JP2007288332A - テレビジョン受像機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一のチャンネルが選局されると、一の受信方式における周波数データのうち、当該一のチャンネルに対応する周波数データを設定して、当該周波数データに応じた周波数帯域内で、チューナ12による当該一のチャンネルに対応するTV放送信号の受信が成功したか否かを判断する判断プログラム1831を実行したCPU181と、TV放送信号の受信が成功しなかったと判断された場合に、当該周波数データに応じた周波数帯域内でのTV放送信号の受信感度の傾向から、TV放送信号の受信が成功する受信方式を予測する予測プログラム1832を実行したCPU181と、を備え、判断プログラム1831を実行したCPU181は、当該予測された受信方式で、再度、判断を行うよう構成した。
【選択図】図1
Description
このようなテレビジョン受像機においては、例えば、ユーザにより選局されたチャンネルに対応するTV放送信号をすばやく受信するために、例えば、チャンネルをチャンネル順(物理チャンネル順)にオートスキャンすることによって、TV放送信号に対応する周波数データ(例えば、中心周波数)を初期設定するようになっている。
しかしながら、誤った周波数データが初期設定される場合があり、通常動作時に、初期設定された周波数データを設定しても、TV放送信号が受信できないことがある。
また、フルオートで受信方式を判別してオートスキャンするテレビジョン受像機があるが、このようなテレビジョン受像機では、やみくもに受信方式を設定してオートスキャンするため、周波数データの初期設定に時間がかかるという問題は、依然として解決できない。
また、ユーザにより指定された受信方式のみを設定してオートスキャンするテレビジョン受像機があるが、このようなテレビジョン受像機では、ユーザが指定する受信方式を間違えれば、周波数データを初期設定することができない。
テレビジョン放送信号を受信する受信手段と、
前記テレビジョン放送信号の受信方式毎のチャンネルの周波数データを記憶する周波数データ記憶手段と、
チャンネル毎に、前記受信手段により受信されるテレビジョン放送信号の周波数データの設定を行うオートスキャン手段と、を備え、
前記オートスキャン手段は、
一の受信方式を指定する指定手段と、
一のチャンネルが選局されると、前記周波数データ記憶手段に記憶された前記指定手段により指定された一の受信方式における周波数データのうち、当該一のチャンネルに対応する周波数データを設定して、当該周波数データに応じた周波数帯域内で、前記受信手段による当該一のチャンネルに対応するテレビジョン放送信号の受信が成功したか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段によりテレビジョン放送信号の受信が成功したと判断された場合に、当該周波数データを、当該一のチャンネルに対応する周波数データとして記憶する記憶手段と、
前記判断手段によりテレビジョン放送信号の受信が成功しなかったと判断された場合に、当該周波数データに応じた周波数帯域内でのテレビジョン放送信号の受信感度の傾向から、テレビジョン放送信号の受信が成功する受信方式を予測する予測手段と、
当該オートスキャン手段による一の受信方式でのオートスキャンが第1所定数のチャンネルに対して実行された段階で、前記記憶手段に第2所定数以上のチャンネルに対応する周波数データが記憶されているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記記憶手段に第2所定数以上のチャンネルに対応する周波数データが記憶されていないと判定された場合に、前記予測手段により予測された受信方式における周波数データが、前記判断手段により設定される旨を出力装置に通知させる通知制御手段と、
前記通知制御手段により制御された出力装置による通知に応答して、前記判断手段による前記予測手段により予測された受信方式における周波数データの設定を了承するか否かを指定する了承指定手段と、
当該オートスキャン手段による全ての受信方式でのオートスキャンが前記第1所定数のチャンネルに対して実行された段階で、前記記憶手段に前記第2所定数以上のチャンネルに対応する周波数データが記憶されていない場合には、その旨を前記出力装置に報知させる報知制御手段と、
