JP4186985B2 - デジタル放送受信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル放送受信装置に関する。
デジタル放送波には、各周波数帯域毎に割り当てられた物理チャンネルの放送データが含まれており、各物理チャンネルの放送データには、複数のサブチャンネルの放送データが含まれている。また、デジタル放送波には、PSIP(Program System Information Program)が含まれており、当該PSIPに基づいてチャンネルマップデータを作成して記憶するデジタル放送受信装置が知られている(例えば、特許文献1)。
また、サブチャンネルには、無料に視聴できるものと有料のものとがあり、通常、有料のサブチャンネルは視聴料金を払った視聴者のみが視聴できるようにビデオデータ及びオーディオデータが暗号化(以下、スクランブル処理)されている。そこで、スクランブル処理されていないサブチャンネルのみからなるチャンネル表を作成して記憶するデジタル放送受信装置や(例えば、特許文献2)、サブチャンネル毎にスクランブル処理の有無を記憶するデジタル放送受信装置(例えば、特許文献3)が知られている。
特表2003−533060号公報 特開平11−177956号公報 特開2005−151333号公報
しかしながら、一旦、チャンネルマップデータを作成しても、曜日や時間帯などによって、スクランブル情報が異なるため、チャンネルマップデータの更新が必要となるが、更新の度、全ての物理チャンネルについて走査することは煩雑である一方、スクランブル処理されていないサブチャンネルを有する物理チャンネルのみを更新したのでは、スクランブルが解除された物理チャンネルについては更新されないという問題があった。
本発明の課題は、より効率的に且つ確実にスクランブル処理されているか否かを記憶するチャンネルマップデータを更新することができるデジタル放送受信装置を提供することである。
請求項1に記載の発明は、デジタル放送波における物理チャンネルの放送データに含まれるサブチャンネルの放送データを走査する走査手段を備えるデジタル放送受信装置において、
物理チャンネル,仮想チャンネル,サブチャンネル及び前記サブチャンネルがスクランブル処理されているか否かを示すスクランブル情報を対応づけて記憶しているチャンネル情報記憶手段と、
前記走査手段により走査された前記サブチャンネルの放送データがスクランブル処理されているか否かを判断するスクランブル判断手段と、
前記スクランブル判断手段による判断結果を前記スクランブル情報として前記チャンネル情報記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
所定のタイミングで、前記チャンネル情報記憶手段に記憶されたスクランブル処理されていないサブチャンネルを有する物理チャンネルのみを前記走査手段に走査させて、前記スクランブル判断手段及び前記記憶制御手段を実行させ、前記チャンネル情報記憶手段の前記スクランブル情報を更新する更新手段と、を備え、
前記記憶制御手段は、前記スクランブル判断手段による判断結果が、一の物理チャンネルにおける全てのサブチャンネルがスクランブル処理されている場合には、当該一の物理チャンネルにおける所定のサブチャンネルの前記スクランブル情報としてスクランブル処理されていないとする情報を記憶させ、
前記スクランブル判断手段は、
前記走査手段により走査された前記サブチャンネルの放送データに含まれ、当該放送データがスクランブル処理されているか否かを判別するための複数種類のスクランブル判定データを個別に参照して前記放送データがスクランブル処理されているか否かを判断する第1判断手段と、
前記放送データがデコード可能か否かによりスクランブル処理されているか否かを判断する第2判断手段と、を備え、
前記記憶制御手段は、
前記第1判断手段により前記放送データがスクランブル処理されていないと判断された場合に、前記サブチャンネルがスクランブル処理されていないと前記チャンネル情報記憶手段に記憶させる第1記憶制御手段と、
前記第2判断手段により前記放送データがデコード可能であると判断された場合に、前記サブチャンネルがスクランブル処理されていないと前記チャンネル情報記憶手段に記憶させる第2記憶制御手段と、
前記第1判断手段が複数種類のスクランブル判定データのうち一つのスクランブル判定データを参照して判断した結果と、前記第2判断手段が判断した結果とが一致するか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により、前記第1判断手段が判断した結果と前記第2判断手段が判断した結果とが、全ての種類のスクランブル判定データにおいて一致しないと判断された場合に、前記第2記憶制御手段により前記チャンネル情報記憶手段に記憶させ、前記判断手段により、複数種類のスクランブル判定データのうち、一のスクランブル判定データを参照して前記第1判断手段が判断した結果と前記第2判断手段が判断した結果とが一致すると判断された場合に、当該一のスクランブル判定データを参照して前記第1記憶制御手段により前記チャンネル情報記憶手段に記憶させるように制御するチャンネル情報記憶制御手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、デジタル放送波における物理チャンネルの放送データに含まれるサブチャンネルの放送データを走査する走査手段を備えるデジタル放送受信装置において、
物理チャンネル,仮想チャンネル,サブチャンネル及び前記サブチャンネルがスクランブル処理されているか否かを示すスクランブル情報を対応づけて記憶しているチャンネル情報記憶手段と、
前記走査手段により走査された前記サブチャンネルの放送データがスクランブル処理されているか否かを判断するスクランブル判断手段と、
前記スクランブル判断手段による判断結果を前記スクランブル情報として前記チャンネル情報記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
所定のタイミングで、前記走査手段、前記スクランブル判断手段及び前記記憶制御手段を実行させ、前記チャンネル情報記憶手段の前記スクランブル情報を更新する更新手段と、を備え、
前記記憶制御手段は、前記スクランブル判断手段による判断結果が、一の物理チャンネルにおける全てのサブチャンネルがスクランブル処理されている場合には、当該一の物理チャンネルが、前記更新手段における更新時に走査が必要なチャンネルであることを前記チャンネル情報記憶手段に記憶させることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のデジタル放送受信装置において、
前記更新手段は、所定のタイミングで、前記チャンネル情報記憶手段に記憶されたスクランブル処理されていないサブチャンネルを有する物理チャンネルのみを前記走査手段により走査させ、
前記記憶制御手段は、前記スクランブル判断手段による判断結果が、一の物理チャンネルにおける全てのサブチャンネルがスクランブル処理されている場合には、当該一の物理チャンネルにおける所定のサブチャンネルの前記スクランブル情報としてスクランブル処理されていないとする情報を記憶させることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載のデジタル放送受信装置において、
チャンネルをアップ/ダウン選局するチャンネル選局手段と、
前記チャンネル選局手段によりアップ/ダウン選局されたチャンネルがスクランブル処理されているか否かを前記チャンネル情報記憶手段に記憶されたスクランブル情報に基づいて判断するチャンネル判断手段と、
前記チャンネル判断手段により、前記チャンネル選局手段によりアップ/ダウン選局されたチャンネルがスクランブル処理されていると判断された場合に、当該チャンネルをスキップさせるスキップ手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項2又は3に記載のデジタル放送受信装置において、
チャンネルをアップ/ダウン選局するチャンネル選局手段と、
前記チャンネル選局手段によりアップ/ダウン選局されたチャンネルがスクランブル処理されているか否かを前記チャンネル情報記憶手段に記憶されたスクランブル情報に基づいて判断するチャンネル判断手段と、
前記チャンネル判断手段により、前記チャンネル選局手段によりアップ/ダウン選局されたチャンネルがスクランブル処理されていると判断された場合に、所定の報知を行う報知手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項2又は3に記載のデジタル放送受信装置において、
チャンネルをダイレクト選局するチャンネル選局手段と、
前記チャンネル選局手段によりダイレクト選局されたチャンネルがスクランブル処理されているか否かを前記チャンネル情報記憶手段に記憶されたスクランブル情報に基づいて判断するチャンネル判断手段と、
前記チャンネル判断手段により、前記チャンネル選局手段によりダイレクト選局されたチャンネルがスクランブル処理されていると判断された場合に、当該チャンネルと同一の物理チャンネル内でスクランブル処理されていないサブチャンネルを検索して、該当するサブチャンネルがある場合には、当該サブチャンネルに切り替える切替手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項2又は3に記載のデジタル放送受信装置において、
チャンネルをダイレクト選局するチャンネル選局手段と、
前記チャンネル選局手段によりダイレクト選局されたチャンネルがスクランブル処理されているか否かを前記チャンネル情報記憶手段に記憶されたスクランブル情報に基づいて判断するチャンネル判断手段と、
前記チャンネル判断手段により、前記チャンネル選局手段によりダイレクト選局されたチャンネルがスクランブル処理されていると判断された場合に、所定の報知を行う報知手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項2〜7の何れか一項に記載のデジタル放送受信装置において、
前記スクランブル判断手段は、
前記走査手段により走査された前記サブチャンネルの放送データに含まれ、当該放送データがスクランブル処理されているか否かを判別するための複数種類のスクランブル判定データを個別に参照して前記放送データがスクランブル処理されているか否かを判断することを特徴としている。
