JP5836787B2 - デジタル放送受信装置及びデジタル放送受信方法 - Google Patents
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アンテナを介して受信された電波の受信強度を順次計測する第1放送受信部と、
アンテナを介して受信された電波からデジタル信号を生成し、当該デジタル信号から、番組を選択するために必要な情報を含む番組情報を分離する第2放送受信部と、
物理チャンネル毎に、前記第2放送受信部で分離された番組情報から抽出された放送信号情報又は放送波が含まれていないことを示す情報を含むスキャン情報、及び、物理チャンネル毎に、前記スキャン情報から取得された、前記放送信号情報又は前記放送波が含まれていないことを示す情報を含むチャンネル情報、を記憶する記憶部と、
視聴する番組が選択された際に、前記第1放送受信部に、前記チャンネル情報に基づいて当該選択された番組に対応する物理チャンネルの電波を受信させ、当該電波からデジタル信号を生成させ、当該デジタル信号から映像デジタル信号及び音声デジタル信号の少なくとも何れか一方を分離させる制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記第1放送受信部により計測された受信強度を取得して、受信状態が受信可能状態である場合において、前回取得された受信強度から今回取得された受信強度の低下分が、予め定められた第1閾値よりも大きいときには、受信状態が受信不可状態に遷移したと判断し、受信状態が受信不可状態である場合において、今回取得された受信強度が予め定められた第2閾値以上であるときには、受信状態が受信可能状態に遷移したと判断する受信状態監視部と、
予め定められた順番に従って物理チャンネルを特定し、前記第2放送受信部に、当該特定された物理チャンネルの電波を受信させて、番組情報を分離できるときには、番組情報を分離させる個別スキャン処理を順次実行させるスキャン処理を制御するスキャン制御部と、
前記個別スキャン処理が実行された際に、前記第2放送受信部で番組情報を分離することができた場合には、前記特定された物理チャンネルに対応付けられている情報が、前記第2放送受信部で分離された番組情報から抽出された放送信号情報を示すように、また、前記第2放送受信部で番組情報を分離することができない場合には、前記特定された物理チャンネルに対応付けられている情報が、前記特定された物理チャンネルに放送波が含まれていないことを示す情報を示すように、前記スキャン情報を更新するスキャン情報更新部と、
前記受信状態監視部で判断された最新の受信状態が受信可能状態である場合には、前記スキャン情報において更新された内容が前記チャンネル情報に反映されるように、前記チャンネル情報を更新し、
前記受信状態監視部で判断された最新の受信状態が受信不可状態であり、かつ、前記スキャン情報更新部が、前記放送信号情報を示すように前記スキャン情報を更新した場合には、前記スキャン情報において更新された内容が前記チャンネル情報に反映されるように、前記チャンネル情報を更新し、
前記受信状態監視部で判断された最新の受信状態が受信不可状態であり、かつ、前記スキャン情報更新部が、前記特定された物理チャンネルに放送波が含まれていないことを示す情報を示すように前記スキャン情報を更新した場合には、前記スキャン情報において更新された内容が前記チャンネル情報に反映されないように、前記チャンネル情報を更新しないチャンネル情報更新部と、を備えることを特徴とする。
図1は、実施の形態1に係るデジタル放送受信装置100の構成を概略的に示すブロック図である。なお、デジタル放送受信装置100は、日本国内において使用されているARIB規格に対応するものとする。
スキャン順序欄111aは、物理ch欄111bに格納されている物理チャンネルのスキャン順序を格納する。
物理ch欄111bは、スキャン対象となる物理チャンネルを格納する。
なお、スキャンチャンネルリスト111Aはスキャン順序と物理チャンネルのリストであり、スキャン開始時に初期化されて制御に用いられる。
