JP2020028268A - 魚釣用スピニングリール - Google Patents

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【課題】ベールの姿勢切り換え動作に伴って音を発生させる発音機構を良好な発音状態でリールの大型化を招くことなく設置できる魚釣用スピニングリールを提供する。【解決手段】魚釣用スピニングリールは、釣糸巻き取り位置と釣糸放出位置との間でのベール支持部材12Aの回動動作に連動する連動部材41と、ロータのアーム部に取着されてこのアーム部の外表面を形成するカバー部材32と、ベール支持部材12Aの回動によるベールの姿勢切り換えに伴って音を発生させる発音機構70とを有し、発音機構70がカバー部材32と連動部材41との対向部間に設けられる。【選択図】図3

Description

本発明は、魚釣用スピニングリールに関し、特に、ベールの姿勢切り換え動作に伴って音を発生させる発音機構を有する魚釣用スピニングリールに関する。
魚釣用スピニングリールは、ハンドルの巻き取り回転操作によって連動回転するロータと、ハンドルの巻き取り回転操作に伴って前後動するスプールとを備えた構造を成しており、前記ロータは、該ロータの回転に伴って前記スプールの周りを回転する一対の支持アームを有する。また、これらの一対の支持アームの前部には、ベール支持部材が振り分けバネによって反転可能に支持されており、一方のベール支持部材には釣糸案内部(ラインローラ)が装着されている。そして、これらのベール支持部材にはそれぞれ釣糸をピックアップするベールの基端部が取り付けられている。
このような構成の魚釣用スピニングリールによれば、ベール(ベール支持部材)を釣糸巻き取り位置から釣糸放出位置へと起こし(姿勢を切り換え)、その状態で釣竿を勢い良く振り下ろすことで、スプールから釣糸を解放して仕掛けの投擲を行なうことができる。そして、仕掛けが着水した後は、ベール(ベール支持部材)を復帰させる(ハンドルを釣糸巻き取り方向へ回転操作する、又は、手動によりベールを釣糸巻き取り位置へと復帰させる操作を行なう)ことにより、釣糸をベールにより拾い上げて釣糸案内部に移行させ、スプールに釣糸を巻き取る釣糸巻き取り状態へと移行させることができる。
また、釣糸の巻き取り及び放出(繰り出し)のためにベールの姿勢を切り換える必要がある魚釣用スピニングリールでは、特許文献1に開示されるように、ベールの姿勢切り換え動作に伴って音を発生させてベール姿勢切り換えを報知する発音報知手段を有するものがある。
特開平8−298902号公報
ところで、特許文献1に開示される発音報知手段は、ロータ内の底部、支持アーム内、或いは、ベール支持部材と支持アームとの間など、リールの外表面から離れたリールの内側空間内に位置され、しかも、ロータ(支持アーム)やベール支持部材といった比較的肉厚の部材に対して設けられているため、発音報知手段により発生する音がリール内にこもって響き難く、発音性が悪いという問題がある。
また、このような構成では、リール構成部品が密に配置されるリール内側領域に発音報知手段を付加する必要があるため、発音報知手段のための別個の設置スペースをリール内に確保しなければならず、そのため、リールの大型化を招く虞もある。
本発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、ベールの姿勢切り換え動作に伴って音を発生させる発音機構を良好な発音状態でリールの大型化を招くことなく設置できる魚釣用スピニングリールを提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明は、ハンドル操作に連動して回転するようにリール本体に設けられるロータと、釣糸が巻回されるとともに、ハンドル操作に連動して往復動するようにリール本体に設けられるスプールと、前記スプールへと延びる釣糸を拾い上げるためのベールを支持して前記ロータのアーム部に取り付けられるとともに、釣糸巻き取り位置と釣糸放出位置との間で回動することにより前記ベールの姿勢を切り換えるベール支持部材とを備える魚釣用スピニングリールにおいて、前記釣糸巻き取り位置と前記釣糸放出位置との間での前記ベール支持部材の回動動作に連動する連動部材と、前記ロータの前記アーム部に取着されてこのアーム部の外表面を形成するカバー部材と、前記ベール支持部材の回動による前記ベールの姿勢切り換えに伴って音を発生させる発音機構とを有し、前記発音機構が前記カバー部材と前記連動部材との対向部間に設けられることを特徴とする。
