JP2007268145A - 遊技機 - Google Patents

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貴大 西坂
Koji Toyoshima
耕治 豊島
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Abstract

【課題】 パチンコ機やスロットマシン等の遊技機に関し、見る角度により同一の画面上に異なる情報が見えるようにしたマルチ画面表示が可能な画像表示装置を採用し、当該マルチ画面に合わせてスピーカを複数個設け、マルチ画面に連動させてスピーカから出力される効果音を変化させることができるようにしたものである。
【解決手段】 画像表示装置(80)には、第1の表示領域(例えば左側表示領域B)と第2の表示領域(例えば右側表示領域C)とに、同一の情報(例えばメイン演出画像311のみ)又は異なる情報(例えばメイン演出画像311とサブ演出画像312〜88)を表示可能な液晶ディスプレイ(81)を使用する。遊技制御装置(200)には、画像表示制御手段(220)による表示領域の表示制御に連動させて、複数個(例えば3個)のスピーカ(50〜52)から出力させる効果音を変化させるためのスピーカ制御手段(250)を備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機に関し、見る角度により同一の画面上に異なる情報が見えるようにしたマルチ画面表示が可能な画像表示装置を採用し、当該マルチ画面に合わせてスピーカを複数個設け、マルチ画面に連動させてスピーカから出力される効果音を変化させることができるようにしたものである。
従来、可変表示装置を備えたパチンコ機やスロットマシン等の遊技機において、当該可変表示装置は、液晶プレートを有する左右2個の液晶表示装置(LCD(Liquid Crystal Display)表示装置)である表示部と、左右の表示部の間に設けられた遮蔽部材とを含む構成が提案されている(特許文献1の段落番号「0023」、図2〜3参照)。
特開2003-265748号公報(段落番号「0023」、図2〜3)
しかし、上述した従来の可変表示装置は、LCD表示装置である左右の表示部の間に、遮蔽部材を配置し、図柄画像を遮蔽部材を裏側を通過させて左右に移動表示しているに過ぎない。
このため、従来の可変表示装置では、遊技者が見る角度を変えても、LCD表示装置に表示される画像には変化がなかった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、遊技者が見る角度を変えた場合に、異なる情報が見えるようにしたマルチ画面表示が可能な画像表示装置を採用するとともに、マルチ画面に連動させてスピーカから出力される効果音を変化させることで、遊技の単調さを解消することができるようにしたものである。
すなわち、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
すなわち、請求項1に記載の発明は、次の点を目的とする。
請求項1に記載の発明は、マルチ画面表示が可能な画像表示装置の採用に加えて、当該マルチ画面に合わせてスピーカを複数個設け、マルチ画面に連動させてスピーカから出力される効果音を変化させることができるようにしたものである。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項2に記載の発明は、マルチ画面に表示する情報に対応する効果音を、対応するスピーカから出力させることができるようにしたものである。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項2に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項3に記載の発明は、スピーカから出力させる効果音の音量を変化させることができるようにしたものである。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項4に記載の発明は、マルチ画面に対応させて、スピーカの向きを変化させることができるようにしたものである。
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。
第1に、遊技機(例えばパチンコ機10)には、例えば図1〜2に示すように、次の構成を備える。
なお、遊技機は、パチンコ機(10)等の弾球遊技機に限定されず、例えばスロットマシン(300)でも良い。
(1)画像表示装置(80)
画像表示装置(80)は、遊技の進行にもとづいて、画像を表示可能なものである。
(2)遊技制御装置(200)
遊技制御装置(200)は、例えば図1に示すように、画像表示装置(80)に接続され、遊技の進行を制御するためのものである。
第2に、画像表示装置(80)には、例えば図7及び図9に示すように、第1の方向(例えば左側方向Y)に沿った第1の表示領域(例えば左側表示領域B)と、第1の方向(例えば左側方向Y)とは異なる第2の方向(例えば右側方向Z)に沿った第2の表示領域(例えば右側表示領域C)とに、同一の情報(例えば図柄画像86のみ)又は異なる情報(例えば図柄画像86と予告画像87〜88)を表示可能な液晶ディスプレイ(81)を使用する。
なお、第1の方向として、例えば図7及び図9に示すように、左側方向(Y)を例示したが、これに限定されない。第2の方向として、例えば図10に示すように、右側方向(Z)を例示したが、これに限定されない。
また、第1の表示領域として、例えば図7及び図9に示すように、左側表示領域(B)を例示したが、これに限定されない。第2の表示領域として、例えば図10に示すように、右側表示領域(C)を例示したが、これに限定されない。
さらに、同一の情報として、例えば図9に示すように、図柄画像(86)を例示したが、これに限定されない。異なる情報として、例えば図7に示すように、図柄画像(86)と予告画像(87〜88)とを例示したが、これに限定されない。
第3に、遊技機(例えばパチンコ機10)には、例えば図2に示すように、次の構成を備える。
(3)スピーカ(50〜52)
スピーカ(50〜52)は、例えば図2に示すように、複数個、例えば3個有り、異なる位置に配置されている。
なお、スピーカ(50〜52)を、3個設けたが、これに限定されず、2個、或いは4個以上設けても良い。
第4に、遊技制御装置(200)には、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
(4)画像表示制御手段(220)
画像表示制御手段(220)は、第1の表示領域(例えば左側表示領域B)と第2の表示領域(例えば右側表示領域C)とにおける表示を制御可能なものである。
(5)スピーカ制御手段(250)
スピーカ制御手段(250)は、画像表示制御手段(220)による表示領域の表示制御に連動させて、複数個(例えば3個)のスピーカ(50〜52)から出力させる効果音を変化させるためのものである。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
第1に、画像表示制御手段(220)は、常時は、第1の表示領域(例えば左側表示領域B)と第2の表示領域(例えば右側表示領域Cを含む正面右側領域D)とに同一の情報(例えば図柄画像86のみ)を表示させるとともに、遊技の進行に関連させて、第1の表示領域(例えば左側表示領域B)と第2の表示領域(例えば右側表示領域Cを含む正面右側領域D)とに異なる情報(例えば図柄画像86と予告画像87〜88)を表示させるようにしている。
第2に、スピーカ制御手段(250)は、異なる情報にそれぞれ対応する異なる効果音を、異なるスピーカ(50〜52)から出力させるようにしている。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項2に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、スピーカ制御手段(250)は、異なる効果音の音量を互いに異ならせるようにしている。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
