JP2003341647A - プラスチックケース - Google Patents

プラスチックケース

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JP2003341647A
JP2003341647A JP2002151195A JP2002151195A JP2003341647A JP 2003341647 A JP2003341647 A JP 2003341647A JP 2002151195 A JP2002151195 A JP 2002151195A JP 2002151195 A JP2002151195 A JP 2002151195A JP 2003341647 A JP2003341647 A JP 2003341647A
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JP
Japan
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case
bottom plate
plates
pair
side plates
Prior art date
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Application number
JP2002151195A
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English (en)
Inventor
Ikuko Chiba
郁子 千葉
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Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さな物品を所望の大きさのケース内に確実
に保持した状態で収納することができ、物品の底部を保
護しながらケースを自立させた状態で陳列することがで
きるプラスチックケースを提供する。 【解決手段】 対向する一対の側面板11,12を外方
に湾曲させたケース本体と、両側面板の上部開口端に凹
状に設けた円弧状折曲げ線23を介して延出し、該円弧
状折曲げ線に沿って折曲げることにより前記ケース本体
の上部開口を閉塞する一対の蓋板14と、前記側面板の
下部開口端から折曲げ線24を介して延出し、側面板の
内面に沿うようにそれぞれ折り曲げられる一対の底板保
持板15と、該底板保持板の先端に凹状に設けた円弧状
折曲げ線25を介して延出し、該円弧状折曲げ線に沿っ
て他方の側面板の方向に折曲げることによりケース本体
の下端より上方で下部開口側を閉塞する底板16とを有
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチックケー
スに関し、詳しくは、化粧品等の小物を収納した状態で
展示販売するのに適したプラスチックケースに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、小さな物品を収納するためのケース(箱)として、
1枚のプラスチックシートを折曲げ線に沿って折曲げ形
成したプラスチックケースが広く用いられている。この
ようなプラスチックケースにおいて、底板上面に直接物
品を載置した状態で収納すると、落下時等の衝撃で物品
に損傷を与えるおそれがあるため、ケース内に詰め物を
入れたり、物品保持用の部材を設けたりすることが行わ
れている。しかし、この場合は、ケース本体とは別に詰
め物や保持部材を用意しなければならず、1枚のプラス
チックシートを折曲げ線に沿って折曲げるだけでケース
を形成できるという、プラスチックケースの利点、特徴
を損なうことになる。
【0003】また、底板部分が平面になっていると、陳
列中等にケースの底板外面が擦れて傷付き、外観が損な
われることもあった。さらに、小さな物品を、その形状
に応じた小さなケースに収納した場合は、店頭陳列時の
見映えが悪くなり、商品のアピール効果が低下するだけ
でなく、全体が手の中に入ってしまうようなものは盗難
に対する配慮も必要になる。
【0004】そこで本発明は、収納した物品を落下衝撃
等から保護できるとともに、自立性を保持しながら底板
外面の傷付きも防止でき、小さな物品を収納する場合で
も、該物品を確実に保持しながらディスプレイ効果が十
分に得られる大きさ形成できるプラスチックケースを提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のプラスチックケースは、対向する一対の側
面板を外方に湾曲させたケース本体と、両側面板の上部
開口端に凹状に設けた円弧状折曲げ線を介して延出し、
