JP2007229162A - 弾球遊技機 - Google Patents

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JP2007229162A JP2006053834A JP2006053834A JP2007229162A JP 2007229162 A JP2007229162 A JP 2007229162A JP 2006053834 A JP2006053834 A JP 2006053834A JP 2006053834 A JP2006053834 A JP 2006053834A JP 2007229162 A JP2007229162 A JP 2007229162A
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貴大 西坂
Koji Toyoshima
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Abstract

【課題】 パチンコ機等の弾球遊技機に関し、遊技者の視線の方向を案内するための可動物の移動と、表示画面の視野角の変化とを関連付けた演出を行うことができるようにしたものである。
【解決手段】 画像表示装置(80)の前面には、正面画像(例えば正面表示領域b1)、左側画像(例えば左側表示領域b2)及び右側画像(例えば右側表示領域b3)の3個の画像のうち、1個の画像に向かって、遊技者の視線の方向を案内するための可動物(140)を設ける。遊技制御装置(200)には、可動物移動制御手段(260)は、選択スイッチ(70)により選択された案内方向にもとづいて可動物(140)を移動させるための可動物移動制御手段(260)、可動物移動制御手段(260)による可動物(140)の移動に応じて、3個の画像を制御することにより、画像表示装置(80)の視野角を切り替えるための視野角切替手段(221)を備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、パチンコ機等の弾球遊技機に関し、遊技者の視線の方向を案内するための可動物の移動と、表示画面の視野角の変化とを関連付けた演出を行うことができるようにしたものである。
従来、可変表示装置を備えたパチンコ機やスロットマシン等の遊技機において、当該可変表示装置は、液晶プレートを有する左右2個の液晶表示装置(LCD(Liquid Crystal Display)表示装置)である表示部と、左右の表示部の間に設けられた遮蔽部材とを含む構成が提案されている(特許文献1の段落番号「0023」、図2〜3参照)。
特開2003-265748号公報(段落番号「0023」、図2〜3)
しかし、従来の可変表示装置は、LCD表示装置である左右の表示部の間に、遮蔽部材を配置し、図柄画像を遮蔽部材を裏側を通過させて左右に移動表示しているに過ぎず、表示画面の視野角を変化させて演出に利用しようとする技術的な思想がなかった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、表示画面の視野角を変化させることで、演出上の効果の高い可変表示装置を提供しようとするものである。
すなわち、表示画面の視野角を変化させると、遊技者の見る角度により、表示画面が見えたり、見えなかったりし、表示上の変化を大きくすることができる。
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
すなわち、請求項1に記載の発明は、次の点を目的とする。
請求項1に記載の発明は、遊技者の視線の方向を案内するための可動物の移動と、表示画面の視野角の変化とを関連付けた演出を行うことができるようにしたものである。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項2に記載の発明は、可動物を、遊技者がのぞき込むことが可能なスコープより構成することができるようにしたものである。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項3に記載の発明は、可動物を、画像表示装置の前面を遮蔽可能な扉より構成することができるようにしたものである。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項4に記載の発明は、遊技の抽選結果に応じて、視野角を切り替えることができるようにしたものである。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、上記した請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項5に記載の発明は、視野角の比較的広い通常視野角から、当該通常視野角より左右方向の視野角を狭めた狭視野角に切り替えることができるようにしたものである。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、上記した請求項5に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項6に記載の発明は、視野角の選択の操作が無い場合にも、視野角を切り替えることができるようにしたものである。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、上記した請求項5又は請求項6に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項7に記載の発明は、スイッチ液晶を用いて光を遮蔽することで、表示画面の視野角を狭めることができるようにしたものである。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、上記した請求項7に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項8に記載の発明は、遮蔽された視野角を利用して、パターン画像を表示することができるようにしたものである。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、上記した請求項8に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項9に記載の発明は、テキスト情報を表示することができるようにしたものである。
テキスト情報としては、例えば文字、社名、機種名、遊技状態等を表示することができる。
(請求項10)
請求項10に記載の発明は、上記した請求項8又は請求項9に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項10に記載の発明は、イメージ情報を表示することができるようにしたものである。
イメージ情報としては、例えば絵、記号、マーク或いはメーカロゴ等を表示することができる。
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。
第1に、弾球遊技機(例えばパチンコ機10)には、例えば図1〜2に示すように、次の構成を備える。
なお、弾球遊技機は、パチンコ機(10)に限定されず、いわゆる雀球遊技機や、いわゆるアレンジボール等の弾球遊技機でも良い。
(1)始動口(90)
始動口(90)は、例えば図2に示すように、遊技領域(22)内を流下する遊技球が入球可能なものである。
(2)画像表示装置(80)
画像表示装置(80)は、始動口(90)に遊技球が入球したことを条件に、図柄画像(84)を変動表示させるためのものである。
(3)可変入賞装置(100)
可変入賞装置(100)は、画像表示装置(80)に停止表示された図柄画像(84)の組み合わせに応じて、遊技領域(22)内を流下する遊技球が入球し難い第1状態から入球し易い第2状態に可変可能なものである。