第1に、複数個(例えば3個)のスピーカ(50〜52)の少なくとも1個の特定スピーカ(例えば中央スピーカ50)には、例えば図13に示すように、当該特定スピーカ(例えば中央スピーカ50)の向きを変更可能なスピーカ可動装置(140)を設ける。
第2に、スピーカ制御手段(250)は、画像表示制御手段(220)による表示領域の表示制御に連動させて、スピーカ可動装置(140)を駆動することで、特定スピーカ(例えば中央スピーカ50)の向きを変更させるようにしている。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、マルチ画面表示が可能な画像表示装置の採用に加えて、当該マルチ画面に合わせてスピーカを複数個設け、マルチ画面に連動させてスピーカから出力される効果音を変化させることができる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明によれば、上記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2に記載の発明によれば、マルチ画面に表示する情報に対応する効果音を、対応するスピーカから出力させることができる。
(請求項3)
請求項3に記載の発明によれば、上記した請求項2に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項3に記載の発明によれば、スピーカから出力させる効果音の音量を変化させることができる。
(請求項4)
請求項4に記載の発明によれば、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項4に記載の発明によれば、マルチ画面に対応させて、スピーカの向きを変化させることができる。
(図面の説明)
図1〜12は、本発明の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。
図1は、パチンコ機の動作を説明するための概略ブロック図、図2はパチンコ機の概略正面図、図3は表示領域選択スイッチの平面図、図4は画像表示装置の概略断面図、図5は画像表示装置の表示領域を説明するための説明図、図6は画像表示装置の原理を説明するための説明図、図7は図5に対応し、画像表示装置のマルチ画面を説明するための説明図、図8は図6に対応し、シングル画面表示の原理を説明するための説明図、図9は図5に対応し、シングル画面を説明するための説明図、図10は図5に対応し、マルチ画面を説明するための他の説明図、図11〜12は図6に対応し、マルチ画面表示の原理を説明するための他の説明図をそれぞれ示すものである。
図13は、本発明の第2の実施の形態の一例を示し、同図はスピーカ可動装置を説明するための概略斜視図を示すものである。
図14〜15は、本発明の第3の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。図14は、スロットマシンの概略正面図、図15は画像表示装置のマルチ画面を説明するための説明図をそれぞれ示すものである。
(パチンコ機10)
まず、図2を用いて、遊技機の一例としてのパチンコ機10について説明する。
なお、遊技機は、パチンコ機10等の弾球遊技機に限定されず、図示しないが、いわゆる雀球遊技機や、いわゆるアレンジボール等の弾球遊技機でも良い。
パチンコ機10の上半分には、遊技盤20を配置している。
遊技盤20には、ガイドレール21で囲まれた内側に、遊技領域22を形成する。
遊技領域22については、後述するが、ガイドレール21に案内されて発射された遊技球が、上方から下方に向かって流下する。
遊技盤20の下側には、上下に上皿30と下皿40とを配置している。
上皿30は、遊技者により供給された遊技球や、払い出された遊技球が貯まるものである。
下皿40は、後述するが、上皿から溢れた賞球が貯まり込むものである。
上皿30の下側には、後述するが、スピーカ50〜52を設けている。
また、下皿40の向かって右側には、操作ハンドル60を設けている。
操作ハンドル60は、上皿30に供給された遊技球を、遊技領域22に向かって発射操作するためのものである。
下皿40の向かって左側には、後述するが、表示領域選択スイッチ70を設けている。
表示領域選択スイッチ70は、画像表示装置80に表示される画像による演出に関与可能なものである。
(遊技領域22)
遊技領域22には、図2に示すように、次のパーツを備える。
なお、次の(1)〜(4)については、後述する。
(1)画像表示装置80
(2)始動口90
(3)可変入賞装置100
(4)アウト口110
なお、遊技領域22のパーツは、上記した(1)〜(4)に限定されない。
(スピーカ50〜52)
スピーカ50〜52は、図2に示すように、複数個、例えば3個有り、異なる位置に配置されている。各スピーカ50〜52は、各種の効果音を発生させるためのものである。
なお、スピーカ50〜52を、3個設けたが、これに限定されず、2個、或いは4個以上設けても良い。また、スピーカ50〜52を、上皿30の下側に設けたが、取り付け位置はこれに限定されず、パチンコ機10の上方や高さの途中に設けても良い。
具体的には、スピーカ50〜52には、次の種類がある。
なお、スピーカ50〜52の種類は、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)中央スピーカ50
中央スピーカ50は、図5に示すように、画像表示装置80の正面方向Xに向かっている。
(2)左側スピーカ51
左側スピーカ51は、図5に示すように、画像表示装置80の左側方向Yに向かっている。
(3)右側スピーカ52
右側スピーカ52は、図5に示すように、画像表示装置80の右側方向Zに向かっている。
(表示領域選択スイッチ70)
表示領域選択スイッチ70は、後述する図5に示す画像表示装置80の左側表示領域B(図7参照)と、右側表示領域C(図10参照)とのいずれか一方の表示領域を選択可能なものである。
具体的には、表示領域選択スイッチ70は、図3に示すように、左右に配置された平面三角形の計2個のプッシュボタン71〜72から構成している。
2個のプッシュボタン71〜72は、択一的に操作され、一方を押すと、押された方がオンとなり、他方がオフとなる。また、プッシュボタン71〜72の内部には、図示しないが、LED等のランプが内蔵され、オンとなると、ランプが点灯し、オフとなると、ランプが消灯する。
デフォルトでは、2個のプッシュボタン71〜72はオンとなり、ランプが消灯している。
このデフォルトの状態では、2個のプッシュボタン71〜72の操作は無効となっており、操作が可能となると、2個のプッシュボタン71〜72のランプが共に点滅状態となる。
この点滅状態で、画像表示装置80は、後述する図9に示すように、シングル画像が表示されている。
2個のプッシュボタン71〜72のいずれか一方が押されると、当該プッシュボタン71〜72がオンとなり、他方がオフとなる。このとき、オンとなったプッシュボタン71〜72のランプが点灯し、オフとなったプッシュボタン71〜72のランプが消灯する。
同時に、画像表示装置80は、後述する図9に示すシングル画像から、図7及び図10に示すマルチ画面に切り替わる。
すなわち、図3の向かって左側のプッシュボタン71が押されると、後述する図7に示すように、例えば「小鳥」のキャラクタから構成した予告画像87が左側表示領域Bに表示される。
これに対し、図3の向かって右側のプッシュボタン72が押されると、後述する図10に示すように、例えば「ライオン」のキャラクタから構成した予告画像88が右側表示領域Cに表示される。
(画像表示装置80)
画像表示装置80は、図2に示すように、遊技領域22のほぼ中央に配置されている。画像表示装置80は、遊技の進行にもとづいて、画像を表示可能なものである。
具体的には、画像表示装置80には、図4に示すように、次のパーツを備える。
なお、次の(1)〜(3)については、後述する。
