JP4942153B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
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このため、従来の可変表示装置では、遊技者が見る角度を変えても、LCD表示装置に表示される画像には変化がなかった。
すなわち、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
すなわち、請求項1に記載の発明は、次の点を目的とする。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。
(1)始動口(90)
始動口(90)は、例えば図2に示すように、遊技領域(22)内を流下する遊技球が入球可能なものである。
画像表示装置(80)は、始動口(90)に遊技球が入球したことを条件に、図柄画像(86)を変動表示させるためのものである。
(3)可変入賞装置(100)
可変入賞装置(100)は、画像表示装置(80)に停止表示された図柄画像(86)の組み合わせが予め設定された特定の組み合わせとなったことを条件に、遊技領域(22)内を流下する遊技球が入球し難い第1状態から入球し易い第2状態に可変可能なものである。
遊技制御装置(200)は、例えば図1に示すように、画像表示装置(80)及び可変入賞装置(100)にそれぞれ接続され、遊技の進行を制御するためのものである。
第2に、画像表示装置(80)には、例えば図6、図8、図10及び図11に示すように、第1の方向(例えば左側方向Y)から見ることができる第1の表示領域(例えば左側表示領域B)と、第1の方向(例えば左側方向Y)とは異なる第2の方向(例えば右側方向Z)から見ることができる第2の表示領域(例えば右側表示領域C)とに、同一の情報(例えば図柄画像86のみ)又は異なる情報(例えば図柄画像86と予告画像87)を表示可能な1個の液晶ディスプレイ(81)を使用する。
また、第1の表示領域として、例えば図8及び図10に示すように、左側表示領域(B)を例示したが、これに限定されない。第2の表示領域として、例えば図11に示すように、右側表示領域(C)を例示したが、これに限定されない。
第3に、画像表示装置(80)の前面には、例えば図4に示すように、次の構成を設ける。
(5)可動物(140)
可動物(140)は、例えば図8及び図11に示すように、第1の表示領域(例えば左側表示領域B)と第2の表示領域(例えば右側表示領域C)とのいずれか一方の表示領域に向かって、遊技者の視覚の方向を案内するためのものである。
(6)選択スイッチ(70)
選択スイッチ(70)は、可動物(140)による遊技者の視線の案内方向を選択可能なものである。
(7)可動物移動制御手段(260)
可動物移動制御手段(260)は、選択スイッチ(70)により選択された案内方向にもとづいて可動物(140)を移動させるためのものである。
(8)画像表示制御手段(220)
画像表示制御手段(220)は、可動物(140)の移動に応じて、第1の表示領域(例えば左側表示領域B)と第2の表示領域(例えば右側表示領域C)とにおける表示を制御するためのものである。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、マルチ画面表示が可能な画像表示装置の採用に加えて、当該マルチ画面を可動物の移動に関連させて制御することができる。
図1〜14は、本発明の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。
図1は、パチンコ機の動作を説明するための概略ブロック図、図2はパチンコ機の概略正面図、図3は選択スイッチの平面図、図4は可動物であるスコープを説明するための斜視図、図5は画像表示装置の概略断面図、図6は画像表示装置の表示領域を説明するための説明図、図7は画像表示装置の原理を説明するための説明図、図8は図6に対応し、画像表示装置のマルチ画面を説明するための説明図、図9は図7に対応し、シングル画面表示の原理を説明するための説明図、図10は図6に対応し、シングル画面を説明するための説明図、図11は図6に対応し、マルチ画面を説明するための他の説明図、図12〜13は図7に対応し、マルチ画面表示の原理を説明するための他の説明図、図14は図8に対応し、スコープの移動方向と予告画像の表示領域とが相違する場合を説明するための説明図をそれぞれ示すものである。
