JP4720160B2 - 放送受信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、放送受信装置に関し、特に、可変指向性アンテナを利用した放送の受信が可能な放送受信装置に関する。
テレビ放送には、VHF(Very High Frequency)およびUHF(Ultra High Frequency)の周波数帯域が割当てられている。一般的に、テレビ放送の信号受信には八木アンテナが用いられる。八木アンテナは、反射器、放射器および導波器で構成されており、反射器の働きにより導波器側へ強い指向性を有し、利得も大きいといった長所がある。
良好な受信ができるように、八木アンテナは、その指向性が放送局の方向と一致するように設定される。そして、このようなアンテナを用いる受信装置では、チャンネルサーチという、当該受信装置が受信可能なチャンネルを検索する処理がなされる。
特許文献1には、当該チャンネルサーチをより効率良く行なうために、すでにプリセットで設定されているチャンネル以外のチャンネルについてのみ、サーチを行なう技術が開示されている。
なお、一般的に、アンテナは、家屋の屋根等に固定して設置されるので、一旦設置されてしまうとその指向性を変更することは容易ではない。そのため、複数の放送局が分散して存在している場合には、その指向性に応じた特定の方向にある放送局の放送信号しか受信できなかった。
そこで、指向性を複数種類に切換えて、分散して存在する各放送局からの電波を受信できる可変指向性アンテナが考案されている。可変指向性アンテナには、たとえば、スマートアンテナがある。このスマートアンテナは、複数のアンテナ素子で構成され、各アンテナ素子を適当な振幅および位相により励振することで指向性を切換えることができる。
したがって、上述のスマートアンテナを用いることで、放送局が分散して存在している場合でも各放送局からの電波が受信可能となる。
特開2004−120057号公報
なお、このような可変指向性アンテナを利用する受信装置では、少しでも電波状態の良い方向から電波を受信するために、従来の八木アンテナを利用する受信装置とは異なる態様で、チャンネルサーチが実行される必要があると考えられる。
具体的には、可変指向性アンテナを利用したチャンネルサーチは、八木アンテナのような単一指向性アンテナのチャンネルサーチの数倍の時間を要する。たとえば、単一指向性アンテナのチャンネルサーチには2分程度の時間を要していたものが、16方向切換可能な可変指向性アンテナのすべてのチャンネル(たとえば、チャンネルが2〜69まで設定されている場合)およびすべての受信方向について実行されるチャンネルサーチには、約30分程度の時間を要してしまう。このことから、可変指向性アンテナを利用する受信装置においては、チャンネルサーチを実行する態様について、ユーザにできるだけ煩わしさを感じさせないような、格別の考慮が必要となると考えられる。
しかしながら、従来、可変指向性アンテナを利用する受信装置における、チャンネルサーチに関する技術は、あまり提供されていなかった。
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、可変指向性アンテナを利用する放送受信装置において、効率良くチャンネルサーチが行なわれるようにすることである。
本発明の或る局面に従った放送受信装置は、放送波を受信する方向を変更可能なアンテナである可変指向性アンテナに接続された放送受信装置であって、前記可変指向性アンテナの受信する放送波において周波数を選択するチューナと、前記チューナに対して、選択させる周波数を制御する制御手段と、前記チューナによって選択された周波数の放送波が受信可能であるか否かを判断する判断手段と、複数のチャンネルに対応する放送波の周波数について、前記可変指向性アンテナが受信可能であるか否かの情報を記憶する記憶手段とを備え、前記記憶手段は、前記複数のチャンネルに対応する放送波の周波数について、前記可変指向性アンテナがどの方向で受信可能である旨の情報をさらに記憶し、前記制御手段は、第1の条件が成立した場合に、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチとして、前記記憶手段において受信可能ではないという情報を記憶されている周波数に関してのみ、前記可変指向性アンテナのすべての受信方向について、前記判断手段に放送波が受信可能であるか否かを判断させ、第2の条件が成立した場合に、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチとして、前記記憶手段において受信可能ではないという情報を記憶されている周波数に関しては、前記可変指向性アンテナのすべての受信方向について、前記判断手段に放送波が受信可能であるか否かを判断させ、前記記憶手段において受信可能であるという情報を記憶されている周波数に関しては、前記可変指向性アンテナが受信可能であると記憶されている受信方向から順に、前記判断手段に放送波が受信可能であるか否かを判断させ、第3の条件が成立した場合に、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチとして、前記記憶手段において受信可能ではないという情報を記憶されている周波数に関しては、前記可変指向性アンテナのすべての受信方向について、前記判断手段に放送波が受信可能であるか否かを判断させ、前記記憶手段において受信可能であるという情報を記憶されている周波数に関しては、前記可変指向性アンテナが受信可能であると記憶されている受信方向以外の受信方向から順に、前記判断手段に放送波が受信可能であるか否かを判断させることを特徴とする。
発明の他の局面に従った放送受信装置は、放送波を受信する方向を変更可能なアンテナである可変指向性アンテナに接続された放送受信装置であって、前記可変指向性アンテナの受信する放送波において周波数を選択するチューナと、前記チューナに対して、選択させる周波数を制御する制御手段と、前記チューナによって選択された周波数の放送波が受信可能であるか否かを判断する判断手段と、複数のチャンネルに対応する放送波の周波数について、前記可変指向性アンテナが受信可能であるか否かの情報を記憶する記憶手段とを備え、前記制御手段は、所定の条件が成立した場合に、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチとして、前記記憶手段において受信可能ではないという情報を記憶されている周波数に関してのみ、前記可変指向性アンテナのすべての受信方向について、前記判断手段に放送波が受信可能であるか否かを判断させ、前記記憶手段は、前記複数のチャンネルに対応する放送波の周波数について、前記可変指向性アンテナがどの方向で受信可能である旨の情報をさらに記憶し、前記制御手段は、特定の条件が成立した場合に、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチとして、前記記憶手段において受信可能ではないという情報を記憶されている周波数に関しては、前記可変指向性アンテナのすべての受信方向について、前記判断手段に放送波が受信可能であるか否かを判断させ、前記記憶手段において受信可能であるという情報を記憶されている周波数に関しては、前記可変指向性アンテナが受信可能であると記憶されている受信方向から順に、前記判断手段に放送波が受信可能であるか否かを判断させる
