JP2007269448A - 時間報知方法および同装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】管理装置20は、スラブの保管庫1と、この保管庫1内のスラブWを搬送する天井クレーン12とを備えた保管設備に適用される。管理装置20は、スラブWの在庫数を記憶する在庫情報記憶手段と、スラブヤード10に形成可能な積層体の最大数、基準時間等を記憶する各種データ記憶手段と、スラブWの搬出要求に応じ、各記憶手段等に記憶されている情報に基づいて対象スラブWをスラブヤードから搬送台車に移載する際の所要時間の期待値を演算する移載時間演算手段とを備えた管理装置本体、および移載時間演算手段で求められた期待値を、前記所要時間の予測値として表示する表示装置を有する。
【選択図】図1
Description
Z :トータル移載時間の期待値
N :スラブWの要求数
f(i):i番目のスラブWを搬送台車3に移載する際の移載時間の期待値
T :単位時間
Mi :i番目のスラブWを搬送台車3に移載する際のスラブWの在庫数
P :スラブヤード10に形成可能な積層体WPの最大数
すなわち、スラブヤード10に形成される各積層体WPは略等しい数のスラブWを含むと考えられるので、対象スラブWが含まれる積層体WPの積層数は、Mi/Pとなる。そして対象スラブWが積層体WPの平均的な位置、つまり中間(例えば積層体WPが9段であれば上から5段目、又は10段であれば5.5段目)に位置すると考えると、対象スラブWがこの積層体WPの何段目に位置するか(すなわち対象スラブWから上に位置するスラブWの数)の期待値は、(Mi/P+1)/2となる。
f(i)=T/2(Mi/P+1)
となる。
Z :トータル移載時間の期待値
N :スラブWの要求数
f(i):i番目のスラブWを搬送台車3に移載する際の移載時間の期待値
T :単位時間
Mi :i番目のスラブWを搬送台車3に移載する時点のスラブWの在庫数
P :スラブヤード10に形成可能な積層体WPの最大数
Qi :i番目に移載するスラブWの在庫内における短寸側からの順位
すなわち、上記のようなスラブWの保管条件に従えば、対象スラブWの長さの順位がQiで、そのときの在庫数がMiであれば、対象スラブWの全体中の順位はQi/Miと示すことができる。この割合(傾向)は各積層体WPについても同様と考えられる。つまり、対象スラブWは積層体WPのうちQi/Miの位置に在り、また、上記の通り、対象スラブWが含まれる積層体WPの積層数はMi/Pであるから、対象スラブWがこの積層体WPの何段目に位置するかの期待値は(Mi/P+1)Qi/Miとなる。
f(i)=T(Mi/P+1)Qi/Mi
となる。
Mi=33,P=6,Qi=23より、移載時間の期待値f(1)は、
f(1)=T×(33/6+1)23/33
=4.55T
となる。
Mi=32,P=6,Qi=27(23番スラブWが搬出されたから)より、移載時間の期待値f(2)は、
f(2)=T×(32/6+1)27/32
=5.32T
となる。
Mi=31,P=6,Qi=21より、移載時間の期待値f(3)は、
f(3)=T×(31/6+1)21/31
=4.20T
となる。
Z=f(1)+f(2)+f(3)
=4.55T+5.32T+4.20T=14.07Tとなる。
Z :トータル移載時間の期待値(総和値)
Zj:各エリアのトータル移載時間の期待値
この場合には、スラブWの入庫時にオペレータが、当該スラブWを保管するエリア情報を併せて入力することにより、単位エリア11a〜11n毎の在庫情報を前記在庫情報記憶手段21で記憶するようにし、また、単位エリア11a〜11n毎の最大数Pを前記各種データ記憶手段22で記憶するようにすればよい。そして、搬出指令が管理装置20に入力されると、移載時間演算手段23が、搬出対象となる単位エリア11a〜11nとスラブWの数を判断し、上述の通り単位エリア毎に移載時間の期待値を演算し、これら単位エリア毎の期待値の総和をトータル移載時間の期待値として演算するようにすればよい。
2,3 搬送台車
12 天井クレーン
14 出庫側端末
15 出庫側端末
18 指令室
20 管理装置
20a 管理装置本体
20b 表示装置
20c 入力装置
21 在庫情報記憶手段
22 各種データ記憶手段
23 移載時間演算手段
24 表示制御手段
Claims (14)
- 複数の板状のワークが積層され、かつこの積層体が複数個並べられた状態で保管される保管エリア内からワークの搬出要求に応じて所要のワークを搬出する際に、その所要時間に関する予測値を求めて報知する方法であって、
前記所要時間として一のワークを移動させるのに要する基準時間を予め設定しておき、ワークの搬出要求に応じて、前記保管エリア内のワークの在庫数と保管エリア内に形成可能な前記積層体の数の最大数とに基づき対象ワークから上に位置するワークの数の期待値を求め、その値に前記基準時間を乗算することにより対象ワークに関する前記所要時間の期待値を求め、この期待値を前記予想値として報知する
ことを特徴とする時間報知方法。 - 請求項1に記載の時間報知方法において、