物理ch欄111cは、スキャン対象となった物理チャンネルを格納する。
NTID欄111dは、物理ch欄111cに格納されている物理チャンネルの(放送)ネットワークの識別子であるNTIDを格納する。
MFN局の物理ch欄111eは、物理ch欄111cに格納されている物理チャンネルを用いて放送している放送局のMFN(Multi−frequency network)局が使用している物理チャンネルを格納する。MFN局は、物理ch欄で放送を行っている放送局の中継局であって、物理ch欄に格納されている物理チャンネルとは異なる物理チャンネルを使用しているものをいう。MFN関係であるか否かの判定には、例えば、ISDB−T規格の場合、番組情報の内、視聴していたTS中の番組特定情報(PSI)のNITセクションにおける地上分配システム記述子内の周波数の値を用いることができる。
系列局ID欄111fは、物理ch欄111cに格納されている物理チャンネルを用いて放送している放送局と、同じ放送を行うことのある放送局である系列局を識別するための系列局IDを格納する。例えば、キー局の電波を直接受信できない地方で、キー局の電波を中継するローカル局が系列局に含まれる。ここで、ISDB−T規格においては、第2デマルチプレクス部108で分離された番組情報から抽出されたBITセクションにおけるaffiliation_idのフィールドの値が同一であれば、その放送局は系列局と判断することができる。なお、系列局IDは、系列局が放送を行っている物理チャンネルであってもよい。
TSID欄111gは、物理ch欄111cに格納されている物理チャンネルで放送されているサービスのトランスポートストリームを一意に識別するための識別情報であるTSIDを格納する。
サービスID欄111hは、物理ch欄111cに格納されている物理チャンネルで放送されている放送サービスを識別するための識別情報であるサービスIDを格納する。
サービス名欄111iは、物理ch欄111cに格納されている物理チャンネルで放送されている放送サービスの名称を格納する。
なお、スキャン結果リスト111Bにおいて、NTID欄111d、MFN局の物理ch欄111e、系列局ID欄111f、TSID欄111g、サービスID欄111h及びサービス名欄111iに「−」が格納されている場合には、その物理チャンネルには、放送波が含まれていないことを示す。
図4は、チャンネル情報112の一例を示す概略図である。チャンネル情報112は、物理ch欄112aと、ネットワークID(以下、NTIDという)欄112bと、MFN局の物理ch欄112cと、系列局ID欄112dと、TSID欄112eと、サービスID欄112fと、サービス名欄112gとを有するテーブル形式の情報である。これらの欄に格納される情報は、スキャン結果リスト111Bの対応する欄に格納される情報と同様であるが、チャンネル情報112には、スキャン結果リスト111Bに格納された情報のうち、制御部120が妥当であると判断した情報が格納される。
図5は、受信状態情報113の一例を示す概略図である。受信状態情報113は、前回の受信強度欄113aと、今回の受信強度欄113bと、受信状態欄113cとを有するテーブル形式の情報である。
前回の受信強度欄113aは、第1チューナ部101が前回計測した電波の受信強度を格納する。
今回の受信強度欄113bは、第1チューナ部101が計測した、最新の電波の受信強度を格納する。
受信状態欄113cは、制御部120は、前回の受信強度欄113a及び今回の受信強度欄113bの少なくとも何れか一方に格納されている電波の受信強度の値に基づいて、制御部120が判断した最新(現在)の受信状態を格納する。本実施の形態においては、受信状態として、仮に放送波が放送されていれば問題なく受信できると判断された状態である受信可能状態と、仮に放送波が放送されていても受信できないと判断された状態である受信不可状態と、受信状態監視に用いている物理チャンネルの受信強度が非常に低いために上記の受信可能状態及び受信不可状態のどちらとも判断がつかない状態である受信監視不可状態とがある。
スキャン情報更新部123は、スキャン制御部122で実行されたスキャン処理の結果に従って、スキャン情報111を更新する。
