JP2021095145A - 包装箱およびブランク - Google Patents

包装箱およびブランク Download PDF

Info

Publication number
JP2021095145A
JP2021095145A JP2019225501A JP2019225501A JP2021095145A JP 2021095145 A JP2021095145 A JP 2021095145A JP 2019225501 A JP2019225501 A JP 2019225501A JP 2019225501 A JP2019225501 A JP 2019225501A JP 2021095145 A JP2021095145 A JP 2021095145A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
surface portion
flap
packaging box
ruled line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019225501A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7294106B2 (ja
Inventor
亮平 袴田
Ryohei Hakamada
亮平 袴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oji Holdings Corp
Original Assignee
Oji Holdings Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oji Holdings Corp filed Critical Oji Holdings Corp
Priority to JP2019225501A priority Critical patent/JP7294106B2/ja
Publication of JP2021095145A publication Critical patent/JP2021095145A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7294106B2 publication Critical patent/JP7294106B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Abstract

【課題】物品を展示する際に、包装箱を破断線に沿って天面部の一部および側面部の一部を容易に破断して開口部を形成し、物品を見映えよく展示できる包装箱とそのブランクを提供する。【解決手段】平行に対向する一対の第1側面部と、第1側面部と直交する一対の第2側面部12と、第1側面部と第2側面部と直交する底面部と天面部20とを有し、天面部は、第1側面部とつながる一対の外フラップ21,23と、外フラップの内側に位置して第2側面部につながる一対の内フラップ22,24とを有し、頂部に破断開始部を有し、その両端から第1側面部のうち一方に亘って一対の破断線11aが形成され、破断開始部は、外フラップのうち一方に設けられ、外フラップのうち一方の自由端辺から基端側に所定の距離離れた位置に設けられ、輸送時の天面部が陳列時に正面となるように90度回転させた姿勢で一対の第1側面部のうち他方が下方となるように物品を展示する。【選択図】図1