請求項9に記載の発明は、請求項2〜7の何れか一項に記載のデジタル放送受信装置において、
前記スクランブル判断手段は、
前記物理チャンネルの放送データに含まれるPAT(Program Association Table)データがスクランブル処理されているか否かにより、前記物理チャンネルの放送データがスクランブル処理されているか否かを判断することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、スクランブル判断手段により、走査手段によって走査されたサブチャンネルの放送データがスクランブル処理されているか否かが判断され、記憶制御手段により、スクランブル判断手段による判断結果がスクランブル情報としてチャンネル情報記憶手段に記憶され、更新手段により、所定のタイミングで、走査手段、スクランブル判断手段及び記憶制御手段の実行がなされ、チャンネル情報記憶手段のスクランブル情報が更新され、記憶制御手段は、スクランブル判断手段による判断結果が、一の物理チャンネルにおける全てのサブチャンネルがスクランブル処理されている場合には、当該一の物理チャンネルが、更新手段における更新時に走査が必要なチャンネルであることをチャンネル情報記憶手段に記憶させるので、全ての物理チャンネルを走査せずともチャンネル情報記憶手段のスクランブル情報の更新がなされることとなって、効率的にチャンネル情報記憶手段のスクランブル情報を更新することができるとともに、新たにスクランブルが解除された物理チャンネルのスクランブル情報を確実に更新することができる。
また、記憶制御手段は、スクランブル判断手段による判断結果が、一の物理チャンネルにおける全てのサブチャンネルがスクランブル処理されている場合には、当該一の物理チャンネルにおける所定のサブチャンネルのスクランブル情報としてスクランブル処理されていないとする情報を記憶させるので、既存の、所定のタイミングで、チャンネル情報記憶手段に記憶されたスクランブル処理されていないサブチャンネルを有する物理チャンネルのみを走査手段により走査させる更新手段に何ら変更を加えなくとも、新たにスクランブル解除された物理チャンネルのスクランブル情報を更新することができることとなって、効率的且つ確実なチャンネル情報手段のスクランブル情報の更新をより容易に実現できる。
また、第1判断手段により、走査手段によって走査されたサブチャンネルの放送データに含まれ、当該放送データがスクランブル処理されているか否かを判別するための複数種類のスクランブル判定データが個別に参照されて放送データがスクランブル処理されているか否かが判断され、第2判断手段により、放送データがデコード可能か否かによりスクランブル処理されているか否かが判断され、第1判断手段によって放送データがスクランブル処理されていないと判断された場合に、第1記憶制御手段により、当該サブチャンネルがスクランブル処理されていないとチャンネル情報記憶手段に記憶され、第2判断手段により放送データがデコード可能であると判断された場合に、第2記憶制御手段により、サブチャンネルがスクランブル処理されていないとチャンネル情報記憶手段に記憶され、判断手段により、第1判断手段が複数種類のスクランブル判定データのうち一つのスクランブル判定データを参照して判断した結果と、第2判断手段が判断した結果とが一致するか否かが判断され、チャンネル情報記憶制御手段により、判断手段によって、第1判断手段が判断した結果と第2判断手段が判断した結果とが、全ての種類のスクランブル判定データにおいて一致しないと判断された場合に、第2記憶制御手段によりチャンネル情報記憶手段にスクランブル情報が記憶され、判断手段により、複数種類のスクランブル判定データのうち、一のスクランブル判定データを参照して第1判断手段が判断した結果と第2判断手段が判断した結果とが一致すると判断された場合に、当該一のスクランブル判定データを参照して第1記憶制御手段によりチャンネル情報記憶手段にスクランブル情報が記憶されるように制御されるので、複数種類のスクランブル判定データを参照して、放送データがスクランブル処理されているか否かを正確に反映しているものを探して、正確に反映するスクランブル判定データに基づいて放送データがスクランブル処理されているか否かをより正確に判断することができるとともに、複数種類のスクランブル判定データを参照して放送データがスクランブル処理されているか否かを正確に判断できない場合には、当該放送データがデコード可能か否かによりスクランブル処理されているか否をより正確に判断することができ、より正確にスクランブル処理されているか否かを確認しながらチャンネル情報記憶手段にスクランブル情報を記憶させることができる。
また、放送データがスクランブル処理されているか否かを正確に反映しているスクランブル判定データがある場合には、放送データがデコード可能か否かを判断せずにチャンネル情報記憶手段にスクランブル情報が記憶されることとなるので、より早くチャンネル情報記憶手段にスクランブル情報を記憶させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、スクランブル判断手段により、走査手段によって走査されたサブチャンネルの放送データがスクランブル処理されているか否かが判断され、記憶制御手段により、スクランブル判断手段による判断結果がスクランブル情報としてチャンネル情報記憶手段に記憶され、更新手段により、所定のタイミングで、走査手段、スクランブル判断手段及び記憶制御手段の実行がなされ、チャンネル情報記憶手段のスクランブル情報が更新され、記憶制御手段は、スクランブル判断手段による判断結果が、一の物理チャンネルにおける全てのサブチャンネルがスクランブル処理されている場合には、当該一の物理チャンネルが、更新手段における更新時に走査が必要なチャンネルであることをチャンネル情報記憶手段に記憶させるので、全ての物理チャンネルを走査せずともチャンネル情報記憶手段のスクランブル情報の更新がなされることとなって、効率的にチャンネル情報記憶手段のスクランブル情報を更新することができるとともに、新たにスクランブルが解除された物理チャンネルのスクランブル情報を確実に更新することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、記憶制御手段は、スクランブル判断手段による判断結果が、一の物理チャンネルにおける全てのサブチャンネルがスクランブル処理されている場合には、当該一の物理チャンネルにおける所定のサブチャンネルのスクランブル情報としてスクランブル処理されていないとする情報を記憶させるので、既存の、所定のタイミングで、チャンネル情報記憶手段に記憶されたスクランブル処理されていないサブチャンネルを有する物理チャンネルのみを走査手段により走査させる更新手段に何ら変更を加えなくとも、新たにスクランブル解除された物理チャンネルのスクランブル情報を更新することができることとなって、効率的且つ確実なチャンネル情報手段のスクランブル情報の更新をより容易に実現できる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項2又は3に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、チャンネル選局手段により、チャンネルがアップ/ダウン選局され、チャンネル判断手段により、チャンネル選局手段によってアップ/ダウン選局されたチャンネルがスクランブル処理されているか否かがチャンネル情報記憶手段に記憶されたスクランブル情報に基づいて判断され、チャンネル判断手段により、チャンネル選局手段によってアップ/ダウン選局されたチャンネルがスクランブル処理されていると判断された場合に、スキップ手段により、当該チャンネルがスキップされるので、視聴できないスクランブル処理されたチャンネルは自動的にスキップされてアップ/ダウン選局がなされることとなって、視聴できるスクランブル処理されていないチャンネルのみをより効率的にアップ/ダウン選局することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項2又は3に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、チャンネル選局手段により、チャンネルがアップ/ダウン選局され、チャンネル判断手段により、チャンネル選局手段によってアップ/ダウン選局されたチャンネルがスクランブル処理されているか否かがチャンネル情報記憶手段に記憶されたスクランブル情報に基づいて判断され、チャンネル判断手段により、チャンネル選局手段によってアップ/ダウン選局されたチャンネルがスクランブル処理されていると判断された場合に、報知手段により、所定の報知がなされるので、アップ/ダウン選局によりスクランブル処理されたチャンネルが選局されてしまってもユーザが故障と間違えることを防ぐことができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項2又は3に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、チャンネル選局手段により、チャンネルがダイレクト選局され、チャンネル判断手段により、チャンネル選局手段によってダイレクト選局されたチャンネルがスクランブル処理されているか否かがチャンネル情報記憶手段に記憶されたスクランブル情報に基づいて判断され、チャンネル判断手段により、チャンネル選局手段によってダイレクト選局されたチャンネルがスクランブル処理されていると判断された場合に、切替手段により、当該チャンネルと同一の物理チャンネル内でスクランブル処理されていないサブチャンネルが検索されて、該当するサブチャンネルがある場合には、当該サブチャンネルに切り替えられるので、視聴できないスクランブル処理されているサブチャンネルがダイレクト選局されてしまっても、同一物理チャンネル内のスクランブル処理されていないサブチャンネルが自動的に選局されることとなって、視聴できないスクランブル処理されたサブチャンネルが選局されることを防ぐことができることとなって、視聴できるスクランブル処理されていないチャンネルのみをより効率的にダイレクト選局することができる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項2又は3に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、チャンネル選局手段により、チャンネルがダイレクト選局され、チャンネル判断手段により、チャンネル選局手段によってダイレクト選局されたチャンネルがスクランブル処理されているか否かがチャンネル情報記憶手段に記憶されたスクランブル情報に基づいて判断され、チャンネル判断手段により、チャンネル選局手段によってダイレクト選局されたチャンネルがスクランブル処理されていると判断された場合に、報知手段により、所定の報知がなされるので、ダイレクト選局によりスクランブル処理されたチャンネルが選局されてしまってもユーザが故障と間違えることを防ぐことができる。