(1)液晶ディスプレイ81
(2)バックライト82
(3)視差バリア83
なお、画像表示装置80のパーツは、上記した(1)〜(3)に限定されない。
(液晶ディスプレイ81)
液晶ディスプレイ81は、例えば透過型の薄膜トランジスタ(TFT)液晶パネルを使用し、後述するが、図1の画像表示制御手段220から供給される画像データに応答して、画素化したフルカラーディスプレイとして機能する。
なお、液晶ディスプレイ81は、透過型に限定されず、反射型又は放射型であっても良い。また、液晶ディスプレイ81は、薄膜トランジスタ(TFT)液晶パネルにも限定されない。
液晶ディスプレイ81の表示面には、図5に示すように、次の3個の表示領域A〜Cを有する。
(1)正面表示領域A
正面表示領域Aは、図5に示すように、画像表示装置80の正面方向Xに沿っている。
(2)左側表示領域B
左側表示領域Bは、図5に示すように、画像表示装置80の向かって左側方向Yに沿っている。
(3)右側表示領域C
右側表示領域Cは、図5に示すように、画像表示装置80の向かって右側方向Zに沿っている。
(バックライト82)
バックライト82は、図4に示すように、液晶ディスプレイ81の裏面側に配置され、光源から構成されている。
(視差バリア83)
視差バリア83は、図4に示すように、液晶ディスプレイ81の表面側に配置されている。
なお、視差バリア83は、液晶ディスプレイ81の表面側に配置したが、これに限定されず、液晶ディスプレイ81とバックライト82との間に配置するようにしても良い。
具体的には、視差バリア83は、図6に示すように、交互に配置された不透明領域84と透明領域85とから構成される。
不透明領域84においては、液晶ディスプレイ81に表示された画像が遮蔽される。
透明領域85は、不透明領域84により分離され、垂直方向に延びている。
(マルチ画面表示)
液晶ディスプレイ81の表示面は、図7に示すように、マルチ画面となっている。
すなわち、液晶ディスプレイ81の表示面は、図6に示すように、視差バリア83の不透明領域84と透明領域85との位置に対応させて、複数、例えば3列の第1〜第3の画素列I〜IIIに分けられている。
第1〜第2の画素列I〜IIの2個の画素列には、図柄画像86を表示させる。
図柄画像86は、図7に示すように、複数個、例えば横並びに3個表示され、「7」等の数字から構成されている。
なお、図柄画像86を、「7」等の数字から構成したが、これに限定されず、文字、記号、絵等から構成しても良い。
図柄画像86は、後述するが、遊技結果抽選手段210による抽選結果にもとづいて、変動表示・停止表示する。
第1〜第2の画素列I〜IIの2個の画素列に表示された図柄画像86は、図6に示すように、視差バリア83の透明領域85を通して見える。
その結果、図柄画像86は、先に図5を用いて説明した正面表示領域Aと右側表示領域C(第2の表示領域)とを合わせた、図7に示す正面右側表示領域Dに表示され、画像表示装置80の正面方向X、及び向かって右側の右側方向Z(第2の方向)から見ることができる。
また、第3の画素列IIIの1個の画素列には、演出画像の一例である予告画像87〜88を表示させる。
予告画像87〜88は、遊技結果抽選手段210による抽選結果を暗示させるものである。
予告画像87〜88として、図7に例示する「小鳥」や、図10に例示する「ライオン」等のように、各種のキャラクタを表示させている。
なお、予告画像87〜88として、動物のキャラクタを表示させたが、これに限定されず、遊技結果抽選手段210による大当たり遊技への当選確率を、図示しないが、例えば「80%」等のように数値により表示させるようにしても良い。また、予告画像87〜88として、小鳥やライオン等のキャラクタを表示させたが、これに限定されず、アニメやゲーム、或いは有名人等をキャラクタを表示させても良い。
第3の画素列IIIの1個の画素列表示された予告画像87〜88は、図6に示すように、視差バリア83の透明領域85を通して見える。
その結果、予告画像87(例えば「小鳥」のキャラクタ)は、図7に示すように、左側表示領域B(第1の表示領域)に表示され、画像表示装置80の向かって左側の左側方向Y(第1の方向)からのみ見ることができる。
一方、正面右側表示領域Dと左側表示領域B(第1の表示領域)とを比較すると、正面右側表示領域Dの視野角を大きく設定している。
(シングル画面表示)
また、液晶ディスプレイ81は、図9に示すように、シングル画面を表示することができる。
具体的には、第1〜第3の画素列I〜IIIの3個の画素列には、図8に示すように、図柄画像86を全て表示させる。
第1〜第3の画素列I〜IIIの3個の画素列に表示された図柄画像86は、図8に示すように、視差バリア83の透明領域85を通して見える。
その結果、図柄画像86は、図9に示すように、左側表示領域B(第1の表示領域)、及び右側表示領域C(第2の表示領域)を含む正面右側表示領域Dに表示され、画像表示装置80の正面方向X、左右方向Y、Zの3方向全てから見ることができる。
(可変入賞装置100)
可変入賞装置100は、後述するが、図1の特定遊技制御手段230により特定遊技、例えば大当たり遊技が開始されると、遊技者に不利な第1の状態、例えば扉の閉状態から、遊技者に有利な第2の状態、扉の開放状態に変化するものである。
具体的には、可変入賞装置100は、図2に示すように、始動口90の真下に配置され、例えばモータやソレノイド等の駆動源の駆動力により、扉が開閉するいわゆるアタッカーが使用されている。
可変入賞装置100の内部には、図1に示すように、次のパーツを備える。
(1)入賞球検出手段101
入賞球検出手段101は、可変入賞装置100の内部に入球した遊技球を検出するためのものであり、例えば光学的なセンサーから構成されている。
なお、入賞球検出手段101は、光学的なセンサーに限定されず、機械的なスイッチ、或いは磁気的なセンサーを用いても良い。
(アウト口110)
アウト口110は、図2に示すように、遊技領域22の最下方に位置し、当該アウト口110に入球した遊技球は、いわゆるアウト球となる。
(遊技制御装置200)
遊技制御装置200は、パチンコ機10の遊技の進行を制御するためのものである。
具体的には、遊技制御装置200は、コンピュータであって、図示しないが、例えばCPUを中心に構成され、ROMやRAM等の記録媒体、I/O等を備えている。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、そのほか電気的・磁気的・光学的なメモリーやディスク等でも良い。
遊技制御装置200のCPU(図示せず)は、記録媒体、例えばROMに記録されたプログラムを読み込むことで、図1に示すように、次の手段として機能する。
なお、次の(1)〜(5)の手段の説明については、後述する。
(1)遊技結果抽選手段210
(2)画像表示制御手段220
(3)特定遊技制御手段230
(4)賞球払出制御手段240
(5)スピーカ制御手段250
なお、遊技制御装置200の手段は、上記した(1)〜(5)に限定されない。
(遊技制御装置200の入力段)
遊技制御装置200の入力段には、図1に示すように、次のパーツがそれぞれ接続されている。
(1)操作ハンドル60
(2)始動球検出手段91
(3)入賞球検出手段101
(4)表示領域選択スイッチ70
なお、遊技制御装置200の入力段に接続されたパーツは、上記した(1)〜(4)に限定されない。
(遊技制御装置200の出力段)
遊技制御装置200の出力段には、図1に示すように、次のパーツがそれぞれ接続されている。
なお、遊技制御装置200の出力段に接続されたパーツは、次の(1)〜(5)に限定されない。
(1)球発射装置120
球発射装置120は、図2の操作ハンドル60の操作にもとづいて、上皿30に供給された遊技球を1球ずつ遊技領域22に向かって弾発するためのものである。
(2)可変入賞装置100
(3)賞球払出装置130
賞球払出装置130は、入賞球に応じて所定個数の賞球を、図2の上皿30若しくは下皿40に払い出すためのものである。
(4)画像表示装置80
