JP2007281746A - テレビジョン放送信号受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 テレビジョン放送信号受信装置のチャンネルオートスキャン処理において、視聴者によりスキャン範囲を設定可能とすることで、オートスキャン処理時間を短縮可能なテレビジョン放送信号受信装置を提供する。
【解決手段】 アンテナ装置に接続されたテレビジョン放送信号受信装置において、チャチャンネルオートスキャンを行う周波数帯を設定可能な周波数帯設定手段を備え、該周波数帯設定手段は、操作手段からの入力信号に基づいてチャンネル設定を行う放送信号の周波数帯を設定し、制御手段は、周波数帯設定手段により設定された周波数帯に基づいて、第1周波数帯(例えば、UHF帯)の放送信号に対しては選択手段により第1アンテナ(多指向性アンテナ)を選択させる一方、第2周波数帯(例えば、VHF帯)の放送信号に対しては選択手段により第2アンテナ(単指向性アンテナ)を選択させるようにした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、UHF帯、VHF帯のテレビジョン放送信号を受信可能なテレビジョン放送信号受信装置に関し、特に、多指向性アンテナを利用したチャンネルオートスキャン(チャンネル自動設定)機能を有するテレビジョン放送信号受信装置に関する。
ATSCディジタルテレビジョン放送(以下、TV放送と略する)が行われている北米大陸では、平野部に大都市が点在し、多数の放送局が存在するため、様々な方向からTV放送信号が送信されてくる。このような環境においては、TV放送信号を受信する視聴者は、自分の見たい番組が放送されている放送局の方向にアンテナの受信方向を調節する必要がある。そこで、スマートアンテナ等の多指向性アンテナが実用化されている。
また、EIA−909規格によれば、スマートアンテナは円を16分割した各方向に受信方向を有すると規定されている。一方、EIA−909規格に準拠したディジタルTV放送信号受信装置では、スマートアンテナで受信可能な16方向のすべてに対して受信方向を制御できるように構成されている。
一方、テレビジョン放送信号受信装置において、各放送局からの放送信号を受信するためにはチャンネルオートスキャン(チャンネルプリセット)と呼ばれる処理を実行する必要がある。このチャンネルオートスキャン処理は、視聴者にとってはできるだけ短時間で完了することが望ましい。
例えば、チャンネルオートスキャン又はチャンネルプリセットに関する技術として特許文献1〜5に記載の発明が提案されている。
登録実用新案第3070655号 特開平08−097683号公報(特許第3166810号) 特開2003−273759号公報 特開2005−159810号公報 特開2005−045592号公報
ところで、近年では、世界各国で地上放送のディジタル化が急速に進んできている。地上波ディジタル放送は、既存のUHFアナログ放送と平行して放送されるが、割り当てられたチャンネル周波数のそれぞれが5〜6番組を同時に伝送することができるので、空いた周波数を様々な分野に利用することで周波数逼迫の問題を解消できるという利点がある。また、数年後には地上波アナログ放送は廃止され完全に地上波ディジタル放送に移行されることが決定しており、これに伴いVHF帯を利用した放送は縮小、将来的には停波されることとなる。
このような情勢の元では、受信されないチャンネル(空きチャンネル)が多くなるので、VHF帯の放送信号に対応するチャンネルを設定するのに上記先願技術を利用しても、余計に無駄な時間を費やすことになりかねない。つまり、上記先願技術を利用してチャンネルのプリセットを実行させる場合、TV放送信号がVHF帯であってもUHF帯であっても、同様にスキャンを行うので、さらなる改良の余地があると考えられる。
そこで、本発明は、テレビジョン放送信号受信装置のチャンネルオートスキャン処理において、視聴者によりスキャン範囲を設定可能とすることで、オートスキャン処理時間を短縮可能なテレビジョン放送信号受信装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、第1周波数帯の放送信号を受信可能な第1アンテナと、第2周波数帯の放送信号を受信可能な第2アンテナと、を有するアンテナ装置に接続され、受信する放送信号の周波数に応じて前記第1アンテナ又は前記第2アンテナの何れかのアンテナを選択するアンテナ選択手段と、前記第1アンテナ又は前記第2アンテナで受信された受信信号の受信レベルを検出する検出手段と、前記検出手段により検出された受信レベルが所定以上となった当該放送信号のチャンネルを、受信可能なチャンネルとして設定するチャンネル設定手段と、前記選択手段、検出手段、及びチャンネル設定手段の動作を制御する制御手段と、視聴者による入力操作を可能とする操作手段と、を備えたテレビジョン放送信号受信装置において、前記チャンネル設定手段は、チャンネル設定を行う放送信号の周波数帯を設定可能な周波数帯設定手段を備え、前記周波数帯設定手段は、前記操作手段からの入力信号に基づいてチャンネル設定を行う放送信号の周波数帯を設定し、前記制御手段は、前記周波数帯設定手段により設定された周波数帯に基づいて、第1周波数帯の放送信号に対しては前記選択手段により第1アンテナを選択させる一方、第2周波数帯の放送信号に対しては前記選択手段により第2アンテナを選択させることを特徴とする。
具体的には、前記第1周波数帯はUHF帯に相当する周波数帯であり、前記第2周波数帯はVHF帯に相当する周波数帯である。
