JP2010205684A - スイッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノブの操作時の節度感を維持しつつ、スイッチを小型化する
【解決手段】第1軸X周りに回動可能なノブ10と、ノブ10の回動方向に応じて決まる方向に傾動するプッシュプレート20と、固定接点41、および固定接点41に対して接離可能な可動接点42から構成されるプッシュスイッチと、を備えるスイッチ1であって、プッシュプレート20は、ノブ10から延びるノブ脚13により操作されて傾動した際に、傾動方向に位置する可動接点42を固定接点41に当接させてプッシュスイッチをオンさせる押圧部26a、26bを備え、スプリング51で付勢されたスチールボール52を、本体ケース4内でプッシュプレート20の下端に当接させて、プッシュプレート20をノブ10側に付勢すると共に傾動可能に支持させ、スプリング51で付勢されたスチールボール52と、プッシュプレート20の節度溝24とで、節度機構を構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、ノブの操作によりオンされるスイッチ装置に関する。
特許文献1には、車両用パワーウインド装置の窓開閉用のスイッチ(パワーウインドスイッチ)であって、ノブの操作によりオンされるスイッチ装置が開示されている。
図5に示すように、特許文献1に開示された従来例にかかるスイッチ装置100は、本体ケース101で一軸周りに回動可能に支持されたノブ102と、ノブ102から本体ケース101内に延びるノブ脚104と、ノブ脚104の先端104aに操作子105を係合させたモジュールスイッチ106とを備えて構成される。
このスイッチ装置100では、ノブ102の操作時に、ノブ脚104が、中立位置にある操作子105をノブ102の操作方向(回動方向)に応じて決まる方向にスライドさせることで、モジュールスイッチ106がオンされて、窓の開閉が行われるようになっている。
ここで、スイッチ装置100では、ノブ102の内側102aに節度山が形成されており、ノブ102の操作時に、スプリング108で付勢されたボール109が節度山を摺動することで、節度感が得られるようにしている。
特開平9−265863号公報
近年、パワーウインドスイッチの小型化のために、ノブ102の大きさを小さくすることや、ノブ脚104が挿入される本体ケース101の開口部101aを狭くすることが求められている。
しかし、特許文献1に開示されたような従来例にかかるスイッチ装置100では、ノブ102に、節度山とスプリングで付勢されたボールとからなる節度機構を設けるための空間を確保する必要があり、ノブ102を小さくすることが難しかった。
また、ノブ脚104で操作子105をスライドさせるために、ノブ脚104の可動範囲を確保する必要があり、開口部101aを狭くすることも難しかった。
本発明は、ノブの操作時の節度感を維持しつつ、スイッチ装置を小型化することを目的とする。
本発明は、本体ケースで1軸周りに回動可能に支持されたノブと、ノブから延びるノブ脚により操作されて、ノブの回動方向に応じて決まる方向に傾動する操作部材と、固定接点、および固定接点に対して接離可能に配置された可動接点から構成されるプッシュスイッチと、を備えるスイッチ装置であって、操作部材は、傾動時に、操作部材の傾動方向に位置する可動接点を固定接点に当接させる押圧部を備え、本体ケース内で操作部材の下端に当接して、操作部材をノブ側に付勢すると共に傾動可能に支持する付勢手段と、操作部材の付勢手段との当接面に設けた節度溝とで、節度機構を構成した。
本発明によれば、節度機構が本体ケース内に設けられているので、ノブ内に節度機構を設けるための空間を確保する必要がない。また、プッシュスイッチは、ノブ脚により操作されて傾動する操作部材を介して操作されるため、従来のようにノブ脚の可動範囲を大きく確保する必要がない。よって、ノブを小型できる共に、本体ケースの開口を狭めることができる。
さらに、操作部材がノブ脚により操作されて傾動する際に、節度機構により操作部材の傾動に抵抗力が作用し、これがノブの操作に対する抵抗力となるので、ノブの操作に節度感が得られるようになる。
よって、ノブの操作時の節度感を維持しつつ、スイッチ装置を小型化できる。
実施形態にかかるスイッチの断面図である。 図1におけるA−A線断面図である。 スイッチの要部分解斜視図である。 スイッチの動作説明図である。 従来例にかかるスイッチの断面図である。
以下、本発明の実施形態を説明する。
スイッチ1は、パワーウインド装置における窓の開閉を行うためのスイッチ装置である。
