JP2007284104A - 包装用箱 - Google Patents

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Abstract


【課題】この発明は、商品が低い位置に陳列されているときにも箱の端面に表示された商品名などを認識しやすい包装用箱を得ることを第一の課題とし、箱の中にほこりが入りにくく、かつ包装作業(開閉部の閉鎖作業)が容易な包装用箱を得ることを第二の課題とするものである。
【解決手段】この発明の包装用箱は、軟質合成樹脂シート製で一端面を開閉部とした直方体状の箱において、前記開閉部は、側壁1の端縁8から伸びるフラップ9とこのフラップを前記側壁1と対向する側壁4の端部に固定するための固定具12,13で構成し、前記側壁1の端縁は下方が突出した傾斜縁とし、前記フラップ9の対向する二縁10,11は同一の曲率で正面視上向きに湾曲させ、開閉部の閉鎖時にフラップ9の外面が平面視半円状をなし、正面視上向きの傾斜面を形成するようにして構成する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、下着や靴下などの被服類、ハンカチなどの身の回り品などの商品を包装し、店頭に展示し販売する際に使用される包装用箱に関するものである。
下着や靴下などの被服類、ハンカチなどの身の回り品などの商品は、袋や箱に包装して展示、販売されている。
商品を包装する箱においては、商品名などは通常箱の側面又は正面側の端面に表示されている。したがって、商品が比較的高い位置に陳列されている場合は、需要者は立ち位置で箱に表示された商品名などを認識することができるが、商品が低い位置に陳列されている場合は、かがまなければ商品名などを認識することができない。
特に、コンビニエンスストアでは陳列棚の高さが低い傾向があり、商品名などを確認するためにかがまなければならない場合が多い。しかし、販売者としては、顧客である需要者をかがませることは好ましくない。
箱の端面を傾斜面とした発明として、特開平11−165728号の発明がある。この発明は、縦長直方体状の箱において、対向する側面の上縁を傾斜させ、開閉部のフラップを前記傾斜した縁に沿わせて屈曲させることにより、フラップを傾斜させたものである。
特開平11−165728号公報
また包装用の箱は、商品の取り扱いの便を図るほか、商品を清潔に保持することも重要な機能である。特にコンビニエンスストアは百貨店や専門店等と比べてほこりが多く、ほこりが箱の中に入らないように工夫する必要がある。他方、包装作業を考えた場合、開閉部の構造を複雑にすることはできない。
この発明は、商品が低い位置に陳列されているときにも箱の端面に表示された商品名などを認識しやすい包装用箱を得ることを第一の課題とし、箱の中にほこりが入りにくく、かつ包装作業(開閉部の閉鎖作業)が容易な包装用箱を得ることを第二の課題とするものである。
この発明の包装用箱は、軟質合成樹脂シート製で一端面を開閉部とした直方体状の箱において、前記開閉部は、一の側壁端縁から伸びるフラップとこのフラップを前記側壁と対向する側壁の端部に固定するための固定具で構成し、前記側壁端縁は下方が突出した傾斜縁とし、前記フラップの対向する二縁は同一の曲率で正面視上向きに湾曲させ、開閉部の閉鎖時にフラップの外面が平面視半円状をなし、正面視上向きの傾斜面を形成するようにして構成する。
この発明において、素材を軟質合成樹脂シートとした理由は、開閉部の閉鎖時にフラップを平面視半円状にカールさせるためである。したがって、フラップがカールしえる素材であれば合成樹脂の材質は問わない。また単層でも複層でもよく、アルミや薄紙を層着した複合シートでもよい。
前記固定具は、フラップの先端部を箱の側壁に固定し得るものであればよく、実施例に示す小鉤状の係止片と係止溝の組合せの他、フラップの先端部と箱の側壁に面ファスナーを取り付けた構成なども採用できるが、閉鎖時にフラップは弾性により開放側に戻る力が働くので、この力に対抗して閉鎖状態を保持しえる構造とする必要がある。
前記フラップの二縁を湾曲させる構成としたのは、開閉部の閉鎖時にカールさせたフラップの上下縁を水平とするためである。したがって、湾曲の度合いは開閉部の幅及び希望する傾斜角度をもとに定めることとなる。そして、フラップの先端側は側壁の上下縁と重なるよう、湾曲させずに直線縁として構成することが好ましい。
請求項2の発明は、フラップに隣接する両側壁の端縁に折り曲げ線を介して半円状の補助片を連設し、開閉部の閉鎖時に前記補助片の周縁がフラップの内面に弾性的に接触するようにしたものである。
この発明によれば、開閉部のフラップを正面視上向きに湾曲させたので、このフラップをカールさせてその先端部を側壁に固定することにより、フラップの外面が平面視半円状をなし、正面視上向きの傾斜面を形成する。したがって、フラップに商品名などを表示すると、これを上方から認識することができるので、需要者はかがまなくとも低い位置にある商品の商品名などを確認することができる。
