JP7153465B2 - 飲料容器 - Google Patents

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Description

本発明は、飲料容器に関する。
各種飲料の容器として、ペットボトルと呼ばれるポリエチレンテレフタレート製のボトル形状の容器が知られている。このペットボトルは、使用後に溶解して再びボトル等に成形されて再利用するリサイクルシステムが確立され、省資源等の点で優れている。
また、飲料容器に、飲料の消費量又は残存量を示す目盛りを設けることも知られている。例えば、特許文献1には、ポリエチレンテレフタレート製のペットボトル本体と、該ペットボトル本体を被覆する、商品名等が印字されたシュリンクフィルムとを有するペットボトルのシュリンクフィルムに目盛りを印刷により設けることが記載されている。
また引用文献2には、ペットボトル本体に、内部の飲料をどれ位使ったか、又はどれ位残っているかがわかる軽量目盛りを付けた、軽量メモリつきペットボトルが記載されている。
実用新案登録第3150524号公報 特開2005-59949号公報
ところで、比較的容量の大きい飲料容器は、内部の飲料を複数回に分けて飲むことも多く、また特定保健用食品のように1日当たり又は1回当たりに飲む量として好ましい量の大まかな目安が設定されているものもある。そのような飲料が充填される飲料容器においては、高さ方向の広い範囲にわたって目盛りを設けることが望まれるが、近年、ラベル用の資材の節約等の観点から、ハーフラベルとも呼ばれる高さ方向の長さを短くしたラベルも用いられるようになっており、高さ方向の長さを短くしたラベルを用いると、ラベルに被覆されていない部分に目盛りを設けることが難しくなる。
本発明は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る、飲料容器を提供することを目的とする。
本発明は、合成樹脂製の透明なボトル本体と該ボトル本体を被覆する樹脂フィルム製のラベルとを有する飲料容器であって、前記ボトル本体は、周囲が前記ラベルに被覆された被覆部と、該被覆部より下方に位置し、周囲が前記ラベルに被覆されていない露出部とを有しており、前記飲料容器に、飲料の消費量又は残存量を知る目安となる複数の目印が設けられており、前記露出部に、第1の目印が立体形状に形成され、前記被覆部を被覆する前記ラベルに、第2の目印が設けられている、飲料容器を提供するものである。
また本発明は、本発明の飲料容器に飲料が充填されている容器入り飲料を提供するものである。
本発明の飲料容器及び容器入り飲料によれば、ラベル用の樹脂フィルムの使用量を削減可能であるとともに、一般消費者が、推奨消費量に沿った適切な飲料の消費を行うことが容易となる。
図1は、本発明の飲料容器の一実施形態を示す斜視図である。 図2は、図1に示す飲料容器の正面図である。 図3は、図1に示す飲料容器のボトル本体を示す斜視図である。 図4は、図2に示す飲料容器のボトル本体のIV-IV線に沿う断面図である。 図5は、本発明の飲料容器の他の実施形態を示す正面図である。 図6は、第1の目印及び第2の目印の説明記載の一例を示す説明図である。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
図1及び図2には、本発明の飲料容器の一実施形態である飲料容器1が示されている。図1に示す飲料容器1は、図3に示す合成樹脂製の透明なボトル本体2と該ボトル本体2を被覆する樹脂フィルム製のラベル4とを有する。
ボトル本体2は、図3に示すように、口首部23と胴部24と底部27とを有している。口首部23は、上端に注出口23aを有し、注出口23aを封止するためのキャップ(図示せず)を螺合させるための螺条23bを周囲に有する。胴部24は、角筒状の本体部25と、該本体部25から口首部23に向かって水平断面の断面積が漸減する先すぼまり形状の肩部26とを有している。
