JP2006042160A - 受信装置 - Google Patents

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幸治郎 山田
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Nariyuki Ohashi
成幸 大橋
Hisakazu Suzu
弥万 鈴
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Abstract

【課題】 受信方向とゲインを切り換えるアンテナに対して精度の高い方向検索処理を行なうことで最適な受信方向を得ることが可能な受信装置を提供する。
【解決手段】 ステップS11〜S14での処理ごとにアンテナのゲインが切換り、各ゲインにおいてアンテナのすべての受信方向が指定され、指定した各方向に対応する受信情報が取得される。ゲインと受信方向の組み合わせによって得られる受信情報から判定された受信状態の最も良い方向が受信方向として決定される。よって、最適な受信方向が精度良く求められる。
【選択図】 図4

Description

この発明は受信装置に関し、特に受信方向の切換えが可能なアンテナから放送信号を受信する受信装置に関する。
テレビ放送には、VHF(Very High Frequency)およびUHF(Ultra High Frequency)の周波数帯域が割当てられている。一般的に、テレビ放送の信号(以下、放送信号と称する)の受信には八木アンテナが用いられる。
八木アンテナは、反射器、放射器および導波器で構成され、反射器の働きにより導波器側へ強い指向性を有するとともに利得が大きいといった長所を有する。
良好な受信のため、八木アンテナは放送局の方向とその指向性が一致するように設置される。一般的には八木アンテナは家屋の屋根等に固定して設置されるので、一旦設置されてしまうと、その指向性を変更することは容易ではない。
そのため、複数の放送局が分散して存在している場合には、八木アンテナはその指向性に応じた特定の方向にある放送局の放送信号しか受信できなかった。
そこで、指向性を切換えることによって分散して存在する各放送局からの電波を受信できるアンテナ(スマートアンテナ)が提案されている。
このスマートアンテナはたとえば複数のアンテナ素子で構成され、各アンテナ素子が適切な振幅および位相によって励振されることで指向性を切換えることができる。
したがって、上述のスマートアンテナを用いることで、放送局が分散して存在している場合でも各放送局からの電波が受信可能となる。
また、スマートアンテナは一般的にブースタ(増幅器)を備え、放送信号の受信レベルに応じたゲイン(利得)で放送信号を増幅する。受信装置は、スマートアンテナから受信した放送信号の強さに応じ、映像信号が安定して出力されるようにゲインを制御するための回路を有する。このような回路は一般的にAGC(Auto Gain Control)回路と称せられる。
AGC回路では検波された映像信号から入力信号の強弱が判断され、チューナ等の利得を制御するための制御信号を出力する。この制御信号の電圧を以後、AGC電圧と称する。
AGC電圧を利用して受信方向を切換えることが可能なアンテナの例として、たとえば特開平6−97721号公報(特許文献1)では、チューナのAGCのゲイン設定を変化させるゲイン設定手段を備え、衛星の探索時にゲイン設定手段で第1のゲインに設定して粗探索を行なった後、第1のゲインよりも低い第2のゲインまでチューナのゲインを下げて精密探索を行なうことによって、電波遮断後に衛星を再捕捉するまでの時間を短縮することができる、移動体用アンテナ装置の例が開示される。
特開平6−97721号公報
ユーザの利便性の観点から、放送信号を受信する受信装置の多くはテレビ放送に割当てられているチャネル群から視聴可能なチャネルを検索して受信可能なチャネルを決定する、いわゆるオートスキャン機能を有している。特に、デジタルテレビ放送およびアナログテレビ放送が視聴可能な受信装置ではアナログテレビ放送のみ受信する場合よりも検索対象のチャネル数が多くなる。よってオートスキャン機能はユーザの利便性を向上する点で受信装置にとって今後さらに重要な機能になる。
オートスキャン機能では、視聴可能なチャネルができるだけ多く取得され、かつ、取得されたチャネルにおいて受信レベルが最も高い受信方向が設定されることが望ましい。
しかし、スマートアンテナに接続される従来の受信装置では、放送信号の受信方向が設定される際にゲインを指定する機能は利用されていなかった。よって、たとえばゲインが高く設定された状態で受信方向を求める処理(方向検索処理)が行なわれると、ノイズを多く含む信号であっても信号の強度が受信可能とみなされる強度以上であれば、その信号の到達方向が受信方向に設定されるという場合があった。
