JP2007289055A - 魚釣用スピニングリ−ル - Google Patents
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Abstract
【課題】 糸落ち防止体をスム−スに前後動されて異音の発生を軽減した魚釣用スピニングリ−ルを提供することである。
【解決手段】 ロ−タ3の一対のア−ム部3d、3eの内側に夫々スプ−ル軸5に対して斜め方向の溝からなる傾斜案内部3h、3iが形成されている。
ロ−タ3の前側のスプ−ル軸5の前側太径部5b外周には糸落ち防止体6が軸受25を介して前後に摺動自在に嵌合されている。
糸落ち防止体6の大径の筒部6fの外周には複数の係合突部6g、6gが一体に形成され、係合突部6g、6gはロ−タ3の傾斜案内部3h、3iに挿入されている。
【選択図】 図2
【解決手段】 ロ−タ3の一対のア−ム部3d、3eの内側に夫々スプ−ル軸5に対して斜め方向の溝からなる傾斜案内部3h、3iが形成されている。
ロ−タ3の前側のスプ−ル軸5の前側太径部5b外周には糸落ち防止体6が軸受25を介して前後に摺動自在に嵌合されている。
糸落ち防止体6の大径の筒部6fの外周には複数の係合突部6g、6gが一体に形成され、係合突部6g、6gはロ−タ3の傾斜案内部3h、3iに挿入されている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、ハンドルの回転に連動して回転すると共にスプ−ルに釣糸を巻回する釣糸案内部を有するロ−タを備えた魚釣用スピニングリ−ルの改良に関する。
一般に、魚釣用スピニングリ−ルは、スプ−ルに巻回されている釣糸を放出する時に、スプ−ルの釣糸巻回状態が崩れて釣糸が解けてしまう場合がある。
そして、釣糸の巻き取り操作時の張力変化や風の影響等で釣糸に撚れが加わって、釣糸がスプ−ルの後側フランジとロ−タ支持腕との隙間に落ち込んでロ−タ支持腕や内部のスプ−ル軸に絡み付く不具合が発生し易い。
そこで、これらの不具合を防止するために、スプ−ルとロ−タ支持腕の間に糸絡み防止体を設けたものが特許文献1で知られている。
特許文献1で知られている技術は、糸絡み防止体としての糸落ち防止体がスプ−ルとスプ−ル軸の間に設けられており、スプ−ル軸に回転可能に支持されると共にスプ−ル軸に追随して前後動するようになっている。
この場合、糸落ち防止体の後部の環状部には、径方向外側に突出する係合突部が設けられており、また、この係合突部はロ−タ支持腕のスプ−ル側対向部に軸方向に沿って形成された凹入係合溝に遊度を以て係合されている。
したがって、糸落ち防止体はロ−タの回転に連動して回転しながらスプ−ルと共に前後動する。
そして、釣糸の巻き取り操作時の張力変化や風の影響等で釣糸に撚れが加わって、釣糸がスプ−ルの後側フランジとロ−タ支持腕との隙間に落ち込んでロ−タ支持腕や内部のスプ−ル軸に絡み付く不具合が発生し易い。
そこで、これらの不具合を防止するために、スプ−ルとロ−タ支持腕の間に糸絡み防止体を設けたものが特許文献1で知られている。
特許文献1で知られている技術は、糸絡み防止体としての糸落ち防止体がスプ−ルとスプ−ル軸の間に設けられており、スプ−ル軸に回転可能に支持されると共にスプ−ル軸に追随して前後動するようになっている。
この場合、糸落ち防止体の後部の環状部には、径方向外側に突出する係合突部が設けられており、また、この係合突部はロ−タ支持腕のスプ−ル側対向部に軸方向に沿って形成された凹入係合溝に遊度を以て係合されている。
したがって、糸落ち防止体はロ−タの回転に連動して回転しながらスプ−ルと共に前後動する。
しかしながら、このような構成では、ロ−タが高速で回転する釣糸巻き取り操作時に、糸落ち防止体もロ−タと共に高速で連動回転しながらスプ−ルに追随して前後動するため、糸落ち防止体の係合突部とロ−タ支持腕の凹入係合溝との係合遊度や、前後動時の摺動状態等の影響によって異音が発生する。
また、糸落ち防止体の係合突部をロ−タ支持腕のスプ−ル(スプ−ル軸)前後動方向に形成した凹入係合溝に係合させながら前後動させる構成上、比較的大きな係合遊度(回転方向のガタ)が必要であり、この遊度の影響により巻き取り操作時に係合突部が凹入係合溝から外れてしまう不具合が発生し易い。
そこで、前記不具合を解消するためにロ−タ支持腕の凹入係合溝に弾性部材を介在し、糸落ち防止体の係合突部が弾性部材を介して係合案内される構成にしたものが特許文献2で知られている。
