JP2005148191A - レンズ駆動ユニット - Google Patents

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Tomoo Kinugasa
智雄 衣笠
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Nikon Corp
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Abstract

【課題】操作感が良いレンズ駆動ユニットを提供する。
【解決手段】レンズ駆動ユニットは、操作部材4からの駆動力が伝達される操作リング3Aと、超音波モータ12からの駆動力が伝達される駆動リング9と、操作リング3A又は駆動リング9からの駆動力が選択的に伝達される出力リング5と、操作リング3A、出力リング5及び駆動リング9などが収容されるユニット筐体1とを備え、ユニット筐体1は、ラジアル方向の第1の接触部1aとスラスト方向の第2の接触部1bとを備え、操作リング3Aは、ユニット筐体1の第1の接触部1aと径嵌合している。ユニット筐体1の第2の接触部1bと操作リング3Aの端面との間に、挿入される低摩擦部材2Aを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンズ鏡筒などに内蔵されるレンズ駆動ユニットに関するものである。
図2は、従来のレンズ駆動ユニットの一例を示した断面図である。
従来のレンズ駆動ユニット筐体1は、鏡筒本体に固定筒11を介して固定されており、摺動補助リング2、操作リング3、出力リング5、駆動リング9、振動波モータ12等からなるレンズ駆動ユニットを収容している。
操作リング3は、操作部材4からの駆動力が入力されるリングであり、ユニット筐体1と径嵌合する摺動補助リング2を介して、ラジアル方向及びスラスト方向に位置決めされている。操作部材4は、手動により操作される部材であり、操作リング3の外周部で係合する。
駆動リング9は、このレンズ鏡筒に内蔵される駆動源である振動波モータ12に接続され、振動波モータ12からの駆動力が入力される部材である。
出力リング5は、操作リング3又は駆動リング9からの駆動力が選択的に伝達される部材であり、ユニット筐体1と径嵌合している。遊星コロ6は、出力リング5に外周面が接触して、光軸周りの遊星運動を行う部材である。
このレンズ鏡筒は、操作部材4がユーザからの回転操作を受けると、それに伴い、操作リング3が光軸周りの回転運動を行い、コロ6を介し、出力リング5も光軸周りの回転運動を行う。このとき、駆動リング9は、静止している。
また、駆動源である振動波モータ12が運動すると、駆動リング9は、光軸周りの回転運動を行い、コロ6を介し、出力リング5も光軸周りの回転運動を行う。このとき、操作リング3は、静止している。
このように、出力リング5は、ユーザの操作又は駆動源からの駆動力の2系統の入力に対して、選択的に回転運動を行う。
この回転運動は、出力リング5に取り付けられたフォーク7及び係合ピン10を介して、レンズ室8に伝えられ、レンズ室8の回転運動は、固定筒とのカム結合等の手段により、レンズの光軸方向の直線運動に変換され、最終的に所望のレンズ駆動が達成される。
しかし、前述した従来のレンズ駆動ユニットでは、操作力量を軽減するために、摺動補助リング2に低摩擦係数の材料(ポリアセタール樹脂など)を用いることがある。
この場合に、一般的に、低摩擦係数の材料は、線膨張係数が大きいため、摺動補助リング2と操作リング3との間の高温下又は低温下での締まり付きを防止するために、常温下でのクリアランスをある程度、確保せねばならず、操作感が悪化する、という問題があった。
従来のレンズ鏡筒は、操作性と作動感触を良好にするために、操作部材の光軸方向のスラストガタを調整することが行われていた(例えば、特許文献1)。
特開2002−55267号公報
本発明の課題は、操作感が良いレンズ駆動ユニットを提供することである。
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、操作部材からの駆動力が伝達される操作リングと、アクチュエータからの駆動力が伝達される駆動リングと、前記操作リング又は前記駆動リングからの駆動力が選択的に伝達される出力リングと、前記操作リング、前記出力リング及び前記駆動リングが収容されるユニット筐体とを備えたレンズ駆動ユニットにおいて、前記ユニット筐体は、ラジアル方向の第1の接触部とスラスト方向の第2の接触部とを備え、前記操作リングは、前記ユニット筐体の第1の接触部と径嵌合し、前記ユニット筐体の第2の接触部と前記操作リングの端面との間に、挿入される低摩擦部材を備えたこと、を特徴とするレンズ駆動ユニットである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のレンズ駆動ユニットにおいて、前記低摩擦部材は、シート形状であること、を特徴とするレンズ駆動ユニットである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のレンズ駆動ユニットにおいて、前記ユニット筐体と前記操作リングは、同材料であること、を特徴とするレンズ駆動ユニットである。
