JP2006060676A - テレビジョン受信システム、アンテナ切替装置、テレビジョン受信チュ−ナおよびテレビジョン - Google Patents

テレビジョン受信システム、アンテナ切替装置、テレビジョン受信チュ−ナおよびテレビジョン Download PDF

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Abstract

【課題】 デジタルとアナログとの両方のテレビジョン放送を最適に受信することが可能なテレビジョン受信システムを提供する。
【解決手段】 第1接続端子61にスマ−トアンテナユニット10を接続するとともに、第2接続端子62に八木アンテナ50を接続し、リモコン40等からの操作により2つの種類のアンテナの一方を有効とすることが可能なように構成することにより、アナログのテレビジョン放送を受信するときには、八木アンテナ50を用い、デジタルのテレビジョン放送を受信するときには、スマ−トアンテナユニット10を用いるというように、テレビジョン放送の種類に応じた最適なアンテナを、ユ−ザ−の意思で選択して用いることが可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、スマ−トアンテナを使用してテレビジョン放送信号を受信するテレビジョン受信システム、スマ−トアンテナまたは外部装置からの周波信号を切り替えるアンテナ切替装置、スマ−トアンテナを使用してテレビジョン放送信号を受信するテレビジョン受信チュ−ナ、および、チュ−ナ機能を具備するテレビジョンに関するものである。
従来、アナログのテレビジョン放送とデジタルのテレビジョン放送との両方を受信することが可能なテレビジョン受信システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、その指向性を静的に選択可能なスマ−トアンテナを用いてテレビジョン放送を受信するテレビジョン受信システムが知られている。このようなテレビジョン受信システムでは、デジタルのテレビジョン放送のように、各放送局の送信点が異なる場合であっても、所望の放送局に向けてスマ−トアンテナの指向性を設定することが可能となる。
特開2001−333347号公報
ところで、現在、わが国のアナログのテレビジョン放送においては、各放送局からのテレビジョン放送電波が同一の送信点から送信されている。そのため、同送信点に向けてアンテナの指向性を固定しておけばよく、スマ−トアンテナを用いて指向性の設定をする必要がないため、通常のアンテナ(例えば、八木アンテナ)を用いた方が都合が良い。また、スマ−トアンテナを新たに導入しようとした場合に、既に設置されている八木アンテナを取り外してスマ−トアンテナを設置するという煩雑な作業が必要になってしまうという問題もある。
本発明は、かかる実情に鑑み、デジタルとアナログとの両方のテレビジョン放送を最適に受信することができ、且つ、アンテナの設置が容易なテレビジョン受信システムを提供しようとするものである。
上記目的を達成するため、請求項2にかかる発明は、その指向性を電気信号により静的に選択可能なスマ−トアンテナと、上記スマ−トアンテナを使用してテレビジョン放送信号を受信するテレビジョン受信チュ−ナとを具備するテレビジョン受信システムにおいて、
上記スマ−トアンテナと接続するための第1の接続端子、および、テレビジョン放送信号を送信する外部装置と接続するための第2の接続端子と、
上記第1の接続端子に接続された上記スマ−トアンテナからの周波信号、および、上記第2の接続端子に接続された上記外部装置からの周波信号のいずれか一方を選択的に受信するための切替動作を行う切替手段とを備えるアンテナ切替装置を具備し、
上記テレビジョン受信チュ−ナは、所定の選択操作に基づいて、上記切替手段に上記切替動作を行わせるための命令信号を送信する命令信号送信手段を具備する構成としてある。
上記のように構成した請求項2において、テレビジョン受信システムは、指向性を電気信号により静的に選択可能なスマ−トアンテナと、上記スマ−トアンテナを使用してテレビジョン放送信号を受信するテレビジョン受信チュ−ナとを具備している。
また、テレビジョン受信システムは、更に、上記スマ−トアンテナと接続するための第1の接続端子、および、外部装置と接続するための第2の接続端子と、上記第1の接続端子に接続された上記スマ−トアンテナからの周波信号、および、上記第2の接続端子に接続された上記外部装置からの周波信号のいずれか一方を選択的に受信するための切替動作を行う切替手段とを備えるアンテナ切替装置を具備している。
さらに、テレビジョン受信システムを構成するテレビジョン受信チュ−ナは、所定の選択操作に基づいて、上記切替手段に上記切替動作を行わせるための命令信号を送信する命令信号送信手段を具備している。このようにすることにより、例えば、第2の接続端子に八木アンテナを接続し、アナログのテレビジョン放送を受信するときは、八木アンテナを用い、デジタルのテレビジョン放送を受信するときは、スマ−トアンテナを用いるというように、テレビジョン放送の種類に応じた最適なアンテナを、ユ−ザ−の意思で選択的に用いることが可能となる。