チャンネル情報更新部124は、受信状態監視部121が判断した最新の受信状態に応じて、スキャン情報111に格納された放送信号情報が妥当かどうかを判断する。そして、チャンネル情報更新部124は、スキャン情報111に格納された放送信号情報が妥当であると判断した場合には、スキャン情報111に格納された放送信号情報に基づいて、チャンネル情報を更新する。
受信可能状態から受信強度が低下した場合、その低下の度合がある程度急激であれば(単位時間当たりの低下分が第1閾値よりも大きければ)、受信状態は受信不可状態に遷移する(TR1)。また、受信強度が受信可能な最低限のレベル(第2閾値)よりも低くなった場合には、受信状態は受信監視不可状態に遷移する(TR2)。受信不可状態もしくは受信監視不可状態の場合に受信強度が受信可能な最低限のレベル(第2閾値)以上になった場合には、受信状態は受信可能状態に遷移する(TR3、TR4)。受信不可状態で一定時間(第3閾値)が経過した場合には、受信状態は受信監視不可状態に遷移する(TR5)。
時刻T5から時刻T6の期間において、受信強度が急激に低下したために、時刻T6以降、受信状態は受信不可状態へと遷移している。これは例えば、トンネル等の遮蔽物のある環境にデジタル放送受信装置100が移動した場合に相当する。時刻T6から時刻T8の期間では、受信強度が低い状態が続くため、言い換えると受信強度が第2閾値よりも低いため、受信不可状態が継続している。これはトンネル等の遮蔽物のある環境で移動中もしくは停止中である場合に相当する。
時刻T8から時刻T9の期間では受信強度が回復し、受信強度が第2閾値以上になるため、時刻T9以降、受信状態は受信可能状態へと遷移している。これはトンネル等の遮蔽物のある環境から、デジタル放送受信装置100が放送波を受信可能な場所に出た場合に相当する。
13チャンネル(スキャン結果は「放送波あり」)と14チャンネル(スキャン結果は「放送波なし」)については、いずれも受信可能状態の期間内でスキャンが行われているため、スキャン情報更新部123は、スキャン結果が正確であると見なして、スキャン結果をチャンネル情報112に登録している。
受信状態が受信可能状態に復帰すると、先ほどと同じ15チャンネルに対する個別スキャン処理が再度実施され、スキャン情報更新部123は、スキャン後も受信状態が受信可能状態であることを確認した上で、スキャン結果(「放送波あり」)をチャンネル情報112に登録する。
次に、実施の形態2について説明する。なお、実施の形態2は、実施の形態1と同じく、日本において使用されているARIB規格に対応していることを前提とする。
ここで、実施の形態2では、実施の形態1と異なり、ユーザが番組を視聴中でない場合に、ユーザ指示等によってスキャン処理を実行する場合を考える。言い換えると、実施の形態2で実行されるスキャン処理は、バックグラウンドで行う裏スキャンではない。また、第1チューナ部101、第1復調部102及び第1デマルチプレクス部103からなる放送受信系統は番組視聴に使用されていないため、実施の形態2においては、この放送受信系統を受信状態監視処理のみに使用することができる。
図14は、スキャン結果リスト211Bの一例を示す概略図である。スキャン結果リスト211Bは、物理ch欄211cと、前回スキャン時のスキャン結果欄211dと、前回スキャン時の受信強度欄211eと、前回スキャン前の受信状態欄211fと、前回スキャン後の受信状態欄211gと、NTID欄211hと、MFN局の物理ch欄211iと、系列局ID欄211jと、TSID欄211kと、サービスID欄211lと、サービス名欄211mとを有する。ここで、物理ch欄211c、NTID欄211h、MFN局の物理ch欄211i、系列局ID欄211j、TSID欄211k、サービスID欄211l、及び、サービス名欄211mについては、実施の形態1におけるスキャン結果リスト111B(図3参照)における、物理ch欄111c、NTID欄111d、MFN局の物理ch欄111e、系列局ID欄111f、TSID欄111g、サービスID欄111h、及び、サービス名欄111iと同様である。