発明のさらに他の局面に従った放送受信装置は、放送波を受信する方向を変更可能なアンテナである可変指向性アンテナに接続された放送受信装置であって、前記可変指向性アンテナの受信する放送波において周波数を選択するチューナと、前記チューナに対して、選択させる周波数を制御する制御手段と、前記チューナによって選択された周波数の放送波が受信可能であるか否かを判断する判断手段と、複数のチャンネルに対応する放送波の周波数について、前記可変指向性アンテナが受信可能であるか否かの情報を記憶する記憶手段とを備え、前記制御手段は、所定の条件が成立した場合に、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチとして、前記記憶手段において受信可能ではないという情報を記憶されている周波数に関してのみ、前記可変指向性アンテナのすべての受信方向について、前記判断手段に放送波が受信可能であるか否かを判断させ、前記記憶手段は、前記複数のチャンネルに対応する放送波の周波数について、前記可変指向性アンテナがどの方向で受信可能である旨の情報をさらに記憶し、前記制御手段は、特定の条件が成立した場合に、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチとして、前記記憶手段において受信可能ではないという情報を記憶されている周波数に関しては、前記可変指向性アンテナのすべての受信方向について、前記判断手段に放送波が受信可能であるか否かを判断させ、前記記憶手段において受信可能であるという情報を記憶されている周波数に関しては、前記可変指向性アンテナが受信可能であると記憶されている受信方向以外の受信方向から順に、前記判断手段に放送波が受信可能であるか否かを判断させる
本発明によると、第1の条件が成立した場合、または、他の局面に従った場合には、チャンネルサーチとして、それまで受信できないとされていたチャンネルについてのみ、受信できるか否かの判断が行なわれる。これにより、全チャンネルについて受信できるか否かが判断されるよりもチャンネルサーチに要する時間が短かくなるとともに、新しく受信できるようになったチャンネルがあるか否かについて調べることは可能となる。したがって、可変指向性アンテナを利用する放送受信装置において、チャンネルサーチが、効率良く行なわれるようになる。
また、本発明によると、それまでに受信できるとされているチャンネルについては、それまで可変指向性アンテナが受信できるとされていた方向から順に、受信できるか否かの判断が行なわれることになる。これにより、チャンネルサーチは、これまでに受信できるとされているチャンネルについては、その確認が行なわれることとなるため、効率良く行なわれることになる。
また、本発明によると、それまでに受信できるとされているチャンネルについては、それまで可変指向性アンテナが受信できるとされていた方向とは異なる方向から順に、受信できるか否かの判断が行なわれることになる。これにより、チャンネルサーチは、これまでに受信できるとされているチャンネルについては、放送波を発信する基地局の移転等の確認が行なわれることとなるため、効率良く行なわれることになる。
本発明の放送受信装置の一実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰返さない。
また、本実施の形態では、放送信号を受信するアンテナとしてスマートアンテナを用いることとする。しかし、本発明における可変指向性アンテナは、これに限定されず、指向性を切換えることが可能なアンテナであれば、他のアンテナを用いることができる。
図1は、本実施の形態の放送受信装置1の概略構成図である。
図1を参照して、放送受信装置1は、スマートアンテナ30と接続され、当該スマートアンテナ30を利用して放送信号を受信し、そして、当該スマートアンテナ30に対して受信方向切換信号を出力する。また、放送受信装置1は、モニタ40に対して映像信号および音声信号を出力する。さらに、放送受信装置1は、リモコン42から指令信号を受信する。
スマートアンテナ30は、上記したように、複数のアンテナ素子で構成される。そして、スマートアンテナ30は、放送受信装置1から送信される受信方向切換信号を受けて、各アンテナ素子に対する励振を変化させることにより、指向性を切換える。
モニタ40およびリモコン42の構成は、周知であるので詳細な説明は省略する。
放送受信装置1は、制御部10と、チューナ16と、デジタル復調器18と、アナログ復調器20と、OSD(On Screen Display)回路21と、MPEG(Moving Picture Experts Group)デコーダ22と、映像合成部23と、受信方向切換部24と、リモコン受信部26と、タイマ29とを含む。
制御部10は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)10Aと、実行されるプログラム、プログラム実行中のデータ、およびプログラム実行結果のデータを記憶するメモリ10Bとからなる。
チューナ16は、受信した放送信号の中から、制御部10からの指令に応じて選択されたチャンネルに対応する放送信号を抽出する。そして、抽出された放送信号がデジタルテレビ放送信号である場合は、チューナ16は、デジタル復調器18に放送信号を出力する。一方、抽出された放送信号がアナログテレビ放送信号である場合は、チューナ16は、アナログ復調器20へ放送信号を出力する。
デジタル復調器18は、チューナ16から放送信号を受けて、映像および音声の信号であるMPEG信号に復調し、そのMPEG信号をMPEGデコーダ22へ出力する。ここで、デジタルテレビ放送信号は、リード・ソロモン符号および畳み込み符号で符号化されて送信される。そのため、デジタル復調器18は、上述の復号処理において誤り訂正ができる。この誤り訂正の処理過程において、デジタル復調器18は、受信した放送信号の受信データ誤り率を演算し、その受信データ誤り率を制御部10へ出力する。このとき、デジタル復調器18は、受信した放送信号に含まれる所定のデータ数毎に誤り訂正を行なうので、受信開始から1フレーム(1/30秒)以内で受信データ誤り率の演算ができる。制御部10は、受信データ誤り率によって、放送信号の信号レベルを判断することができる。
デジタルテレビ放送には、日本のISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting for Terrestrial)方式の他に、米国のATSC(Advanced Television Systems Committee)方式およびヨーロッパのDVB−T(Digital Video Broadcasting for Terrestrial)がある。いずれの方式においても、放送信号は符号化されて送信されるため、誤り訂正が可能であり、その処理過程において受信データ誤り率が演算できる。したがって、この発明の第1実施形態におけるデジタル復調器18は、上述のいずれの方式を用いてもよい。