また、前記周波数帯設定手段は、前記第2周波数帯の放送信号についてチャンネル設定を行うか否かを選択可能とした。つまり、視聴者によりVHF帯の放送信号に対してチャンネルオートスキャンを行うか否かを選択させるようにした。
このとき、前記周波数帯設定手段は、前記チャンネル設定手段により前記第1周波数帯の放送信号についてのチャンネル設定が実行された後、前記第2周波数帯の放送信号についてチャンネル設定を行うか否かを選択させるようにしてもよい。
また、前記周波数帯設定手段は、前記第1周波数帯と前記第2周波数帯の何れか、又は両方を設定可能とした。つまり、視聴者によりチャンネルオートスキャンを行う周波数帯を、UHF帯、VHF帯、又はUHF帯とVHF帯の両方、の何れにするか選択させるようにした。
さらに、前記第1アンテナは受信方向を変更可能な多指向性アンテナであり、前記第2アンテナは単一方向からの放送信号を受信可能な単指向性アンテナであり、前記チャンネル設定手段は、前記第1アンテナによる受信方向を切換可能な受信方向切換手段と、前記受信方向切換手段により前記第1アンテナの受信方向を順次変更させたときに前記検出手段により検出された複数の受信方向に対する受信レベルに基づいて、最適な受信状態が得られる受信方向を設定する受信方向設定手段と、を有し、前記制御手段は、第1周波数帯の放送信号に対しては、前記選択手段により第1アンテナを選択させるとともに、前記チャンネル設定手段により当該放送信号のチャンネル及び受信方向を設定させる一方、第2周波数帯の放送信号に対しては、前記選択手段により第2アンテナを選択させるとともに、前記チャンネル設定手段により当該放送信号のチャンネルを設定させるようにした。
このようになスマートアンテナを利用したチャンネルオートスキャン処理とすることで、さらに効率よくオートスキャンを実行させることができる。なお、前記単指向性アンテナは、手動により指向性を変更可能に構成されるようにするのが望ましい。
本発明によれば、第1周波数帯(例えば、UHF帯)の放送信号を受信可能な第1アンテナと、第2周波数帯(例えば、VHF帯)の放送信号を受信可能な第2アンテナと、を有するアンテナ装置に接続され、受信する放送信号の周波数に応じて第1アンテナ又は第2アンテナの何れかのアンテナを選択するアンテナ選択手段と、第1アンテナ又は第2アンテナで受信された受信信号の受信レベルを検出する検出手段と、検出手段により検出された受信レベルが所定以上となった当該放送信号のチャンネルを、受信可能なチャンネルとして設定するチャンネル設定手段と、選択手段、検出手段、及びチャンネル設定手段の動作を制御する制御手段と、視聴者による入力操作を可能とする操作手段(例えば、リモコン)と、を備えたテレビジョン放送信号受信装置において、チャンネル設定手段は、チャンネル設定を行う放送信号の周波数帯を設定可能な周波数帯設定手段を備え、該周波数帯設定手段は、操作手段からの入力信号に基づいてチャンネル設定を行う放送信号の周波数帯を設定し、制御手段は、周波数帯設定手段により設定された周波数帯に基づいて、第1周波数帯の放送信号に対しては選択手段により第1アンテナを選択させる一方、第2周波数帯の放送信号に対しては選択手段により第2アンテナを選択させるようにしたので、チャンネルオートスキャン処理を実行する周波数帯を視聴者が任意に設定することができる。
したがって、テレビジョン放送のディジタル化に伴い、VHF帯の放送信号が減少した場合には、VHF帯の放送信号についてはチャンネルオートスキャンを実行させないように設定することが可能となり、オートスキャン時間を格段に短縮することができるようになる。
以下、本発明の好適な実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1はテレビジョン放送信号受信システムの機能的構成を示すブロック図であり、図2はアンテナ装置1の外観を示す斜視図である。
本実施形態にかかるテレビジョン放送信号受信システム100は、複数方向からの放送信号を受信可能なアンテナ装置1と、アンテナ装置1を接続したテレビジョン放送信号受信装置としてのセットトップボックス(以下、STBと略する)3と、を備えて構成される。
アンテナ装置1は、例えば、STB3により所定の規格(例えば、EIA/CEA−909等)に基づいて制御される。
STB3は、例えば、アンテナ装置1を所定の規格(例えば、EIA/CEA−909等)に基づいて制御するとともに、アンテナ装置1を介してテレビジョン放送信号(以下、「TV放送信号」という。)を受信する。また、受信したTV放送信号に基づいて、音声や画像を出力する。
本実施形態では、アンテナ装置1及びSTB3は、一例としてEIA/CEA−909規格に準拠するものとし、アンテナ装置1とSTB3との間で通信を行うためのインターフェイスを909インターフェイスと称する。
アンテナ装置1は、例えば、909インターフェイス10と、アンテナコントローラ11と、第1周波数帯域のTV放送信号(例えば、UHF信号)の受信に際して指向性の切り替えが可能な第1アンテナ(多指向性アンテナ)としてのUHFアンテナ13と、第2周波数帯域のTV放送信号(例えば、VHF信号)の受信に際して指向性が固定された第2アンテナ(単指向性アンテナ)としてのVHFアンテナ12と、を備えて構成される。VHFアンテナ12とUHFアンテナ13は、例えば、図2に示すように、着脱自在に連結されている。