該円弧状折曲げ線に沿って折曲げることにより前記ケー
ス本体の上部開口を閉塞する一対の蓋板と、前記側面板
の下部開口端から折曲げ線を介して延出し、側面板の内
面に沿うようにそれぞれ折り曲げられる一対の底板保持
板と、該底板保持板の先端に凹状に設けた円弧状折曲げ
線を介して延出し、該円弧状折曲げ線に沿って他方の側
面板の方向に折曲げることによりケース本体の下部開口
側を閉塞する底板とを有していることを特徴としてい
る。
【0006】さらに、本発明のプラスチックケースは、
前記一対の側面板の側縁同士の間に、幅狭の側面板が設
けられていることを特徴とし、また、前記底板保持板
が、先端が幅狭になる台形状に形成されていることを特
徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】図1乃至図5は、本発明のプラス
チックケースの第1形態例を示すもので、図1はプラス
チックケースの展開図、図2は組立て後のプラスチック
ケースの一部断面正面図、図3は同じく断面側面図、図
4は同じく断面平面図、図5は同じく斜視図である。こ
のプラスチックケースは、所定形状に打ち抜かれ、所定
位置に折曲げ線を設けた一枚のプラスチックシート1
を、前記折曲げ線に沿って所定方向に折曲げるととも
に、糊代片を接着することによって箱状に組立てられる
ものである。
【0008】前記プラスチックシート1には、折曲げ線
21を介して一対の側面板11,12が区画形成される
とともに、一方に側面板12には折曲げ線22を介して
糊代片13が設けられており、折曲げ線21,22で各
側面板11,12及び糊代片13を同一方向に折り曲
げ、糊代片13を側面板12の側縁部分に接着すること
によりケース本体が形成される。また、両側面板11,
12の上部開口端には、凹状に設けられた円弧状折曲げ
線23を介してケース本体の上部開口を閉塞するための
一対の蓋板14がそれぞれ設けられている。
【0009】そして、両側面板11,12の下部開口端
には、側面板11,12との間に直線状の折曲げ線24
を介して底板保持板15が設けられるとともに、該底板
保持板15の先端に凹状に設けられた円弧状折曲げ線2
5を介して一対の底板16が設けられている。この底板
16の先端縁は、前記円弧状折曲げ線25に対応した曲
率で先端側が凸となる湾曲形状に形成されている。
【0010】底板保持板15は、折曲げ線24により側
面板11,12の内面に沿うように折り曲げられ、底板
16は、底板保持板15の先端から円弧状折曲げ線25
から他方の側面板の方向に折り曲げられることにより、
ケース本体の下端より上方の位置で下部開口側を閉塞す
る状態となる。これにより、底板16は、側面板11,
12の下端から底板保持板15の高さだけ上方に位置す
ることになり、ケース下端より上方位置で物品を支持す
る状態となる。このとき、底板保持板15の形状を、先
端底板側が幅狭となる台形状に形成しておくことによ
り、両底板保持板15を各側面板11,12に沿うよう
に折り曲げたときの両側縁の干渉を回避することができ
る。
【0011】このように、底板16を底板保持板15を
介してケース本体の下部開口よりも上方に位置させるこ
とにより、上下方向の寸法が短い物品でも所望の高さの
ケースに収納することができる。また、円弧状折曲げ線
25によってケース閉塞時の底板16を湾曲形状にする
底板として必要十分な強度を得ることができるととも
に、側面板11,12及び蓋板14を適度な湾曲形状に
しておくことにより、収納した物品を確実に保持するこ
とができる。さらに、側面板11,12の下端は、直線
状の折曲げ線24となっているので、ケースを自立させ
ることができる。また、運搬中や陳列中にケース底板外
面が擦れて傷付くこともなく、落下時の衝撃が直接物品
に作用することも回避できる。
【0012】図6乃至図10は、本発明のプラスチック
ケースの第2形態例を示すもので、図6はプラスチック
ケースの展開図、図7は組立て後のプラスチックケース
の一部断面正面図、図8は同じく断面側面図、図9は同
じく断面平面図、図10は同じく斜視図である。なお、
前記第1形態例に示したプラスチックケースと同一の構
成要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0013】本形態例に示すプラスチックケースは、4
本の折曲げ線51〜54により、前記形態例と同様の幅
広の一対の側面板11,12と、該側面板11,12の
側縁同士の間に位置する幅狭の側面板61,62と、一
方の側面板61に連設した糊代片13とを区画形成する
とともに、側面板11,12の上部開口端に凹状の円弧
状折曲げ線23を介してそれぞれ設けられた一対の蓋板