アナログ復調器20は、チューナ16から放送信号を受けて、映像信号および音声信号へ復調する。そして、アナログ復調器20は、復調された音声信号を外部および録画部70へ出力する。また、アナログ復調器20は、復調された映像信号を映像合成部23および録画部70へ出力する。さらに、アナログ復調器20は、水平同期信号の捕捉の可否を制御部10へ出力する。
アナログテレビ放送信号には、走査線の水平走査および垂直走査を制御するために、水平同期信号および垂直同期信号が含まれている。そして、アナログ復調器20は、映像信号の復調を行なうために、上述の水平同期信号および垂直同期信号を捕捉する必要がある。なお、水平同期信号は、垂直同期信号に対して十分に周波数が高い。そのため、水平同期信号は、垂直同期信号に比較して、ノイズ等の影響を受けやすい。つまり、水平同期信号を捕捉できたか否かで受信状態を判断することができる。
また、アナログ復調器20は、AGC(Auto Gain Control)回路を含む。AGC回路は、アナログテレビ放送の放送信号の強弱による映像のコントラストの変化を軽減するために、フィードバック制御によりチューナ16からの放送信号を一定のレベルに保つ回路である。
AGC回路から出力される放送信号の電圧レベルが低い場合は、水平同期信号を捕捉できない。このため、AGC回路によって放送信号が増幅される。制御部10は、水平同期信号を捕捉できたときのAGC回路による放送信号の増幅率によって、放送信号の信号レベルを判断することができる。
水平同期信号を捕捉するにあたり、アナログ復調器20は、受信した放送信号に対して、雑音除去処理、周波数分離処理、同期信号分離処理および整形増幅処理等を行なう。このため、受信開始から水平同期信号の捕捉までには、上述のデジタル復調器18における受信データ誤り率の演算に比較して、多くの時間を要する。
アナログテレビ放送は、日本や米国等のNTSC(National System Committee)方式の他に、ドイツやイギリス等のPAL(Phase Alternation by Line)方式およびフランス等のSECAM(Sequentiel Couleur a Memoire)方式があるが、いずれの方式においても放送信号に水平同期信号が含まれているため、水平同期信号の捕捉の可否により受信状態を判断できる。本実施の形態のテレビ復調器20は、いずれの方式に対しても適用できる。
OSD回路21は、制御部10からの指令に応じて、モニタ40の画面上に情報を表示するためのOSD信号を生成して、映像合成部23へ出力する。本実施の形態では、OSD回路21は、ハードウェア回路で実現されることとする。しかし、これに限定されず、制御部10によりソフトウェアが実行されることによって、OSD回路21の機能が実現されるようにしてもよい。
MPEGデコーダ22は、デジタル復調器18から受けた信号を映像信号および音声信号に復号する。そして、MPEGデコーダ22は、復号された音声信号を、録画再生装置700等の外部の装置へ出力する。また、MPEGデコーダ22は、復号された映像信号を、映像合成部23および/または録画再生装置700へ出力する。
映像合成部23は、アナログ復調器20またはMPEGデコーダ22から受けた映像信号で示される映像に、OSD回路21から受けたOSD信号で示される映像を重畳させる。そして、映像合成部23は、重畳された映像を示す映像信号を、モニタ40等の外部へ出力する。
受信方向切換部24は、制御部10からの指令に応じて、受信方向切換信号をスマートアンテナ30へ出力する。
リモコン受信部26は、リモコン42からの指令を受信して制御部10へ出力する。ユーザは、所望の動作を行なわせるためリモコン42を用いて、指令を送信する。
放送受信装置1は、録画再生装置700に接続されている。録画再生装置700は、制御部10からの指令に応じて、アナログ復調器20またはMPEGデコーダ22から受けたアナログ信号をMPEGデータに変換して記録媒体71に記録する。また、録画再生装置700は、制御部10からの指令に応じて、記録媒体71に記録された信号を再生し、映像信号および音声信号に変換して、映像信号および音声信号をモニタ40へ出力する。記録媒体71に記録された信号の再生と同時に、OSD回路21からOSD信号を受けた場合、モニタ40では、OSD信号で示される映像が、映像信号で示される映像に重畳されて、出力される。
本実施の形態では、記録媒体71は、たとえばDVD(Digital Versatile Disk)とすることができるが、これに限定されず、DVD以外の光ディスク、ビデオテープなどの磁気テープ、または、ハードディスクなどの磁気ディスクなど、アナログ信号またはデジタル信号を記録可能なものであれば、どのようなものであってもよい。
また、本実施の形態においては、MPEGデコーダ22がアナログ信号に変換したものを再度、録画再生装置700がMPEGデータに変換するようにした。しかし、デジタル復調器18がMPEGデータを録画再生装置700へ直接出力して、録画再生装置700がそのMPEGデータを記録するようにしてもよい。
タイマ29は、時刻を計測する機能を有する。制御部10は、タイマ29の計測する時刻を参照することができる。
本実施の形態では、スマートアンテナ30は、指向性を切換えることにより水平面に対して16分割された各方向に受信方向を変更できるとして説明する。
図2は、本実施の形態のスマートアンテナ30における受信方向の切換を説明するための図である。図2を参照して、本実施の形態においては、図2に示すように、スマートアンテナ30の16の受信方向に対して、それぞれ、時計回り(正の回転方向)に、1,2,・・・,16という番号が、関連付けられている。
放送受信装置1では、メモリ10Bに、放送チャンネルとして設定されているすべてのチャンネル(たとえば、チャンネル2〜69の68チャンネルが設定されているとする)について、図3に示されるように、放送受信装置1が受信可能であるかという情報と、受信可能である場合のスマートアンテナ30が受信する方向(アンテナ方向)を示す情報と、新規に受信可能であることが確認されたか否かを示すフラグのON/OFFを示す情報とが、たとえば表形式で記憶されている。ここで言うフラグがONされた状態が、本発明の新規受信情報が記憶された状態に相当する。なお、本発明における新規受信情報の記憶は、フラグを利用したものに限定されない。各チャンネルについて、新規に受信可能になったことがCPU10Aにとって理解可能な形態であれば、他の形態であっても良い。
放送受信装置1では、予め設定された時刻になると、チャンネルサーチが行なわれる。なお、ここで言う「予め設定された時刻」とは、たとえば、ユーザによりリモコン42を介して入力されメモリ10Bに記憶された時刻である。また、チャンネルサーチは、毎日行なわれる必要がなく、たとえば、ユーザが指定した日付および時刻に、行なわれれば良い。
また、放送受信装置1では、チャンネルサーチとして、チャンネルサーチA〜チャンネルサーチDの4つのモードが設定可能されている。
チャンネルサーチAは、全てのチャンネルおよび受信方向について判断されるモードである。
チャンネルサーチBは、それまで受信できなかったチャンネルについてのみ判断されるモードである。
チャンネルサーチCは、それまで受信できなかったチャンネルでは全ての受信方向で判断され、それまで受信できたチャンネルでは受信可能な方向から順に判断されるモードである。