請求項8に記載の発明によれば、請求項2〜7の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、スクランブル判断手段は、走査手段により走査されたサブチャンネルの放送データに含まれ、当該放送データがスクランブル処理されているか否かを判別するための複数種類のスクランブル判定データを個別に参照して放送データがスクランブル処理されているか否かを判断するので、放送データ毎にスクランブル処理されているか否かを判定するためのスクランブル判定データが異なる場合にも、好適に対処することができる。
請求項9に記載の発明によれば、請求項2〜7の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られるのは勿論のこと、特に、スクランブル判断手段は、物理チャンネルの放送データに含まれるPAT(Program Association Table)データがスクランブル処理されているか否かにより、当該物理チャンネルの放送データがスクランブル処理されているか否かを判断するので、PATデータを参照するだけで当該物理チャンネルの全ての放送データがスクランブル処理されているか否かを判断することとなって、より効率的にスクランブル処理の有無の判断をすることができる。
以下、図を参照して、本発明に係るデジタル放送受信装置を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態に係るデジタル放送受信装置100の構成について説明する。本発明に係るデジタル放送受信装置100は、図1に示すように、アンテナ1,チューナ部2,分離部3,デコーダ4,制御部5,入力部6等を備えて構成される。
また、デジタル放送受信装置100は、表示装置200,音出力装置300と接続されている。
アンテナ1は、パラボラアンテナやUHFアンテナ等であり、デジタル放送波を受信し、RF(Radio Frequency)信号をチューナ部2に出力する。なお、CATV回線を介してデジタル放送波を受信する場合には、アンテナ1の代わりに、接続ケーブル(図示省略)等が備えられてもよい。また、例えば、デジタル放送波に含まれる物理チャンネルの放送データは、MPEG2−TS方式により多重化されている。
チューナ部2は、例えば、ミキサ(図示省略),選局回路(図示省略),逆インタリーブ回路(図示省略),誤り訂正回路(図示省略),復調回路(図示省略)等を備えて構成される。そして、チューナ部2において、ミキサ,選局回路等により、アンテナ1から入力されたRF信号からユーザが所望する物理チャンネルのIF(Intermediate Frequency)信号が生成される。また、チューナ部2において、逆インタリーブ回路,誤り訂正回路,復調回路等により、生成されたIF信号に誤り訂正処理や復調処理等が施され、放送データとしてのTS(Transport Stream)信号に変換される。チューナ部2により生成されたTS信号は、分離部3に出力される。
分離部3は、例えば、チューナ部2,デコーダ4等と接続され、チューナ部2から入力されるTS信号をビデオデータ,オーディオデータ,PSI/SI(Program Specific Information/Service Information)に分離し、デコーダ4に出力する。
デコーダ4は、分離部3から入力されるビデオデータ及びオーディオデータに復号処理を行って、表示装置200,音出力装置300に出力する。
制御部5は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)7,RAM(Random Access Memory)8,記憶部9等を備えて構成され、チューナ部2,分離部3,デコーダ4,入力部6等と接続され、デジタル放送受信装置100の各部の制御を行う。
CPU7は、記憶部9に格納された処理プログラム等を読み出して、RAM8に展開して実行することにより、デジタル放送受信装置100全体の制御を行う。
RAM8は、CPU7により実行された処理プログラム等を、RAM8内のプログラム格納領域に展開するとともに、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等をデータ格納領域に格納する。
記憶部9は、例えば、プログラムやデータ等が予め記憶されている記録媒体(図示せず)を有しており、この記録媒体は、例えば、半導体メモリ等で構成されている。また、記憶部9は、CPU7がデジタル放送受信装置100全体を制御する機能を実現させるための各種データ,各種処理プログラム,これらプログラムの実行により処理されたデータ等を記憶する。より具体的には、記憶部9は、例えば、図2に示すように、チャンネルマップデータ9a,検索プログラム9b,走査プログラム9c,スクランブル判断プログラム9d,デコード判断プログラム9e,第1記憶プログラム9f,第2記憶プログラム9g,判断プログラム9h,チャンネル情報記憶制御プログラム9i,記憶制御プログラム9j,更新プログラム9k,チャンネル判断プログラム9l,スキッププログラム9m,切替プログラム9n等を格納している。
チャンネルマップデータ9aは、例えば、図3に示すように、物理チャンネル,仮想チャンネル,サブチャンネル,及びサブチャンネルがスクランブル処理されているか否かを示すスクランブル情報等が対応づけられたデータである。より具体的には、スクランブル情報は、例えば、サブチャンネル毎に、当該サブチャンネルがスクランブル処理されている場合には「1」と記憶され、当該サブチャンネルがスクランブル処理されていない場合には「0」と記憶されている。なお、異なる物理チャンネルに対して同一の仮想チャンネルが対応付けられてもよい。また、放送データがない物理チャンネルには、仮想チャンネルは割り当てられないようになっている。記憶部9は、チャンネルマップデータ9aを格納することにより、チャンネル情報記憶手段として機能する。
検索プログラム9bは、例えば、CPU7に、チューナ部2を制御して、アンテナ1から入力されるRF信号の全帯域をサーチさせ、当該RF信号を物理チャンネルのIF信号に変換し、IF信号を所定の物理チャンネルのTS信号に変換する機能を実現させるプログラムである。
走査プログラム9cは、例えば、CPU7に、チューナ部2により生成されたTS信号に含まれる放送データを走査する機能を実現させるプログラムである。CPU7は、かかる走査プログラム9cを実行することにより、走査手段として機能する。
スクランブル判断プログラム9dは、例えば、CPU7に、走査したサブチャンネルの放送データに含まれ、当該放送データがスクランブル処理されているか否かを判別するための複数種類のスクランブル判定データを個別に参照して、当該放送データがスクランブル処理されているか否かを判断する機能を実現させるプログラムである。ここで、スクランブル判定データは、例えば、サブチャンネルの放送データのビデオデータのヘッダー領域に含まれるtsc(transport scrambling control)ビット,PMT(Program Map Table)内のdescriptor_tag,ビデオデータ及び/又はオーディオデータに含まれるPES(Packetized Elementary Stream)_scrambling_controlの何れかのデータである。CPU7は、かかるスクランブル判断プログラム9dを実行することにより、第1判断手段及びスクランブル判断手段の一部として機能する。
より具体的には、CPU7は、ISO/IEC 13818・1の2.4.3.3項“Semantic definition of fields in Transport Stream packet layer”に従った2ビットフィールドであるtscビットを参照することにより、tscビットの値が「01」,「10」,「11」である場合には放送データがスクランブル処理されていると判断し、tscビットの値が「00」である場合には当該放送データがスクランブル処理されていないと判断する。
また、CPU7は、ISO/IEC 13818・1の2.4.4.9項“Semantic definition of fields in Transport Stream program map section”の構文に従ったPMT内にISO/IEC 13818・1の2.6.1項“Semantic definition of fields in program and program element descriptors”の構文に従ったdescriptorが存在し、且つその構文内の値であるdescriptor_tagが「0x09」即ちCA(Conditional Access)−descriptorを示す値である場合に放送データがスクランブル処理されていると判断し、当該descriptor_tagが「0x09」以外の値であった場合に当該放送データがスクランブル処理されていないと判断する。
また、CPU7は、ISO/IEC 13818・1の2.4.3.7項“Semantic definition of fields in PES packet”に従った2ビットフィールドであるPES_scrambling_controlを参照することにより、PES_scrambling_controlの値が「01」,「10」,「11」である場合には放送データがスクランブル処理されていると判断し、PES_scrambling_controlの値が「00」である場合には当該放送データがスクランブル処理されていないと判断する。