このように従来の方向検索処理においては、受信レベルが最も高い方向が受信方向に設定されるための精度の高い方向探索処理が行なわれていなかった。
この発明は上述の課題を解決するものであって、その目的は、アンテナのゲインを指定して方向検索処理を行なうことによって最適な受信方向を設定することができる受信装置を提供することである。
この発明は要約すれば、受信方向とゲインの各々の切換えが可能なアンテナから放送信号を受信する受信装置であって、放送信号を受信して放送信号の受信状態を示す受信情報を出力する受信部を備える。
受信部は、デジタルテレビ放送信号を受信し、所定の誤り訂正処理を行なって得られる誤り率に応じた受信情報を出力するデジタルデコーダと、アナログテレビ放送信号を受信し、アナログテレビ放送信号の強度に応じて出力を変化させる自動利得制御を行ない、自動制御された利得に応じた受信情報を出力するアナログデコーダとを含む。
受信装置は、アンテナに対して複数か単数かのいずれかのゲインを指定し、ゲインの指定とともに複数の方向を受信方向として一時的に指定し、指定した各方向に対応する受信情報を受けて受信状態が最も良好と判定される方向を放送信号の受信方向として最終的に決定する方向決定部をさらに備える。
この発明の別の局面に従うと、受信方向とゲインの各々の切換えが可能なアンテナから放送信号を受信する受信装置であって、放送信号を受信して放送信号の受信状態を示す受信情報を出力する受信部と、アンテナに対してゲインを指定し、ゲインの指定とともに複数の方向を受信方向として一時的に指定し、指定した各方向に対応する受信情報を受けて受信状態が最も良好と判定される方向を放送信号の受信方向として最終的に決定する方向決定部とを備える。
好ましくは、方向決定部は、ゲインを複数選択し、選択したゲインの各々をアンテナに対して指定するごとに複数の方向を一時的に指定し、指定した各方向の中から放送信号の受信方向を最終的に決定する。
より好ましくは、方向決定部は、選択した複数のゲインの高いほうから順にアンテナに対してゲインを指定する。
さらに好ましくは、方向決定部は、ゲインを指定して一時的に決定した方向を次のゲインの指定時に指定する方向として保持し、方向の絞込みを行なう絞込検索処理を順次行ない、最も低いゲインを指定したときには直前の絞込み検索処理で決定された方向の中から放送信号の受信方向を最終的に決定する。
より好ましくは、方向決定部は、選択した複数のゲインの低いほうから順にアンテナに対してゲインを指定する。
さらに好ましくは、方向決定部は、指定可能なゲインをすべて選択する。
さらに好ましくは、方向決定部は、指定可能なゲインのうち異なる2つのゲインを選択する。
好ましくは、方向決定部は、指定可能なゲインのうちゲインを1つだけ選択する。
好ましくは、方向決定部は、外部からの指示を受け、指定するゲインの数を切換える。
好ましくは、受信部は、デジタルテレビ放送信号およびアナログテレビ放送信号を受信して受信情報を出力する。
より好ましくは、受信部は、デジタルテレビ放送信号を受信し、所定の誤り訂正処理を行なって得られる誤り率に応じた受信情報を出力するデジタルデコーダと、アナログテレビ放送信号を受信し、アナログテレビ放送信号の強度に応じた出力を変化させる自動利得制御を行ない、自動制御された利得に応じた受信情報を出力するアナログデコーダとを含む。
この発明の受信装置によれば、従来の方向検索処理に比較して最適な受信方向を精度良く求めることが可能になる。
以下において、本発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
[実施の形態1]
図1は、実施の形態1の受信装置の構成の一例を示すブロック図である。
図1を参照して、受信装置1は、アンテナ30から放送信号を受信し、アンテナ30に対してチャネルが切換るごとに、受信方向を切換えるための切換指示を出力する。また、受信装置1は、テレビ40に対して映像信号および音声信号を出力する。
アンテナ30はスマートアンテナである。たとえば、アンテナ30は複数のアンテナ素子を含む。各々のアンテナ素子の駆動が受信装置1の切換指示に応じた振幅および位相によって励振されることでアンテナ30の受信方向が決定される。また、別の例として、たとえば、アンテナ30はパルス信号である切換指示を受け、受けたパルス信号の数に応じて回転角度を変化させるステッピングモータを備える。なお、アンテナ30が受信するテレビ放送は地上放送あるいは衛星放送のいずれであってもよい。
アンテナ30は図示されないブースタ(増幅器)を含み、受信装置1のゲイン切換指示に応じてゲイン(利得)を切換える。以下では一例として、アンテナ30のゲインは0,1,2,3の4段階の間で切換るものとする。なお、ブースタが使用されない場合のゲインは0であり、信号の増幅が最大になる場合のゲインは3である。