チャンネルサーチDは、それまで受信できなかったチャンネルではスマートアンテナの全ての受信方向で判断され、それまで受信できたチャンネルでは受信できなかった方向から順に判断されるモードである。
これらの4つのモードの中のどのモードでチャンネルサーチを実行するかについては、たとえば、ユーザがリモコン42を適宜利用する等によって設定されるものとする。
以下、放送受信装置1においてCPU10Aが実行するチャンネルサーチ処理の流れを、当該処理のフローチャートである図4〜図8を参照して説明する。
まず、図4を参照して、チャンネルサーチ処理では、CPU10Aは、まずステップS1(以下、「ステップ」を省略する)において、現在タイマ29の計時する時刻が、メモリ10Bに記憶されているチャンネルサーチを開始するべき時刻であるか否かを判断する。そして、CPU10Aは、まだそのような時刻ではないと判断すると、そのまま待機し、そのような時刻になったと判断すると、処理をS101に進める。なお、後述するように、チャンネルサーチがOFFに設定されている場合には、CPU10Aは、S1の処理のまま待機することとなる。
次に、CPU10Aは、S2で、サーチモードの設定をチェックする。
そして、CPU10Aは、S3で、設定がAであるか否かを判断し、そうであればS4へ、そうでなければS5へ、処理を進める。
また、CPU10Aは、S5で、設定がBであるか否かを判断し、そうであればS6へ、そうでなければS7へ、処理を進める。
また、CPU10Aは、S7で、設定がCであるか否かを判断し、そうであればS8へ、そうでなければS9へ、処理を進める。
S4、S6、S8、S9では、それぞれ、CPU10Aは、設定されたモードに従って、チャンネルサーチA、チャンネルサーチB、チャンネルサーチC、チャンネルサーチDに従った処理を実行する。
ここで、S4のサブルーチンであるチャンネルサーチAの処理の内容を、そのフローチャートである図5を参照して説明する。
チャンネルサーチAの処理では、CPU10Aは、まずS101で、チャンネルサーチの対象とするチャンネル(サーチCH)を「2」に設定する。つまり、チューナ16の選択する周波数をチャンネル2に対応する周波数となるよう制御する。
次に、CPU10Aは、S102で、スマートアンテナ30の方向を、図2に示したように「1」〜「16」まで定義されている中の「1」に対応する方向に制御する。
なお、放送受信装置1において、現在チューナ16に対して設定されているチャンネル、および、現在スマートアンテナ30に対して設定されている方向についての情報は、それぞれ、メモリ10B内の所定の場所に記憶されている。そして、これらの情報は、チャンネルやアンテナの方向についての設定が変更されるたびに、逐次、更新される。
次に、CPU10Aは、S103で、その時点でのサーチCHおよびアンテナ方向における電波の受信態様をチェックする。具体的には、対象とされる信号がデジタルテレビ放送信号であれば、放送信号の信号レベルが所定のレベル以上であるか否かの判断がなされる。また、対象とされる信号がアナログテレビ放送信号であれば、アナログ復調器20において、水平同期信号を捕捉できたか否かがチェックされる。
次に、S104では、CPU10Aは、S103におけるチェックの結果に基づいて、図3に示したようなチャンネルに関する情報(表)を更新する。具体的には、直前のS103において、電波の受信が可能であると判断された場合、つまり、放送信号の信号レベルが所定のレベル以上である場合または水平同期信号が捕捉できたと判断された場合、図3に示したような表において、対応するチャンネル(CH)の受信可否の欄に受信可能である旨の情報(図3中では「○」)を記憶させ、アンテナ方向の欄にその時点でのアンテナ方向を記憶させ、そして、前回チャンネルサーチ処理が実行された際に当該チャンネルが受信できないとされていた場合には、フラグをONする旨の情報(図3中ではフラグの欄に「○」)を記憶させる。一方、直前のS103において、電波の受信ができないと判断された場合、つまり、放送信号の信号レベルが所定のレベル以上である場合または水平同期信号が捕捉できたと判断された場合、S104では、CPU10Aは、図3に示したような表において、対応するチャンネル(CH)の受信可否の欄に受信ができない旨の情報(図3中では「×」)を記憶させる。
次に、CPU10Aは、S105で、現在のアンテナ方向が、1〜16と定義されている中の「16」とされているか否かを判断し、そうであればS107に、そうでなければS106に、それぞれ処理を進める。
S106では、CPU10Aは、アンテナ方向を1加算更新して、S103に処理を戻す。つまり、その時点でアンテナ方向が1であればアンテナ方向が2に変更される。
一方、S107では、CPU10Aは、現在のサーチCHが69であるか、つまり、最大のチャンネル数であるか否かを判断し、そうでなければ、S108でサーチCHを1加算更新してS102に処理を戻し、そうであれば、図4に示したルーチンへ処理をリターンさせる。
以上説明したチャンネルサーチAの処理では、すべてのチャンネルについて、スマートアンテナ30を当該スマートアンテナ30に対して定義された16方向すべてに制御し、放送波を受信できるかどうかが判断される。これにより、いかなる方向から送信される放送波についても、放送受信装置1において良好な状態で受信することが可能となる。
次に、S6のサブルーチンであるチャンネルサーチBの処理の内容を、そのフローチャートである図6を参照して説明する。
チャンネルサーチBの処理では、CPU10Aは、まずS111で、チャンネルサーチの対象とするチャンネル(サーチCH)を「2」に設定する。
次に、CPU10Aは、S112で、メモリ10Bに記憶されているチャンネルに関する情報を参照することにより、現在設定されているサーチCHについて、受信可能とされているか否か、つまり、前回のチャンネルサーチにおいて当該CHが受信可能と判断されたか否かを判断する。そして、受信可能であるとされていると判断するとS118へ、受信可能ではなかったとされていると判断するとS113へ、それぞれ処理を進める。
S113では、CPU10Aは、スマートアンテナ30の方向を、図2に示したように「1」〜「16」まで定義されている中の「1」に対応する方向に制御する。
次に、CPU10Aは、S114で、上記したS103と同様に、その時点でのサーチCHおよびアンテナ方向における電波の受信態様をチェックする。
次に、S115では、CPU10Aは、S104と同様に、S114におけるチェックの結果に基づいて図3に示したようなチャンネルに関する情報を更新する。なお、ここで、受信可能と判断された場合には、チャンネルに関する情報における対応するチャンネルについてのフラグをONする。
次に、CPU10Aは、S116で、現在のアンテナ方向が、1〜16と定義されている中の「16」とされているか否かを判断し、そうであればS118に、そうでなければS117に、それぞれ処理を進める。
S117で、CPU10Aは、アンテナ方向を1加算更新してS114に処理を戻す。