Description

本発明は、包装箱およびブランクに関する。
従来、食品類などの物品を包装箱に収容し輸送されることが知られている。包装箱に収容されている物品は、包装箱から物品を取り出して陳列棚に陳列しなければならない。
そこで、輸送された包装箱の一部を開口可能な包装箱が用いられる。このような包装箱として、特許文献1に記載されているように、天面および側面の一部に開口部を形成することで包装箱を陳列し、開口部を介して物品を展示して、陳列に要する手間を図っている。
特開2016−190645号公報
しかしながら、例えば、特許文献1の包装箱では、ユーザが包装箱を開封する際に、テープの全幅に亘ってテープとともに破断するため、破断線を破断するよりも力を必要とし、その力によって破断線から反れて包装箱が破れる恐れがある。また、包装箱に必要以上の力がかかり、包装箱が変形する恐れがある。これによって、包装箱を陳列して物品を展示する際に展示適性が悪くなる。
よって、本発明の目的は、包装箱を陳列して物品を展示する際に、包装箱を破断線に沿って天面部の一部および側面部の一部を容易に破断して開口部を形成し、物品を見映えよく展示できる包装箱とそのブランク(以下、ブランクシートともいう)を提供することにある。
本発明の包装箱の一形態は、頂部と胴部とを有し、物品を収容する包装箱であって、相互に平行に対向する一対の第1側面部と、第1側面部と直交する相互に平行に対向する一対の第2側面部と、第1側面部と第2側面部と直交し対向する底面部と天面部とを有し、天面部は、第1側面部とそれぞれつながる一対の外フラップと、外フラップの内側に位置して第2側面部にそれぞれつながる一対の内フラップと、を有し、頂部に破断開始部を有し、破断開始部の両端から一対の第1側面部のうち一方に亘って一対の破断線が形成され、破断開始部は、一対の外フラップのうち一方に設けられ、一対の外フラップのうち一方の自由端辺から基端側に所定の距離離れた位置に設けられており、輸送時の天面部が陳列時に正面となるように90度回転させた姿勢で一対の第1側面部のうち他方が下方となるように物品を展示することを特徴とする。
本発明のブランクの一形態は、包装箱を構成するブランクであって、矩形の第1面部と、第1面部と第1罫線を介して接続する矩形の第2面部と、第2面部と第1罫線と平行な第2罫線を介して接続する矩形の第3面部と、第1面部と第1罫線と平行な第3罫線を介して接続する矩形の第4面部と、第1罫線と直角に延在する相互に平行に一対の第4罫線を介して第1面部とそれぞれに接続する一対の第1フラップと、第2罫線と直角に延在する相互に平行に一対の第5罫線を介して第2面部とそれぞれに接続する一対の第2フラップと、第2罫線と直角に延在する相互に平行に一対の第6罫線を介して第3面部とそれぞれに接続する一対の第3フラップと、第3罫線と直角に延在する相互に平行に一対の第7罫線を介して第4面部とそれぞれに接続する一対の第4フラップと、を備え、第1フラップおよび第3フラップの少なくとも1つのフラップは、破断開始部を有し、破断開始部の両端から少なくとも1つのフラップに接続している面部に亘って一対の破断線が形成され、破断開始部は、少なくとも1つのフラップの自由端辺から基端側に所定の距離離れた位置に設けられていることを特徴とする。
本発明の包装箱によれば、外フラップの自由端辺はテープで封止されているところ、外フラップの自由端辺から所定の距離離れた位置に破断開始部を設けることによって、テープの全幅に亘ってテープを破断することなく、包装箱を破断線に沿って容易に開封でき、包装箱を陳列し物品を見映え良く展示することができる。
また、本発明のブランクによれば、包装箱を容易に開封可能な包装箱を組み立てることができる。
本発明の一実施形態に係る、開封後の包装箱の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る、輸送時の包装箱の斜視図である。 図2に示した包装箱を天面部が正面となるように90度回転させた状態を示す図である。 図3に示した包装箱の表示部を開封したときの斜視図である。 図1に示した包装箱のブランクの平面図である。
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る、開封後の包装箱1の斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る、輸送時の包装箱1の斜視図である。本実施形態に係る包装箱1は、詳細については後述するが、頂部1aと胴部1bとを有し、複数の物品50を収容して輸送されるものである。その後、ユーザは、包装箱1の一部を破断して複数の物品50が取り出せる状態にして、包装箱1を陳列して使用される。
図1および図2に示されるように、包装箱1は、相互に平行に対向する一対の第1側面部11、13と、第1側面部11、13と直交する相互に平行に対向する一対の第2側面部12、14と、第1側面部11、13と第2側面部12、14と直交し対向する底面部と天面部20とを有している。また、天面部20は、第1側面部11、13とそれぞれつながる一対の外フラップ21、23と、外フラップ21、23の内側に位置して第2側面部12、14にそれぞれつながる一対の内フラップ22、24と、を有している。なお、輸送時においては、図2に示すように、側面部を基準として底面部側を下とし、天面部20側を上とする。また、陳列時においては、図2に示す包装箱1を90度回転させて、図1に示すように、第2側面部を基準として第1側面部13側を下とし、第1側面部11側を上として以下に記述する。
