JP2007290762A - 合成樹脂製角型壜体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本願発明は、胴部壁に減圧吸収パネルを有する大型の角型壜体において、壜体としての外観、剛性、ライン適正を損なうことなく、掴持性が大幅に改良された合成樹脂製の角型壜体を提供することを目的とする。
【解決手段】 胴部の中央高さ位置に周溝状のウエスト部を有する角型壜体において、長方形状の長辺側を形成する一対の平坦壁において、段部により周囲を囲って、このウエスト部の下方に一対の減圧吸収パネルを陥没形成し、減圧吸収パネルにおいて、この減圧吸収パネルの底壁を平断面で見て凹状にして、減圧吸収パネルの膨出変形を抑制するための縦溝リブを縦断形成し、ウエスト部の、減圧吸収パネルの上方位置に、このウエスト部の横溝状の形状をさらに深く、幅広にして、指掛け用の凹部を形成し、これら一対の減圧吸収パネルと掛け用の凹部により壜体を掴持するための掴持部分を構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は特に大型の合成樹脂製角形壜体、特に高温充填の必要な用途に使用され、胴部に減圧吸収パネルを有する耐熱性の合成樹脂製角形壜体に関するものである。
従来より、ポリエチレンテレフタレート(以下PETと記す。)樹脂製等の合成樹脂製壜体は、各種飲料用、食品用等の容器として広く利用されているが、特に容量が2L程度の大型になると、用途に応じて、手で確実に掴持するため把手を付設したりする。
また、把手を付設しない場合には、胴部に手で掴持し易いようにくびれ部を設けたりすることがあり、また、角型壜体では胴部の中央高さ位置に形成されたウエスト部の一部に指掛となる凹部を形成する方法が一般的である(たとえば特許文献1の図1参照)。
一方、従来、殺菌を必要とするたとえば果汁飲料、お茶等の内容液のPET樹脂製壜体等の合成樹脂製壜体への充填方法として、所謂高温充填法と呼ばれる方法があり、90℃前後の温度で内容液を壜体に充填し、キャップをして密封後、冷却するものであり、壜体内がかなりの減圧状態となる。
このため、上記のような高温充填が必要な用途については、胴部に意図的に減圧により陥没状の変形が容易な領域である減圧吸収パネルを形成する。壜体が減圧状態になった際に、この減圧吸収パネルが優先的に陥没変形して、壜体としての良好な外観を保持すると共に、壜体の搬送ライン、積重保管におけるトラブルがないようにしている。
特開2002−145233号公報
前述したように、大型の角型壜体では胴部の中央高さ位置に形成されたウエスト部の一部に指掛となる凹部を形成する方法が一般的であり、この方法は壜体形状を大きく変える必要はないが、凹部の形成できる範囲も限定されるので、相対向する凹部に親指と人差し指を指掛けして掴持する程度であり、内容液を充填した場合の重量を考慮すると、その掴持性は必ずしも十分ではない。
また、逆に掴持性を十分に発揮せしめるように胴部に単に大きな凹部を形成しようとすると、壜体形状を大きく変える必要があり、また加圧充填法で内容液を充填する場合には、当該工程に伴う加圧により壜体が大きく膨張変形してしまうと云う問題が起こる。
そこで、本願発明は、胴部壁に減圧吸収パネルを有する大型の角型壜体において、壜体としての外観、剛性、ライン適正等を損なうことなく、掴持性が大幅に改良された合成樹脂製の角型壜体を提供することを目的とする。
上記技術的課題を解決する請求項1記載の発明の手段は、
平断面形状が長方形状の胴部を有し、胴部の中央高さ位置に周溝状のウエスト部を有する角型壜体であって、
長方形状の長辺側を形成する一対の平坦壁において、段部により周囲を囲って、このウエスト部の下方に一対の減圧吸収パネルを陥没形成すること、
減圧吸収パネルにおいて、この減圧吸収パネルの底壁を平断面で見て凹状にして、減圧吸収パネルの膨出変形を抑制するための縦溝リブを縦断形成すること、
ウエスト部の、減圧吸収パネルの上方位置に、このウエスト部の横溝状の形状を深く、幅広にして、一対の指掛け用の凹部を形成すること、
これら一対の減圧吸収パネルと一対の掛け用の凹部により壜体を掴持するための掴持部分を構成すること、
にある。
請求項1記載の上記構成は、各種飲料用、食品用等の高温充填の必要な用途に使用され、減圧状態での壜体の変形を外観上目立たないように吸収する機能(以下、減圧吸収機能と記す。)を有する減圧吸収パネルを胴部に配設した合成樹脂製角形壜体に適用され、ウエスト部に形成した指掛け用の凹部と共に、この減圧吸収パネルを利用して壜体の掴持性を確保しようとするものである。
