JP2007275877A - 炭化水素吸着剤、排ガス浄化用触媒および排ガス浄化方法 - Google Patents

炭化水素吸着剤、排ガス浄化用触媒および排ガス浄化方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007275877A
JP2007275877A JP2007067000A JP2007067000A JP2007275877A JP 2007275877 A JP2007275877 A JP 2007275877A JP 2007067000 A JP2007067000 A JP 2007067000A JP 2007067000 A JP2007067000 A JP 2007067000A JP 2007275877 A JP2007275877 A JP 2007275877A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust gas
type
catalyst
zeolite
gas purification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007067000A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4648914B2 (ja
Inventor
Hideki Goto
後藤 秀樹
Akihisa Okumura
顕久 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ICT Co Ltd
International Catalyst Technology Inc
Original Assignee
ICT Co Ltd
International Catalyst Technology Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ICT Co Ltd, International Catalyst Technology Inc filed Critical ICT Co Ltd
Priority to JP2007067000A priority Critical patent/JP4648914B2/ja
Publication of JP2007275877A publication Critical patent/JP2007275877A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4648914B2 publication Critical patent/JP4648914B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • Y02T10/22

Landscapes

  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)

Abstract

【課題】ゼオライトを炭化水素吸着剤として使用した場合に炭化水素吸着力を向上させることを課題とする。
【解決手段】SiO/Al(モル比)が10以上、200未満の範囲にあるA型βゼオライトと、SiO/Al(モル比)が200〜1000の範囲にあるB型βゼオライトと、を含むことを特徴とする炭化水素吸着剤、および該炭化水素吸着剤を含む排ガス浄化触媒を提供できる。
【選択図】なし