図1に示すように、スイッチ1は、ノブ10と、プッシュプレート20と、ラバコンシート30と、プリント基板40とを備え、プッシュプレート20は、スプリング51で付勢されたスチールボール52で傾動可能に支持されている。
スイッチ1のノブ10は、アッパケース2の開口2aを囲むように設けられた支持部5で、第1軸X周りに回動可能に支持されている。
図2に示すように、支持部5の側壁5aと側壁5bとは、開口2aを挟んで対面配置されており、これら側壁5a、5bのノブ10側の上端には、それぞれ円筒突起5e、5fが、同じ高さ位置に設けられている。
円筒突起5e、5fは、互いに同軸に設けられており、円筒突起5e、5fを通る第1軸Xに沿って、それぞれ同じ方向に突出している。
ノブ10の周壁部11と支持壁12には、円筒突起5e、5fが挿入される円筒孔11a、12aが設けられており、ノブ10は、これら円筒孔11a、12aに、円筒突起5e、5fを挿入することで、アッパケース2の支持部5に支持される。
ノブ10の周壁部11で囲まれた空間S内では、ノブ脚13が、天井部14からアッパケース2側に延出している。
ノブ脚13は、薄肉の板状部材であり、支持壁12に対して、並行に設けられている。
図1に示すように、ノブ脚13は、等幅の基部13aと、基部13aの先端から延びる縮幅部13bと、縮幅部13bの先端に設けられた係合部13cとを有する。
係合部13cは、第1軸Xの軸方向から見て略円形形状を有しており、ノブ10が支持部5に支持された状態において、アッパケース2の開口2a内で、プッシュプレート20の係合凹部22に係合している。
プッシュプレート20の本体部21は、プリント基板40の貫通穴40aとラバコンシート30の貫通穴30aを貫通して設けられた薄肉の板状部材である。本体部21のノブ10側の一端には、ノブ脚13が係合する係合凹部22が設けられ、ロアケース3側の他端には、スプリング51により付勢されたスチールボール52が当接する支持部23が設けられている。
プッシュプレート20では、ノブ10が中立位置にある場合における幅方向(スイッチ1の前後方向)の中心を通る線分(中心線C)上で、係合凹部22にノブ脚13が係合し、支持部23にスチールボール52が当接している。中心線Cはプリント基板40に対して直交する方向であって、プッシュプレート20の支持部23とスプリング51で付勢されたスチールボール52との当接点を通り、スプリング51による付勢方向に延びている。
本体部21の長手(上下)方向における略中央部には、幅方向の両側から互いに反対方向に延びる延出部25a、25bが設けられている。
延出部25a、25bは、中心線Cに直交する方向であって、プッシュプレート20がノブ脚13により操作されて傾動する際の傾動方向に延びている。
延出部25a、25bのプリント基板40側の下面には、プリント基板40側から見て、円盤形状の押圧部26a、26bが設けられている。
図3に示すように、押圧部26aは、延出部25aの延出長さL1よりも長い直径D1を有しており、図1に示すように延出部25aの先端25a1よりも、中心線Cから離れる方向に突出している。押圧部26b、延出部25bについても同様である。
延出部25a、25bの先端部では、押圧部26a、26bとは反対側の面に、半円球形状の突起27a、27bが設けられている。図1に示すように、プッシュプレート20は、スプリング51による付勢力で、突起27a、27bを、アッパケース2のプリント基板40側の面に設けられた凹穴6、6に当接させた状態で設けられており、ノブ10の操作時には、突起27aまたは突起27bを支点として傾動するようになっている。
実施形態では、延出部25a、25b、押圧部26a、26b、そして突起27a、27bは、それぞれ中心線Cを挟んで対称に設けられており、押圧部26a、26bは、中心線Cからプッシュプレート20の傾動方向にオフセットした位置であって、中心線Cから見て、突起27a、27bよりも外側に位置している。
プッシュプレート20の支持部23の幅W2は、本体部21の幅W1よりも広くなっており、この支持部23の下端には、節度溝24が設けられている。
節度溝24では、中心線Cを境にして当接面24a、24bが対称に設けられている。当接面24a、24bは、プリント基板40から離れる方向の下端側に向かうにつれて、中心線Cから離れる方向に傾斜している。
この当接面24a、24には、スイッチ1が組み立てられた状態において、スプリング51で付勢されたスチールボール52が圧接している。
図1および図3に示すように、ロアケース3には、スプリング51を挿入して支持させる筒状支持部53が、アッパケース2側に突出して設けられている。