VHFアンテナ12は、例えば、放送局の送信塔等から送出されるVHF信号の受信が可能となるよう構成されたアンテナである。具体的には、VHFアンテナ12は、いわゆるラビットアンテナであり、UHFアンテナ13に着脱自在に取り付けられている。
UHFアンテナ13は、例えば、放送局の送信塔等から送出されるUHF信号の受信が可能となるよう構成されたアンテナである。具体的には、UHFアンテナ13は、いわゆるスマートアンテナ(八木形アンテナ)であり、複数の方向(例えば、16方向)に指向性を調整できる。
VHFアンテナ12及びUHFアンテナ13は、STB3のチューナ32に接続されており、TV放送信号を受信すると、当該TV放送信号を所定のゲインで増幅する等のゲインコントロール処理を施し、チューナ32に当該TV放送信号(具体的には、RF(Radio Frequency)信号)を出力する。
909インターフェイス10は、例えば、STB3の909インターフェイス31(後述)と接続しており、STB3の909インターフェイス31(後述)と所定の規格(例えば、EIA/CEA−909等)に基づいた通信を行って、STB3からアンテナ装置1を制御するためのチャンネル情報(後述)等を受信して、アンテナコントローラ11に出力する。
アンテナコントローラ11は、例えば、制御部111と、切替部112と、を備えている。さらに、制御部111は、例えば、CPU(Central Processing Unit)1111と、RAM(Random Access Memory)1112と、ROM(Read Only Memory)1113と、を備えている。
CPU1111は、ROM1113に記憶されたアンテナコントローラ11用の各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行う。RAM1112は、CPU1111によって実行される処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果などを格納するデータ格納領域などを備える。ROM1113は、アンテナコントローラ11で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、CPU1111によって演算処理された処理結果のデータなどを記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形でROM1113に記憶されている。例えば、ROM1113には、取得プログラム、判定プログラム、選択プログラムなどが記憶されている。
CPU1111は、ROM1113に格納されている取得プログラムを実行することにより、例えば、STB3の909インターフェイス31から送信されたチャンネル情報を取得する。ここで、チャンネル情報とは、例えば、ユーザによって選局されたチャンネル(仮想チャンネル)に応じた情報である。具体的には、選局されたチャンネルに対応するTV放送信号がVHF信号とUHF信号の何れであるかを判定するための物理チャンネル番号と、アンテナの指向性の方向に関する方向情報と、アンテナのゲインに関するゲイン情報と、を含む。
また、CPU1111は、判定プログラムを実行することにより、ユーザによって選局されたチャンネルに対応するTV放送信号がVHF信号とUHF信号の何れであるかを判定する。具体的には、CPU1111は、物理チャンネル番号αが所定値(例えばα=17)以下の場合に当該TV放送信号はVHF信号であると判定し、所定値より大きい場合に当該TV放送信号はUHF信号であると判定する。ここで、物理チャンネル番号は、例えば、TV放送信号が存在する周波数帯域の周波数値に対応するように付与されたものであり、物理チャンネル番号が大きいTV放送信号ほど、周波数値が大きい周波数帯域に存在する。また、VHF信号と比較して、UHF信号は周波数値が大きい周波数帯域に存在する。したがって、TV放送信号が、VHF信号であるか或いはUHF信号であるかは、物理チャンネル番号によって判定することができる。
さらに、CPU1111は、選択プログラムを実行することにより、選局されたチャンネルに対応するTV放送信号が属する周波数帯(物理チャンネル番号)に応じて、VHFアンテナ12かUHFアンテナ13の何れかを選択し、TV放送信号を受信させる。すなわち、ユーザによりVHF信号に対応するチャンネルが選局された場合にはVHFアンテナ12でTV放送信号を受信するように選択され、UHF信号に対応するチャンネルが選局された場合にはUHFアンテナ13でTV放送信号を受信するように選択される。
切替部112は、例えば、制御部111から入力される制御信号に従って、受信アンテナとしてUHFアンテナ13が選択された場合に、上記方向情報に基づいてUHFアンテナ13の指向性を切り替える。
なお、VHFアンテナ12は、受信感度がVHF帯域向けになっているだけであって、UHF信号が受信できないわけではない。同様に、UHFアンテナ13は、受信感度がUHF帯域向けになっているだけであって、VHF信号が受信できないわけではない。したがって、例えば、VHFアンテナ12が取り外されている際には、アンテナ装置1は、例えば、自動もしくは手動でVHFアンテナ12が取り外されている状態を認識して、選局されたチャンネルに対応するTV放送信号がVHF信号である場合には、当該VHF信号をUHFアンテナ13で受信するようにしてもよい。
STB3は、例えば、909インターフェイス31と、チューナ32と、フロントエンド33と、デコーダ34と、OSD回路35と、リモコン受信部36と、記憶部37と、制御部38と、を備えて構成される。各部は、バス30により接続されている。