上記構成の魚釣用スピニングリールによれば、ベールの姿勢切り換えに伴って音を発生させる発音機構が設けられているため、ベールの姿勢切り換えを音によってリール使用者(釣人)に報知でき、したがって、リール使用者は、ベールを目視しなくてもベールの姿勢切り換えを確実に把握できる。また、上記構成の魚釣用スピニングリールによれば、そのような発音機構がロータアーム部の外表面を形成するカバー部材とベール支持部材の回動動作に連動する連動部材との対向部間に設けられるため、必然的に、発音機構がリールの内側空間内よりもリール外表面に近い部位に位置されるとともに、一般に比較的薄肉で広い面を有する外装体を形成し得るカバー部材を通じて音をリール外部へと発することになるため、音がリール外部に響き易く、良好な発音状態を確保できる。また、一般に、カバー部材の裏側には反転機構の収容、糸絡み防止や意匠性を考慮して外形形状が設定されて予めデッドスペースが設けられていることが多く、そのため、上記構成によれば、そのようなデットスペースを有効活用して発音機構を設置することも可能になり、リールの大型化を招かないで済む(特に、ロータアーム部の小型化及び軽量化を図ることもできる)。
また、上記構成において、発音機構は、連動部材及びカバー部材の一方に設けられて弾性的に付勢される発音体が連動部材及びカバー部材の他方に設けられる係合部に対して弾発的に係脱されることによって音を発生させることが好ましい。これによれば、弾発効果によって発音強度がより増大し、発音状態を更に良好にできる。この場合、発音体が比較的薄肉で広い面を有するカバー部材に設けられれば、振動し易いカバー部材の作用も相俟って音響効果が更に促進され、より優れた発音性を得ることができる。更にこの場合、カバー部材と発音体とが一体化されたユニットを構成すれば、アーム部に対するカバー部材の取着に伴って同時に発音体がアーム部に組み込まれることになるため、発音機構の組み込みが容易となり、ひいては製造コストを低減することも可能になる。
なお、上記構成において、連動部材は、ベール支持部材を釣糸放出位置から釣糸巻き取り位置へと復帰させる反転機構を構成してベール支持部材に連結されるシャフトであってもよく、或いは、ベール支持部材を釣糸放出位置から釣糸巻き取り位置へと復帰させる反転機構を構成してアーム部に揺動自在に取り付けられるとともにベール支持部材に連結されるシャフトを軸方向に摺動自在に支持するガイドであってもよく、更には、前記ベール支持部材自体であっても構わない。
本発明によれば、ベールの姿勢切り換え動作に伴って音を発生させる発音機構を良好な発音状態でリールの大型化を招くことなく設置できる魚釣用スピニングリールが得られる。
本発明の一実施形態に係る魚釣用スピニングリールの一部断面を伴う概略側面図である。 図1の魚釣用スピニングリールの要部拡大断面図である。 (a)は、ベール(ベール支持部材)が釣糸巻き取り位置にある場合の反転機構を示すアーム部の断面図、(b)は、(a)のA−A線に沿う断面図である。 (a)は、ベール(ベール支持部材)が釣糸放出位置にある場合の反転機構を示すアーム部の断面図、(b)は、(a)のB−B線に沿う断面図である。 発音機構の第1の変形例を示し、図3のC−C線に沿う断面に対応する断面図である。 発音機構の第2の変形例を示し、(a)は、発音機構の設置部位の一部断面を有する上面図、(b)は、発音機構の第3の変形例を示す要部拡大断面図である。 発音機構の第4の変形例を示し、(a)は(b)のF−F線方向矢視図、(b)は(a)のD−D線に沿う断面図、(c)は(a)のE−E線に沿う断面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る魚釣用スピニングリールについて説明する。なお、以下の説明において、「前」、「後」、「上」、「下」、「左」、及び、「右」は、図1、図3、図4に示される方向を基準とする。
図1に示されるように、本実施形態に係る魚釣用スピニングリール1は、前方に突出するスプール軸8及び駆動軸筒10を有するリール本体2を備え、リール本体2にはロータ3と釣糸が巻回されるスプール4とが設けられる。この場合、ロータ3は駆動軸筒10の前端部に固定され、スプール4はスプール軸8の前端に取り付けられる。