を備え、
前記判断手段は、前記判定手段により前記記憶手段に第2所定数以上のチャンネルに対応する周波数データが記憶されていないと判定され、その後、前記了承指定手段により了承すると指定された場合に、前記周波数データ記憶手段に記憶された前記予測手段により予測された受信方式における周波数データのうち、当該一のチャンネルに対応する周波数データを設定して、再度、テレビジョン放送信号の受信が成功したか否かを判断することを特徴とする。
テレビジョン放送信号を受信する受信手段と、
前記テレビジョン放送信号の受信方式毎のチャンネルの周波数データを記憶する周波数データ記憶手段と、
チャンネル毎に、前記受信手段により受信されるテレビジョン放送信号の周波数データの設定を行うオートスキャン手段と、を備え、
前記オートスキャン手段は、
一のチャンネルが選局されると、前記周波数データ記憶手段に記憶された一の受信方式における周波数データのうち、当該一のチャンネルに対応する周波数データを設定して、当該周波数データに応じた周波数帯域内で、前記受信手段による当該一のチャンネルに対応するテレビジョン放送信号の受信が成功したか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段によりテレビジョン放送信号の受信が成功したと判断された場合に、当該周波数データを、当該一のチャンネルに対応する周波数データとして記憶する記憶手段と、
前記判断手段によりテレビジョン放送信号の受信が成功しなかったと判断された場合に、当該周波数データに応じた周波数帯域内でのテレビジョン放送信号の受信感度の傾向から、テレビジョン放送信号の受信が成功する受信方式を予測する予測手段と、を備え、
前記判断手段は、前記周波数データ記憶手段に記憶された前記予測手段により予測された受信方式における周波数データのうち、当該一のチャンネルに対応する周波数データを設定して、再度、テレビジョン放送信号の受信が成功したか否かを判断することを特徴とする。
請求項2に記載のテレビジョン受像機において、
前記オートスキャン手段は、
当該オートスキャン手段による一の受信方式でのオートスキャンが第1所定数のチャンネルに対して実行された段階で、前記記憶手段に第2所定数以上のチャンネルに対応する周波数データが記憶されているか否かを判定する判定手段を備え、
前記判断手段は、前記判定手段により前記記憶手段に第2所定数以上のチャンネルに対応する周波数データが記憶されていないと判定された場合に、前記周波数データ記憶手段に記憶された前記予測手段により予測された受信方式における周波数データのうち、当該一のチャンネルに対応する周波数データを設定して、再度、テレビジョン放送信号の受信が成功したか否かを判断することを特徴とする。
請求項2又は3に記載のテレビジョン受像機において、
前記オートスキャン手段は、
前記一の受信方式を指定する指定手段を備え、
前記判断手段は、前記指定手段により指定された一の受信方式における周波数データを、最初に設定することを特徴とする。
請求項3又は4に記載のテレビジョン受像機において、
前記オートスキャン手段は、
前記判定手段により前記記憶手段に第2所定数以上のチャンネルに対応する周波数データが記憶されていないと判定された場合に、前記予測手段により予測された受信方式における周波数データが、前記判断手段により設定される旨を出力装置に通知させる通知制御手段と、
前記通知制御手段により制御された出力装置による通知に応答して、前記判断手段による前記予測手段により予測された受信方式における周波数データの設定を了承するか否かを指定する了承指定手段と、を備え、
前記判断手段は、前記了承指定手段により了承すると指定された場合に、前記周波数データ記憶手段に記憶された前記予測手段により予測された受信方式における周波数データのうち、当該一のチャンネルに対応する周波数データを設定して、再度、テレビジョン放送信号の受信が成功したか否かを判断することを特徴とする。
請求項3〜5の何れか一項に記載のテレビジョン受像機において、
前記オートスキャン手段は、
当該オートスキャン手段による全ての受信方式でのオートスキャンが前記第1所定数のチャンネルに対して実行された段階で、前記記憶手段に前記第2所定数以上のチャンネルに対応する周波数データが記憶されていない場合には、その旨を出力装置に報知させる報知制御手段を備えることを特徴とする。