(パチンコ機10)
まず、図2を用いて、遊技機の一例としてのパチンコ機10について説明する。
なお、遊技機は、パチンコ機10等の弾球遊技機に限定されず、図示しないが、いわゆる雀球遊技機や、いわゆるアレンジボール等の弾球遊技機でも良い。
遊技盤20には、ガイドレール21で囲まれた内側に、遊技領域22を形成する。
遊技領域22については、後述するが、ガイドレール21に案内されて発射された遊技球が、上方から下方に向かって流下する。
遊技盤20の下側には、上下に上皿30と下皿40とを配置している。
下皿40は、後述するが、上皿から溢れた賞球が貯まり込むものである。
上皿30の向かって右側には、スピーカ50を設けている。
スピーカ50は、各種の効果音を発生させるためのものである。
操作ハンドル60は、上皿30に供給された遊技球を、遊技領域22に向かって発射操作するためのものである。
下皿40の向かって左側には、後述するが、選択スイッチ70を設けている。
選択スイッチ70は、図示しないが、画像表示装置80に表示される画像による演出に関与可能なものである。
(遊技領域22)
遊技領域22には、図2に示すように、次のパーツを備える。
(1)画像表示装置80
(2)始動口90
(3)可変入賞装置100
(4)アウト口110
なお、遊技領域22のパーツは、上記した(1)〜(4)に限定されない。
(選択スイッチ70)
選択スイッチ70は、後述するが、可動物140による遊技者の視線の案内方向を選択可能なものである。
2個のプッシュボタン71〜72は、択一的に操作され、一方を押すと、押された方がオンとなり、他方がオフとなる。また、プッシュボタン71〜72の内部には、図示しないが、LED等のランプが内蔵され、オンとなると、ランプが点灯し、オフとなると、ランプが消灯する。
このデフォルトの状態では、2個のプッシュボタン71〜72の操作は無効となっており、操作が可能となると、2個のプッシュボタン71〜72のランプが共に点滅状態となる。
この点滅状態で、画像表示装置80は、後述する図10に示すように、シングル画像が表示されている。
(画像表示装置80)
画像表示装置80は、図2に示すように、遊技領域22のほぼ中央に配置されている。画像表示装置80は、遊技の進行にもとづいて、画像を表示可能なものである。
なお、次の(1)〜(3)については、後述する。
(1)液晶ディスプレイ81
(2)バックライト82
(3)視差バリア83
なお、画像表示装置80のパーツは、上記した(1)〜(3)に限定されない。
(液晶ディスプレイ81)
液晶ディスプレイ81は、例えば透過型の薄膜トランジスタ(TFT)液晶パネルを使用し、後述するが、図1の画像表示制御手段220から供給される画像データに応答して、画素化したフルカラーディスプレイとして機能する。
液晶ディスプレイ81の表示面には、図6に示すように、次の3個の表示領域A〜Cを有する。
正面表示領域Aは、図6に示すように、画像表示装置80の正面方向Xに沿っている。
(2)左側表示領域B
左側表示領域Bは、図6に示すように、画像表示装置80の向かって左側方向Yに沿っている。
右側表示領域Cは、図6に示すように、画像表示装置80の向かって右側方向Zに沿っている。
(バックライト82)
バックライト82は、図5に示すように、液晶ディスプレイ81の裏面側に配置され、光源から構成されている。
(視差バリア83)
視差バリア83は、図5に示すように、液晶ディスプレイ81の表面側に配置されている。
具体的には、視差バリア83は、図7に示すように、交互に配置された不透明領域84と透明領域85とから構成される。
透明領域85は、不透明領域84により分離され、垂直方向に延びている。
(マルチ画面表示)
液晶ディスプレイ81の表示面は、図8に示すように、マルチ画面となっている。
すなわち、液晶ディスプレイ81の表示面は、図7に示すように、視差バリア83の不透明
領域84と透明領域85との位置に対応させて、複数、例えば3列の第1〜第3の画素列I〜
IIIに分けられている。