リール本体2はハンドル軸5を回転自在に支持しており、ハンドル軸5はリール本体2内を左右方向に延在している。又はンドル軸5の歯車5aにはドライブギヤ7が噛合しており、ハンドル軸5の回転に伴ってドライブギヤ7が回転するようになっている。なお、ハンドル軸5の端部はリール本体2を貫通してリール本体2の側方に突出しており、この突出したハンドル軸5の端部にハンドル6が取り付けられている。
リール本体2の前側に設けられた筒部2a内には、図示しない軸受を介して回転自在に支持された前述の駆動軸筒10と、該駆動軸筒10内に挿通された前述のスプール軸8とが設けられている。
駆動軸筒10の前端部にはロータ3が固定され、駆動軸筒10の後端にはドライブギヤ7と噛合するピニオンギヤ11が形成される。このため、ハンドル6を回転操作すると、その回転駆動力がドライブギヤ7及びピニオンギヤ11を介して駆動軸筒10に伝達され、駆動軸筒10と共にロータ3が回転する。
ロータ3は、リール本体2の筒部2aの外周側に位置する円筒部30と、一対のアーム部3A,3Bとを備えている。各アーム部3A,3Bの前端部には、スプール4へと延びる釣糸を拾い上げるためのベール18とラインローラ(釣糸案内部)19とを支持するベール支持部材12A,12Bが回動自在に取り付けられ、これらのベール支持部材12A,12Bが釣糸巻き取り位置(図3参照)と釣糸放出位置(図4参照)との間で回動することによってベール18の姿勢が釣糸巻き取り姿勢と釣糸放出姿勢との間で切り換えられるようになっている。
前述したように、スプール軸8の前端には図示しないドラグ機構を介してスプール4が取り付けられている。スプール4は、釣糸が巻回される釣糸巻回胴部4aと、釣糸巻回胴部4aの後部に設けられたスカート部4bと、釣糸巻回胴部4aの前側に設けられた前側フランジ4cとを有する。
スプール軸8の後端は、リール本体2内に設けられるスプール往復動装置に連結される。この場合、スプール往復動装置は、ハンドル軸5の歯車5aと噛合する連動歯車5bと、連動歯車5bに設けられる偏芯突部5cと、スプール軸8の後端部に取り付けられるとともに偏芯突部5cと係合する案内溝9aが形成された摺動子9とを有する公知の構成を備えており、ハンドル6が巻き取り操作されると、ドライブギヤ7からの回転運動を直線運動へと変換して、スプール4を前後動(往復動)させる。そのため、ハンドル6の巻き取り操作(回転操作)に伴う前述したロータ3の回転と相俟って、ベール18により拾い上げられた図示しない釣糸がラインローラ19を介してスプール4の釣糸巻回胴部4aに均等に巻き付けられる。
また、特に図2〜図4に示されるように、アーム部3Aは、円筒部30の後端からスプール4のスカート部4bを超えて径方向外側に延びて更に前方へと延びる断面視略L字状のアーム本体部31と、このアーム本体部31の開口部を外側から覆うようアーム本体部31に取着されてアーム部3Aの外表面を形成するカバー部材32とを備えている。また、アーム本体部31とカバー部材32との間には空間が形成されており、その空間内に反転機構40のシャフト41とガイド50と復帰用当接部材61とが収容されている。なお、本実施形態のカバー部材32は、比較的薄肉で広い面を有する外装体として形成され、その裏側には反転機構40の収容、糸絡み防止や意匠性を考慮して外形形状が設定されて予めデッドスペースが設けられる。
図3に示されるように、アーム本体部31には、周端縁に沿って外壁33が形成されている。また、アーム本体部31の前端部には、円筒状の第1の軸部34と、第1の軸部34の外周側に配置されて互いに周方向に離間する第1の位置決め壁部35及び第2の位置決め壁部36とが形成されている。
第1の軸部34は、ベール支持部材12Aの基部13を回動自在に支持するための軸である。また、ベール支持部材12Aの基部13は、第1の軸部34内に螺合するボルトBにより抜け止めされている(図1及び図2参照)。なお、前述したカバー部材32は、アーム部3Aとベール支持部材12Aとの連結部付近に生じる隙間を通じた釣糸の侵入を防止するために、第1の軸部34(ボルトB)を上側から覆うように延びる延在部3eを有する(図2参照)。
第1の位置決め壁部35及び第2の位置決め壁部36は、ベール支持部材12Aの基部13の外周面から突出する移動部14に当接してベール支持部材12Aの回動を規制し、ベール18(ベール支持部材12A)を所定位置に位置決めするためのものである。第1の位置決め壁部35は、移動部14に対して中心軸O1を中心とする左回り(反時計回り)方向に配置され、移動部14が当接した場合にベール支持部材12A(12B)が釣糸巻き取り位置(ベール18が釣糸巻き取り姿勢)となるように形成されている(図3の(a)参照)。一方、第2の位置決め壁部36は、移動部14に対して中心軸O1を中心とする右回り(時計回り)方向に配置され、移動部14が当接した場合にベール支持部材12A(12B)が釣糸放出位置(ベール18が釣糸放出姿勢)となるように形成されている(図4の(a)参照)。