デコード判断プログラム9eは、例えば、CPU7に、デコーダ4を制御して、走査したサブチャンネルの放送データをデコード処理させ、デコード可能か否かによりスクランブル処理されているか否かを判断する機能を実現させるプログラムである。ここで、デコード可能か否かは、例えば、CPU7は、かかるデコード判断プログラム9eを実行することにより、第2判断手段及びスクランブル判断手段の一部として機能する。
第1記憶プログラム9fは、例えば、CPU7に、スクランブル判断プログラム9dを実行することによりサブチャンネルの放送データがスクランブル処理されていないと判断した場合に、当該サブチャンネルがスクランブル処理されていないとチャンネルマップデータ9aに記憶する機能を実現させるプログラムである。CPU7は、かかる第1記憶プログラム9fを実行することにより、第1記憶制御手段として機能する。
第2記憶プログラム9gは、例えば、CPU7に、デコード判断プログラム9eを実行することにより、当該放送データがデコード可能であると判断した場合に、当該サブチャンネルがスクランブル処理されていないとチャンネルマップデータ9aに記憶する機能を実現させるプログラムである。CPU7は、かかる第2記憶プログラム9gを実行することにより、第2記憶制御手段として機能する。
判断プログラム9hは、例えば、CPU7に、スクランブル判断プログラム9dの実行による、複数種類のスクランブル判定データのうち一つのスクランブル判定データを参照した判断結果と、デコード判断プログラム9eの実行による判断結果とが一致するか否かを判断する機能を実現させるプログラムである。CPU7は、かかる判断プログラム9hを実行することにより、判断手段として機能する。
チャンネル情報記憶制御プログラム9iは、例えば、CPU7に、判断プログラム9hを実行することにより、スクランブル判断プログラム9dの実行による判断結果とデコード判断プログラム9eの実行による判断結果とが、全ての種類のスクランブル判定データにおいて一致しないと判断した場合に、第2記憶プログラム9gを実行することによりチャンネルマップデータ9aに記憶させ(詳細モード)、スクランブル判断プログラム9dの実行による、複数種類のスクランブル判定データのうち、一のスクランブル判定データを参照した判断結果とデコード判断プログラム9eの実行による判断結果とが一致すると判断した場合に、当該一のスクランブル判定データを参照して第1記憶プログラム9fを実行することによりチャンネルマップデータ9aに記憶させる(簡易モード)ように制御する機能を実現させるプログラムである。CPU7は、かかるチャンネル情報記憶制御プログラム9iを実行することにより、チャンネル情報記憶制御手段として機能する。
記憶制御プログラム9jは、例えば、CPU7に、スクランブル判断プログラム9d及びデコード判断プログラム9eを実行することにより、一の物理チャンネルにおける全てのサブチャンネルがスクランブル処理されていると判断された場合に、当該一の物理チャンネルが、後述する更新プログラム9kを実行する際に走査が必要なチャンネルであることをチャンネルマップデータ9aに記憶させる機能を実現させるプログラムである。より具体的には、記憶制御プログラム9jは、例えば、CPU7に、スクランブル判断プログラム9d及びデコード判断プログラム9eを実行することにより、一の物理チャンネルにおける全てのサブチャンネルがスクランブル処理されていると判断された場合に、当該一の物理チャンネルにおける所定のサブチャンネルのスクランブル情報としてスクランブル処理されていないとする情報を記憶させる機能を実現させるプログラムである。
そして、例えば、図3に示すように、CPU7は記憶制御プログラム9jを実行することにより、物理チャンネル15において、全てのサブチャンネルがスクランブル処理されていると判断した場合に、チャンネルマップデータ9aに、当該物理チャンネル15の所定のサブチャンネル,例えば,サブチャンネル1のスクランブル情報を「0」と記憶する。
CPU7は、かかる記憶制御プログラム9jを実行することにより、記憶制御手段として機能する。
更新プログラム9kは、例えば、CPU7に、所定のタイミングで、走査プログラム9c,スクランブル判断プログラム9d,デコード判断プログラム9e,第1記憶プログラム9f,第2記憶プログラム9g,判断プログラム9h,チャンネル情報記憶制御プログラム9i,記憶制御プログラム9jを実行して、チャンネルマップデータ9aのスクランブル情報を更新する機能を実現させるプログラムである。より具体的には、更新プログラム9kは、例えば、CPU7に、所定のタイミングで、チャンネルマップデータ9aに記憶されたスクランブル処理されていないサブチャンネルを有する物理チャンネルのみを走査プログラム9cを実行することにより走査し、スクランブル判断プログラム9d,デコード判断プログラム9e,第1記憶プログラム9f,第2記憶プログラム9g,判断プログラム9h,チャンネル情報記憶制御プログラム9i,記憶制御プログラム9jを実行して、走査した物理チャンネル内のサブチャンネルのスクランブル情報を更新する機能を実現させるプログラムである。CPU7は、かかる更新プログラム9kを実行することにより、更新手段として機能する。
ここで、所定のタイミングとは、例えば、電源投入時、一定時刻、待機時(例えば、主電源がONのまま電源がOFFされている時)等である。
チャンネル判断プログラム9lは、例えば、CPU7に、後述する入力部6により選局されたチャンネルがスクランブル処理されているか否かをチャンネルマップデータ9aに記憶されたスクランブル情報に基づいて判断する機能を実現させるプログラムである。CPU7は、かかるチャンネル判断プログラム9lを実行することによりチャンネル判断手段として機能する。
スキッププログラム9mは、例えば、CPU7に、チャンネル判断プログラム9lを実行することにより、入力部6によってアップ/ダウン選局されたチャンネルがスクランブル処理されていると判断した場合に、当該チャンネルをスキップする機能を実現させるプログラムである。CPU7は、かかるスキッププログラム9mを実行することにより、スキップ手段として機能する。
切替プログラム9nは、例えば、CPU7に、チャンネル判断プログラム9lを実行することにより、入力部6によってダイレクト選局されたチャンネルがスクランブル処理されていると判断した場合に、当該チャンネルと同一の物理チャンネル内でスクランブル処理されていないサブチャンネルを検索して、該当するサブチャンネルがある場合には、当該サブチャンネルに切り替える機能を実現させるプログラムである。CPU7は、かかる切替プログラム9nを実行することにより、切替手段として機能する。
入力部6は、デジタル放送受信装置100に各種操作に関する入力信号を入力するためのキー等を備え、ユーザにより操作されることによって、各種操作の入力信号がデジタル放送受信装置100に入力される。より具体的には、入力部6は、例えば、チャンネルをアップ/ダウン選局するためのチャンネルアップ/ダウンキー(図示省略),チャンネルをダイレクト選局するための数字キー(図示省略)等を備え、当該チャンネルアップ/ダウンキー,数字キー等がユーザにより押下されることによって、チャンネルをアップダウン選局するための入力信号,チャンネルをダイレクト選局するための入力信号等をデジタル放送受信装置100に出力し、チャンネル選局手段として機能する。
次に、上述のような構成の本発明に係るデジタル放送受信装置100のスクランブル情報の記憶動作について、図4〜図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、ユーザにより入力部6が操作されることにより、スクランブル情報記憶操作信号が入力される。CPU7は、このときのRAM8に記憶されているCPU7が検索した物理チャンネル数を初期化(物理チャンネル数=0)する(ステップS1)。
次いで、CPU7は、RAM8に記憶されている、CPU7が検索した物理チャンネル数に「1」を加算する(ステップS2)。
次に、CPU7が検索プログラム9bを実行することにより、チューナ部2が制御されて、アンテナ1から入力されるRF信号の全帯域をサーチさせ、放送信号のある物理チャンネルのRF信号を検出させる(ステップS3)。
ステップS3において、チューナ部2により放送信号のある物理チャンネルのRF信号が検出されなかった場合には(ステップS3;No)、ステップS34に進む(ステップS4)。
ステップS3において、チューナ部2により放送信号のある物理チャンネルのRF信号が検出された場合には(ステップS3;Yes)、CPU7は、検索プログラム9bの実行に基づいて、チューナ部2を制御して、ステップS3で検出した物理チャンネルに含まれるサブチャンネル数を検出させる(ステップS5)。
次いで、CPU7は、RAM8に記憶された、CPU7が検索したサブチャンネル数を初期化(サブチャンネル数=1)とする(ステップS6)。
次に、CPU7は、検索プログラム9bの実行に基づいて、当該RF信号をIF信号に変換させ、当該IF信号をTS信号に変換させ、走査プログラム9cを実行して、TS信号に含まれるサブチャンネルの放送データを走査し、スクランブル判断プログラム9dを実行することにより、tscビットを参照して当該放送データがスクランブル処理されているか否かを判断する(ステップS7)。
次いで、CPU7は、デコード判断プログラム9eを実行することにより、当該放送データがデコード可能か否かによりスクランブル処理されているか否かを判断する(ステップS8)。
次に、CPU7は、判断プログラム9hを実行することにより、ステップS7における判断とステップS8における判断とが一致するか否かを判断する(ステップS9)。
ステップS9において、CPU7が、ステップS7における判断とステップS8における判断とが一致したと判断した場合には(ステップS9;Yes)、CPU7は、チャンネル情報記憶制御プログラム9iを実行することにより、スクランブル情報記憶モードを簡易モードに決定するとともに、tscビットを参照することによりスクランブル処理の有無を判断することを決定する(ステップS10)。
ステップS9において、CPU7が、ステップS7における判断とステップS8における判断とが一致しないと判断した場合には(ステップS9;No)、CPU7は、スクランブル判断プログラム9dを実行することにより、descriptor_tagを参照して当該放送データがスクランブル処理されているか否かを判断する(ステップS11)。