また、八木アンテナが既に設置されている状態で、新たにスマ−トアンテナを設置しようとする場合であっても、八木アンテナを設置したまま、その入力端子を第2の接続端子に接続し、スマ−トアンテナを新たに設置して、その入力端子を第1の接続端子に接続することにより、アンテナの設置が容易になるとともに、既存の八木アンテナをそのまま利用することが可能となる。
また、請求項3にかかる発明は、上記第2の接続端子が、八木アンテナと接続する接続端子である構成としてある。
上記のように構成した請求項3において、アナログのテレビジョン放送を受信するときは、八木アンテナを用い、デジタルのテレビジョン放送を受信するときは、スマ−トアンテナを用いるというように、テレビジョン放送の種類に応じた最適なアンテナを、ユ−ザ−の意思で選択的に用いることが可能となる。
また、請求項4にかかる発明は、上記第2の接続端子が、CATV放送を受信するためのケ−ブルを接続する接続端子である構成としてある。
上記のように構成した請求項4において、CATV放送を受信するときは、第2の接続端子からの周波信号を有効にし、デジタルのテレビジョン放送を受信するときは、スマ−トアンテナからの周波信号を有効にするというように、所望するテレビジョン放送の選択を行うことが可能となる。
また、請求項5にかかる発明は、上記テレビジョン受信チュ−ナは、アナログのテレビジョン放送信号を受信するアナログモ−ド、および、デジタルのテレビジョン放送信号を受信するデジタルモ−ドのいずれか一方を所定の選択操作に基づいて選択可能であり、
上記命令信号送信手段は、上記アナログモ−ドが選択されたことを受けて、上記八木アンテナからの周波信号を受信するように上記切替手段に切替動作を行わせる一方、
上記デジタルモ−ドが選択されたことを受けて、上記スマ−トアンテナからの周波信号を受信するように上記切替手段に切替動作を行わせる構成としてある。
上記のように構成した請求項5において、アナログのテレビジョン放送を受信するときは、八木アンテナを用い、デジタルのテレビジョン放送を受信するときは、スマ−トアンテナを用いるというように、テレビジョン放送の種類に応じた最適なアンテナを、モ−ドの選択により切り替えることが可能となる。
さらに、請求項6にかかる発明は、その指向性を電気信号により静的に選択可能なスマ−トアンテナと接続するための第1の接続端子、および、テレビジョン放送信号を送信する外部装置と接続するため第2の接続端子と、
上記第1の接続端子に接続された上記スマ−トアンテナからの周波信号、および、上記第2の接続端子に接続された上記外部装置からの周波信号のいずれか一方を選択的に受信するための切替動作を行う切替手段とを具備することを特徴とするアンテナ切替装置請求項2または請求項3に記載のテレビジョン受信システムに適用されるアンテナ切替装置である。
上記のように構成した請求項6において、例えば、上記外部装置としての八木アンテナが既に設置されている状態で、新たにスマ−トアンテナを設置しようとする場合であっても、八木アンテナを設置したまま、その入力端子を第2の接続端子に接続し、スマ−トアンテナを新たに設置して、その入力端子を第1の接続端子に接続することにより、アンテナの設置が容易になるとともに、既存の八木アンテナをそのまま利用することが可能となる。
また、請求項7にかかる発明は、その指向性を電気信号により静的に選択可能なスマ−トアンテナを使用してテレビジョン放送信号を受信するテレビジョン受信チュ−ナにおいて、
上記スマ−トアンテナと接続するための第1の接続端子、および、テレビジョン放送信号を送信する外部装置と接続するための第2の接続端子と、上記第1の接続端子に接続された上記スマ−トアンテナからの周波信号、および、上記第2の接続端子に接続された上記外部装置からの周波信号のいずれか一方を選択的に受信するための切替動作を行う切替手段とを備えるアンテナ切替装置と接続され、
所定の選択操作に基づいて、上記切替手段に上記切替動作を行わせるための命令信号を送信する命令信号送信手段を具備する構成としてある。
上記のように構成した請求項7において、アナログのテレビジョン放送を受信するときは、上記外部装置としての八木アンテナを用い、デジタルのテレビジョン放送を受信するときは、スマ−トアンテナを用いるというように、テレビジョン放送の種類に応じた最適なアンテナを、ユ−ザ−の意思で選択的に用いることが可能となる。
さらに、請求項8にかかる発明は、その指向性を電気信号により静的に選択可能なスマ−トアンテナを使用してテレビジョン放送信号を受信するチュ−ナ機能を具備するテレビジョンにおいて、
上記スマ−トアンテナと接続するための第1の接続端子、および、テレビジョン放送信号を送信する外部装置と接続するための第2の接続端子と、上記第1の接続端子に接続された上記スマ−トアンテナからの周波信号、および、上記第2の接続端子に接続された上記外部装置からの周波信号のいずれか一方を選択的に受信するための切替動作を行う切替手段とを備えるアンテナ切替装置と接続され、
所定の選択操作に基づいて、上記切替手段に上記切替動作を行わせるための命令信号を送信する命令信号送信手段を具備する構成としてある。
上記のように構成した請求項8において、テレビジョン放送の種類に応じた最適なアンテナを選択可能なチュ−ナ機能を備えたテレビジョンとすることが可能となる。
本発明の請求項2および請求項3にかかる発明では、テレビジョン放送の種類に応じた最適なアンテナをユ−ザ−の意思で選択的に用いることが可能となる。
