JP2007273155A - 回転操作式出力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロータリーノブの操作回転を移動子の直線移動に変換する動作変換手段をコスト安に構成できるようにする。
【解決手段】ロータリーノブ24の操作回転を移動子32の直線移動に変換する動作変換手段を、ロータリーノブ24(ノブ内側体24b)の内面部にロータリーノブ24の回転方向に対し軸方向に傾斜させて形成した凸条部28と、移動子32に形成されて凸条部28を軸方向に挟む挟み部34とにより構成した。そのうちの凸条部28は、ロータリーノブ24の内面部に突出するだけであり、よってその形成は容易である。又、移動子32に形成した挟み部34も形成が容易であって、ともに複雑な金型を要することなく形成できるものであり、総じてコスト安に構成することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロータリーノブの操作回転を移動子の直線移動に変換する動作変換手段を改良した回転操作式出力装置に関する。
従来より、回転操作式出力装置としては、例えば自動車など車両の間欠ワイパにおける間欠動作時間の選定に使用されるボリュームやスイッチが存在する。図4はそのものの従来構造を示しており、レバー1にロータリーノブ2が同軸状にて回転可能に設けられている。ロータリーノブ2は、詳細には、ノブ外側体2aとノブ内側体2bの二重円筒状部材から成っており、それらが一体に回転するようになっている。そして、そのうちのノブ内側体2bには、ロータリーノブ2の回転方向に対して軸方向に傾斜する溝3が、軸方向の一方側(図で右側)の端面寄りの中間部に形成されている。
ノブ内側体2bの内部には、摺動スイッチ4がインシュレータ5に載置して設けられている。摺動スイッチ4は移動子6を有しており、この移動子6の直線移動によって、それに応じたスイッチ出力を発するようになっている。そして、移動子6にはスライドピン7が装着されており、このスライドピン7が前記ノブ内側体2bの溝3に挿入されている。
ノブ内側体2bには又、前記一方側の端面部に多数の節度谷8が環状の配置で形成されており、これの1つに節度ピース9がスプリング10のばね力で圧接し係合している。なお、スプリング10は、レバー1の内部に形成された収納部11に収納され、この収納部11から節度ピース9が突出している。
以上の構成で、使用者がロータリーノブ2(ノブ外側体2a及びノブ内側体2b)を回転操作すれば、時計回り方向Aの回転では、溝3の節度谷8側の傾斜縁部3aにより、スライドピン7が図で左方向の軸方向Xに直線移動され、一方、時計回りとは反対回り方向Bの回転では、溝3の節度谷8側とは反対側の傾斜縁部3bにより、スライドピン7が上記軸方向Xとは反対の、図で右方向の軸方向Yに直線移動される。これらによって、移動子6が両軸方向X,Yに直線移動されるから、摺動スイッチ4がそれらに応じたスイッチ出力を発する。又、その間、節度谷8が節度ピース9の係合位置を換え、ロータリーノブ2の回転操作後の位置でのそれらの係合により、ロータリーノブ2を係止する(例えば特許文献1参照)。
特開平9−231872号公報
上記従来のものの場合、溝3と移動子6のスライドピン7は、ロータリーノブ2の操作回転を移動子6の直線移動に変換する動作変換手段であるが、そのうちの溝3はロータリーノブ2のノブ内側体2bにこれの周壁を径方向に貫通する形態で形成されており、その形成は、複雑な金型を要するなど、困難であって、コスト高となっていた。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、ロータリーノブの操作回転を移動子の直線移動に変換する動作変換手段をコスト安に構成できる回転操作式出力装置を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の回転操作式出力装置は、ロータリーノブの操作回転を動作変換手段にて移動子の直線移動に変換し、その移動子の直線移動に応じた出を得るようにしたものにおいて、前記動作変換手段を、前記ロータリーノブの内面部にロータリーノブの回転方向に対し軸方向に傾斜させて形成した凸条部と、前記移動子に形成されて前記凸条部を前記軸方向に挟む挟み部とにより構成したことを特徴とする。
上記手段によれば、ロータリーノブの操作回転を移動子の直線移動に変換する動作変換手段は、ロータリーノブの内面部にロータリーノブの回転方向に対し軸方向に傾斜させて形成した凸条部と、移動子に形成されて上記凸条部を上記軸方向に挟む挟み部とにより構成されるものであり、そのうちのロータリーノブの内面部に形成する凸条部は、従来のロータリーノブのノブ内側体にこれの周壁を径方向に貫通する形態で形成された溝と違って、ロータリーノブの内面部に突出するだけであり、よってその形成は容易であり、又、移動子に形成する挟み部も形成が容易であって、ともに複雑な金型を要することなく形成できるものであり、総じてコスト安に構成することができる。
以下、本発明の一実施例(一実施形態)につき、図1ないし図3を参照して説明する。
まず、図2には、車両、特には自動車のレバーコンビネーションスイッチ装置の全体構成を示しており、スイッチボディ21にレバー22を突設している。レバー22はスイッチボディ21から上下に回動可能で、その上下の回動により、この場合、自動車のフロントワイパのコントロールをするようになっており、そのために、レバー22には自動車のフロントワイパのコントロールに係る標示23を設け、スイッチボディ21にはレバー22の上下の回動に応じて切換わるコンタクト(図示省略)を内設している。
そして、レバー22には、ロータリーノブ24を同軸状にて回転可能に設けている。このロータリーノブ24は、この場合、自動車のフロントワイパの間欠動作時間の選定に使用されるもので、詳細には図1に示すように、ノブ外側体24aとノブ内側体24bの二重円筒状部材から成っており、それらが一体に回転するようになっている。又、そのうちのノブ外側体24aには、図2に示すように、外周面に使用者の指の掛かりを良くするための凹凸部25を設けると共に、指示マーク26を設けており、それに対応してレバー22には、自動車のフロントワイパの間欠動作時間の増減を表す標示27を設けている。