Description

本発明は排ガス処理に関する技術であり、特に排ガス中の炭化水素除去に関する技術である。
本発明は産業排ガス処理、内燃機関からの排ガス処理などに使用することができる。
内燃機関の始動時では排ガス温度が低く、通常の排ガス処理用触媒を用いて十分に排ガスを処理することは困難である。このような問題点を解決するためにゼオライトを使用し炭化水素(以下、「HC」と称することもある。)の吸着力を利用した炭化水素吸着剤が用いられている。更に炭化水素吸着剤と排ガス浄化用触媒とを組合せ排ガス用触媒として使用できる技術が開示されている。
ゼオライトのHC吸着能に関しては、多くの検討が加えられ、ZSM5型、USY型、モルデナイト型、β型などのゼオライトが好ましいことが提示されている(例えば、特許文献1)。また、特許文献2では、未改質ゼオライトに酸処理を施して耐熱性ゼオライトを得た後、スチーム処理を施してHC吸着能を高める技術が開示されている。さらに、当該ゼオライトに触媒活性成分を添加して排ガス処理用触媒として用いることができることも示唆されており、またHC吸着効果を向上させるため、ゼオライトと触媒とを層状として各々効果を別個に発揮させることも提示されている(例えば、特許文献3および4)。
特開平7−241471号公報 特開平7−96177号公報 特開2004−8940号公報 特開平2−56247号公報
しかしながら、従来のゼオライトでは、耐熱性(耐久性)やHC吸着能の点で改善の余地があった。特に、ゼオライトは水熱耐久性に乏しく、ゼオライトを吸着剤としてエンジン排ガス中で使用した場合の耐久性に課題を有する。
また、耐久性に優れるものであっても、ゼオライトスラリーの調製時にハンドリング性およびコート性に問題が生ずる場合があり、生産効率の観点から改良が望まれていた。
したがって本発明は、ゼオライトを炭化水素吸着剤として使用した場合に炭化水素吸着力を向上させること、および該吸着剤の耐久性の向上も課題とする。
また、本発明は、スラリー調製時のハンドリングに優れたゼオライトを提供することも課題とする。
本発明は、SiO/Al(モル比)が10以上、200未満の範囲にあるβゼオライト(以下、「A型」と称する。)と、SiO/Al(モル比)が200〜1000の範囲にあるβゼオライト(以下、「B型」と称する。)と、を含むことを特徴とする炭化水素吸着剤、に関する。
また本発明は、耐火性三次元構造体の上部に、前記A型とB型とを存在させ(以下、「下層吸着剤層」と称する。)、更に該層の上に排ガス浄化用触媒活性成分を存在させてなること(以下、「上層触媒層」と称する。)を特徴とする排ガス浄化用触媒、に関する。
さらに本発明は、耐火性三次元構造体の上部に、排ガス浄化用触媒活性成分を存在させ(以下、「下層触媒層」と称する。)、更に該層の上に前記A型とB型とを存在させてなること(以下、「上層吸着剤層」と称する。)を特徴とする排ガス浄化用触媒、に関する。
本発明は、また、前記排ガス浄化触媒を排ガス中に設置することを特徴とする排ガス浄化システムおよび排ガス浄化方法、に関する。
本発明に係る吸着剤は、炭化水素の吸着力に優れ、また比表面積(SA)の低下率も少ないという効果を奏する。
本発明に係る排ガス浄化触媒は、耐久性に優れることから効率的に排ガスを浄化できる。
(炭化水素吸着剤)
本発明の第一実施態様は、特定のSiO/Al(モル比、以下「SAR」と略称する)を有するβゼオライトを、少なくとも2種含む炭化水素吸着剤に関する。
通常、HCの吸着量を増加させるために、耐熱性には難があるもののSARの小さいゼオライトが好んで用いられる。しかしながら、SARの小さいゼオライトは親水性のため、ゼオライトスラリーの調製時には、固形分の含有率の上限が低くなり、結果として、ハンドリング性とコート性が低下し、触媒化の際に段数の増加につながる。本発明によれば、SARの大きい疎水性のゼオライトを組み合わせることで、この影響を小さくすることが可能である。すなわち、SARの小さいゼオライトと、SARの大きいゼオライトとを組み合わせることにより、従来よりも容易に触媒の調製が可能である。
また、SARの大きいゼオライトは、耐熱性に優れるものの、HC吸着能に若干劣る。本発明のようにSARの大きいゼオライトとSARの小さいゼオライトとを組み合わせることによって、HC吸着能および耐熱性の双方のバランスに優れた炭化水素吸着剤を得ることができる。
第一実施態様に係るゼオライトはβゼオライトである。ゼオライト自体は多種類のものが市販されている。ゼオライトには例えば、天然ゼオライト、合成ゼオライトがあり、合成ゼオライトであるZSM5型がよく用いられている。本発明においてβゼオライトを選択した理由としては、他のゼオライトに比べて耐熱性に良好で、また種々の大きさの炭化水素を吸着することができるためである。第一実施態様に使用するβ型のゼオライトは市販されているものを用いることができ、用途に応じて様々なSARのゼオライトを入手することができる。
第一実施態様に用いるβゼオライトはSARが10以上、200未満の範囲にあるもの(A型)と、SARが200〜1000の範囲にあるもの(B型)である。SARが10未満の場合には、水熱耐久性に乏しく、実用性に乏しくなるからである。また、SARが1000を超える場合には、HC吸着能力が乏しくなるからである。
A型のSARは、好ましくは10〜100、更に好ましくは20〜50である。