次いで、CPU7は、デコード判断プログラム9eを実行することにより、当該放送データがデコード可能か否かによりスクランブル処理されているか否かを判断する(ステップS12)。
次に、CPU7は、判断プログラム9hを実行することにより、ステップS11における判断とステップS12における判断とが一致するか否かを判断する(ステップS13)。
ステップS13において、CPU7が、ステップS11における判断とステップS12における判断とが一致したと判断した場合には(ステップS13;Yes)、CPU7は、チャンネル情報記憶制御プログラム9iを実行することにより、スクランブル情報記憶モードを簡易モードに決定するとともに、descriptor_tagを参照することによりスクランブル処理の有無を判断することを決定する(ステップS14)。
ステップS13において、CPU7が、ステップS11における判断とステップS12における判断とが一致しないと判断した場合には(ステップS13;No)、CPU7は、スクランブル判断プログラム9dを実行することにより、PES_scrambling_controlを参照して当該放送データがスクランブル処理されているか否かを判断する(ステップS15)。
次いで、CPU7は、デコード判断プログラム9eを実行することにより、当該放送データがデコード可能か否かによりスクランブル処理されているか否かを判断する(ステップS16)。
次に、CPU7は、判断プログラム9hを実行することにより、ステップS15における判断とステップS16における判断とが一致するか否かを判断する(ステップS17)。
ステップS17において、CPU7が、ステップS15における判断とステップS16における判断とが一致したと判断した場合には(ステップS17;Yes)、CPU7は、チャンネル情報記憶制御プログラム9iを実行することにより、スクランブル情報記憶モードを簡易モードに決定するとともに、PES_scrambling_controlを参照することによりスクランブル処理の有無を判断することを決定する(ステップS18)。
ステップS17において、CPU7が、ステップS15における判断とステップS16における判断とが一致しないと判断した場合には(ステップS17;No)、CPU7は、チャンネル情報記憶制御プログラム9iを実行することにより、スクランブル情報記憶モードを詳細モードに決定する(ステップS19)。
次いで、CPU7は、RAM8に記憶されたステップS8,ステップS12,ステップS16の何れかの処理結果を参照して、「1」のサブチャンネルの放送データがデコード可能か否かを判断する(ステップS20)。
ステップS20において、CPU7が、「1」のサブチャンネルの放送データがデコード可能であると判断した場合には(ステップS20;Yes)、CPU7は、当該サブチャンネルがスクランブル処理されていないとする情報をチャンネルマップデータ9aに記憶する(ステップS21)。
ステップS20において、CPU7が、「1」のサブチャンネルの放送データがデコード可能ではないと判断した場合には(ステップS20;No)、CPU7は、当該サブチャンネルがスクランブル処理されているとする情報をチャンネルマップデータ9aに記憶する(ステップS22)。
次に、CPU7は、RAM8に記憶されたCPU7が検索したサブチャンネル数に「1」を加算する(ステップS23)。
次に、CPU7は、RAM8に記憶された処理結果を参照して、スクランブル情報記憶モードとして詳細モードが決定されたか否かを判断する(ステップS24)。
ステップS24において、CPU7がスクランブル情報記憶モードとして簡易モードが決定されていると判断した場合には(ステップS24;No)、CPU7は、第1記憶プログラム9fを実行し、ステップS10,ステップS14,ステップS18の決定に従って、何れかのスクランブル判定データを参照することにより、TS信号に含まれるサブチャンネルの放送データがスクランブル処理されているか否かを判断する(ステップS25)。
ステップS25において、CPU7が当該放送データがスクランブル処理されていないと判断した場合には(ステップS25;No)、CPU7は、第1記憶プログラム9fの実行に基づいて、当該サブチャンネルがスクランブル処理されていないとする情報をチャンネルマップデータ9aに記憶する(ステップS26)。
ステップS25において、CPU7が当該放送データがスクランブル処理されていると判断した場合には(ステップS25;Yes)、ステップS28に進む。
一方、ステップS24において、CPU7がスクランブル情報記憶モードとして詳細モードが決定されていると判断した場合には(ステップS24;Yes)、CPU7は、第2記憶プログラム9gを実行し、デコード判断プログラム9eを実行することにより、当該放送データがデコード可能か否かを判断する(ステップS27)。
ステップS27において、当該放送データがデコードできないと判断した場合には(ステップS27;No)、当該サブチャンネルがスクランブル処理されているとする情報をチャンネルマップデータ9aに記憶する(ステップS28)。
ステップS27において、当該放送データがデコードできると判断した場合には(ステップS27;Yes)、CPU7は、第2記憶プログラム9gの実行に基づいて、当該サブチャンネルがスクランブル処理されていないとする情報をチャンネルマップデータ9aに記憶する(ステップS29)。
次に、CPU7は、RAM8に記憶された処理結果等を参照して検索されたサブチャンネル数は最大チャンネル数に達したか否かを判断する(ステップS30)。
ステップS30において、CPU7が、検索されたサブチャンネル数が最大チャンネル数に達していないと判断した場合には(ステップS30;No)、ステップS23に戻る(ステップS31)。
ステップS30において、CPU7が、検索されたサブチャンネル数が最大チャンネル数に達したと判断した場合には(ステップS30;Yes)、CPU7は、記憶制御プログラム9jを実行することにより、RAM8に記憶された処理結果等を参照して、ステップS2〜ステップS30において走査した物理チャンネルに含まれる全てのサブチャンネルがスクランブル処理されているか否かを判断する(ステップS32)。
ステップS32において、CPU7が、走査した物理チャンネルに含まれる全てのサブチャンネルがスクランブル処理されていると判断した場合には(ステップS32;Yes)、CPU7は、記憶制御プログラム9jの実行に基づいて、当該物理チャンネルの所定のサブチャンネルのスクランブル情報をスクランブル処理なしとしてチャンネルマップデータ9aに記憶する(ステップS33)。
ステップS32において、CPU7が、走査した物理チャンネルにスクランブル処理されていないサブチャンネルが含まれると判断した場合には(ステップS32;No)、CPU7は、RAM8に記憶された処理結果等を参照して検索した物理チャンネル数が最大物理チャンネル数に達したか否かを判断する(ステップS34)。
ステップS34において、CPU7が、検索した物理チャンネル数が最大物理チャンネル数に達していないと判断した場合には(ステップS34;No)、ステップS2に戻る(ステップS35)。
ステップS34において、CPU7が、検索した物理チャンネル数が最大物理チャンネル数に達したと判断した場合には(ステップS34;Yes)、本処理を終了する。
次に、本発明に係るデジタル放送受信装置100のスクランブル情報の更新動作について、図8に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、CPU7は、更新プログラム9kを実行することにより、所定のタイミングで、チャンネルマップデータ9aを参照して、スクランブル処理されていないサブチャンネルを検出する(ステップS101)。
次に、CPU7は、走査プログラム9cを実行して、ステップS101で検出したサブチャンネルを含む物理チャンネルの放送データを走査し、スクランブル判断プログラム9d及びデコード判断プログラム9eを実行することにより、当該放送データに含まれるサブチャンネルの放送データがスクランブル処理されているか否かを判断する(ステップS102)。より具体的には、図4〜図7に示したデジタル放送受信装置100のスクランブル情報の記憶動作のフローチャートにおけるステップS7〜ステップS31と同様の処理を行う。
次に、CPU7は、ステップS102における判断結果に基づいて、チャンネルマップデータ9aのスクランブル情報を更新する(ステップS103)。より具体的には、図4〜図7に示したデジタル放送受信装置100のスクランブル情報の記憶動作のフローチャートにおけるステップS32〜ステップS33と同様の処理を行う。
次に、本発明に係るデジタル放送受信装置100のチャンネルアップ/ダウン選局動作について、図9に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、入力部6がユーザにより操作されることにより、チャンネルアップ/ダウン選局の操作信号が入力されると(ステップS201)、CPU7は、チャンネル判断プログラム9lを実行することにより、選局されたチャンネルがスクランブル処理されているか否かをチャンネルマップデータ9aに記憶されたスクランブル情報に基づいて判断する(ステップS202)。
ステップS202において、CPU7が、選局されたチャンネルがスクランブル処理されていると判断した場合は(ステップS202;Yes)、CPU7は、スキッププログラム9mを実行することにより、当該チャンネルをスキップし、ステップS202に戻る(ステップS203)。
ステップS202において、CPU7が、選局されたチャンネルがスクランブル処理されていないと判断した場合は(ステップS202;No)、CPU7は、選局されたチャンネルのビデオデータ,オーディオデータを表示装置200,音出力装置300に出力する(ステップS204)。
次に、本発明に係るデジタル放送受信装置100のダイレクト選局動作について、図10に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、入力部6がユーザにより操作されることにより、ダイレクト選局の操作信号が入力されると(ステップS301)、CPU7は、チャンネル判断プログラム9lを実行することにより、ダイレクト選局されたチャンネルがスクランブル処理されているか否かをチャンネルマップデータ9aに記憶されたスクランブル情報に基づいて判断する(ステップS302)。
