した後、コンデンサ素子6の陽極部7と陽極端子12を抵抗溶接にて接続した後、その接続されたコンデンサ素子6の陽極部7に新たに積層させるコンデンサ素子6の陽極部7を溶接する。そして、このような作業を繰り返すことで積層している(下記特許文献1参照)。
特開平11−135367号公報
しかしながら、上記従来の積層型固体電解コンデンサでは、図9に示すように、陽極部7の厚みL11≒100μmで、陰極部8の厚みL12≒230μmであるため、陽極部7の厚みL11と陰極部8の厚みL12との差異が大きく、図10に示すように、陽極部7と陰極部8との境界で折れ曲がる。このため、抵抗溶接の際に、陽極部7と陰極部8との境界或いはその近傍(図10における50)に引っ張り応力と曲げ応力とが加わって、当該部分に応力が集中する。したがって、陽極部7と陰極部8との境界或いはその近傍における陽極部7で亀裂が生じ、この結果、コンデンサの漏れ電流の増大による製品不良が発生していた。
また、コンデンサ素子の陰極部8を構成する導電性ポリマーからなる固体電解質層3aを形成するに際して、誘電体酸化皮膜2が形成されたアルミニウム箔1をポリマー成形するため所定の混合液に所定の位置まで浸漬させる必要がある。このとき現状では液面の位置にバラツキが生じるので、重合形成された固体電解質層3aの先端位置が左右にばらつく。この結果、作製されたコンデンサ素子の陽極部7と陰極部8との境界には、左右にバラツキが存在することになる。また、重合形成された固体電解質層3aの先端位置に左右のバラツキが殆ど存在しない場合であっても、コンデンサ素子6の積層時において実装位置がずれることにより、陽極部7と陰極部8との境界には左右のバラツキが生じる場合があった。このように陽極部7と陰極部8との境界において左右のバラツキが存在することにより、コンデンサ素子と実装する電極又は隣接するコンデンサ素子同士の対極が接触することにより、ショートによる不良の原因となるという課題を有していた。特に、陽極端子12から離れて配置されるコンデンサ素子6において顕著である。
本発明は、上記の実情を鑑みて考え出されたものであり、その目的は、漏れ電流の増大や、ショートによる不良を抑制することにより、歩留りを飛躍的に向上させることができる積層型固体電解コンデンサ及びその製造方法を提供することである。
上記目的を達成するため本発明のうち請求項1記載の発明は、陽極部を有する陽極体と、該陽極体の表面に誘電体酸化皮膜と陰極層を順次形成した陰極部とを有するコンデンサ素子を複数備えると共に、これらコンデンサ素子が積層状態で配置され、且つ、隣接する上記陽極部同士が溶接固定されると共に、隣接する上記陰極部同士が導電性ペースト層によって電気的に接続される陰極構造を備えた積層型固体電解コンデンサにおいて、上記陰極部と上記陽極部との境界及びその近傍には、絶縁性の樹脂層が配置されていることを特徴とする。
上記構成の如く、陰極部と陽極部との境界及びその近傍に、絶縁性樹脂層が配置されていれば、抵抗溶接の際に、陽極部と陰極部との境界或いはその近傍に曲げ応力が加わるのが抑制されるので、当該部分に加わる応力が小さくなる。この結果、陽極部と陰極部との境界或いはその近傍における陽極部で亀裂が生じることに起因するコンデンサの漏れ電流の増大による不良を抑制することが可能となる。また、絶縁性樹脂層が配置されていれば、陰極部と陽極部との境界に左右のバラツキがあったり、積層時におけるコンデンサ素子の実装位置にバラツキがあっても、コンデンサ素子と実装する電極又は隣接するコンデンサ素子の対極同士が接触しにくくなる。この結果、陰極部と陽極部との境界におけるバラツキや、コンデンサ素子の実装位置のバラツキに起因したショートによる不良を抑制することが可能となる。