A型の使用量は、吸着剤体積当たり、通常、10〜350g/リットル、好ましくは100〜250g/リットルである。10g/リットル未満であれば、吸着量の絶対量が乏しく、HC吸着剤としての効果に乏しく、一方、350g/リットルを超える場合は、添加量に対する吸着効果が得られなくなるからである。
B型のSARは、好ましくは200〜800、さらに好ましくは300〜700である。
B型の使用量は、吸着剤体積当たり、通常、50〜350g/リットル、好ましくは100〜250g/リットルである。50g/リットル未満であれば、吸着量の絶対量が乏しく、HC吸着剤としての効果に乏しく、一方、350g/リットルを超える場合は、添加量に対する吸着効果が得られなくなるからである。
なお、A型およびB型の粒径は特に限定されるものではないが、通常0.1〜5μmの範囲である。
炭化水素吸着剤に含まれるA型とB型との質量比は、A:B=1:10〜10:1であることが好ましく、1:3〜3:1であることがより好ましい。A型とB型との質量比がかような範囲にあれば、吸着性能と耐熱性の双方が向上するため好ましい。
A型とB型は、適宜、混合、あるいは別個に存在させて使用することができるが、好ましくは混合して使用する。
また、A型、B型ともゼオライト以外の他の金属酸化物と混合して使用することもできる。他の金属酸化物を混合すると、熱容量が確保できるとともに、三次元構造体に担持させた場合、該三次元構造体との粘着力を増加させることができる。当該金属酸化物としてはアルミナ、シリカ、ジルコニア、チタニア、セリアまたはこれらの複合酸化物が挙げられる。他の金属酸化物は通常粉末であり、該他の金属酸化物粉末の粒径は、1〜10μmであることが好ましく、1〜3μmであることがより好ましい。
A型およびB型の合計質量と前記他の金属酸化物との質量比は、(A+B):金属酸化物=40:1〜4:1であることが好ましく、20:1〜5:1であることがより好ましい。
また、A型と他の金属酸化物との質量比が、A:金属酸化物=20:1〜2:1であることが好ましく、10:1〜5:2であることがより好ましい。
さらに、B型と他の金属酸化物との質量比が、B:金属酸化物=20:1〜2:1であることが好ましく、10:1〜5:2であることがより好ましい。
第一実施態様に係る炭化水素吸着剤として使用する場合には、A型、B型および場合によっては他の金属酸化物を混合、成形し吸着剤として使用することもできるが、好ましくは、A型、B型および場合によっては他の金属酸化物を、耐火性三次元構造体、例えば、ハニカム、メタルハニカム、プラグハニカム、メタルメッシュに担持して使用することができる。
A型の使用量は、三次元構造体体積当たり、通常、10〜350g/リットル、好ましくは100〜250g/リットルである。10g/リットル未満であれば、吸着量の絶対量が乏しく、HC吸着剤としての効果に乏しく、一方、350g/リットルを超える場合は、添加量に対する吸着効果が得られなくなるからである。
B型の使用量は、吸着剤体積当たり、通常、50〜350g/リットル、好ましくは100〜250g/リットルである。50g/リットル未満であれば、吸着量の絶対量が乏しく、HC吸着剤としての効果に乏しく、一方、350g/リットルを超える場合は、添加量に対する吸着効果が得られなくなるからである。
A型およびB型の使用量(合計量)は、三次元構造体1リットル当たり、好ましくは30〜400g、より好ましくは100〜250gである。使用量がかような範囲であれば、初期および耐久後の触媒活性に優れるので好ましい。
また、他の金属酸化物の使用量は、三次元構造体1リットル当たり、好ましくは5〜50g、より好ましくは10〜40gである。
通常、ハニカムの形態は目開きが断面積1インチ平方当たり300〜600個のセルを有し、リブ厚が3〜6mmが好ましく、プラグハニカムの場合は目開きが断面積1インチ平方当たり300〜400個のセルを有し、リブの細孔径が10〜30μmである。
炭化水素吸着剤の調製方法としては、通常の手段を使用することができ、例えば、A型、B型および場合によっては他の金属酸化物を水性媒体中で混合してスラリーとし、更に耐火性三次元構造体を当該スラリー中に投入し、引き上げて余分のスラリーを除去し、乾燥、焼成(該乾燥、焼成工程は繰り返し行ってもよい)することで、炭化水素吸着成分を被覆し、炭化水素吸着剤とすることができる。乾燥、焼成の温度および時間の条件は、通常用いられる温度および時間が用いられる。例えば、乾燥は、温度が好ましくは30〜120℃、より好ましくは40〜80℃で、時間が好ましくは0.2〜3時間、より好ましくは0.5〜2時間で行われる。焼成は、温度が好ましくは300〜600℃、より好ましくは350〜500℃で、時間が好ましくは0.2〜3時間、より好ましくは0.5〜2時間で行われる。
また、A型、B型は別個に被覆することもできる(A型を被覆した後にB型を被覆させる、またはB型を被覆した後にA型を被覆させる)。
(排ガス浄化用触媒)
本発明の第二実施態様は、炭化水素吸着剤と触媒活性成分を含む触媒とを併用する排ガス浄化用触媒であり、第一の形態は、耐火性三次元構造体の上部にA型とB型とを存在させ(以下、「下層吸着剤層」と称する。)、更に該層の上に排ガス浄化用触媒活性成分を存在させること(以下、「上層触媒層」と称する。)を特徴とする排ガス浄化用触媒であり、第二の形態は、耐火性三次元構造体の上部に排ガス浄化用触媒活性成分を存在させ(以下、「下層触媒層」と称する。)、更に該層の上にA型とB型とを存在させること(以下、「上層吸着剤層」と称する。)を特徴とする排ガス浄化用触媒である。