すなわち、請求項1記載の上記構成により、長辺側を形成する一対の平坦壁において、ウエスト部の下方に一対の減圧吸収パネルを形成し、またウエスト部の、減圧吸収パネルの上方位置に、一対の指掛け用の凹部を形成して、この一対の指掛け用の凹部と共に、一対の減圧吸収パネルを利用して掴持部分とするので、壜体の形状を大きく変更することなく掴持部分を形成することができる。
そして、大型の角形壜体では減圧吸収パネルを大きく形成することができるので、ウエスト部だけで掴持部を構成する場合に比較して、手の平全体で壜体を掴持することができ、特に内容液の残量が多く、重量が重い場合でも安定して壜体を掴持し、内容液を注ぐことができる。
例えば、一方の平坦壁でウエスト部の指掛け用の凹部に第1指の指先を嵌入するように当てて、他方の平坦壁では第2指の指先を同様に凹部に嵌入するように当てると共に、第3指と第4指あるいは第5指も含めて、指先をこの他方の平坦壁の凹部の下方に形成された減圧吸収パネル内に入れて、この減圧吸収パネル周囲に形成されている段部に指先を係止させるようにして壜体をしっかりと掴持することができる。
そして、上記のように壜体を掴持する場合には、第3指と第4指あるいは第5指の指先を縦溝リブに引っ掛けることができ、横方向の滑りに係る係止機能が発揮されるので、凹部による第1指と第2指に対する上下方向への係止機能と相俟って壜体を、正立、倒立、あるいは斜め等のいろんな姿勢で安定して掴持することができる。
ここで、減圧吸収パネルを利用して掴持部を構成する場合には、十分な掴持性を得るために、この減圧吸収パネルの陥没深さを比較的深くするので、加圧充填法で内容液を充填する場合には、当該工程での内圧上昇に伴い減圧吸収パネルが反転状に大きく膨出変形してしまい、復元できなくなってしまう傾向があるが、請求項1中の「減圧吸収パネルの底壁を平断面で見て凹状にして、減圧吸収パネルの膨出変形を抑制するための縦溝リブを縦断形成する」と云う構成要件により、充填時の内圧上昇に伴う減圧吸収パネルの膨出変形を効果的に抑制することができ、加圧充填工程にも安心して使用することができる。
なお、平坦壁における減圧吸収パネルの配設位置は、左右中心位置に限定されず、壜体胴部の幅等を考慮して掴持性の観点から左右方向にずらし、オフセット状に配設することもできる。
また、縦溝リブの幅、高さ、断面形状、減圧吸収パネル内で配設する左右位置等は、膨出変形の抑制効果、掴持部分としての機能、さらには減圧吸収機能等を考慮して適宜決めることができる設計事項であり、さまざまなバリエーションがある。また縦溝リブは1ケに限定されるものではなく、抑制効果、減圧吸収機能、掴持性等を総合的に考慮して複数形成することもできる。
請求項2記載の発明の手段は、請求項1記載の発明において、減圧吸収パネルの左右中央位置に1本の縦溝リブを形成し、この縦溝リブを平断面形状がコの字状の角溝形状とすること、にある。
請求項2記載の上記構成は縦溝リブの最も基本的な形状と配設位置に係るものであり、縦溝リブを減圧吸収パネルの左右中央位置に1本形成することにより、また、縦溝リブを平断面形状がコの字状の角溝形状とすることにより、この減圧吸収パネルの膨出変形を効果的に抑制することができる。
また、縦溝リブを平断面形状がコの字状の角溝形状とすることにより、掴持する指先の横方向への滑りに係る防止効果がより確実に発揮される。
請求項3記載の発明の手段は、請求項2記載の発明において、減圧吸収パネルの底壁の縦溝リブの左右位置に複数の横リブを並列状に形成すること、にある。
請求項3記載の上記構成により、縦溝リブの左右位置に複数の横リブを並列状に形成することにより、減圧吸収パネルが広い面積になっても、減圧時における陥没変形を減圧吸収パネル全体にスムーズに進展させることができる。
なお、横リブとしては横突条、横溝、階段状の凸部、あるいは凹部等を適宜形成することができるが、縦溝リブに比較してその凹凸の程度を低く設定して減圧時に陥没変形の程度が制限されないようにする。
請求項4記載の発明の手段は、請求項1、2または3記載の発明において、減圧吸収パネルの底壁の陥没深さの平均値を、長方形状の胴部の短辺側の幅の4〜15%の範囲とすること、にある。
段部における段差を大きくして指先を係止したり引っ掛け易くできるので、掴持性の点からは陥没深さを大きくすることが望ましいが、一方陥没深さを大きくしすぎると、内圧の上昇による反転状の膨出変形の回復が困難となる、減圧吸収機能が低下する、さらにはブロー成形性時おける賦形性が低下する、そして容量にバラツキが発生する等の問題が生じる。