受信装置1は、アンテナ30から放送信号を受信して所定の信号処理を行ない、映像信号および音声信号を出力するとともに、放送信号の受信状態を示す受信情報を出力する受信部2と、チャネルに応じた受信方向を検索して決定する方向検索処理において、受信部2から受信情報を受信して放送信号が受信されたか否かを判定する判定処理を行ない、判定処理の結果から受信方向を決定する方向決定部3とを備える。
受信部2は、チューナ10と、デジタルデコーダ12と、アナログデコーダ14と、MPEGデコーダ16とを含む。
チューナ10は、受信した放送信号の中から選択されたチャネルに対応する放送信号を抽出して出力する。デジタルデコーダ12は、チューナ10から放送信号を受け、MPEG(Moving Picture Experts Group)信号に復号するとともに、誤り訂正処理を行なって放送信号に含まれるデータの誤り率を演算し、その誤り率を受信情報として出力する。
ここで、デジタルテレビ放送信号は、リード・ソロモン符号および畳み込み符号で符号化されて送信される。そのため、デジタルデコーダ12は、上述の復号処理において誤り訂正ができる。この誤り訂正の処理過程において、デジタルデコーダ12は、受信した放送信号の受信データ誤り率を演算し、その受信データ誤り率を制御部20へ出力する。このとき、デジタルデコーダ12は、受信した放送信号に含まれる所定のデータ数毎に誤り訂正を行なうので、受信開始から1フレーム(1/30秒)以内で受信データ誤り率の演算ができる。
なお、デジタルテレビ放送には、日本のISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting for Terrestrial)方式の他に、米国のATSC(Advanced Television Systems Committee)方式およびヨーロッパのDVB−T(Digital Video Broadcasting for Terrestrial)がある。いずれの方式においても、放送信号は符号化されて送信されるため、誤り訂正が可能であり、その処理過程において受信データ誤り率が演算できる。したがって、この発明の実施の形態1におけるデジタルデコーダ12は、上述のいずれの方式を用いてもよい。
アナログデコーダ14は、チューナ10から受けた放送信号を復号してデジタル信号に変換し、映像および音声のデジタル信号をMPEGデコーダ16に出力する。アナログデコーダ14は映像出力の復号を行なうため、たとえば周波数分離処理、同期信号分離処理などの各種処理によって水平同期信号および垂直同期信号を捕捉する。
なお、水平同期信号は、垂直同期信号に対して十分に周波数が高い。そのため、水平同期信号は、垂直同期信号に比較して、ノイズ等の影響を受けやすい。つまり、水平同期信号を捕捉できたか否かで受信状態を判断することができる。
なお、アナログテレビ放送は、日本や米国等のNTSC(National System Committee)方式の他に、ドイツやイギリス等のPAL(Phase Alternation by Line)方式およびフランス等のSECAM(Sequentiel Couleur a Memoire)方式があるが、いずれの方式においても放送信号に水平同期信号が含まれているため、水平同期信号の捕捉の可否を検出できる。
また、アナログデコーダ14は、図示されないAGC回路を含み、アンテナ30から受信したアナログテレビ放送信号の強さに応じ、映像信号が安定して出力されるようにチューナ10のゲインを制御する。
なお、アナログデコーダ14は水平同期信号の捕捉結果あるいはAGC電圧の値を受信情報として出力する。
MPEGデコーダ16は、デジタルデコーダ12またはアナログデコーダ14から受けた信号を映像出力および音声出力に復号してテレビ40に出力する。
方向決定部3は、制御部20と、受信方向切換部22とを含む。
制御部20はチューナ10にチャネルを指示し、デジタルデコーダ12またはアナログデコーダ14から受信情報を受けて方向検索処理を行ない、指示したチャネルに対するアンテナ30の受信方向を決定する。方向検索処理については後述する。
制御部20は、判定処理のプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)20Aと、実行されるプログラムやプログラム実行結果、方向検索処理によって決定された受信方向の情報をチャネルごとに記憶するメモリ20Bとを含む。
受信方向切換部22は、制御部20からアンテナ30のゲインに関する情報を受信して、その情報に応じたゲインを設定するようアンテナ30にゲイン切換指示を送る。
また、受信方向切換部22は、制御部20からアンテナ30の受信方向に関する情報を受信し、その情報に応じた方向に受信方向を切換えるようアンテナ30に方向切換指示を送る。
受信装置1は、さらに、リモコン42からの指令を受信して制御部20に方向検索処理開始を指示する信号を送るリモコン受信部44を備える。
図2は、図1のアンテナ30の受信方向の例を説明する図である。