図柄画像86は、図8に示すように、複数個、例えば横並びに3個表示され、「7」等の数字から構成されている。
なお、図柄画像86を、「7」等の数字から構成したが、これに限定されず、文字、記号、絵等から構成しても良い。
第1〜第2の画素列I〜IIの2個の画素列に表示された図柄画像86は、図7に示すように、視差バリア83の透明領域85を通して見える。
その結果、図柄画像86は、先に図6を用いて説明した正面表示領域Aと右側表示領域C(第2の表示領域)と合わせた、図8に示す正面右側表示領域Dに表示され、画像表示装置80の正面方向X、及び向かって右側の右側方向Zから見ることができる。
予告画像87は、遊技結果抽選手段210による抽選結果を暗示させるものである。
具体的には、予告画像87として、後述するが、遊技結果抽選手段210による大当たり遊技への当選確率を、図8に示すように、例えば「80%」等のように数値により表示させている。
第3の画素列IIIの1個の画素列表示された予告画像87は、図7に示すように、視差バリア83の透明領域85を通して見える。
一方、正面右側表示領域Dと左側表示領域B(第1の表示領域)とを比較すると、正面右側表示領域Dの視野角を大きく設定している。
(シングル画面表示)
また、液晶ディスプレイ81は、図10に示すように、シングル画面を表示することができる。
具体的には、第1〜第3の画素列I〜IIIの3個の画素列には、図9に示すように、図柄画像86を全て表示させる。
第1〜第3の画素列I〜IIIの3個の画素列に表示された図柄画像86は、図9に示すように、視差バリア83の透明領域85を通して見える。
(可変入賞装置100)
可変入賞装置100は、後述するが、図1の特定遊技制御手段230により特定遊技、例えば大当たり遊技が開始されると、遊技者に不利な第1の状態、例えば扉の閉状態から、遊技者に有利な第2の状態、扉の開放状態に変化するものである。
可変入賞装置100の内部には、図1に示すように、次のパーツを備える。
(1)入賞球検出手段101
入賞球検出手段101は、可変入賞装置100の内部に入球した遊技球を検出するためのものであり、例えば光学的なセンサーから構成されている。
(アウト口110)
アウト口110は、図2に示すように、遊技領域22の最下方に位置し、当該アウト口110に入球した遊技球は、いわゆるアウト球となる。
(可動物140)
一方、画像表示装置80の前面には、図4に示すように、可動物140を設ける。
具体的には、可動物140には、図4に示すように、次のパーツを備える。
なお、可動物140のパーツは、次の(1)〜(3)に限定されない。
スコープ141は、図4に示すように、遊技者がのぞき込むことが可能なものであり、例えば双眼鏡型を形成されている。そして、遊技者は、スコープ141を通して、画像表示装置80の画面をのぞき込むことができるようにしている。
(2)アーム142
アーム142は、図4に示すように、スコープ141を上方から吊り下げて、画像表示装置80の前面に支持するためのものである。
移動装置150は、図4に示すように、アーム142を介してスコープ141を連結され、スコープ141を移動するためのものである。
移動装置150は、図示しないが、次の機構を備える。
なお、移動装置150の機構は、次の(3−1)〜(3−3)に限定されない。
昇降機構は、スコープ141を昇降するためのものである。スコープ141は、図示しないが、画像表示装置80の上方に位置し、昇降機構により下降されると、図4に示すように、画像表示装置80の前面に位置する。
(3−2)水平移動機構
水平移動機構は、図8及び図11に示すように、スコープ141を水平方向、すなわち画像表示装置80の左右方向に移動させるためのものである。
回転機構は、図8及び図11に示すように、アーム142を中心に、スコープ141を回転するためのものである。すなわち、画像表示装置80の左右方向に移動したときに、スコープ141が画面の方向に向くように回転させている。
(遊技制御装置200)
遊技制御装置200は、パチンコ機10の遊技の進行を制御するためのものである。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、そのほか電気的・磁気的・光学的なメモリーやディスク等でも良い。