(4)遊技制御装置(200)
遊技制御装置(200)は、画像表示装置(80)及び可変入賞装置(100)にそれぞれ接続され、遊技の進行を制御するためのものである。
第2に、画像表示装置(80)には、例えば図4及び図6〜7に示すように、遊技者に向かった正面方向(X)に沿った正面画像(例えば正面表示領域b1)と、正面画像(例えば正面表示領域b1)に向かって左側方向(Y)に沿った左側画像(例えば左側表示領域b2)と、正面画像(例えば正面表示領域b1)に向かって右側方向(Z)に沿った右側画像(例えば右側表示領域b3)とをそれぞれ表示可能な液晶ディスプレイ(81)を使用する。
第3に、画像表示装置(80)の前面には、例えば図5に示すように、次の構成を設ける。
(5)可動物(140)
可動物(140)は、例えば図7に示すように、正面画像(例えば正面表示領域b1)、左側画像(例えば左側表示領域b2)及び右側画像(例えば右側表示領域b3)の3個の画像のうち、1個の画像に向かって、遊技者の視線の方向を案内するためのものである。
第4に、弾球遊技機(例えばパチンコ機10)の前面には、例えば図1〜2に示すように、次の構成を備える。
(6)選択スイッチ(70)
選択スイッチ(70)は、可動物(140)による遊技者の視線の案内方向を選択可能なものである。
第5に、遊技制御装置(200)には、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
(7)可動物移動制御手段(260)
可動物移動制御手段(260)は、選択スイッチ(70)により選択された案内方向にもとづいて可動物(140)を移動させるためのものである。
(8)視野角切替手段(221)
視野角切替手段(221)は、可動物移動制御手段(260)による可動物(140)の移動に応じて、3個の画像を制御することにより、画像表示装置(80)の視野角を切り替えるためのものである。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、可動物(140)は、例えば図5に示すように、遊技者がのぞき込むことが可能なスコープ(141)である
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、可動物(140)は、例えば図13に示すように、画像表示装置(80)の前面を遮蔽可能な扉(300〜302)である。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
第1に、遊技制御装置(200)には、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
(1)遊技結果抽選手段(210)
遊技結果抽選手段(210)は、始動口(90)に遊技球が入球したことを条件に、遊技結果(例えば大当たり遊技)を抽選により決定するためのものである。
なお、遊技結果は、大当たり遊技に限定されない。
第2に、視野角切替手段(221)は、遊技結果抽選手段の抽選結果(210)にもとづいて、視野角を切り替えるようにしている。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、上記した請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、視野角切替手段(221)は、例えば図6〜7に示すように、視野角の比較的広い通常視野角(例えば通常視野角表示領域A)から、当該通常視野角(例えば通常視野角表示領域A)より左右方向の視野角を狭めた狭視野角(例えば狭視野角表示領域B)に切り替えるようにしている。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、上記した請求項5に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、視野角切替手段(221)は、例えば図7に示すように、選択スイッチ(70)の操作が無い場合に、狭視野角(例えば狭視野角表示領域B)において、正面画像(例えば正面表示領域b1)のみを使用するようにしている。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、上記した請求項5又は請求項6に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
第1に、液晶ディスプレイ(81)の表裏面の片側の面(例えば裏面)には、例えば図4に示すように、スイッチ液晶(83)を設ける。
なお、液晶ディスプレイ(81)の表裏面の片側の面として、液晶ディスプレイ(81)の裏面にスイッチ液晶(83)を設けたが、これに限定されず、図示しないが、液晶ディスプレイ(81)の表面にスイッチ液晶(83)を設けても良い。
第2に、視野角切替手段(221)は、狭視野角(例えば狭視野角表示領域B)外の通常視野角(例えば通常視野角表示領域A)の範囲に伝播される光を、スイッチ液晶(83)により遮蔽することにより、例えば図6〜7に示すように、通常視野角(例えば通常視野角表示領域A)から狭視野角(例えば狭視野角表示領域B)に切り替えようにしている。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、上記した請求項7に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、視野角切替手段(221)には、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
(1)パターン画像表示手段(223)
パターン画像表示手段(223)は、狭視野角(例えば狭視野角表示領域B)外の通常視野角(例えば通常視野角表示領域A)の範囲に伝播される光を、スイッチ液晶(83)により部分的に遮蔽することにより、例えば図8に示すように、パターン画像(85)を表示するためのものである。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、上記した請求項8に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、パターン画像表示手段(223)は、例えば図8に示すように、パターン画像(85)としてテキスト情報を表示するようにしている。
(請求項10)
請求項10に記載の発明は、上記した請求項8又は請求項9に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、パターン画像表示手段(223)は、図示しないが、パターン画像(85)としてイメージ情報を表示するようにしている。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、遊技者の視線の方向を案内するための可動物の移動と、表示画面の視野角の変化とを関連付けた演出を行うことができる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明によれば、上記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2に記載の発明によれば、可動物を、遊技者がのぞき込むことが可能なスコープより構成することができる。
(請求項3)
請求項3に記載の発明によれば、上記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項3に記載の発明によれば、可動物を、画像表示装置の前面を遮蔽可能な扉より構成することができる。
(請求項4)
請求項4に記載の発明によれば、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項4に記載の発明によれば、遊技の抽選結果に応じて、視野角を切り替えることができる。