図2を参照して、アンテナ30の受信方向には時計回りに1〜16までの番号が付される。各番号と方角との対応付けは方向検索処理の前に設定される。たとえば番号1の方向に対応する方角は北であり、番号5,9,13は東、南、西の方角にそれぞれ対応する。
図3は、図1の受信装置1の方向検索処理の概要を示すフローチャートである。
図3を参照して、処理が開始されると、まずステップS1では、ユーザによって方向検索処理を開始するための初期方向が設定される。初期方向は、たとえばユーザがリモコンを操作してテレビ40の画面に方向選択メニューを表示させ、メニュー内で方角を選択することによって決定される。決定された初期方向の情報はたとえば図1のメモリ20Bに記憶される。
なお、初期方向はCPU20Aが処理を行なうときに、メモリ20Bにあらかじめ記憶された情報を読み出すことによって設定されてもよい。
以後の処理は方向決定部3によって行なわれる。ステップS2ではアナログ放送およびデジタル放送のチャネル群から受信方向を決定するためのチャネルが選択される。次に、ステップS3ではメモリ20Bから初期方向の情報が読み出される。続いて、ステップS4では後述する方向検索処理が行なわれ、選択されたチャネルの放送信号に対する受信方向が決定される。
続いて、ステップS5においてアナログ放送およびデジタル放送で割当てられたチャネルに対し、受信方向が設定されている場合には処理が終了する。一方、受信方向が設定されていないチャネルが存在する場合にはステップS2に戻る。
図4は、図3のステップS4の処理を示すフローチャートである。
図4を参照して、処理が開始されると、まずステップS11ではゲインが3に設定され、アンテナのすべての受信方向が指定されて各方向に対応した受信情報が取得される第1の検索処理が行なわれる。
次にステップS12ではゲインが2に設定され、アンテナのすべての受信方向が指定されて各方向に対応した受信情報が取得される第2の検索処理が行なわれる。
続いてステップS13ではゲインが1に設定され、アンテナのすべての受信方向が指定されて各方向に対応した受信情報が取得される第3の検索処理が行なわれる。
続いてステップS14ではゲインが0に設定され、アンテナのすべての受信方向が指定されて各方向に対応した受信情報が取得される第4の検索処理が行なわれる。
なお、ステップS11〜S14で取得される受信情報は、たとえば図1のメモリ20Bに記憶される。
続いてステップS15では、ステップS11〜S14で取得された受信情報をもとに受信状態の最も良い方向が受信方向に設定される方向決定処理が行なわれる。
ステップS15における方向決定処理の例について説明する。ステップS15では保存されていた受信情報が参照される。たとえばデジタルデコーダ12から受信情報として誤り率が送られる場合、誤り率が最も低くなる方向が受信方向に設定される。また、たとえばアナログデコーダ14からAGC電圧に応じた受信情報が送られる場合、AGC電圧が最も低くなる方向が受信方向に設定される。
なお、アナログデコーダ14から送られる受信情報が水平同期信号の捕捉を示す信号である場合、捕捉結果の最も良い方向が受信方向に設定される。
さらに、ステップS15において放送信号を受信できる方向が存在しないと判定される場合には受信方向は決定されずに処理が終了する。受信方向が存在しないと判定される場合とは、デジタルデコーダ12から送られる誤り率の結果が所定の基準値(たとえば10%)以下となる方向が存在しない場合やアナログデコーダ14から送られるAGC電圧が所定の電圧値(たとえば3.3V)以下となる方向が存在しない場合などである。
このように実施の形態1の受信装置1における方向検索処理では、図4に示されるように、ステップS11〜S14での処理ごとにアンテナのゲインが切換り、各ゲインにおいてアンテナのすべての受信方向が指定され、指定した各方向に対応する受信情報が取得される。ゲインと受信方向の組み合わせによって得られる受信情報から判定された受信状態の最も良い方向が受信方向として決定される。よって、最適な受信方向が精度良く求められる。
以上のように実施の形態1によれば、アンテナのゲインと受信方向の組み合わせで得られる受信情報をもとに最適な受信方向が求めることができるので精度の高い方向検索処理を行なうことが可能である。
[実施の形態2]
実施の形態2の受信装置は、アンテナのゲインを低いほうから高いほうに順次切換えて最適な受信方向を決定する。
なお、実施の形態2の受信装置の構成は図1に示される受信装置1の構成と同様であるので、実施の形態2の受信装置の構成に関する説明は以後繰り返さない。
図5は、実施の形態2の受信装置による方向検索処理を示すフローチャートである。
図5を参照して、処理が開始されると、まずステップS21ではゲインが0に設定され、アンテナのすべての受信方向が指定されて各方向に対応した受信情報が取得される第1の検索処理が行なわれる。
次にステップS22ではゲインが1に設定され、アンテナのすべての受信方向が指定されて各方向に対応した受信情報が取得される第2の検索処理が行なわれる。