反転機構40は、ベール支持部材12A(12B)が釣糸放出位置に位置された状態でハンドル6の巻き取り操作によってロータ3が回転されるときにベール支持部材12Aを反転させて釣糸巻き取り位置へと復帰させるための機構である。この反転機構40は、第2の軸部52を介してアーム本体部31に揺動自在に取り付けられた筒状のガイド50と、ベール支持部材12Aに一端部41bが連結するシャフト41と、ピンP(ネジ部材)によりアーム本体部31の後端面31aに揺動自在に取り付けられた復帰用当接部材61と、リール本体2の筒部2aの外周面に設けられた復帰用衝接部62(図1参照)とを備える。更に、反転機構40は、ベール支持部材12A(12B)を釣糸巻き取り位置と釣糸放出位置とに振り分け保持するための振り分けバネ(デッドポイントバネ)42をベール支持部材12Bとアーム部3Bとの間に備え(図1参照)、この振り分けバネ42によってベール支持部材12A(12B)(したがって、ベール18)を釣糸巻き取り位置又は釣糸放出位置へと振り分け付勢保持する付勢機構を構成し得るようになっている。なお、振り分けバネ42は、ベール支持部材12Aとアーム部3Aとの間に設けられてもよく、収容スペース等を考慮していずれか一方側(ベール支持部材12A側又はベール支持部材12B側)に配設される。
また、反転機構40を構成する前述のガイド50は、第2の軸部52と一体に形成された立方体状の基部51と、基部51の一部から延びる略壁状の当接片54とを備えており、基部51に対して当接片54がアーム本体部31の基部側を向くように配置されている。
基部51には、ガイド50の長手方向(基部51と当接片54とが並ぶ方向)に延びる摺動孔53が形成されている。そして、摺動孔53にはシャフト41の他端部41aが挿入され、それにより、ガイド50がシャフト41を軸方向に摺動自在に支持している。
当接片54は、復帰用当接部材61と当接(接触)するための片(薄板形状)であり、基部51よりも揺動方向に肉薄化されている。ここで、ベール支持部材12A(基部13)の回動中心軸O1とガイド50(第2の軸部52)の揺動中心軸O2とを結ぶ線を振り分け線L1と称する。
図3に示されるように、シャフト41の一端部41bは、ベール支持部材12Aの連結部15に回動自在に連結されている。このため、ベール支持部材12Aが回動すると、シャフト41の一端部41bが中心軸O1を中心とする円に沿って周方向に移動し、シャフト41と共にガイド50も中心軸O2周りに揺動する。
具体的には、ベール支持部材12A(12B)が釣糸巻き取り位置(図3参照)から釣糸放出位置(図4参照)へと移動されると、シャフト41の一端部41bが中心軸O1を中心に右回り方向(時計回り方向)に移動する(図3の矢印A1を参照)とともに、ガイド50が中心軸O2を中心に左回り方向(反時計回り方向)に揺動する(図3の矢印A2を参照)。逆に、ベール支持部材12A(12B)が釣糸放出位置(図4参照)から釣糸巻き取り位置(図3参照)へと移動されると、シャフト41の一端部41bが中心軸O1を中心に左回り方向(反時計回り方向)に移動する(図4の矢印B4を参照)とともに、ガイド50が中心軸O2を中心に右回り方向(時計回り方向)に揺動する(図4の矢印B3を参照)。
ここで、ベール支持部材12A(12B)を釣糸巻き取り位置と釣糸放出位置とに振り分け保持するための前述した振り分けバネ42(図1参照)は、ベール支持部材12A(12B)をその回動方向で常時付勢しており、そのため、図3に示されるようにシャフト41の一端部41bが振り分け線L1よりも右側に位置している場合、振り分けバネ42は、ベール支持部材12Aの連結部15を中心軸O1の左回り方向(反時計回り方向)に回動するように付勢し、ベール支持部材12A(12B)を釣糸巻き取り位置に保持する。一方、図4に示されるように、シャフト41の一端部41bが振り分け線L1よりも左側に位置する場合、振り分けバネ42は、ベール支持部材12Aの連結部15を中心軸O1の右回り方向(時計回り方向)に回動するように付勢し、ベール支持部材12A(12B)を釣糸放出位置に保持する。