筒状支持部53のアッパケース2側の上端は、アッパケース2側からみて直径線に沿って切り欠かれており、切り欠き53aが形成されている。
プッシュプレート20の支持部23は、この切り欠き53a内で、スプリング51により付勢されたスチールボール52のみで支持されており、プッシュプレート20は、ノブ10の操作方向に応じて決まる方向にのみ傾動可能とされている。
ここで、節度溝24と、スプリング51により付勢されたスチールボール52とで、節度機構を構成している。
よって、プッシュプレート20が、ノブ10から延びるノブ脚13に操作されて、突起27aまたは突起27bを支点として傾動する際に、スプリング51で付勢されたスチールボール52が節度溝24の当接面24a、24bを摺動して、プッシュプレート20の傾動に抵抗力を作用させるので、プッシュプレート20を傾動させるノブ10の操作もまた抵抗力を受けて、節度感が得られることになる。
図1に示すように、プッシュプレート20は、押圧部26a、26bを、ラバコンシート30の可動部32に載置させた状態で設けられている。
ラバコンシート30は、ゴムなどの可撓性と弾性に富む材料から構成され、プリント基板40に載置されている。
図1および図3に示すように、プリント基板40の上面には、固定接点41が、プッシュプレート20が挿通される貫通穴40aを挟んで対称に設けられており、固定接点41の領域内には、可動接点42(図1参照)により閉じられる二つの固定接点部41a、41bが設けられている。
ラバコンシート30は、図1に示すように、プリント基板40の固定接点41の領域を避けた範囲に載置される載置部31と、固定接点41の上方に可動接点42を配置させる可動部32と、を有する。
可動部32は、底面に可動接点42が設けられた円筒部32aと、円筒部32aの周縁から載置部31側に延出する周壁部32bとから構成される。
周壁部32bは、円筒部32aから離れるにつれて内径が広くなるように形成されており、周壁部32bの先端は、固定接点41の領域を所定間隔で囲む位置で載置部31に接続している。
周壁部32bは弾性変形可能となるように薄肉で形成されており、可動部32の円筒部32aは、周壁部32bが弾性変形することにより、図中矢印Bで示すプリント基板40の直交方向に進退移動可能とされている。
実施形態では、固定接点41と可動接点42とでプッシュスイッチを構成しており、ノブ10が操作されて、ノブ10の回動方向に応じて決まる方向にプッシュプレート20が傾動させられると、傾動方向に位置する押圧部26aまたは押圧部26bが、可動部32をプリント基板40側に移動させて、可動接点42を固定接点41に当接させるようになっている。
スイッチ1の動作を、図1および図4を用いて説明する。
スイッチ1のノブ10が、図1に示す中立位置から、図中矢印Uで示す方向に操作されて、第1軸X周りに回動すると、図4の(a)に示すように、ノブ脚13の係合部13c側は、第1軸X周りで、図中矢印U1で示す方向に回動する。
これにより、プッシュプレート20の係合凹部22側が、ノブ脚13の係合部13cにより押されるので、プッシュプレート20は、アッパケース2の凹穴6に当接させた突起27aを支点として、矢印U2で示す方向に傾動する。
そうすると、傾動方向に位置する押圧部26bが、可動部32をプリント基板40側に押し下げて、円筒部32aの可動接点42を固定接点41に当接させるので、プッシュスイッチがオンされる。これにより、図示しないモータが駆動されて、窓が開かれることになる。
この際、プッシュプレート20の支持部23側は、図中矢印U3で示す方向に移動する。ここで、支持部23の節度溝24には、スプリング51で付勢されたスチールボール52が圧接しているので、プッシュプレート20の傾動が、節度溝24を摺動するスチールボール52により抵抗を受けることになる。よって、プッシュプレート20を傾動させるノブ10の操作もまた抵抗を受けて、節度感が得られることになる。
一方、ノブ10が、図1に示す中立位置から、図中矢印Dで示す方向に操作されて、第1軸X周りに回動すると、図4の(b)に示すように、ノブ脚13の係合部13c側は、第1軸X周りで、図中矢印D1で示す方向に回動する。
これにより、プッシュプレート20の係合凹部22側が、ノブ脚13の係合部13cにより押されるので、プッシュプレート20は、アッパケース2の凹穴6に当接させた突起27bを支点として、矢印D2で示す方向に傾動する。
そうすると、傾動方向に位置する押圧部26aが、可動部32をプリント基板40側に押し下げて、円筒部32aの可動接点42を固定接点41に当接させるので、プッシュスイッチがオンされる。これにより、図示しないモータが反転駆動されて、窓が閉じられることになる。