一方、S118では、CPU10Aは、現在のサーチCHが69であるか、つまり、最大のチャンネル数であるか否かを判断し、そうであれば図4に示したルーチンに処理をリターンさせる。一方、そうでなければ、S119でサーチCHを1加算更新してS113に処理を戻す。
以上説明したチャンネルサーチBの処理では、チャンネルに関する情報において受信ができないとされたチャンネルについてのみ、放送波が受信できるかどうかが判断される。これにより、放送受信装置1において、効率良くチャンネルサーチが行なわれることになる。
次に、図4のS8のサブルーチンであるチャンネルサーチCの処理の内容を、そのフローチャートである図7を参照して説明する。
チャンネルサーチCの処理では、CPU10Aは、まずS131で、チャンネルサーチの対象とするチャンネル(サーチCH)を「2」に設定する。
次に、CPU10Aは、S132で、上記したS112と同様に、メモリ10Bに記憶されているチャンネルに関する情報を参照することにより、現在設定されているサーチCHについて、受信可能とされているか否かを判断する。そして、受信可能であるとされていると判断するとS133へ、受信可能ではないとされていると判断するとS135へ、それぞれ処理を進める。
S135では、CPU10Aは、現在設定されているサーチCHについて、スマートアンテナ30について定義されている16方向のそれぞれについて、受信が可能であるか否かをチェックする。
そして、CPU10Aは、S136で、S135におけるチェックの結果、必要に応じて、図3に示したようなチャンネルに関する情報を更新する。
そして、CPU10Aは、S137で、上記したS107と同様に、現在設定されているサーチCHが69であるか否かを判断し、69であると判断すると図4に示したルーチンへ処理をリターンさせる。一方、まだ69ではないと判断すると、S138で、サーチCHを1加算更新して設定し直し、S132に処理を戻す。
一方、S133では、CPU10Aは、S134以降の処理で利用される変数Nを1として、S134に処理を進める。
S134では、CPU10Aは、図3に示したようなチャンネルに関する情報において、現在のサーチCHに対応して記憶されているN番目のアンテナ方向に、スマートアンテナ30の受信方向を制御して、S139に処理を進める。
S139では、CPU10Aは、現在設定されているサーチCHおよびスマートアンテナ30の受信方向において、放送波が受信可能であるか否かを判断し、受信可能であると判断するとS140へ、受信できないと判断するとS141へ、それぞれ処理を進める。
S140では、CPU10Aは、図3に示されたチャンネルに関する情報を適宜更新して、S145に処理を進める。
一方、S141では、CPU10Aは、NがMに到達しているか否かを判断する。なお、Mとは、現在設定されているサーチCHについて、図3に示されたチャンネルに関する情報で記憶されているアンテナ方向の数である。たとえば、図3を参照して、サーチCHが2である場合、アンテナ方向として3、4、5、および、12が記憶されているため、Mは4となる。そして、CPU10Aは、NがMに到達していると判断するとS143に処理を進め、まだNがMに到達していないと判断するとS142に処理を進める。
S142では、CPU10Aは、Nを1加算更新して、処理をS139に戻す。
S143では、CPU10Aは、スマートアンテナ30の受信方向を、図3にアンテナ方向として記憶された方向以外の方向に制御して、それぞれの方向についての受信態様をチェックし、S144に処理を進める。つまり、たとえばサーチCHが2である場合には、S143では、スマートアンテナ30の受信方向が、「3、4、5、および、12以外」、つまり、1、2、6〜11、14、15、および、16のそれぞれに制御されて、受信態様がチェックされる。
S144では、S143における受信態様のチェックの結果、必要に応じて、チャンネルに関する情報を更新して、S145に処理を進める。
S145では、CPU10Aは、現在設定されているサーチCHが69であるか否かを判断し、まだ69ではないと判断するとS146でサーチCHを1加算更新して設定し直してS132に処理を戻し、69であると判断すると図4に示したルーチンに処理をリターンさせる。
以上説明したチャンネルサーチCの処理によると、それまでのチャンネルサーチにおいて放送波が受信できないとされていたチャンネルに関しては、S135〜S138の処理として説明したように、スマートアンテナ30のすべての受信方向について、放送波が受信可能であるか否かがチェックされる。
また、それまでのチャンネルサーチにおいて放送波が受信できるとされていたチャンネルに関しては、まず、スマートアンテナ30が以前放送波が受信できるとされていた受信方向に制御されて放送波が受信可能か否かがチェックされる。そして、この時点で受信できると判断されれば、受信できないとされていた受信方向については受信可能か否かのチェックが行なわれることなく、そのチャンネルについての受信可能か否かのチェックは終了する。
なお、上記した処理において、S134では、スマートアンテナ30の受信方向は、以前受信可能とされていた中のN番目の方向に設定される。この場合、受信方向の順番は、単に、方向として定義された数字の小さいものから順に並べられても良い。また、この場合の受信方向は、チャンネルに関する情報において各受信方向についての受信強度をさらに記憶される場合、受信強度の強かった順に並べられていても良い。これにより、S139〜S144の処理が、前回のチャンネルサーチにおいて受信強度の高かったアンテナ方向から順に行なわれることになるため、より効率良く、チャンネルサーチが行なわれるようになると考えられる。
次に、図4のS9のサブルーチンであるチャンネルサーチDの処理の内容を、そのフローチャートである図8を参照して説明する。
チャンネルサーチDの処理では、CPU10Aは、まずS151で、チャンネルサーチの対象とするチャンネル(サーチCH)を「2」に設定する。
次に、CPU10Aは、S152で、上記したS112と同様に、メモリ10Bに記憶されているチャンネルに関する情報を参照することにより、現在設定されているサーチCHについて、受信可能とされているか否かを判断する。そして、受信可能であるとされていると判断するとS153へ、受信可能ではないとされていると判断するとS155へ、それぞれ処理を進める。
S155では、CPU10Aは、現在設定されているサーチCHについて、スマートアンテナ30について定義されている16方向のそれぞれについて、受信が可能であるか否かをチェックする。
そして、CPU10Aは、S156で、S155におけるチェックの結果、必要に応じて、図3に示したようなチャンネルに関する情報を更新する。
そして、CPU10Aは、S157で、上記したS107と同様に、現在設定されているサーチCHが69であるか否かを判断し、69であると判断すると図4に示したルーチンへ処理をリターンさせる。一方、まだ69ではないと判断すると、S158で、サーチCHを1加算更新して設定し直し、S152に処理を戻す。
一方、S153では、CPU10Aは、S154以降の処理で利用される変数Pを1として、S154に処理を進める。