続いてステップS23ではゲインが2に設定され、アンテナのすべての受信方向が指定されて各方向に対応した受信情報が取得される第3の検索処理が行なわれる。
続いてステップS24ではゲインが3に設定され、アンテナのすべての受信方向が指定されて各方向に対応した受信情報が取得される第4の検索処理が行なわれる。
なお、ステップS21〜S24で取得される受信情報は、たとえば図1のメモリ20Bに記憶される。
続いてステップS25では図4のステップS15と同様に、ステップS21〜S24で取得された受信情報をもとに受信状態の最も良い方向が受信方向に設定される方向決定処理が行なわれる。
実施の形態2で得られる効果は実施の形態1で得られる効果と同様である。つまり、実施の形態2によれば、アンテナのゲインと受信方向の組み合わせで得られる受信情報をもとに最適な受信方向が求めることができるので精度の高い方向検索処理を行なうことが可能である。
[実施の形態3]
実施の形態3の受信装置は、実施の形態1と同様にアンテナのゲインを高いほうから低いほうに順次切換えて方向検索を行なう。ただし、実施の形態3の受信装置ではゲインが低くなるごとに検索の対象となる方向の数が絞り込まれて最適な受信方向が決定される。
なお、実施の形態3の受信装置の構成は図1に示される受信装置1の構成と同様であるので、実施の形態3の受信装置の構成に関する説明は以後繰り返さない。
図6は、実施の形態3の受信装置による方向検索処理を示すフローチャートである。
図6を参照して、処理が開始されると、まず、ステップS31では、ゲインが3に設定され、アンテナのすべての受信方向が指定されて各方向に対応した受信情報から受信可能な方向が決定される全方向検索処理が行なわれる。
ステップS31において受信可能な方向を決定する処理の例を説明する。たとえば図1のデジタルデコーダ12から送られる誤り率の結果が所定の基準値(たとえば10%)以下であれば、放送信号が受信されたと判定される。また、たとえば図1のアナログデコーダ14から送られるAGC電圧の値が所定の基準値(たとえば3.3V)以下であれば放送信号が受信されたと判定される。
なお、図1のアナログデコーダ14から送られる受信情報は水平同期信号の捕捉を示す信号であってもよい。
また、ステップS31〜S34では、決定された方向の情報はメモリ20Bに保存される。
なお、以下のステップS32〜S34においてもステップS31と同様の判断基準に従って受信可能な方向が決定される。
次にステップS32ではゲインが2に設定され、メモリ20BからステップS31で決定された方向の情報が読み出され、ステップS31で受信可能と判定された方向の中から受信可能な方向が決定される第1の絞込み検索が行なわれる。第1の絞込み検索で決定された方向の情報はメモリ20Bに保存される。
続いてステップS33ではゲインが1に設定され、ステップS32で受信可能と判定された方向の中から受信可能な方向が決定される第2の絞込み検索が行なわれる。
続いてステップS34ではゲインが0に設定され、ステップS33で受信可能と判定された方向の中から受信方向が決定される方向決定処理が行なわれる。
なお、ステップS34で受信可能な方向が2以上ある場合には、図4のステップS15と同様に誤り率が最も低くなる方向あるいはAGC電圧が最小になる方向が受信方向になる。
以上のように実施の形態3の受信装置によれば、ゲインが低くなるに従って受信可能な方向の数が減少するので、実施の形態1,2の受信装置と比較して、受信方向をより短時間で決定することが可能である。
また、実施の形態3によれば、最も高いゲインを最初に指定して受信可能な方向を検出するので、ノイズを多く含む信号を受信した方向も誤って受信可能な方向と判定する可能性がある。しかし、実施の形態3によれば、最も低いゲインを最初に指定するよりも多くの受信方向を検出することが可能であるので、より確実に受信方向を決定することが可能である。
[実施の形態4]
実施の形態4の受信装置は、実施の形態1から3までの受信装置と比較して、より短時間で方向検索処理を行なう受信装置である。
なお、実施の形態4の受信装置の構成は図1に示される受信装置1の構成と同様であるので、実施の形態4の受信装置の構成に関する説明は以後繰り返さない。
図7は、実施の形態4の受信装置による方向検索処理を示すフローチャートである。
図7を参照して、処理が開始されると、まずステップS41では検索処理を行なうために必要な2つのゲインが設定される。
ゲインは、たとえばメモリ20Bに記憶されている情報がCPU20Aによって読み出されることによって設定される。メモリ20Bには出荷時あるいは前回の方向検索処理時のゲイン設定に関する情報が記憶される。
なお、ゲインはユーザのリモコン操作による入力によって設定されてもよい。
さらに、メモリ20Bに記憶されている情報かユーザが入力した情報かのいずれかがユーザによって選択されることでゲインが設定されてもよい。