また、絶縁性樹脂層を形成するだけであるので、積層型固体電解コンデンサが大型化するという問題はなく、且つ、製造コストの高騰を招くこともない。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、上記樹脂層は、上記コンデンサ素子の両面に形成されていることを特徴とする。
樹脂層がコンデンサ素子の片面に形成されている場合よりも、両面に形成されている場合の方が、抵抗溶接の際に、陽極部と陰極部との境界或いはその近傍に加わる応力を上下両面の樹脂層で抑制するので、応力抑制効果が大きい。この結果、陽極部と陰極部との境界或いはその近傍における陽極部で亀裂が生じることに起因するコンデンサの漏れ電流の増大による不良を抑制することが可能となる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、上記樹脂層は、上記陽極端子から2つ目以降のコンデンサ素子に形成されていることを特徴とする。
このように規制するのは、以下に示す理由による。即ち、陽極端子が溶接固定されたコンデンサ素子では、陰極部から延びる陽極部の傾斜角が0°或いは極めて小さいので、陰極部と陽極部との境界或いはその近傍における曲げ応力は小さい。これに対して、陽極端子から2つ目以降のコンデンサ素子では、当該コンデンサ素子より陽極端子側に存在するコンデンサ素子の陽極部の厚みと陰極部の厚みとの差異が加算された分だけ、陰極部から延びる陽極部の傾斜角が大きくなるため、陰極部と陽極部との境界或いはその近傍における曲げ応力が大きくなるからである。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3記載の発明において、上記樹脂層は、エポキシ樹脂を主体とする熱硬化性樹脂から成ることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4記載の発明において、上記樹脂層の厚みが上記導電性ペースト層の厚みと同等かそれよりも小さくなるような構造であることを特徴とする。
このように規制するのは、以下に示す理由による。即ち、樹脂層の厚みが導電性ペースト層の厚みよりも大きくなるような構造であれば、抵抗溶接の際に、陽極部と陰極部との境界における折れ曲がり角度が大きくなるので、当該境界或いはその近傍に加わる応力が大きくなり、この結果、漏れ電流不良が増えるからである。
上記目的を達成するため本発明のうち請求項6記載の発明は、陽極体の表面に誘電体酸化皮膜と陰極層を順次形成した陰極部と、この陰極部から延出する陽極部とからなるコンデンサ素子を複数作製するステップと、上記陰極部に熱硬化性の導電性ペーストを塗布すると共に、陰極部と上記陽極部との境界及びその近傍に熱硬化性の樹脂を塗布し、積層後に導電性ペーストと樹脂とを加熱して硬化させるステップと、
上記コンデンサ素子の陽極部に陽極端子を溶接固定するステップと、
を有することを特徴とする。
上記方法によれば、請求項1記載の積層型固体電解コンデンサを容易に作製することができる。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明において、上記陰極部と上記陽極部との境界及びその近傍に熱硬化性の樹脂を塗布するステップにおいて、樹脂を上記コンデンサ素子の両面に塗布することを特徴とする。
上記方法によれば、請求項2記載の積層型固体電解コンデンサを容易に作製することができる。
請求項8記載の発明は、請求項6又は7記載の発明において、上記陰極部と上記陽極部との境界及びその近傍に熱硬化性の樹脂を塗布するステップにおいて、樹脂を上記陽極端子から2つ目以降のコンデンサ素子に塗布することを特徴とする。
上記方法によれば、請求項3記載の積層型固体電解コンデンサを容易に作製することができる。
請求項9記載の発明は、請求項6〜8記載の発明において、上記樹脂としてエポキシ樹脂を主体とする樹脂を用いることを特徴とする。