そして、オートスキャン手段は、指定手段によって、一の受信方式を指定することができ、判断手段によって、一のチャンネルが選局されると、前記周波数データ記憶手段に記憶された前記指定手段により指定された一の受信方式における周波数データのうち、当該一のチャンネルに対応する周波数データを設定して、当該周波数データに応じた周波数帯域内で、前記受信手段による当該一のチャンネルに対応するテレビジョン放送信号の受信が成功したか否かを判断することができ、記憶手段によって、前記判断手段によりテレビジョン放送信号の受信が成功したと判断された場合に、当該周波数データを、当該一のチャンネルに対応する周波数データとして記憶することができ、予測手段によって、前記判断手段によりテレビジョン放送信号の受信が成功しなかったと判断された場合に、当該周波数データに応じた周波数帯域内でのテレビジョン放送信号の受信感度の傾向から、テレビジョン放送信号の受信が成功する受信方式を予測することができ、判定手段によって、当該オートスキャン手段による一の受信方式でのオートスキャンが第1所定数のチャンネルに対して実行された段階で、前記記憶手段に第2所定数以上のチャンネルに対応する周波数データが記憶されているか否かを判定することができ、通知制御手段によって、前記判定手段により前記記憶手段に第2所定数以上のチャンネルに対応する周波数データが記憶されていないと判定された場合に、前記予測手段により予測された受信方式における周波数データが、前記判断手段により設定される旨を出力装置に通知させることができ、了承指定手段によって、前記通知制御手段により制御された出力装置による通知に応答して、前記判断手段による前記予測手段により予測された受信方式における周波数データの設定を了承するか否かを指定することができ、報知制御手段によって、当該オートスキャン手段による全ての受信方式でのオートスキャンが前記第1所定数のチャンネルに対して実行された段階で、前記記憶手段に前記第2所定数以上のチャンネルに対応する周波数データが記憶されていない場合には、その旨を前記出力装置に報知させることができる。
そして、前記判断手段は、前記判定手段により前記記憶手段に第2所定数以上のチャンネルに対応する周波数データが記憶されていないと判定され、その後、前記了承指定手段により了承すると指定された場合に、前記周波数データ記憶手段に記憶された前記予測手段により予測された受信方式における周波数データのうち、当該一のチャンネルに対応する周波数データを設定して、再度、テレビジョン放送信号の受信が成功したか否かを判断することができる。
そして、オートスキャン手段は、判断手段によって、一のチャンネルが選局されると、前記周波数データ記憶手段に記憶された一の受信方式における周波数データのうち、当該一のチャンネルに対応する周波数データを設定して、当該周波数データに応じた周波数帯域内で、前記受信手段による当該一のチャンネルに対応するテレビジョン放送信号の受信が成功したか否かを判断することができ、記憶手段によって、前記判断手段によりテレビジョン放送信号の受信が成功したと判断された場合に、当該周波数データを、当該一のチャンネルに対応する周波数データとして記憶することができ、予測手段によって、前記判断手段によりテレビジョン放送信号の受信が成功しなかったと判断された場合に、当該周波数データに応じた周波数帯域内でのテレビジョン放送信号の受信感度の傾向から、テレビジョン放送信号の受信が成功する受信方式を予測することができる。
そして、前記判断手段は、前記周波数データ記憶手段に記憶された前記予測手段により予測された受信方式における周波数データのうち、当該一のチャンネルに対応する周波数データを設定して、再度、テレビジョン放送信号の受信が成功したか否かを判断することができる。
そして、前記判断手段は、前記判定手段により前記記憶手段に第2所定数以上のチャンネルに対応する周波数データが記憶されていないと判定された場合に、前記周波数データ記憶手段に記憶された前記予測手段により予測された受信方式における周波数データのうち、当該一のチャンネルに対応する周波数データを設定して、再度、テレビジョン放送信号の受信が成功したか否かを判断することができる。
