JP4126164B2 - プラスチックケース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラスチックケースに関し、詳しくは、化粧品等の小物を収納した状態で展示販売するのに適したプラスチックケースに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来から、小さな物品を収納するためのケース(箱)として、収納した物品がケース内で動くことを防止するため、ケース内に詰め物を入れたり、物品保持用の部材を設けたりしたものが用いられている。しかし、このようなケースでは、ケース本体とは別に詰め物や保持部材を用意しなければならず、1枚のプラスチックシートを折曲げ線に沿って折曲げるだけでケースを形成できるという、プラスチックケースの利点、特徴を損なうことになる。
【0003】
一方、小さな物品を、その形状に応じた小さなケースに収納した場合は、店頭陳列時の見映えが悪くなり、商品のアピール効果が低下するだけでなく、全体が手の中に入ってしまうようなものは盗難に対する配慮も必要になる。
【0004】
そこで本発明は、1枚のプラスチックシートを折曲げ線に沿って折曲げ形成したプラスチックケースに小さな物品を収納する場合、ケースの大きさをディスプレイ効果が十分に得られるような大きさにしても、収納した物品がケース内で移動しないように確実に保持しておくことができるプラスチックケースを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のプラスチックケースは、プラスチックシートを折曲げ線に沿って折曲げ形成した筒状のケース本体と、該ケース本体の側面板開口端から延出してケース本体の両側開口をそれぞれ閉塞する一対の蓋板とを有するプラスチックケースにおいて、前記蓋板が設けられていない側面板の開口端に、第1の折曲げ線によってケース本体内部側に折曲げられた後、該第1の折曲げ線の方向に凸となる円弧状に形成された第2の折曲げ線によって他方の開口に向かう方向に折曲げられ、該第2の折曲げ線より先端側がケース内に収納した物品の側面に当接する収納物保持片を設けたことを特徴としている。
【0006】
さらに、本発明のプラスチックケースは、前記収納物保持片をケース本体の一方の開口部に設けるとともに、他方の開口部には、前記蓋板が設けられていない側面板の開口端に第1の折曲げ線を介して蓋板よりも本体内部側に配置される第2の収納物保持片を設け、該第2の収納物保持片は、前記第1の折曲げ線によって該側面板の内面に沿うように折曲げられた第2の収納物保持片の先端側を対向する側面板の方向に折曲げるための第2の折曲げ線と、該第2の折曲げ線によって折曲げられた第2の収納物保持片の先端側を対向する側面板の内側で該側面板の内面に沿うように開口端方向に折曲げるための第3の折曲げ線と、該第3の折曲げ線によって折曲げられた第2の収納物保持片の先端側を側面板開口端で蓋板の内面に沿う方向に折曲げるための第4の折曲げ線とを有し、前記第2の折曲げ線と第3の折曲げ線との間に、ケース内に収納した物品が嵌合する物品保持孔を有していることを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は本発明のプラスチックケースの一形態例を示す展開図、図2は組立て後のプラスチックケースの蓋を開いた状態を示す斜視図、図3は物品を収納した状態のプラスチックケースを示す斜視図である。
【0008】
このプラスチックケースは、所定形状に打ち抜かれ、所定位置に折曲げ線を設けた一枚のプラスチックシート1を、前記折曲げ線に沿って所定方向に折曲げるとともに、糊代片を接着することによって箱状に組立てられるものである。前記プラスチックシート1には、折曲げ線21〜24により、四角形断面の角筒状ケース本体10を形成する4枚の側面板11〜14及び糊代片15が区画形成されている。また、側面板13の両開口端には折曲げ線25を介して蓋板16がそれぞれ設けられており、この蓋板16の先端には、折曲げ線26を介して差し込み片17がそれぞれ設けられている。さらに、側面板12,14の下部開口端には、折曲げ線27を介して内蓋板18がそれぞれ設けられている。また、側面板11の上部は、上部開口端を超えて上方に延出し、吊下げ孔19aを有する吊下げ片19を形成している。