(5)スピーカ50〜52
(遊技結果抽選手段210)
遊技結果抽選手段210は、一般遊技から遊技者に有利な特定遊技、例えば大当たり遊技に移行させるか否かを抽選により決定するためのものである。
具体的には、遊技結果抽選手段210は、始動口90に入球した遊技球が始動球検出手段91により検出されたことを契機に、乱数を取得し、当該取得した乱数を、図示しないが、テーブルに照合して判定を行うことで、大当たり遊技の「当選」、「外れ」等の別を決定している。
なお、特定遊技は、大当たり遊技に限定されない。
(画像表示制御手段220)
画像表示制御手段220は、画像表示装置80に各種の画像を表示させるためのものである。
画像表示制御手段220は、左側表示領域B(第1の表示領域)と右側表示領域C(第2の表示領域)とにおける表示を制御可能なものである。
具体的には、画像表示制御手段220は、図7及び図10に示すように、表示領域選択スイッチ70により選択された左側表示領域B(第1の表示領域)と右側表示領域C(第2の表示領域)とのいずれか一方の表示領域に、遊技の進行に関連する情報、例えば予告画像87〜88を表示させるようにしている。
なお、遊技の進行に関連する情報として、予告画像87〜88を例示したが、これに限定されない。
また、画像表示制御手段220は、表示領域選択スイッチ70の操作が無い場合に、図9に示すように、左側表示領域B(第1の表示領域)と、右側表示領域C(第2の表示領域)を含む正面右側表示領域Dとの両方の表示領域に同一の情報、例えば図柄画像86のみを表示させるようにしている。
具体的には、画像表示制御手段220には、図1に示すように、次の手段を備える。
なお、次の(1)〜(5)の手段については、後述する。
(1)特定演出表示変更手段221
(2)特定遊技表示変更手段222
(3)表示変更抽選手段223
(4)表示領域抽選手段224
(5)表示領域報知手段225
なお、画像表示制御手段220の手段は、上記した(1)〜(5)に限定されない。
(特定遊技制御手段230)
特定遊技制御手段230は、アタッカーである可変入賞装置100を開閉させることにより、特定遊技である大当たり遊技を制御するためのものである。
具体的には、大当たり遊技が開始されると、可変入賞装置100の扉を所定の開放時間、例えば30秒間、開状態とする。
なお、可変入賞装置100の扉の開放時間を、30秒間としたが、これに限定されない。
可変入賞装置100の開状態において、遊技球が入球すると、図1の入賞球検出手段101により検出され、賞球払出装置130により所定の個数の賞球が払い出される。
入賞球検出手段101により検出された入賞球の個数が、所定の入賞個数、例えば10個となると、開放時間(30秒間)の途中であっても、一旦、可変入賞装置100を閉状態に復帰させた後、再度、開状態とすることで、ラウンドが更新される。
なお、所定の入賞個数を、10個としたが、これに限定されない。
ラウンドの更新回数は、予め設定された所定の回数、例えば15回に設定されている。
15回目の最終のラウンドにおいて、開放時間(30秒間)が経過するか、或いは入賞球検出手段101により検出された入賞球が所定の入賞個数(例えば10個)に達するか、いずれか先に達成された終了条件に従って、大当たり遊技を終了させる。
なお、可変入賞装置100の内部の特定の位置に、図示しないが、ラウンドの更新を行わせるため継続スイッチを内蔵し、当該継続スイッチにより可変入賞装置100に入球した遊技球が検出されたことを条件に、ラウンドを更新させるようにしても良い。
(賞球払出制御手段240)
賞球払出制御手段240は、遊技球が入賞することを条件に、賞球払出装置130を駆動して所定の個数の賞球を払い出すためのものである。
(スピーカ制御手段250)
スピーカ制御手段250は、画像表示制御手段220による表示領域の表示制御に連動させて、複数個(例えば3個)のスピーカ50〜52から出力させる効果音を変化させるためのものである。
具体的には、スピーカ制御手段250は、異なる情報にそれぞれ対応する異なる効果音を、異なるスピーカ50〜52から出力させるようにしている。
例えば、図9に示すように、パチンコ機10の向かって左側の左側表示領域B(第1の表示領域)、及び右側表示領域C(第2の表示領域)を含む正面右側表示領域Dに、同一の図柄画像86を表示させる場合には、図柄画像86の変動音等の同一の効果音を、3個のスピーカ50〜52から出力させる。
また、図7に示すように、パチンコ機10の向かって左側の左側表示領域B(第1の表示領域)に、「小鳥」のキャラクタから構成した予告画像87を表示させる場合には、左側スピーカ51からは、「小鳥」のさえずり等の効果音を出力させる。このとき、中央スピーカ50及び右側スピーカ52からは、図柄画像86の変動音等の効果音を出力させる。
さらに、図10に示すように、パチンコ機10の向かって右側の右側表示領域C(第2の表示領域)に、「ライオン」のキャラクタから構成した予告画像88を表示させる場合には、右側スピーカ52からは、「ライオン」のほえた声等の効果音を出力させる。このとき、中央スピーカ50及び左側スピーカ51からは、図柄画像86の変動音等の効果音を出力させる。
なお、予告画像87と効果音とを一致させたが、これに限定されず、「小鳥」のキャラクタから構成した予告画像87を表示された場合に、「ライオン」のほえた声等の効果音を出力させたり、逆に「ライオン」のキャラクタから構成した予告画像88を表示された場合に、「小鳥」のさえずり等の効果音を出力させるようにしても良い。
また、スピーカ制御手段250は、異なる効果音の音量を互いに異ならせるようにしている。
例えば、図7の場合には、中央スピーカ50及び右側スピーカ52から出力させる、図柄画像86の変動音等の効果音を大きい音量として、左側スピーカ51から出力させる、「小鳥」のさえずり等の効果音を小さい音量とする。
なお、「小鳥」のさえずり等の効果音を小さい音量としたが、当該音量を遊技の進行に伴って変化させるようにしても良い。例えば、「小鳥」のさえずり等の効果音を、徐々に大きくして、図柄画像86の変動音等の効果音の音量より大きくなるようにしても良い。
また、図10の場合には、中央スピーカ50及び左側スピーカ51から出力させる、図柄画像86の変動音等の効果音を小さい音量として、右側スピーカ52から出力させる、「ライオン」のほえた声等の効果音を大きい音量とする。
なお、「ライオン」のほえた声等の効果音を大きい音量としたが、当該音量を遊技の進行に伴って変化させるようにしても良い。例えば、「ライオン」のほえた声等の効果音を徐々に小さくして、図柄画像86の変動音等の効果音の音量より小さくなるようにしても良い。
(特定演出表示変更手段221)
特定演出表示変更手段221は、特定の演出が表示されたときに、マルチ画面に切替可能な状態、すなわち表示領域選択スイッチ70の操作を有効とするためのものである。
特定の演出としては、図示しないが、いわゆるリーチ演出、いわゆる予告演出、いわゆる告知演出等がある。
(特定遊技表示変更手段222)
特定遊技表示変更手段222は、特定の遊技状態において、マルチ画面に切替可能な状態、すなわち表示領域選択スイッチ70の操作を有効とするためのものである。
特定の遊技状態としては、図示しないが、いわゆる大当たり遊技、いわゆる確率変動遊技(以下、「確変」という。)、いわゆる時間短縮遊技(以下、「時短」という。)等がある。
大当たり遊技の場合には、図柄画像86に代えて、例えばラウンド数を表示させ、予告画像87〜88に代えて、例えば確変や時短への突入確率を表示させるようにする。
確変の場合には、図柄画像86を表示させ、予告画像87〜88に代えて、例えば「確変」中であることを表示させるようにする。
時短の場合には、図柄画像86を表示させ、予告画像87〜88に代えて、例えば時短終了迄の図柄画像86の変動表示の回数を表示させるようにする。
(表示変更抽選手段223)
表示変更抽選手段223は、画像表示制御手段220により、マルチ画面に切替可能な状態、すなわち表示領域選択スイッチ70の操作を有効とするためのものである否かを抽選により決定するためのものである。