上記方法によれば、請求項4記載の積層型固体電解コンデンサを容易に作製することができる。
本発明によれば、製造コストの高騰や大型化を招来することなく、漏れ電流の増大や、ショートによる不良を抑制することにより、積層型固体電解コンデンサの歩留りを飛躍的に向上させることができるという優れた効果を奏する。
以下、この発明に係る積層型固体電解コンデンサを、図1〜図3に基づいて詳述する。なお、この発明における積層型固体電解コンデンサは、以下の最良の形態に示したものに限定されず、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施できるものである。
(積層型固体電解コンデンサの構成)
図1は本発明に係る積層型固体電解コンデンサの縦断面図、図2は本発明に用いるコンデンサ素子の平面図、図3は本発明に用いるコンデンサ素子の断面図である。
図1に示すように、積層型固体電解コンデンサ10は、複数枚(本例では3枚)積層されたコンデンサ素子6を備え、積層状態の最下位置にあるコンデンサ素子6と下から2番面の位置にあるコンデンサ素子6との間に、陽極端子12及び陰極端子13が取り付けられている。そして、コンデンサ素子6、陽極端子12及び陰極端子13は、陽極端子12及び陰極端子13の下面を残して合成樹脂14にて覆われている構成である。
上記コンデンコンデンサ素子6は、図2及び図3に示すように、陽極体としての弁作用を有する金属であるアルミニウム箔1の表面に、誘電体酸化皮膜2と、陰極層3とが形成されている。この陰極層3は、ポリチオフェン系の導電性ポリマーからなる固体電解質層3aと、カーボン層3bと、銀ペイント層3cとからなる。上記誘電体酸化皮膜上2に陰極層3が形成されている部分が陰極部8となり、陰極層3が形成されていない部分が陽極部7となる。このような構成のコンデンサ素子6を複数枚積層状態で、隣接するコンデンサ素子6における陽極部7同士を溶接固定し、隣接するコンデンサ素子6における陰極部8同士を接着性を有する導電性ペースト17で接着固定して積層型固体電解コンデンサ10が形成されている。なお、図2において、20は抵抗溶接棒の当接位置である。
ここで、積層型固体電解コンデンサ10に用いられるコンデンサ素子6には、図2及び図3に示すように、上下両面のうち一方の面における陰極部8と陽極部7との境界15及びその近傍に、絶縁性の樹脂層16が形成されている。絶縁性樹脂層16はエポキシ樹脂(例えば、ビスフェノールFエポキシ樹脂)を主体とする熱硬化性樹脂から成る。このように絶縁性樹脂層16が存在することにより、抵抗溶接時に陽極部7と陰極部8との境界15或いはその近傍には曲げ応力が加わるのが抑制されるので、当該部分に加わる応力が小さくなる。この結果、陽極部7と陰極部8との境界15或いはその近傍における陽極部7で、亀裂が生じることに起因するコンデンサの漏れ電流の増大による不良を抑制することが可能となる。また、絶縁性樹脂層16が存在することにより、陰極部8と陽極部7との境界に左右のバラツキがあったり、積層時におけるコンデンサ素子6の実装位置にバラツキがあっても、コンデンサ素子6と実装する電極又は隣接するコンデンサ素子6の対極が接触しにくくなる。この結果、陰極部8と陽極部7との境界のバラツキや、コンデンサ素子の実装位置におけるバラツキに起因したショートによる不良を抑制することが可能となる。
(積層型固体電解コンデンサの製造方法)
先ず、コンデンサ素子6の製造方法を示すが、該方法は従来と同じである。