【0009】
そして、側面板12,14の上部開口端には、第1折曲げ線31を介して第1収納物保持片33が設けられており、該第1折曲げ線31の近傍には、第1折曲げ線31側に凸となる円弧状に形成された第2折曲げ線32が設けられている。
【0010】
一方、側面板11の下部開口端には、第1折曲げ線41を介して第2収納物保持片43が設けられている。この第2収納物保持片43には、第1折曲げ線41の近傍に第2折曲げ線42が設けられており、先端側には、第3折曲げ線44と第4折曲げ線45とが設けられている。前記第2折曲げ線42と第3折曲げ線44との間隔は、側面板12,14間の内面間距離に等しく設定され、第3折曲げ線と第4折曲げ線45との間隔は、第1折曲げ線41と第2折曲げ線42との間隔に等しく設定されている。
【0011】
また、第2折曲げ線42と第3折曲げ線44との間に形成される収納物保持部46には、ケース内に収納する物品51の底部あるいは下部が嵌合する物品保持孔47が設けられており、第4折曲げ線45の先には、ケース組立て時に前記内蓋板18の外面に沿うように折曲げられ、かつ、前記蓋板16の内面に沿う方向に折曲げられる係止片48が設けられている。
【0012】
このプラスチックシート1は、各側面板11,12,13,14及び糊代片15を折曲げ線21〜24により同一方向にそれぞれ直角に折曲げ、糊代片15と側面板14とを接着することによって角筒状のケース本体10を組立てる。そして、ケース底部側では、第2収納物保持片43を第1折曲げ線41により側面板11の内面に沿うように折曲げた後、第2折曲げ線42によりケース内側方向に直角に折曲げ、収納物保持部46を底面と平行になるようにする。
【0013】
このとき、第3折曲げ線44は、収納物保持部46に対して直角に、側面板13の内面に沿うようにして底面方向に折曲げ、さらに、第4折曲げ線45により、先端の係止片48をケース内側方向に折曲げ、折曲げ線28で折曲げられた内蓋板18をケース内側に位置させて係止片48が内蓋板18の外側に沿うように折曲げる。最後に蓋板16を折曲げ線25により折曲げて差し込み片17を側面板11の内側に挿入することにより、底面から所定の高さに物品保持孔47を有する収納物保持部46を位置させた状態の底部構造が得られる。
【0014】
この状態で、収納物保持部46の両側に位置する第1折曲げ線41と第2折曲げ線42との間隔及び第3折曲げ線44と第4折曲げ線45との間隔が等しく設定されているので、収納物保持部46は、底面の蓋板16と平行な状態となる。また、係止片48が内蓋板18と蓋板16との間に挟まれた状態になっているので、収納物保持部46を所定位置に確実に保持しておくことができる。
【0015】
一方、上部側の開口においては、第1収納物保持片33を第1折曲げ線31によりケース内側方向に折曲げた後、さらに、第2折曲げ線32の部分で第1収納物保持片33の先端が下部開口に向かう方向に折曲げる。この第2折曲げ線32の部分での折曲げは、該折曲げ線32が円弧状に形成されているため、第1収納物保持片33の折曲げ線32より先端側に、ケース内に収納した物品の側面に当接する方向の復元力が発生する。
【0016】
したがって、図3に示すように、前記第1収納物保持片33を前述のように折曲げてから物品51をケース内に挿入すると、該物品51の胴部両側が第1収納物保持片33にそれぞれ当接し、該物品51の底部が前記物品保持孔47に嵌合した状態になる。したがって、物品51は、底部が第2収納物保持片43の物品保持孔47に保持され、胴部が第1収納物保持片33によって保持された状態となるので、ケース本体10よりも小さな物品51を収納した場合でも、物品51をケース内に確実に保持することができる。
【0017】