本発明によれば、以下のような種々の効果がある。
(1)ユニット筐体は、ラジアル方向の第1の接触部とスラスト方向の第2の接触部とを備え、操作リングは、ユニット筐体の第1の接触部と径嵌合し、ユニット筐体の第2の接触部と操作リングの端面との間に、挿入される低摩擦部材を備えているので、ラジアル方向のクリアランスを小さくすることが可能となり、スラスト方向に低摩擦係数部材を配置することと合わせて、操作感が向上する。
(2)また、低摩擦部材は、シート形状にしたので、単純形状で機能を果たすために、製造コストを抑えることが可能であり、配置上の空間的制約も軽減される。
(3)さらに、ユニット筐体と操作リングを同材料にしたので、ラジアル方向のクリアランスを最小に抑えることが可能となる。
本発明は、操作感が向上するという目的を、操作リングがラジアル方向に径嵌合し、ユニット筐体と操作リングを同材料にすると共に、スラスト方向にシート形状の低摩擦係数材料を配置することで実現した。
図1は、本発明によるレンズ駆動ユニットの実施例を示す断面図である。
なお、前述した従来例と同様な機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明面を適宜省略する。
本実施例のレンズ駆動ユニットは、操作部材4からの駆動力が伝達される操作リング3Aと、超音波モータ(アクチュエータ)12からの駆動力が伝達される駆動リング9と、操作リング3A又は駆動リング9からの駆動力が選択的に伝達される出力リング5と、操作リング3A、出力リング5及び駆動リング9などが収容されるユニット筐体1とを備えている。
また、この出力リング5に外周面が接触して、遊星運動を行う遊星コロ(遊星転動体)6を備えている。出力リング5は、遊星コロ6を介して、操作リング3A又は駆動リング9からの駆動力が選択的に伝達される。
本実施例では、ユニット筐体1は、ラジアル方向の第1の接触部1aとスラスト方向の第2の接触部1bとを備えている。
そして、操作リング3Aは、ユニット筐体1の第1の接触部1aと径嵌合している。また、ユニット筐体1の第2の接触部1bと操作リング3Aの端面との間に、摺動自在に挿入される低摩擦部材2Aを備えている。
この低摩擦部材2Aは、ポリアセタール樹脂,PTFE,PET等の低摩擦係数の材料をシート形状に成形したものを用いることが好ましい。低摩擦材料2Aは、シート形状という単純形状で機能を果たすために、製造コストを抑えることが可能であり、配置上の空間的制約も軽減可能である。
また、ユニット筐体1と操作リング3Aは、同材料であることが好ましい。ユニット筐体1と操作リング3Aを同材料にすることで、ラジアル方向のクリアランスを最少に抑えることが可能となり、スラスト方向に低摩擦材料2Aを配置することと合わせて、操作感が向上する。
本発明によるレンズ駆動ユニットの実施例を示す断面図である。 従来のレンズ駆動ユニットの一例を示した断面図である。
符号の説明
1 ユニット筐体
2 摺動補助リング
3 操作リング
4 操作部材
5 出力リング
6 遊星コロ
7 フォーク
8 レンズ室
9 駆動リング
10 係合ピン
11 固定筒
12 振動波モータ

Claims (3)

  1. 操作部材からの駆動力が伝達される操作リングと、
    アクチュエータからの駆動力が伝達される駆動リングと、
    前記操作リング又は前記駆動リングからの駆動力が選択的に伝達される出力リングと、
    前記操作リング、前記出力リング及び前記駆動リングが収容されるユニット筐体とを備えたレンズ駆動ユニットにおいて、
    前記ユニット筐体は、ラジアル方向の第1の接触部とスラスト方向の第2の接触部とを備え、
    前記操作リングは、前記ユニット筐体の第1の接触部と径嵌合し、
    前記ユニット筐体の第2の接触部と前記操作リングの端面との間に、挿入される低摩擦部材を備えたこと、
    を特徴とするレンズ駆動ユニット。
  2. 請求項1に記載のレンズ駆動ユニットにおいて、
    前記低摩擦部材は、シート形状であること、
    を特徴とするレンズ駆動ユニット。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のレンズ駆動ユニットにおいて、
    前記ユニット筐体と前記操作リングは、同材料であること、
    を特徴とするレンズ駆動ユニット。
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Cited By (3)

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