具体的には、アルミニウム箔1を所定濃度のリン酸等の水溶液中で所定電圧にて化成処理し、金屑酸化物からなる誘電体酸化皮膜2を形成させた後、3,4−エチレンジオキシチオフェン、P−トルエンスルホン酸第二鉄、及び1−ブタノールからなる混合液に前記アルミニウム箔を所定の位置まで浸漬させ、誘電体酸化皮膜2上に導電性高分子ポリマーである3,4−エチレンジオキシチオフェンからなる固体電解質層3を化学酸化重合にて形成した。次に、固体電解質層形成終了後のアルミニウム箔1を、水溶液や有機溶媒にカーボン粉末を拡散させた溶液中に浸漬させ、所定の温度と時間にて乾燥させるという工程を数回繰り返し、カーボン層4を形成させた。最後に、このカーボン層4の表面に銀ペイント層5を形成することによりコンデンサ素子6を作製した。
次いで、コンデンサ素子6の上下面のうち一方の表面で且つ陽極部7と陰極部8との境界15及び近傍に絶縁性樹脂を塗布すると共に、銀ペイント層3cに導電性ペースト17を塗布した。そして、銀ペイント層3cを陰極端子13に導電性ペースト17を介して積層し、導電性ペースト17及び絶縁性樹脂を同時に熱硬化させて、絶縁性樹脂層16を形成すると共に導電性ペースト17により銀ペイント層3cを陰極端子13に接着固定させた。なお、絶縁性樹脂は、境界15から陽極部7側に向けて0.3〜0.5mmの長さ塗布した。このように規制するのは、以下の理由による。すなわち、陰極部8と陽極部7との境界のバラツキの平均値を考慮すると、0.3〜0.5mmであれば充分に効果が得られるからである。それ以上になると、抵抗溶接の不具合が発生する恐れがあるからである。
また、導電性ペースト17及び絶縁性樹脂を熱硬化させる際には、具体的には下記の条件による予備加熱及び本加熱を行った。
・予備加熱条件
加熱温度:60℃
加熱時間:30分
・本加熱条件
加熱温度:160℃
加熱時間:120分
次いで、コンデンサ素子6の陽極部7を抵抗溶接法で陽極端子12へ接続させた。こうして、コンデンサ素子の陰極部8を陰極端子13に導電性ペースト17で接着固定させた後、コンデンサ素子6の陽極部7を抵抗溶接法で陽極端子12へ接続した。次いで、絶縁性樹脂及び導電性ペースト17が塗布されたコンデンサ素子6を積層済みのコンデンサ素子6に積み重ねつつ、上記と同様に導電性ペースト17と抵抗溶接法を用いることで積層し、このような工程を繰り返すことにより、複数枚のコンデンサ素子6を積層化した。そして、最後に外装樹脂14にて封止して積層型固体電解コンデンサを完成させた。
(実施例1)
実施例の積層型固体電解コンデンサとしては、上記発明を実施するための最良の形態で説明した積層型固体電解コンデンサと同様にして作製したものを用いた。
このようにして作製した積層型固体電解コンデンサを、以下、本発明コンデンサA1と称する。
(実施例2)
図4及び図5に示すように、コンデンサ素子6において、上下両面における陰極部8と陽極部7との境界15及びその近傍に、絶縁性樹脂層を形成したことの他は、本発明コンデンサA1と同様にして積層型固体電解コンデンサを作製した。
このようにして作製した積層型固体電解コンデンサを、以下、本発明コンデンサA2と称する。
図6及び図7に示すように、コンデンサ素子6において、積層前に絶縁性樹脂のみを塗布し熱硬化させて絶縁性樹脂層16を設けた他は、本発明コンデンサA1と同様にして積層型固体電解コンデンサを作製した。なお、絶縁性樹脂の熱硬化条件としては、加熱温度120℃、加熱時間120分とした。
このようにして作製した積層型固体電解コンデンサを、以下、本発明コンデンサA3と称する。
(比較例1)
絶縁性樹脂層を設けない他は、本発明コンデンサA1と同様にして積層型固体電解コンデンサを作製した。
このようにして作製した積層型固体電解コンデンサを、以下、比較コンデンサZと称する。
(実験)
本発明コンデンサA1、A2及び比較コンデンサZをそれぞれ100個作製し、これら積層型固体電解コンデンサの漏れ電流修復処理(エージング)前における漏れ電流不良率、漏れ電流値(平均)、ショート不良率を調べたので、その結果を表1に示す。
(実験結果の検討)