遊技制御装置200のCPU(図示せず)は、記録媒体、例えばROMに記録されたプログラムを読み込むことで、図1に示すように、次の手段として機能する。
(1)遊技結果抽選手段210
(2)画像表示制御手段220
(3)特定遊技制御手段230
(4)賞球払出制御手段240
(5)効果音発生手段250
(6)可動物移動制御手段260
なお、遊技制御装置200の手段は、上記した(1)〜(6)に限定されない。
(遊技制御装置200の入力段)
遊技制御装置200の入力段には、図1に示すように、次のパーツがそれぞれ接続されている。
(2)始動球検出手段91
(3)入賞球検出手段101
(4)選択スイッチ70
なお、遊技制御装置200の入力段に接続されたパーツは、上記した(1)〜(4)に限定されない。
(遊技制御装置200の出力段)
遊技制御装置200の出力段には、図1に示すように、次のパーツがそれぞれ接続されている。
(1)球発射装置120
球発射装置120は、図2の操作ハンドル60の操作にもとづいて、上皿30に供給された遊技球を1球ずつ遊技領域22に向かって弾発するためのものである。
(3)賞球払出装置130
賞球払出装置130は、入賞球に応じて所定個数の賞球を、図2の上皿30若しくは下皿40に払い出すためのものである。
(4)画像表示装置80
(5)スピーカ50
(6)可動物140の移動装置150
(遊技結果抽選手段210)
遊技結果抽選手段210は、始動口90に遊技球が入球したことを条件に、一般遊技から遊技者に有利な特定遊技(例えば大当たり遊技)に移行させるか否かを抽選により決定するためのものである。
なお、特定遊技は、大当たり遊技に限定されない。
(画像表示制御手段220)
画像表示制御手段220は、画像表示装置80に各種の画像を表示させるためのものである。
具体的には、画像表示制御手段220は、図8及び図11に示すように、選択スイッチ70により選択された左側表示領域B(第1の表示領域)と右側表示領域C(第2の表示領域)とのいずれか一方の表示領域に、遊技の進行に関連する情報、例えば予告画像87を表示させるようにしている。
また、画像表示制御手段220は、選択スイッチ70の操作が無い場合に、図10に示すように、左側表示領域B(第1の表示領域)と右側表示領域C(第2の表示領域)との両方の表示領域に同一の情報、例えば図柄画像86のみを表示させるようにしている。
なお、次の(1)〜(5)の手段については、後述する。
(1)特定演出表示変更手段221
(2)特定遊技表示変更手段222
(3)表示変更抽選手段223
(4)表示領域抽選手段224
(5)表示領域報知手段225
なお、画像表示制御手段220の手段は、上記した(1)〜(5)に限定されない。
(特定遊技制御手段230)
特定遊技制御手段230は、アタッカーである可変入賞装置100を開閉させることにより、特定遊技である大当たり遊技を制御するためのものである。
なお、可変入賞装置100の扉の開放時間を、30秒間としたが、これに限定されない。
可変入賞装置100の開状態において、遊技球が入球すると、図1の入賞球検出手段101により検出され、賞球払出装置130により所定の個数の賞球が払い出される。
なお、所定の入賞個数を、10個としたが、これに限定されない。
ラウンドの更新回数は、予め設定された所定の回数、例えば15回に設定されている。
なお、可変入賞装置100の内部の特定の位置に、図示しないが、ラウンドの更新を行わせるため継続スイッチを内蔵し、当該継続スイッチにより可変入賞装置100に入球した遊技球が検出されたことを条件に、ラウンドを更新させるようにしても良い。
(賞球払出制御手段240)
賞球払出制御手段240は、遊技球が入賞することを条件に、賞球払出装置130を駆動して所定の個数の賞球を払い出すためのものである。
(効果音発生手段250)
効果音発生手段250は、遊技の進行に関連させて、各種の効果音をスピーカ50から発生させるためのものである。
(可動物移動制御手段260)
可動物移動制御手段260は、選択スイッチ70により選択された案内方向にもとづいて可動物140を移動させるためのものである。