請求項4にかかる発明では、所望するテレビジョン放送の選択を行うことが可能となる。
請求項5かかる発明では、テレビジョン放送の種類に応じた最適なアンテナを、モ−ドの選択により切り替えることが可能となる。
請求項6にかかる発明では、アンテナの設置が容易になるとともに、既存の八木アンテナをそのまま利用することが可能となる。
請求項7にかかる発明では、テレビジョン放送の種類に応じた最適なアンテナを、ユ−ザ−の意思で選択的に用いることが可能となる。
請求項8にかかる発明では、テレビジョン放送の種類に応じた最適なアンテナを選択可能なチュ−ナ機能を備えたテレビジョンとすることが可能となる。
図1は、本発明にかかるテレビジョン受信システムの概略構成を示している。同図において、テレビジョン30が備えられており、同テレビジョン30と図示しないケ−ブルで接続された略矩形箱状のテレビジョン受信チュ−ナ20が備えられている。テレビジョン受信チュ−ナ20はいわゆるセットトップボックスであり、テレビジョン30と接続可能な限り任意の位置に設置することができる。
テレビジョン受信チュ−ナ20には、ケ−ブル16を介してアンテナ切替装置60が接続されている。このアンテナ切替装置60には、2本のアンテナケ−ブル15を介してスマ−トアンテナユニット10と八木アンテナ50が接続されている。アンテナ切替装置60は、後に詳述するが、スマ−トアンテナユニット10からの周波信号、および、八木アンテナ50からの周波信号のいずれかを切り替えてテレビジョン受信チュ−ナ20に供給するためのものである。
スマ−トアンテナユニット10は、底面に安定して設置するための脚部17を有しており、脚部17から略円柱状の柱部18が略鉛直に立設している。同柱部18の上端には、平面視略正方形の板状のアンテナ保持部19が保持されている。アンテナ保持部19は、略水平とされており、その側面からは4本の棒状指向性アンテナ11が外側に向かって放射状に突出している。互いに隣接する指向性アンテナ11同士がなす角度はそれぞれ90度とされているため、指向性アンテナ11はアンテナ保持部19の側面の円周方向に均等に配設されていることとなる。また、指向性アンテナ11は、それぞれ伸長可能であり使用者が適宜引き出して使用することが可能となっている。これらの指向性アンテナ11の受信電波のうち、所定のものの位相を変化させることによりスマ−トアンテナユニット10の指向性を全方位にわたって制御することが可能となっている。かかる構成により、地上波のテレビジョン放送電波がスマートアンテナユニット10のいずれの方向から発信されたとしても、その方向にアンテナの指向性を調整することが可能となる。従って、より多くの放送局から発信されるテレビジョン放送電波を受信することができ、より多くのチャンネルを楽しむことが可能となる。
八木アンテナ50は、底面に安定して設置するための台部53を有しており、この台部53から略円柱状の柱部52が略鉛直に立設している。柱部52の上端には、複数のアンテナ素子51aを具備するアンテナ部51が保持されている。この八木アンテナ50は、一方向(図1では、左上方向)に強力な指向性を有している。アナログのテレビジョン放送では、複数の放送局からのテレビジョン放送信号が、1つの送信点から送信されるため、上記送信点の方向に指向性を固定して八木アンテナ50を設置しておくことにより、常に良好な状態でテレビジョン放送電波を受信することが可能となる。
図2は、スマ−トアンテナユニット10および八木アンテナ50の内部構成を概念的に示している。同図において、スマ−トアンテナユニット20については、4本の指向性アンテナ11がそれぞれ独立した配線により4つの位相器12に接続されている。位相器12は、指向性アンテナ11から入力される信号の位相量を制御することができる回路であり、テレビジョン受信チュ−ナ20から出力されるバイアス電圧に応じて位相を遅らせることが可能となっている。各位相器12にて位相量が制御された信号は、合成器14に入力され、同合成器14にて合成される。合成器14にて合成された信号は、ブ−スタ−回路13に入力され、増幅される。
このように、4本の指向性アンテナ11から入力された信号の位相を可変させつつ合成させることにより、4本の指向性アンテナ11が、その軸方向のみならず任意の方向に指向性を持つことができる。すなわち、各位相器12の位相量を適当な値に設定することにより、スマ−トアンテナユニット10により形成される主ビ−ムの方向を任意の方向とすることかできる。また、八木アンテナ50については、図1に示したアンテナ部51がブ−スタ−回路54に接続されており、アンテナ部51からの信号は、ブ−スタ−回路54に入力され、増幅される。
図3は、テレビジョン受信チュ−ナ20およびアンテナ切替装置60の内部構成を概念的に示している。同図において、テレビジョン受信チュ−ナ20は、スマ−トアンテナユニット10における位相器12の位相量を制御するアンテナコントロ−ル部21と、スマ−トアンテナユニット10または八木アンテナ50から周波信号を入力するチュ−ナ部22とを備えている。テレビジョン受信チュ−ナ20は、CPU28aの命令に従ってスマ−トアンテナユニット10におけるアンテナの指向性を制御するための信号を生成する。具体的には、各位相器12に出力するバイアス電圧を可変させることにより、スマ−トアンテナ10の受信方位を可変させている。テレビジョン受信チュ−ナ20は、各位相器12に出力するバイアス電圧の組み合わせを記憶させるための図示しないROMを備えている。このバイアス電圧の組み合わせは16パタ−ン記憶されており、テレビジョン受信チュ−ナ20は、CPU28aの指令に従っていずれかのパタ−ンを各位相器12に出力する。