ステップS302において、CPU7が、選局されたチャンネルがスクランブル処理されていると判断した場合は(ステップS302;Yes)、CPU7は、切替プログラム9nを実行することにより、当該チャンネルと同一の物理チャンネル内でスクランブル処理されていないサブチャンネルを検索して、該当するチャンネルがある場合には、当該サブチャンネルに選局を切り替える(ステップS303)。
ステップS302において、CPU7が、ダイレクト選局されたチャンネルがスクランブル処理されていないと判断した場合は(ステップS302;No)、CPU7は、選局されたチャンネルのビデオデータ,オーディオデータを表示装置200,音出力装置300に出力する(ステップS304)。
以上に説明した本発明に係るデジタル放送受信装置100によれば、CPU7がスクランブル判断プログラム9d及びデコード判断プログラム9eを実行することにより、走査されたサブチャンネルの放送データがスクランブル処理されているか否かが判断され、CPU7が記憶制御プログラム9jを実行することにより、スクランブル判断プログラム9d及びデコード判断プログラム9eを実行することによる判断結果がスクランブル情報として記憶部9のチャンネルマップデータ9aに記憶され、CPU7が更新プログラム9kを実行することにより、所定のタイミングで、走査プログラム9c及びスクランブル判断プログラム9d,デコード判断プログラム9e及び記憶制御プログラム9jの実行がなされ、チャンネルマップデータ9aのスクランブル情報が更新されるとともに、CPU7が記憶制御プログラム9jを実行することにより、スクランブル判断プログラム9d及びデコード判断プログラム9eを実行することによる判断結果が、一の物理チャンネルにおける全てのサブチャンネルがスクランブル処理されている場合には、当該一の物理チャンネルが、更新時に走査が必要なチャンネルであることをチャンネルマップデータ9aに記憶させるので、全ての物理チャンネルを走査せずともチャンネルマップデータ9aのスクランブル情報の更新がなされることとなって、効率的にチャンネルマップデータ9aのスクランブル情報を更新することができるとともに、新たにスクランブルが解除された物理チャンネルのスクランブル情報を確実に更新することができる。
また、CPU7が記憶制御プログラム9jを実行することにより、スクランブル判断プログラム9d及びデコード判断プログラム9eを実行することによる判断結果が、一の物理チャンネルにおける全てのサブチャンネルがスクランブル処理されている場合には、当該一の物理チャンネルにおける所定のサブチャンネルのスクランブル情報としてスクランブル処理されていないとする情報を記憶させるので、既存の、所定のタイミングで、チャンネルマップデータ9aに記憶されたスクランブル処理されていないサブチャンネルを有する物理チャンネルのみを走査させる更新プログラム9kに何ら変更を加えなくとも、新たにスクランブル解除された物理チャンネルのスクランブル情報を更新することができることとなって、効率的且つ確実なチャンネルマップデータ9aのスクランブル情報の更新をより容易に実現できる。
また、CPU7がスクランブル判断プログラム9dを実行することにより、走査されたサブチャンネルの放送データに含まれ、当該放送データがスクランブル処理されているか否かを判別するための複数種類のスクランブル判定データが個別に参照されて放送データがスクランブル処理されているか否かが判断され、CPU7がデコード判断プログラム9eを実行することにより、放送データがデコード可能か否かによりスクランブル処理されているか否かが判断され、CPU7が第1記憶プログラム9fを実行することにより、CPU7がスクランブル判断プログラム9dを実行することによって放送データがスクランブル処理されていないと判断された場合に、当該サブチャンネルがスクランブル処理されていないとチャンネルマップデータ9aに記憶され、CPU7が第2記憶プログラム9gを実行することにより、CPU7がデコード判断プログラム9eを実行することによって放送データがデコード可能であると判断された場合に、サブチャンネルがスクランブル処理されていないとチャンネルマップデータ9aに記憶され、CPU7が判断プログラム9hを実行することにより、CPU7がスクランブル判断プログラム9dを実行することによって複数種類のスクランブル判定データのうち一つのスクランブル判定データを参照して判断した結果と、CPU7がデコード判断プログラム9eを実行することによって判断した結果とが一致するか否かが判断され、CPU7がチャンネル情報記憶制御プログラム9iを実行することにより、判断プログラム9hを実行することによって、スクランブル判断プログラム9dを実行することによる判断結果とデコード判断プログラム9eを実行することによる判断結果とが、全ての種類のスクランブル判定データにおいて一致しないと判断された場合に、第2記憶プログラム9gを実行することによりチャンネルマップデータ9aにスクランブル情報が記憶され、判断プログラム9hを実行することによって、複数種類のスクランブル判定データのうち、一のスクランブル判定データを参照したスクランブル判断プログラム9dを実行することによる判断結果とデコード判断プログラム9eを実行することによる判断結果とが一致すると判断された場合に、当該一のスクランブル判定データを参照して第1記憶プログラム9fを実行することによりチャンネルマップデータ9aにスクランブル情報が記憶されるように制御されるので、複数種類のスクランブル判定データを参照して、放送データがスクランブル処理されているか否かを正確に反映しているものを探して、正確に反映するスクランブル判定データに基づいて放送データがスクランブル処理されているか否かをより正確に判断することができるとともに、複数種類のスクランブル判定データを参照して放送データがスクランブル処理されているか否かを正確に判断できない場合には、当該放送データがデコード可能か否かによりスクランブル処理されているか否をより正確に判断することができ、より正確にスクランブル処理されているか否かを確認しながらチャンネルマップデータ9aにスクランブル情報を記憶させることができる。
また、放送データがスクランブル処理されているか否かを正確に反映しているスクランブル判定データがある場合には、放送データがデコード可能か否かを判断せずにチャンネルマップデータ9aにスクランブル情報が記憶されることとなるので、より早くチャンネルマップデータ9aにスクランブル情報を記憶させることができる。
また、CPU7がスクランブル判断プログラム9dを実行することにより、走査されたサブチャンネルの放送データに含まれ、当該放送データがスクランブル処理されているか否かを判別するための複数種類のスクランブル判定データを個別に参照して放送データがスクランブル処理されているか否かが判断されるので、放送データ毎にスクランブル処理されているか否かを判定するためのスクランブル判定データが異なる場合にも、好適に対処することができる。
また、入力部6により、チャンネルがアップ/ダウン選局され、CPU7がチャンネル判断プログラム9lを実行することにより、入力部6によってアップ/ダウン選局されたチャンネルがスクランブル処理されているか否かがチャンネルマップデータ9aに記憶されたスクランブル情報に基づいて判断され、CPU7がチャンネル判断プログラム9lを実行することにより、入力部6によってアップ/ダウン選局されたチャンネルがスクランブル処理されていると判断された場合に、CPU7がスキッププログラム9mを実行することにより、当該チャンネルがスキップされるので、視聴できないスクランブル処理されたチャンネルは自動的にスキップされてアップ/ダウン選局がなされることとなって、視聴できるスクランブル処理されていないチャンネルのみをより効率的にアップ/ダウン選局することができる。
また、入力部6により、チャンネルがダイレクト選局され、CPU7がチャンネル判断プログラム9lを実行することにより、入力部6によってダイレクト選局されたチャンネルがスクランブル処理されているか否かがチャンネルマップデータ9aに記憶されたスクランブル情報に基づいて判断され、CPU7がチャンネル判断プログラム9lを実行することにより、入力部6によってダイレクト選局されたチャンネルがスクランブル処理されていると判断された場合に、CPU7が切替プログラム9nを実行することにより、当該チャンネルと同一の物理チャンネル内でスクランブル処理されていないサブチャンネルが検索されて、該当するサブチャンネルがある場合には、当該サブチャンネルに切り替えられるので、視聴できないスクランブル処理されているサブチャンネルがダイレクト選局されてしまっても、同一物理チャンネル内のスクランブル処理されていないサブチャンネルが自動的に選局されることとなって、視聴できないスクランブル処理されたサブチャンネルが選局されることを防ぐことができることとなって、視聴できるスクランブル処理されていないチャンネルのみをより効率的にダイレクト選局することができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係るデジタル放送受信装置400は、例えば、図11に示すように、記憶部90の構成のみが第1の実施形態に係るデジタル放送受信装置100と異なるので、同一の構成については同一の符号を付すとともに、その説明を省略する。
記憶部90は、例えば、プログラムやデータ等が予め記憶されている記録媒体(図示せず)を有しており、この記録媒体は、例えば、半導体メモリ等で構成されている。また、記憶部90は、CPU7がデジタル放送受信装置400全体を制御する機能を実現させるための各種データ,各種処理プログラム,これらプログラムの実行により処理されたデータ等を記憶する。より具体的には、記憶部90は、例えば、図11に示すように、チャンネルマップデータ9a,検索プログラム9b,走査プログラム9c,スクランブル判断プログラム9d,デコード判断プログラム9e,第1記憶プログラム9f,第2記憶プログラム9g,判断プログラム9h,チャンネル情報記憶制御プログラム9i,記憶制御プログラム9j,更新プログラム9k,チャンネル判断プログラム9l,報知プログラム90a等を格納している。