なお、マルチ画面からシングル画面に復帰する場合には、可動物移動制御手段260は、上記した手順の逆の手順により、スコープ141を画像表示装置80の画面の上方に待避させる。
(特定演出表示変更手段221)
特定演出表示変更手段221は、特定の演出が表示されたときに、マルチ画面に切替可能な状態、すなわち選択スイッチ70の操作を有効とするためのものであるためのものである。
(特定遊技表示変更手段222)
特定遊技表示変更手段222は、特定の遊技状態において、マルチ画面に切替可能な状態、すなわち選択スイッチ70の操作を有効とするためのものであるためのものである。
大当たり遊技の場合には、図柄画像86に代えて、例えばラウンド数を表示させ、予告画像87に代えて、例えば確変や時短への突入確率を表示させるようにする。
時短の場合には、図柄画像86を表示させ、予告画像87に代えて、例えば時短終了迄の図柄画像86の変動表示の回数を表示させるようにする。
(表示変更抽選手段223)
表示変更抽選手段223は、画像表示制御手段220により、マルチ画面に切替可能な状態、すなわち選択スイッチ70の操作を有効とするためのものである否かを抽選により決定するためのものである。
上記した表1に示したように、遊技結果抽選手段210の抽選結果は、次の2通りの場合がある。
(1)大当たり遊技に「外れ」たが、「リーチ演出」を行うと決定された場合
(2)大当たり遊技に「当選」し、且つ「リーチ演出」も行うと決定された場合
上記した表1からも明らかな通り、大当たり遊技の「外れ」の場合に比較して、大当たり遊技の「当選」の場合の方が、「マルチ画面に切替可能な状態」に移行する確率を高確率としている。
また、切替のタイミングは、上記した表1に示したように、次の3個の切替のタイミングのうちから、1個を抽選により選択している。
(a)リーチ演出の開始直後
(b)リーチ演出の前半
(c)リーチ演出の後半
(表示領域抽選手段224)
表示領域抽選手段224は、可動物140の移動に応じて案内された一方の表示領域に、遊技結果抽選手段210による抽選結果を暗示させる予告画像87を表示させるか、他方の表示領域に予告画像87を表示させるか否かを抽選により決定するためのものである。
具体的には、表示領域抽選手段224による抽選確率は、次の「表2」に例示する通りである。
上記した表2に示したように、遊技結果抽選手段210の抽選結果は、次の2通りの場合がある。
(1)大当たり遊技に「外れ」たが、「リーチ演出」を行うと決定された場合
(2)大当たり遊技に「当選」し、且つ「リーチ演出」も行うと決定された場合
上記(1)の大当たり遊技の「外れ」の場合には、可動物140が移動した表示領域に予告画像87を表示させる確率を、可動物140が移動した表示領域と異なる表示領域に予告画像87を表示させる確率より低確率に設定している。
このため、選択表示領域に予告画像87を表示させた場合には、大当たり遊技への遊技者の期待感を高いものとすることができる。
(表示領域報知手段225)
表示領域報知手段225は、表示領域抽選手段224により、予告画像87を表示させることが決定された表示領域を、遊技者に報知するためのものである。
なお、報知は、画像表示装置80やスピーカ50に限定されず、ランプ等を用いて表示するようにしても良い。
(図面の説明)
つぎに、図8、図10〜11、図14を用いて、画像表示装置80の表示画面の切替動作について説明する。
(図8の説明)
図柄画像86は、先に図6を用いて説明した正面表示領域Aと右側表示領域C(第2の表示領域)と合わせた、図8に示す正面右側表示領域Dに表示される。
また、予告画像87は、左側表示領域B(第1の表示領域)に表示される。
このため、左側方向Yから、予告画像87を見ることができる。なお、このとき、パチンコ機10の正面方向X、及び向かって右側の右側方向Zからは、予告画像87を見ることができない。
(図10の説明)
図柄画像86は、左側表示領域B(第1の表示領域)及び正面右側表示領域Dに表示される。
(図11の説明)
図柄画像86は、先に図6を用いて説明した正面表示領域Aと左側表示領域B(第1の表示領域)と合わせた、図11に示す正面左側表示領域Eに表示される。
また、予告画像87は、右側表示領域C(第2の表示領域)に表示される。