すなわち、以上の構成によりスマ−トアンテナユニット10は、16通りの受信方位を実現することが可能となる。図4は、上記16パタ−ンの受信方位を示している。同図において、アンテナ保持部19を中心として放射状に均一な16方位の受信方位を設定することが可能となっている。すなわち、隣接し合う受信方位の角度差は360/16=22.5度で均一となっている。このように、アンテナ保持部19を中心として均等に受信方位を設定することにより、いずれの方向から入射する放送電波にも指向性を追従させることが可能となる。なお、紙面上方の受信方位を受信方位パタ−ン「D」をD=0とし、時計回りにパターンD=1,D=2,D=3・・・D=15と識別するものと定義する。
図3に示すチュ−ナ部22は、いわゆるシンセサイザ方式のチュ−ナの構成とされ、選局制御信号としてPLLデータ、すなわち、PLLル−プにおける可変分周回路の分周比のデ−タがチュ−ナ部22に与えられる。また、チュ−ナ部22では、CPU28aからの選局制御信号としてのPLLデータを受けて、入力された周波信号から所望の周波数帯の周波信号を抽出することにより、複数の受信チャンネルのなかから一つの受信チャンネルを選択する。CPU28aは、チュ−ナ部22における周波数のずれを検出し、この検出結果に基づいてAFT電圧をチュ−ナ部22に供給する。そして、チュ−ナ部22がAFT電圧に応じて、抽出する周波数帯域を補正することにより、最適な選局が行われるようになっている。
チュ−ナ部22の出力は、デジタル再生部23とアナログ再生部24のいずれかに供給される。すなわち、本実施形態にかかるテレビジョン受信チュ−ナ20は、デジタル放送とアナログ放送の両方を再生することが可能となっている。デジタル再生部23は、デジタルI/F23aと復調回路23bとデスクランブル部23cとデマルチプレックス部23dとMPEGデコーダ23gとから構成されている。チューナ部22から周波信号が入力されるデジタルI/F23aにはA/Dコンバータが備えられており、このデジタルI/F23aから信号の供給を受ける復調部には、チャンネルイコライザ、エラー訂正デコード部等も備えられている。
すなわち、デジタルI/F23aと復調回路23bは、チューナ部22から入力される周波信号をデジタル信号に変換するとともに、CPU28aからの制御情報に基づいてデジタル復調した信号に対していわゆるゴーストキャンセルを行う。さらに、デジタルI/F23aと復調回路23bは、伝送路上で発生したビット誤りを訂正し、トランスポートストリーム(TS)出力を得る。なお、以上の処理において復調回路23bは、全体のデータに対する上記ビット誤りの割合をビットエラーレートとして検出している。
また、復調回路23bにて復調およびエラー訂正処理を行うことにより得られたトランスポートストリームはデスクランブル部23cに供給される。トランスポートストリームは、通常、スクランブルがかかっているため、このままでは適正に映像・音声を再生することはできない。そこで、デスクランブル部23cがトランスポートストリームに対してデ・スクランブル処理を行うことにより、トランスポートストリームを再生可能なデータ配列に復元する。デ・スクランブル処理が行われたトランスポートストリームは、映像信号や音声信号や文字情報等が多重化された形式となっており、デマルチプレックス部23dに供給される。デマルチプレックス部23dでは入力されたデータに対してデ・マルチプレックス処理を行う。すなわち、ここで多重化が解除される。なお、デスクランブル部23cとデマルチプレックス部23dとはそれぞれの処理を行う際にワークエリアとしてDRAM23eを利用することが可能である。
デ・マルチプレックス処理にて多重化が解除されると、映像信号および音声信号が所定の方式により圧縮されたMPEGデータと、例えば番組に関する文字情報といった映像信号や音声信号以外のデータに分離され、後者のデータはCPU28aに供給される。一方、前者のMPEGデータはMPEGデコーダ23gに供給され、同MPEGデコーダ23gにて圧縮解凍処理、つまりMPEGデコード処理が行われる。MPEGデータをMPEGデコード処理することにより、デジタル映像信号とデジタル音声信号とが生成され、同生成されたデジタル映像信号はさらにアナログの映像信号に変換される。
MPEGデコーダ23gはOSD処理部23hを備えており、映像に所定の静止画面を重ねて表示したり、所定の静止画像を差し替えて表示するなどの処理も行うことができるようにされている。OSD処理部23hは受信された文字情報等のデータをCPU28aから入力し、同文字情報等のデータに基づいて静止画像等を生成することが可能となっている。
なお、MPEGデコーダ23gはMPEGデコード処理やOSD処理を行う際にワークエリアとしてDRAM23fを利用することが可能である。このように、MPEGデコーダ23gは圧縮解凍処理を実行可能であるとともに、OSD処理部23gにてグラフィックス処理を実行可能になっている。そして、圧縮解凍・アナログ変換された映像信号は映像出力部26に供給され、同映像出力部26にて同映像信号がテレビジョン30に出力される。テレビジョン30に対してアナログ映像信号を出力する方式としては、コンポジット出力やSーVideo出力等の各種方式を採用することができる。