また、図3及び図4に示されるように、反転機構40を構成する復帰用当接部材61には、ガイド50の当接片54の近傍まで延びるキック部63と、ローラ65を回転自在に支持する係止片64とが形成されている。
復帰用当接部材61は、ベール支持部材12A(12B)が釣糸巻き取り位置にある場合、係止片64が後方から視てアーム本体部31の後端面31aと重なるように位置し、キック部63がガイド50の当接片54の右側に位置している(図3参照)。このため、ベール支持部材12A(12B)が釣糸巻き取り位置から釣糸放出位置に移動した場合、つまり、ガイド50が中心軸O2を中心に左回り方向(反時計回り方向)に揺動した場合(図3の矢印A2参照)、キック部63が当接片54の外面54bにより右側へ押圧されて、復帰用当接部材61が中心軸O3を中心に右回り(時計回り)に回動するようになっている。その結果、係止片64がアーム本体部31の外壁33から突出する図示しない係止壁に当接し、更に係止片64に支持されるローラ65がリール本体2に近接して復帰用衝接部62(図1参照)の軌道に進入する。
復帰用衝接部62には、ローラ65を次第に外側に押し出すような斜面が形成されているため、ハンドル6の巻き取り操作によりロータ3が巻き取り方向に回転すると、ローラ65が復帰用衝接部62の前記斜面に乗り上げて復帰用当接部材61が中心軸O3を中心に左回り方向(反時計回り方向)に回動する。それにより、キック部63が当接片54の外面54bと接触して当接片54を押圧するため、ガイド50が中心軸O2を中心に左回り(時計回り)に揺動し(図4の矢印B3参照)、ベール支持部材12Aが中心軸O1を中心に左回り方向(反時計回り)に回動する(図4の矢印B4参照)。その結果、シャフト41の一端部41bが振り分け線L1を超えて右側へ移動するため、振り分けバネ42の付勢力により、ベール支持部材12Aが更に中心軸O1を中心に左回り方向(反時計回り)に回動して、ベール支持部材12A(12B)が釣糸巻き取り位置(図3参照)へと移動する。
また、本実施形態に係る魚釣用スピニングリール1は、ベール支持部材12A(12B)の回動によるベール18の姿勢切り換えに伴って音を発生させる発音機構70を更に備える。本実施形態において、この発音機構70は、釣糸巻き取り位置と釣糸放出位置との間でのベール支持部材12A(12B)の回動動作に連動する連動部材、すなわち、本実施形態ではシャフト41と、前述のカバー部材32との対向部間に設けられる。具体的には、本実施形態の発音機構70は、カバー部材32に設けられて弾性的に付勢される例えばピン状の発音体72(図2参照)が連動部材としてのシャフト41の係合部である外表面に対して弾発的に係脱されることによって音を発生させるようになっている。
より具体的には、発音体72は、カバー部材32の内面から突出する円筒状の収容部32aの収容孔32b内にその軸方向に沿って摺動可能に収容されており、収容孔32bの内面に摺接する本体部72aと、本体部72aの一方の面からアーム本体部31の内側へ向けて突出する係合突部72bと、本体部72aの他方の面から収容孔32bの軸方向に沿って延びる軸部72cとから構成される。この場合、発音体72(したがって収容部32a)は、振り分けバネ42によって規定される前述の振り分け線L1上又は振り分け線L1付近でシャフト41(シャフト41の前述した円弧状の移動経路)と対向するとともに、その軸部72cの周囲に巻装されつつ本体部72aに一端が支持され且つ他端がカバー部材32の内面上の支持突部32cに支持される付勢バネ(コイルバネ)90によってシャフト41へ向けて突出する方向に常時付勢されている。そして、発音体72は、そのような付勢バネ90に伴う付勢力により、本体部72aがシャフト41の外表面に常時当接されて、収容部32aからの抜けが防止されている。
このような構成の発音機構70によれば、ベール支持部材12A(12B)の回動によるベール18の姿勢切り換えに伴ってシャフト41が移動する度に、シャフト41が発音体72の係合突部72bと係合して本体部72aを付勢バネ90の付勢力に抗して収容孔32b内へ押し込み、係合突部72bがシャフト41を乗り越えて本体部72aが付勢バネ90の付勢力によって再びシャフト側41へ向けて押し戻される際に本体部72aがシャフト41の外表面に衝突して音を発生させる。この場合、振り分けバネ42のデッドポイントを超えてベール18の位置が切り換わる際に音が発生されるように発音体72の位置を設定することが好ましい。また、シャフト41及び発音体72を金属で形成すれば響効果が増すため、発音性が更に良好となることは言うまでもない。