このため、右側方向Zから、予告画像87を見ることができる。なお、このとき、パチンコ機10の正面方向X、及び向かって左側の左側方向Yからは、予告画像87を見ることができない。
つぎに、図12〜13を用いて、右側表示領域C(第2の表示領域)への予告画像87の表示方法について説明する。
表示方法には、次のステップにより行っている。
(1)第1のステップ
まず、図8の正面右側表示領域Dの視野角を、図11に示すように、例えば半分に狭める。このとき、図8の左側表示領域B(第1の表示領域)(第2の表示領域)の視野角を、図11に示すように、倍に広げる。
第1の画素列Iの1個の画素列に表示された図柄画像86は、図12に示すように、視差バリア83の透明領域85を通して見える。
その結果、図柄画像86は、図12に示すように、右側表示領域C(第2の表示領域)に表示され、当該右側表示領域C(第2の表示領域)の視野角は、図8の正面右側表示領域Dの半分に狭められる。
第2〜第3の画素列II〜IIIの2個の画素列に表示された予告画像87は、図12に示すように、視差バリア83の透明領域85を通して見える。
その結果、予告画像87は、図12に示すように、正面左側表示領域Eに表示され、当該正面左側表示領域Eの視野角は、図8の左側表示領域B(第1の表示領域)の倍に広げられる。
つぎに、第1のステップにおいて、図12に示す図柄画像86を表示する右側表示領域C(第2の表示領域)と、予告画像87を表示する正面左側表示領域Eとを、図13に示すように、反転させる。
すなわち、図柄画像86を、図13に示すように、第2〜第3の画素列II〜IIIの2個の画素列に表示させる。
その結果、図柄画像86は、図11及び図13に示すように、正面左側表示領域Eに表示され、パチンコ機10の正面方向X、及び向かって左側の左側方向Yから見ることができる。
第1の画素列Iの1個の画素列に表示された予告画像87は、図13に示すように、視差バリア83の透明領域85を通して見える。
その結果、予告画像87は、図11及び図13に示すように、右側表示領域C(第2の表示領域)に表示され、右側方向Zからのみ見ることができる。
(図14の説明)
図柄画像86は、図11の場合と同様に、正面左側表示領域Eに表示される。
このため、パチンコ機10の正面方向X、及び向かって左側の左側方向Yから、図柄画像86を見ることができる。なお、このとき、右側方向Zからは、図柄画像86を見ることができない。
また、予告画像87は、右側表示領域C(第2の表示領域)に表示される。
このため、右側方向Zから、予告画像87を見ることができる。なお、このとき、パチンコ機10の正面方向X、及び向かって左側の左側方向Yからは、予告画像87を見ることができない。
(遊技の説明)
上記した構成を備えるパチンコ機10を用いた遊技について説明する。
このとき、画像表示装置80は、デフォルトのシングル画面となっている。
すなわち、図柄画像86は、左側表示領域B(第1の表示領域)及び正面右側表示領域Dに表示される。
その後、図1の遊技結果抽選手段210による抽選結果にもとづいて、3個の数字の変動表示が終了し、3個の数字が停止表示される。
上記3個の数字が停止表示される過程で、2個の数字が揃うと、特定の演出であるリーチ演出が開始される。
また、このとき、図1の表示領域抽選手段224により、前述した表2において、「可動物が移動した表示領域に予告画像を表示させる」に当選している場合について説明する。
2個のプッシュボタン71〜72のいずれか一方が押されると、例えば図3の向かって左側のプッシュボタン71を押すと、当該プッシュボタン71がオンとなり、反対側の右側のプッシュボタン72がオフとなる。このとき、図示しないが、オンとなった左側のプッシュボタン71のランプが点灯し、オフとなった右側のプッシュボタン72のランプが消灯する。
その後、スコープ141は、左側のプッシュボタン71がオンとなったことに応じて、図8に示すように、向かって左側に移動し、左側表示領域B(第1の表示領域)内で停止する。そして、スコープ141は、回転して、画像表示装置80の画面の方向に向く。
すなわち、予告画像87は、図8に示すように、左側表示領域B(第1の表示領域)に表示される。
このため、遊技者は、左側表示領域B(第1の表示領域)に移動したスコープ141を通して、予告画像87を見ることができる
したがって、遊技者は、選択スイッチ70の操作により移動したスコープ141の位置と、予告画像87の表示領域とが一致していることがわかり、大当たり遊技への期待感を比較的高いものと予想することが可能である。
このときは、図柄画像86は、図14に示すように、正面左側表示領域Eに表示される。
また、予告画像87は、右側表示領域C(第2の表示領域)に表示される。
このため、可動物140であるスコープ141は、図14に示すように、正面左側表示領域Eに位置し、スコープ141を通して、図柄画像86を見ることができるが、予告画像87を見ることができない。
(特定の遊技状態の場合)
一方、特定の遊技状態、例えば大当たり遊技に移行した場合にも、図1の画像表示制御手段220の特定遊技表示変更手段222により、マルチ画面に切替可能な状態となる。
(第2の実施の形態)
つぎに、図15〜18を用いて、本発明の第2の実施の形態について説明する。
すなわち、扉300〜302は、図15に示すように、次の3枚の扉300〜302から構成されている。
3枚の扉300〜302は、図示しないが、画像表示装置80が、デフォルトのシングル画面となっている場合には、左側表示領域B(第1の表示領域)及び正面右側表示領域Dを遮らない位置、例えば上方に待避している。そして、画像表示装置80が、シングル画面からマルチ画面に切り替わる際に、図15に示すように、3枚の扉300〜302が閉じた状態で下降し、画像表示装置80の左側表示領域B(第1の表示領域)及び正面右側表示領域Dを全て、一旦、遮蔽する。その後、選択スイッチ70の操作に従って、左右の扉301〜302の一方を、択一的に開放させる。その後、画像表示装置80が、マルチ画面からシングル画面に復帰すると、再度、上方に待避し、左側表示領域B(第1の表示領域)及び正面右側表示領域Dを全て開放させる。
(1)正面の扉300
(2)左側の扉301
(3)右側の扉302
上記3枚の扉300〜302は、前後方向に互い違いに配置され、先に図1を用いて説明した移動装置150により開閉する。
(図15〜18の説明)
つぎに、図15〜18について、説明する
(図15の説明)
図15は、3枚の扉300〜302の開閉状態を説明するための説明図である。
まず、図柄画像86は、左側表示領域B(第1の表示領域)及び正面右側表示領域Dに表示される。
このとき、正面の扉300は、画像表示装置80の正面に位置し、正面方向Xからは正面の扉300により遮蔽されて、画面に表示された図柄画像86を見ることができない。
右側の扉302は、画像表示装置80の向かって右側に位置し、右側方向Zからは右側の扉302により遮蔽されて、図柄画像86を見ることができない。
(図16の説明)
図16は、向かって左側の扉301の開放状態を説明するための説明図である。
このとき、左側の扉301が開放し、正面の扉300の裏側に重なり合って、左側表示領域B(第1の表示領域)が開放される。
このため、開放された左側表示領域B(第1の表示領域)を通して、左側方向Yからは予告画像87が見える。これに対し、正面方向X及び右側方向Zの2方向からは、正面の扉300及び右側の扉302により遮蔽されて、図柄画像86を見ることができない。
(図17の説明)
図17は、向かって右側の扉302の開放状態を説明するための説明図である。
このとき、右側の扉302が開放し、正面の扉300の表側に重なり合って、右側表示領域C(第2の表示領域)が開放される。
(図18の説明)
図18は、向かって左側の扉301の開放状態し、このとき反対側の右側表示領域C(第2の表示領域)に予告画像87を表示させた状態を説明するための説明図である。
このとき、左側の扉301が開放し、正面の扉300の裏側に重なり合って、左側表示領域B(第1の表示領域)が開放される。
(遊技の説明)
先に図1の遊技結果抽選手段210による抽選結果に応じて、表示変更抽選手段223により、前述した表1において、「マルチ画面に切替可能な状態」に当選し、且つ切替タイミングとして「リーチ演出の開始直後」が選択された場合について説明する。
リーチ演出が開始されると、2個のプッシュボタン71〜72は、共に消灯した状態から、共に点滅した状態となり、遊技者の操作を促す。