(請求項5)
請求項5に記載の発明によれば、上記した請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項5に記載の発明によれば、視野角の比較的広い通常視野角から、当該通常視野角より左右方向の視野角を狭めた狭視野角に切り替えることができる。
(請求項6)
請求項6に記載の発明によれば、上記した請求項5に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項6に記載の発明によれば、視野角の選択の操作が無い場合にも、視野角を切り替えることができる。
(請求項7)
請求項7に記載の発明によれば、上記した請求項5又は請求項6に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項7に記載の発明によれば、スイッチ液晶を用いて光を遮蔽することで、表示画面の視野角を狭めることができる。
(請求項8)
請求項8に記載の発明によれば、上記した請求項7に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項8に記載の発明によれば、遮蔽された視野角を利用して、パターン画像を表示することができる。
(請求項9)
請求項9に記載の発明によれば、上記した請求項8に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項9に記載の発明によれば、テキスト情報を表示することができる。
テキスト情報としては、例えば文字、社名、機種名、遊技状態等を表示することができる。
(請求項10)
請求項10に記載の発明によれば、上記した請求項8又は請求項9に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項10に記載の発明によれば、イメージ情報を表示することができる。
イメージ情報としては、例えば絵、記号、マーク、或いはメーカロゴ等を表示することができる。
(図面の説明)
図1〜12は、本発明の第1の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。
図1は、パチンコ機の動作を説明するための概略ブロック図、図2はパチンコ機の概略正面図、図3は視野角切替スイッチの平面図、図4は画像表示装置の概略断面図、図5は可動物を説明するための斜視図、図6〜7は画像表示装置の視野角の切替動作を説明するための説明図、図8は画像表示装置に表示されるパターン画像の説明図、図9〜10はスコープの移動状態を説明するための説明図、図11〜12は視野角の切替動作とスコープの移動との関係を説明するための説明図をそれぞれ示すものである。
図13〜17は、本発明の第2の実施の形態の一例を示し、各図は扉の開閉動作を説明するための説明図をそれぞれ示すものである。
(パチンコ機10)
まず、図2を用いて、遊技機の一例としてのパチンコ機10について説明する。
なお、遊技機は、パチンコ機10等の弾球遊技機に限定されず、図示しないが、いわゆる雀球遊技機や、いわゆるアレンジボール等の弾球遊技機でも良い。
パチンコ機10の上半分には、遊技盤20を配置している。
遊技盤20には、ガイドレール21で囲まれた内側に、遊技領域22を形成する。
遊技領域22については、後述するが、ガイドレール21に案内されて発射された遊技球が、上方から下方に向かって回転しながら流れ落ち、遊技領域22から主として遊技部を構成している。
遊技盤20の下側には、上下に上皿30と下皿40とを配置している。
上皿30は、遊技者により供給された遊技球や、払い出された遊技球が貯まるものである。
下皿40は、後述するが、上皿から溢れた賞球が貯まり込むものである。
上皿30の向かって右側には、スピーカ50を設けている。
スピーカ50は、各種の効果音を発生させるためのものである。
また、下皿40の向かって右側には、操作ハンドル60を設けている。
操作ハンドル60は、上皿30に供給された遊技球を、遊技領域22に向かって発射操作するためのものであり、操作ハンドル60から主として操作部を構成している。
下皿40の向かって左側には、選択スイッチ70を設けている。なお、選択スイッチ70については、後述する。
(遊技領域22)
遊技領域22には、図2に示すように、次のパーツを備える。
なお、次の(1)〜(4)については、後述する。
(1)画像表示装置80
(2)始動口90
(3)可変入賞装置100
(4)アウト口110
なお、遊技領域22のパーツは、上記した(1)〜(4)に限定されない。
(画像表示装置80)
画像表示装置80は、図2に示すように、遊技領域22のほぼ中央に配置されている。画像表示装置80は、遊技の進行にもとづいて、画像を表示可能なものである。
具体的には、画像表示装置80には、図4に示すように、次のパーツを備える。
なお、次の(1)〜(3)については、後述する。
(1)液晶ディスプレイ81
(2)バックライト82
(3)スイッチ液晶83
なお、画像表示装置80のパーツは、上記した(1)〜(3)に限定されない。
(液晶ディスプレイ81)
液晶ディスプレイ81は、例えば透過型の薄膜トランジスタ(TFT)液晶パネルを使用し、後述するが、図1の画像制御手段220から供給される画像データに応答して、画素化したフルカラーディスプレイとして機能する。
なお、液晶ディスプレイ81は、透過型に限定されず、反射型又は放射型であっても良い。また、液晶ディスプレイ81は、薄膜トランジスタ(TFT)液晶パネルにも限定されない。
(バックライト82)
バックライト82は、図4に示すように、液晶ディスプレイ81の裏面側に配置され、光源から構成されている。
(スイッチ液晶83)
スイッチ液晶83は、液晶ディスプレイ81の裏面側に配置されている。
スイッチ液晶83は、図示しないが、液晶層と関連付けられた電極を有し、当該電極に電圧を印加することにより、図6〜7に示すように、通常視野角(例えば通常視野角表示領域A)から狭視野角(例えば狭視野角表示領域B)に切り替え可能に構成されている。
すなわち、電極に電圧が印加されると、狭視野角(例えば狭視野角表示領域B)外の通常視野角(例えば通常視野角表示領域A)の範囲に、バックライト82から液晶ディスプレイ81に伝播される光が遮蔽されることにより、図6〜7に示すように、通常視野角(例えば通常視野角表示領域A)から狭視野角(例えば狭視野角表示領域B)に切り替えられる。
なお、スイッチ液晶83を、液晶ディスプレイ81の裏面側に配置し、液晶ディスプレイ81とバックライト82との間に位置させたが、これに限定されず、液晶ディスプレイ81の表面側に配置しても良い。すなわち、スイッチ液晶83を、液晶ディスプレイ81の表面側に配置した場合には、バックライト82から液晶ディスプレイ81を通って伝播される光が、スイッチ液晶83により遮蔽されるようにしても良い。
上記光の遮蔽は、全部又は一部であって、一部を遮蔽することにより、後述するが、図8に示すパターン画像85の表示が可能となる。すなわち、光を遮蔽した部分は、暗く見え、光が透過した部分は、明るく見え、両者の境界を利用して、パターン画像85を表示させている。
(可動物140)
画像表示装置80の前面には、図5に示すように、可動物140を設ける。
可動物140は、図7に示すように、正面画像(例えば正面表示領域b1)、左側画像(例えば左側表示領域b2)及び右側画像(例えば右側表示領域b3)の3個の画像のうち、1個の画像に向かって、遊技者の視線の方向を案内するためのものである。
具体的には、可動物140には、図5に示すように、次のパーツを備える。
なお、可動物140のパーツは、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)スコープ141