胴部24、より詳細には角筒状の本体部25は、第1方向Xにおいて内面どうしが相対向している一対の第1壁28と、第1方向Xと直交する第2方向Yにおいて内面どうしが相対向している一対の第2壁29とを有している。また、周方向において隣り合う第1壁28と第2壁29との間にコーナー壁30を有しており、コーナー壁30は、水平断面形状が直線状の平面状の形態を有している。コーナー壁30は、一部のコーナー壁又は全部のコーナー壁が、平面状の形態に代えて、水平断面形状が円弧状の凸曲面状の形態を有していても良い。
一対の第1壁28それぞれには、図3及び図4に示すように、ボトル本体2の内部方向に向かって窪んだ凹部3が形成されている。より詳しくは、一対の第1壁28それぞれに、凹部3として、高さ方向に離間した状態に2つの凹部31,35が形成されている。2つの凹部31,35のうち、飲料容器の高さ方向Zの上方に位置する凹部を上部凹部31、高さ方向Zの下方に位置する凹部を下部凹部35ともいう。上部凹部31及び下部凹部35等の凹部3は、飲料容器を手で把持する際の把持性を高める観点、及び高温で充填した飲料が冷えること等に伴う内容物の容積減少によって容器の不特定の箇所が凹むことを防止する観点の一方又は双方の観点から設けられている。
上部凹部31及び下部凹部35のそれぞれは、周囲を平坦面32に囲まれている。凹部3が形成されている第1壁28又は第2壁29をその法線方向から視たときに、上部凹部31及び下部凹部35は、それぞれ、ボトル本体の高さ方向Zに沿う1対の側縁部s,sと、該高さ方向Zと交差する方向に延び一対の側縁部s,sの上端側どうし又は下端側どうしを結ぶ上縁部a及び下縁部bとを有しており、これらに囲まれた形状を有している。
本実施形態の飲料容器1においては、一対の第2壁29,29(図3に一方のみ図示)それぞれにも、第1壁28の上部凹部31及び下部凹部35と同様の形態を有する上部凹部31及び下部凹部35が形成されており、第2壁29の上部凹部31及び下部凹部35も、それぞれ周囲を平坦面32で囲まれている。
第1壁及び第2壁に形成された凹部3、上部凹部31及び下部凹部35、特に後述する第1の目印51が形成された凹部3は、最外面から凹部3の底部までの深さd(図4参照)が、好ましくは1.0mm以上、より好ましくは1.5mm以上であり、また好ましくは6.0mm以下、より好ましくは5.0mm以下であり、また好ましくは1.0mm以上6.0mm以下、より好ましくは1.5mm以上5.0mm以下である。
ボトル本体2は、合成樹脂製であり透明である。ボトル本体を形成する合成樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ナイロン等のポリアミド等が挙げられ、これらに中でも、透明性が高く、リサイクルシステムが確立されているポリエチレンテレフタレートであることが好ましい。透明は、有色透明であっても良いが、リサイクルの点や液面の見やすさの点から無色透明であることが好ましい。
本実施形態の飲料容器1におけるボトル本体2は、図1及び図2に示すように、周囲がラベル4に被覆された被覆部21と、該被覆部21より下方に位置し、周囲がラベル4に被覆されていない露出部22とを有している。ボトル本体2の被覆部21は、ボトル本体2の高さ方向Zにおいて、周囲を樹脂フィルム製のラベル4で被覆されている範囲であり、被覆部21は、ボトル本体2の周方向の全周に亘ってラベル4により被覆されている。
ペットボトルのラベル4としては、従来、ボトル本体2の口首部23の直下又は肩部26から底部27近傍までを被覆するセミフルラベルとも呼ばれるラベルが汎用されている。しかし、ラベル4に使用する資材である樹脂フィルムの使用量を削減して、資材の節約やラベルの引き剥がしやすさを向上させる等の観点から、本実施形態の飲料容器1においては、図2に示すように、ハーフラベル又はセミハーフラベルと呼ばれるラベルを採用し、ボトル本体2の高さ方向Zにおける、ラベル4で被覆されている被覆部21の範囲を狭くする一方、被覆部21より下方に位置する、ラベル4により被覆されていない露出部22の範囲を広くしてある。