前記在庫数を前記最大数で除算することにより積層体一つ当たりのワークの積層数を求め、この積層数を有する積層体の中間に対象ワークが在るものとして当該対象ワークから上に位置するワークの数の前記期待値を求める
ことを特徴とする時間報知方法。 - 請求項1に記載の時間報知方法において、
厚み方向と直交する特定方向の長さが短いワークを優先的に上位に置くことを条件として各積層体にワークを積層する一方で、
前記保管エリア内に保管されるワークを前記長さに従ってソートすることにより各ワークの長さの順位を定めたソート情報を作成しておき、
ワークの搬出要求時には、前記ソート情報に基づいて当該対象ワークから上に位置するワークの数の前記期待値を求める
ことを特徴とする時間報知方法。 - 請求項3に記載の時間報知方法において、
前記在庫数を前記最大数で除算することにより積層体一つ当たりのワークの積層数を求めるとともにワークのうち前記特定方向の長さが対象ワークの長さ以下となるもの在庫数に占める割合を求め、この割合と前記積層数とに基づき対象ワークから上に位置するワークの数の前記期待値を求める
ことを特徴とする時間報知方法。 - 請求項1乃至4の何れかに記載の時間報知方法において、
複数のワークについて同時に搬出要求がされた場合には、各対象ワークに関する前記所要時間の期待値を求め、それらの総和値を前記予測値として報知することを特徴とする時間報知方法。 - 請求項1乃至5の何れかに記載の時間報知方法において、
前記保管エリアが種類の異なるワークを保管するための複数の単位エリアを含む場合であって、かつ複数の単位エリアに保管された複数のワークについて同時に搬出要求がされた場合には、単位エリア毎に前記所要時間の期待値を求め、それらの総和値を前記予測値として報知することを特徴とする時間報知方法。 - 請求項1乃至6の何れかに記載の時間報知方法において、
前記所要時間の期待値と現在時刻とに基づきワークの搬出完了予想時刻を求め、この搬出完了予想時刻を前記予測値として報知することを特徴とする時間報知方法。 - 請求項1乃至7の何れかに記載の時間報知方法において、
前記予想値とその目標値とを比較することにより搬出作業の遅延の有無を判別し、遅延が生じている場合には、前記予想値と共に予め定められた作業指示を報知することを特徴とする時間報知方法。 - 複数の板状のワークが積層された状態で、かつこの積層体が複数個並べられた状態で保管される保管エリアと、この保管エリアに保管されたワークを移動させる移動手段とを備えたワークの保管設備に適用され、ワークの搬出要求に応じて所要のワークを搬出する際に、その所要時間に関する予測値を求めて報知する装置であって、
前記保管エリア内のワークの在庫数を記憶する在庫記憶手段と、
前記保管エリアに形成可能な前記積層体の数の最大数を記憶する保管エリア情報記憶手段と、
前記移動手段により一のワークを移動させるのに要する基準時間を記憶する基準時間記憶手段と、
ワークの搬出要求に応じ、前記在庫数および前記積層体の最大数に基づき対象ワークから上に位置するワークの数の期待値を求め、その値に前記基準時間を乗算することにより対象ワークに関する前記所要時間の期待値を求める演算手段と、
この演算手段による演算結果に基づく所定の情報を前記予想値として報知する報知手段と、を備えている
ことを特徴とする時間報知装置。 - 請求項9に記載の時間報知装置において、
前記保管エリア内に保管されるワークを厚み方向と直交する方向の長さに従ってソートすることにより各ワークの長さの順位を定めたソート情報を作成するソート情報作成手段をさらに備え、
前記演算手段は、さらに前記ソート情報に基づいて対象ワークから上に位置するワークの数の前記期待値を求める
ことを特徴とする時間報知装置。 - 請求項9又は10に記載の時間報知装置において、
前記演算手段は、複数のワークについて同時に搬出要求がされた場合に、各ワークに関する前記所要時間の期待値を求めるとともにその総和値を求め、
前記報知手段は、その総和値を前記予測値として報知する
ことを特徴とする時間報知装置。 - 請求項9乃至11の何れかに記載の時間報知装置において、
前記演算手段は、種類の異なるワークを保管するために前記保管エリアに設けられた複数の単位エリアについてそのエリア毎に前記所要時間の期待値を演算可能とされ、複数の単位エリアに保管された複数のワークについて同時に搬出要求がされた場合には、単位エリア毎に前記所要時間の期待値を求めるとともにその総和値を求め、
前記報知手段は、その総和値を前記予想値として報知する
ことを特徴とする時間報知装置。 - 請求項9乃至12の何れかに記載の時間報知装置において、
前記演算手段は、前記期待値と現在時刻とに基づきワークの搬出完了予想時刻を求め、
前記報知手段は、前記搬出完了予想時刻を前記予想値として報知する
ことを特徴とする時間報知方法。 - 請求項9乃至13の何れかに記載の時間報知装置において、
前記予想値とその目標値とを比較することによりワーク搬出作業の遅延の有無を判別する遅延判別手段をさらに備え、
前記報知手段は、作業遅延が生じている場合には、前記予想値と共に予め記憶されている所定の作業指示を報知する
ことを特徴とする時間報知方法。
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