スコープ141は、図5に示すように、遊技者がのぞき込むことが可能なものであり、例えば双眼鏡型を形成されている。そして、遊技者は、スコープ141を通して、画像表示装置80の画面をのぞき込むことができるようにしている。
(2)アーム142
アーム142は、図5に示すように、スコープ141を上方から吊り下げて、画像表示装置80の前面に支持するためのものである。
(3)移動装置150
移動装置150は、図5に示すように、アーム142を介してスコープ141を連結され、スコープ141を移動するためのものである。
移動装置150は、図示しないが、次の機構を備える。
なお、移動装置150の機構は、次の(3−1)〜(3−3)に限定されない。
(3−1)昇降機構
昇降機構は、スコープ141を昇降するためのものである。スコープ141は、図示しないが、昇降機構により上昇され、画像表示装置80の前面から待避している。これに対し、昇降機構により下降されると、図5に示すように、画像表示装置80の前面に位置する。
(3−2)水平移動機構
水平移動機構は、図7、図9〜10に示すように、スコープ141を水平方向、すなわち画像表示装置80の左右方向に移動させるためのものである。
(3−3)回転機構
回転機構は、図7、図9〜10に示すように、アーム142を中心に、スコープ141を回転するためのものである。すなわち、画像表示装置80の左右方向に移動したときに、スコープ141が画面の方向に向くように回転させている。
(始動口90)
始動口90は、図2に示すように、画像表示装置80の真下に配置され、例えば羽根が開閉するいわゆる電動チューリップが使用されている。
始動口90の内部には、図1に示す始動球検出手段91を設けている。
始動球検出手段91は、始動口90に入球した遊技球を検出するためのものであり、例えば光学的なセンサーから構成されている。
なお、始動球検出手段91は、光学的なセンサーに限定されず、機械的なスイッチ、或いは磁気的なセンサーを用いても良い。
(可変入賞装置100)
可変入賞装置100は、後述するが、図1の特定遊技制御手段230により特定遊技、例えば大当たり遊技が開始されると、遊技者に不利な第1の状態、例えば扉の閉状態から、遊技者に有利な第2の状態、扉の開放状態に変化するものである。
具体的には、可変入賞装置100は、図2に示すように、始動口90の真下に配置され、例えばモータやソレノイド等の駆動源の駆動力により、扉が開閉するいわゆるアタッカーが使用されている。
可変入賞装置100の内部には、図1に示すように、次のパーツを備える。
(1)入賞球検出手段101
入賞球検出手段101は、可変入賞装置100の内部に入球した遊技球を検出するためのものであり、例えば光学的なセンサーから構成されている。
なお、入賞球検出手段101は、光学的なセンサーに限定されず、機械的なスイッチ、或いは磁気的なセンサーを用いても良い。
(アウト口110)
アウト口110は、図2に示すように、遊技領域22の最下方に位置し、当該アウト口110に入球した遊技球は、いわゆるアウト球となる。
(選択スイッチ70)
選択スイッチ70は、可動物140による遊技者の視線の案内方向を選択可能なものである。
具体的には、選択スイッチ70は、図3に示すように、次の3個のスイッチ71〜73から構成され、3個のスイッチ71〜73を択一的に操作可能としている。
(1)中央プッシュボタン71
中央プッシュボタン71は、中央に位置し、平面円形に形成されている。
中央プッシュボタン71は、デフォルトでオンとなり、このとき、図示しないが、中央プッシュボタン71の内部のLED等のランプを点灯させることで、オン状態となっていることを表示している。
(2)左側プッシュボタン72
左側プッシュボタン72は、中央プッシュボタン71の向かって左側に配置され、平面三角形に形成され、その頂点を左側に向けている。
左側プッシュボタン72は、デフォルトでオフとなっている。
そして、左側プッシュボタン72を押すと、オンとなり、このとき、中央プッシュボタン71と同様に、図示しないが、左側プッシュボタン72の内部のLED等のランプを点灯させることで、オン状態となっていることを表示している。
左側プッシュボタン72を押したときに、中央プッシュボタン71がオン状態となっているときには、オフとなり、このとき、中央プッシュボタン71のランプを消灯させることで、オフ状態となっていることを表示する。
(3)右側プッシュボタン73
右側プッシュボタン73は、中央プッシュボタン71の向かって左側に配置され、平面三角形に形成され、その頂点を左側に向けている。
右側プッシュボタン73は、デフォルトでオフとなっている。
そして、右側プッシュボタン73を押すと、オンとなり、このとき、中央プッシュボタン71や左側プッシュボタン72と同様に、図示しないが、右側プッシュボタン73の内部のLED等のランプを点灯させることで、オン状態となっていることを表示している。
右側プッシュボタン73を押したときに、中央プッシュボタン71がオン状態となっているときには、オフとなり、このとき、中央プッシュボタン71のランプを消灯させることで、オフ状態となっていることを表示する。
また、右側プッシュボタン73を押したときに、左側プッシュボタン72がオン状態となっているときには、オフとなり、このとき、左側プッシュボタン72のランプを消灯させることで、オフ状態となっていることを表示する。
(遊技制御装置200)
遊技制御装置200は、パチンコ機10の遊技の進行を制御するためのものである。
具体的には、遊技制御装置200は、コンピュータであって、図示しないが、例えばCPUを中心に構成され、ROMやRAM等の記録媒体、I/O等を備えている。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、そのほか電気的・磁気的・光学的なメモリーやディスク等でも良い。
遊技制御装置200のCPU(図示せず)は、記録媒体、例えばROMに記録されたプログラムを読み込むことで、図1に示すように、次の手段として機能する。
なお、次の(1)〜(6)の手段の説明については、後述する。
(1)遊技結果抽選手段210
(2)画像制御手段220
(3)特定遊技制御手段230
(4)賞球払出制御手段240
(5)効果音発生手段250
(6)可動物移動制御手段260
なお、遊技制御装置200の手段は、上記した(1)〜(6)に限定されない。
(遊技制御装置200の入力段)
遊技制御装置200の入力段には、図1に示すように、次のパーツがそれぞれ接続されている。
(1)操作ハンドル60
(2)始動球検出手段91
(3)入賞球検出手段101
(4)選択スイッチ70
なお、遊技制御装置200の入力段に接続されたパーツは、上記した(1)〜(4)に限定されない。
(遊技制御装置200の出力段)
遊技制御装置200の出力段には、図1に示すように、次のパーツがそれぞれ接続されている。
なお、遊技制御装置200の出力段に接続されたパーツは、次の(1)〜(6)に限定されない。
(1)球発射装置120
球発射装置120は、図2の操作ハンドル60の操作にもとづいて、上皿30に供給された遊技球を1球ずつ遊技領域22に向かって弾発するためのものである。
(2)可変入賞装置100
(3)賞球払出装置130
賞球払出手段130は、入賞球に応じて所定個数の賞球を、図2の上皿30若しくは下皿40に払い出すためのものである。
(4)画像表示装置80
(5)スピーカ50
(6)可動物140の移動装置150
(遊技結果抽選手段210)
遊技結果抽選手段210は、一般遊技から遊技者に有利な特定遊技、例えば大当たり遊技に移行させるか否かを抽選により決定するためのものである。
具体的には、遊技結果抽選手段210は、始動口90に入球した遊技球が始動球検出手段91により検出されたことを契機に、乱数を取得し、当該取得した乱数を、図示しないが、テーブルに照合して判定を行うことで、大当たり遊技の「当選」、「外れ」等の別を決定している。