そして、前記判断手段は、前記了承指定手段により了承すると指定された場合に、前記周波数データ記憶手段に記憶された前記予測手段により予測された受信方式における周波数データのうち、当該一のチャンネルに対応する周波数データを設定して、再度、テレビジョン放送信号の受信が成功したか否かを判断することができる。
まず、テレビジョン受像機1の構成について、図1を参照して説明する。
具体的には、テレビジョン受像機1は、例えば、アンテナ11や図示しないケーブルテレビジョン回線(以下、「CATV回線」という)と接続するチューナ12と、復調器13と、デコーダ14と、OSD回路15と、操作部16と、記憶部17と、制御部18と、などを備えて構成される。各部は、バス10によって接続されている。
また、テレビジョン受像機1は、例えば、デコーダ14を介して、音声出力部31や映像表示部32を有する出力装置3と接続している。
具体的には、チューナ12は、例えば、アンテナ11やCATV回線(図示省略)と接続しており、例えば、制御部18から入力される制御信号に従って、アンテナ11により受信されたTV放送信号やCATV回線(図示省略)から送信されたTV放送信号(CATV放送信号)の中から、選局された一のチャンネルに対応する周波数帯域内に存在するTV放送信号を受信する。そして、当該TV放送信号を中間周波信号に変調して、当該中間周波信号を復調器13に出力する。
また、CATV回線(図示省略)は、例えば、受信方式「CATV放送−HRC」のTV放送信号と、受信方式「CATV放送−STD」のTV放送信号と、受信方式「CATV放送−IRC」のTV放送信号と、を送信する。
具体的には、操作部16は、例えば、指定手段として、ユーザが一の受信方式を指定する際に操作される。
また、操作部16は、例えば、了承指定手段として、ユーザが通知制御プログラム1834を実行したCPU181(後述)により制御された出力装置3による通知に応答して、判断プログラム1831を実行したCPU181(後述)による予測プログラム1832を実行したCPU181(後述)により予測された受信方式における周波数データ(中心周波数C)の設定を了承するか否かを指定する際に操作される。
具体的には、記憶部17には、例えば、図1に示すように、全周波数データテーブル171と、チャンネルマップ172と、などが記憶されている。
具体的には、全周波数データテーブル171は、例えば、「受信方式「地上波放送」における周波数データテーブル」記憶領域と、「受信方式「CATV放送−HRC」における周波数データテーブル」記憶領域と、「受信方式「CATV放送−STD」における周波数データテーブル」記憶領域と、「受信方式「CATV放送−IRC」における周波数データテーブル」記憶領域と、などを有している。
また、「受信方式「CATV放送−HRC」における周波数データテーブル」記憶領域は、例えば、物理チャンネル毎に、受信方式「CATV放送−HRC」のTV放送信号の周波数データ(中心周波数C)を記憶している。
また、「受信方式「CATV放送−STD」における周波数データテーブル」記憶領域は、例えば、物理チャンネル毎に、受信方式「CATV放送−STD」のTV放送信号の周波数データ(中心周波数C)を記憶している。
また、「受信方式「CATV放送−IRC」における周波数データテーブル」記憶領域は、例えば、物理チャンネル毎に、受信方式「CATV放送−IRC」のTV放送信号の周波数データ(中心周波数C)を記憶している。
具体的には、チャンネルマップ172は、例えば、「物理チャンネル」記憶領域と、「周波数データ」記憶領域と、などを有している。
また、「周波数データ」記憶領域は、TV放送信号の受信が成功した際に設定していた周波数データ(中心周波数C)を記憶している。
具体的には、ROM183は、例えば、判断プログラム1831と、予測プログラム1832と、判定プログラム1833と、通知制御プログラム1834と、報知制御プログラム1835と、などを記憶している。
例えば、TV放送信号のうちの、電圧値が最大電圧値の半分になる部分(以下、「TV放送信号の部分A」という)が、周波数帯域B内で、チューナ12により受信できれば、TV放送信号の受信が成功したことになる。
CPU181は、かかる判断プログラム1831を実行することによって、判断手段として機能する。