以上説明したように、本実施形態の魚釣用スピニングリール1によれば、ベール18の姿勢切り換えに伴って音を発生させる発音機構70が設けられているため、ベール18の姿勢切り換えを音によってリール使用者(釣人)に報知でき、したがって、リール使用者は、ベール18を目視しなくてもベール18の姿勢切り換えを確実に把握できる。また、本実施形態によれば、そのような発音機構70がロータアーム部3Aの外表面を形成するカバー部材32とベール支持部材12A(12B)の回動動作に連動するシャフト41(連動部材)との対向部間に設けられるため、必然的に、発音機構70がリールの内側空間内よりもリール外表面に近い部位に位置されるとともに、比較的薄肉で広い面を有する外装体を形成するカバー部材32を通じて音をリール外部へと発することになるため、音がリール外部に響き易く、良好な発音状態を確保できる。また、カバー部材の裏側には本実施形態のように反転機構の収容、糸絡み防止や意匠性を考慮して外形形状が設定されて予めデッドスペースが設けられていることが多く、そのため、本実施形態によれば、そのようなデットスペースを有効活用して発音機構を設置することも可能になり、リールの大型化を招かないで済む(特に、ロータアーム部3Aの小型化及び軽量化を図ることもできる)。
また、本実施形態において、発音機構70は、弾性的に付勢される発音体72がシャフト41の係合部である外表面に対して弾発的に係脱されることによって音を発生させるようになっているため、弾発効果によって発音強度がより増大し、発音状態を更に良好にできる。この場合、発音体が比較的薄肉で広い面を有するカバー部材32に設けられているため、振動し易いカバー部材32の作用も相俟って音響効果が更に促進され、より優れた発音性を得ることができる。
なお、本実施形態においては、シャフト41と発音体72の本体部72aとの常時当接状態によりカバー部材32側からの発音体72の抜け防止を図るのではなく、カバー部材32からの発音体72の抜けを防止する抜け止め防止部を別個に設けることによりカバー部材32と発音体72とを一体化したユニットを構成すれば、アーム部3Aに対するカバー部材32の取着に伴って同時に発音体72がアーム部3Aに組み込まれることになるため、発音機構70の組み込みが容易となり、ひいてはリール製造コストを低減することも可能になる。
図5は、発音機構の第1の変形例を示している。図示のように、この変形例に係る発音機構70Aは、反転機構40を構成するガイド50とカバー部材32との対向部間に設けられている。具体的には、前述の実施形態と同様の構成を成す発音体72がガイド50の上面に形成された円筒状の収容孔50a内に軸方向に沿って摺動可能に収容されている。この場合、収容孔50aは、カバー部材の内面と対向するように開口しており、付勢バネ90によって発音体72がカバー部材32の内面へ向けて突出するように常時付勢される。ここで、カバー部材32の内面には、ベール18の前述した2つの姿勢への切り換えタイミングと合致する所定位置にそれぞれ、発音体72の係合突部72bと係脱可能に係合する係合溝(係合部)32da,32dbが設けられている。また、発音体72は、付勢バネ90に伴う付勢力によって係合突部72bが係合溝32da,32dbを含むカバー部材32の内面に常時当接されることにより、収容孔50aからの抜けが防止されている。
したがって、このような構成の発音機構70Aによれば、ベール支持部材12A(12B)の回動によるベール18の姿勢切り換えに伴ってガイド50が揺動する度に、発音体72の係合突部72bがカバー部材32の係合溝32da,32db間で係脱して音を発生させる。したがって、前述した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。なお、この変形例では、発音体72がガイド50に設けられているが、前述した実施形態のように発音体72がカバー部材32側に設けられていてもよい。その場合には、係合溝32da,32dbがガイド50側に設けられる。