特許文献2に見られる糸落ち防止構造は、糸落ち防止体の係合突部に弾性部材を設けることで異音の発生を防止すると共に糸落ち防止体の係合脱落を防止することができるが、部品点数が増えてコストアップになり、また、糸落ち防止体の係合突部に設けられている弾性部材がロ−タ支持腕の凹入係合溝と摩擦接触するため、スプ−ル前後動(オシレ−ト動作)時に抵抗が増えてハンドルの回転が重くなる。
実用新案登録第2532864号公報
特開2004−208571号公報
また、糸落ち防止体の係合突部をロ−タ支持腕のスプ−ル(スプ−ル軸)前後動方向に形成した凹入係合溝に係合させながら前後動させる構成上、比較的大きな係合遊度(回転方向のガタ)が必要であり、この遊度の影響により巻き取り操作時に係合突部が凹入係合溝から外れてしまう不具合が発生し易い。
そこで、前記不具合を解消するためにロ−タ支持腕の凹入係合溝に弾性部材を介在し、糸落ち防止体の係合突部が弾性部材を介して係合案内される構成にしたものが特許文献2で知られている。
特許文献2に見られる糸落ち防止構造は、糸落ち防止体の係合突部に弾性部材を設けることで異音の発生を防止すると共に糸落ち防止体の係合脱落を防止することができるが、部品点数が増えてコストアップになり、また、糸落ち防止体の係合突部に設けられている弾性部材がロ−タ支持腕の凹入係合溝と摩擦接触するため、スプ−ル前後動(オシレ−ト動作)時に抵抗が増えてハンドルの回転が重くなる。
解決しようとする問題点は、特許文献1、特許文献2に見られる糸落ち防止構造は、ロ−タ支持腕に形成された凹入係合溝と糸落ち防止体に設けられた係合突部のスプ−ル(スプ−ル軸)前後動方向の遊度を押える構成でないため、前後方向のガタによって異音が発生することである。
本発明の目的は前記欠点に鑑み、糸落ち防止体をスム−スに前後動されて異音の発生を軽減した魚釣用スピニングリ−ルを提供することである。
本発明の請求項1は、ハンドルの回転に連動して前後動するスプ−ルと、前記スプ−ルに釣糸を巻回するための釣糸案内部が設けられた支持部材を反転自在に支持する一対のア−ム部を有するロ−タと、前記スプ−ルを支持するスプ−ル軸と前記ロ−タの前記ア−ム部との間に前記スプ−ル軸に係合し且つ前記ロ−タの回転に連動して回転すると共に前記スプ−ルに追随して前後動する糸落ち防止体とを備えた魚釣用スピニングリ−ルにおいて、前記糸落ち防止体は、前記ロ−タの前記ア−ム部と係合する係合突部を有し、この係合突部は前記ア−ム部に前記スプ−ルの前後動方向に摺動するスプ−ル軸に対して斜めに形成された傾斜案内部に係合案内されることを要旨とするものである。
本発明によれば、糸落ち防止体の係合突部をロ−タのア−ム部にスプ−ルの前後動方向に摺動するスプ−ル軸に対して斜めに形成された傾斜案内部に係合案内したことで、釣糸の巻き取り操作時に糸落ち防止体の係合突部が傾斜案内部の傾斜面によって前後方向の遊度(ガタ)が抑制されるので異音を軽減することができる。
弾性部材を介在していないので、スプ−ル前後動(オシレ−ト動作)時に抵抗が減ってハンドルの回転操作が軽くなると共に、部品点数の削減およびコストダウンが図られて、簡単な構成で遊度(ガタ)を抑制でき、異音を軽減することができる。
弾性部材を介在していないので、スプ−ル前後動(オシレ−ト動作)時に抵抗が減ってハンドルの回転操作が軽くなると共に、部品点数の削減およびコストダウンが図られて、簡単な構成で遊度(ガタ)を抑制でき、異音を軽減することができる。
ロ−タ3は中心筒部3aで回転軸筒2に取り付けられ、中心筒部3aと傾斜した保持壁3bと大径の筒部3cと大径の筒部3cの基部の外周から前方に向けて突出された一対のア−ム部3d、3eとで形成されてア−ム部3d、3eの内側に夫々スプ−ル軸5に対して斜め方向の溝からなる傾斜案内部3h、3iが形成されている。
ロ−タ3の前側のスプ−ル軸5の前側太径部5b外周には糸落ち防止体6が軸受25を介して前後に摺動自在に嵌合されている。
糸落ち防止体6は中心筒部6aから放射方向に一体に複数本の腕部6b、6c、6dが延びると共に各腕部は後方に向けて屈曲して大径の2段の筒部6e、6fの小径側の内側に連結されている。
大径の筒部6fの外周には複数の係合突部6g、6gが一体に形成されている。
係合突部6g、6gはロ−タ3のア−ム部3d、3eの内側のスプ−ル軸5に対して斜め方向の溝からなる傾斜案内部3h、3iに挿入されている。
ロ−タ3の前側のスプ−ル軸5の前側太径部5b外周には糸落ち防止体6が軸受25を介して前後に摺動自在に嵌合されている。
糸落ち防止体6は中心筒部6aから放射方向に一体に複数本の腕部6b、6c、6dが延びると共に各腕部は後方に向けて屈曲して大径の2段の筒部6e、6fの小径側の内側に連結されている。
大径の筒部6fの外周には複数の係合突部6g、6gが一体に形成されている。
係合突部6g、6gはロ−タ3のア−ム部3d、3eの内側のスプ−ル軸5に対して斜め方向の溝からなる傾斜案内部3h、3iに挿入されている。
以下、図示の一実施例によって本発明を説明すると、図1は魚釣用スピニングリ−ルの断面側面図、図2はロ−タの断面とスプ−ルの一部断面拡大側面図、図3はロ−タのア−ム部の(a)は一方のア−ム部、(b)は他方のア−ム部の要部断面側面図、図4は糸落ち防止体の斜視図、図5はロ−タの一方のア−ム部の要部斜視図、図6はロ−タの他方のア−ム部の要部斜視図である。
魚釣用スピニングスリ−ルは、箱形のリ−ル本体1に図示しない蓋体が取り付けられ、リ−ル本体1の上側には上向きに延びる脚部1aが形成されている。
リ−ル本体1と図示しない蓋体で保持された図示しない軸受で駆動歯車10の駆動軸が軸承されてハンドル11で駆動歯車10が駆動回転される。
リ−ル本体1の前部の筒部1b内の軸受12で回転軸筒2の前側が回転自在に支持され、リ−ル本体1内の軸受部1cに回転軸筒2の基端が嵌合支持され、基端の前側に一体的にピニオン2aが形成されて駆動歯車10に噛合されている。
回転軸筒2の前端にロ−タ3の中心筒部3aが回り止め嵌合されてナット13で取り付けられている。
回転軸筒2の中心透孔には前側にスプ−ル4が取り付けられたスプ−ル軸5の太径部5aが前後往復動可能に摺動自在に挿入されている。
スプ−ル軸5の前側には前側太径部5bと前側太径部5b外周の回り止め部5cと先端にネジ部5dが形成されている。
リ−ル本体1内のスプ−ル軸5の側部にオシレ−ト機構を構成するトラバ−スカム軸14が設けられて回転軸筒2の回転に連動して回転され、スプ−ル軸5の後端に摺動子15がビス16で固定されている。
摺動子15内にはトラバ−スカム軸14のカム溝に係合する係合子17が設けられている。
リ−ル本体1と図示しない蓋体で保持された図示しない軸受で駆動歯車10の駆動軸が軸承されてハンドル11で駆動歯車10が駆動回転される。
リ−ル本体1の前部の筒部1b内の軸受12で回転軸筒2の前側が回転自在に支持され、リ−ル本体1内の軸受部1cに回転軸筒2の基端が嵌合支持され、基端の前側に一体的にピニオン2aが形成されて駆動歯車10に噛合されている。
回転軸筒2の前端にロ−タ3の中心筒部3aが回り止め嵌合されてナット13で取り付けられている。
回転軸筒2の中心透孔には前側にスプ−ル4が取り付けられたスプ−ル軸5の太径部5aが前後往復動可能に摺動自在に挿入されている。
スプ−ル軸5の前側には前側太径部5bと前側太径部5b外周の回り止め部5cと先端にネジ部5dが形成されている。
リ−ル本体1内のスプ−ル軸5の側部にオシレ−ト機構を構成するトラバ−スカム軸14が設けられて回転軸筒2の回転に連動して回転され、スプ−ル軸5の後端に摺動子15がビス16で固定されている。
摺動子15内にはトラバ−スカム軸14のカム溝に係合する係合子17が設けられている。
ロ−タ3は中心筒部3aで回転軸筒2に取り付けられ、中心筒部3aと傾斜した保持壁3bと大径の筒部3cと大径の筒部3cの基部の外周から前方に向けて突出された一対のア−ム部3d、3eとで形成されてア−ム部3d内の先端軸部3fに一方のベ−ル支持部材18がビス19で止められ、ア−ム部3e内の先端軸部3gに他方のベ−ル支持部材20がビス21で止められて釣糸巻取状態と釣糸放出状態に反転自在に軸承されている。
一方のベ−ル支持部材18にはロ−ラからなる釣糸案内部22の取付部23が取り付けられている。
他方のベ−ル支持部材20と取付部23の間にベ−ル24が取り付けられている。
ア−ム部3d、3eの内側に夫々スプ−ル軸5に対して斜め方向の溝からなる傾斜案内部3h、3iが形成されている。
スプ−ル4は前側鍔部4aと図示しない釣糸が巻回される釣糸巻回胴部4bとスカ−ト部4cを備えた後側鍔部4dとで形成されている。
一方のベ−ル支持部材18にはロ−ラからなる釣糸案内部22の取付部23が取り付けられている。
他方のベ−ル支持部材20と取付部23の間にベ−ル24が取り付けられている。
ア−ム部3d、3eの内側に夫々スプ−ル軸5に対して斜め方向の溝からなる傾斜案内部3h、3iが形成されている。
スプ−ル4は前側鍔部4aと図示しない釣糸が巻回される釣糸巻回胴部4bとスカ−ト部4cを備えた後側鍔部4dとで形成されている。
ロ−タ3の前側のスプ−ル軸5の前側太径部5b外周には糸落ち防止体6が軸受25を介して前後に摺動自在に嵌合されている。
糸落ち防止体6は中心筒部6aから放射方向に一体に複数本の腕部6b、6c、6dが延びると共に各腕部は後方に向けて屈曲して大径の2段の筒部6e、6fの小径側の内側に連結されている。
大径の筒部6fの外周には複数の係合突部6g、6gが一体に形成されている。
係合突部6g、6gは断面円形が好ましい。
係合突部6g、6gはロ−タ3のア−ム部3d、3eの内側のスプ−ル軸5に対して斜め方向の溝からなる傾斜案内部3h、3iに挿入されている。
糸落ち防止体6の大径の筒部6eはスプ−ル4のスカ−ト部4cと後側鍔部4dに近接して配置され、大径の筒部6fはロ−タ3のア−ム部3d、3eの内側に近接して配置されている。
糸落ち防止体6の前側のスプ−ル軸5の前側太径部5b外周にスプ−ル4が嵌合されて回り止め部5cで回り止めされている。
糸落ち防止体6は中心筒部6aから放射方向に一体に複数本の腕部6b、6c、6dが延びると共に各腕部は後方に向けて屈曲して大径の2段の筒部6e、6fの小径側の内側に連結されている。
大径の筒部6fの外周には複数の係合突部6g、6gが一体に形成されている。
係合突部6g、6gは断面円形が好ましい。
係合突部6g、6gはロ−タ3のア−ム部3d、3eの内側のスプ−ル軸5に対して斜め方向の溝からなる傾斜案内部3h、3iに挿入されている。
糸落ち防止体6の大径の筒部6eはスプ−ル4のスカ−ト部4cと後側鍔部4dに近接して配置され、大径の筒部6fはロ−タ3のア−ム部3d、3eの内側に近接して配置されている。
糸落ち防止体6の前側のスプ−ル軸5の前側太径部5b外周にスプ−ル4が嵌合されて回り止め部5cで回り止めされている。
前記魚釣用スピニングリ−ルの動作は、釣糸がスプ−ル4に巻回される方向にハンドル11が回転されると、駆動歯車10が回転されてピニオン2aを介して回転軸筒2とロ−タ3が正回転される。
釣糸がスプ−ル4に巻回される時は、一方のベ−ル支持部材18に設けられた釣糸案内部22のロ−ラで釣糸が案内されて前後に往復動されるスプ−ル4に平行に巻回される。
スプ−ル4とスプ−ル軸5が前後に往復動されると糸落ち防止体6がロ−タ3で回転されながらスプ−ル4に追随される。
この時糸落ち防止体6に設けられた係合突部6g、6gはロ−タ3のア−ム部3d、3eの内側のスプ−ル軸5に対して斜め方向の溝からなる傾斜案内部3h、3iに挿入されているから、係合突部6g、6gは傾斜案内部3h、3iの傾斜面に押し当てられているので遊度(ガタ)がなく前後に往復動される。
釣糸がスプ−ル4に巻回される時は、一方のベ−ル支持部材18に設けられた釣糸案内部22のロ−ラで釣糸が案内されて前後に往復動されるスプ−ル4に平行に巻回される。
スプ−ル4とスプ−ル軸5が前後に往復動されると糸落ち防止体6がロ−タ3で回転されながらスプ−ル4に追随される。
この時糸落ち防止体6に設けられた係合突部6g、6gはロ−タ3のア−ム部3d、3eの内側のスプ−ル軸5に対して斜め方向の溝からなる傾斜案内部3h、3iに挿入されているから、係合突部6g、6gは傾斜案内部3h、3iの傾斜面に押し当てられているので遊度(ガタ)がなく前後に往復動される。
前記のように魚釣用スピニングリ−ルが構成されると、糸落ち防止体6の係合突部6g、6gをロ−タ3のア−ム部3d、3eにスプ−ル4の前後動方向に摺動するスプ−ル軸5に対して斜めに形成された傾斜案内部3h、3iに係合案内したことで、釣糸の巻き取り操作時に糸落ち防止体6の係合突部6g、6gが傾斜案内部3h、3iの傾斜面によって前後方向の遊度(ガタ)が抑制されるので異音を軽減することができる。
弾性部材を介在していないので、スプ−ル前後動(オシレ−ト動作)時に抵抗が減ってハンドルの回転操作が軽くなると共に、部品点数の削減およびコストダウンが図られて、簡単な構成で遊度(ガタ)を抑制でき、異音を軽減することができる。
弾性部材を介在していないので、スプ−ル前後動(オシレ−ト動作)時に抵抗が減ってハンドルの回転操作が軽くなると共に、部品点数の削減およびコストダウンが図られて、簡単な構成で遊度(ガタ)を抑制でき、異音を軽減することができる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施が可能である。
3 ロ−タ
3d、3e ア−ム部
3h、3i 傾斜案内部
4 スプ−ル
5 スプ−ル軸
6 糸落ち防止体
6g、6g 係合突部
11 ハンドル
18、20 支持部材
22 釣糸案内部
3d、3e ア−ム部
3h、3i 傾斜案内部
4 スプ−ル
5 スプ−ル軸
6 糸落ち防止体
6g、6g 係合突部
11 ハンドル
18、20 支持部材
22 釣糸案内部
Claims (1)
- ハンドルの回転に連動して前後動するスプ−ルと、前記スプ−ルに釣糸を巻回するための釣糸案内部が設けられた支持部材を反転自在に支持する一対のア−ム部を有するロ−タと、前記スプ−ルを支持するスプ−ル軸と前記ロ−タの前記ア−ム部との間に前記スプ−ル軸に係合し且つ前記ロ−タの回転に連動して回転すると共に前記スプ−ルに追随して前後動する糸落ち防止体とを備えた魚釣用スピニングリ−ルにおいて、前記糸落ち防止体は、前記ロ−タの前記ア−ム部と係合する係合突部を有し、この係合突部は前記ア−ム部に前記スプ−ルの前後動方向に摺動するスプ−ル軸に対して斜めに形成された傾斜案内部に係合案内されることを特徴とする魚釣用スピニングリ−ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006120069A JP2007289055A (ja) | 2006-04-25 | 2006-04-25 | 魚釣用スピニングリ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006120069A JP2007289055A (ja) | 2006-04-25 | 2006-04-25 | 魚釣用スピニングリ−ル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007289055A true JP2007289055A (ja) | 2007-11-08 |
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ID=38760302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006120069A Pending JP2007289055A (ja) | 2006-04-25 | 2006-04-25 | 魚釣用スピニングリ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007289055A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009195165A (ja) * | 2008-02-21 | 2009-09-03 | Daiwa Seiko Inc | 魚釣用スピニングリール |
US20180199555A1 (en) * | 2017-01-19 | 2018-07-19 | Shimano Inc. | Spinning reel for fishing |
-
2006
- 2006-04-25 JP JP2006120069A patent/JP2007289055A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009195165A (ja) * | 2008-02-21 | 2009-09-03 | Daiwa Seiko Inc | 魚釣用スピニングリール |
US20180199555A1 (en) * | 2017-01-19 | 2018-07-19 | Shimano Inc. | Spinning reel for fishing |
US10412946B2 (en) * | 2017-01-19 | 2019-09-17 | Shimano Inc. | Spinning reel for fishing |
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