または、前記炭化水素吸着剤と排ガス浄化用触媒とを混合してもよい。
排ガス浄化用触媒活性成分としては、白金、ロジウム、パラジウムおよびそれらの混合物が挙げられる。中でも、活性の点で、ロジウム、パラジウムおよびそれらの混合物が好ましい。
触媒活性成分の出発原料としては、白金等の塩化物(ハロゲン塩)、硝酸塩、硫酸塩、アンモニウム塩、アミン塩、炭酸塩、重炭酸塩、亜硝酸塩、シュウ酸塩、蟻酸塩などの塩類、水酸化物、アルコキサイド、酸化物など、好ましくは硝酸塩、アンモニウム塩、アミン塩、炭酸塩が挙げられる。具体的には、白金の出発原料としては、硝酸白金、ジアンミンジニトロ白金等の無機化合物、ビス白金等の有機化合物等がある。ロジウムの出発原料としては、硝酸ロジウム、酢酸ロジウム等がある。また、パラジウムの出発原料としては、硝酸パラジウム等がある。
触媒層は、通常三元触媒または酸化触媒、好ましくは三元触媒として機能する。したがって、触媒層には、三元触媒または酸化触媒に通常用いられる触媒活性成分以外の成分を含んでいてもよい。触媒活性成分は、活性アルミナ、シリカ、ジルコニア、チタニアまたはこれらの複合酸化物などの不活性耐火性無機酸化物に担持されることが好ましい。
三元触媒として触媒層を被覆する場合には、該触媒活性成分として、白金、ロジウム、パラジウムおよびそれらの混合物が挙げられ、好ましくは白金およびロジウム、パラジウムおよびロジウム、またはパラジウム、ロジウムおよび白金であり、より好ましくはパラジウムおよびロジウムが用いられる。該触媒活性成分は通常、耐火性無機酸化物に担持される。耐火性無機酸化物としては、活性アルミナ、シリカ、ジルコニア、チタニア、セリアなどの高表面積を有するもの、またはこれらの複合酸化物などを挙げることができる。これらのうち、活性アルミナ、ジルコニア、セリアが好ましく、特に活性アルミナが好ましい。また、他の添加成分を含むことができ、該添加成分としては、スカンジウム(Sc)、イットリウム(Y)、ランタン(La)、セリウム(Ce)、プラセオジム(Pr)、ネオジム(Nd)等の希土類金属;ジルコニウム(Zr)、鉄(Fe)、コバルト(Co)およびニッケル(Ni)などの金属;上記金属の酸化物;上記金属の複合酸化物などが挙げられる。これらのうち、Zr、Ce、La、Y、Nd、Prの酸化物、あるいはそれらの複合酸化物が好ましく、Zr、Ce、Laの酸化物、あるいはそれらの複合酸化物がより好ましい。
浄化性能の観点から、耐火性三次元構造体1リットル当たり、触媒活性成分が0.1〜15gであることが好ましく、1〜8gであることがより好ましい。また、触媒活性成分等の分散性が良好であり、ハニカム等の担体に耐火性無機酸化物を担持した場合のハニカムの目詰まりを生じる虞が少ないことから、耐火性無機酸化物は、耐火性三次元構造体1リットル当たり、10〜300gあることが好ましい。さらに、酸素貯蔵排出効果が良好であることから、セリア(CeO2)は、排ガス浄化用触媒1リットル当たり、5〜150gであることが好ましい。また、セリウム以外の希土類元素の酸化物を添加するのは、耐火性無機酸化物の熱安定性の向上のためであるが、耐火性三次元構造体1リットル当たり、50gを超えて添加する場合は、該三元触媒にセリアがある程度担持されているため、触媒活性成分の担持強度を低下させることになる。このため、希土類元素の添加は、触媒1リットル当たり、50g以下であることが好ましい。
また、酸化触媒として触媒層を被覆する場合には、白金、パラジウム、ロジウムなどの貴金属と、耐火性無機酸化物、特にアルミナ、シリカ、ジルコニア、チタニアまたはこれらの複合酸化物を用いることができる。好ましくは、白金および/またはパラジウムである貴金属(触媒活性成分)と、アルミナ、チタニア、シリカ、ジルコニアまたはこれらの複合酸化物の耐火性無機酸化物とを含む。さらに、酸化ランタン(La)等の希土類酸化物や鉄、コバルト、ニッケル等の金属を1種または2種以上添加する場合がある。
浄化性能の観点から、耐火性三次元構造体1リットル当たり、触媒活性成分が0.1〜15gであることが好ましく、1〜8gであることがより好ましい。また、触媒活性成分等の分散性が良好であり、ハニカム等の担体に耐火性無機酸化物を担持した場合のハニカムの目詰まりを生じる虞が少ないことから、耐火性三次元構造体1リットル当たり、耐火性無機酸化物が10〜300gであることが好ましい。また希土類元素の酸化物を添加する場合は、耐火性三次元構造体1リットル当たり、0を超えて150g/以下が好ましい。希土類元素の酸化物を添加するのは、耐火性無機酸化物の熱安定性の向上のためであるが、150g/リットルを超えて添加する場合は触媒活性成分の担持強度を低下させることになるため好ましくない。
炭化水素吸着剤層と排ガス浄化用触媒層との量比は、通常、5〜1対1(質量比)、好ましくは2〜1対1(質量比)である。 炭化水素吸着層と排ガス浄化用触媒層との間に、中間層を設けることもできる。中間層としては、耐火性無機酸化物、特にアルミナ、シリカ、ジルコニア、チタニアまたはこれらの複合酸化物を用いることができるが、アルミナ、ジルコニアを用いることが好ましい。
中間層は、吸着した炭化水素類の脱離の遅延化のために用いられる。
炭化水素吸着剤層と中間層との量比は、通常、10〜1対1(質量比)、好ましくは5〜2対1(質量比)である。