(1)表1より明らかなように、比較コンデンサX1に対して本発明コンデンサA1、A2、A3ではショート不良が抑制され、漏れ電流不良が大幅に低減したことが認められる。
このような結果が得られたのは、以下の理由による。即ち、比較コンデンサZでは、抵抗溶接の際に、陽極部7と陰極部8との境界15或いはその近傍に引っ張り応力と曲げ応力とが加わって当該部分に応力が集中するため、陽極部7と陰極部8との境界15或いはその近傍における陽極部7で亀裂が生じ、この結果、コンデンサの漏れ電流の増大や、ショートによる不良の原因となる。これに対して、本発明コンデンサA1〜A3では、陰極部8と陽極部7との境界15及びその近傍に絶縁性樹脂層16が配置されているので、抵抗溶接の際に、陽極部7と陰極部8との境界15或いはその近傍に曲げ応力が加わるのが抑制され、当該部分に加わる応力が小さくなる。この結果、陽極部7と陰極部8との境界15或いはその近傍における陽極部7で亀裂が生じることに起因するコンデンサの漏れ電流の増大による不良を抑制することが可能となるという理由によるものと考えられる。また、本発明コンデンサA1〜A3では、陰極部8と陽極部7との境界15及びその近傍に絶縁性樹脂層16が配置されているので、陰極部8と陽極部7との境界に左右のバラツキがあったり、積層の際のコンデンサ素子6の実装位置にバラツキがあっても、コンデンサ素子6と実装する電極又は隣接するコンデンサ素子6の対極同士が接触しにくくなる。この結果、陰極部8と陽極部7との境界におけるバラツキや、コンデンサ素子の実装位置におけるバラツキに起因したショートによる不良を抑制することが可能となるという理由によるものと考えられる。
(2)また、本発明コンデンサA1と本発明コンデンサA3とを比較すると、本発明コンデンサA3の方が漏れ電流不良が増えていることが認められる。
このような結果が得られたのは、以下の理由による。即ち、本発明コンデンサA1では、絶縁性樹脂と導電性ペーストを同時に塗布し、積層後に同時に硬化させたので、絶縁性樹脂層16の厚みが導電性接着層17の厚みと同等かそれよりも小さくなっているものと考えられる。これに対して、本発明コンデンサA3では、積層前に絶縁性樹脂のみを塗布硬化させた後に、導電性ペーストを塗布し、積層後に導電性ペーストを硬化させたので、絶縁性樹脂層16の厚みが導電性接着層17の厚みよりも大きくなっているものと考えられる。この結果、抵抗溶接の際に、陽極部7と陰極部8との境界15における折れ曲がり角度が、本発明コンデンサA1よりも大きくなり、当該境界15或いはその近傍に加わる応力が大きくなり、この結果、漏れ電流不良が増えたものと考えられる。
(3)また、本発明コンデンサA1と本発明コンデンサA2では、漏れ電流不良低減効果が大きいが、特に、両面に絶縁性樹脂層16を設けた本発明コンデンサA2の方が、漏れ電流不良低減効果に対してより効果的であることが認められる。
このような結果が得られたのは、以下の理由による。即ち、コンデンサ素子6の片面に絶縁性樹脂層16を設けるのに比べて両面に設ける方が、抵抗溶接の際に、陽極部7と陰極部8との境界15或いはその近傍に加わる応力を抑制する効果が大きいと考えられるからである。
(その他の事項)
(1)上記実施例では、全てのコンデンサ素子に絶縁性樹脂層を形成したが、例えば、陽極端子に溶接固定されるコンデンサ素子には絶縁性樹脂層を形成しなくても良い。
これは、コンデンサ素子6における陽極部7の曲がりは、陽極端子12から離れるにつれ大きくなり、陽極端子12に実装される1段目のコンデンサ素子6では抵抗溶接時に陽極部7が曲がらない或いは曲がっても極小さいので、絶縁性樹脂層を形成しなくても問題は少ないからである。
(2)上記実施例では、陰極端子の上下面にコンデンサ素子を設けたが、図9に示すように、陰極端子及び陽極端子の上面に最下層のコンデンサ素子を設けるような構造の積層型固体電解コンデンサにも、本発明は適用することができる。