一方、MPEGデコード処理により生成された音声信号は、D/A変換部25に入力され、同D/A変換部25にてアナログ音声信号に変換される。このアナログ音声信号は音声出力部27に入力され、同音声出力部27からテレビジョン30に出力される。ただし、テレビジョン30がオプティカル入力端子等を備え、デジタル音声信号を受け付けることができれば、D/A変換部25を介することなくデジタル音声信号をそのままテレビジョン30に出力させても良い。
一方、アナログ再生部24は、アナログI/F24aと復調回路24bとNTSCデコーダ24dと音声デコーダ24eとから構成されている。アナログI/F24aと復調回路24bは、チューナ部22から入力される中間周波信号を増幅させるAGC回路24b1を備えている。AGC回路24b1における中間周波信号の増幅率はAGC電圧により規定されており、同AGC電圧は同AGC回路24b1にて増幅された中間周波信号の振幅レベルに応じて変動する。すなわち、AGC回路24b1はAGC電圧をフィードバック信号として中間周波信号を増幅させている。
具体的に、増幅された中間周波信号が強い場合には増幅率を低下させるべくAGC電圧を低下させ、増幅された中間周波信号が弱い場合には増幅率を増加させるべくAGC電圧を増加させる。すなわち、本実施形態においてAGC電圧が高いほどチューナ部22から入力される中間周波信号が弱いと言える。これにより、増幅された中間周波信号の振幅レベルをほぼ一定とすることができるため、各チャンネル間で再現される色に違いがないようにすることができる。また、AGC電圧は増幅された中間周波信号を所定の基準電圧と比較することにより生成されているため、増幅後の中間周波信号の振幅レベルは理想的な値を維持することができる。AGC電圧はCPU28aに出力されており、同出力されたAGC電圧に基づいてCPU28aが各種制御を実行させる。
復調回路24bは復調した中間周波信号を分離することにより、NTSC形式のアナログ映像信号とアナログ音声信号とを生成する。同生成されたアナログ映像信号はNTSCデコーダ24dに入力され、同NTSCデコーダ24dにてCCIR656形式のデジタル映像信号に変換される。なお、NTSC形式はアナログテレビジョン信号の標準形式であり、色を再現するための信号と水平同期信号と垂直同期信号等が含まれる。復調回路24bには水平同期信号と垂直同期信号とを抽出するための同期分離回路24cが備えられており、同期分離回路24cが抽出した水平同期信号と垂直同期信号に基づいて、NTSCデコーダ24dが同期の取れたデジタル映像信号を生成することが可能とされている。なお、CCIR656形式はYUVの各要素がデジタル階調で表現されるデジタル映像信号の形式である。一方、復調回路24bにて分離されたアナログ音声信号は音声デコーダ24eに供給され、同音声デコーダ24eにて左右独立したステレオ音声信号に分離される。
NTSCデコーダ24dにて生成されたデジタル映像信号は、MPEGデコーダ23gに入力され、上述と同様にOSD処理やアナログ変換が行われる。そして、アナログ変換された映像信号は映像出力部26に供給され、同映像出力部26からテレビジョン30に出力される。一方、音声信号が音声出力部27に入力され、同音声出力部27からテレビジョン30に出力される。
上述したCPU28aはバス29に接続されており、バス29に接続されたRAM28bをワークエリアとしながら、当該テレビジョン受信チュ−ナ20の各種機能を実現するための制御処理を実行する。この制御処理を実行するプログラムは、予めROM28cに格納されており、CPU28aは、適宜ROM28cから所定のプログラムをRAM28bに読み込みつつ制御処理を実行することになる。また、バス29には書き換え可能なEEPROM28dが備えられており、CPU28aはEEPROM28dに記憶された各種データを使用して制御処理を実行する。
EEPROM28dに記憶されているデ−タとして、デジタル選局デ−タ28d1と、アナログ選局デ−タ28d2とが記憶されている。図5は、デジタル選局デ−タ28d1の一例を示している。デジタル選局デ−タ28d1は、リモコン40等にて指定可能な受信チャンネルのチャンネル番号と、チュ−ナ部22にて抽出を行う周波数帯域と、信号状態が良好な受信方位パタ−ン「D」とが対応付けられたテ−ブルである。リモコン40等の操作によりデジタルモ−ドが選択されている場合には、このデジタル選局デ−タ28d1を用いることにより、選択されたチャンネル番号に対応したチュ−ナ部22の周波数帯域と、スマ−トアンテナユニット10の受信方位とを特定することが可能となっている。なお、本実施形態においてチューナ部22はシンセサイザ方式を採用しているため、チャンネル番号と分周比のデータとの対応関係が選局データ28d1として記憶されている。また、信号状態が良好な受信方位パタ−ン「D」は、スマ−トアンテナユニット10の各位相器12に出力されるバイアス電圧の組み合わせのパタ−ンとして記憶されている。