この際、プッシュプレート20の支持部23側は、図中矢印D3で示す方向に移動する。ここで、支持部23の節度溝24に圧接するスチールボール52により、プッシュプレート20の傾動が抵抗を受けるので、プッシュプレート20を傾動させるノブ10の操作もまた抵抗を受けて、節度感が得られることになる。
実施形態におけるプッシュプレート20が、発明における操作部材に相当し、スプリング51で付勢されたスチールボール52が、発明における付勢手段に相当し、突起27a、27bが、発明における当接部に相当する。
また、実施形態における、節度溝24と、スプリング51で付勢されたスチールボール52とで、発明における節度機構が構成され、可動接点42と固定接点41とで、発明におけるプッシュスイッチが構成される。
以上の通り、本実施形態では、第1軸X周りに回動可能に支持されたノブ10と、ノブ10から延びるノブ脚13により操作されて、ノブ10の回動方向に応じて決まる方向に傾動するプッシュプレート20と、プリント基板40に設けられた固定接点41、および固定接点41の上方で固定接点41に対して接離可能に配置された可動接点42から構成されるプッシュスイッチと、を備えるスイッチ1であって、プッシュプレート20は、ノブ脚13により操作されて傾動した際に、傾動方向に位置する可動接点42を固定接点41に当接させてプッシュスイッチをオンさせる押圧部26a、26bを備え、スプリング51で付勢されたスチールボール52を、本体ケース4内でプッシュプレート20の下端に当接させて、プッシュプレート20をノブ10側に付勢すると共に傾動可能に支持させ、スプリング51で付勢されたスチールボール52と、プッシュプレート20の節度溝24とで、節度機構を構成した。
これにより、プッシュプレート20がノブ脚13により操作されて傾動する際に、節度機構によりプッシュプレート20の傾動に抵抗力が作用し、これがノブ10の操作に対する抵抗力となるので、ノブ10の操作に節度感が得られるようになる。
また、節度機構は、ノブ10ではなく本体ケース4内に設けられており、ノブ内に節度機構を設けるための空間を確保する必要がないので、節度機構をノブ内に設けていた従来のスイッチに比べ、ノブ10の幅Wa、Wb(図1、図2参照)を小さくできる。
さらに、プッシュスイッチは、ノブ脚13により操作されて傾動するプッシュプレート20を介して操作されるため、従来のようにノブ脚の可動範囲を大きく確保する必要がない。
よって、ノブ10の操作時の節度感を維持しつつノブ10を小型化し、本体ケース2の開口2aを狭めることができるので、スイッチ1全体が小型化できる。
特に、従来のスイッチ装置のように操作子を有するモジュールスイッチを用いないので、スイッチ装置の部品点数が抑えられて作製コストが低減される。また、モジュールスイッチを省略した分だけ、本体ケース4の厚みを薄くできるので、スイッチ装置のさらなる小型化が可能になる。
また、プッシュプレート20は、スプリング51で付勢されたスチールボール52との当接面24a、24bとは反対側の面に、本体ケース4側に突出する突起27a、27bを有しており、プッシュプレート20は、スプリング51の付勢力で、突起27a、27bを本体ケース4の凹穴6、6に当接させた状態で設けられ、ノブ10の操作時には、突起27a、27bの一方を支点として傾動する構成とした。
これにより、プッシュプレート20を支持するための支持軸(回転軸)を本体ケース4に設ける必要がないので、部品点数を抑えることができる。
また、プッシュプレート20に支持軸(回転軸)がないので、スイッチ1の組付けが容易に行える。
特に、突起27a、27bは、プッシュプレート20と、スプリング51で付勢されたスチールボール52との当接点を通り、スプリング51による付勢方向に延びる基準線(中心線C)からオフセットした位置で、アッパケース2に当接している構成とした。
これにより、突起27aを支点としてプッシュプレート20が傾動する場合には、プッシュプレート20の中心線Cを挟んで突起27aとは反対側(押圧部26b側)の移動量が大きくなり、突起27bを支点としてプッシュプレート20が傾動する場合には、プッシュプレート20の中心線Cを挟んで突起27bとは反対側(押圧部26a側)の移動量が大きくなる。よって、押圧部26a、26bのストローク量を増大させて、可動接点42を固定接点41に確実に当接させることができる。
さらに、押圧部26a、26bは、それぞれ突起27b、27aからプッシュプレート20の傾動方向にオフセットした位置であって、中心線Cからみて突起27a、27bよりも外側で、可動接点42に対向させて、設けられている構成とした。