なお、特定遊技は、大当たり遊技に限定されない。
(画像制御手段220)
画像制御手段220は、画像表示装置80を各種の画像を表示させるものである。
具体的には、画像制御手段220は、次のような画像を画像表示装置80に表示させている。
なお、画像表示装置80に表示する画像は、次の(1)〜(2)に限定されない。
(1)図柄画像84
図柄画像84は、図5に示すように、複数個、例えば横並びに3個表示され、「7」等の数字から構成されている。
なお、図柄画像84は、数字に限定されず、文字、記号、絵等から構成しても良い。
図柄画像84は、遊技結果抽選手段210による抽選結果にもとづいて、変動表示・停止表示する。
(2)各種の演出画像
各種の演出画像として、図11に示すように、例えば予告画像86を表示させている。
予告画像86としては、遊技結果抽選手段210による大当たり遊技への当選確率を、図11に示すように、例えば「80%」等のように数値により表示させている。
なお、予告画像86は、数値による表示に限定されず、キャラクター等を用いて表示するようにしても良い。
一方、画像制御手段220には、図1に示すように、次の手段を備える。
なお、次の(3)の手段の説明については、後述する。
(3)視野角切替手段221
なお、画像制御手段220の手段は、上記した(3)に限定されない。
(特定遊技制御手段230)
特定遊技制御手段230は、アタッカーである可変入賞装置100を開閉させることにより、特定遊技である大当たり遊技を制御するためのものである。
具体的には、大当たり遊技が開始されると、可変入賞装置100の扉を所定の開放時間、例えば30秒間、開状態とする。
なお、可変入賞装置100の扉の開放時間を、30秒間としたが、これに限定されない。
可変入賞装置100の開状態において、遊技球が入球すると、図1の入賞球検出手段101により検出され、賞球払出装置130により所定の個数の賞球が払い出される。
入賞球検出手段101により検出された入賞球の個数が、所定の入賞個数、例えば10個となると、開放時間(30秒間)の途中であっても、一旦、可変入賞装置100を閉状態に復帰させた後、再度、開状態とすることで、ラウンドが更新される。
なお、所定の入賞個数を、10個としたが、これに限定されない。
ラウンドの更新回数は、予め設定された所定の回数、例えば15回に設定されている。
15回目の最終のラウンドにおいて、開放時間(30秒間)が経過するか、或いは入賞球検出手段101により検出された入賞球が所定の入賞個数(例えば10個)に達するか、いずれか先に達成された終了条件に従って、大当たり遊技を終了させる。
なお、可変入賞装置100の内部の特定の位置に、図示しないが、ラウンドの更新を行わせるため継続スイッチを内蔵し、当該継続スイッチにより可変入賞装置100に入球した遊技球が検出されたことを条件に、ラウンドを更新させるようにしても良い。
(賞球払出制御手段240)
賞球払出制御手段240は、遊技球が入賞することを条件に、賞球払出装置130を駆動して所定の個数の賞球を払い出すためのものである。
(効果音発生手段250)
効果音発生手段250は、遊技の進行に関連させて、各種の効果音をスピーカ50から発生させるためのものである。
(可動物移動制御手段260)
可動物移動制御手段260は、選択スイッチ70により選択された案内方向にもとづいて可動物140を移動させるためのものである。
具体的には、可動物移動制御手段260は、可動物140の移動装置150の駆動の制御を行っている。
例えば、遊技者が、選択スイッチ70の左側プッシュボタン72を押した場合には、図1の視野角切替手段221により視野角が切り替えられるときに、移動装置150の昇降機構により、図5に示すように、画像表示装置80の前面の位置まで、スコープ141を下降させる。
その後、移動装置150の水平移動機構により、図9に示すように、向かって左側に向かってスコープ141を移動させる。また、移動装置150の回転機構により、画像表示装置80の画面の方向を向くように、スコープ141を回転させる。
遊技者が、右側プッシュボタン73を押した場合には、スコープ141を同様に下降させた後、移動装置150の水平移動機構により、図10に示すように、向かって右側に向かってスコープ141を移動させる。また、移動装置150の回転機構により、画像表示装置80の画面の方向を向くように、スコープ141を回転させる。
遊技者が、左右のプッシュボタン72〜73のいずれも押さない場合には、中央プッシュボタン71がデフォルトでオンとなっている。このときは、スコープ141を下降させるだけで良い。
(視野角切替手段221)
視野角切替手段221は、可動物移動制御手段260による可動物140の移動に応じて、3個の画像を制御することにより、画像表示装置80の視野角を切り替えるためのものである。
3個の画像は、後述する図7に示すように、正面画像(例えば正面表示領域b1)、左側画像(例えば左側表示領域b2)、右側画像(例えば右側表示領域b3)である。
具体的には、視野角切替手段221は、遊技結果抽選手段210の視野角抽選手段222により、先に表1を用いて説明したように、「視野角を切り替える」旨の決定があったときに、画像表示装置80の視野角を切り替えるようにしている。
視野角の切替方向は、後述する表1に示すように、「選択スイッチによる選択と一致させる」場合と、「選択スイッチによる選択と異ならせる」場合との2通りがある。
具体的には、視野角切替手段221には、図1に示すように、次の手段を備える。
なお、次の(1)〜(3)の手段の説明については、後述する。
(1)視野角抽選手段222
(2)パターン画像表示手段223
(3)視野角自動復帰手段224
なお、視野角切替手段221の手段は、上記した(1)〜(3)に限定されない。
(視野角抽選手段222)
視野角抽選手段222は、遊技結果抽選手段210による抽選結果に応じて、図6〜7に示すように、通常視野角(例えば通常視野角表示領域A)から狭視野角(例えば狭視野角表示領域B)に切り替えるか否かを抽選により決定するためのものである。
視野角の抽選のタイミングは、遊技結果抽選手段210による抽選直後であるが、これに限定されない。
また、視野角抽選手段222は、遊技結果抽選手段210により大当たり遊技である特定遊技への移行抽選に当選している場合に、図6〜7に示すように、通常視野角(例えば通常視野角表示領域A)から狭視野角(例えば狭視野角表示領域B)に切り替える確率を、通常視野角(例えば通常視野角表示領域A)を維持する確率より高確率に設定している。
具体的には、視野角抽選手段222による抽選確率は、次の「表1」に例示する通りである。
Figure 2007229162
なお、上記した表1に確率は、同表に記載された数値に限定されない。また、視野角を切り替えるか否かの切替抽選と、選択スイッチ70の選択に一致させるか否かの抽選とを、個別に抽選させるようにしても良い。
上記した表1に示したように、遊技結果抽選手段210の抽選結果は、次の2通りの場合がある。
(1)大当たり遊技に「外れ」たが、「リーチ演出」を行うと決定された場合
(2)大当たり遊技に「当選」し、且つ「リーチ演出」も行うと決定された場合
上記した表1からも明らかな通り、大当たり遊技の「外れ」の場合に比較して、大当たり遊技の「当選」の場合の方が、「視野角を切り替える」確率を高確率としている。
このため、視野角が切り替えられた場合には、大当たり遊技への遊技者の期待感を高いものとすることができる。
また、切替のタイミングは、上記した表1に示したように、次の3個の切替のタイミングのうちから、1個を抽選により選択している。
(a)リーチ演出の開始直後
(b)リーチ演出の前半
(c)リーチ演出の後半
さらに、上記した表1からも明らかな通り、視野角の切替方向を、選択スイッチ70による選択と一致させるか否かを選択している。