2個のプッシュボタン71〜72のいずれか一方が押されると、例えば図3の向かって左側のプッシュボタン71を押すと、当該プッシュボタン71がオンとなり、反対側の右側のプッシュボタン72がオフとなる。このとき、図示しないが、オンとなった左側のプッシュボタン71のランプが点灯し、オフとなった右側のプッシュボタン72のランプが消灯する。
その後、3枚の扉300〜302は、左側のプッシュボタン71がオンとなったことに応じて、図16に示すように、左側の扉301が開くことで、左側表示領域B(第1の表示領域)を開放する。
すなわち、予告画像87は、図16に示すように、左側表示領域B(第1の表示領域)に表示される。
このため、遊技者は、左側の扉301が開くことで、開放された左側表示領域B(第1の表示領域)を通して、予告画像87を見ることができる
したがって、遊技者は、選択スイッチ70の操作により開放された表示領域と、予告画像87の表示領域とが一致していることがわかり、大当たり遊技への期待感を比較的高いものと予想することが可能である。
このときは、図柄画像86は、図18に示すように、正面左側表示領域Eに表示される。
また、予告画像87は、右側表示領域C(第2の表示領域)に表示される。
このため、遊技者は、開放された左側表示領域B(第1の表示領域)を通して、図柄画像86を見ることができるが、予告画像87を見ることができない。
10 パチンコ機(弾球遊技機) 20 遊技盤
21 ガイドレール 22 遊技領域
30 上皿 40 下皿
50 スピーカ 60 操作ハンドル
70 選択スイッチ 71〜72 プッシュボタン
80 画像表示装置
81 液晶ディスプレイ 82 バックライト
83 視差バリア
84 不透明領域 85 透明領域
86 図柄画像 87 予告画像
I 第1画素列 II 第2画素列
III 第3画素列
A 正面表示領域 B 左側表示領域(第1の表示領域)
C 右面表示領域(第2の表示領域) D 正面右側表示領域
E 正面左側表示領域
X 正面方向 Y 左側方向
Z 右側方向
90 始動口 91 始動球検出手段
100 可変入賞装置 101 入賞球検出手段
110 アウト口 120 球発射装置
130 賞球払出装置
140 可動物
141 スコープ 142 アーム
150 移動装置
200 遊技制御装置
210 遊技結果抽選手段 220 画像表示制御手段
221 特定演出表示変更手段 222 特定遊技表示変更手段
223 表示変更抽選手段 224 表示領域抽選手段
225 表示領域報知手段
230 特定遊技制御手段 240 賞球払出制御手段
250 効果音発生手段
260 可動物移動制御手段
(第2の実施の形態)
300〜302 扉
Claims (1)
- 遊技領域内を流下する遊技球が入球可能な始動口と、
前記始動口に遊技球が入球したことを条件に、図柄画像を変動表示させるための画像表示装置と、
前記画像表示装置に停止表示された図柄画像の組み合わせが予め設定された特定の組み合わせとなったことを条件に、前記遊技領域内を流下する遊技球が入球し難い第1状態から入球し易い第2状態に可変可能な可変入賞装置と、
前記画像表示装置及び前記可変入賞装置にそれぞれ接続され、遊技の進行を制御するための遊技制御装置とを備える弾球遊技機において、
前記画像表示装置には、
第1の方向から見ることができる第1の表示領域と、前記第1の方向とは異なる第2の方向から見ることができる第2の表示領域とに、同一の情報又は異なる情報を表示可能な1個の液晶ディスプレイを使用し、
前記画像表示装置の前面には、
前記第1の表示領域と前記第2の表示領域とのいずれか一方の表示領域に向かって、遊技者の視覚の方向を案内するための移動可能な可動物を設け、
前記弾球遊技機の前面には、
前記可動物による遊技者の視線の案内方向を選択可能な選択スイッチを備え、
前記遊技制御装置には、
前記選択スイッチにより選択された案内方向にもとづいて前記可動物を移動させるための可動物移動制御手段と、
前記可動物の移動に応じて、前記第1の表示領域と前記第2の表示領域とにおける表示を制御するための画像表示制御手段とを備えていることを特徴とする弾球遊技機。
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