報知プログラム90aは、例えば、CPU7に、チャンネル判断プログラム9lを実行することにより、入力部6によってチャンネルアップ/ダウン選局又はダイレクト選局されたチャンネルがスクランブル処理されていると判断した場合に、所定の報知を行う機能を実現させるプログラムである。ここで、所定の報知としては、例えば、表示装置200に「このチャンネルはスクランブル処理されています」等の表示をさせるものや、音出力装置300に「このチャンネルはスクランブル処理されています」と音声出力させるもの等である。CPU7は、かかる報知プログラム90aを実行することにより、報知手段として機能する。
次に、上述のような構成の第2の実施形態に係るデジタル放送受信装置400の報知動作について図12に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、入力部6がユーザに操作されることにより、チャンネルアップダウン選局又はダイレクト選局の操作信号が入力されると(ステップS401)、CPU7は、チャンネル判断プログラム9lを実行することにより、選局されたチャンネルがスクランブル処理されているか否かをチャンネルマップデータ9aに記憶されたスクランブル情報に基づいて判断する(ステップS402)。
ステップS402において、CPU7が、選局されたチャンネルがスクランブル処理されていると判断した場合は(ステップS402;Yes)、CPU7は、報知プログラム90aを実行することにより、所定の報知を行う(ステップS403)。
ステップS402において、CPU7が、選局されたチャンネルがスクランブル処理されていないと判断した場合は(ステップS402;No)、CPU7は、選局されたチャンネルのビデオデータ,オーディオデータを表示装置200,音出力装置300に出力する(ステップS404)。
以上に説明した本発明の第2の実施形態に係るデジタル放送受信装置400によれば、入力部6により、チャンネルがアップ/ダウン選局され、CPU7がチャンネル判断プログラム9lを実行することにより、入力部6によってアップ/ダウン選局されたチャンネルがスクランブル処理されているか否かがチャンネルマップデータ9aに記憶されたスクランブル情報に基づいて判断され、CPU7がチャンネル判断プログラム9lを実行することにより、入力部6によってアップ/ダウン選局されたチャンネルがスクランブル処理されていると判断された場合に、CPU7が報知プログラム90aを実行することにより、所定の報知がなされるので、アップ/ダウン選局によりスクランブル処理されたチャンネルが選局されてしまってもユーザが故障と間違えることを防ぐことができる。
また、入力部6により、チャンネルがダイレクト選局され、CPU7がチャンネル判断プログラム9lを実行することにより、入力部6によってダイレクト選局されたチャンネルがスクランブル処理されているか否かがチャンネルマップデータ9aに記憶されたスクランブル情報に基づいて判断され、CPU7がチャンネル判断プログラム9lを実行することにより、入力部6によってダイレクト選局されたチャンネルがスクランブル処理されていると判断された場合に、CPU7が報知プログラム90aを実行することにより、所定の報知がなされるので、ダイレクト選局によりスクランブル処理されたチャンネルが選局されてしまってもユーザが故障と間違えることを防ぐことができる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係るデジタル放送受信装置500は、例えば、図13に示すように、記憶部91の構成のみが第1の実施形態に係るデジタル放送受信装置100と異なるので、同一の構成については同一の符号を付すとともに、その説明を省略する。
記憶部91は、例えば、プログラムやデータ等が予め記憶されている記録媒体(図示せず)を有しており、この記録媒体は、例えば、半導体メモリ等で構成されている。また、記憶部91は、CPU7がデジタル放送受信装置500全体を制御する機能を実現させるための各種データ,各種処理プログラム,これらプログラムの実行により処理されたデータ等を記憶する。より具体的には、記憶部91は、例えば、図13に示すように、チャンネルマップデータ9a,検索プログラム9b,走査プログラム9c,スクランブル判断プログラム91a,デコード判断プログラム9e,第1記憶プログラム9f,第2記憶プログラム9g,判断プログラム9h,チャンネル情報記憶制御プログラム9i,記憶制御プログラム9j,更新プログラム9k,チャンネル判断プログラム9l,スキッププログラム9m,切替プログラム9n等を格納している。
スクランブル判断プログラム91aは、例えば、CPU7に、走査プログラム9cを実行することにより走査した物理チャンネルの放送データに含まれるPAT(Program Association Table)データがスクランブル処理されているか否かにより、当該物理チャンネルの放送データがスクランブル処理されているか否かを判断する機能を実現させるプログラムである。
より具体的には、スクランブル判断プログラム91aは、例えば、CPU7に、物理チャンネルの放送データに含まれるPATデータがスクランブル処理されている場合には、当該物理チャンネルの放送データがスクランブル処理されていると判断し、物理チャンネルの放送データに含まれるPATデータがスクランブル処理されていない場合には、当該物理チャンネルに含まれるサブチャンネルのスクランブル判定データを個別に参照して、当該放送データがスクランブル処理されているか否かを判断する機能を実現させるプログラムである。
CPU7は、かかるスクランブル判断プログラム91aを実行することにより、スクランブル判断手段として機能する。
次に、上述のような構成の第3の実施形態に係るデジタル放送受信装置500のスクランブル処理有無の判断動作について図14に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、CPU7は、スクランブル判断プログラム91aを実行することにより、走査プログラム9cを実行することによって走査した物理チャンネルの放送データに含まれるPATデータがスクランブルされているか否かを判断する(ステップS501)。
ステップS501において、CPU7がPATデータがスクランブルされていると判断した場合には(ステップS501;Yes)、当該物理チャンネルの放送データは全てスクランブル処理されていると判断する(ステップS502)。
ステップS501において、CPU7がPATデータがスクランブルされていないと判断した場合には(ステップS501;No)、CPU7は、図4〜図7に示すフローチャートのステップS7〜ステップS31と同様の処理を行って、当該物理チャンネルに含まれるサブチャンネルの放送データがスクランブル処理されているか否かを判断する(ステップS503)。
以上に説明した本発明の第3の実施形態に係るデジタル放送受信装置500によれば、CPU7がスクランブル判断プログラム91aを実行することによって、物理チャンネルの放送データに含まれるPATデータがスクランブル処理されているか否かにより、当該物理チャンネルの放送データがスクランブル処理されているか否かが判断されるので、PATデータが参照されるだけで当該物理チャンネルの全ての放送データがスクランブル処理されているか否かが判断されることとなって、より効率的にスクランブル処理の有無の判断をすることができる。
なお、CPU7がスクランブル判断プログラム9dを実行することにより、スクランブル判定データの参照される順番は、本実施形態に限られるものではなく、どんな順番であってもよい。また、当該順番は、ユーザにより予め設定されてもよいし、予めデジタル放送受信装置100に設定されていてもよい。
また、CPU7がスクランブル判断プログラム9dを実行することにより、参照する所定データは、本実施形態に限られるものではなく、スクランブル処理されているか否かが判別できるデータであれば、どのようなものであってもよい。
また、物理チャンネルの放送データの多重化は、MPEG2−TS方式以外の方式であってもよく、MPEG2−TS方式以外の方式で多重化された場合には、CPU7がスクランブル判断プログラム9dを実行することにより参照する所定データは、スクランブル処理されているか否かが判別できるデータであれば、どのようなものであってもよい。
また、CPU7が切替プログラム9nを実行することにより、ダイレクト選局されたチャンネルと同一の物理チャンネル内が検索されることとしたが、これに限られるものではなく、例えば、ダイレクト選局されたチャンネルと同一の仮想チャンネル内でスクランブル処理されていないサブチャンネルが検索されて、該当するサブチャンネルがある場合には、当該サブチャンネルに切り替えられてもよい。
本発明に係るデジタル放送受信装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る制御部と各部の関係を説明するブロック図である。 本発明に係るチャンネルマップデータを示す図である。 本発明に係るデジタル放送受信装置のスクランブル情報の記憶動作を説明するフローチャートである。 本発明に係るデジタル放送受信装置のスクランブル情報の記憶動作を説明するフローチャートである。 本発明に係るデジタル放送受信装置のスクランブル情報の記憶動作を説明するフローチャートである。 本発明に係るデジタル放送受信装置のスクランブル情報の記憶動作を説明するフローチャートである。 本発明に係るデジタル放送受信装置のスクランブル情報の更新動作を説明するフローチャートである。 本発明に係るデジタル放送受信装置のチャンネルアップ/ダウン選局動作を説明するフローチャートである。 本発明に係るデジタル放送受信装置のダイレクト選局動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る制御部と各部の関係を説明するブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係るデジタル放送受信装置の報知動作を説明するフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る制御部と各部の関係を説明するブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係るデジタル放送受信装置のスクランブル処理有無の判断動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