具体的には、表示変更抽選手段223による抽選確率は、次の「表1」に例示する通りである。
Figure 2007268145
なお、上記した表1に確率は、同表に記載された数値に限定されない。
上記した表1に示したように、遊技結果抽選手段210の抽選結果は、次の2通りの場合がある。
(1)大当たり遊技に「外れ」たが、「リーチ演出」を行うと決定された場合
(2)大当たり遊技に「当選」し、且つ「リーチ演出」も行うと決定された場合
上記した表1からも明らかな通り、大当たり遊技の「外れ」の場合に比較して、大当たり遊技の「当選」の場合の方が、「マルチ画面に切替可能な状態」に移行する確率を高確率としている。
このため、マルチ画面に切り替えられた場合には、大当たり遊技への遊技者の期待感を高いものとすることができる。
また、切替のタイミングは、上記した表1に示したように、次の3個の切替のタイミングのうちから、1個を抽選により選択している。
(a)リーチ演出の開始直後
(b)リーチ演出の前半
(c)リーチ演出の後半
(表示領域抽選手段224)
表示領域抽選手段224は、遊技結果抽選手段220による抽選結果に応じて、表示領域選択スイッチ70により選択された左側表示領域B(第1の表示領域)と右側表示領域C(第2の表示領域)とのいずれか一方の表示領域(以下、「選択表示領域」という。)に、予告画像87〜88を表示させるか、表示領域選択スイッチ70により選択されない、左側表示領域B(第1の表示領域)と右側表示領域C(第2の表示領域)との他方の表示領域(以下、「非選択表示領域」という。)に予告画像87〜88を表示させるか否かを抽選により決定するためのものである。
具体的には、表示領域抽選手段224は、遊技結果抽選手段220により特定遊技への移行抽選に当選している場合に、選択表示領域に予告画像87〜88を表示させる確率を、選択表示領域に予告画像87〜88を表示させず、非選択表示領域に予告画像87〜88を表示させる確率より高確率に設定している。
具体的には、表示領域抽選手段224による抽選確率は、次の「表2」に例示する通りである。
Figure 2007268145
なお、上記した表2に記載した確率は、同表に記載された数値に限定されない。
上記した表2に示したように、遊技結果抽選手段210の抽選結果は、次の2通りの場合がある。
(1)大当たり遊技に「外れ」たが、「リーチ演出」を行うと決定された場合
(2)大当たり遊技に「当選」し、且つ「リーチ演出」も行うと決定された場合
上記(1)の大当たり遊技の「外れ」の場合には、選択表示領域に予告画像87〜88を表示させる確率を、非選択表示領域に予告画像87〜88を表示させる確率より低確率に設定している。
これに対し、上記(2)大当たり遊技の「当選」の場合には、選択表示領域に予告画像87〜88を表示させる確率を、非選択表示領域に予告画像87〜88を表示させる確率より高確率に設定している。
このため、選択表示領域に予告画像87〜88を表示させた場合には、大当たり遊技への遊技者の期待感を高いものとすることができる。
(表示領域報知手段225)
表示領域報知手段225は、表示領域抽選手段224により、予告画像87〜88を表示させることが決定された表示領域を、遊技者に報知するためのものである。
具体的には、図示しないが、画像表示装置80に、表示領域を示す画像等を表示させたり、或いはスピーカ50〜52を使用して音声により報知するようにする。
なお、報知は、画像表示装置80やスピーカ50〜52に限定されず、ランプ等を用いて表示するようにしても良い。
(図面の説明)
つぎに、図7、図9〜10を用いて、画像表示装置80の表示画面の切替動作について説明する。
図7、図9〜10は、画像表示装置80の各種の表示画面をそれぞれ説明するための説明図である。図7及び図10は、マルチ画面に切り替えた状態を示し、図9はシングル画面表示を示すものである。
(図7の説明)
図柄画像86は、先に図5を用いて説明した正面表示領域Aと右側表示領域C(第2の表示領域)と合わせた、図7に示す正面右側表示領域Dに表示される。
このため、パチンコ機10の正面方向X、及び向かって右側の右側方向Z(第2の方向)から、図柄画像86を見ることができる。なお、このとき、パチンコ機10の向かって左側の左側方向Y(第1の方向)からは、図柄画像86を見ることができない。
また、予告画像87(例えば「小鳥」のキャラクタ)は、パチンコ機10の向かって左側の左側表示領域B(第1の表示領域)に表示される。
このため、パチンコ機10の向かって左側の左側方向Y(第1の方向)から、予告画像87(例えば「小鳥」のキャラクタ)を見ることができる。なお、このとき、パチンコ機10の正面方向X、及び向かって右側の右側方向Z(第2の方向)からは、予告画像87(例えば「小鳥」のキャラクタ)を見ることができない。
また、このとき、左側スピーカ51からは、「小鳥」のさえずり等の効果音を出力させる。中央スピーカ50及び右側スピーカ52からは、図柄画像86の変動音等の効果音を出力させる。
(図9の説明)
図柄画像86は、パチンコ機10の向かって左側の左側表示領域B(第1の表示領域)、及び右側表示領域C(第2の表示領域)を含む正面右側表示領域Dに表示される。
このため、パチンコ機10の正面方向X、左右方向Y、Zの3方向全てから、図柄画像86を見ることができる。
また、このとき、図柄画像86の変動音等の同一の効果音を、3個のスピーカ50〜52から出力させる。
(図10の説明)
図柄画像86は、先に図5を用いて説明した正面表示領域Aと左側表示領域B(第1の表示領域)と合わせた、図10に示す正面左側表示領域Eに表示される。
このため、パチンコ機10の正面方向X、及び向かって左側の左側方向Y(第1の方向)から、図柄画像86を見ることができる。なお、このとき、パチンコ機10の向かって右側の右側方向Z(第2の方向)からは、図柄画像86を見ることができない。
また、予告画像88(例えば「ライオン」のキャラクタ)は、パチンコ機10の向かって右側の右側表示領域C(第2の表示領域)に表示される。
このため、パチンコ機10の向かって右側の右側方向Z(第2の方向)から、予告画像88(例えば「ライオン」のキャラクタ)を見ることができる。なお、このとき、パチンコ機10の正面方向X、及び向かって左側の左側方向Y(第1の方向)からは、予告画像88(例えば「ライオン」のキャラクタ)を見ることができない。
また、このとき、右側スピーカ52からは、「ライオン」のほえた声等の効果音を出力させる。中央スピーカ50及び左側スピーカ51からは、図柄画像86の変動音等の効果音を出力させる。
つぎに、図11〜12を用いて、右側表示領域C(第2の表示領域)への予告画像87〜88の表示方法について説明する。
表示方法には、次のステップにより行っている。
なお、次の(1)〜(2)のステップは、原理的な考え方を順を追って説明しているに過ぎず、画像表示装置80の制御方法を説明するものでない。
(1)第1のステップ
まず、図7の正面右側表示領域Dの視野角を、図10に示すように、例えば半分に狭める。このとき、図7の左側表示領域B(第1の表示領域)の視野角を、図10に示すように、倍に広げる。
すなわち、図11に示すように、図柄画像86を、第1の画素列Iの1個の画素列に表示させる。
第1の画素列Iの1個の画素列に表示された図柄画像86は、図11に示すように、視差バリア83の透明領域85を通して見える。
その結果、図柄画像86は、図11に示すように、右側表示領域C(第2の表示領域)に表示され、当該右側表示領域C(第2の表示領域)の視野角は、図7の正面右側表示領域Dの半分に狭められる。
また、予告画像87(88)を、図11に示すように、第2〜第3の画素列II〜IIIの2個の画素列に表示させる。
第2〜第3の画素列II〜IIIの2個の画素列に表示された予告画像87(88)は、図11に示すように、視差バリア83の透明領域85を通して見える。
その結果、予告画像87(88)は、図11に示すように、正面左側表示領域Eに表示され、当該正面左側表示領域Eの視野角は、図7の左側表示領域B(第1の表示領域)の倍に広げられる。