(3)弁作用を有する金属としては上記アルミニウムに限定されず、タンタル、ニオブ等であってもよく、また、固体電解質層としてはポリチオフェン系の導電性ポリマーに限定されず、ポリピロール系、ポリアニリン系、ポリフラン系等の導電性ポリマーや二酸化マンガン等であってもよい。
本発明は、例えば携帯電話、ノートパソコン、PDA等の移動情報端末のメモリ等のバックアップ用電源などに適用することができる。
本発明に係る積層型固体電解コンデンサの縦断面図。 本発明に用いるコンデンサ素子の平面図。 本発明に用いるコンデンサ素子の断面図。 本発明に係る積層型固体電解コンデンサの変形例を示す断面図。 図4に示す積層型固体電解コンデンサに用いるコンデンサ素子の断面図。 本発明に用いる積層型固体電解コンデンサの他の変形例を示す断面図。 図6に示す積層型固体電解コンデンサに用いるコンデンサ素子の断面図。 本発明に用いる積層型固体電解コンデンサのさらに他の変形例を示す断面図。 従来のコンデンサ素子の断面図。 従来の積層型固体電解コンデンサの縦断面図。
符号の説明
1:アルミニウム箔
2:誘電体酸化皮膜
3:陰極層
3a:固体電解質層
3b:カーボン層
3c:銀ペイント層
6:コンデンサ素子
7:陽極部
8:陰極部
10:積層型固体電解コンデンサ
16:絶縁性樹脂層
17:導電性ペースト

Claims (9)

  1. 陽極部を有する陽極体と、該陽極体の表面に誘電体酸化皮膜と陰極層を順次形成した陰極部とを有するコンデンサ素子を複数備えると共に、これらコンデンサ素子が積層状態で配置され、且つ、隣接する上記陽極部同士が溶接固定されると共に、隣接する上記陰極部同士が導電性ペースト層によって電気的に接続される陰極構造を備えた積層型固体電解コンデンサにおいて、
    上記陰極部と上記陽極部との境界及びその近傍には、絶縁性の樹脂層が配置されていることを特徴とする積層型固体電解コンデンサ。
  2. 上記樹脂層は、上記コンデンサ素子の両面に形成されている、請求項1記載の積層型固体電解コンデンサ。
  3. 上記樹脂層は、上記陽極端子から2つ目以降のコンデンサ素子に形成されている、請求項1又は2記載の積層型固体電解コンデンサ。
  4. 上記樹脂層は、エポキシ樹脂を主体とする熱硬化性樹脂から成る、請求項1〜3記載の積層型固体電解コンデンサ。
  5. 上記樹脂層の厚みが上記導電性ペースト層の厚みと同等かそれよりも小さくなるような構造である、請求項1〜4記載の積層型固体電解コンデンサ。
  6. 陽極体の表面に誘電体酸化皮膜と陰極層を順次形成した陰極部と、この陰極部から延出する陽極部とからなるコンデンサ素子を複数作製するステップと、
    上記陰極部に熱硬化性の導電性ペーストを塗布すると共に、陰極部と上記陽極部との境界及びその近傍に熱硬化性の樹脂を塗布し、積層後に導電性ペーストと樹脂とを加熱して硬化させるステップと、
    上記コンデンサ素子の陽極部に陽極端子を溶接固定するステップと、
    を有することを特徴とする積層型固体電解コンデンサの製造方法。
  7. 上記陰極部と上記陽極部との境界及びその近傍に熱硬化性の樹脂を塗布するステップにおいて、樹脂を上記コンデンサ素子の両面に塗布する、請求項6記載の積層型固体電解コンデンサの製造方法。
  8. 上記陰極部と上記陽極部との境界及びその近傍に熱硬化性の樹脂を塗布するステップにおいて、樹脂を上記陽極端子から2つ目以降のコンデンサ素子に塗布する、請求項6又は7記載の積層型固体電解コンデンサの製造方法。
  9. 上記樹脂としてエポキシ樹脂を主体とする樹脂を用いる、請求項6〜8記載の積層型固体電解コンデンサの製造方法。
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