一方、ノブ内側体24bには、図1及び図3に示すように、ロータリーノブ24の回転方向に対して軸方向(図1で左右)に傾斜する凸条部28を、軸方向の一方側(この場合、スイッチボディ21側とは反対の側)の端面部において、ノブ内側体24bの内面部に形成している。又、ノブ内側体24bの一方側の端面部には、多数の節度谷29を例えば四半環状の配置で形成してもいる。
これらに対して、ノブ内側体24bの内部には、インシュレータ30を配置しており、このインシュレータ30の片面部には複数の固定コンタクト31を表面のみ露出させて埋設し、更にその片側に移動子32をレバー22の軸方向に直線移動可能に配置している。移動子32は、インシュレータ30側の面に可動コンタクト(図示省略)を保持したコンタクトホルダであり、その可動コンタクトが、移動子32の移動により、固定コンタクト31との接触を換えて、自動車のフロントワイパの間欠動作時間の増減をさせる出力が発せられるようになっている。
そして又、移動子32は、インシュレータ30側とは反対側の面に突起33を有しており、この突起33は先端部が二股状の挟み部34となっており、その挟み部34で前記ロータリーノブ24(ノブ内側体24b)の凸条部28を前記軸方向に挟んでいる。
なお、前記節度谷29の1つには、節度ピース35をスプリング36のばね力で圧接させて係合させている。スプリング36は、レバー22の内部に形成した収納部37に収納しており、この収納部37から節度ピース35を突出させている。
又、レバー22の先端部には、図2に示すように、上記ロータリーノブ24とは異なるロータリーノブ38を回転可能に設けている。このロータリーノブ38は、自動車のリヤワイパのコントロールをするためのもので、そのための標示39をレバー22の外面に設け、指示マーク40をロータリーノブ38の外面に設けていて、ロータリーノブ38の回転に応じて切換わるコンタクト(図示省略)をレバー22の内部に設けている。
さて、以上の構成で、使用者がロータリーノブ24(ノブ外側体24a及びノブ内側体24b)を回転操作すれば、図1で時計回り方向Aの回転では、移動子32の挟み部34が凸条部28の図1で左側の傾斜面により左方の軸方向Xに漸次押され、一方、図1で時計回りとは反対回り方向Bの回転では、移動子32の挟み部34が凸条部28の図1で右側の傾斜面により右方の軸方向Yに漸次押されることにより、移動子32がその軸方向X、Yに直線移動される。それにより、移動子32に保持された可動コンタクトが固定コンタクト31との接触を換え、自動車のフロントワイパの間欠動作時間の増減をさせる出力が発せられる。又、その間、節度谷29が節度ピース35の係合位置を変え、ロータリーノブ24の回転操作後の位置でのそれらの係合により、ロータリーノブ24を係止する。
従って、本構成のものの場合、移動子32の挟み部34とロータリーノブ24の凸条部28は、ロータリーノブ24の操作回転を移動子32の直線移動に変換する動作変換手段であり、そのうちの凸条部28は、ロータリーノブ24の内面部に形成したことで、従来のロータリーノブ2のノブ内側体2bにこれの周壁を径方向に貫通する形態で形成された溝3と違って、ロータリーノブ24の内面部に突出するだけであり、よってその形成は容易である。又、移動子32に形成した挟み部34も形成が容易であって、ともに複雑な金型を要することなく形成できるものであり、総じてコスト安に構成することができる。
なお、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、例えば凸条部28はロータリーノブ24の端面部ではなく軸方向の一方側の端面部と他方側の端面部との中間部の内面部に形成しても良いし、ロータリーノブはノブ外側体とノブ内側体とに分けず、それらを一体に有するものであっても良く、又、移動子に応動するものはコンタクトではなく、可変抵抗であっても良いし、更に全体としても、自動車など車両用に限られないなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
本発明の一実施例を示す主要部分の縦断面図 自動車のレバーコンビネーションスイッチ装置全体の正面図 主要部分の分解斜視図 従来例を示す図1相当図
符号の説明
図面中、24はロータリーノブ、28は凸条部、32は移動子、34は挟み部を示す。

Claims (1)

  1. ロータリーノブの操作回転を動作変換手段にて移動子の直線移動に変換し、その移動子の直線移動に応じた出力を得るようにしたものにおいて、
    前記動作変換手段を、
    前記ロータリーノブの内面部にロータリーノブの回転方向に対し軸方向に傾斜させて形成した凸条部と、
    前記移動子に形成されて前記凸条部を前記軸方向に挟む挟み部とにより構成したことを特徴とする回転操作式出力装置。
JP2006095028A 2006-03-30 2006-03-30 回転操作式出力装置 Active JP4579856B2 (ja)

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JPWO2015151882A1 (ja) * 2014-04-03 2017-04-13 株式会社東海理化電機製作所 スイッチ装置
WO2020204734A1 (en) 2019-04-04 2020-10-08 Merit Poland Spolka Z Ograniczona Odpowiedzialnoscia Rotary switch assembly. in particular of a steering wheel column integrated module of an automotive vehicle

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