なお、TV放送信号の部分Aに相当する周波数値は、例えば、図3に示すように、受信方式「CATV放送−HRC」のTV放送信号の部分A1<受信方式「CATV放送−STD」のTV放送信号の部分A2<受信方式「CATV放送−IRC」のTV放送信号の部分A3の順に大きい。したがって、周波数データ(中心周波数C)の値も、受信方式「CATV放送−HRC」<受信方式「CATV放送−STD」<受信方式「CATV放送−IRC」の順に大きい。
そして、例えば、図4の実線で示す波形を描くTV放送信号が受信された場合には、周波数帯域B(B1)内に、TV放送信号の部分A1が存在するので、判断プログラム1831を実行したCPU181によりTV放送信号の受信が成功したと判断される。
また、例えば、図4の破線で示す波形を描くTV放送信号が受信された場合には、周波数帯域B(B1)内でのTV放送信号(D2a)の電圧値が、TV放送信号の部分A1の電圧値(最大電圧値の半分の値)よりも大きい値を示すので、CPU181は、TV放送信号の受信が成功する受信方式を、受信方式「CATV放送−STD」と予測する。
また、例えば、図4の二点鎖線で示す波形を描くTV放送信号が受信された場合には、周波数帯域B(B1)内に、TV放送信号が存在しないので、CPU181は、TV放送信号の受信が成功する受信方式を、受信方式「CATV放送−IRC」と予測する。
そして、例えば、図5の実線で示す波形を描くTV放送信号が受信された場合には、周波数帯域B(B2)内でのTV放送信号(D1b)の電圧値が、TV放送信号の部分A2の電圧値(最大電圧値の半分の値)よりも小さい値を示すので、CPU181は、TV放送信号の受信が成功する受信方式を、受信方式「CATV放送−HRC」と予測する。
また、例えば、図5の破線で示す波形を描くTV放送信号が受信された場合には、周波数帯域B(B2)内に、TV放送信号の部分A2が存在するので、判断プログラム1831を実行したCPU181によりTV放送信号の受信が成功したと判断される。
また、例えば、図5の二点鎖線で示す波形を描くTV放送信号が受信された場合には、周波数帯域B(B2)内でのTV放送信号(D3b)の電圧値が、TV放送信号の部分A2の電圧値(最大電圧値の半分の値)よりも大きい値を示すので、CPU181は、TV放送信号の受信が成功する受信方式を、受信方式「CATV放送−IRC」と予測する。
そして、例えば、図6の実線で示す波形を描くTV放送信号が受信された場合には、周波数帯域B(B3)内に、TV放送信号が存在しないので、CPU181は、TV放送信号の受信が成功する受信方式を、受信方式「CATV放送−HRC」と予測する。
また、例えば、図6の破線で示す波形を描くTV放送信号が受信された場合には、周波数帯域B(B3)内でのTV放送信号(D2c)の電圧値が、TV放送信号の部分A3の電圧値(最大電圧値の半分の値)よりも小さい値を示すので、CPU181は、TV放送信号の受信が成功する受信方式を、受信方式「CATV放送−STD」と予測する。
また、例えば、図6の二点鎖線で示す波形を描くTV放送信号が受信された場合には、周波数帯域B(B3)内に、TV放送信号の部分A3が存在するので、判断プログラム1831を実行したCPU181によりTV放送信号の受信が成功したと判断される。
CPU181は、かかる予測プログラム1832を実行することによって、予測手段として機能する。
また、第2所定数は、例えば、一の受信方式でのオートスキャンが第1所定数のチャンネルに対して実行された段階で、正しく受信方式を設定した際にTV放送信号の受信に成功すると予定されるチャンネル数であり、任意に設定可能である。
CPU181は、かかる判定プログラム1833を実行することによって、判定手段として機能する。
CPU181は、かかる通知制御プログラム1834を実行することによって、通知制御手段として機能する。
CPU181は、かかる報知制御プログラム1835を実行することによって、報知制御手段として機能する。
次に、テレビジョン受像機1による処理について説明する。
まず、テレビジョン受像機1による周波数データ(中心周波数C)の初期設定又は予測に関する処理について、図7のフローチャートを参照して説明する。
まず、テレビジョン受像機1による周波数データ(中心周波数C)の初期設定に関する処理について、図8のフローチャートを参照して説明する。
次に、テレビジョン受像機1によるオートスキャンに関する処理について、図9〜12のフローチャートを参照して説明する。
具体的には、ループAの処理では、CPU181は、周波数データ初期設定/予測処理(図7)を実行する。