ここで請求項4記載の上記構成により、減圧吸収パネルの底壁の陥没深さの平均値を、長方形状の胴部の短辺側の幅の4〜15%の範囲とすることにより、上記した問題をクリアしながら掴持性を十分に発揮させることができる。
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
請求項1記載の発明にあっては、ウエスト部の指掛け用の凹部と共に、減圧吸収パネルを利用して掴持部分とするので、壜体の形状を大きく変更することなく掴持部分を構成することができ、凹部、減圧吸収パネルの段部あるいは縦溝リブを利用して各指先に上下方向あるいは左右方向への係止機能が発揮され、壜体を、正立、倒立、あるいは斜め等のいろんな姿勢で安定して掴持することができる。
また、縦溝リブを縦断形成することにより、内容液の加圧充填工程に伴う掴持部とする減圧吸収パネルの反転状の膨出変形を防止することができる。
請求項2記載の発明にあっては、縦溝リブの最も基本的な形状と配設位置に係るものであり、縦溝リブを減圧吸収パネルの左右中央位置に1本の形成することにより、また、縦溝リブを平断面形状がコの字状の角溝形状とすることにより、この減圧吸収パネルの膨出変形を効果的に抑制することができる。
請求項3記載の発明にあっては、縦溝リブの左右位置に複数の横リブを並列状に形成することにより、減圧吸収パネルが広い面積になっても、減圧時における陥没変形を減圧吸収パネル全体にスムーズに進展させることができる。
請求項4記載の発明にあっては、減圧吸収パネルの底壁の陥没深さの平均値を、長方形状の胴部の短辺側の幅の4〜15%の範囲とすることにより、反転状の膨出変形の発生、減圧吸収機能の低下、ブロー成形性時おける賦形性の低下等の問題を効果的にクリアしながら、掴持性を十分に発揮させることができる。
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1〜図6は本発明の合成樹脂製角型壜体の一実施例を示すものである。図1は正面図、図2は側面図、図3は図1中のA−A線、B−B線に沿って示す平断面図、また、図4(a)は図1中のC−C線に沿って示す平断面図であり、(b)は手で掴持した状態を示す説明図である。
そして、図5は図1中の減圧吸収パネル近傍の正面図、図6(a)は図5中のL−L線、(b)はM−M線に沿って示す縦断面、そして図7(a)は図5中のE−E線、(b)はF−F線に沿って示す縦断面である。
この壜体1はPET樹脂製の二軸延伸ブロー成形品であり、口筒部2、肩部3、胴部4、底部5を有し、通称容量が2Lの角型壜体である。胴部4は4ケの平坦壁11と、隣接する平坦壁11を角取り状に連結する4ケの角壁12で形成されており、図3(a)に示すようにその基本的な平断面形状は長方形状である。
ここで、平坦壁11には長方形状の長辺側を形成する一対の平坦壁11Lと、短辺側を形成する一対の平坦壁11Sがある。また、胴部4の略中央高さ位置には壜体1の剛性を高くするために周溝状にウエスト部6が形成されている。
長辺側を形成する幅広の平坦壁11Lには、ウエスト部6の直下に、掴持部の一部を構成する減圧吸収パネル13が、周囲を段部10により囲った状態で陥没形成されている。またウエスト部6の上方には従来より使用されている通常の減圧吸収パネル19が形成されている。
また、ウエスト部6の、減圧吸収パネル13の上方位置には、この横溝状のウエスト部6をさらに深く、幅広に陥没させて指掛け用の凹部6aが形成されている。(図3(b)、図6(a)、(b)、図7(a)等を参照)
この構成により、掴持した指の一部をこの凹部6aに嵌入状に当てることができ、上下方向への係止機能が発揮され、壜体1の上下方向の滑りを確実に防ぐことができる。
掴持部として利用する減圧吸収パネル13は、上記のウエスト部を利用して形成した指掛け用の凹部6aと共に、壜体1の掴持部を構成するものであり、次の(1)と(2)に説明する特徴的な形状を有し、その機能を発揮する。
(1)底壁13bの陥没深さDを9mmと深く形成している。(図4(a)、図7(b)参照)
なお通常の減圧吸収パネル、たとえば本実施例の壜体の減圧吸収パネル19の陥没深さは2mmである。ここで、本実施例の壜体1の高さは303mm、胴部4の長辺側幅W1は106mm、そして短辺側幅W2は90mmであり、底壁13bの陥没深さDは短辺側の幅W2の10%で、4〜15%の範囲内としている。
そして、このように陥没深さDを、短辺側の幅W2の4〜15%の範囲の深さとすることにより、減圧吸収パネル13を形成する段部10の段差を大きくして、この段差を利用して、掴持する指先の係止機能が十分発揮される。