すなわち、上記した表1の「選択スイッチによる選択と一致させる」が選択された場合には、例えば遊技者が右側プッシュボタン73を押した場合に、図11に示すように、スコープ141が向かって右側に移動させる。このとき、向かって右側の狭視野角表示領域Cに予告図柄86を表示させる。
これに対し、上記した表1の「選択スイッチによる選択と異ならせる」が選択された場合には、遊技者が右側を選択したにも拘わらず、図12に示すように、正面の狭視野角表示領域Dに予告図柄86を表示させる。このとき、右側表示領域d2が遮蔽されることから、スコープ141が位置する右方向から、予告図柄86が見えなくなる。
上記した表1からも明らかな通り、大当たり遊技の「外れ」の場合に比較して、大当たり遊技の「当選」の場合の方が、「選択スイッチによる選択と一致させる」確率を高確率としている。
このため、視野角の切替方向が、選択スイッチ70による選択と一致した場合には、大当たり遊技への遊技者の期待感を高いものとすることができる。
(パターン画像表示手段223)
パターン画像表示手段223は、狭視野角(例えば狭視野角表示領域B)外の通常視野角(例えば通常視野角表示領域A)の範囲に伝播される光を、スイッチ液晶83により部分的に遮蔽することにより、図8に示すように、パターン画像85を表示するためのものである。
パターン画像85としては、次の種類がある。
なお、パターン画像85の種類は、次の(1)〜(2)に限定されない。
(1)テキスト情報
テキスト情報としては、図8に示すように、例えば「こっちじゃないよ。残念」のような文字、製造メーカ名、ホール名、機種名、大当たり遊技等の遊技状態等を表示する。
(2)イメージ情報
イメージ情報としては、図示しないが、例えば絵、記号、マーク、或いは製造メーカやホールのロゴやキャラクター等を表示する。
(視野角自動復帰手段224)
視野角自動復帰手段224は、狭視野角(例えば狭視野角表示領域B)に切り替えられた視野角を、通常視野角(例えば通常視野角表示領域A)に自動的に復帰させるためのものである。
復帰のタイミングは、リーチ演出の終了時、すなわち、3個の図柄画像84の変動表示が全て停止表示されたときである。
なお、復帰タイミングは、リーチ演出の終了時としたが、これに限定されず、大当たりが遊技に当選している場合には、当該大当たりの終了時としても良い。
(図6〜12の説明)
つぎに、図6〜12について、説明する。
(図6の説明)
図6は、画像表示装置80の画面を、視野角が比較的に広い通常視野角に切り替えた状態を説明するための説明図である。
すなわち、画像表示装置80の画面には、例えば図柄画像84が表示され、当該図柄画像84は、通常視野角を有する通常視野角表示領域Aに表示されている。
通常視野角表示領域Aにおいては、画像表示装置80の画面に表示された図柄画像84が、正面方向X及び左右方向Y、Zの3方向から見える。
(図7の説明)
図7は、画像表示装置80の画面を、図6の通常視野角より視野角の狭い狭視野角に切り替えた状態を説明するための説明図である。
すなわち、画像表示装置80の画面には、図7に示すように、次の3個の表示領域b1〜b3を有する。
(1)正面表示領域b1
正面表示領域b1は、画像表示装置80の画面から正面方向Xに向かっている。
(2)左側表示領域b2
左側表示領域b2は、画像表示装置80の画面から斜め左側前方に向かっている。
(3)右側表示領域b3
右側表示領域b3は、画像表示装置80の画面から斜め右側前方に向かっている。
通常視野角表示領域Aにおいては、正面表示領域b1、左側表示領域b2及び右側表示領域b3の3個の表示領域b1〜b3を使用することで、通常視野角を実現している。
これに対し、狭視野角表示領域Bにおいては、正面表示領域b1のみを使用することで、狭視野角を実現している。
すなわち、左側表示領域b2及び右側表示領域b3に対応する、スイッチ液晶83の電極に電圧が印加することで、バックライト82から液晶ディスプレイ81に伝播される光の全部又は一部を遮蔽している。
このため、狭視野角表示領域Bにおいては、画像表示装置80の画面に表示された図柄画像84が、正面方向Xからは見えるが、左右方向Y、Zの2方向からは見えなくなる。
一方、視野角が切り替えられる際には、移動装置150の昇降機構により、可動物140のスコープ141が下降し、画像表示装置80の前面に位置する。
このとき、スコープ141は、正面表示領域b1内に位置する。
このため、正面方向Xからは、スコープ141を通して、画面に表示された図柄画像84を見ることができる。
(図8の説明)
図8は、画像表示装置80に表示されるパターン画像85の説明図である。
すなわち、画像表示装置80の狭視野角表示領域Bに、図8に示すように、「こっちじゃないよ。残念」のような文字を、画面上、互い違いに配置させて表示させている。
(図9の説明)
図9は、スコープ141の移動状態を説明するための説明図である。
すなわち、可動物140のスコープ141は、移動装置150の水平移動機構により、図9の向かって左側に移動する。また、スコープ141は、移動装置150の回転機構により、画像表示装置80の画面の方向を向くように回転する。
このとき、スコープ141は、左側表示領域b2内に位置する。
(図10の説明)
図10は、図9に対応し、スコープ141を向かって右側に移動した状態を説明するための説明図である。
すなわち、可動物140のスコープ141は、移動装置150の水平移動機構により、図10の向かって右側に移動する。また、スコープ141は、移動装置150の回転機構により、画像表示装置80の画面の方向を向くように回転する。
このとき、スコープ141は、右側表示領域b3内に位置する。
(図11の説明)
図11は、視野角の切替動作とスコープ141の移動との関係を説明するための説明図である。
狭視野角表示領域Cにおいては、図11の正面の正面表示領域c1及び向かって左側の左側表示領域c2が遮蔽される。
このため、狭視野角表示領域Cにおいては、スコープ141が位置する右側方向Zからは、画像表示装置80の画面に表示された予告画像86が見える。これに対し、正面方向X及び左側方向Yの2方向からは、予告画像86が見えない。
(図12の説明)
図12は、視野角の切替動作とスコープ141の移動との関係を説明するための他の説明図である。
狭視野角表示領域Dにおいては、図12の向かって左側の左側表示領域d1、及びスコープ141が位置する右側の右側表示領域d2が遮蔽される。
このため、狭視野角表示領域Dにおいては、スコープ141が位置する右側方向Zからは、画像表示装置80の画面に表示された予告画像86が見えない。これに対し、正面方向Xからは、予告画像86が見える。
なお、左側方向Yからも、予告画像86が見えない。
(遊技の説明)
上記した構成を備えるパチンコ機10を用いた遊技について説明する。
まず、始動口90の始動球検出手段91により遊技球が検出されると、図5に示すように、画像表示装置80に3個の数字から構成された図柄画像84が表示され、当該3個の数字の変動表示が開始される。
その後、図1の遊技結果抽選手段210による抽選結果にもとづいて、3個の数字の変動表示が終了し、3個の数字が停止表示される。
上記3個の数字が停止表示される過程で、2個の数字が揃うと、特定の演出であるリーチ演出が開始される。
このとき、図1の遊技結果抽選手段210による抽選結果に応じて、視野角抽選手段222により、前述した表1において、「視野角を切り替える」に当選し、且つ切替タイミングとして「リーチ演出の開始直後」が選択された場合について説明する。
また、このとき、右側プッシュボタン73が押されて、オンとなっているものと仮定する。
例えば、前述した表1の「選択スイッチによる選択と一致させる」が選択された場合には、図6の通常視野角表示領域Aから、右側プッシュボタン73の操作に対応して、図11の狭視野角表示領域Cに切り替えられる。このとき、正面の正面表示領域c1、及び向かって左側の左側表示領域c2が遮蔽される。