本発明の第二実施態様の第三形態は、排ガス浄化用触媒活性成分を含む触媒(例えば、前述の三元触媒と酸化触媒)と前述の吸着剤とを混合してなる排ガス浄化用触媒である。炭化水素吸着剤と排ガス浄化用触媒活性成分を含む触媒との量比は、通常、5〜1対1(質量比)、好ましくは2〜1対1(質量比)である。
上記第一の形態である、耐火性三次元構造体の上部にA型とB型を存在させ(下層吸着剤層)、更に該層の上に排ガス浄化用触媒活性成分を存在させてなること(上層触媒層)を特徴とする排ガス浄化用触媒の製造方法について次に述べる。
まず、上記吸着剤の欄で述べたように、A型とB型とを水性媒体中で混合してスラリーとし、さらに耐火性三次元構造体を当該スラリー中に投入し、引き上げて余分のスラリーを除去し、乾燥、焼成する。さらに上記触媒活性成分出発原料と、耐火性無機酸化物粉末と、を湿式粉砕して水性スラリーを調製する。ゼオライトがコートされた耐火性三次元構造体を当該スラリー中に投入し、引き上げて余分のスラリーを除去し、通常100〜200℃、0.2〜1時間で乾燥、必要により通常350〜600℃、0.5〜2時間焼成することで、排ガス浄化用触媒を得ることができる(下層吸着剤層・上層触媒層型)。
また、上記第二の形態である、耐火性三次元構造体の上部に排ガス浄化用触媒活性成分を存在させ(下層触媒層)、更に該層の上にA型とB型を存在させること(上層吸着剤層)を特徴とする排ガス浄化用触媒の製造法について次に述べる。
上記触媒活性成分出発原料と、耐火性無機酸化物粉末と、を湿式粉砕して水性スラリーを調製する。耐火性三次元構造体を当該スラリー中に投入し、引き上げて余分のスラリーを除去し、通常100〜200℃、0.2〜1時間で乾燥、必要により通常350〜600℃、0.5〜2時間焼成することで、排ガス浄化用触媒活性成分を耐火性三次元構造体に被覆する。次に上記吸着剤の欄で述べたように、A型とB型を水性媒体中で混合してスラリーとし、さらに耐火性三次元構造体を当該スラリー中に投入し、余分のスラリーを除去し、乾燥、必要により焼成することで、炭化水素吸着成分を被覆することができる。
(排ガス浄化システム)
本発明の第三実施態様は、前記炭化水素吸着剤または排ガス浄化用触媒を用いる排ガス浄化システムに関する。
前記排ガス浄化用触媒を用い、ディーゼルエンジン、ガソリンエンジンなどの内燃機関の排ガスを浄化することができる。特に、低温始動時のガソリンエンジン排気ガス中のHC浄化に有効である。
すなわち、本発明の排ガス浄化システムは、前記いずれか一つの排ガス浄化用触媒を、排ガス中に設置することによって排ガスの浄化を行う。
また、本発明の他の形態の排ガス浄化システムは、前記いずれか一つの炭化水素吸着剤を排気ガスの上流側に設置し、三元触媒又は酸化触媒を下流側に設置することによって排ガスの浄化を行う。
さらに、本発明のさらに他の形態の排ガス浄化システムは、三元触媒又は酸化触媒を排気ガスの上流側に設置し、前記いずれか一つの炭化水素吸着剤を下流側に設置することによって排ガスの浄化を行う。
上記三元触媒及び酸化触媒は、上記触媒層の欄で述べた好ましくは不活性無機酸化物に担持されてなる触媒活性成分を、さらに、耐火性三次元構造体、例えば、ハニカム、メタルハニカム、プラグハニカム、メタルメッシュに担持して使用することができる。通常、ハニカムの形態は目開きが断面積1インチ平方当たり300〜600個のセルを有し、リブ厚が3〜6mmが好ましく、プラグハニカムの場合は目開きが断面積1インチ平方当たり300〜400個のセルを有し、リブの細孔径が10〜30μmである。
このようなシステムを採用することにより、効率的に排ガスを浄化することができる。
本発明の第四実施態様は、前記炭化水素吸着剤または排ガス浄化用触媒を用いる排ガス浄化方法に関する。このような方法を採用することにより、効率的に排ガスを浄化することができる。
以下、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明する。しかし、本発明は、実施例によって限定されるものではない。
(実施例1)
SARモル比=40のβゼオライト粉末2000g、SARモル比=500のβゼオライト粉末2000g、市販のアルミナゾル(アルミナ換算の固形分濃度30%)1000gおよび純水2800gをボールミルで湿式粉砕して水性ゼオライトスラリーを得た。
活性アルミナ800g、硝酸パラジウム(パラジウムとして30g)、酸化ランタンを含有するセリアとジルコニアとの複合酸化物(酸化物の質量比でLa:Ce:Zr=10:30:60)200g、及び硝酸ロジウム(ロジウムとして5g)の水溶液をボールミルで湿式粉砕して水性Pd/Rh含有スラリーを得た。
ゼオライトスラリーに、断面積1インチ平方当たり400個のセルを有するコージェライト製モノリス担体(1.0リットル)を浸漬し、取り出した後、セル内の余剰のスラリーを圧縮空気で吹き飛ばし、150℃にて20分間の乾燥、500℃にて1時間の焼成する工程を3回繰返し、ゼオライトコート量が200g/リットルとなる前駆体触媒を得た。続いて、Pd/Rh含有スラリーに上述の前駆体触媒を浸漬し、取り出した後、セル内の余剰スラリーを圧縮空気で吹き飛ばし、150℃にて20分間の乾燥、500℃にて1時間の焼成後、触媒Aを得た。
得られた触媒の各成分担持量は、担体1リットル当たり、上層触媒層にPd=3g、Rh=0.5g、Al=87.5g、La=2g、CeO=6g、ZrO=12g、下層吸着剤層にはβゼオライト=200gであった。このとき、βゼオライト200g中、「A型」と「B型」の質量比は1:1であった。