前回スキャン時の受信強度欄211eは、物理ch欄211cに格納されている物理チャンネルについて、個別スキャン処理を前回実行した際の、スキャン処理系統のチューナ部(ここでは、第2チューナ部106)の受信強度を示す前回スキャン時の受信強度を格納する。
前回スキャン前の受信状態欄211fは、物理ch欄211cに格納されている物理チャンネルについて、個別スキャン処理を前回実行する前の受信監視系統のチューナ部(ここでは、第1チューナ部101)の受信状態を示す前回スキャン前の受信状態を格納する。
前回スキャン後の受信状態欄211gは、物理ch欄211cに格納されている物理チャンネルについて、個別スキャン処理を前回実行した後の受信監視系統のチューナ部の受信状態を示す前回スキャン後の受信状態を格納する。
また、受信状態監視部221は、スキャン制御部222がスキャン処理を開始する際には、受信強度が最も高い物理チャンネルを第1チューナ部101に設定する。例えば、受信状態監視部221は、日本国内で地上デジタル放送が行われている最小の物理チャンネル(13)から最大の物理チャンネル(62)へと1ずつ物理チャンネルの値をインクリメントしながら受信強度を測定することにより、最も電波の受信強度が高い物理チャンネルを特定し、特定した物理チャンネルを第1チューナ部101に設定する。なお、受信状態監視部221は、前回実施したスキャンの結果得られた受信強度を利用することにより、最も電波の受信強度が高い物理チャンネルを特定して、特定した物理チャンネルを第1チューナ部101に設定してもよい。
また、ステップS80では、チャンネル情報更新部124は、スキャン情報211に格納されている全ての物理チャンネルの放送信号情報を示すように、チャンネル情報112を更新する。
実施の形態2に係るデジタル放送受信装置200は、実施の形態1に係るデジタル放送受信装置100と同様に、スキャン処理中は1つの物理チャンネルの個別スキャン処理を行う毎に受信状態を参照しているが、それによって直ちに個別スキャン処理の実行状態を変更してはおらず、受信状態の記録を行っている。この受信状態の記録情報は、全チャンネルについて一通り個別スキャン処理が終わった後で物理チャンネル毎に再個別スキャン処理を実施するかどうかの判定に用いられる。
Claims (20)
- アンテナを介して受信された電波の受信強度を順次計測する第1放送受信部と、
アンテナを介して受信された電波からデジタル信号を生成し、当該デジタル信号から、番組を選択するために必要な情報を含む番組情報を分離する第2放送受信部と、
物理チャンネル毎に、前記第2放送受信部で分離された番組情報から抽出された放送信号情報又は放送波が含まれていないことを示す情報を含むスキャン情報、及び、物理チャンネル毎に、前記スキャン情報から取得された、前記放送信号情報又は前記放送波が含まれていないことを示す情報を含むチャンネル情報、を記憶する記憶部と、
視聴する番組が選択された際に、前記第1放送受信部に、前記チャンネル情報に基づいて当該選択された番組に対応する物理チャンネルの電波を受信させ、当該電波からデジタル信号を生成させ、当該デジタル信号から映像デジタル信号及び音声デジタル信号の少なくとも何れか一方を分離させる制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記第1放送受信部により計測された受信強度を取得して、受信状態が受信可能状態である場合において、前回取得された受信強度から今回取得された受信強度の低下分が、予め定められた第1閾値よりも大きいときには、受信状態が受信不可状態に遷移したと判断し、受信状態が受信不可状態である場合において、今回取得された受信強度が予め定められた第2閾値以上であるときには、受信状態が受信可能状態に遷移したと判断する受信状態監視部と、
予め定められた順番に従って物理チャンネルを特定し、前記第2放送受信部に、当該特定された物理チャンネルの電波を受信させて、番組情報を分離できるときには、番組情報を分離させる個別スキャン処理を順次実行させるスキャン処理を制御するスキャン制御部と、