また、STB3は、例えば、リモコン受信部36と通信可能なSTB3用のリモートコントローラ(以下、リモコンという)361を備えている。
909インターフェイス31は、例えば、アンテナ装置1の909インターフェイス10と接続しており、制御部38から入力される制御信号に従って、アンテナ装置1の909インターフェイス10と所定の規格(例えば、EIA/CEA−909等)に基づいた通信を行って、アンテナ装置1にチャンネル情報等を送信する。
チューナ32は、アンテナ装置1のVHFアンテナ12及びUHFアンテナ13と接続されており、例えば、制御部38から入力される制御信号に従って、VHFアンテナ12又はUHFアンテナ13から出力されたTV放送信号の中から一のチャンネル(ユーザによって選局されたチャンネル)に対応するTV放送信号を取得して、フロントエンド33に出力する。
フロントエンド33は、例えば、制御部38から入力される制御信号に従って、チューナ32から出力されたTV放送信号を中間周波信号に変換して、デコーダ34に出力する。
デコーダ34は、例えば、制御部38から入力される制御信号に従って、フロントエンド33から出力されたTV放送信号に対して所定のファイル形式(例えば、MPEG−2(Moving Picture Experts Group phase 2)形式等)に応じた処理を施すことによって、当該TV放送信号を音声信号と画像信号とに分離してデコードする。そして、当該デコードした音声信号を音声出力装置41に出力するとともに、画像信号を画像表示装置42に出力する。
OSD回路35は、例えば、制御部38から入力される制御信号に従って、画像表示装置42に所定のOSD表示(オンスクリーンディスプレイ表示)をさせるためのOSD表示信号を、デコーダ34から画像表示装置42に出力される画像信号に合成する。
音声出力装置41は、例えば、STB3に接続されたスピーカ機器等であり、デコーダ34から出力された音声信号に基づく音声データに応じた音声を出力する。画像表示装置42は、例えば、STB3に接続された液晶表示機器等であり、デコーダ34から出力された画像信号に基づく画像データに応じた画像や、デコーダ34から出力され、OSD回路37によりOSD表示信号(後述)が合成された画像信号に基づく画像データに応じた画像を表示する。
リモコン受信部36は、例えば、リモコン361から送信された各種信号を受信し、当該各種信号に基づく各種データを、制御部38に出力する。リモコン361は、例えば、選局するチャンネルを指定する際に操作されるチャンネルキーやチャンネルアップ/ダウンキーなどを有しており、ユーザによるキー操作に応じた信号をリモコン受信部36に送信する。
記憶部37は、例えば、磁気的記憶媒体、光学的記憶媒体、若しくは半導体メモリで構成されており、チャンネルマップ371等が記憶されている。
このチャンネルマップ371には、例えば、チャンネル情報等が格納されている。具体的には、リモコン381のチャンネルキーやチャンネルアップ/ダウンキーに割り当てられた仮想チャンネル番号と、物理チャンネル番号と、アンテナの指向性の方向に関する方向情報と、アンテナのゲインに関するゲイン情報と、などが対応付けて格納されている。このチャンネルマップ391に記憶される情報は、例えば、アンテナシステム100の初期設定処理において決定されて、チャンネルマップ391に記憶されるようになっている。
制御部38は、例えば、CPU381と、RAM382と、ROM383と、を備えている。CPU381は、ROM383に記憶されたSTB3用の各種処理プログラムに従って、各種の制御動作を行う。RAM382は、CPU381によって実行される処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果などを格納するデータ格納領域などを備える。ROM383は、STB3で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、CPU381によって演算処理された各種結果のデータなどを記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形でROM383に記憶されている。例えば、ROM383は、909インターフェイス31を介して、アンテナ装置1にチャンネル情報を送信する機能を実現させる送信プログラム等を記憶している。
例えば、ユーザによるリモコン361のキー操作等によってチャンネルが選局されると、CPU381は、送信プログラムを実行することにより、当該チャンネルのチャンネル番号(仮想チャンネル番号)に対応するチャンネル情報(物理チャンネル番号、方向情報、ゲイン情報など)を記憶部39のチャンネルマップ391から取得して、909インターフェイス31を介してアンテナ装置1に送信する。
また、制御部38は、受信するTV放送信号の周波数に応じてUHFアンテナ(多指向性アンテナ,第1アンテナ)13又はVHFアンテナ(単指向性アンテナ,第2アンテナ)12の何れかを選択するようにアンテナ装置1を制御する選択手段、UHFアンテナ13又はVHFアンテナ12で受信されたTV放送信号の受信レベルを検出する検出手段、検出手段により検出された受信レベルが所定値以上となった当該TV放送信号のチャンネルを、受信可能なチャンネルとして設定するチャンネル設定手段、としての処理を実行する。