そして、その露出部22に第1の目印51が形成され、被覆部21を被覆するラベル4に第2の目印53が設けられている。
第1の目印51及び第2の目印53は、飲料の消費量又は残存量を知る目安となる目印、より具体的には、飲料の消費量を知る目安となる目印である。例えば、内部に収容される飲料が、容積1050mLの特定保健用食品で、その1日当たりの推奨摂取量が350mLである場合、内部に残存する飲料の液面の位置を第2の目印53の位置に合わせたときに、残存する液量が、飲料入り商品内の飲料の当初の充填量から350mL減らした量となり、内部に残存する飲料の液面の位置が第1の目印51の位置に合わせたときに、残存する液量が、飲料入り商品内の飲料の当初の充填量から700mL減らした量となり、内部に残存する飲料がなくなったときに、残存する液量が、飲料入り商品内の飲料の当初の充填量から1050mL減らした量となるように、第1の目印51及び第2の目印53の位置が設定されている。これにより、一般消費者は、1日目は、残存する液体の液面が第2の目印53の位置となるように消費し、2日目は、残存する液体の液面が第1の目印51の位置となるように消費し、3日目は、全量使い切るように飲料を飲んで消費することで、1~3日目のいずれの日においても、推奨摂取量に沿った量の飲料を摂取することができる。
本実施形態の飲料容器における第1の目印51及び第2の目印53は、飲料の消費量を知る目安となる目印であり、正立状態とした飲料容器(図2参照)において、第1の目印51に液面を合わせたときの飲料の消費量(700mL)が、第2の目印53に液面を合わせたときの飲料の消費量の整数倍、より具体的には2倍(350mL)となっている。
なお、図2に示す飲料容器は、第1の目印51及び第2の目印53を各一つ有するが、それに代えて、第1の目印51を複数設けても良く、第2の目印53を複数設けても良い。例えば、成人の1日当たりの推奨消費量がXmLである場合、図5に示すように、ボトル本体2の被覆部21に、第2の目印53として、当初の充填量から減った量がXmLであることを示す目印53aと、当初の充填量から減った量がXmLの2倍量であることを示す目印53bとを設け、露出部22に、第1の目印51として、当初の充填量から減った量がXmLの3倍量であることを示す目印51aと、当初の充填量から減った量がXmLの4倍量であることを示す目印51bとを設けることもできる。なお、一日当たりの推奨消費量に代えて、1回当たりの消費量や1週間当たりの推奨消費量に対応させて第1及び第2の目印51,53を設けても良い。またラベル4に、推奨消費量という用語に代えて、摂取目安量といった他の言葉で、推奨される消費量が示されていても良い。
被覆部21を被覆するラベル4は、合成樹脂製の樹脂フィルムからなり、熱により収縮したシュリンクフィルムであることが好ましい。合成樹脂製のフィルムからなるラベル4は、例えば、一端をボトル本体2に粘着剤や接着剤により固定した後、残りの部分を周囲に巻き付け、他端を前記一端上に粘着剤や接着剤により固定することによって、ボトル本体2の周面に巻き付いた状態に固定することができる。また、ボトル本体2に、筒状のシュリンクフィルムを注出口23a又は底部27側から被せた後、シュリンクフィルムを熱収縮させることによって、ボトル本体2の周面に固定しても良く、また、シュリンクフィルムを、ボトル本体2の周面に巻き付けた後、シュリンクフィルムを熱収縮させることによって、ボトル本体2の周面に固定しても良い。
ラベルに用いる樹脂フィルムの構成樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ナイロン等のポリアミド、ポリスチレン等のスチロール樹脂等が挙げられる。また、従来のペットボトルに汎用されているシュリンクフィルムと同様のものを特に制限なく用いることができる。
本実施形態の飲料容器によれば、図2に示すように、ボトル本体2のラベル4で被覆されている被覆部21の範囲を狭くする一方、被覆部21より下方に位置する露出部22の範囲を広くするとともに、飲料の消費量を知る目安となる目印5(第1の目印51と第2の目印53)を、被覆部と露出部とに分けて設けることで、ラベル用の資材の使用量を削減可能であるとともに、一般消費者が、1日当たりの推奨消費量に沿った飲料の消費を行うことを容易としたり、消費者のそのよう態様の消費をサポートすることができる。
しかも、第1の目印51を、ボトル本体2の露出部22に立体形状に形成することによって、ボトル本体2に印刷する場合等に比して飲料容器の製造工程を簡略化でき製造コスト等を抑制することができるとともに、ペットボトルのようにボトル本体をリサイクルする場合も印刷がないのでリサイクルに適している。第1の目印51を、露出部22に立体形状に形成するには、例えば、ボトル本体の製造に使用する金型に、第1の目印51の立体形状に対応する凸部や凹部を形成しておき、ブロー成形、射出成形等の各種公知の方法による成形を行う。その場合、第1の目印51を、ボトル本体2の成形と同時に形成できるので、製造工程の簡略化等の観点から好ましい。
一般消費者による適切な量の消費をサポートする観点から、ラベル4には、商品名に加えて、飲料の1日又は1回当たりの推奨消費量を表示するとともに、当該ラベル4に、第2の目印53について、残存する飲料の液面の位置をその目印の位置に合わせたときに、消費した液量が当該推奨消費量となることを認識させ得る第2の目印の説明表示を設けるとともに、第1の目印51について、残存する飲料の液面の位置をその目印の位置に合わせたときに、消費した液量が当該推奨消費量の整数倍であることを認識させる第1の目印の説明表示を設けることが好ましい。これらの表示は、ラベル4に印刷して設けることが好ましいが、別体のラベル等を更に貼付することで設けてもよい。本実施形態では、第2の目印53は、これらの説明表示とともに、ラベル4に印刷により設けられている。第1の目印51の意味を理解させる説明表示としては、図6(a)に示す表示が例示でき、第2の目印53の意味を理解させる説明表示としては、図6(b)に示す表示が例示できるが、それぞれ、例示したものに限られず、文字及び記号を含む表示の他、文字のみや記号のみの表示であっても良い。
ラベル4に使用する樹脂フィルムの使用量の削減や、被覆部21と露出部22の広さのバランスを図り第1の目印51及び第2の目印53をともに見やすくする観点、第1の目印51及び第2の目印53の意味を理解させる表示を行うスペースを確保する観点等から、飲料容器1の高さ方向Zにおける、底部27の下端27bからラベル4の下端4bまでの距離h2は、底部27の下端27bからラベル4の上端4aまでの距離h3に対する比(h2/h3)が、好ましくは20%以上、より好ましくは30%以上であり、また好ましくは70%以下、より好ましくは60%以下であり、また好ましくは20%以上70%以下、より好ましくは30%以上60%以下である。
また本実施形態のボトル本体2は、高さ方向Zの中央部付近に、周方向の全周に亘る中央溝部39を有しており、上部凹部31は中央溝部39より上方、下部凹部35は中央溝部39より下方に形成されている。また、ラベル4の上端4aは、肩部26上に位置し、下端4bは、中央溝部39内に該溝部の内面に沿った状態に配されている。ラベル4の上端4aを、肩部26に配し、ラベル4の下端4bを中央溝部39内に配することで、小型化してもラベル4の位置ずれが生じにくくなる。
また本実施形態の飲料容器1においては、第1の目印51として、第1壁28の法線方向から視た形状が、図2に示す形状の小凹部が設けられており、該小凹部は、図2に示すように、第1壁28の下部凹部35内に、ボトル本体2の内部側に更に窪んだ小凹部として形成されている。第1の目印51を、ボトル本体2の凹部3内に、ボトル本体2の最外面から突出しない状態に設けることで、ボトル本体2に、ラベル用の樹脂フィルムを巻き付けたり、筒状のラベルを外挿する際に、第1の目印51が、樹脂フィルムや樹脂フィルムを装着する装置に接触することが防止される。また、このボトル本体2を、第1の目印51を利用しないセミフルラベルを有する飲料容器に共用することも容易となる。また、複数の飲料容器1やボトル本体2を纏めて搬送したり保管したりする際に、第1の目印51が他の飲料容器等と接触して損傷することも防止することができる。第1の目印51を、小凹部ではなく、ボトル本体2の最外面から突出しない小凸部として、下部凹部35内に設けても同様の効果が奏される。
第1の目印51として機能する小凹部は、下部凹部35内に水平方向に延びるように形成される凸リブ36以外の谷部分37に、該谷部分37の形状とは異なる形状を有するものとして形成されている。これにより、第1の目印51を、谷部分37と明瞭に区別して視認することができる。凸リブ36は、高温で充填した飲料が冷えること等に伴う内容物の容積減少によって容器の不特定の箇所が凹むことを防止することを目的として設けられている。
また本実施形態の飲料容器1における第1の目印51は、図2に示すように、幅広部eと、該幅広部eから側方に延出し、飲料容器1の高さ方向Zに沿う長さLfが幅広部eより短い側方延出部fとを有している。
幅広部eを有することで第1の目印51が視認しやすく、また側方延出部fを有することで、第1の目印51にボトル本体2の内部の液体の液面を合わせることも容易となる。斯かる効果の一層の向上の観点から、幅広部eは、飲料容器1の高さ方向Zに沿う長さLeが、好ましくは1.0mm以上、より好ましくは2.0mm以上であり、また好ましくは10mm以下、より好ましくは8.0mm以下であり、また好ましくは1.0mm以上10mm以下、より好ましくは2.0mm以上8.0mm以下である。同様の観点から、側方延出部fは、飲料容器1の高さ方向Zに沿う長さLfが、幅広部Leの50%以下、より好ましくは30%以下であり、また好ましくは0.5mm以上5.0mm以下、より好ましくは1.0mm以上3.0mm以下である。
なお、幅広部eは、図2に示すような、ひし形の形状の他、円形、ハート形、楕円形等の任意の形状とすることができ、また側方延出部fは、幅広部eの両側に設けるのに代えて片側のみに設けても良い。また第1の目印51は、飲料容器1の高さ方向Zに沿う長さLeが一定の横方向に延びる線状のものであっても良い。
また本実施形態の飲料容器1における第2の目印53は、ラベル4に部分的に設けた透明部41に設けてあり、ラベル4の透明部41及び透明なボトル本体2を通して飲料容器1の外部から液体の液面の位置を確認しながら、該液面の位置を第2の目印53の位置に合わせることが可能である。第2の目印53は、飲料容器1が正立状態とした際に鉛直方向に直交する方向(飲料容器1の高さ方向Zに直交する方向)に延びて設けられている。また、本実施形態の飲料容器1においては、ラベル4の透明部41は、コーナー壁30と重なる部位に、飲料容器1の高さ方向Zに延びて形成されており、第2の目印53が表示された透明部41は、第1の目印51を有する第1壁28と隣り合う一つのコーナー壁30と重なる部分のみに形成されている。ラベル4は、図示しないが、コーナー壁30と重なる透明部41を有しない他のコーナー部と重なる部分に、互いに平行な2本のミシン目が高さ方向Zに沿って形成されており、そのミシン目間の帯状部分をミシン目で切断して取り除くことで、非筒状の展開状態となり、ボトル本体2からの分離が容易となる。
本発明の容器入り飲料は、本発明の飲料容器の内部に飲料が充填されているものであり、容器入り飲料におけるボトル本体2の注出口23aは、口首部23に螺着されたキャップ(図示せず)で封止されている。飲料を充填するタイミングは、ボトル本体2の周囲にラベル4を固定する前でも後でも良い。
また、第1の目印51及び第2の目印53として、それらの目印に液面に合わせることにより、飲料の消費量に代えて飲料の残存量を知る目安となる目印を設けても良い。残存量が一定量づつ減少するように消費すれば、一定期間(例えば1日)又は一定回数毎(例えば1回毎)の消費量を把握することもできる。また、第1の目印及び第2の目印として、飲料容器を倒立させたときの液面に合わせることにより、飲料の消費量又は残存量を知ることのできるものを設けることもできる。
飲料容器内の容量又は飲料容器に充填する飲料の液量は、特に制限はないが、例えば、50mL以上2000mL以下である。
飲料容器に充填する飲料は、各種公知の飲料が挙げられ、例えば、ミネラルウォーター等の水、緑茶、紅茶、ウーロン茶等の茶類、炭酸飲料、果汁飲料、乳酸菌飲料、野菜飲料等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。本発明の飲料容器や容器入り飲料は、特定保健用食品として認可された飲料用に適している。
以上、本発明をその好ましい実施形態にもとづき説明したが、本発明は、上記実施形態に制限されず、適宜変更可能である。
例えば、第2の目印53を表示する透明部41は、上述した実施形態の飲料容器においては、第1の目印51を有する第1壁28に隣接する一つのコーナー壁と重なる部分のみに形成されていたが、第2の目印53を表示する透明部41を、4つあるコーナー壁のうちの複数又は全部のコーナー壁と重なる部位に設けても良い。
また上部凹部31及び下部凹部35、一対の第1壁28及び一対の第2壁29のいずれか一方のみに形成されていても良く、また、第1壁28又は第2壁29は、それぞれ凹部を一つのみ有するものでも良く、例えば上部凹部31及び下部凹部35のうちの下部凹部35のみを有するものでも良く、また上部凹部31と下部凹部35とが一体化された連続する一つの凹部のみが形成されていても良い。また、ボトル本体2に、第2の目印53が形成された一つの凹部のみが設けられていても良い。また、ボトル本体2は、中央溝部39を有しないものであっても良い。
また各筒状の本体部は、角部にコーナー壁を有する水平断面形状が正方形状のものであっても良いし、角部にコーナー壁を有する水平断面形状が長方形状のものであっても良い。長方形状の場合、第1の目印51を有する第1壁28の第2方向Yに沿う長さが、第2壁29の第1方向Xに沿う長さより長いことが、第1の目印51の視認性の観点から好ましい。
1 飲料容器
2 ボトル本体
21 被覆部
22 露出部
23 口首部
24 胴部
25 本体部
26 肩部
27 底部
28 第1壁
29 第2壁
30 コーナー壁
3 凹部
31 上部凹部
35 下部凹部
4 ラベル
41 透明部
5 目印
51 第1の目印
53 第2の目印

Claims (6)

  1. 合成樹脂製の透明なボトル本体と該ボトル本体を被覆する樹脂フィルム製のラベルとを有する飲料容器であって、
    前記ボトル本体は、周囲が前記ラベルに被覆された被覆部と、該被覆部より下方に位置し、周囲が前記ラベルに被覆されていない露出部とを有しており、
    前記飲料容器に、飲料の消費量を知る目安となる複数の目印が設けられており、
    前記露出部に、第1の目印が立体形状に形成され、前記被覆部を被覆する前記ラベルに、第2の目印が設けられており、
    特定保健用食品用の飲料容器であって、内部に特定保健用食品である飲料が充填されており、
    内部に残存する飲料の液面の位置が第2の目印の位置となるように消費したときの該飲料の消費量が、該飲料の1日当たりの推奨摂取量である、飲料容器。
  2. 立状態とした飲料容器において、第1の目印に液面を合わせたときの飲料の消費量が、第2の目印に液面を合わせたときの飲料の消費量の整数倍となっている、請求項1に記載の飲料容器。。
  3. 前記ラベルがシュリンクラベルである、請求項1又は2に記載の飲料容器。
  4. 前記ボトル本体は、周面に、該ボトル本体の内部側に向かって窪んだ凹部を有しており、第1の目印が該凹部内に形成されている、請求項1~3の何れか1項に記載の飲料容器。
  5. 第1の目印は、前記凹部内に、前記ボトル本体の内部側に更に窪んだ小凹部として形成されている、請求項4に記載の飲料容器。
  6. 第1の目印は、幅広部と、該幅広部から側方に延出し、前記飲料容器の高さ方向に沿う長さが前記幅広部より短い側方延出部とを有する、請求項1~5の何れか1項に記載の飲料容器。
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