具体的には、ループBの処理では、CPU181は、周波数データ初期設定処理(図8)を実行する。
具体的には、ループCの処理では、CPU181は、周波数データ初期設定処理(図8)を実行する。
具体的には、ループDの処理では、CPU181は、周波数データ初期設定処理(図8)を実行する。
最初のオートスキャンを行う際、ユーザによる操作部16の操作により指定された一の受信方式を設定するようにしたが、例えば、自動で選択した一の受信方式を設定するようにしてもよい。
12 チューナ(受信手段)
16 操作部(オートスキャン手段、指定手段、了承指定手段)
171 全周波数データテーブル(周波数データ記憶手段)
172 チャンネルマップ(オートスキャン手段、記憶手段)
181 CPU(オートスキャン手段、判断手段、予測手段、判定手段、通知制御手段、報知制御手段)
1831 判断プログラム(オートスキャン手段、判断手段)
1832 予測プログラム(オートスキャン手段、予測手段)
1833 判定プログラム(オートスキャン手段、判定手段)
1834 通知制御プログラム(オートスキャン手段、通知制御手段)
1835 報知制御プログラム(オートスキャン手段、報知制御手段)
B 周波数帯域
C 中心周波数(周波数データ)
Claims (6)
- テレビジョン放送信号を受信する受信手段と、
前記テレビジョン放送信号の受信方式毎のチャンネルの周波数データを記憶する周波数データ記憶手段と、
チャンネル毎に、前記受信手段により受信されるテレビジョン放送信号の周波数データの設定を行うオートスキャン手段と、を備え、
前記オートスキャン手段は、
一の受信方式を指定する指定手段と、
一のチャンネルが選局されると、前記周波数データ記憶手段に記憶された前記指定手段により指定された一の受信方式における周波数データのうち、当該一のチャンネルに対応する周波数データを設定して、当該周波数データに応じた周波数帯域内で、前記受信手段による当該一のチャンネルに対応するテレビジョン放送信号の受信が成功したか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段によりテレビジョン放送信号の受信が成功したと判断された場合に、当該周波数データを、当該一のチャンネルに対応する周波数データとして記憶する記憶手段と、
前記判断手段によりテレビジョン放送信号の受信が成功しなかったと判断された場合に、当該周波数データに応じた周波数帯域内でのテレビジョン放送信号の受信感度の傾向から、テレビジョン放送信号の受信が成功する受信方式を予測する予測手段と、
当該オートスキャン手段による一の受信方式でのオートスキャンが第1所定数のチャンネルに対して実行された段階で、前記記憶手段に第2所定数以上のチャンネルに対応する周波数データが記憶されているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記記憶手段に第2所定数以上のチャンネルに対応する周波数データが記憶されていないと判定された場合に、前記予測手段により予測された受信方式における周波数データが、前記判断手段により設定される旨を出力装置に通知させる通知制御手段と、
前記通知制御手段により制御された出力装置による通知に応答して、前記判断手段による前記予測手段により予測された受信方式における周波数データの設定を了承するか否かを指定する了承指定手段と、
当該オートスキャン手段による全ての受信方式でのオートスキャンが前記第1所定数のチャンネルに対して実行された段階で、前記記憶手段に前記第2所定数以上のチャンネルに対応する周波数データが記憶されていない場合には、その旨を前記出力装置に報知させる報知制御手段と、
を備え、
前記判断手段は、前記判定手段により前記記憶手段に第2所定数以上のチャンネルに対応する周波数データが記憶されていないと判定され、その後、前記了承指定手段により了承すると指定された場合に、前記周波数データ記憶手段に記憶された前記予測手段により予測された受信方式における周波数データのうち、当該一のチャンネルに対応する周波数データを設定して、再度、テレビジョン放送信号の受信が成功したか否かを判断することを特徴とするテレビジョン受像機。 - テレビジョン放送信号を受信する受信手段と、
前記テレビジョン放送信号の受信方式毎のチャンネルの周波数データを記憶する周波数データ記憶手段と、
チャンネル毎に、前記受信手段により受信されるテレビジョン放送信号の周波数データの設定を行うオートスキャン手段と、を備え、
前記オートスキャン手段は、
一のチャンネルが選局されると、前記周波数データ記憶手段に記憶された一の受信方式における周波数データのうち、当該一のチャンネルに対応する周波数データを設定して、当該周波数データに応じた周波数帯域内で、前記受信手段による当該一のチャンネルに対応するテレビジョン放送信号の受信が成功したか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段によりテレビジョン放送信号の受信が成功したと判断された場合に、当該周波数データを、当該一のチャンネルに対応する周波数データとして記憶する記憶手段と、
前記判断手段によりテレビジョン放送信号の受信が成功しなかったと判断された場合に、当該周波数データに応じた周波数帯域内でのテレビジョン放送信号の受信感度の傾向から、テレビジョン放送信号の受信が成功する受信方式を予測する予測手段と、を備え、
前記判断手段は、前記周波数データ記憶手段に記憶された前記予測手段により予測された受信方式における周波数データのうち、当該一のチャンネルに対応する周波数データを設定して、再度、テレビジョン放送信号の受信が成功したか否かを判断することを特徴とするテレビジョン受像機。 - 請求項2に記載のテレビジョン受像機において、
前記オートスキャン手段は、
当該オートスキャン手段による一の受信方式でのオートスキャンが第1所定数のチャンネルに対して実行された段階で、前記記憶手段に第2所定数以上のチャンネルに対応する周波数データが記憶されているか否かを判定する判定手段を備え、
前記判断手段は、前記判定手段により前記記憶手段に第2所定数以上のチャンネルに対応する周波数データが記憶されていないと判定された場合に、前記周波数データ記憶手段に記憶された前記予測手段により予測された受信方式における周波数データのうち、当該一のチャンネルに対応する周波数データを設定して、再度、テレビジョン放送信号の受信が成功したか否かを判断することを特徴とするテレビジョン受像機。 - 請求項2又は3に記載のテレビジョン受像機において、
前記オートスキャン手段は、
前記一の受信方式を指定する指定手段を備え、
前記判断手段は、前記指定手段により指定された一の受信方式における周波数データを、最初に設定することを特徴とするテレビジョン受像機。 - 請求項3又は4に記載のテレビジョン受像機において、
前記オートスキャン手段は、
前記判定手段により前記記憶手段に第2所定数以上のチャンネルに対応する周波数データが記憶されていないと判定された場合に、前記予測手段により予測された受信方式における周波数データが、前記判断手段により設定される旨を出力装置に通知させる通知制御手段と、
前記通知制御手段により制御された出力装置による通知に応答して、前記判断手段による前記予測手段により予測された受信方式における周波数データの設定を了承するか否かを指定する了承指定手段と、を備え、
前記判断手段は、前記了承指定手段により了承すると指定された場合に、前記周波数データ記憶手段に記憶された前記予測手段により予測された受信方式における周波数データのうち、当該一のチャンネルに対応する周波数データを設定して、再度、テレビジョン放送信号の受信が成功したか否かを判断することを特徴とするテレビジョン受像機。 - 請求項3〜5の何れか一項に記載のテレビジョン受像機において、
前記オートスキャン手段は、
当該オートスキャン手段による全ての受信方式でのオートスキャンが前記第1所定数のチャンネルに対して実行された段階で、前記記憶手段に前記第2所定数以上のチャンネルに対応する周波数データが記憶されていない場合には、その旨を出力装置に報知させる報知制御手段を備えることを特徴とするテレビジョン受像機。
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2006
- 2006-04-13 JP JP2006110930A patent/JP4904896B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
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