14と、両側面板11,12の下部開口端に直線状の折
曲げ線24を介して設けられた底板保持板15と、該底
板保持板15の先端に凹状の円弧状折曲げ線25を介し
て設けられた一対の底板16とを有している。
【0014】前記蓋板14及び底板16の両端部は、前
記幅狭の側面板61,62の幅寸法に対応した寸法に形
成されており、折曲げ線51〜54により前記側面板1
1,12、幅狭の側面板61,62及び糊代片13を同
一方向にそれぞれ略直角に折曲げ、糊代片13を側面板
12の側縁部分に接着してケース本体を形成した後、折
曲げ線24により底板保持板15を各側面板11,12
の内面に沿うように折り曲げるとともに、円弧状折曲げ
線25により底板16を他方の側面板の方向に折り曲げ
ることにより、前記同様に、ケース本体の下部開口側を
閉塞することができる。
【0015】このプラスチックケースは、前記第1形態
例で示したプラスチックケースに比べて、幅狭の側面板
61,62の幅寸法分だけ側面板11,12間の距離
(前後方向の厚み)が大きくなった形状となる。したが
って、例えば筒状の物品を収納する場合は、前記第1形
態例のプラスチックケースに比べて太いものを収納する
ことができる。そして、このプラスチックケースにおい
ても、上下方向の寸法が短い物品を所望の高さ寸法のケ
ース内に、前記各湾曲面によって確実に保持した状態で
収納することができるとともに、自立状態で陳列するこ
とができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプラスチ
ックケースによれば、1枚のプラスチックシートを折曲
げ形成したケース内に小さな物品を収納する場合でも、
別の部材を必要とせずに、所望の大きさのケース内に物
品を確実に保持した状態で収納することができる。ま
た、物品の底部を保護しながらケースを自立させた状態
で陳列することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のプラスチックケースの第1形態例を
示す展開図である。
【図2】 組立て後のプラスチックケースの一部断面正
面図である。
【図3】 同じく断面側面図である。
【図4】 同じく断面平面図である。
【図5】 同じく斜視図である。
【図6】 本発明のプラスチックケースの第2形態例を
示す展開図である。
【図7】 組立て後のプラスチックケースの一部断面正
面図である。
【図8】 同じく断面側面図である。
【図9】 同じく断面平面図である。
【図10】 同じく斜視図である。
【符号の説明】
1…プラスチックシート、11,12…側面板、13…
糊代片、14…蓋板、15…底板保持板、16…底板、
21〜24…折曲げ線、25…円弧状折曲げ線、51〜
54…折曲げ線、61,62…幅狭の側面板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する一対の側面板を外方に湾曲させ
    たケース本体と、両側面板の上部開口端に凹状に設けた
    円弧状折曲げ線を介して延出し、該円弧状折曲げ線に沿
    って折曲げることにより前記ケース本体の上部開口を閉
    塞する一対の蓋板と、前記側面板の下部開口端から折曲
    げ線を介して延出し、側面板の内面に沿うようにそれぞ
    れ折り曲げられる一対の底板保持板と、該底板保持板の
    先端に凹状に設けた円弧状折曲げ線を介して延出し、該
    円弧状折曲げ線に沿って他方の側面板の方向に折曲げる
    ことによりケース本体の下部開口側を閉塞する底板とを
    有していることを特徴とするプラスチックケース。
  2. 【請求項2】 前記一対の側面板の側縁同士の間に、幅
    狭の側面板が設けられていることを特徴とする請求項1
    記載のプラスチックケース。
  3. 【請求項3】 前記底板保持板は、先端が幅狭になる台
    形状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    プラスチックケース。
JP2002151195A 2002-05-24 2002-05-24 プラスチックケース Pending JP2003341647A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104627460A (zh) * 2015-02-03 2015-05-20 宁波长青家居用品有限公司 一种礼品包装盒
KR200491570Y1 (ko) * 2019-12-12 2020-04-28 박희윤 포장용 캐리어

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