前記個別スキャン処理が実行された際に、前記第2放送受信部で番組情報を分離することができた場合には、前記特定された物理チャンネルに対応付けられている情報が、前記第2放送受信部で分離された番組情報から抽出された放送信号情報を示すように、また、前記第2放送受信部で番組情報を分離することができない場合には、前記特定された物理チャンネルに対応付けられている情報が、前記特定された物理チャンネルに放送波が含まれていないことを示す情報を示すように、前記スキャン情報を更新するスキャン情報更新部と、
前記受信状態監視部で判断された最新の受信状態が受信可能状態である場合には、前記スキャン情報において更新された内容が前記チャンネル情報に反映されるように、前記チャンネル情報を更新し、
前記受信状態監視部で判断された最新の受信状態が受信不可状態であり、かつ、前記スキャン情報更新部が、前記放送信号情報を示すように前記スキャン情報を更新した場合には、前記スキャン情報において更新された内容が前記チャンネル情報に反映されるように、前記チャンネル情報を更新し、
前記受信状態監視部で判断された最新の受信状態が受信不可状態であり、かつ、前記スキャン情報更新部が、前記特定された物理チャンネルに放送波が含まれていないことを示す情報を示すように前記スキャン情報を更新した場合には、前記スキャン情報において更新された内容が前記チャンネル情報に反映されないように、前記チャンネル情報を更新しないチャンネル情報更新部と、を備えること
を特徴とするデジタル放送受信装置。 - 前記スキャン制御部は、受信状態が受信不可状態であると前記受信状態監視部が判断した場合には、前記スキャン処理を停止すること
を特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。 - 前記スキャン制御部は、受信不可状態から受信可能状態に前記受信状態監視部の判断が変わった場合に、前記スキャン処理を停止した時に特定されていた物理チャンネルから、前記スキャン処理を再開すること
を特徴とする請求項2に記載のデジタル放送受信装置。 - 前記受信状態監視部は、
受信状態が受信不可状態に遷移してから、前記第1放送受信部から取得される受信強度が継続して前記第2閾値よりも低くなっている場合には、受信状態が受信不可状態であると判断するとともに、受信状態が受信不可状態になってからの期間が、予め定められた第3閾値で示される期間よりも長くなった場合、又は、受信状態が受信可能状態である場合において、前記第1放送受信部から取得される受信強度が前記第2閾値よりも低いときには、受信状態が受信監視不可状態に遷移したと判断し、
受信状態が受信監視不可状態である場合において、今回取得された受信強度が予め定められた第2閾値以上であるときには、受信状態が受信可能状態に遷移したと判断すること
を特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のデジタル放送受信装置。 - 前記スキャン制御部は、前記スキャン処理中に、受信状態が受信監視不可状態であると前記受信状態監視部が判断した場合には、前記スキャン処理を中止して、前記選択された番組を放送している中継局又は系列局の物理チャンネルだけを、予め定められた順番に従って順次特定し、前記第2放送受信部に、当該特定された物理チャンネルの電波を受信させて、前記番組情報を分離できるときには、前記番組情報を分離させる個別スキャン処理を順次実行させるハンドオーバ処理を制御すること
を特徴とする請求項4に記載のデジタル放送受信装置。 - 前記受信状態監視部は、視聴する番組が選択された後に、前記第1放送受信部から受信強度を取得すること
を特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載のデジタル放送受信装置。 - 前記スキャン制御部は、受信状態が受信監視不可状態であると前記受信状態監視部が判断した場合には、前記スキャン処理を中止すること
を特徴とする請求項4に記載のデジタル放送受信装置。 - 前記スキャン制御部は、全ての物理チャンネルについて個別スキャン処理を行った後に、個別スキャン処理の前後の少なくとも何れか一方の受信状態が受信可能状態ではなく、かつ、前記第2放送受信部で番組情報を分離することができなかった物理チャンネルについて、再度個別スキャン処理を行うこと