続いて、ステップS42ではゲインが3に設定され、アンテナのすべての受信方向が指定されて各方向に対応した受信情報が取得される第1の検索処理が行なわれる。
続いてステップS43ではゲインが0に設定され、アンテナのすべての受信方向が指定されて各方向に対応した受信情報が取得される第2の検索処理が行なわれる。
続いてステップS44では図5のステップS15と同様に、ステップS42,S43で取得された受信情報から受信状態の最も良い方向が受信方向に設定される方向決定処理が行なわれる。
なお、図7のフローチャートにおいて、ステップS42ではゲインは3に設定され、ステップS43ではゲインは0に設定されるとしたが、ゲインの組み合わせはステップS42で設定されるゲインがステップS43で設定されるゲインよりも大きいという関係を満たす限りにおいて様々に設定可能である。
ゲインの組み合わせは、受信装置が設置されている場所における電波の受信レベルに応じて定められる。たとえば電波の受信レベルが低い地域であれば、より確実に放送信号が受信されるよう、ステップS42でゲインは3に設定され、ステップS43でゲインは1または2に設定される。一方、都市部のように電波の受信レベルが高い地域であれば、たとえばステップS42でゲインは1または2に設定され、ステップS43でゲインは0に設定される。
以上のように実施の形態4の受信装置では、ゲインを選択して方向検索処理を行なうので、実施の形態1から3までの受信装置よりも短時間で受信方向を決定することが可能である。
[実施の形態5]
実施の形態5の受信装置は、実施の形態4の受信装置と同様にアンテナのゲインを選択して最適な受信方向を決定する。ただし、実施の形態5の受信装置はアンテナのゲインを低いほうから高いほうに切換えて方向を検索する。
なお、実施の形態5の受信装置の構成は図1に示される受信装置1の構成と同様であるので、実施の形態5の受信装置の構成に関する説明は以後繰り返さない。
図8は、実施の形態5の受信装置による方向検索処理を示すフローチャートである。
図8を参照して、処理が開始されると、まず、ステップS51では図7のステップS41と同様に検索処理を行なうために必要な2つのゲインが設定される。
なお、実施の形態4と同様に、ゲインはメモリ20Bに記憶されている情報をもとに設定されてもよく、ユーザの入力によって設定されてもよい。さらに、ゲインはメモリ20Bに記憶されている情報かユーザの入力による情報のいずれかが選択されて設定されてもよい。
続いて、ステップS52ではゲインが0に設定され、アンテナのすべての受信方向が指定されて各方向に対応した受信情報が取得される第1の検索処理が行なわれる。
続いて、ステップS53ではゲインが3に設定され、アンテナのすべての受信方向が指定されて各方向に対応した受信情報が取得される第2の検索処理が行なわれる。
続いてステップS54では図7のステップS44と同様に、ステップS52,S53で取得された受信情報から受信状態の最も良い方向が受信方向に設定される方向決定処理が行なわれる。
実施の形態5で得られる効果は実施の形態4で得られる効果と同様である。つまり、実施の形態5の受信装置では、ゲインを選択して方向検索処理を行なうので、実施の形態1から3までの受信装置よりも短時間で受信方向を決定することが可能である。
[実施の形態6]
実施の形態6の受信装置は実施の形態4,5の受信装置よりもさらに短時間で受信方向を決定することが可能である。
なお、実施の形態6の受信装置の構成は図1に示される受信装置1の構成と同様であるので、実施の形態6の受信装置の構成に関する説明は以後繰り返さない。
図9は、実施の形態6の受信装置による方向検索処理を示すフローチャートである。
図9を参照して、処理が開始されると、まず、ステップS61では図7のステップS41と同様に検索処理を行なうために必要な2つのゲインが設定される。
なお、実施の形態4,5と同様に、ゲインはメモリ20Bに記憶されている情報をもとに設定されても良く、ユーザの入力によって設定されてもよい。さらに、ゲインはメモリ20Bに記憶されている情報かユーザの入力による情報のいずれかが選択されて設定されてもよい。
続いてステップS62では、ゲインが3に設定され、図6のステップS31と同様にアンテナのすべての受信方向が指定されて各方向に対応した受信情報から受信可能な方向が決定される全方向検索処理が行なわれる。
続いてステップS63では、ゲインが0に設定され、図6のステップS34と同様にステップS62で受信可能と判定された方向の中から受信可能な方向が決定される方向決定処理が行なわれ、受信方向が決定される。
以上のように実施の形態6によれば、ゲインが低くなるに従って受信可能な方向の数が減少するので、実施の形態4,5の受信装置と比較して、受信方向をより短時間で決定することが可能である。