(2)第2のステップ
つぎに、第1のステップにおいて、図11に示す図柄画像86を表示する右側表示領域C(第2の表示領域)と、予告画像87(88)を表示する正面左側表示領域Eとを、図12に示すように、反転させる。
すなわち、図柄画像86を、図12に示すように、第2〜第3の画素列II〜IIIの2個の画素列に表示させる。
第2〜第3の画素列II〜IIIの2個の画素列に表示された図柄画像86は、図12に示すように、視差バリア83の透明領域85を通して見える。
その結果、図柄画像86は、図10及び図12に示すように、正面左側表示領域Eに表示され、パチンコ機10の正面方向X、及び向かって左側の左側方向Y(第1の方向)から見ることができる。
また、予告画像87(88)を、図12に示すように、第1の画素列Iの1個の画素列に表示させる。
第1の画素列Iの1個の画素列に表示された予告画像87(88)は、図12に示すように、視差バリア83の透明領域85を通して見える。
その結果、予告画像87(88)は、図10及び図12に示すように、右側表示領域C(第2の表示領域)に表示され、パチンコ機10の向かって右側の右側方向Z(第2の方向)からのみ見ることができる。
こうして、図7において、向かって左側に表示されていた予告画像87(88)を、図10に示すように、左右方向を逆転させて、右側に表示させることができる。
予告画像88としては、図10に示すように、例えば「ライオン」のキャラクタを表示させている。
(遊技の説明)
上記した構成を備えるパチンコ機10を用いた遊技について説明する。
まず、始動口90の始動球検出手段91により遊技球が検出されると、図9に示すように、画像表示装置80に3個の数字から構成された図柄画像86が表示され、当該3個の数字の変動表示が開始される。
図柄画像86は、図9に示すように、パチンコ機10の向かって左側の左側表示領域B(第1の表示領域)、及び右側表示領域C(第2の表示領域)を含む正面右側表示領域Dに表示される。
このため、パチンコ機10の正面方向X、左右方向Y、Zの3方向全てから、図柄画像86を見ることができる。
また、このとき、図柄画像86の変動音等と同一の効果音を、3個のスピーカ50〜52から出力させる。
その後、図1の遊技結果抽選手段210による抽選結果にもとづいて、3個の数字の変動表示が終了し、3個の数字が停止表示される。
上記3個の数字が停止表示される過程で、2個の数字が揃うと、特定の演出であるリーチ演出が開始される。
このとき、図1の画像表示制御手段220の特定演出表示変更手段221により、図7に示すように、マルチ画面に切替可能な状態となる。
このとき、画像表示装置80に、表示領域選択スイッチ70の操作が可能であることが報知される。同時に、2個のプッシュボタン71〜72のランプが共に点滅状態を開始する。
遊技者は、左右2個のプッシュボタン71〜72のいずれか一方を押すことで、左側表示領域B(第1の表示領域)と右側表示領域C(第2の表示領域)とを択一的に選択することができる。
遊技者が、例えば図3の向かって左側のプッシュボタン71を押すと、図7に示すように、予告画像87(例えば「小鳥」のキャラクタ)が左側表示領域B(第1の表示領域)に表示される。
このため、パチンコ機10の向かって左側の左側方向Y(第1の方向)から、予告画像87を見ることができる。なお、このとき、パチンコ機10の正面方向X、及び向かって右側の右側方向Z(第2の方向)からは、予告画像87を見ることができない。
また、このとき、図柄画像86は、正面右側表示領域Dに表示される。
このため、パチンコ機10の正面方向X、及び向かって右側の右側方向Z(第2の方向)から、図柄画像86を見ることができる。なお、このとき、パチンコ機10の向かって左側の左側方向Y(第1の方向)からは、図柄画像86を見ることができない。
また、このとき、左側スピーカ51からは、例えば「小鳥」のさえずり等の効果音を出力させる。中央スピーカ50及び右側スピーカ52からは、図柄画像86の変動音等の効果音を出力させる。
なお、2個のプッシュボタン71〜72のいずれをも押さない場合には、図9に示すシングル画面の表示状態を維持する。
その後、図1の遊技結果抽選手段210による抽選結果にもとづいて、3個の数字の変動表示が終了し、3個の数字が停止表示される。
このとき、マルチ画面から、図9に示すシングル画面の表示状態に復帰する。
(特定の遊技状態の場合)
一方、特定の遊技状態、例えば大当たり遊技に移行した場合にも、図1の画像表示制御手段220の特定遊技表示変更手段222により、マルチ画面に切替可能な状態となる。
マルチ画面に切替後は、図示しないが、図柄画像86に代えて、例えばラウンド数を表示させたり、予告画像87〜88に代えて、例えば確変や時短への突入確率を表示させるようにする。
(表示領域抽選の場合)
また、表示変更抽選手段223により、前述した表1の「マルチ画面に切替可能な状態」に当選した場合にも、図7に示すように、マルチ画面に切替可能な状態となる。
例えば、図1の遊技結果抽選手段210による抽選結果に応じて、表示変更抽選手段223により、前述した表1において、「マルチ画面に切替可能な状態」に当選し、且つ切替タイミングとして「リーチ演出の開始直後」が選択された場合について説明する。
図示しないが、2個の数字が揃ってリーチ状態となると、図7に示すように、マルチ画面に切替可能な状態となる。
このとき、表示領域抽選手段224により、選択表示領域に予告画像87〜88を表示させるか否かを抽選により決定する。
例えば、図1の遊技結果抽選手段210による抽選結果に応じて、表示領域抽選手段224により、前述した表2において、「選択表示領域に予告画像を表示させる」に当選した場合には、遊技者が、例えば図3の向かって左側のプッシュボタン71を押すと、図7に示すように、予告画像87(例えば「小鳥」のキャラクタ)が左側表示領域B(第1の表示領域)に表示される。
これに対し、前述した表2において、「非選択表示領域に予告画像を表示させる」に当選した場合には、遊技者が、例えば図3の向かって左側のプッシュボタン71を押しても、図10に示すように、遊技者が選択した左側表示領域B(第1の表示領域)には、図柄画像86が継続して表示される。逆に、遊技者が選択していない右側表示領域C(第2の表示領域)に、予告画像88(例えば「ライオン」のキャラクタ)が表示される。
(第2の実施の形態)
つぎに、図13を用いて、本発明の第2の実施の形態の一例について説明する。
本実施の形態の第1の特徴は、複数個(例えば3個)のスピーカ50〜52の少なくとも1個の特定スピーカ、例えば中央スピーカ50に、当該中央スピーカ50の向きを変更可能なスピーカ可動装置140を設けた点である。
本実施の形態の第2の特徴は、スピーカ可動装置140を設けたことにより、図1を用いて前述した第1の実施の形態のスピーカ制御手段250により、画像表示制御手段220による表示領域の表示制御に連動させて、スピーカ可動装置140を駆動することで、特定スピーカ、例えば中央スピーカ50の向きを変更させるようにしている点である。
(スピーカ可動装置140)
スピーカ可動装置140は、特定スピーカである中央スピーカ50の向きを、左右方向に変更可能なものである。
なお、特定スピーカを、中央スピーカ50としたが、これに限定されず、左右のスピーカ51〜52のいずれか一方、或いは両方としても良い。また、中央スピーカ50の向きを、左右方向に変更できるようにしたが、これに限定されず、上下方向に変更できるようにしても良い。
具体的には、スピーカ可動装置140は、図13に示すように、次のパーツを備える。
なお、スピーカ可動装置140のパーツは、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)ケース150
ケース150は、中央スピーカ50を収納するものである。ケース150は、その上下面から一対の軸151を突出させて、軸151を中心にケース150を左右方向に回転可能に支持する。
(2)モータ160
モータ160は、ケース150を回転させるためのものである。
(3)駆動力伝達機構170