6 入力部(チャンネル選局手段)
7 CPU(走査手段,第1判断手段,第2判断手段,第1記憶制御手段,第2記憶制御手段,判断手段,チャンネル情報記憶制御手段,記憶制御手段,更新手段,チャンネル判断手段,スキップ手段,切替手段,報知手段)
9,90,91 記憶部(チャンネル情報記憶手段)
9a チャンネルマップデータ(チャンネル情報記憶手段)
9c 走査プログラム(走査手段)
9d スクランブル判断プログラム(第1判断手段,スクランブル判断手段)
9e デコード判断プログラム(第2判断手段,スクランブル判断手段)
9f 第1記憶プログラム(第1記憶制御手段)
9g 第2記憶プログラム(第2記憶制御手段)
9h 判断プログラム(判断手段)
9i チャンネル情報記憶制御プログラム(チャンネル情報記憶制御手段)
9j 記憶制御プログラム(記憶制御手段)
9k 更新プログラム(更新手段)
9l チャンネル判断プログラム(チャンネル判断手段)
9m スキッププログラム(スキップ手段)
9n 切替プログラム(切替手段)
90a 報知プログラム(報知手段)
91a スクランブル判断プログラム(スクランブル判断手段)
100,400,500 デジタル放送受信装置

Claims (9)

  1. デジタル放送波における物理チャンネルの放送データに含まれるサブチャンネルの放送データを走査する走査手段を備えるデジタル放送受信装置において、
    物理チャンネル,仮想チャンネル,サブチャンネル及び前記サブチャンネルがスクランブル処理されているか否かを示すスクランブル情報を対応づけて記憶しているチャンネル情報記憶手段と、
    前記走査手段により走査された前記サブチャンネルの放送データがスクランブル処理されているか否かを判断するスクランブル判断手段と、
    前記スクランブル判断手段による判断結果を前記スクランブル情報として前記チャンネル情報記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
    所定のタイミングで、前記チャンネル情報記憶手段に記憶されたスクランブル処理されていないサブチャンネルを有する物理チャンネルのみを前記走査手段に走査させて、前記スクランブル判断手段及び前記記憶制御手段を実行させ、前記チャンネル情報記憶手段の前記スクランブル情報を更新する更新手段と、を備え、
    前記記憶制御手段は、前記スクランブル判断手段による判断結果が、一の物理チャンネルにおける全てのサブチャンネルがスクランブル処理されている場合には、当該一の物理チャンネルにおける所定のサブチャンネルの前記スクランブル情報としてスクランブル処理されていないとする情報を記憶させ、
    前記スクランブル判断手段は、
    前記走査手段により走査された前記サブチャンネルの放送データに含まれ、当該放送データがスクランブル処理されているか否かを判別するための複数種類のスクランブル判定データを個別に参照して前記放送データがスクランブル処理されているか否かを判断する第1判断手段と、
    前記放送データがデコード可能か否かによりスクランブル処理されているか否かを判断する第2判断手段と、を備え、
    前記記憶制御手段は、
    前記第1判断手段により前記放送データがスクランブル処理されていないと判断された場合に、前記サブチャンネルがスクランブル処理されていないと前記チャンネル情報記憶手段に記憶させる第1記憶制御手段と、
    前記第2判断手段により前記放送データがデコード可能であると判断された場合に、前記サブチャンネルがスクランブル処理されていないと前記チャンネル情報記憶手段に記憶させる第2記憶制御手段と、
    前記第1判断手段が複数種類のスクランブル判定データのうち一つのスクランブル判定データを参照して判断した結果と、前記第2判断手段が判断した結果とが一致するか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、前記第1判断手段が判断した結果と前記第2判断手段が判断した結果とが、全ての種類のスクランブル判定データにおいて一致しないと判断された場合に、前記第2記憶制御手段により前記チャンネル情報記憶手段に記憶させ、前記判断手段により、複数種類のスクランブル判定データのうち、一のスクランブル判定データを参照して前記第1判断手段が判断した結果と前記第2判断手段が判断した結果とが一致すると判断された場合に、当該一のスクランブル判定データを参照して前記第1記憶制御手段により前記チャンネル情報記憶手段に記憶させるように制御するチャンネル情報記憶制御手段と、
    を備えることを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. デジタル放送波における物理チャンネルの放送データに含まれるサブチャンネルの放送データを走査する走査手段を備えるデジタル放送受信装置において、
    物理チャンネル,仮想チャンネル,サブチャンネル及び前記サブチャンネルがスクランブル処理されているか否かを示すスクランブル情報を対応づけて記憶しているチャンネル情報記憶手段と、
    前記走査手段により走査された前記サブチャンネルの放送データがスクランブル処理されているか否かを判断するスクランブル判断手段と、
    前記スクランブル判断手段による判断結果を前記スクランブル情報として前記チャンネル情報記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
    所定のタイミングで、前記走査手段、前記スクランブル判断手段及び前記記憶制御手段を実行させ、前記チャンネル情報記憶手段の前記スクランブル情報を更新する更新手段と、を備え、
    前記記憶制御手段は、前記スクランブル判断手段による判断結果が、一の物理チャンネルにおける全てのサブチャンネルがスクランブル処理されている場合には、当該一の物理チャンネルが、前記更新手段における更新時に走査が必要なチャンネルであることを前記チャンネル情報記憶手段に記憶させることを特徴とするデジタル放送受信装置。
  3. 前記更新手段は、所定のタイミングで、前記チャンネル情報記憶手段に記憶されたスクランブル処理されていないサブチャンネルを有する物理チャンネルのみを前記走査手段により走査させ、
    前記記憶制御手段は、前記スクランブル判断手段による判断結果が、一の物理チャンネルにおける全てのサブチャンネルがスクランブル処理されている場合には、当該一の物理チャンネルにおける所定のサブチャンネルの前記スクランブル情報としてスクランブル処理されていないとする情報を記憶させることを特徴とする請求項2に記載のデジタル放送受信装置。
  4. チャンネルをアップ/ダウン選局するチャンネル選局手段と、
    前記チャンネル選局手段によりアップ/ダウン選局されたチャンネルがスクランブル処理されているか否かを前記チャンネル情報記憶手段に記憶されたスクランブル情報に基づいて判断するチャンネル判断手段と、
    前記チャンネル判断手段により、前記チャンネル選局手段によりアップ/ダウン選局されたチャンネルがスクランブル処理されていると判断された場合に、当該チャンネルをスキップさせるスキップ手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載のデジタル放送受信装置。
  5. チャンネルをアップ/ダウン選局するチャンネル選局手段と、
    前記チャンネル選局手段によりアップ/ダウン選局されたチャンネルがスクランブル処理されているか否かを前記チャンネル情報記憶手段に記憶されたスクランブル情報に基づいて判断するチャンネル判断手段と、
    前記チャンネル判断手段により、前記チャンネル選局手段によりアップ/ダウン選局されたチャンネルがスクランブル処理されていると判断された場合に、所定の報知を行う報知手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載のデジタル放送受信装置。
  6. チャンネルをダイレクト選局するチャンネル選局手段と、
    前記チャンネル選局手段によりダイレクト選局されたチャンネルがスクランブル処理されているか否かを前記チャンネル情報記憶手段に記憶されたスクランブル情報に基づいて判断するチャンネル判断手段と、
    前記チャンネル判断手段により、前記チャンネル選局手段によりダイレクト選局されたチャンネルがスクランブル処理されていると判断された場合に、当該チャンネルと同一の物理チャンネル内でスクランブル処理されていないサブチャンネルを検索して、該当するサブチャンネルがある場合には、当該サブチャンネルに切り替える切替手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載のデジタル放送受信装置。
  7. チャンネルをダイレクト選局するチャンネル選局手段と、
    前記チャンネル選局手段によりダイレクト選局されたチャンネルがスクランブル処理されているか否かを前記チャンネル情報記憶手段に記憶されたスクランブル情報に基づいて判断するチャンネル判断手段と、
    前記チャンネル判断手段により、前記チャンネル選局手段によりダイレクト選局されたチャンネルがスクランブル処理されていると判断された場合に、所定の報知を行う報知手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載のデジタル放送受信装置。
  8. 前記スクランブル判断手段は、
    前記走査手段により走査された前記サブチャンネルの放送データに含まれ、当該放送データがスクランブル処理されているか否かを判別するための複数種類のスクランブル判定データを個別に参照して前記放送データがスクランブル処理されているか否かを判断することを特徴とする請求項2〜7の何れか一項に記載のデジタル放送受信装置。
  9. 前記スクランブル判断手段は、
    前記物理チャンネルの放送データに含まれるPAT(Program Association Table)データがスクランブル処理されているか否かにより、前記物理チャンネルの放送データがスクランブル処理されているか否かを判断することを特徴とする請求項2〜7の何れか一項に記載のデジタル放送受信装置。
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