S154では、CPU10Aは、図3に示したようなチャンネルに関する情報において、現在のサーチCHに対応して記憶されているアンテナ方向以外のアンテナ方向(以下、「記憶外アンテナ方向」と言う)の中で、P番目のアンテナ方向に、スマートアンテナ30の受信方向を制御して、S159に処理を進める。なお、記憶外アンテナ方向とは、たとえば、図3を参照して、現在のサーチCHが2であるとすると、1、2、6〜11、14、15、および、16となる。
S159では、CPU10Aは、現在設定されているサーチCHおよびスマートアンテナ30の受信方向において、放送波が受信可能であるか否かを判断し、受信可能であると判断するとS160へ、受信できないと判断するとS161へ、それぞれ処理を進める。
S160では、CPU10Aは、図3に示されたチャンネルに関する情報を適宜更新して、S165に処理を進める。
一方、S161では、CPU10Aは、PがQに到達しているか否かを判断する。なお、Qとは、現在設定されているサーチCHについての記憶外アンテナ方向の数である。たとえば、図3を参照して、サーチCHが2である場合、Qは11となる。そして、CPU10Aは、PがQに到達していると判断するとS163に処理を進め、まだPがQに到達していないと判断するとS162に処理を進める。
S162では、CPU10Aは、Pを1加算更新して、処理をS159に戻す。
S163では、CPU10Aは、スマートアンテナ30の受信方向を、図3にアンテナ方向として記憶された方向に順に制御して、それぞれの方向についての受信態様をチェックし、S164に処理を進める。
S164では、S163における受信態様のチェックの結果、必要に応じて、チャンネルに関する情報を更新して、S165に処理を進める。
S165では、CPU10Aは、現在設定されているサーチCHが69であるか否かを判断し、まだ69ではないと判断するとS166でサーチCHを1加算更新して設定し直してS152に処理を戻し、69であると判断すると図4に示したルーチンに処理をリターンさせる。
以上説明したチャンネルサーチDの処理によると、それまでのチャンネルサーチにおいて放送波が受信できないとされていたチャンネルに関しては、S155〜S158の処理として説明したように、スマートアンテナ30のすべての受信方向について、放送波が受信可能であるか否かがチェックされる。
また、それまでのチャンネルサーチにおいて放送波が受信できるとされていたチャンネルに関しては、まず、スマートアンテナ30が以前放送波が受信できないとされていた受信方向(記憶外アンテナ方向)に順に制御されて放送波が受信可能か否かがチェックされる。そして、この時点で受信できるとと判断されれば、受信できたとされていた受信方向については受信可能か否かのチェックが行なわれることなく、そのチャンネルについての受信可能か否かのチェックは終了する。
チャンネルサーチDのような処理によると、各チャンネルにおいて、放送局の移転等により、放送波が送信されてくる方向が変更された場合において、効率良く、チャンネルサーチを行なうことができる。
以上説明したチャンネルサーチ処理は、ユーザが、放送受信装置1を用いた番組の視聴を行なわない期間に行なわれる。また、以上説明したチャンネルサーチ処理では、放送受信装置1において、前回受信できていなかったチャンネルの放送波を受信できた場合には、図3に示したように、たとえばフラグをONする等によって、記録が行なわれる。そして、その後に放送受信装置1において電源がONされると、ユーザに、新たに受信ができるようになったチャンネルがあることが報知される。
以下に、このような報知も含めた、放送受信装置1の電源がONされた際にCPU10Aが実行する起動処理について、当該処理のフローチャートである図9を参照しつつ、説明する。
リモコン受信部26がリモコン42から電源をONするための信号を受信すると、CPU10Aは、S201で、図3に示したようなチャンネル情報において、フラグがONされているチャンネルが有るか否かをチェックする。
そして、S202で、CPU10Aは、S201におけるチェックの結果に基づいて、フラグがONされているチャンネルがあるか否かを判断し、あると判断するとS203へ、無いと判断するとS208へ、それぞれ処理を進める。
S203では、CPU10Aは、モニタ40において、たとえば図10に示すような、新しく受信できるようになったチャンネルがあることをユーザに報知するための表示を行なう。
図10に示された画面には、新規のチャンネルが受信できるようになったことを報知する「NEW CHANNEL GET!!」というメッセージと、当該チャンネルを番組受信装置1において視聴するための登録を要求するか否かを問う「YOU CHECK IT?」というメッセージと、当該問いに対するユーザの意思を入力するための「YES」「NO」という文字と、そして、これらの文字にいずれかに合わせて表示されるカーソルとが、含まれている。なお、放送受信装置1では、視聴のために、リモコン42等を用いて選局できるチャンネルの数は、予め定められている。そして、ここでいう登録とは、放送チャンネルを、放送受信装置1において選局できるチャンネルとして、関連付けることを言う。なお、このような関連付けのための情報は、メモリ10Bに記憶されている。
なお、このとき、CPU10Aは、ユーザからの、新規に受信できるようになったチャンネルの、視聴するチャンネルとしての登録を要求するか否かの情報の入力を待っている状態となっている。ユーザは、リモコン42に対して、YESまたはNOのいずれかにカーソルを合わせた状態で決定するキー操作を行なうことにより、このような情報の入力を行なうことができる。
そして、CPU10Aは、S204で、ユーザから入力された情報が登録を要求するものであるか否かを判断し、そうであると判断すればS205へ、登録を要求しない情報であると判断すればS208へ、それぞれ処理を進める。
S205では、CPU10Aは、モニタ40に、たとえば図11に示すような、今回新規に受信できるようになったチャンネルを一覧表示させる。このとき、CPU10Aは、図3に示したようなチャンネル情報をチェックすることにより、フラグがONされているチャンネルをリストアップし、当該リストアップされたすべてのチャンネルに対応する数字を、モニタ40に表示させる。なお、図11では、5、15、26、50というチャンネルが新規に受信できるようになった旨が表示されている。また、図11では、表示されたチャンネルについて登録を行なわないことを意味する「NO」という文字も表示されている。
次に、CPU10Aは、S206で、図3に示したような表においてすべてのフラグをリセットする。
次に、CPU10Aは、S207で、ユーザからの入力によって、S205において一覧表示させたチャンネルの中からどのチャンネルを登録するかについての情報の入力を受付ける。また、CPU10Aは、S207で、入力された情報に基づいて、新規に受信できるようになったチャンネルを登録する処理を行なう。
そして、CPU10Aは、S208で、モニタ40に、予め定められた初期画面を表示させる。
次に、CPU10Aは、S209で、リモコン受信部26において、リモコン42においてキー操作がなされた旨の情報が入力されたか否かを判断する。そして、そのような情報の入力があったと判断すると、S210に処理を進める。