すなわち、ケース内に詰め物を入れたり、物品保持用の部材を設けることなく、小さな物品51を所望の大きさのケースに収納することができるので、店頭での陳列時における商品のアピール効果を向上させることができるとともに、盗難の危険度も大幅に少なくなる。
【0018】
なお、前記形態例で示すように、第2収納物保持片43に物品保持孔47を設けて物品51の底部を保持することにより、ケース本体10の幅寸法、奥行き寸法よりも胴部寸法が小さな物品をケース内の所定位置に保持することができるが、ケース本体10の幅寸法及び奥行き寸法を物品51の胴部寸法に対応した寸法とした場合は、物品保持孔47を設けなくてもよい。また、物品51の形状や重量等の条件によっては、底部側の第2収納物保持片43を設けずに、上部側の第1収納物保持片33を設けるだけでも物品51をケース内の所定位置に保持しておくことが可能である。この場合、ケース底部側は通常の底部構造、例えば地獄底にしておくこともできる。さらに、前記形態例は、吊下げケースを例示したが、通常の箱形のケースでも同様に形成することができる。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のプラスチックケースによれば、1枚のプラスチックシートを折曲げ形成したケース内に小さな物品を収納する場合でも、別の部材を必要とせずに、所望の大きさのケース内に物品を確実に保持した状態で収納することができるので、物品に比べて大きなケースを使用することができる。これにより、店頭陳列時のディスプレイ効果が向上し、商品を積極的にアピールして商品の販売促進に貢献することができるとともに、小さな物品における盗難防止対策にも有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のプラスチックケースの一形態例を示す展開図である。
【図2】 組立て後のプラスチックケースの蓋を開いた状態を示す斜視図である。
【図3】 物品を収納した状態のプラスチックケースを示す斜視図である。
【符号の説明】
1…プラスチックシート、10…ケース本体、11〜14…側面板、15…糊代片、16…蓋板、17…差し込み片、18…内蓋板、19…吊下げ片、19a…吊下げ孔、21〜27…折曲げ線、31…第1折曲げ線、32…第2折曲げ線、33…第1収納物保持片、41…第1折曲げ線、42…第2折曲げ線、43…第2収納物保持片、44…第3折曲げ線、45…第4折曲げ線、46…収納物保持部、47…物品保持孔、48…係止片、51…物品

Claims (2)

  1. プラスチックシートを折曲げ線に沿って折曲げ形成した筒状のケース本体と、該ケース本体の側面板開口端から延出してケース本体の両側開口をそれぞれ閉塞する一対の蓋板とを有するプラスチックケースにおいて、前記蓋板が設けられていない側面板の開口端に、第1の折曲げ線によってケース本体内部側に折曲げられた後、該第1の折曲げ線の方向に凸となる円弧状に形成された第2の折曲げ線によって他方の開口に向かう方向に折曲げられ、該第2の折曲げ線より先端側がケース内に収納した物品の側面に当接する収納物保持片を設けたことを特徴とするプラスチックケース。
  2. 前記収納物保持片をケース本体の一方の開口部に設けるとともに、他方の開口部には、前記蓋板が設けられていない側面板の開口端に第1の折曲げ線を介して蓋板よりも本体内部側に配置される第2の収納物保持片を設け、該第2の収納物保持片は、前記第1の折曲げ線によって該側面板の内面に沿うように折曲げられた第2の収納物保持片の先端側を対向する側面板の方向に折曲げるための第2の折曲げ線と、該第2の折曲げ線によって折曲げられた第2の収納物保持片の先端側を対向する側面板の内側で該側面板の内面に沿うように開口端方向に折曲げるための第3の折曲げ線と、該第3の折曲げ線によって折曲げられた第2の収納物保持片の先端側を側面板開口端で蓋板の内面に沿う方向に折曲げるための第4の折曲げ線とを有し、前記第2の折曲げ線と第3の折曲げ線との間に、ケース内に収納した物品が嵌合する物品保持孔を有していることを特徴とする請求項1記載のプラスチックケース。
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