スコープ141も、右側プッシュボタン73の操作に従って、図11に示すように、向かって右側に移動する。
このため、スコープ141が位置する右側方向Zからは、画像表示装置80の画面に表示された予告画像86が見える。
これに対し、図11の正面方向X及び左側方向Yの2方向からは、予告画像86が見えない。
このとき、正面方向X及び左側方向Yからは、図8に示すように、「こっちじゃないよ。残念」のような文字によるパターン画像85が見える。
したがって、遊技者は、選択スイッチ70による選択と視野角の切替方向とが一致していることがわかり、大当たり遊技への期待感を比較的高いものと予想することが可能である。
これに対し、前述した表1の「選択スイッチによる選択と異ならせる」が選択された場合には、スコープ141が位置する以外の領域、例えば図12に示すように、正面の狭視野角表示領域Dに切り替えられる。このとき、向かって左側の左側表示領域d1、及び右側の右側表示領域d2が遮蔽される。
スコープ141は、右側プッシュボタン72の操作に従って、図12の向かって右側に移動する。
このため、スコープ141が位置する右側方向Zからは、右側表示領域d2が遮蔽されているため、予告画像86が見えない。
このとき、スコープ141が位置する右側方向Zからは、図8に示すように、「こっちじゃないよ。残念」のような文字によるパターン画像85が見える。
なお、同様に、図12の左側方向Yからも、予告画像86が見えない。また、左側方向Yからも、図8に示すように、「こっちじゃないよ。残念」のような文字によるパターン画像85が見える。
これに対し、図12の正面方向Xからは、予告画像86が見える。
したがって、遊技者は、選択スイッチ70による選択と視野角の切替方向とが一致していないことに気付き、大当たり遊技への期待感が比較的低いものと予想することが可能である。
その後、予告画像86から図柄画像84に切り替わり、3個目の最後の数字が停止表示されると、図1の視野角復帰手段224により、図6に示すように、通常視野角(例えば通常視野角表示領域A)に復帰される。
通常視野角表示領域Aにおいては、図6に示すように、画像表示装置80の画面に表示された図柄画像84が、正面方向X及び左右方向Y、Zの3方向からも見えるようになる。
その後、図1の遊技結果抽選手段210により、特定遊技状態である大当たり遊技への移行抽選に当選している場合には、停止表示された3個の数字が揃い、大当たり遊技が開始される。
(第2の実施の形態)
つぎに、図13〜16を用いて、本発明の第2の実施の形態について説明する。
本実施の形態の特徴は、可動物140として、画像表示装置80の前面を遮蔽可能な扉300〜302を用いた点である。
すなわち、扉300〜302は、図13に示すように、次の3枚の扉301〜303から構成されている。
なお、扉301〜303は、3枚としたが、これに限定されず、例えば1〜2枚、或いは4枚以上としても良いし、又、次の(1)〜(3)にも限定されない。
(1)正面の扉300
(2)左側の扉301
(3)右側の扉302
上記3枚の扉301〜303は、前後方向に互い違いに配置され、先に図1を用いて説明した移動装置150により開閉する。
(図13〜16の説明)
つぎに、図13〜16について、説明する
(図13の説明)
図13は、3枚の扉301〜303の開閉状態を説明するための説明図である。
3枚の扉301〜303は、閉じ、画像表示装置80の前面を遮蔽している。
正面の扉300は、正面表示領域e1内に位置し、正面方向Xからは、正面の扉300により遮蔽されて、画面に表示された図柄画像84を見ることができない。
左側の扉301は、左側表示領域e2内に位置し、左側方向Yからは、左側の扉301により遮蔽されて、図柄画像84を見ることができない。
右側の扉302は、右側表示領域e3内に位置し、右側方向Zからは、右側の扉302により遮蔽されて、図柄画像84を見ることができない。
(図14の説明)
図14は、正面の扉300の開放状態を説明するための説明図である。
狭視野角表示領域Fにおいては、向かって左側の左側表示領域f1及び向かって右側の右側表示領域f2が遮蔽される。
このとき、正面の扉300は、開放し、右側の扉302の裏側に重なり合う。
このため、狭視野角表示領域Fにおいては、正面方向Xからは、画像表示装置80の画面に表示された予告画像86が見える。これに対し、左側方向Y及び右側方向Zの2方向からは、予告画像86が見えない。
(図15の説明)
図15は、向かって左側の扉301の開放状態を説明するための説明図である。
狭視野角表示領域Gにおいては、正面の正面表示領域g1、及び向かって右側の右側表示領域g2が遮蔽される。
このとき、左側の扉301が開放し、正面の扉300の裏側に重なり合う。
このため、狭視野角表示領域Gにおいては、左側方向Yからは、予告画像86が見える。これに対し、正面方向X及び右側方向Zの2方向からは、予告画像86が見えない。
(図16の説明)
図16は、向かって右側の扉302の開放状態を説明するための説明図である。
狭視野角表示領域Hにおいては、正面の正面表示領域h1、及び向かって左側の左側表示領域h2が遮蔽される。
このとき、右側の扉302が開放し、正面の扉300の表側に重なり合う。
このため、狭視野角表示領域Hにおいては、向かって右側方向Zからは、予告画像86が見える。これに対し、正面方向X及び左側方向Yの2方向からは、予告画像86が見えない。
(図17の説明)
図17は、図16に対応し、視野角の切替動作と扉301〜303の開閉との関係を説明するための説明図である。
狭視野角表示領域Iにおいては、開放した右側の扉302及びその裏側に重なり合う正面の扉300に遮蔽され、画像表示装置80の画面に表示された予告画像86が見えない。
また、図17の向かって左側の左側表示領域i1、及び右側の右側表示領域i2の視野角が遮蔽されているため、左側方向Y及び右側方向Zの2方向からも予告画像86が見えない。
したがって、全ての方向X〜Zから、予告画像86が見えなくなる。
(遊技の説明)
先に図1を用いて説明した遊技結果抽選手段210による抽選結果に応じて、視野角抽選手段222により、前述した表1において、「視野角を切り替える」に当選し、且つ切替タイミングとして「リーチ演出の開始直後」が選択された場合について説明する。
また、このとき、先に図3を用いて説明した右側プッシュボタン73が押されて、オンとなっているものと仮定する。
例えば、前述した表1の「選択スイッチによる選択と一致させる」が選択された場合には、図13の通常視野角表示領域Eから、右側プッシュボタン73の操作に対応して、図16の狭視野角表示領域Hに切り替えられる。なお、正面の正面表示領域h1、及び向かって左側の左側表示領域h2は遮蔽される。
このとき、右側の扉302は、先に図3を用いて説明した右側プッシュボタン73の操作に従って、図16に示すように、向かって左側に移動して開放する。
このため、右側方向Zからは、図16に示すように、画像表示装置80の画面に表示された予告画像86が見える。
これに対し、図16の正面方向X及び左側方向Yの2方向からは、予告画像86が見えない。
このとき、右側方向Zからは、先に図8を用いて説明したように、「こっちじゃないよ。残念」のような文字によるパターン画像85が見える。
したがって、遊技者は、選択スイッチ70による選択と視野角の切替方向とが一致していることがわかり、大当たり遊技への期待感を比較的高いものと予想することが可能である。
これに対し、前述した表1の「選択スイッチによる選択と異ならせる」が選択された場合には、開放した右側の扉302が位置する以外の領域、例えば図17に示すように、正面の狭視野角Iに切り替えられる。なお、向かって左側の左側表示領域i1、及び右側の右側表示領域i2は遮蔽される。