さらに、チャンネル設定手段としての制御部38は、チャンネル設定を行うTV放送信号の周波数帯を設定可能な周波数帯設定手段としての処理を実行する。具体的には、視聴者によるリモコン361からの入力信号に基づいてチャンネルオートスキャン(チャンネル設定)を行うTV放送信号の周波数帯を設定できるようにしている。
本実施形態に係るテレビジョン放送信号受信システム100は、上述したようにアンテナ装置1とSTB3と、を備えて構成される。なお、アンテナ装置10により受信可能なチャンネルは、例えば、1ch〜69chで、そのうち1〜17chはVHF帯に属し、18〜69chはUHF帯に属するものとする。
(第1実施形態)
図3は、STB3におけるチャンネルオートスキャン処理について示したフローチャートである。このチャンネルオートスキャン処理は、例えば、リモコン361からの入力操作に基づいて、制御部38が所定のプログラムを実行することで行われる。
まず、チャンネルオートスキャン処理が開始されると、チャンネルオートスキャンを行うTV放送信号の周波数帯を設定する(ステップS101)。本実施形態では、視聴者によりVHF帯のTV放送信号(VHF信号)に対してチャンネルオートスキャンを行うか否かを選択させるようにしている。
具体的には、図4に示す画面を表示させ、リモコン361からの入力操作により"YES"が選択された場合には、UHF帯のTV放送信号だけでなくVHF帯のTV放送信号に対してもチャンネルオートスキャンを行う。一方、図4に示す画面において、リモコン361からの入力操作により"NO"が選択された場合には、VHF帯のTV放送信号に対してはチャンネルオートスキャンを行わず、UHF帯のTV放送信号に対してのみチャンネルオートスキャンを行うこととなる。
次いで、ステップS102で、VHF帯のTV放送信号に対してチャンネルオートスキャンを行うと判定した場合は、ステップS103に移行して、まず、VHF帯のTV放送信号に対してチャンネルオートスキャンを開始する。
VHF帯のTV放送信号に対するチャンネルオートスキャンでは、まず、ステップS103でチャンネルを初期化するとともに、ステップS104で受信方向を初期化する。
例えば、チャンネル番号CHをCH=0に設定し、受信方向αをα=0に設定する。なお、VHF帯のTV放送信号に対しては、受信方向は単一方向であるため受信方向は変化しないが、便宜上α=0としている。
次いで、ステップS105で、チャンネル番号を1加算する。すなわち、チャンネル番号はCH=1となる。
次いで、ステップS106で、受信アンテナとしてVHFアンテナ(単指向性アンテナ,第2アンテナ)12を選択する(選択手段)。
そして、ステップS107で、所定チャンネルに対応するTV放送信号を受信する。次いで、ステップS108で、当該チャンネルのTV放送信号について所定値以上の受信レベルが得られた場合には、そのチャンネルを受信可能なチャンネルとして設定する(検出手段、チャンネル設定手段)。
以上の処理により、VHF帯の1つのTV放送信号についてのチャンネル設定が終了する。
次いで、ステップS109でVHF帯のTV放送信号に対応するチャンネル(例えば、1〜17ch)について、すべてチャンネル設定が完了したか、すなわちCH=17となっているか判定する。そして、CH=17でないと判定した場合は、ステップS105に移行してチャンネル番号を1加算し、次のチャンネルに対してチャンネル設定を行う。
一方、ステップS109でCH=17であると判定した場合は、VHF帯のTV放送信号に対するチャンネルオートスキャンは完了となり、ステップS111に移行してUHF帯のTV放送信号に対してチャンネルオートスキャンを開始する。
また、ステップS102で、VHF帯のTV放送信号に対してチャンネルオートスキャンを行わないと判定した場合は、ステップS110に移行してチャンネルを初期化(例えば、チャンネル番号CHをCH=17に設定)した後、ステップS111に移行してUHF帯のTV放送信号に対してチャンネルオートスキャンを開始する。
UHF帯のTV放送信号に対するチャンネルオートスキャンでは、まず、ステップS111で受信方向を初期化する。例えば、受信方向αをα=0に設定する。なお、UHF帯のTV放送信号に対しては、UHFアンテナ13の受信方向は16方向に変化されるので、αは0〜15の値をとることとなる。
次いで、ステップS112で、チャンネル番号を1加算する。すなわち、VHF帯のTV放送信号に対するチャンネルオートスキャンが完了した時点、或いはステップS110でチャンネルを初期化した時点で、チャンネル番号はCH=17となっているので、チャンネル番号を1加算するとCH=18となる。次いで、ステップS113で、受信アンテナとしてUHFアンテナ(多指向性アンテナ,第1アンテナ)13を選択する(選択手段)。
そして、ステップS114で、所定チャンネルに対応するTV放送信号を受信する。次いで、ステップS115で、16方向について受信処理を行ったか、すなわち、α=15となっているか判定する。ステップS115でα=15でないと判定した場合は、ステップS118でαを1加算してステップS114以降の処理を実行する(受信方向切換手段)。
そして、ステップS115でα=15であると判定した場合は、ステップS116に移行する。次いで、ステップS116で、当該チャンネルのTV放送信号について所定値以上の受信レベルが得られた場合には、そのチャンネルを受信可能なチャンネルとして設定する(検出手段、チャンネル設定手段)。同時に、受信方向を順次変更させたときに検出された複数の受信方向に対する受信レベルに基づいて、最適な受信状態が得られる受信方向(α=0〜15)を設定する(受信方向設定手段)。