を特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載のデジタル放送受信装置。 - 前記スキャン制御部は、物理チャンネルの内最も受信強度の高い物理チャンネルの電波を前記第1放送受信部に受信させること
を特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載のデジタル放送受信装置。 - 前記第2放送受信部は、前記電波の受信強度を順次計測し、
前記スキャン情報は、受信強度をさらに含み
前記スキャン情報更新部は、前記個別スキャン処理が実行された際に、前記特定された物理チャンネルに対応付けられている受信強度が前記第2放送受信部で計測された最新の受信強度を示すように、前記スキャン情報を更新し、
前記スキャン制御部は、前記スキャン処理中に、受信状態が受信監視不可状態であると前記受信状態監視部が判断した場合には、前記スキャン情報に含まれている受信強度が最も高い物理チャンネルの電波を、前記第1放送受信部に受信させること
を特徴とする請求項4に記載のデジタル放送受信装置。 - アンテナを介して受信された電波の受信強度を順次計測する第1放送受信過程と、
アンテナを介して受信された電波からデジタル信号を生成し、当該デジタル信号から、番組を選択するために必要な情報を含む番組情報を分離する第2放送受信過程と、
視聴する番組が選択された際に、前記第1放送受信過程に、物理チャンネル毎に、前記第2放送受信過程で分離された番組情報から抽出された放送信号情報又は放送波が含まれていないことを示す情報を含むチャンネル情報に基づいて、当該選択された番組に対応する物理チャンネルの電波を受信させ、当該電波からデジタル信号を生成させ、当該デジタル信号から映像デジタル信号及び音声デジタル信号の少なくとも何れか一方を分離させる制御過程と、
前記第1放送受信過程により計測された受信強度を取得して、受信状態が受信可能状態である場合において、前回取得された受信強度から今回取得された受信強度の低下分が、予め定められた第1閾値よりも大きいときには、受信状態が受信不可状態に遷移した判断し、受信状態が受信不可状態である場合において、今回取得された受信強度が予め定められた第2閾値以上であるときには、受信状態が受信可能状態に遷移したと判断する受信状態監視過程と、
予め定められた順番に従って物理チャンネルを特定し、前記第2放送受信過程に、当該特定された物理チャンネルの電波を受信させて、番組情報を分離できるときには、番組情報を分離させる個別スキャン処理を順次実行させるスキャン処理を制御するスキャン制御過程と、
前記個別スキャン処理が実行された際に、前記第2放送受信過程で番組情報を分離することができた場合には、前記特定された物理チャンネルに対応付けられている情報が、前記第2放送受信過程で分離された番組情報から抽出された放送信号情報を示すように、また、前記第2放送受信過程で番組情報を分離することができない場合には、前記特定された物理チャンネルに対応付けられている情報が、前記特定された物理チャンネルに放送波が含まれていないことを示す情報を示すように、物理チャンネル毎に、前記第2放送受信過程で分離された番組情報から抽出された放送信号情報又は放送波が含まれていないことを示す情報を含むスキャン情報を更新するスキャン情報更新過程と、
前記受信状態監視過程で判断された最新の受信状態が受信可能状態である場合には、前記スキャン情報において更新された内容が前記チャンネル情報に反映されるように、前記チャンネル情報を更新し、
前記受信状態監視過程で判断された最新の受信状態が受信不可状態であり、かつ、前記スキャン情報更新過程が、前記放送信号情報を示すように前記スキャン情報を更新した場合には、前記スキャン情報において更新された内容が前記チャンネル情報に反映されるように、前記チャンネル情報を更新し、