このとき、右側の扉302は、先に図3を用いて説明した右側プッシュボタン72の操作に従って、図17に示すように、向かって左側に移動して開放する。
このため、右側方向Zからは、右側表示領域i2が遮蔽されているため、予告画像86が見えない。
先に図12を用いて説明したスコープ141を使用する場合と異なり、図17の正面方向Xからは、開放した右側の扉302及びその裏側に重なり合う正面の扉300に遮蔽され、予告画像86を見ることができない。
遊技者は、選択スイッチ70による選択と視野角の切替方向とが一致していないことに気付き、大当たり遊技への期待感が比較的低いものと予想することが可能である。
パチンコ機の動作を説明するための概略ブロック図である。 パチンコ機の概略正面図である。 視野角切替スイッチの平面図である。 画像表示装置の概略断面図である。 可動物を説明するための斜視図である。 画像表示装置の視野角の切替動作を説明するための説明図である。 図6に対応し、狭視野角に切り替えられた状態を説明するための説明図である。 画像表示装置に表示されるパターン画像の説明図である。 スコープの移動状態を説明するための説明図である。 図9に対応し、スコープを向かって右側に移動した状態を説明するための説明図である。 視野角の切替動作とスコープの移動との関係を説明するための説明図である。 視野角の切替動作とスコープの移動との関係を説明するための他の説明図である。 本発明の第2の実施の形態を示し、同図は3枚の扉の開閉状態を説明するための説明図である。 図13に対応し、正面の扉の開放状態を説明するための説明図である。 図13に対応し、向かって左側の扉の開放状態を説明するための説明図である。 図13に対応し、向かって右側の扉の開放状態を説明するための説明図である。 図16に対応し、視野角の切替動作と扉の開閉との関係を説明するための他の説明図である。
符号の説明
(第1の実施の形態)
10 パチンコ機(遊技機) 20 遊技盤
21 ガイドレール 22 遊技領域
30 上皿 40 下皿
50 スピーカ 60 操作ハンドル
70 選択スイッチ 71〜73 プッシュボタン
80 画像表示装置 81 液晶ディスプレイ
82 バックライト 83 スイッチ液晶
84 図柄画像 85 パターン画像
86 予告画像
A 通常視野角表示領域
B 狭視野角表示領域
b1 正面表示領域 b2 左側表示領域
b3 右側表示領域
C 狭視野角表示領域
c1 正面表示領域 c2 右側表示領域
D 狭視野角表示領域
d1 左側表示領域 d2 左側表示領域
X 正面方向 Y 左側方向
Z 右側方向
90 始動口 91 始動球検出手段
100 可変入賞装置 101 入賞球検出手段
110 アウト口 120 球発射装置
130 賞球払出装置 140 可動物
141 スコープ 142 アーム
150 移動装置
200 遊技制御装置 210 遊技結果抽選手段
220 画像制御手段 221 視野角切替手段
222 視野角抽選手段 223 パターン画像表示手段
224 視野角自動復帰手段 230 特定遊技制御手段
240 賞球払出制御手段 250 効果音発生手段
260 可動物移動制御手段
(第2の実施の形態)
300〜302 扉
E 通常視野角表示領域
e1 正面表示領域 e2 左側表示領域
e3 右側表示領域
F 狭視野角表示領域
f1 左側表示領域 f2 右側表示領域
G 狭視野角表示領域
g1 正面表示領域 g2 右側表示領域
H 狭視野角表示領域
h1 正面表示領域 h2 左側表示領域

Claims (10)

  1. 遊技領域内を流下する遊技球が入球可能な始動口と、
    前記始動口に遊技球が入球したことを条件に、図柄画像を変動表示させるための画像表示装置と、
    前記画像表示装置に停止表示された図柄画像の組み合わせに応じて、前記遊技領域内を流下する遊技球が入球し難い第1状態から入球し易い第2状態に可変可能な可変入賞装置と、
    前記画像表示装置及び前記可変入賞装置にそれぞれ接続され、遊技の進行を制御するための遊技制御装置とを備える弾球遊技機において、
    前記画像表示装置には、
    遊技者に向かった正面方向に沿った正面画像と、前記正面画像に向かって左側方向に沿った左側画像と、前記正面画像に向かって右側方向に沿った右側画像とをそれぞれ表示可能な液晶ディスプレイを使用し、
    前記画像表示装置の前面には、
    前記正面画像、前記左側画像及び前記右側画像の3個の画像のうち、1個の画像に向かって、遊技者の視線の方向を案内するための移動可能な可動物を設け、
    前記弾球遊技機の前面には、
    前記可動物による遊技者の視線の案内方向を選択可能な選択スイッチを備え、
    前記遊技制御装置には、
    前記選択スイッチにより選択された案内方向にもとづいて前記可動物を移動させるための可動物移動制御手段と、
    前記可動物移動制御手段による前記可動物の移動に応じて、前記3個の画像を制御することにより、前記画像表示装置の視野角を切り替えるための視野角切替手段を備えていることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 請求項1に記載の弾球遊技機であって、
    前記可動物は、
    遊技者がのぞき込むことが可能なスコープであることを特徴とする弾球遊技機。
  3. 請求項1に記載の弾球遊技機であって、
    前記可動物は、
    前記画像表示装置の前面を遮蔽可能な扉であることを特徴とする弾球遊技機。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の弾球遊技機であって、
    前記遊技制御装置には、
    前記始動口に遊技球が入球したことを条件に、遊技結果を抽選により決定するための遊技結果抽選手段を備え、
    前記視野角切替手段は、
    前記遊技結果抽選手段の抽選結果にもとづいて、前記視野角を切り替えるようにしていることを特徴とする弾球遊技機。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の弾球遊技機であって、
    前記視野角の調整は、
    視野角の比較的広い通常視野角から、前記通常視野角より左右方向の視野角を狭めた狭視野角への切り換えであることを特徴とする遊技機。
  6. 請求項5に記載の弾球遊技機であって、
    前記視野角切替手段は、
    前記選択スイッチの操作が無い場合に、前記狭視野角において、前記正面表示領域のみを使用するようにしていることを特徴とする弾球遊技機。
  7. 請求項5又は請求項6に記載の弾球遊技機であって、
    前記液晶ディスプレイ上には、
    スイッチ液晶を設け、
    前記視野角切替手段は、
    前記狭視野角外の前記通常視野角の範囲に伝播される光を、前記スイッチ液晶により遮断することにより、前記通常視野角から前記狭視野角に切り替えようにしていることを特徴とする弾球遊技機。
  8. 請求項7に記載の弾球遊技機であって、
    前記視野角切替手段には、
    前記狭視野角外の前記通常視野角の範囲に伝播される光を、前記スイッチ液晶により部分的に遮断することにより、パターン画像を表示するためのパターン画像表示手段を備えていることを特徴とする弾球遊技機。
  9. 請求項8に記載の弾球遊技機であって、
    前記パターン画像表示手段は、
    前記パターン画像としてテキスト情報を表示するようにしていることを特徴とする弾球遊技機。
  10. 請求項8又は請求項9に記載の弾球遊技機であって、
    前記パターン画像表示手段は、
    前記パターン画像としてイメージ情報を表示するようにしていることを特徴とする弾球遊技機。
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