駆動力伝達機構170は、モータ160の回転力をケース150の軸151に伝達させるためのものである。
具体的には、モータ160の駆動軸には、駆動プーリ171を固定し、ケース150の軸151には、可動プーリ172を固定し、両プーリ171〜172に、ベルト173を掛ける。
(遊技の説明)
前述した図9に示すように、パチンコ機10の向かって左側の左側表示領域B(第1の表示領域)、及び右側表示領域C(第2の表示領域)を含む正面右側表示領域Dに、同一の図柄画像86が表示される場合には、中央スピーカ50を正面方向Xに向かせておく。
これに対し、前述した図7に示すように、左側表示領域B(第1の表示領域)に予告画像87(例えば「小鳥」のキャラクタ)が表示される場合には、モータ160を駆動して、ケース150を回転させ、中央スピーカ50を左側方向Y(第1の方向)に向かって旋回させる。
そして、左側方向Y(第1の方向)に向かって旋回させた中央スピーカ50、及び左側スピーカ51から、「小鳥」のさえずり等の効果音を出力させる。また、このとき、右側スピーカ52からは、図柄画像86の変動音等の効果音を出力させる。
こうして、中央スピーカ50及び左側スピーカ51の2個のスピーカから、「小鳥」のさえずり等の効果音を出力させることで、臨場感を一層、増加させることができる。
(第3の実施の形態)
つぎに、図14〜15を用いて、本発明の第3の実施の形態の一例について説明する。
本実施の形態の第1の特徴は、遊技機として、図14に示すように、スロットマシン300を使用した点である。
本実施の形態の第2の特徴は、図15に示すように、正面右側表示領域Dにメイン演出画像311を表示させるとともに、左側表示領域B(第1の表示領域)にメイン演出画像311と異なるサブ演出画像312を表示させるようにした点である。
(スロットマシン300)
スロットマシン300の上方には、図14に示すように、画像表示装置310を設けている。画像表示装置310は、図3を用いて説明したパチンコ機10の画像表示装置80と同一の構造を有している。
また、スロットマシン300の高さの途中の向かって右側には、表示領域選択スイッチ320を設けている。表示領域選択スイッチ320は、先に図3を用いて説明した第1の実施の形態の表示領域選択スイッチ70と同様に、図14に示すように、左右に配置された平面三角形の計2個のプッシュボタン321〜322から構成している。
一方、画像表示装置310の下方には、表示窓330が設けられ、表示窓330には、リールユニット340が臨む。
リールユニット340には、次のパーツを備える。
なお、リールユニット340のパーツは、次の(1)〜(2)に限定されない。
(1)リール341〜343
リール341〜343は、複数個、例えば3個有り、各リール341〜343は複数種類の図柄が外周に表示されるものである。
なお、リール341〜343の個数を、3個としたが、これに限定されず、2個、或いは4個以上としても良い。
(2)リールモータ(図示せず)
リールモータは、図示しないが、複数個、例えばリール341〜343の個数に合わせて3個有り、複数個(例えば3個)のリール341〜343を個別に回転するものである。
なお、リールモータの個数を、リール341〜343の個数に合わせて3個としたが、これに限定されず、リール341〜343の個数に合わせて2個、或いは4個以上としても良い。
一方、表示窓330の下側の向かって右側には、メダルを投入するためのメダル投入口350を設けている。
また、表示窓330の下側の向かって左側には、スタートスイッチ360を設けている。
スタートスイッチ360は、メダル投入口350からのメダルの投入を条件に、複数個(例えば3個)のリールモータ(図示せず)の駆動を開始させるためのものである。
スタートスイッチ360の向かって右隣には、ストップスイッチ370〜372を設けている。
ストップスイッチ370〜372は、複数個、例えばリール341〜343やリールモータ(図示せず)の個数に合わせて3個有る。3個のストップスイッチ370〜372は、直上の3個の各リール340〜342にそれぞれ対応し、駆動中の3個のリールモータ(図示せず)を個別に停止可能なものである。
なお、ストップスイッチ370〜372の個数を、リール341〜343やリールモータ(図示せず)の個数に合わせて3個としたが、これに限定されず、リール341〜343やリールモータ(図示せず)の個数に合わせて2個、或いは4個以上としても良い。
スロットマシン300の下方には、払い出されたメダルが貯留させるメダル貯留皿380を設けている。
また、スロットマシン300の前面には、後述するが、スピーカ390〜392を設けている。
(スピーカ390〜392)
スピーカ390〜392は、図14に示すように、複数個、例えば3個有り、異なる位置に配置されている。各スピーカ390〜392は、各種の効果音を発生させるためのものである。
なお、スピーカ390〜392の個数は、3個に限定されず、2個、或いは4個以上設けても良し、又、取付位置も、図14に記載した位置に限定されない。
具体的には、スピーカ390〜392には、次の種類がある。
なお、スピーカ390〜392の種類は、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)下側スピーカ390
下側スピーカ390は、図14に示すように、メダル貯留皿380の上方に位置し、図15に示すように、正面方向Xに向かっている。
(2)左側スピーカ391
左側スピーカ391は、図14に示すように、画像表示装置310の向かって左側に位置し、図15に示すように、左側方向Y(第1の方向)に向かっている。
(3)右側スピーカ392
右側スピーカ392は、図14に示すように、画像表示装置310の向かって右側に位置し、図15に示すように、右側方向Z(第2の方向)に向かっている。
(画像表示制御手段220)
本実施の形態の画像表示制御手段220は、図15に示すように、正面右側表示領域Dにメイン演出画像311を表示させるとともに、左側表示領域B(第1の表示領域)にメイン演出画像311と異なるサブ演出画像312を表示させるようにしている。
具体的には、メイン演出画像311としては、図15に示すように、先に説明した第1の実施の形態の図1の遊技結果抽選手段210による抽選結果により、当選した可能性のある役の種類、例えば「ボーナス当選」の文字を表示させている。
なお、メイン演出画像311に表示する情報は、役の種類に限定されず、又、文字により表示させたが、これに限定されず、キャラクター等を用いて表示するようにしても良い。
また、サブ演出画像312としては、メイン演出画像311に表示された役が当選している信頼度或いは期待度を暗示させる、例えば「小鳥」のキャラクタを表示させている。
なお、サブ演出画像312として、キャラクタを表示させたが、これに限定されず、遊技結果抽選手段210による大当たり遊技への当選確率を、図示しないが、例えば「80%」等のように数値により表示させるようにしても良い。また、サブ演出画像312として、小鳥等の動物のキャラクタを表示させたが、これに限定されず、アニメやゲーム、或いは有名人等をキャラクタを表示させても良い。
また、サブ演出画像312の表示に先だって、ミニゲームなどを行わせ、当該ミニゲームのゲーム結果に対応させて、例えば勝利した場合にのみ、サブ演出画像312を表示させるようにしても良い。さらに、メイン演出画像311も同様に、表示に先だって、ミニゲームを行わせ、当該ミニゲームのゲーム結果に対応させて表示させるようにしても良い。
一方、本実施の形態の画像表示制御手段220には、先に説明した第1の実施の形態の図1に示したのと同様に、次の手段を備える。
(1)特定演出表示変更手段221
(2)特定遊技表示変更手段222
(3)表示変更抽選手段223
(4)表示領域抽選手段224
(5)表示領域報知手段225
特定演出表示変更手段221の特定の演出としては、いわゆる連続演出、いわゆる予告演出、いわゆる告知演出等がある。