以上の処理により、UHF帯の1つのTV放送信号についてのチャンネル設定が終了する。
次いで、ステップS117でUHF帯のTV放送信号に対応するチャンネル(例えば、18〜69ch)について、すべてチャンネル設定が完了したか、すなわちCH=69となっているか判定する。そして、CH=69でないと判定した場合は、ステップS111に移行して受信方向を初期化するとともに、ステップS112でチャンネル番号を1加算し、次のチャンネルに対してチャンネル設定を行う。
一方、ステップS117でCH=69であると判定した場合は、UHF帯のTV放送信号に対するチャンネルオートスキャンは完了となり、これをもってチャンネルオートスキャン処理は終了する。
このように、第1実施形態では、VHF帯のTV放送信号に対してチャンネルオートスキャンを行うか否かを視聴者に選択させるので、視聴者は所望の周波数帯の放送信号に対してのみチャンネルオートスキャン処理を実行させることができる。
例えば、テレビジョン放送のディジタル化に伴い、VHF帯のTV放送信号は減少する傾向にあり、視聴者によってはVHF帯のTV放送信号を受信する必要はないと感じる場合がありうる。このような場合には、VHF帯のTV放送信号についてはチャンネルオートスキャンを実行させないように設定することで、オートスキャン時間を格段に短縮することができる。
(第2実施形態)
図5は、STB3におけるチャンネルオートスキャン処理について示したフローチャートである。このチャンネルオートスキャン処理は、例えば、リモコン361からの入力操作に基づいて、制御部38が所定のプログラムを実行することで行われる。
第1実施形態のチャンネルオートスキャン処理を示す図3のスローチャートとは、ステップS210を設けている点が異なる。すなわち、第2実施形態では、UHF帯のTV放送信号に対してチャンネルオートスキャンを行うか否かを視聴者は選択できる。
まず、チャンネルオートスキャン処理が開始されると、チャンネル設定を行うTV放送信号の周波数帯(スキャンを行う周波数帯)を設定する(ステップS201)。本実施形態では、チャンネルオートスキャンを行う周波数帯を、UHF帯、VHF帯、又はUHF帯とVHF帯の両方、の何れにするか視聴者に選択させるようにしている。
具体的には、図6に示す画面を表示させ、リモコン361からの入力操作により"AutoScan(UHF)"が選択された場合には、UHF帯のTV放送信号に対してのみチャンネルオートスキャンを行う。一方、図6に示す画面において、リモコン361からの入力操作により"AutoScan(VHF)"が選択された場合には、VHF帯のTV放送信号に対してのみチャンネルオートスキャンを行う。また、図6に示す画面において、リモコン361からの入力操作により"AutoScan(VHF&UHF)"が選択された場合には、VHF帯とUHF帯の両方のTV放送信号に対してチャンネルオートスキャンを行うこととなる。
すなわち、図6において、"AutoScan(UHF)"が選択された場合は、図5のステップS202で、VHF帯のTV放送信号に対してチャンネルオートスキャンを行わないと判定するので、ステップS211に移行して、UHF帯のTV放送信号に対してチャンネルオートスキャンを行う。なお、図5に示すUHF帯のTV放送信号に対するチャンネルオートスキャン(ステップS211〜S219)は図3に示すUHF帯のTV放送信号に対するチャンネルオートスキャン(ステップS110〜S118)と同様であるので、説明を省略する。そして、ステップS218において、UHF帯のTV放送信号に対するチャンネルオートスキャンが完了したと判定すると、チャンネルオートスキャン処理は終了する。
また、図6において、"AutoScan(VHF)"が選択された場合は、図5のステップS202で、VHF帯のTV放送信号に対してチャンネルオートスキャンを行うと判定するので、ステップS203に移行して、VHF帯のTV放送信号に対してチャンネルオートスキャンを行う。なお、図5に示すVHF帯のTV放送信号に対するチャンネルオートスキャン(ステップS203〜S209)は図3に示すVHF帯のTV放送信号に対するチャンネルオートスキャン(ステップS103〜S109)と同様であるので、説明を省略する。そして、ステップS209において、VHF帯のTV放送信号に対するチャンネルオートスキャンが完了したと判定すると、ステップS210に移行して、UHF帯のTV放送信号に対してチャンネルオートスキャンを実行するか判定する。図6において、"AutoScan(VHF)"が選択された場合は、ステップS210では、UHF帯のTV放送信号に対してチャンネルオートスキャンを行わないと判定するので、そのままチャンネルオートスキャン処理を終了する。
また、図6において、"AutoScan(UHF&VHF)"が選択された場合は、図5のステップS202で、VHF帯のTV放送信号に対してチャンネルオートスキャンを行うと判定するので、ステップS203に移行して、VHF帯のTV放送信号に対してチャンネルオートスキャンを行う。そして、ステップS209において、VHF帯のTV放送信号に対するチャンネルオートスキャンが完了したと判定すると、ステップS210に移行して、UHF帯のTV放送信号に対してチャンネルオートスキャンを実行するか判定する。図6において、"AutoScan(UHF&VHF)"が選択された場合は、ステップS210では、UHF帯のTV放送信号に対してチャンネルオートスキャンを行うと判定するので、ステップS212に移行して、UHF帯のTV放送信号に対してチャンネルオートスキャンを行う。そして、ステップS218において、UHF帯のTV放送信号に対するチャンネルオートスキャンが完了したと判定すると、チャンネルオートスキャン処理は終了する。
