JP4747008B2 - ロック装置 - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、移動規制対象である移動体の一部に係合することにより当該移動体の変位を規制するロック状態と、同じく移動体の一部との係合状態が解除されることにより当該移動体の変位を許容するアンロック状態との2つの態様をとるロック部材を備えたロック装置において、電圧の印加の有無により伸縮する電歪材料により形成されたアクチュエータ部材を備えるとともに、当該アクチュエータ部材の伸縮を利用して、前記ロック部材をロック状態及びアンロック状態とするようにし、前記ロック部材は、2つのロック片に分割して構成するとともに、当該2つのロック片は、前記電歪材料よりも機械的強度に優れる金属材料により形成するようにし、前記アクチュエータ部材は、前記2つのロック片間に配設するようにしたことをその要旨とする。
請求項4に記載の発明は、移動規制対象である移動体の一部に係合することにより当該移動体の変位を規制するロック状態と、同じく移動体の一部との係合状態が解除されることにより当該移動体の変位を許容するアンロック状態との2つの態様をとるロック部材を備えたロック装置において、電圧の印加の有無により伸縮する電歪材料により形成されたアクチュエータ部材を備えるとともに、当該アクチュエータ部材の伸縮を利用して、前記ロック部材をロック状態及びアンロック状態とするようにし、前記アクチュエータ部材は、その複数個を組み合わせて使用するようにしたことをその要旨とする。
この構成によれば、電圧印加の有無に伴う複数個のアクチュエータ部材の伸縮により、ロック部材はロック状態及びアンロック状態の2つの態様をとる。
以下、本発明を、例えば車両のステアリングシャフトの回転を規制するロック装置に具体化した第1の実施の形態を図1及び図2に基づいて説明する。
従って、本実施の形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)ロック部材23を圧電体により形成することにより、ロック部材23自体にステアリングシャフト13をロック又はアンロックするアクチュエータ機能を持たせるようにした。このように、ロック部材23自身を圧電アクチュエータとして構成することにより、ロック部材23を、ロック状態及びアンロック状態の2つの態様に変位させるための機械的な構成を大幅に削減可能となり、部品点数を低減させることができる。従って、ロック装置11の構成の簡素化、ひいては小型化が図られる。また、ロック装置11の製品コストの低減化も図られる。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。本実施の形態は、ロック部材の構成の点で前記第1の実施の形態と異なる。従って、前記第1の実施の形態と同一の構成については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。本実施の形態は、ロック部材の構成の点で前記第1の実施の形態と主に異なる。従って、前記第1の実施の形態と同一の構成については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
なお、前記各実施の形態は、次のように変更して実施してもよい。
・第1及び第2の実施の形態において、ロック部材23,40の先端部の形状を回転規制体25の嵌合凹部25aの内形形状に対応して形成するようにしてもよい。即ち、図5(a),(b)に示されるように、ロック部材23,40の先端部に、嵌合凹部25aの対向する2つの内側面61,61のなす角度θと同様の角度をなす2つの勾配面62,62を形成する。そして、ロック部材23,40が嵌合凹部25aに嵌合した際には、嵌合凹部25aの2つの内側面61,61とロック部材23,40の2つの勾配面62とが面接触状態で当接するようにした。このようにすれば、ステアリングシャフト13の回転力を勾配面62,62により受けることになる。このため、ロック部材23,40の先端部における単位面積当たりの力が小さくなるとともに、ロック部材23,40の製品寿命を確保することができる。
・第1〜第3の実施の形態では、本発明のロック装置を、ステアリングシャフト13の回転を規制するロック装置11(即ち、ステアリングロック装置)として具体化したが、例えばシフトロック装置、並びに家屋等のドアロック装置として具体化することも可能である。
次に、前記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
(イ)請求項1に記載のロック装置において、前記ロック部材は、複数個の板状のアクチュエータ部材を接合することにより棒状に形成するとともに、それらアクチュエータ部材の厚み方向の伸縮を利用して、前記ロック部材をロック状態及びアンロック状態とするようにしたロック装置。この構成によれば、接合するアクチュエータ部材の数を調節することにより、ロック部材の伸縮量を任意に設定することが可能となる。
22…ケース、23,51…ロック部材(アクチュエータ部材)、24…コイルばね、25a…嵌合凹部、40…ロック部材、41…ロック片、42…アクチュエータ部材、64…食い込み部、65,66…粗面(摩擦構造体)、67…第1の摩擦部材、
68…第2の摩擦部材。
Claims (4)
- 移動規制対象である移動体の一部に係合することにより当該移動体の変位を規制するロック状態と、同じく移動体の一部との係合状態が解除されることにより当該移動体の変位を許容するアンロック状態との2つの態様をとるロック部材を備えたロック装置において、
電圧の印加の有無により伸縮する電歪材料により形成されたアクチュエータ部材を備えるとともに、当該アクチュエータ部材の伸縮を利用して、前記ロック部材をロック状態及びアンロック状態とするようにし、
前記ロック部材それ自体を電歪材料により形成することによりアクチュエータ部材とするようにしたロック装置。 - 移動規制対象である移動体の一部に係合することにより当該移動体の変位を規制するロック状態と、同じく移動体の一部との係合状態が解除されることにより当該移動体の変位を許容するアンロック状態との2つの態様をとるロック部材を備えたロック装置において、
電圧の印加の有無により伸縮する電歪材料により形成されたアクチュエータ部材を備えるとともに、当該アクチュエータ部材の伸縮を利用して、前記ロック部材をロック状態及びアンロック状態とするようにし、
前記ロック部材は、2つのロック片に分割して構成するとともに、当該2つのロック片は、前記電歪材料よりも機械的強度に優れる金属材料により形成するようにし、
前記アクチュエータ部材は、前記2つのロック片間に配設するようにしたロック装置。 - 移動規制対象である移動体の一部に係合することにより当該移動体の変位を規制するロック状態と、同じく移動体の一部との係合状態が解除されることにより当該移動体の変位を許容するアンロック状態との2つの態様をとるロック部材を備えたロック装置において、
電圧の印加の有無により伸縮する電歪材料により形成されたアクチュエータ部材を備えるとともに、当該アクチュエータ部材の伸縮を利用して、前記ロック部材をロック状態及びアンロック状態とするようにし、
前記アクチュエータ部材は、前記ロック部材の前記移動体と反対側の端部に設けるとともに、前記ロック部材は前記電歪材料よりも機械的強度に優れる金属材料により形成するようにしたロック装置。 - 移動規制対象である移動体の一部に係合することにより当該移動体の変位を規制するロック状態と、同じく移動体の一部との係合状態が解除されることにより当該移動体の変位を許容するアンロック状態との2つの態様をとるロック部材を備えたロック装置において、
電圧の印加の有無により伸縮する電歪材料により形成されたアクチュエータ部材を備えるとともに、当該アクチュエータ部材の伸縮を利用して、前記ロック部材をロック状態及びアンロック状態とするようにし、
前記アクチュエータ部材は、その複数個を組み合わせて使用するようにしたロック装置。
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