JP2016214193A - 魚釣用スピニングリール - Google Patents
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Description
また、特許文献2の魚釣用スピニングリールでは、リブを折ることでバランス調整を行う構成であるので、メンテナンス等による部品交換後において回転バランスの再調整が難しくなるという課題が残されていた。
また、魚釣操作中に、釣糸がスプールとロータとの間に侵入しても、釣糸係止部によりロータの底部の前部周りに釣糸を係止することができ、釣糸係止部よりも前方へ釣糸が移動するのを規制することができる。
また、環状部材の釣糸係止部によって、これよりも前方へ釣糸が移動するのを規制することができるので、スプールの内側に配置される部材やスプール軸等に釣糸が引っ掛かったり絡み付いたりする現象を防止することができる。これにより、魚釣操作性に優れた魚釣用スピニングリールが得られる。
図1に示すように、魚釣用スピニングリールは、図示しない釣竿に装着するための脚部1Aが形成されたリール本体(例えば、金属から形成される)1と、リール本体1の前方に回転可能に設けられたロータ2と、このロータ2の回転運動と同期して前後方向移動可能に設けられるスプール3とを主として有している。
ロータ2は、図1に示すように、リール本体1の前部に装着された保護カバー16の外周側に位置する円筒部21と、円筒部21の外周部に略180°の間隔を置いて設けられた一対のアーム部22,22とを備えている。一対のアーム部22,22は相互に異なる形状(構成)とされている。
釣糸Lの放出または巻取の一連の操作の中で、釣糸Lの巻付状態が崩れて釣糸Lが解れたり、張力変化、風の影響等による糸ふけ現象により釣糸Lの巻付位置が後方へずれたりすることがある。この場合に、例えば、ロータ2のアーム部22とスプール3との間(隙間S1)からスプール3の後端部3b1をまわって円筒部21上へ釣糸Lが侵入すると(入り込むと)、円筒部21の外周面に釣糸Lが巻付く状態となる。
図6を参照して第2実施形態の魚釣用スピニングリールについて説明する。本実施形態が前記第1実施形態と異なるところは、環状部材25Aが円筒部21の前端外縁部に係合するように構成されている点である。
すなわち、図6(b)に示すように、係合突部25dと係合受部21dとが凹凸係合する構造であるので、魚釣操作中に釣糸がロータ2とスプール3との間に侵入した場合に、これらの突き合わせ部S2に釣糸を係止することができる。つまり、突き合わせ部S2と釣糸係止部25cとによって釣糸を確実に係止することができる。しかも、円筒部21の周方向に突き合わせ部S2と円筒部21の外周面(延出部21h)とが交互に位置することとなるので、釣糸の突き合わせ部S2と延出部21hとから内部への食い込みが防止されて、突き合わせ部S2の周方向両隣において釣糸を円筒部21の外周面上に位置させることができる。したがって、突き合わせ部S2に係止された釣糸を円筒部21の外周面上でつまんで容易に取り外すことができる。これにより、魚釣操作性が向上する。
図7を参照して第3実施形態の魚釣用スピニングリールについて説明する。本実施形態が前記第1,第2実施形態と異なるところは、環状部材25Bと円筒部21の前端外縁部との間に段差部21g(図7(c)参照)が構成されている点である。
例えば、前記各実施形態において、ボス部23a(ねじ穴23b)の数およびこれに対応するねじ挿通部(切欠部25a1等)の数は、任意に設定することができる。
また、環状部材25,25A〜25Dに、別途、切欠部や孔部を設けることによって軽量化を図ってもよい。
なお、釣糸係止部25c,25c1の突出量は、釣糸の係止が可能であれば任意に設定することができる。また、釣糸係止部25c,25c1は、後方へ向けて傾斜状に延出するように形成してもよく、また、釣糸が係止され易いように、湾曲状に形成してもよい。
2 ロータ
2a ロータナット
2g 釣糸案内部
3 スプール
5 ハンドル
8 駆動軸筒
21 円筒部
21d 係合受部
22 アーム部
22e 釣糸案内部
23 前部
23b ねじ穴
25 環状部材
25c,25c1 釣糸係止部
25A〜25D 環状部材
25d 係合突部
25g 保持部
L 釣糸
O1 軸心
Claims (4)
- リール本体と、前記リール本体に設けられたハンドルの回転操作に連動回転するロータと、を備え、前記ロータのアーム部に設けられた釣糸案内部を介して、スプールに釣糸を巻回する魚釣用スピニングリールにおいて、
前記ロータは、前記スプールの内側に配置される有底の円筒部と、前記円筒部の底部の前部にねじで取り付けられる環状部材と、を有しており、
前記環状部材は、前記底部の外縁部よりも径方向外側に突出する釣糸係止部を備えており、
前記底部の前部には、前記ロータの軸心と同心円上に複数のねじ穴が形成されており、
前記環状部材には、前記複数のねじ穴に対応する少なくとも一つのねじ挿通部が形成されていることを特徴とする魚釣用スピニングリール。 - 前記複数のねじ穴は、前記底部の前部の周縁部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。
- 前記ロータは、前記リール本体に設けられた駆動軸筒にロータナットを螺合させることで固定されており、
前記環状部材には、前記ロータナットに外嵌される保持部が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の魚釣用スピニングリール。 - 前記環状部材には、前記底部の外縁部に向けて延在する係合突部が設けられており、
前記底部の外縁部には、前記係合突部が係合する係合受部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の魚釣用スピニングリール。
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