図6は、アナログ選局デ−タ28d2の一例を示している。アナログ選局デ−タ28d2は、リモコン40等にて指定可能な受信チャンネルのチャンネル番号と、チュ−ナ部22にて抽出を行う周波数帯域とが対応付けられたテ−ブルである。なお、実施形態にかかるテレビジョン受信システムでは、アナログのテレビジョン放送を受信するときには、八木アンテナ50が用いられるため、アナログ選局デ−タ28d2には、図5とは異なり、受信方位パタ−ン「D」が含まれていない。リモコン40等の操作によりアナログモ−ドが選択されている場合には、このアナログ選局デ−タ28d2を用いることにより、選択されたチャンネル番号に対応したチュ−ナ部22の周波数帯域を特定することが可能となっている。
また、EEPROM28dにはOSD処理部23hにてOSD画像を生成するためのOSDデータ28d2が記憶されている。CPU28aはリモコン40からの指令や各回路の動作状況等に応じて、適宜、OSDデータ28d2を読み出して、OSD処理部23hにOSDデータ28d2を供給する。例えば、CPU28aが使用者に対して警告が必要であると判断すると、警告画面が生成可能なOSDデータ28d2を読み出して、OSD処理部23hに警告画面を映像に組み込むよう指令する。
バス29にはリモコンI/F28eが接続されており、外部機器としてのリモコン40から出力される赤外線明滅信号を入力可能になっている。この赤外線明滅信号はバス29を介してCPU28aに送出され、CPU28aは対応する制御処理を実行する。
一方、アンテナ切替装置60は、スマ−トアンテナユニット10が接続される第1接続端子61と、八木アンテナ50が接続される第2接続端子62とを備えており、更に、第1接続端子61および第2接続端子62と接続されたスイッチ回路63を備えている。スイッチ回路63は、第1接続端子61と第2接続端子62とのいずれか一方に切り替えることが可能である。スイッチ回路63が第1接続端子61に切り替えられている場合には、スマ−トアンテナ10からの周波信号のみがチュ−ナ部22に供給される一方、第2接続端子62に切り替えられている場合には、八木アンテナ50からの周波信号のみがチュ−ナ部22に供給されるのである。CPU28aは、デジタルモ−ドを選択する旨の指示が入力されたときには、第1接続端子に切り替える旨の命令信号をスイッチ回路63に供給する一方、アナログモ−ドを選択する旨の指示が入力されたときには、第2接続端子に切り替える旨の命令信号をスイッチ回路63に供給するのである。
次に、図1、図3に示したテレビジョン受信チュ−ナ20において実行されるメイン処理の流れを、図7に示すフロ−チャ−トに基づいて説明する。まず、ステップS100において、初期設定を行う。この処理において、CPU28a内のレジスタ、RAM28bのクリア、EEPROM28dからの白バランス調整用の設定デ−タの読み出し等の初期設定にかかる処理を行う。
次に、ステップS110において、映像信号制御処理を行う。この処理において、CPU28aは、EEPROM28dに記憶されている現在のチャンネル番号、および、RAM28bに記憶されているモ−ド判別フラグに基づいてテレビジョン受信チュ−ナ20を構成する各部、各回路を主導的に制御し、同チャンネル番号に対応するテレビ映像をテレビジョン30に表示させる処理を実行する。なお、上記モ−ド判別フラグは、現在のモ−ドがデジタルモ−ドであるかアナログモ−ドであるかを判別するためのフラグである。具体的には、デジタルモ−ドである場合には、デジタルモ−ドであるか否かを判別するモ−ド判別フラグDが「1」にセットされる一方、アナログモ−ドであるか否かを判別するモ−ド判別フラグAが「0」にセットされる。逆に、アナログモ−ドである場合には、モ−ド判別フラグDが「0」にセットされる一方、モ−ド判別フラグAが「1」にセットされる。
ステップS110の処理を実行すると、次に、ステップS120において、モ−ドの変更指示があったか否かを特定する。この処理において、リモコン40等の操作により、デジタルモ−ドかアナログモ−ドかのいずれかのモ−ドに変更する旨の指示の入力があったか否かを特定する。モ−ドの変更指示があった場合には、ステップS130においてアンテナ切替処理を実行する。この処理において、リモコン40等からの指示に基づいてアンテナの切り替えを行う。具体的には、デジタルモ−ドに変更する旨の指示があった場合には、スイッチ回路63に対して、第1接続端子61に切り替える旨の命令信号を供給し、スマ−トアンテナ10からの周波信号がチュ−ナ部22に供給されるようにする。また、アナログモ−ドに変更する旨の指示の入力があった場合には、スイッチ回路63に対して、第2接続端子62に切り替える旨の命令信号を供給し、八木アンテナ50からの周波信号がチュ−ナ部22に供給されるようにする。
ステップS130の処理を実行するか、または、ステップS120においてモ−ドの変更指示がなかったと特定した場合、次に、ステップS140において、チャンネルの変更指示があったか否かを特定する。チャンネル変更指示があった場合には、ステップS150において、現在選択されているモ−ドがデジタルモ−ドであるか否かを特定する。すなわち、デジタル放送のチャンネル変更指示があったか否かを特定するのである。