図6の(a)は、発音機構の第2の変形例を示している。図示のように、この変形例に係る発音機構70Bは、ベール支持部材12Aの基部13の外周縁13aとこれに面するカバー部材32の部位(延在部3e付近)との対向部間に設けられている。具体的には、前述の実施形態と同様の構成を成す発音体72がカバー部材32に形成された円筒状の収容孔32f内に軸方向に沿って摺動可能に収容されている。この場合、収容孔32fは、ベール支持部材12Aの基部13の外周縁13aと対向するように開口しており、付勢バネ90によって発音体72がベール支持部材12Aの基部13の外周縁13aへ向けて突出するように常時付勢される。ここで、ベール支持部材12Aの基部13の外周縁13aには、ベール18の前述した2つの姿勢のうちの少なくとも一方への切り換えタイミングと合致する所定位置に、本変形例ではベール18の釣糸放出姿勢への切り換えタイミングと合致する所定位置に、発音体72の係合突部72bと係脱可能に係合する係合溝(係合部)12Aaが設けられている(勿論、ベール18の前述した2つの姿勢への切り換えタイミングと合致する所定位置にそれぞれ係合溝が設けられてもよい)。また、発音体72は、付勢バネ90に伴う付勢力によって係合突部72bが係合溝12Aaを含むベール支持部材12Aの基部13の外周縁13aに常時当接されることにより、収容孔32fからの抜けが防止されている。
したがって、このような構成の発音機構70Bによれば、ベール18の姿勢切り換えに伴ってベール支持部材12A自体(連動部材)が回動する度に、発音体72の係合突部72bがベール支持部材12Aの基部13の係合溝12Aaに対して係脱して音を発生させる。したがって、前述した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。なお、この変形例では、発音体72がカバー部材32に設けられているが、発音体72がベール支持部材12Aの基部13の外周縁13aに設けられていてもよい。その場合には、発音体72の係合突部72bと係合する係合溝がカバー部材32側に設けられる。
図6の(b)は、発音機構の第3の変形例を示している。図示のように、この変形例に係る発音機構70B’は、第2の変形例と同様にベール支持部材12Aの基部13の外周縁13aとこれに面するカバー部材32の部位(延在部3e付近)との対向部間に設けられており、発音体の形態が第2の変形例と異なっているにすぎない。すなわち、この変形例に係る発音体78は、一対の脚部78bと係合突部を伴う弾性拡縮体78aとから成る弾性部材(板バネ)によって形成されており、カバー部材32の内側へ向かって先細るテーパ状の内壁を有する収容孔32g内に一対の脚部78がその拡径しようとする弾発力に抗して収容されることにより弾性拡縮体78aが弾性的に拡縮し得る(したがって、ベール支持部材12Aの基部13の外周縁13aへ向けて弾性拡縮体78aの係合突部を常時付勢し得る)ようにしている。そのため、このような発音体78によっても第2の変形例の発音体72と同様な発音作用をもたらすことができる。
図7は、発音機構の第4の変形例を示している。図示のように、この変形例に係る発音機構70Cは、前述した実施形態と同様にシャフト41とカバー部材32との対向部間に設けられる。すなわち、本実施形態の発音機構70Cも、カバー部材32に設けられて弾性的に付勢される発音体82が連動部材としてのシャフト41の係合部である外表面に対して弾発的に係脱されることによって音を発生させるようになっている。
具体的には、発音体82は、カバー部材32の内面から突出する円筒状の収容部32aの収容孔32b内にその軸方向に沿って摺動可能に収容されており、収容孔32bの内面に摺接する本体部82bと、本体部72aの一方の面からアーム本体部31の内側へ向けて突出する係合突部82aとから構成される。この場合も、発音体82(したがって収容部32a)は、振り分けバネ42によって規定される前述の振り分け線L1上又は振り分け線L1付近でシャフト41(シャフト41の前述した円弧状の移動経路)と対向するとともに、本体部82bの支持孔82baに一端が支持され且つ他端がカバー部材32の内面上の支持突部32cに支持される付勢バネ(コイルバネ)90によってシャフト41へ向けて突出する方向に常時付勢されている。そして、発音体82は、そのような付勢バネ90に伴う付勢力により、本体部72aがシャフト41の外表面に常時当接されて、収容部32aからの抜けが防止されている。