特定遊技表示変更手段222の特定の遊技状態としては、図示しないが、例えばいわゆるBB(ビッグ・ボーナス)やRB(レギュラー・ボーナス)等のボーナス・ゲームや、いわゆるAR(アシスト・リプレイ・タイム)、いわゆるAT(アシスト・タイム)、いわゆるCT(チャレンジタイム)、いわゆるRT(リプレイ・タイム)等がある。
(遊技の説明)
上記した構成を備えるスロットマシン300を用いた遊技について説明する。
特定の演出としては、いわゆる連続演出が開始されると、先に説明した第1の実施の形態の図1の画像表示制御手段220の特定演出表示変更手段221により、図15に示すように、マルチ画面に切替可能な状態となる。
遊技者は、左右2個のプッシュボタン321〜322のいずれか一方を押すことで、右側表示領域C(第2の表示領域)を含む正面右側表示領域Dと、左側表示領域B(第1の表示領域)とを択一的に選択することができる。
図15に示すように、マルチ画面に切り替わると、左側表示領域B(第1の表示領域)にサブ演出画像312(例えば「小鳥」のキャラクタ)が表示される。
このため、スロットマシン300の向かって左側の左側方向Y(第1の方向)から、サブ演出画像312を見ることができる。なお、このとき、スロットマシン300の正面方向X、及び向かって右側の右側方向Z(第2の方向)からは、サブ演出画像312を見ることができない。
また、このとき、「ボーナス当選」の文字から構成したメイン演出画像311は、正面右側表示領域Dに表示される。
このため、スロットマシン300の正面方向X、及び向かって右側の右側方向Z(第2の方向)から、メイン演出画像311を見ることができる。なお、このとき、スロットマシン300の向かって左側の左側方向Y(第1の方向)からは、メイン演出画像311を見ることができない。
また、このとき、左側スピーカ391からは、「小鳥」のさえずり等の効果音を出力させる。下側スピーカ390及び右側スピーカ392らは、メイン演出画像311に関連した効果音や、リール341〜343の停止音等の効果音を出力させる。
一方、特定の遊技状態、例えばボーナス・ゲームに移行した場合にも、先に説明した第1の実施の形態の図1の画像表示制御手段220の特定遊技表示変更手段222により、図15に示すように、マルチ画面に切替可能な状態となる。
このとき、メイン演出画像311として、図示しないが、例えばいわゆるAR(アシスト・リプレイ・タイム)、いわゆるAT(アシスト・タイム)、いわゆるCT(チャレンジタイム)、いわゆるRT(リプレイ・タイム)等の遊技状態を表示させ、サブ演出画像312としては、これらの遊技状態に関する情報を表示させるようにする。
なお、このときも、メイン演出画像311やサブ演出画像312に関連した効果音を、3個のスピーカ390〜392から出力させる。
また、先に説明した第1の実施の形態の図1の表示変更抽選手段223により、前述した表1の「マルチ画面に切替可能な状態」に当選した場合にも、図15に示すように、マルチ画面に切替可能な状態となる。
パチンコ機の動作を説明するための概略ブロック図である。 パチンコ機の概略正面図である。 表示領域選択スイッチ70の平面図である。 画像表示装置の概略断面図である。 画像表示装置の表示領域を説明するための説明図である。 画像表示装置の原理を説明するための説明図である。 図5に対応し、画像表示装置のマルチ画面を説明するための説明図である。 図6に対応し、シングル画面表示の原理を説明するための説明図である。 図5に対応し、シングル画面を説明するための説明図である。 図5に対応し、マルチ画面を説明するための他の説明図である。 図6に対応し、マルチ画面表示の原理を説明するための第2の説明図である。 図6に対応し、マルチ画面表示の原理を説明するための第3の説明図である。 スピーカ可動装置を説明するための概略斜視図である。 本発明の第3の実施の形態の一例を示し、同図はスロットマシンの概略正面図である。 画像表示装置のマルチ画面を説明するための説明図である。
符号の説明
(第1の実施の形態)
10 パチンコ機(遊技機) 20 遊技盤
21 ガイドレール 22 遊技領域
30 上皿 40 下皿
50 中央スピーカ 51 左側スピーカ
52 右側スピーカ
60 操作ハンドル
70 表示領域選択スイッチ 71〜72 プッシュボタン
80 画像表示装置
81 液晶ディスプレイ 82 バックライト
83 視差バリア
84 不透明領域 85 透明領域
86 図柄画像 87〜88 予告画像
I 第1画素列 II 第2画素列
III 第3画素列
A 正面表示領域 B 左側表示領域(第1の表示領域)
C 右面表示領域(第2の表示領域) D 正面右側表示領域
E 正面左側表示領域
X 正面方向 Y 左側方向(第1の方向)
Z 右側方向(第2の方向)
90 始動口 91 始動球検出手段
100 可変入賞装置 101 入賞球検出手段
110 アウト口 120 球発射装置
130 賞球払出装置
200 遊技制御装置
210 遊技結果抽選手段 220 画像表示制御手段
221 特定演出表示変更手段 222 特定遊技表示変更手段
223 表示変更抽選手段 224 表示領域抽選手段
225 表示領域報知手段
230 特定遊技制御手段 240 賞球払出制御手段
250 スピーカ制御手段
(第2の実施の形態)
140 スピーカ可動装置 150 ケース
151 軸 160 モータ
170 駆動力伝達機構 171 駆動プーリ
172 可動プーリ 173 ベルト
(第3の実施の形態)
300 スロットマシン 310 画像表示装置
311 メイン演出画像 312 サブ演出画像
320 表示領域選択スイッチ 321〜322 プッシュボタン
330 表示窓 340 リールユニット
341〜343 リール 350 メダル投入口
360 スタートスイッチ 370〜372 ストップスイッチ
380 メダル貯留皿 390 下側スピーカ
391 左側スピーカ 392 右側スピーカ

Claims (4)

  1. 遊技の進行にもとづいて、画像を表示可能な画像表示装置と、
    前記画像表示装置に接続され、遊技の進行を制御するための遊技制御装置とを備える遊技機において、
    前記画像表示装置には、
    第1の方向に沿った第1の表示領域と、前記第1の方向とは異なる第2の方向に沿った第2の表示領域とに、同一の情報又は異なる情報を表示可能な液晶ディスプレイを使用し、
    前記遊技機には、
    異なる位置に配置された複数個のスピーカを備え、
    前記遊技制御装置には、
    前記第1の表示領域と前記第2の表示領域とにおける表示を制御可能な画像表示制御手段と、
    前記画像表示制御手段による表示領域の表示制御に連動させて、前記複数個のスピーカから出力させる効果音を変化させるためのスピーカ制御手段とを備えていることを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機であって、
    前記画像表示制御手段は、
    常時は、前記第1の表示領域と前記第2の表示領域とに同一の情報を表示させるとともに、
    遊技の進行に関連させて、前記第1の表示領域と前記第2の表示領域とに異なる情報を表示させ、
    前記スピーカ制御手段は、
    前記異なる情報にそれぞれ対応する前記異なる効果音を、異なるスピーカから出力させるようにしていることを特徴とする遊技機。
  3. 請求項2に記載の遊技機であって、
    前記スピーカ制御手段は、
    前記異なる効果音の音量を互いに異ならせるようにしていることを特徴とする遊技機。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の遊技機であって、
    前記複数個のスピーカの少なくとも1個の特定スピーカには、
    当該特定スピーカの向きを変更可能なスピーカ可動装置を設け、
    前記スピーカ制御手段は、
    前記画像表示制御手段による表示領域の表示制御に連動させて、前記スピーカ可動装置を駆動することで、前記特定スピーカの向きを変更させるようにしていることを特徴とする遊技機。
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