また、請求項2の発明によれば、半円状の補助片を箱の内側に向けて折り曲げた状態でフラップをカールさせて開閉部を閉じると、補助片は弾性によって復元方向に移動するのでその周縁がフラップの内面に弾性的に接触する。その結果、カールしたフラップの上部及び下部は補助片によって閉鎖されるので、箱の中へのほこりの進入を防止することができる。
図1はこの発明の包装用箱の組立前の状態、図2は開閉部を開放させた状態を示すものである。側壁1の上縁に折り目線を介して上壁2が、下縁に折り目線を介して下壁3がそれぞれ連設してあり、前記上壁2に折り目線を介して側壁4が連設してあり、前記下壁3の端縁部と側壁4の接着しろ部分とが熱溶着により固着されて、胴部Aを構成している。
図中符号5は胴部Aの後端を閉塞する後壁、符号6は後壁5を閉塞状態に保持する係止片、符号7は補助片である。
前記胴部Aの前端の開閉部の構成は以下のとおりである。
前記側壁1の前方の端縁8は下方が突出した傾斜縁としてあり、この端縁8にフラップ9が連設してあり、前記端縁8には折り目線は設けてない。このフラップ9の上縁10及び下縁11は前記側壁の上縁及び下縁と段差なく連続しており、その基部側は上下縁は同じ曲率で上方に向けて湾曲している。そして、フラップ9の端部側、閉鎖時に側壁4に重なる部分において上下縁は直線をなして、側壁4の上下縁と一致するようにしてある。
前記フラップ9の端部には3つの小鉤状部12が打ち抜きにより形成されており、側壁4には前記小鉤状部12が係止する係止溝13が設けてある。前記小鉤部12はフラップ9の基部側が打ち抜かれている。これら小鉤状部12及び係止溝13の位置は、フラップ9をカールさせて胴部Aの前方開口部を閉鎖したときに、フラップ9の外面が平面視半円状をなし、正面視上向きの傾斜面を形成するように選定する。
前記上壁2及び下壁3の前方端縁には折り曲げ線を介して補助片14,15が連設してある。これら補助片14,15は半円状であって、その周縁がカールさせたフラップ9の内面に弾性的に接触する大きさ、形状としてある。
図中符号は商品名などの表示部である。
上記実施形態の箱は、後壁5、係止片6、補助片7を折り曲げて胴部Aの後端開口部を閉鎖し、胴部Aに商品を収納し、次いで前方開口部において補助片14,15を胴部側に若干折り曲げ、フラップ9をカールさせて小鉤部12を係止溝13に係止させて開口部を閉鎖して使用する。
ここで、側壁1の前方縁8は傾斜しており、フラップ9の上下縁は湾曲しているので、閉じられた状態においてフラップ9の外面は、平面視において半円状にカールし、側面視において上向きの傾斜をなしている。したがって、表示部16に表された商品名などを上方から認識することができる。また、この実施形態ではフラップの基部側が打ち抜かれた小鉤状部12を係止溝13に係止させる構造としてあるので、フラップ9に復元力が働くと小鉤部の係止は一層強固となり、係止が外れるおそれがない。
また、半円状の補助片14,15を設けてこれらの周縁がフラップ9の内面に弾性的に接触するようにしたので、半円形に開放されているカールしたフラップ9の上下を、簡易な構造で閉鎖することができ、ほこりの侵入を防止することができる。
この発明は、包装用箱の前方端面を上向き傾斜として、ここに表示された商品名などを上方から認識することができるものであって、産業上の利用可能性を有するものである。
この発明実施形態の展開状態の正面図 同じく前部が開放した状態の斜視図 同じく前方を閉鎖した状態の斜視図 同じくフラップと補助片の関係を示す断面図
符号の説明
A 胴部
1 側壁
2 上壁
3 下壁
4 側壁
5 後壁
6 係止片
7 補助片
8 前縁
9 フラップ
10 上縁
11 下縁
12 小鉤状部
13 係止溝
14 補助片
15 補助片
16 表示部

Claims (2)

  1. 軟質合成樹脂シート製で一端面を開閉部とした直方体の箱において、前記開閉部は、一の側壁端縁から伸びるフラップとこのフラップを前記側壁と対向する側壁の端部に固定するための固定具で構成され、前記側壁端縁は下方が突出した傾斜縁とし、前記フラップの対向する二縁は同じ曲率で正面視上向きに湾曲させ、開閉部の閉鎖時にフラップの外面が平面視半円状をなし、正面視上向きの傾斜面を形成するようにした、包装用箱
  2. フラップに隣接する両側壁の端縁に折り曲げ線を介して半円状の補助片が連設され、開閉部の閉鎖時に前記補助片の周縁がフラップの内面に弾性的に接触するようにした、請求項1記載の包装用箱
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63190020U (ja) * 1987-05-26 1988-12-07
JPH0393416U (ja) * 1990-01-13 1991-09-24
JPH0735324U (ja) * 1993-12-10 1995-06-27 十條セントラル株式会社 弾撥閉口部を有する箱体

Patent Citations (3)

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