ステップS150においてデジタルモ−ドが選択されていると特定した場合には、ステップS170において、受信チャンネルおよび受信方位を設定する処理を行う。具体的には、図5に示したデジタル選局デ−タ28d1を参照して、変更指示があったチャンネル番号に対応する周波数帯を特定して、チュ−ナ部が抽出する周波数帯の設定を行うとともに、スマ−トアンテナユニット10の受信方位を設定する。例えば、デジタル放送のチャンネル番号「2」が選択された場合には、チュ−ナ部の周波数帯域を90〜96MHzに設定するとともに、スマ−トアンテナ10の受信方位パタ−ンをD=1に設定する(図5参照)。
一方、上述したステップS150においてデジタルモ−ドが選択されていないと特定した場合、すなわち、アナログモ−ドが選択されていると特定した場合には、ステップS160において、受信チャンネルを設定する処理を行う。具体的には、図5に示したアナログ選局デ−タ28d2を参照して、変更指示があったチャンネル番号に対応する周波数帯域を特定して、チュ−ナ部が抽出する周波数帯の設定を行う。アナログ放送のチャンネル番号「1」が選択された場合には、チュ−ナ部の周波数帯を210〜216MHzに設定する(図6参照)。
ステップS160若しくはステップS170の処理を実行するか、または、ステップS140においてチャンネル変更指示がなかったと特定した場合、次に、ステップS180において、テレビジョン受信チュ−ナ20の電源をOFFにする旨の指示の入力があったか否かを特定する。テレビジョン受信チュ−ナ20の電源をOFFにする旨の指示の入力がなかった場合には、処理をステップS110に戻し、指示の入力があった場合には、メイン処理を終了させる。
次に、図7に示したメイン処理が行われるとの具体例を説明する。まず最初に、初期設定にかかる処理が行われ(ステップS100)、その後、現在の受信チャンネルに対応するテレビ映像がテレビジョン30に表示される(ステップS110)。そして、モ−ドの変更指示があったか否かが特定され(ステップS120)、変更指示があった場合には、その指示に基づいて、スイッチ回路63を第1接続端子または第2接続端子に切り替える処理を行う(ステップS130)。その後、チャンネル変更指示があったか否かが特定され(ステップS140)、チャンネル変更指示があった場合には、現在デジタルモ−ドが選択されているかアナログモ−ドが選択されているかが特定される(ステップS150)。デジタルモ−ドが選択されている場合には、図5に示したようなデジタル選局デ−タ28d1に基づいて、受信チャンネルと受信方位の設定が行われ(ステップS170)、一方、アナログモ−ドが選択されている場合には、図6に示したようなアナログ選局デ−タ28d2に基づいて、受信チャンネルの設定が行われる(ステップS160)。
上述した実施形態にかかるテレビジョン受信システムでは、アンテナ切替装置60の第2接続端子62に、八木アンテナが接続される場合について説明したが、本発明では、八木アンテナの代わりに、CATVにおける家庭内引き込み用の同軸ケ−ブルが接続されるようにアンテナ切替装置60が構成されていてもよい。
また、上述した実施形態にかかるテレビジョン受信システムでは、セットトップボックスとしてのテレビジョン受信チュ−ナ20がテレビジョン30とは別体で設けられている場合について説明したが、チュ−ナ機能を備えたテレビジョンであってもよい。すなわち、アンテナ切替装置60に対して第1接続端子または第2接続端子への切替動作を行わせるための命令信号を送信する命令信号送信手段を備えたチュ−ナが内蔵されたテレビジョンを具備するテレビジョン受信システムも本発明に該当する。
以上説明したように、実施形態にかかるテレビジョン受信システムによれば、第1接続端子61にスマ−トアンテナユニット10を接続するとともに、第2接続端子62に八木アンテナ50を接続し、リモコン40等からの操作により2つの種類のアンテナの一方を有効とすることが可能なように構成することにより、アナログのテレビジョン放送を受信するときには、八木アンテナ50を用い、デジタルのテレビジョン放送を受信するときには、スマ−トアンテナユニット10を用いるというように、テレビジョン放送の種類に応じた最適なアンテナを、ユ−ザ−の意思で選択して用いることが可能となる。
テレビジョン受信システムの構成を示すブロック図である。 スマ−トアンテナユニットおよび八木アンテナの内部構成を示すブロック図である。 テレビジョン受信チュ−ナおよびアンテナ切替装置の内部構成を示すブロック図である。 スマ−トアンテナユニットの指向性を示す概念図である。 デジタル選局デ−タの一例を示す図である。 アナログ選局デ−タの一例を示す図である。 メイン処理を示すフロ−チャ−トである。
符号の説明
10…スマ−トアンテナユニット
11…指向性アンテナ
12…位相器
13…ブ−スタ−回路
14…合成器
20…テレビジョン受信チュ−ナ
21…アンテナコントロ−ル部
22…チュ−ナ部
23…デジタル再生部
23a…デジタルI/F
24…アナログ再生部
24a…アナログI/F
24b…復調回路
24b1…AGC回路
28a…CPU
28b…RAM
28d…EEPROM
28d1…デジタル選局デ−タ
28d2…アナログ選局デ−タ
30…テレビジョン
40…リモコン
50…八木アンテナ
51…アンテナ部
60…アンテナ切替装置
61…第1接続端子
62…第2接続端子
63…スイッチ回路

Claims (8)