また、特に本変形例に係る発音体82では、その係合突部82aが発音体82の中心軸Oに対して偏心して位置されている。ここで、発音体82が前述した実施形態の発音体72のように円形断面を成していると、発音体82がその摺動時に収容部32a内で回転する場合もあり、その場合には、偏心した係合突部82aのシャフト41との係合位置が変化してしまう(したがって、発音タイミングがずれる或いは発音しない)といった事態が生じる可能性がある。そのため、本変形例では、発音体82がその摺動時に収容部32a内で回転しないように、発音体82が非円形断面を成す異形状に形成されて収容部32a内に回り止め嵌合されている。
このような構成の発音機構70Cによれば、前述した実施形態の発音機構70と同様の作用効果を得ることができるとともに、デットポイント(振り分け線L1)を超えた発音タイミングの設定を行ないつつ発音体82自体の小径化(小型化)も実現できる。これは、発音体の中心軸上に係合突部を形成すると、その設置スペースによっては発音体を大径化せざるを得なくなる(したがって、アーム部の大型化を招く)場合があるが、係合突部を発音体の中心軸に対して偏心させると、設置スペースの制約に伴って係合突部の位置を任意に設定できるため、設計の自由度が増し、発音体の小型化を可能にし得るからである。したがって、シャフト41とカバー部材32との対向部間だけではなく、前述した第1乃至第3の変形例のようにカバー部材32とガイド50又はベール支持部材12Aの基部13との対向部間に発音体を設置しても、限られたスペース内に発音体をその機能に支障なく配設できる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。例えば、前述した実施形態及び変形例では、発音体が係合突部を有する付勢されたピン状のもの又は板バネによって形成されているが、発音体の形態は任意に設定できる。また、前述した実施形態及び変形例では、連動部材としてシャフト、ガイド、及び、ベール支持部材が挙げられているが、ベールの姿勢切り換えに伴って連動する他の連動部材とカバー部材との間に発音体が設けられていても構わない。
1 魚釣用スピニングリール
2 リール本体
3 ロータ
3A,3B アーム部
4 スプール
6 ハンドル
12A,12B ベール支持部材(連動部材)
12Aa 係合溝(係合部)
18 ベール
32da,32db 係合溝(係合部)
40 反転機構
41 シャフト(連動部材)
50 ガイド(連動部材)
70,70A,70B,70B’,70C 発音機構
72,82 発音体

Claims (5)

  1. ハンドル操作に連動して回転するようにリール本体に設けられるロータと、釣糸が巻回されるとともに、ハンドル操作に連動して往復動するようにリール本体に設けられるスプールと、前記スプールへと延びる釣糸を拾い上げるためのベールを支持して前記ロータのアーム部に取り付けられるとともに、釣糸巻き取り位置と釣糸放出位置との間で回動することにより前記ベールの姿勢を切り換えるベール支持部材とを備える魚釣用スピニングリールにおいて、
    前記釣糸巻き取り位置と前記釣糸放出位置との間での前記ベール支持部材の回動動作に連動する連動部材と、前記ロータの前記アーム部に取着されてこのアーム部の外表面を形成するカバー部材と、前記ベール支持部材の回動による前記ベールの姿勢切り換えに伴って音を発生させる発音機構とを有し、前記発音機構が前記カバー部材と前記連動部材との対向部間に設けられることを特徴とする魚釣用スピニングリール。
  2. 前記発音機構は、前記連動部材及び前記カバー部材の一方に設けられて弾性的に付勢される発音体が前記連動部材及び前記カバー部材の他方に設けられる係合部に対して弾発的に係脱されることによって音を発生させることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。
  3. 前記連動部材は、前記ベール支持部材を前記釣糸放出位置から前記釣糸巻き取り位置へと復帰させる反転機構を構成して前記ベール支持部材に連結されるシャフトであることを特徴とする請求項1又は2に記載の魚釣用スピニングリール。
  4. 前記連動部材は、前記ベール支持部材を前記釣糸放出位置から前記釣糸巻き取り位置へと復帰させる反転機構を構成して前記アーム部に揺動自在に取り付けられるとともに前記ベール支持部材に連結されるシャフトを軸方向に摺動自在に支持するガイドであることを特徴とする請求項1又は2に記載の魚釣用スピニングリール。
  5. 前記連動部材が前記ベール支持部材自体であることを特徴とする請求項1又は2に記載の魚釣用スピニングリール。
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