S210では、入力された情報が、オートサーチ設定を行なう旨の情報であるか否かを判断する。オートサーチ設定とは、図4等を用いて説明したようなチャンネルサーチに関する各種の設定である。そして、CPU10Aは、オートサーチ設定を行なう旨の情報であると判断するとS211に処理を進め、そのような情報ではないと判断するとS212に処理を進める。
S212では、CPU10Aは、オートサーチ確認を行なう旨の情報であるか否かを判断する。オートサーチ確認とは、オートサーチ設定の内容を確認することである。そして、CPU10Aは、オートサーチ確認を行なう旨の情報であると判断するとS213に処理を進め、そのような情報ではないと判断するとS214に処理を進める。
S213では、CPU10Aは、図12に示すように、モニタ40に、オートサーチ設定の内容を示す画面(オートサーチ画面)を表示させて、S209に処理を戻す。なお、図12には、チャンネルサーチ処理を実行する時刻および周期を示す「12:50 WEEKLY(MON)」という文字列と、チャンネルサーチ処理におけるモードを示す「MODE:A」という文字列と、チャンネルサーチ処理を実行するように設定されている旨を示す画像80が表示されている。図12に示されたオートサーチ画面では、1週間に一度、月曜日の、12時50分に、モードAで、チャンネルサーチ処理が実行されるように設定されている旨が示されている。
S214では、CPU10Aは、リモコン受信部26に入力された情報の種類を特定し、入力された情報に応じた処理を実行した後、処理をS209に戻す。
一方、S211では、CPU10Aは、オートサーチ設定処理を実行する。ここで、オートサーチ設定処理の内容について、当該処理のサブルーチンのフローチャートである図13を参照して、説明する。
オートサーチ設定処理では、CPU10Aは、まず、S2111で、オートサーチ設定を行なうための画面(設定画面)をモニタ40に表示させる。設定画面の一例を図14に示す。
図14に示された設定画面では、「チャンネルサーチ処理を実行させるか否か(チャンネルサーチ処理のON/OFF)」「チャンネルサーチ処理を実行させる時刻および周期」「チャンネルサーチ処理を実行させるモード」という3つの設定項目のそれぞれに対応した「SEARCH」「SEARCH TIME FREQ.」「SEARCH MODE」という文字列が表示され、また、各文字列の右側には、対応する設定内容が表示されている。なお、図14に示された設定画面が表示された状態は、CPU10Aにとっては、ユーザからの、設定項目を選択する情報の入力を待っている状態となる。
ユーザからの情報の入力があった場合、CPU10Aは、S2112で、設定画面に示された設定項目の中のどれを選択する情報が入力されたかを判断する。そして、CPU10Aは、チャンネルサーチ処理のON/OFFを選択する情報が入力されたと判断するとS2113へ、チャンネルサーチ処理を実行させる時刻および周期(または日程)を選択する情報が入力されたと判断するとS2114へ、チャンネルサーチ処理を実行させるモードを選択する情報が入力されたと判断するとS2115へ、それぞれ処理を進める。
S2113では、CPU10Aは、ユーザの入力した情報に基づいて、チャンネルサーチ処理のON/OFFの設定を行なった後、処理をS2116に進める。ここでの設定とは、対応する情報をメモリ10Bの所定の場所に記録することを言う。なお、ここでチャンネルサーチ処理がOFFと設定された場合には、図4を参照して説明したチャンネルサーチ処理では、CPU10Aは、S101で待機する。
S2114では、CPU10Aは、ユーザの入力した情報に基づいて、チャンネルサーチを開始するべき時刻および周期の設定を行なった後、処理をS2116に進める。
また、S2115では、CPU10Aは、ユーザの入力した情報に基づいて、チャンネルサーチのモードの設定を行なった後、処理をS2116に進める。
なお、図4を参照して説明したチャンネルサーチ処理のS1では、現在時刻が、S2114で設定された日、周期、および、時刻と一致しているか否かの判断がなされることになる。
S2116では、CPU10Aは、ユーザから、オートサーチ設定を終了させるための情報が入力されたか否かを判断し、そのような情報は入力されていないと判断するとS2112に処理を戻し、そのような情報が入力されたと判断すると、リターンする。
以上説明した本実施の形態では、ユーザの指定した日の指定した時刻に、チャンネルサーチが行なわれる。
また、チャンネルサーチに関する設定は、図12を用いて説明したように、リモコン42に対して適宜操作がなされることにより、確認的に、モニタ40に表示される。
なお、CPU10Aは、チャンネルサーチの周期を適宜変更するような処理を行なっても良い。具体的には、CPU10Aは、チャンネルサーチを行なった際に、連続して新しく受信できるようになったチャンネルが無かった場合には、チャンネルサーチを実行する周期を延ばすように周期を変更するように構成されても良い。さらに具体的には、たとえば、CPU10Aは、連続した所定の回数のチャンネルサーチにおいて新しく受信できるようになったチャンネルがなかった場合には、チャンネルサーチの周期を2倍に延ばすように設定を変更する。これにより、毎日チャンネルサーチを行なうように設定されていた場合には、所定の回数のチャンネルサーチにおいて新しく受信できるようになったチャンネルが無いと、1日おきにチャンネルサーチが行なわれるように設定が変更される。また、週に一度チャンネルサーチを行なうように設定されていた場合には、所定の回数のチャンネルサーチにおいて新しく受信できるようになったチャンネルが無いと、1週おきにチャンネルサーチが行なわれるように設定が変更される。そして、CPU10Aは、さらに、チャンネルサーチにおいて新しく受信できるようになったチャンネルが合った場合には、チャンネルサーチの周期を短くするように設定を変更しても良い。つまり、CPU10Aは、チャンネルサーチが1日おきとされている場合に、チャンネルサーチにおいて新しく受信できるようにあったチャンネルが見つかったときには、チャンネルサーチを毎日行なうように設定を変更するように構成されても良い。
さらに、CPU10Aは、ユーザが、放送受信装置1の電源をONしている時間帯についての情報を蓄積し、適宜解析することにより、1週間等の所定期間についての電源がONされない時間帯を予測するように構成されることが好ましい。そして、CPU10Aは、上記のようにユーザによってチャンネルサーチを実行するように設定された時刻からチャンネルサーチが実行された際にチャンネルサーチが行なわれると予測される時間帯が、当該予測された時間帯に入るか否かを判断し、入らないと判断された場合には、入るように、チャンネルサーチを実行する時刻の設定を変更することが好ましい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の一実施の形態である放送受信装置の概略構成図である。 図1のスマートアンテナにおける受信方向の切換を説明するための図である。 図1のメモリに記憶されている情報を表形式で示す図である。 図1の放送受信装置においてCPUが実行するチャンネルサーチ処理のフローチャートである。 図4のチャンネルサーチAの処理のサブルーチンのフローチャートである。 図4のチャンネルサーチBの処理のサブルーチンのフローチャートである。 