これにより、傾動時に支点となる突起27a、27bから押圧部26b、26aまでの離間距離に応じて、プッシュプレート20の傾動時における押圧部26bの移動量を変更でき、特に、中心線Cからみて、押圧部26a、26bを突起27a、27bよりも外側に設けることで、離間距離をより大きくすることができる。よって、押圧部26a、26bのストローク量をさらに増大させて、可動接点42を固定接点41に確実に当接させることができる。
なお、押圧部26a、26bと突起27a、27bが、それぞれ、基準位置にあるプッシュプレート20の中心線Cを挟んで対称に設けられており、図4に示すように、プッシュプレート20が、中心線Cに対して一方側にある突起27aを支点として傾動する際には、他方側にある押圧部26bで可動接点42を固定接点41に当接させ、他方側にある突起27bを支点として傾動する際には、一方側にある押圧部26aで可動接点42を固定接点41に当接させるようにすると、プッシュプレート20の幅方向の大きさを抑えつつ、押圧部26bの移動量を確保できるので、可動接点42を固定接点41に確実に当接させることができると共に、スイッチ1を小型化することができる。
実施形態では、ノブ10が中立位置にある場合において中心線C上で、ノブ脚13と、プッシュプレート20の係合凹部22とを係合させていたが、ノブ脚13は、必ずしも中心線C上で係合凹部22と係合させる必要はない。
例えば、中心線Cからプッシュプレート20の傾動方向にオフセットした位置(図1において突起27bが設けられている位置)に係合凹部を設けて、この位置でノブ脚13と係合するようにしても良い。この場合、プッシュプレート20の突起と、アッパケース2とが、中心線C上で当接するようにすることで、ノブ10の操作に連動して、プッシュプレート20がこの当接点を支点として傾動することになる。
このようにすることによっても、前記実施形態の場合と同様に、ノブ10の操作時の節度感を維持しつつ、スイッチ1全体を小型化できることになる。
1 スイッチ
2 アッパケース
3 ロアケース
4 本体ケース
5 支持部
6 凹穴
10 ノブ
11 周壁部
12 支持壁
13 ノブ脚
14 天井部
20 プッシュプレート(操作部材)
21 本体部
22 係合凹部
23 支持部
24 節度溝
24a、24b 当接面
25a、25b 延出部
26a、26b 押圧部
27a、27b 突起(当接部)
30 ラバコンシート
31 載置部
32 可動部
40 プリント基板
41 固定接点
42 可動接点
51 スプリング
52 スチールボール
53 筒状支持部

Claims (5)

  1. 本体ケースで1軸周りに回動可能に支持されたノブと、
    前記ノブから延びるノブ脚により操作されて、前記ノブの回動方向に応じて決まる方向に傾動する操作部材と、
    固定接点、および前記固定接点に対して接離可能に配置された可動接点から構成されるプッシュスイッチと、を備えるスイッチ装置であって、
    前記操作部材は、前記傾動時に、前記操作部材の傾動方向に位置する可動接点を固定接点に当接させる押圧部を備え、
    前記本体ケース内で前記操作部材の下端に当接して、前記操作部材を前記ノブ側に付勢すると共に傾動可能に支持する付勢手段と、前記操作部材の前記付勢手段との当接面に設けた節度溝とで、節度機構を構成したことを特徴とするスイッチ装置。
  2. 前記操作部材は、前記付勢手段の付勢力で前記本体ケースに当接する当接部を有しており、
    前記操作部材は、前記ノブの操作時に、前記当接部を支点として傾動することを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
  3. 前記当接部は、前記操作部材と前記付勢手段との当接点を通り、前記付勢手段による付勢方向に延びる基準線からオフセットした位置で、前記本体ケースに当接していることを特徴とする請求項2に記載のスイッチ装置。
  4. 前記押圧部は、前記当接部から前記操作部材の傾動方向にオフセットした位置であって、前記基準線からみて前記当接部よりも外側に設けられていることを特徴とする請求項3に記載のスイッチ装置。
  5. 前記付勢手段は、
    前記操作部材に圧接する節度体と、
    前記節度体を付勢するバネ部材と、から構成されることを特徴とする請求項1から請求項4のうちの何れか一項に記載のスイッチ装置。
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