このように、第2実施形態では、チャンネルオートスキャンを行う周波数帯を、UHF帯、VHF帯、又はUHF帯とVHF帯の両方、の何れにするか視聴者により選択させるので、視聴者は所望の周波数帯の放送信号に対してのみチャンネルオートスキャン処理を実行させることができる。
例えば、テレビジョン放送のディジタル化に伴い、VHF帯の放送信号は減少する傾向にあり、視聴者によってはVHF帯の放送信号を受信する必要はないと感じる場合がありうる。このような場合には、VHF帯の放送信号に対してはチャンネルオートスキャンを実行させないように設定することで、オートスキャン時間を格段に短縮することができる。
また、上記実施形態1,2では、UHF帯のTV放送信号(18〜69ch)に対しては、UHFアンテナ13を選択させたときに得られる受信信号の受信レベルに基づいて、当該放送信号のチャンネル及び受信方向(α=0〜15)を設定させる一方、VHF帯のTV放送信号(1〜17ch)に対しては、VHFアンテナ12を選択させたときに得られる受信信号の受信レベルに基づいて、当該TV放送信号のチャンネルのみを設定させるようにしている。すなわち、将来的に廃止されるVHF帯のTV放送信号に対しては、受信方向を単指向性のVHFアンテナ12により定められる一方向とすることで、チャンネルオートスキャンを一層簡略化するようにしている。
なお、VHF帯のTV放送信号を使用している放送局の数は年々減少しており、現在では数局程度であるため、視聴者が手動により受信方向を設定することで十分対応できると考えられる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
上記実施形態では、1〜17chをVHF帯(第2周波数帯)の放送信号とし、18〜69chをUHF帯(第1周波数帯)の放送信号としているが、第1周波数帯と第2周波数帯の境界を視聴者により設定させるようにしてもよい。例えば、1〜20chをVHF帯として設定した場合に、VHF帯のTV放送信号に対するオートスキャンを行わないようにすれば、チャンネルオートスキャン処理に要する時間は更に短縮される。また、第1周波数帯(UHF帯)の上限を下げたり(例えば、第1周波数帯の物理チャンネルを18〜65chとする)、第2周波数帯(VHF帯)の下限を上げたり(例えば、第2周波数帯の物理チャンネルを5〜17chとする)できるようにしてもよい。
また、上記第1実施形態では、チャンネルオートスキャン処理を開始させる時点で、VHF帯のTV放送信号に対してチャンネルオートスキャンを行うか否かを選択させるようにしているが、UHF帯のTV放送信号に対するチャンネルオートスキャンが完了した後、VHF帯のTV放送信号に対してチャンネルオートスキャンを行うか否かを選択させるようにしてもよい。例えば、UHF帯のTV放送信号に対するオートスキャンが完了した後、図7に示す画面を表示させ、この画面において視聴者に入力操作を行わせるようにする。
また、上記実施形態では、VHFアンテナ12とUHFアンテナ13を備えたアンテナ装置1を用いた場合のチャンネルオートスキャン処理について説明したが、アンテナ装置1の構成は上記構成に限定されるものではなく、例えば、特開2001−036327号公報に開示されている、いわゆるスマートアンテナを用いる構成とした場合にも適用できる。ただし、VHF帯用にも多指向性アンテナを用いたアンテナ装置1を用いる場合は、チャンネルオートスキャン処理は図3、図5に示す処理とは異なり、VHF帯のTV放送信号に対してもUHF帯のTV放送信号に対するチャンネルオートスキャン処理と同様の処理が実行されることとなる。
本実施形態に係るテレビジョン放送信号受信システムの機能的構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るアンテナ装置1の外観を示す斜視図である。 第1実施形態に係るチャンネルオートスキャン処理について示したフローチャートである。 第1実施形態に係るチャンネルオートスキャン処理の選択画面の一例である。 第2実施形態に係るチャンネルオートスキャン処理について示したフローチャートである。 第2実施形態に係るチャンネルオートスキャン処理の選択画面の一例である。 第1実施形態に係るチャンネルオートスキャン処理の選択画面の他の一例である。
符号の説明
1 アンテナ装置
10 909インターフェイス
11 アンテナコントローラ
111 制御部
112 切替部
12 VHFアンテナ(単指向性アンテナ,第2アンテナ)
13 UHFアンテナ(多指向性アンテナ,第1アンテナ)
3 セットトップボックス(テレビジョン放送信号受信装置)
31 909インターフェイス
32 チューナ
33 フロントエンド
34 デコーダ
35 OSD回路
36 リモコン受信部
361 リモコン(操作手段)
37 記憶部
38 制御部(アンテナ選択手段,検出手段,チャンネル設定手段,周波数帯設定手段)
41 音声出力装置
42 画像表示装置
100 テレビジョン放送信号受信システム

Claims (7)

  1. 多方向からのUHF帯の放送信号を受信可能な第1アンテナと、単一方向からのVHF帯の放送信号を受信可能で手動により指向性を変更可能な第2アンテナと、を有するアンテナ装置に接続され、