図4のチャンネルサーチCの処理のサブルーチンのフローチャートである。 図4のチャンネルサーチDの処理のサブルーチンのフローチャートである。 図1の放送受信装置においてCPUが実行する起動処理のフローチャートである。 図9の起動処理におけるモニタの表示態様の一例を示す図である。 図9の起動処理におけるモニタの表示態様の他の例を示す図である。 図9の起動処理においてモニタに表示されるオートサーチ確認画面の一例を示す図である。 図9のオートサーチ設定処理のサブルーチンのフローチャートである。 図13のオートサーチ設定処理において表示される設定画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 放送受信装置、10 制御部、10A CPU、10B メモリ、16 チューナ、18 デジタル復調器、20 アナログ復調器、21 OSD回路、22 MPEGデコーダ、23 映像合成部、24 受信方向切換部、26 リモコン受信部、29 タイマ、30 スマートアンテナ、40 モニタ、42 リモコン、71 記録媒体、700 録画再生装置。

Claims (3)

  1. 放送波を受信する方向を変更可能なアンテナである可変指向性アンテナに接続された放送受信装置であって、
    前記可変指向性アンテナの受信する放送波において周波数を選択するチューナと、
    前記チューナに対して、選択させる周波数を制御する制御手段と、
    前記チューナによって選択された周波数の放送波が受信可能であるか否かを判断する判断手段と、
    複数のチャンネルに対応する放送波の周波数について、前記可変指向性アンテナが受信可能であるか否かの情報を記憶する記憶手段とを備え、
    前記記憶手段は、前記複数のチャンネルに対応する放送波の周波数について、前記可変指向性アンテナがどの方向で受信可能である旨の情報をさらに記憶し、
    前記制御手段は、
    第1の条件が成立した場合に、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチとして、前記記憶手段において受信可能ではないという情報を記憶されている周波数に関してのみ、前記可変指向性アンテナのすべての受信方向について、前記判断手段に放送波が受信可能であるか否かを判断させ、
    第2の条件が成立した場合に、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチとして、前記記憶手段において受信可能ではないという情報を記憶されている周波数に関しては、前記可変指向性アンテナのすべての受信方向について、前記判断手段に放送波が受信可能であるか否かを判断させ、前記記憶手段において受信可能であるという情報を記憶されている周波数に関しては、前記可変指向性アンテナが受信可能であると記憶されている受信方向から順に、前記判断手段に放送波が受信可能であるか否かを判断させ、
    第3の条件が成立した場合に、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチとして、前記記憶手段において受信可能ではないという情報を記憶されている周波数に関しては、前記可変指向性アンテナのすべての受信方向について、前記判断手段に放送波が受信可能であるか否かを判断させ、前記記憶手段において受信可能であるという情報を記憶されている周波数に関しては、前記可変指向性アンテナが受信可能であると記憶されている受信方向以外の受信方向から順に、前記判断手段に放送波が受信可能であるか否かを判断させる、放送受信装置。
  2. 放送波を受信する方向を変更可能なアンテナである可変指向性アンテナに接続された放送受信装置であって、
    前記可変指向性アンテナの受信する放送波において周波数を選択するチューナと、
    前記チューナに対して、選択させる周波数を制御する制御手段と、
    前記チューナによって選択された周波数の放送波が受信可能であるか否かを判断する判断手段と、
    複数のチャンネルに対応する放送波の周波数について、前記可変指向性アンテナが受信可能であるか否かの情報を記憶する記憶手段とを備え、
    前記制御手段は、所定の条件が成立した場合に、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチとして、前記記憶手段において受信可能ではないという情報を記憶されている周波数に関してのみ、前記可変指向性アンテナのすべての受信方向について、前記判断手段に放送波が受信可能であるか否かを判断させ、
    前記記憶手段は、前記複数のチャンネルに対応する放送波の周波数について、前記可変指向性アンテナがどの方向で受信可能である旨の情報をさらに記憶し、
    前記制御手段は、特定の条件が成立した場合に、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチとして、前記記憶手段において受信可能ではないという情報を記憶されている周波数に関しては、前記可変指向性アンテナのすべての受信方向について、前記判断手段に放送波が受信可能であるか否かを判断させ、前記記憶手段において受信可能であるという情報を記憶されている周波数に関しては、前記可変指向性アンテナが受信可能であると記憶されている受信方向から順に、前記判断手段に放送波が受信可能であるか否かを判断させる、放送受信装置。
  3. 放送波を受信する方向を変更可能なアンテナである可変指向性アンテナに接続された放送受信装置であって、
    前記可変指向性アンテナの受信する放送波において周波数を選択するチューナと、
    前記チューナに対して、選択させる周波数を制御する制御手段と、
    前記チューナによって選択された周波数の放送波が受信可能であるか否かを判断する判断手段と、
    複数のチャンネルに対応する放送波の周波数について、前記可変指向性アンテナが受信可能であるか否かの情報を記憶する記憶手段とを備え、
    前記制御手段は、所定の条件が成立した場合に、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチとして、前記記憶手段において受信可能ではないという情報を記憶されている周波数に関してのみ、前記可変指向性アンテナのすべての受信方向について、前記判断手段に放送波が受信可能であるか否かを判断させ、
    前記記憶手段は、前記複数のチャンネルに対応する放送波の周波数について、前記可変指向性アンテナがどの方向で受信可能である旨の情報をさらに記憶し、
    前記制御手段は、特定の条件が成立した場合に、前記可変指向性アンテナを用いたチャンネルサーチとして、前記記憶手段において受信可能ではないという情報を記憶されている周波数に関しては、前記可変指向性アンテナのすべての受信方向について、前記判断手段に放送波が受信可能であるか否かを判断させ、前記記憶手段において受信可能であるという情報を記憶されている周波数に関しては、前記可変指向性アンテナが受信可能であると記憶されている受信方向以外の受信方向から順に、前記判断手段に放送波が受信可能であるか否かを判断させる、放送受信装置。
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