(2)減圧吸収パネル13内の左右中央の位置に、この減圧吸収パネル13の底壁13bを平断面で見て凹状にした、コの字状の角溝形状の縦溝リブ16を縦断形成している。(図6(a)、(b)、図7(b)参照)
そして、この縦溝リブ16は縦リブとしての機能を発揮して、加圧充填工程で内容液を充填する場合にも内圧上昇による減圧吸収パネル13の反転状の膨出変形を防止することができる。
なお、縦溝リブ16の幅、溝深さ、断面形状、形成位置等は、膨出変形の抑制機能、指先の係止機能、そして減圧吸収機能等を考慮して適宜決めることができる設計事項であり、さまざまバリエーションがあり、また、縦溝リブ16は1ケに限定されるものではなく、複数形成することもできる。
ここで、図4(b)は図4(a)の平断面と共に掴持する手Hを概略的に示した説明図である。この際、一方の平坦壁11Lで第1指の指先をウエスト部6に形成された凹部6aに嵌入状に当てるようにして、他方の平坦壁11Lでは第2指の指先をこの凹部6aに当てると共に、第3指、第4指、そして第5指の指先を、減圧吸収パネル13に当てて、特に第3指と第4指の指先を縦溝リブ16の端部に引っ掛けるようにして掴持することにより、段部10の大きな段差も利用しながら、また角壁12から段部10にかけての部分をグリップ部Gのようにして壜体1を、正立、倒立、あるいは斜め等のさまざまな姿勢でより安定して確実に掴持することができる。
但し、勿論のことではあるが、壜体1の掴持の仕方は限定的なものではなく、使用する人により、また内容液の残量によりさまざまな態様とすることができる。
以上、実施例について本発明の実施の形態、およびその作用効果を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではない。
たとえば、本発明はPET樹脂製以外の合成樹脂製の壜体にも適用でき、壜体の容量も2Lに限定されるものではなくさまざまな容量の壜体に適用できる。
本発明は以上説明したように、ウエスト部に形成した凹部と、減圧吸収パネルにより掴持部を構成することにより、角形壜体としての外観、剛性、ライン適正を損なうことなく、掴持性を大幅に改良した角型壜体を低コストで提供するものであり、特に大型の角型壜体の分野で幅広い用途展開が期待される。
本発明の壜体の一実施例を示す正面図である。 図1の壜体の側面図である。 (a)は図1中のA−A線、(b)はB−B線に沿って示す平断面である。 (a)は図1中のC−C線に沿って示す平断面図であり、(b)は(a)の平断面と共に掴持する手を概略的に示した説明図である。 図1中の減圧吸収パネル近傍の正面図である。 (a)は図5中のL−L線、(b)はM−M線に沿って示す縦断面である。 (a)は図5中のE−E線、(b)はF−F線に沿って示す平断面である。
符号の説明
1 ;壜体
2 ;口筒部
3 ;肩部
4 ;胴部
5 ;底部
6 ;ウエスト部
6a;凹部
10;段部
11;平坦壁
11L;平坦壁(長辺側)
11S;平坦壁(短辺側)
12;角壁
13;減圧吸収パネル
13b;底壁
14;横リブ
16;縦溝リブ
19;減圧吸収パネル
W1、W2;幅
D;陥没深さ
H;手
G;グリップ部

Claims (4)

  1. 平断面形状が長方形状の胴部(4)を有し、該胴部(4)の中央高さ位置に周溝状のウエスト部(6)を有する角型壜体であって、前記長方形状の長辺側を形成する一対の平坦壁(11L)において、段部(10)により周囲を囲って、ウエスト部(6)の下方に一対の減圧吸収パネル(13)を陥没形成し、該減圧吸収パネル(13)において該減圧吸収パネル(13)の底壁(13b)を平断面で見て凹状にして、該減圧吸収パネル(13)の膨出変形を抑制するための縦溝リブ(16)を縦断形成し、前記ウエスト部(6)の、前記減圧吸収パネルの上方位置に、該ウエスト部(6)の横溝状の形状を深く、幅広にして一対の指掛け用の凹部(6a)を形成し、前記一対の減圧吸収パネル(13)と一対の凹部(6a)により壜体を掴持するための掴持部分を構成した合成樹脂製角型壜体。
  2. 減圧吸収パネル(13)の左右中央位置に1本の縦溝リブ(16)を形成し、該縦溝リブ(16)を平断面形状がコの字状の角溝形状とした請求項1記載の合成樹脂製角型壜体。
  3. 底壁(13b)において、縦溝リブ(16)の左右位置に複数の横リブを並列状に形成した請求項2記載の合成樹脂製角型壜体。
  4. 減圧吸収パネル(13)の底壁(13b)の陥没深さの平均値を、長方形状の胴部(4)の短辺側の幅(W2)の4〜15%の範囲とした請求項1、2または3記載の合成樹脂製角型壜体。
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