(実施例2)
SARモル比=500のβゼオライト粉末をSARモル比=300に変更した以外は、実施例1と同様に調製して触媒Bを得た。このとき、下層吸着剤層のβゼオライト200g中、「A型」と「B型」の質量比は1:1であった。
(実施例3)
SARモル比=40のβゼオライト粉末をSARモル比=25のβゼオライト粉末に変更した以外は、実施例1と同様に調製して触媒Cを得た。このとき、下層吸着剤層のβゼオライト200g中、「A型」と「B型」の質量比は1:1であった。
(実施例4)
SARモル比=40のβゼオライト粉末を3000gに、SARモル比=300のβゼオライト粉末を1000gに変更した以外は、実施例2と同様に調製して触媒Hを得た。このとき、下層吸着剤層のβゼオライト200g中、「A型」と「B型」の質量比は3:1であった。
(実施例5)
SARモル比=40のβゼオライト粉末を1000gに、SARモル比=300のβゼオライト粉末を3000gに変更した以外は、実施例2と同様に調製して触媒Iを得た。このとき、下層吸着剤層のβゼオライト200g中、「A型」と「B型」の質量比は1:3であった。
(比較例1)
SARモル比=40のβゼオライト粉末4000g、市販のアルミナゾル(アルミナ換算の固形分濃度30%)を1000g及び純水3300gをボールミルで湿式粉砕して水性ゼオライトスラリーを得た。ゼオライトスラリーに、断面積1インチ平方当たり400個のセルを有するコージェライト製モノリス担体(1.0リットル)を浸漬し、取り出した後、セル内の余剰のスラリーを圧縮空気で吹き飛ばし、150℃にて20分間の乾燥、500℃にて1時間の焼成する工程を4回繰返し、ゼオライトコート量が200g/リットルとなる前駆体触媒を得た。以後、実施例1と同様に調製を行い、触媒Dを得た。このとき、下層吸着剤層のβゼオライト200g中、「A型」と「B型」の質量比は1:0であった。
(比較例2)
SARモル比=500のβゼオライト粉末4000g、市販のアルミナゾル(アルミナ換算の固形分濃度30%)1000g及び純水2500gをボールミルで湿式粉砕して水性ゼオライトスラリーを得た。以後、実施例1と同様に調製を行い、触媒Eを得た。このとき、下層吸着剤層のβゼオライト200g中、「A型」と「B型」の質量比は0:1であった。
(比較例3)
SARモル比=300のβゼオライト粉末4000g、市販のアルミナゾル(アルミナ換算の固形分濃度30%)1000g及び純水2600gをボールミルで湿式粉砕して水性ゼオライトスラリーを得た。以後、実施例1と同様に調製を行い、触媒Fを得た。このとき、下層吸着剤層のβゼオライト200g中、「A型」と「B型」の質量比は0:1であった。
(比較例4)
SARモル比=25のβゼオライト粉末4000g、市販のアルミナゾル(アルミナ換算の固形分濃度30%)1000g及び純水3500gをボールミルで湿式粉砕して水性ゼオライトスラリーを得た。ゼオライトスラリーに、断面積1インチ平方当たり400個のセルを有するコージェライト製モノリス担体(1.0リットル)を浸漬し、取り出した後、セル内の余剰のスラリーを圧縮空気で吹き飛ばし、150℃にて20分間の乾燥、500℃にて1時間の焼成する工程を4回繰返し、ゼオライトコート量が200g/リットルとなる前駆体触媒を得た。以後、実施例1と同様に調製を行い、触媒Gを得た。このとき、下層吸着剤層のβゼオライト200g中、「A型」と「B型」の質量比は1:0であった。
(HC吸着効果の測定)
触媒A〜Gについて、市販の電子制御方式エンジン(6気筒3000cc)を使用し、各触媒を充填したコンバーターをエンジンの排気系に連設して耐久テストを行った。
エンジンは、定常運転20秒、減速6秒(減速時に燃料がカットされ、触媒は、高温酸化雰囲気の厳しい条件に曝される。)のモードで運転し、触媒部の最高到達温度が900℃となる条件で40時間触媒を耐久した。
耐久した触媒の性能評価は、市販の電子制御方式のエンジン(4気筒、2400cc)を使用し、各触媒を充填したコンバーターをエンジンの排気系に連設して行った。
HC吸脱着効果は、触媒コンバーター前に熱交換器を有するエンジン排気系において、A/F(Air/Fuel ratio)=14.6±0.5、1Hzの条件で、150℃/min.の昇温条件で触媒入口の排気ガス温度を連続的に変化させた場合の出口ガス組成を分析し、THCの浄化率を求めることにより評価した。その結果を表2に示す。表2に、触媒DにおけるHC吸着率を100とした場合の、それぞれの吸着効果を示す。
(SA減少率)
触媒A〜Gについて、水10%+Air雰囲気 950℃×10時間で耐久した後に比表面積を測定する。その結果を表2に示す。比表面積はBET法を用いて測定し、実験前と実験後にSA低下率を求める。低下率の小さいものは、耐熱性の高いことを示す。
Figure 2007275877
Figure 2007275877
Figure 2007275877
表2から、比表面積の低下率は、A型とB型とを単独で用いた場合よりも、混合して用いた場合が低いことが明らかである、すなわち、相乗効果により、高い耐熱性を得られることがわかる。
また、HCの吸着効果についても、同様のことがいえ、本発明に係る吸着剤は炭化水素の吸着力に優れ、また、比表面積(SA)の低下率も少ないものであった。