また、実施の形態3と同様に、実施の形態6によれば、最も高いゲインを最初に指定して受信可能な方向を検出するので、ノイズを多く含む信号を受信した方向も誤って受信可能な方向と判定する可能性がある。しかし、実施の形態6によれば、最も低いゲインを最初に指定するよりも多くの受信方向を検出することが可能であるので、より確実に受信方向を決定することが可能である。
[実施の形態7]
実施の形態7の受信装置は、実施の形態1から6までの受信装置よりも短時間で方向検索処理を行なう受信装置である。
なお、実施の形態7の受信装置の構成は図1に示される受信装置1の構成と同様であるので、実施の形態7の受信装置の構成に関する説明は以後繰り返さない。
図10は、実施の形態7の受信装置による方向検索処理を示すフローチャートである。
図10を参照して、処理が開始されると、まず、ステップS71では、アンテナのゲインの中からいずれか1つが設定される。
なお、実施の形態4から6におけるゲインの設定と同様に、ゲインはメモリ20Bに記憶される情報がCPU20Aに読み出されることによって設定されても良く、また、ユーザの入力によって設定されてもよい。さらに、メモリ20Bに記憶されている情報かユーザの入力による情報のいずれかが選択されるようにしてもよい。
ゲインの設定例について以下に説明する。信号の受信レベルが高い場合、ゲインは0や1などのように低く設定される。一方、電波が微弱であり信号の受信レベルが低い場合、ゲインは2や3などのように高く設定される。
たとえば出荷時にメモリ20Bにゲインの情報が書き込まれる場合、出荷地域が都市部であればゲインが0または1に設定される。また、出荷地域が山間部など電波が微弱な地域である場合にはゲインが2または3に設定される。
続いてステップS72では、アンテナの受信方向が指定されて、指定された各方向に対応する受信情報から受信方向が決定される検索処理が行なわれる。図4のステップS15と同様に、受信方向は誤り率が最も低くなる方向あるいはAGC電圧が最も小さくなる方向に決定される。
以上のように実施の形態7によれば、ある1つのゲインを指定してアンテナの全方向を検索して受信方向を決定する。よって、最適なゲインが指定されない場合、判定処理において最適な受信が可能な方向以外の方向を受信方向として決定する可能性があるが、実施の形態7の受信装置は実施の形態1から6までの受信装置と比較して短時間で受信方向を決定することが可能である。
[実施の形態8]
実施の形態8は、実施の形態1から7に示される方向検索処理のいずれかがユーザによって選択される受信装置である。
なお、実施の形態8の受信装置の構成は図1に示される受信装置1の構成と同様であるので、実施の形態8の受信装置の構成に関する説明は以後繰り返さない。
以後、説明の便宜のため、実施の形態1〜3に示される方向検索処理を「高精細検索処理」と称し、実施の形態4〜6で示される方向検索処理を「精細検索処理」と称し、実施の形態7で示される方向検索処理を「通常検索処理」と称することにする。
図11は、実施の形態8の受信装置による方向検索処理を示すフローチャートである。
図11を参照して、処理が開始されると、まずステップS81ではユーザによって、高精細検索処理、精細検索処理、通常検索処理のいずれか1つが選択される。
続いてステップS82では高精細検索処理が選択されたか否かが判定される。ステップS82において高精細検索処理が選択されたと判定される場合にはステップS83に進む。一方、ステップS82において高精細検索処理以外の処理が選択されたと判定される場合には後述するステップS84に進む。
ステップS83では高精細検索処理が実行されて受信方向が決定される。ステップS83における処理では実施の形態1〜3に示される処理のいずれか1つが行なわれて受信方向が決定される。
なお、ステップS83では実施の形態1〜3に示される処理のいずれか1つがユーザによって選択されて処理が行なわれてもよい。
ステップS84では、ステップS82で高精細検索処理以外の処理が選択された場合について、さらに精細検索処理が選択されたか否かが判定される。
ステップS84で精細検索処理が選択されたと判定される場合にはステップS85に進み、実施の形態4〜6に示される処理のいずれか1つが行なわれて受信方向が決定される。
なお、ステップS83と同様に、ステップS85における処理では実施の形態4〜6に示される処理のいずれか1つの処理がユーザによって選択されて処理が行なわれてもよい。
一方、ステップS84で精細検索処理が選択された場合以外の場合、つまり通常検索処理が選択された場合にはステップS86に進む。ステップS86では通常検索処理が行なわれて受信方向が決定される。
以上のように、実施の形態8によれば、最適な受信方向を設定する、あるいは方向検索処理を短時間で完了させる、等のユーザの優先条件に応じて方向検索処理を決定することが可能になる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