  1. その指向性を電気信号により静的に選択可能なスマ−トアンテナと、同スマ−トアンテナを使用してテレビジョン放送信号を受信するテレビジョン受信チュ−ナとを具備するテレビジョン受信システムにおいて、
    上記スマ−トアンテナと接続するための第1の接続端子、および、八木アンテナまたはCATV放送を受信するためのケ−ブルと接続するための第2の接続端子と、
    上記第1の接続端子に接続された上記スマ−トアンテナからの周波信号、および、上記第2の接続端子に接続された上記八木アンテナまたは上記ケ−ブルからの周波信号のいずれか一方を選択的に受信するための切替動作を行う切替手段とを備えるアンテナ切替装置を具備し、
    上記テレビジョン受信チュ−ナは、アナログのテレビジョン放送信号を受信するアナログモ−ド、および、デジタルのテレビジョン放送信号を受信するデジタルモ−ドのいすれか一方を所定の選択操作に基づいて選択可能であり、
    上記アナログモ−ドが選択されたことを受けて、上記八木アンテナまたは上記ケ−ブルからの周波信号を受信する一方、
    上記デジタルモ−ドが選択されたことを受けて、上記スマ−トアンテナからの周波信号を受信するように上記切替手段に上記切替動作を行わせるための命令信号を送信する命令信号送信手段を具備することを特徴とするテレビジョン受信システム。
  2. その指向性を電気信号により静的に選択可能なスマ−トアンテナと、同スマ−トアンテナを使用してテレビジョン放送信号を受信するテレビジョン受信チュ−ナとを具備するテレビジョン受信システムにおいて、
    上記スマ−トアンテナと接続するための第1の接続端子、および、テレビジョン放送信号を送信する外部装置と接続するための第2の接続端子と、
    上記第1の接続端子に接続された上記スマ−トアンテナからの周波信号、および、上記第2の接続端子に接続された上記外部装置からの周波信号のいずれか一方を選択的に受信するための切替動作を行う切替手段とを備えるアンテナ切替装置を具備し、
    上記テレビジョン受信チュ−ナは、所定の選択操作に基づいて、上記切替手段に上記切替動作を行わせるための命令信号を送信する命令信号送信手段を具備することを特徴とするテレビジョン受信システム。
  3. 上記第2の接続端子は、八木アンテナと接続する接続端子であることを特徴とする請求項2に記載のテレビジョン受信システム。
  4. 上記第2の接続端子は、CATV放送を受信するためのケ−ブルを接続する接続端子であることを特徴とする請求項2に記載のテレビジョン受信システム。
  5. 上記テレビジョン受信チュ−ナは、アナログのテレビジョン放送信号を受信するアナログモ−ド、および、デジタルのテレビジョン放送信号を受信するデジタルモ−ドのいずれか一方を所定の選択操作に基づいて選択可能であり、
    上記命令信号送信手段は、上記アナログモ−ドが選択されたことを受けて、上記八木アンテナからの周波信号を受信するように上記切替手段に切替動作を行わせる一方、
    上記デジタルモ−ドが選択されたことを受けて、上記スマ−トアンテナからの周波信号を受信するように上記切替手段に切替動作を行わせることを特徴とする請求項3に記載のテレビジョン受信システム。
  6. その指向性を電気信号により静的に選択可能なスマ−トアンテナと接続するための第1の接続端子、および、テレビジョン放送信号を送信する外部装置と接続するため第2の接続端子と、
    上記第1の接続端子に接続された上記スマ−トアンテナからの周波信号、および、上記第2の接続端子に接続された上記外部装置からの周波信号のいずれか一方を選択的に受信するための切替動作を行う切替手段とを具備することを特徴とするアンテナ切替装置。
  7. その指向性を電気信号により静的に選択可能なスマ−トアンテナを使用してテレビジョン放送信号を受信するテレビジョン受信チュ−ナにおいて、
    上記スマ−トアンテナと接続するための第1の接続端子、および、テレビジョン放送信号を送信する外部装置と接続するための第2の接続端子と、上記第1の接続端子に接続された上記スマ−トアンテナからの周波信号、および、上記第2の接続端子に接続された上記外部装置からの周波信号のいずれか一方を選択的に受信するための切替動作を行う切替手段とを備えるアンテナ切替装置と接続され、
    所定の選択操作に基づいて、上記切替手段に上記切替動作を行わせるための命令信号を送信する命令信号送信手段を具備することを特徴とするテレビジョン受信チュ−ナ。
  8. その指向性を電気信号により静的に選択可能なスマ−トアンテナを使用してテレビジョン放送信号を受信するチュ−ナ機能を具備するテレビジョンにおいて、
    上記スマ−トアンテナと接続するための第1の接続端子、および、テレビジョン放送信号を送信する外部装置と接続するための第2の接続端子と、上記第1の接続端子に接続された上記スマ−トアンテナからの周波信号、および、上記第2の接続端子に接続された上記外部装置からの周波信号のいずれか一方を選択的に受信するための切替動作を行う切替手段とを備えるアンテナ切替装置と接続され、
    所定の選択操作に基づいて、上記切替手段に上記切替動作を行わせるための命令信号を送信する命令信号送信手段を具備することを特徴とするテレビジョン。
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