本実施形態における包装箱1の頂部1aは、図2に示すように、天面部20と側面部の一部によって形成される領域である。詳細には、包装箱1に物品50が収容されている状態において、天面部20から収容されている最上位にある物品50までを頂部1aとし、最上位にある物品50から底面部までが包装箱1の胴部1bである。
天面部20は、第1側面部11、13にその上端辺である第4罫線L4、第6罫線L6を介してつながる第1外フラップ21、23と、第1外フラップ21、23の内側に位置して第2側面部12、14にその上端辺である第5罫線L5、第7罫線L7を介してつながる一対の第1内フラップ22、24とを有している。後述するように、包装箱1を組み立てたときに、第1外フラップ21、23および第1内フラップ22、24が重なり合うようになっている。また、第1外フラップ21、23は、それぞれの自由端辺を突き合わせて、突き合わせ部分に沿ってテープ60によって封止することで天面部20が形成される。
また、底面部(不図示)は、第1側面部11、13にその下端辺である第4罫線L4、第6罫線L6を介してつながる一対の第2外フラップ25、27と、第2外フラップ25、27の内側に位置して第2側面部12、14にその下端辺である第5罫線L5、第7罫線L7にそれぞれつながる一対の第2内フラップ26、28とを有している。天面部20と同様に第2外フラップ25、27および第2内フラップ26、28が重なり合うようになっている。第2外フラップ25、27は、それぞれの自由端辺を突き合わせて、突き合わせ部分に沿ってテープ61によって封止することで、底面部が形成される。なお、本実施形態では、封止する際にテープを用いたが、これに限らず、ホットメルトなどの接着剤を用いてもよい。
図2に示すように、包装箱1は、頂部1aである天面部20の第1外フラップ21に破断開始部21aを有し、破断開始部21aの両端から第1側面部11(一対の第1側面部のうち一方)に亘って一対の破断線11aが形成され、破断開始部21aと一対の破断線11aとによって区画される表示部30(図3を参照)を有している。本実施形態では、破断開始部21aを第1外フラップ21に有するとしたが、これに限られることなく、第1外フラップ23に有してもよい。また、破断開始部21aは、第1外フラップ21(一対の外フラップのうち一方)の自由端辺から第4罫線L4側(基端側)に所定の距離離れた位置に設けられる。すなわち、破断開始部21aは、第1外フラップ21の中央に、テープ60の全幅60Wの半分の長さの位置に、テープ60と重ならないように設けられている。破断開始部21aがテープ60と重なっていると、破断開始部から一対の破断線に沿って破断する際に、必要以上に力が必要となり、破断線に沿って破断することができない可能性がある。したがって、上述のように、第1外フラップの自由端辺から第4罫線L4側に所定の距離離れた位置に破断開始部を設けることによって、テープの全幅に亘ってテープを破断することなく、包装箱を破断線に沿って容易に開封することができる。なお、本実施形態では、所定の距離離れた位置をテープ60の全幅60Wの半分の長さの位置としたが、これに限られることなく、第1フラップ21、23とがテープ60によって封止した際にテープ60と重ならない位置であればよい。例えば、所定の距離離れた位置が、テープ60の全幅60Wの半分未満の長さの位置でもよく、図1に示すように、包装箱1が物品を陳列するトレイ機能を崩さない程度に、テープ60によって第1外フラップ21、23を封止できればよい。また、所定の距離離れた位置は、テープ60の全幅60Wよりも長い位置でもよい。
さらに、破断開始部21aは、左右に一対の帯状のジッパーを有している。これにより、破断開始部21aを破断しやすくすることができる。本実施形態では、破断開始部21aを左右に一対の帯状のジッパーとしたが、これに限らず、破断開始部21aの一方の端辺から他方の端辺の帯状のジッパーでもよい。一対の帯状のジッパーをそれぞれ破断することによって、包装箱1の外側から内側に向けて、指を掛けられる穴が形成される。また、破断開始部21aは、手の指がかかる程度の大きさであればよい。
また、破断開始部21aの両端は、第1外フラップ21の両端から中央側に所定の距離離れた位置に設けられている。第1外フラップ21の両端は、第1外フラップ21に対応する第1内フラップ22、24と、ホットメルトなどの接着剤で固着される場合があるところ、そのような場合であっても、破断開始部21aの両端を第1外フラップ21の両端から中央側に所定の距離離れた位置に設けることで、固着部を破断することなく、包装箱を破断線に沿って容易に開封することができる。
図3は、図2に示す包装箱1を90度回転させた状態を示す斜視図である。図4は、図3に示す包装箱1の表示部30を第1側面部13側から第1側面部11側に向かって破断したときの斜視図である。なお、図4中、包装箱1に収容される物品50は説明の便宜上省略している。表示部30は、表示部30の一方の破断線11a(一方の端側縁)から他方の破断線11a(他方の端側縁)に亘って、表示部30の中央に折り曲げ線L11を有している。また、折り曲げ線L11の近傍には、切断線11dを有している。このように、表示部30は、折り曲げ線L11および切断線11dによって、折り曲げやすくすることができる。さらに、表示部30は、収容された物品50の情報を表示する表示部形成領域30Aを有している。これにより、消費者に対して、例えば物品の名称や物品の説明など表示することができる。なお、本実施形態では、包装箱に表示部30を有しているが、この限りではなく、後述する第1矩形部31に表示部を有するようにしてもよい。また、本実施形態では、包装箱に表示部30を有するとしたが、この限りではない。
第1側面部11には、一対の破断線11aから、それぞれ第1罫線L1および第3罫線L3に向かって、第4罫線上に一対の切断線L4aが形成される。また、第1側面部11には、一対の破断線11aからそれぞれ第1罫線L1および第3罫線L3に向かって、一対の切断線11bが形成される。これにより、第1側面部11には、切断線L4aと破断線11aと切断線11bとから区画される第1矩形部31が形成される。また、第1側面部11には、破断線11aと切断線11bと第1罫線L1と第4罫線L4とから区画される第2矩形部32が形成される。第1矩形部31および第2矩形部32は、複数の包装箱を重ねて積み上げる際に、複数の物品50への負荷を軽減し物品の潰れを防止することができる。また、後述するが、第1矩形部31を上方に立ち上げた状態で、複数の包装箱を重ねて積み上げる場合でも、第2矩形部32が台座として物品50への負荷を軽減することができる。
包装箱1は、表示部30を第1側面部13側から第1側面部11側に向かって、一対の破断線11aに沿って破断することで、図4に示すように、開口部Aが形成される。また、第1内フラップ22、24は、それぞれ自由端辺L22、L24から第1側面部11と当接する側の端辺L22a、L24aに切り欠き部22a、24aを有している。本実施形態では、開口部Aに合わせた形状に切り欠き部を形成してもよい。これにより、図1に示すように、包装箱1に収容されている複数の物品50を消費者が認識することができる。
包装箱1は、一対の第1矩形部31を、それぞれ切断線L4aおよび切断線11bに沿って、第1側面部13側から第1側面部11側に向かって破断することで、図1に示すように、第1罫線L1を支点として、上方に立ち上げる。そして、包装箱1は、図2に示すように輸送時に天面部20が、図1に示すように、陳列時に正面となるように90度回転させた姿勢で第1側面部13(一対の第1側面部のうち他方)が下方となるように物品50を展示する。これにより、包装箱1に平積みされ収容されていた物品50のパッケージが正面に向くように展示することができる。なお、上述したように、陳列時においては、図1に示すように、第2側面部を基準として第1側面部13側を下とし、第1側面部11側を上とする。
図1に示されるように、包装箱1には、輸送時の天面部の一部と側面部の一部に開口部Aを形成している。これにより、消費者に対して、包装箱内の物品を容易に取り出しやすくすることができる。
本実施形態の包装箱1は図5に示すブランクシートから形成される。
このブランクシートは、包装箱1の側面部を形成する矩形の第1面部(第1側面部)11と、第1面部11と第1罫線L1とを介して接続する矩形の第2面部(第2側面部)12を備えている。そして、第2面部12と第1罫線L1と平行な第2罫線L2を介して接続する矩形の第3面部(第3側面部)13を備えている。また、第1面部11と第1罫線L1と平行な第3罫線L3と接続する矩形の第4面部(第4側面部)14を備えている。したがって、各面部は、第4面部14、第1面部11、第2面部12および第3面部13の順につながっている。さらに、第3面部13には、第2罫線L2と平行な第8罫線L8を介して継ぎしろ15が接続している。本発明では、継ぎしろ15は第3面部13に接続しているが、第4面部14に接続するようにしてもよい。
第1面部11には、第1罫線L1と直角に延在する相互に平行な一対の第4罫線L4と介して第1フラップ(第1外フラップ)21、第1フラップ(第2外フラップ)25がそれぞれ接続している。そして、第2面部12には、第2罫線L2と直角に延在する相互に平行な一対の第5罫線L5を介して第2フラップ(第1内フラップ)22、第2フラップ(第2内フラップ)26がそれぞれ接続している。また、第3面部13には、第2罫線L2と直角に延在する平行な一対の第6罫線L6を介して第3フラップ(第1外フラップ)23、第3フラップ(第2外フラップ)27がそれぞれ接続している。さらに、第4面部には、第3罫線L3と直角に延在する平行な一対の第7罫線L7を介して第4フラップ(第1内フラップ)24、第4フラップ(第2内フラップ)28がそれぞれ接続している。
一対の第1フラップ21、25のうち、第1フラップ21は、破断開始部21aを有し、破断開始部21aは、第1フラップ21の自由端辺L21から第1フラップ21の第4罫線L4に所定の距離離れた位置に設けられる。また、破断開始部21aは、左右一対の帯状のジッパーを有している。なお、本実施形態では、破断開始部21aは、左右に一対の帯状のジッパーを有するとしたが、これに限らず、破断開始部21aは、破断開始部21aの一方の端辺から他方の端辺の帯状のジッパーでもよい。
第1フラップ21は、破断開始部21aの両端から第1面部11に亘って一対の破断線11aが形成され、破断開始部21aと一対の破断線11aと第1フラップ25の第4罫線L4とによって区画される表示部30を有している。また、表示部30は、一方の破断線11aから他方の破断線11aに亘って、表示部30の中央に折り曲げ線L11を形成している。また、折り曲げ線L11の近傍には、切断線11dが形成されており、切断線11dの一方の端部から他方の端部が、折り曲げ線L11上に位置するように形成されている。第1面部11には、一対の破断線11aから、それぞれ第1罫線L1および第3罫線L3に一対の切断線L4aが形成されている。また、第1面部11には、一対の破断線11aから、それぞれ第1罫線L1および第3罫線L3に一対の切断線11bが形成されている。これにより、第1面部11には、切断線L4aと破断線11aの一部と切断線11bとによって、一対の第1矩形部31が形成される。また、第1面部11には、切断線11bと破断線11aの一部と第3罫線L3の一部と第4罫線L4の一部とによって、一対の第2矩形部32が形成される。
本実施形態では、第2フラップ22と第4フラップ24が、第1フラップ21と重ね合わさる自由端辺L22、L24から端辺L22a、L24aに切り欠き部22a、24aを有している。
この図5で示したブランクシートを組み立てることで、包装箱1が形成される。第4面部14と第3面部13とを継ぎしろ15が重なり合う部分で接合し、四角形状にする。本発明では、継ぎしろ15を第1面部11の内側に重ね合わせて外部に露出しないようにしているが、継ぎしろ15を第4面部14の外側に重ね合わせて外部に露出するようにしてもよい。
そして、第1フラップ25、第3フラップ27および第2フラップ26、第4フラップ28を折り曲げ、第2フラップ26、第4フラップ28が内側になるように第1フラップ25、第3フラップ27と重ね合わせて、第1フラップ25と第3フラップ27の自由端辺を突き合わせて、テープ類で封止することで、底面部が形成される。そして、複数の物品50を平積みにして収容し、第1フラップ21、第3フラップ23および第2フラップ22、第4フラップ24を折り曲げ、第2フラップ22、第4フラップ24が内側になるように第1フラップ21、第3フラップ23と重ね合わせて、第1フラップ21と第3フラップ23の自由端辺を突き合わせて、テープ類で封止することで、天面部20が形成される。この状態で、輸送され、陳列時には、ユーザは、図2に示すように、第1外フラップ21の一対の帯状のジッパーをそれぞれ破断し、図3に示すように、包装箱1の天面部20が正面に向くように90度回転させる。そして、ユーザは、第1外フラップ21の破断開始部21aから表示部30を一対の破断線11aに沿って、一方の第4罫線L4を介して他方の第4罫線L4に向かって破断する。このとき、表示部30は、図4に示すように、他方の第4罫線L4を支点として起立している。ユーザは、表示部30を折り曲げ線L11を支点として内側に折り曲げ、一対の第1矩形部31を、それぞれ切断線L4a、切断線11bに沿って基端となる第1罫線L1および第3罫線L3に向かって破断し、起立させる。これにより、開口部Aが広がり、消費者に対して、物品50を取りやすくすることができる。
このように、上述したように、第1外フラップ21の自由端辺から所定の距離離れた位置に破断開始部を設けることによって、テープの全幅に亘ってテープを破断することなく、包装箱を破断線に沿って容易に開封することができる。また、輸送時に包装箱の天面部が陳列時に正面を向くように90度回転させることで、包装箱に形成された表示部を破断線に沿って破断し、開口部が形成され、収容された複数の物品50を見映え良く展示することができる。
以上、本発明の内容を表現するために、図面を参照しながら本発明の好ましい実施形態の説明を行った。ただし、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本願明細書に記載された事項に基づいて当業者が自明な変更形態や改良形態を包含するものである。
11 第1側面部(第1面部)
11a 破断線
12 第2側面部(第2面部)
13 第3側面部(第3面部)
14 第4側面部(第4面部)
20 天面部
21 第1外フラップ(第1フラップ)
21a 破断開始部
22 第1内フラップ(第2フラップ)
23 第1外フラップ(第3フラップ)
24 第1内フラップ(第4フラップ)
25 第2外フラップ(第1フラップ)
26 第2内フラップ(第2フラップ)
27 第2外フラップ(第3フラップ)
28 第2内フラップ(第4フラップ)
30 表示部
30A 表示部形成領域
50 物品

Claims (6)

  1. 頂部と胴部とを有し、物品を収容する包装箱であって、
    相互に平行に対向する一対の第1側面部と、前記第1側面部と直交する相互に平行に対向する一対の第2側面部と、前記第1側面部と前記第2側面部と直交し対向する底面部と天面部とを有し、
    前記天面部は、前記第1側面部とそれぞれつながる一対の外フラップと、前記外フラップの内側に位置して前記第2側面部にそれぞれつながる一対の内フラップと、を有し、
    前記頂部に破断開始部を有し、前記破断開始部の両端から前記一対の第1側面部の一方に亘って一対の破断線が形成され、
    前記破断開始部は、前記一対の外フラップのうち一方に設けられ、前記一対の外フラップのうち一方の自由端辺から基端側に所定の距離離れた位置に設けられており、
    輸送時の前記天面部が陳列時に正面となるように90度回転させた姿勢で前記一対の第1側面部の他方が下方となるように前記物品を展示することを特徴とする包装箱。
  2. 前記破断開始部は、左右に一対の帯状のジッパーを有することを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
  3. 前記包装箱は、前記破断開始部と前記一対の破断線とによって区画される表示部をさらに有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の包装箱。
  4. 前記表示部は、前記表示部の一方の端側縁から他方の端側縁に亘って、前記表示部の中央に折り曲げ線を有することを特徴とする請求項3に記載の包装箱。
  5. 前記折り曲げ線の近傍には、切断線を有することを特徴とする請求項4に記載の包装箱。
  6. 包装箱を構成するブランクであって、
    矩形の第1面部と、
    前記第1面部と第1罫線を介して接続する矩形の第2面部と、
    前記第2面部と前記第1罫線と平行な第2罫線を介して接続する矩形の第3面部と、
    前記第1面部と前記第1罫線と平行な第3罫線を介して接続する矩形の第4面部と、
    前記第1罫線と直角に延在する相互に平行に一対の第4罫線を介して前記第1面部とそれぞれに接続する一対の第1フラップと、
    前記第2罫線と直角に延在する相互に平行に一対の第5罫線を介して前記第2面部とそれぞれに接続する一対の第2フラップと、
    前記第2罫線と直角に延在する相互に平行に一対の第6罫線を介して前記第3面部とそれぞれに接続する一対の第3フラップと、
    前記第3罫線と直角に延在する相互に平行に一対の第7罫線を介して前記第4面部とそれぞれに接続する一対の第4フラップと、
    を備え、
    前記第1フラップおよび前記第3フラップの少なくとも1つのフラップは、破断開始部を有し、前記破断開始部の両端から前記少なくとも1つのフラップに接続している面部に亘って一対の破断線が形成され、前記破断開始部は、前記少なくとも1つのフラップの自由端辺から基端側に所定の距離離れた位置に設けられていることを特徴とするブランク。
JP2019225501A 2019-12-13 2019-12-13 包装箱およびブランク Active JP7294106B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019225501A JP7294106B2 (ja) 2019-12-13 2019-12-13 包装箱およびブランク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019225501A JP7294106B2 (ja) 2019-12-13 2019-12-13 包装箱およびブランク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021095145A true JP2021095145A (ja) 2021-06-24
JP7294106B2 JP7294106B2 (ja) 2023-06-20

Family

ID=76430416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019225501A Active JP7294106B2 (ja) 2019-12-13 2019-12-13 包装箱およびブランク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7294106B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62139927U (ja) * 1986-02-28 1987-09-03
US20070228132A1 (en) * 2006-03-30 2007-10-04 Philips Nicholas A Shipping and display container and container blank
JP2015009832A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 朝日印刷株式会社 表示片付包装用箱
WO2015143168A1 (en) * 2014-03-20 2015-09-24 Meadwestvaco Packaging Systems, Llc Blank, carton and package with dual access feature
JP2016190645A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 日清フーズ株式会社 段ボール箱
JP2017109762A (ja) * 2015-12-16 2017-06-22 セッツカートン株式会社 包装箱
JP3217142U (ja) * 2018-05-10 2018-07-19 大王パッケージ株式会社 箱用シート

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62139927U (ja) * 1986-02-28 1987-09-03
US20070228132A1 (en) * 2006-03-30 2007-10-04 Philips Nicholas A Shipping and display container and container blank
JP2015009832A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 朝日印刷株式会社 表示片付包装用箱
WO2015143168A1 (en) * 2014-03-20 2015-09-24 Meadwestvaco Packaging Systems, Llc Blank, carton and package with dual access feature
JP2016190645A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 日清フーズ株式会社 段ボール箱
JP2017109762A (ja) * 2015-12-16 2017-06-22 セッツカートン株式会社 包装箱
JP3217142U (ja) * 2018-05-10 2018-07-19 大王パッケージ株式会社 箱用シート

Also Published As

Publication number Publication date
JP7294106B2 (ja) 2023-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5955077B2 (ja) 包装用箱
JP2018135158A (ja) 包装箱の組み立て方法
JP5592175B2 (ja) 包装展示兼用箱
JP5259754B2 (ja) 包装用箱
JP3217753U (ja) 包装箱
JP3206139U (ja) 陳列箱
JP4892242B2 (ja) 包装容器
JP2021095145A (ja) 包装箱およびブランク
JP3184603U (ja) 包装用箱
JP3224573U (ja) 包装箱
JP3183777U (ja) 陳列兼用段ボール箱用シート及び陳列兼用段ボール箱
JP3202167U (ja) 包装展示兼用箱
JP5935623B2 (ja) 展示機能付き包装箱
JP6926682B2 (ja) 包装箱
JP2017186064A (ja) 包装箱
JP2009073537A (ja) ラップラウンド箱
JP2009126578A (ja) 展示用包装箱
JP3224238U (ja) 中仕切り付き包装箱
JP3230609U (ja) 包装用箱
JP3172649U (ja) 包装用箱
JP3224236U (ja) 再封機能付き包装箱
JP6814722B2 (ja) 収納カートン
JP2019043618A (ja) 包装用箱
JP5597461B2 (ja) 吊下げ陳列箱
JP7155888B2 (ja) 包装箱

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220131

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230522

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7294106

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150