前記受信状態監視過程で判断された最新の受信状態が受信不可状態であり、かつ、前記スキャン情報更新過程が、前記特定された物理チャンネルに放送波が含まれていないことを示す情報を示すように前記スキャン情報を更新した場合には、前記スキャン情報において更新された内容が前記チャンネル情報に反映されないように、前記チャンネル情報を更新しないチャンネル情報更新過程と、を備えること
を特徴とするデジタル放送受信方法。 - 前記スキャン制御過程は、受信状態が受信不可状態であると前記受信状態監視過程が判断した場合には、前記スキャン処理を停止すること
を特徴とする請求項11に記載のデジタル放送受信方法。 - 前記スキャン制御過程は、受信不可状態から受信可能状態に前記受信状態監視過程の判断が変わった場合に、前記スキャン処理を停止した時に特定されていた物理チャンネルから、前記スキャン処理を再開すること
を特徴とする請求項12に記載のデジタル放送受信方法。 - 前記受信状態監視過程は、
受信状態が受信不可状態に遷移してから、前記第1放送受信過程から取得される受信強度が継続して前記第2閾値よりも低くなっている場合には、受信状態が受信不可状態であると判断するとともに、受信状態が受信不可状態になってからの期間が、予め定められた第3閾値で示される期間よりも長くなった場合、又は、受信状態が受信可能状態である場合において、前記第1放送受信過程から取得される受信強度が前記第2閾値よりも低いときには、受信状態が受信監視不可状態に遷移したと判断し、
受信状態が受信監視不可状態である場合において、今回取得された受信強度が予め定められた第2閾値以上であるときには、受信状態が受信可能状態に遷移したと判断すること
を特徴とする請求項11から13の何れか一項に記載のデジタル放送受信方法。 - 前記スキャン制御過程は、前記スキャン処理中に、受信状態が受信監視不可状態であると前記受信状態監視過程が判断した場合には、前記スキャン処理を中止して、前記選択された番組を放送している中継局又は系列局の物理チャンネルだけを、予め定められた順番に従って順次特定し、前記第2放送受信過程に、当該特定された物理チャンネルの電波を受信させて、前記番組情報を分離できるときには、前記番組情報を分離させる個別スキャン処理を順次実行させるハンドオーバ処理を制御すること
を特徴とする請求項14に記載のデジタル放送受信方法。 - 前記受信状態監視過程は、視聴する番組が選択された後に、前記第1放送受信過程から受信強度を取得すること
を特徴とする請求項11から15の何れか一項に記載のデジタル放送受信方法。 - 前記スキャン制御過程は、受信状態が受信監視不可状態であると前記受信状態監視過程が判断した場合には、前記スキャン処理を中止すること
を特徴とする請求項14に記載のデジタル放送受信方法。 - 前記スキャン制御過程は、全ての物理チャンネルについて個別スキャン処理を行った後に、個別スキャン処理の前後の少なくとも何れか一方の受信状態が受信可能状態ではなく、かつ、前記第2放送受信過程で番組情報を分離することができなかった物理チャンネルについて、再度個別スキャン処理を行うこと
を特徴とする請求項11から17の何れか一項に記載のデジタル放送受信方法。 - 前記スキャン制御過程は、物理チャンネルの内最も受信強度の高い物理チャンネルの電波を前記第1放送受信過程に受信させること
を特徴とする請求項11から14の何れか一項に記載のデジタル放送受信方法。 - 前記第2放送受信過程は、前記電波の受信強度を順次計測し、
前記スキャン情報は、受信強度をさらに含み
前記スキャン情報更新過程は、前記個別スキャン処理が実行された際に、前記特定された物理チャンネルに対応付けられている受信強度が前記第2放送受信過程で計測された最新の受信強度を示すように、前記スキャン情報を更新し、
前記スキャン制御過程は、前記スキャン処理中に、受信状態が受信監視不可状態であると前記受信状態監視過程が判断した場合には、前記スキャン情報に含まれている受信強度が最も高い物理チャンネルの電波を、前記第1放送受信過程に受信させること
を特徴とする請求項14に記載のデジタル放送受信方法。
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