実施の形態1の受信装置の構成の一例を示すブロック図である。 図1のアンテナ30の受信方向の例を説明する図である。 図1の受信装置1の方向検索処理の概要を示すフローチャートである。 図3のステップS4の処理を示すフローチャートである。 実施の形態2の受信装置による方向検索処理を示すフローチャートである。 実施の形態3の受信装置による方向検索処理を示すフローチャートである。 実施の形態4の受信装置による方向検索処理を示すフローチャートである。 実施の形態5の受信装置による方向検索処理を示すフローチャートである。 実施の形態6の受信装置による方向検索処理を示すフローチャートである。 実施の形態7の受信装置による方向検索処理を示すフローチャートである。 実施の形態8の受信装置による方向検索処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 受信装置、2 受信部、3 方向決定部、10 チューナ、12 デジタルデコーダ、14 アナログデコーダ、16 MPEGデコーダ、20 制御部、20A CPU、20B,24 メモリ、22 受信方向切換部、30 アンテナ、40 テレビ、42 リモコン、44 リモコン受信部、S1〜S86 ステップ。

Claims (12)

  1. 受信方向とゲインの各々の切換えが可能なアンテナから放送信号を受信する受信装置であって、
    前記放送信号を受信して前記放送信号の受信状態を示す受信情報を出力する受信部を備え、
    前記受信部は、
    デジタルテレビ放送信号を受信し、所定の誤り訂正処理を行なって得られる誤り率に応じた前記受信情報を出力するデジタルデコーダと、
    アナログテレビ放送信号を受信し、前記アナログテレビ放送信号の強度に応じて出力を変化させる自動利得制御を行ない、自動制御された利得に応じた前記受信情報を出力するアナログデコーダとを含み、
    前記アンテナに対して複数か単数かのいずれかの前記ゲインを指定し、前記ゲインの指定とともに複数の方向を前記受信方向として一時的に指定し、指定した各方向に対応する前記受信情報を受けて前記受信状態が最も良好と判定される方向を前記放送信号の前記受信方向として最終的に決定する方向決定部をさらに備える、受信装置。
  2. 受信方向とゲインの各々の切換えが可能なアンテナから放送信号を受信する受信装置であって、
    前記放送信号を受信して前記放送信号の受信状態を示す受信情報を出力する受信部と、
    前記アンテナに対して前記ゲインを指定し、前記ゲインの指定とともに複数の方向を前記受信方向として一時的に指定し、指定した各方向に対応する前記受信情報を受けて前記受信状態が最も良好と判定される方向を前記放送信号の前記受信方向として最終的に決定する方向決定部とを備える、受信装置。
  3. 前記方向決定部は、ゲインを複数選択し、選択したゲインの各々を前記アンテナに対して指定するごとに前記複数の方向を一時的に指定し、指定した各方向の中から前記放送信号の前記受信方向を最終的に決定する、請求項2に記載の受信装置。
  4. 前記方向決定部は、選択した複数のゲインの高いほうから順に前記アンテナに対して前記ゲインを指定する、請求項3に記載の受信装置。
  5. 前記方向決定部は、ゲインを指定して一時的に決定した方向を次のゲインの指定時に指定する方向として保持し、方向の絞込みを行なう絞込検索処理を順次行ない、最も低いゲインを指定したときには直前の前記絞込み検索処理で決定された方向の中から前記放送信号の前記受信方向を最終的に決定する、請求項4に記載の受信装置。
  6. 前記方向決定部は、選択した複数のゲインの低いほうから順に前記アンテナに対して前記ゲインを指定する、請求項3に記載の受信装置。
  7. 前記方向決定部は、指定可能なゲインをすべて選択する、請求項4から6のいずれか1項に記載の受信装置。
  8. 前記方向決定部は、指定可能なゲインのうち異なる2つのゲインを選択する、請求項4から6のいずれか1項に記載の受信装置。
  9. 前記方向決定部は、指定可能なゲインのうち前記ゲインを1つだけ選択する、請求項2に記載の受信装置。
  10. 前記方向決定部は、外部からの指示を受け、指定する前記ゲインの数を切換える、請求項2に記載の受信装置。
  11. 前記受信部は、デジタルテレビ放送信号およびアナログテレビ放送信号を受信して前記受信情報を出力する、請求項2に記載の受信装置。
  12. 前記受信部は、
    前記デジタルテレビ放送信号を受信し、所定の誤り訂正処理を行なって得られる誤り率に応じた前記受信情報を出力するデジタルデコーダと、
    前記アナログテレビ放送信号を受信し、前記アナログテレビ放送信号の強度に応じた出力を変化させる自動利得制御を行ない、自動制御された利得に応じた前記受信情報を出力するアナログデコーダとを含む、請求項11に記載の受信装置。
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