Claims (11)

  1. SiO/Al(モル比)が10以上、200未満の範囲にあるA型βゼオライトと、SiO/Al(モル比)が200〜1000の範囲にあるB型βゼオライトと、を含むことを特徴とする炭化水素吸着剤。
  2. 請求項1において、前記A型と前記B型とを混合してなる、炭化水素吸着剤。
  3. 請求項1において、前記A型と前記B型とを別個に分けて存在させてなる、炭化水素吸着剤。
  4. 前記A型と前記B型との質量比が、A:B=1:10〜10:1である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の炭化水素吸着剤。
  5. 耐火性三次元構造体の上部に存在する、SiO/Al(モル比)が10以上、200未満の範囲にあるA型βゼオライトと、SiO/Al(モル比)が200〜1000の範囲にあるB型βゼオライトと含む下層吸着剤層と、前記下層吸着剤層の上に存在する、白金、ロジウム、パラジウムおよびそれらの混合物から選ばれる排ガス浄化用触媒活性成分を含む上層触媒層と、を有することを特徴とする排ガス浄化用触媒。
  6. 耐火性三次元構造体の上部に存在する、白金、ロジウム、パラジウムおよびそれらの混合物から選ばれる排ガス浄化用触媒活性成分を含む下層触媒層と、前記下層触媒層の上に存在する、SiO/Al(モル比)が10以上、200未満の範囲にあるA型βゼオライトと、SiO/Al(モル比)が200〜1000の範囲にあるB型βゼオライトとを含む上層吸着剤層と、を有することを特徴とする排ガス浄化用触媒。
  7. 前記A型と前記B型との質量比が、A:B=1:10〜10:1である、請求項5または6に記載の排ガス浄化触媒。
  8. 請求項5〜7のいずれか1項に記載の排ガス浄化用触媒を排ガス中に設置することを特徴とする排ガス浄化システム。
  9. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の炭化水素吸着剤を排気ガスの上流側に設置し、三元触媒又は酸化触媒を下流側に設置することを特徴とする排ガス浄化システム。
  10. 三元触媒又は酸化触媒を排気ガスの上流側に設置し、請求項1〜4のいずれか1項に記載の炭化水素吸着剤を下流側に設置することを特徴とする排ガス浄化システム。
  11. 請求項5〜7のいずれか1項における排ガス浄化用触媒により排ガスを浄化する、排ガス浄化方法。
JP2007067000A 2006-03-16 2007-03-15 炭化水素吸着剤、排ガス浄化用触媒および排ガス浄化方法 Expired - Fee Related JP4648914B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007067000A JP4648914B2 (ja) 2006-03-16 2007-03-15 炭化水素吸着剤、排ガス浄化用触媒および排ガス浄化方法