    受信する放送信号の周波数に応じて前記第1アンテナ又は前記第2アンテナの何れかのアンテナを選択するアンテナ選択手段と、
    前記第1アンテナ又は前記第2アンテナで受信された受信信号の受信レベルを検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された受信レベルが所定以上となった当該放送信号のチャンネルを、受信可能なチャンネルとして設定するチャンネル設定手段と、
    前記選択手段、検出手段、及びチャンネル設定手段の動作を制御する制御手段と、
    視聴者による入力操作を可能とする操作手段と、
    を備えたテレビジョン放送信号受信装置において、
    前記チャンネル設定手段は、
    前記第1アンテナによる受信方向を切換可能な受信方向切換手段と、
    前記受信方向切換手段により前記第1アンテナの受信方向を順次変更させたときに前記検出手段により検出された複数の受信方向に対する受信レベルに基づいて、最適な受信状態が得られる受信方向を設定する受信方向設定手段と、
    前記VHF帯の放送信号についてチャンネル設定を行うか否かを選択可能な周波数帯設定手段を備え、
    前記周波数帯設定手段は、前記操作手段からの入力信号に基づいて、チャンネル設定を行う放送信号の周波数帯を、UHF帯のみ、又はUHF帯とVHF帯の両方の何れかに設定し、
    前記制御手段は、前記周波数帯設定手段により設定された周波数帯に基づいて、UHF帯の放送信号に対しては、前記選択手段により第1アンテナを選択させるとともに、前記チャンネル設定手段により当該放送信号のチャンネル及び受信方向を設定させる一方、
    VHF帯の放送信号に対しては、前記選択手段により第2アンテナを選択させるとともに、前記チャンネル設定手段により当該放送信号のチャンネルを設定させることを特徴とするテレビジョン放送信号受信装置。
  2. 第1周波数帯の放送信号を受信可能な第1アンテナと、第2周波数帯の放送信号を受信可能な第2アンテナと、を有するアンテナ装置に接続され、
    受信する放送信号の周波数に応じて前記第1アンテナ又は前記第2アンテナの何れかのアンテナを選択するアンテナ選択手段と、
    前記第1アンテナ又は前記第2アンテナで受信された受信信号の受信レベルを検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された受信レベルが所定以上となった当該放送信号のチャンネルを、受信可能なチャンネルとして設定するチャンネル設定手段と、
    前記選択手段、検出手段、及びチャンネル設定手段の動作を制御する制御手段と、
    視聴者による入力操作を可能とする操作手段と、
    を備えたテレビジョン放送信号受信装置において、
    前記チャンネル設定手段は、チャンネル設定を行う放送信号の周波数帯を設定可能な周波数帯設定手段を備え、
    前記周波数帯設定手段は、前記操作手段からの入力信号に基づいてチャンネル設定を行う放送信号の周波数帯を設定し、
    前記制御手段は、前記周波数帯設定手段により設定された周波数帯に基づいて、第1周波数帯の放送信号に対しては前記選択手段により第1アンテナを選択させる一方、第2周波数帯の放送信号に対しては前記選択手段により第2アンテナを選択させることを特徴とするテレビジョン放送信号受信装置。
  3. 前記第1周波数帯はUHF帯に相当する周波数帯であり、
    前記第2周波数帯はVHF帯に相当する周波数帯であることを特徴とする請求項2に記載のテレビジョン放送信号受信装置。
  4. 前記周波数帯設定手段は、前記第2周波数帯の放送信号についてチャンネル設定を行うか否かを選択可能であることを特徴とする請求項2又は3に記載のテレビジョン放送信号受信装置。
  5. 前記周波数帯設定手段は、前記チャンネル設定手段により前記第1周波数帯の放送信号についてのチャンネル設定が実行された後、前記第2周波数帯の放送信号についてチャンネル設定を行うか否かを選択させることを特徴とする請求項4に記載のテレビジョン放送信号受信装置。
  6. 前記周波数帯設定手段は、前記第1周波数帯と前記第2周波数帯の何れか、又は両方を設定可能であることを特徴とする請求項2又は3に記載のテレビジョン放送信号受信装置。
  7. 前記第1アンテナは受信方向を変更可能な多指向性アンテナであり、前記第2アンテナは単一方向からの放送信号を受信可能な単指向性アンテナであり、
    前記チャンネル設定手段は、
    前記第1アンテナによる受信方向を切換可能な受信方向切換手段と、
    前記受信方向切換手段により前記第1アンテナの受信方向を順次変更させたときに前記検出手段により検出された複数の受信方向に対する受信レベルに基づいて、最適な受信状態が得られる受信方向を設定する受信方向設定手段と、を有し、
    前記制御手段は、
    第1周波数帯の放送信号に対しては、前記選択手段により第1アンテナを選択させるとともに、前記チャンネル設定手段により当該放送信号のチャンネル及び受信方向を設定させる一方、
    第2周波数帯の放送信号に対しては、前記選択手段により第2アンテナを選択させるとともに、前記チャンネル設定手段により当該放送信号のチャンネルを設定させることを特徴とする請求項2から6の何れかに記載のテレビジョン放送信号受信装置。
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