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006073145 2006-03-16
JP2007067000A JP4648914B2 (ja) 2006-03-16 2007-03-15 炭化水素吸着剤、排ガス浄化用触媒および排ガス浄化方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007275877A true JP2007275877A (ja) 2007-10-25
JP4648914B2 JP4648914B2 (ja) 2011-03-09

Family

ID=38677928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007067000A Expired - Fee Related JP4648914B2 (ja) 2006-03-16 2007-03-15 炭化水素吸着剤、排ガス浄化用触媒および排ガス浄化方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4648914B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2011067863A1 (ja) * 2009-12-01 2013-04-18 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の排気浄化装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06198164A (ja) * 1992-12-28 1994-07-19 Nissan Motor Co Ltd 炭化水素吸着材
JPH08503046A (ja) * 1992-11-19 1996-04-02 エンゲルハード・コーポレーシヨン エンジン排気ガス流れの処理方法および装置
JPH0999217A (ja) * 1995-10-04 1997-04-15 Ngk Insulators Ltd 排ガス浄化システム
JPH11228128A (ja) * 1997-11-07 1999-08-24 Ngk Insulators Ltd 高耐熱性β−ゼオライト及びそれを用いた自動車排ガス浄化用吸着材
JPH11300211A (ja) * 1998-04-24 1999-11-02 Nissan Motor Co Ltd 排気ガス浄化用触媒及び排気ガス浄化方法
JP2001300319A (ja) * 2000-04-26 2001-10-30 Nissan Motor Co Ltd 排気ガス浄化用触媒及びその製造方法
JP2002239389A (ja) * 2001-02-19 2002-08-27 Mazda Motor Corp 触媒の製造方法
JP2003074330A (ja) * 2001-08-31 2003-03-12 Isuzu Motors Ltd Hc吸着体
JP2004089881A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Mitsubishi Motors Corp 排ガス浄化装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08503046A (ja) * 1992-11-19 1996-04-02 エンゲルハード・コーポレーシヨン エンジン排気ガス流れの処理方法および装置
JPH06198164A (ja) * 1992-12-28 1994-07-19 Nissan Motor Co Ltd 炭化水素吸着材
JPH0999217A (ja) * 1995-10-04 1997-04-15 Ngk Insulators Ltd 排ガス浄化システム
JPH11228128A (ja) * 1997-11-07 1999-08-24 Ngk Insulators Ltd 高耐熱性β−ゼオライト及びそれを用いた自動車排ガス浄化用吸着材
JPH11300211A (ja) * 1998-04-24 1999-11-02 Nissan Motor Co Ltd 排気ガス浄化用触媒及び排気ガス浄化方法
JP2001300319A (ja) * 2000-04-26 2001-10-30 Nissan Motor Co Ltd 排気ガス浄化用触媒及びその製造方法
JP2002239389A (ja) * 2001-02-19 2002-08-27 Mazda Motor Corp 触媒の製造方法
JP2003074330A (ja) * 2001-08-31 2003-03-12 Isuzu Motors Ltd Hc吸着体
JP2004089881A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Mitsubishi Motors Corp 排ガス浄化装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2011067863A1 (ja) * 2009-12-01 2013-04-18 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の排気浄化装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4648914B2 (ja) 2011-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102483435B1 (ko) 배기 시스템용 아산화질소 제거 촉매
KR100978394B1 (ko) 탄화수소 흡착제, 배기가스 정화용 촉매 및 배기가스정화방법
JP5652848B2 (ja) 窒素酸化物除去用触媒およびそれを用いた窒素酸化物除去方法
JP5996538B2 (ja) 改善されたno酸化活性度を有するリーン燃焼ガソリンエンジン用の触媒
JP6483625B2 (ja) 内燃機関排気ガス処理用の酸化触媒
EP2802408B1 (en) Improved nox trap
JP6556115B2 (ja) 特定の粒径分布を有する金属酸化物支持体粒子を含む触媒組成物
JP5816648B2 (ja) 排気ガス浄化用触媒組成物及び排気ガス浄化用触媒
JP5664918B2 (ja) 排ガス浄化用触媒
JP7518763B2 (ja) 排気ガス浄化触媒
KR20110122194A (ko) 내연 기관을 위한 에이징-내성 촉매 물품
KR101521744B1 (ko) 배기가스 정화 촉매
KR20100053636A (ko) 촉매 조성물
JP6027241B2 (ja) 窒素酸化物除去用触媒
JP2019503837A (ja) 白金族金属と卑金属酸化物とを組み合わせたディーゼル酸化触媒
WO2008053690A1 (fr) Catalyseur d'épuration de gaz d'échappement
JP2023106415A (ja) 卑金属をドープした酸化ジルコニウム触媒担体材料
WO2014123232A1 (ja) NOx吸蔵還元型排ガス浄化用触媒および当該触媒を用いた排ガス浄化方法
JP2004114014A (ja) 排気ガス浄化用触媒及びその製造方法
JP2004176589A (ja) 排ガス浄化装置
JP4648914B2 (ja) 炭化水素吸着剤、排ガス浄化用触媒および排ガス浄化方法
JP2003135970A (ja) 排気ガス浄化用触媒
JP2014213272A (ja) 排気浄化触媒及び排気浄化装置
JP2004322022A (ja) 排ガス浄化用触媒
JP2012217933A (ja) 排ガス浄化用触媒

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080707

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100618

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101116

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101210

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4648914

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees