JP2007268021A - 患者情報表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 表示部に表示される患者氏名などの個人情報を確実に保護することができるようにすることを目的とする。
【解決手段】 制御部2は、患者の氏名などの個人情報に関連付けて記憶部4に記憶された代替情報の中から選択部5により選択された情報を抽出し、表示制御部6は、抽出された代替情報を個人情報の代わりに表示部7に表示するようにしているので、患者の個人情報の代わりに患者を識別するための代替情報が表示部7に表示されるので、医療従事者が患者を識別することができると共に、患者の個人情報を確実に保護することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 制御部2は、患者の氏名などの個人情報に関連付けて記憶部4に記憶された代替情報の中から選択部5により選択された情報を抽出し、表示制御部6は、抽出された代替情報を個人情報の代わりに表示部7に表示するようにしているので、患者の個人情報の代わりに患者を識別するための代替情報が表示部7に表示されるので、医療従事者が患者を識別することができると共に、患者の個人情報を確実に保護することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、病院や介護施設などで患者や被介護者からの要求に応じて看護師や介護者を呼び出すナースコールシステムにおいて、患者情報を表示する患者情報表示装置に関する。
従来、病院などの施設では、看護師などの医療従事者と患者とが呼び出し及び通話を行うためのナースコールシステムが設置されている。このナースコールシステムでは、患者の近辺(例えば、ベッド近傍など)に設置されたナースコール子機及び医療従事者の居る部屋などに設置されたナースコール親機を有線や無線などにより接続している。また、ナースコール子機とナースコール親機との間には、患者情報を表示するための廊下灯が接続されている。
ここで、廊下灯は、病室などの部屋の壁面に取り付けられている。また、廊下灯に表示される患者情報としては、病室の番号や患者の氏名などがある。また、廊下灯は、ナースコール親機と連動しており、ベッド近傍に設置されたナースコール子機により患者が呼び出しを行うと、ナースコール子機は、ナースコール親機や医療従事者が携帯する無線端末装置(一般的には、ナースコール副親機と呼ばれる)に呼び出しを通知すると共に、廊下灯を点灯させる。また、医療従事者は、廊下灯の点灯によって、呼び出しを行った患者や被介護者が居る部屋を特定することができる。
ところで、タッチパネル付きの液晶ディスプレイにより廊下灯の表示部を構成し、タッチパネルをタッチしたときに患者氏名などの患者情報を一定時間表示する技術が知られている(例えば、特許文献1など)。
特開平10−192349号公報
また、医療従事者が携帯するID(Identity)カードに記憶されているID番号を読み出したときに、ID番号に基づく患者情報を病院用情報表示板に表示する技術が知られている(例えば、特許文献2など)。
特開2003−88561号公報
しかしながら、これら特許文献1及び特許文献2に記載の技術では、患者氏名などの個人情報が表示されてしまうため、個人情報を確実に保護することができないという問題点があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、液晶廊下灯などの表示部に表示される患者氏名などの個人情報を確実に保護することができるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、患者の個人情報に関連付けて記憶された他の患者情報の中から患者を識別可能な代替情報を選択し、個人情報の代わりに表示部に表示するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、患者の個人情報の代わりに患者を識別するための情報が表示部に表示されるので、医療従事者が患者を識別することができると共に、患者の個人情報を保護することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態による患者情報表示装置の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態による患者情報表示装置1は、制御部2、患者情報入力部3、記憶部4、選択部5、表示制御部6、表示部7を備えて構成されている。ここで、患者情報表示装置1は、ナースコールシステムを構成する廊下灯である。
患者情報表示装置1は、患者が在室する部屋(以下、病室と記載する)毎に設けられており、伝送線を介して図示しないナースコール親機に接続されている。ここで、複数の患者情報表示装置1が一つのナースコール親機に対して接続されている。また、患者情報表示装置1には、図示しない複数のナースコール子機が接続されている(ナースコール子機は、病室内のベッドの数などに応じた数だけ病室内に存在する)。
図1において、制御部2は、患者情報表示装置1の各構成要素を制御する。患者情報入力部3は、患者情報表示装置1が設置された病室内に居る患者の患者情報を入力する。ここで、患者情報入力部3は、キーボードなどの文字入力装置により構成されており、医療従事者が患者情報を文字入力する際に用いられる。なお、患者情報がナースコール親機などの他の機器に記憶されている場合に、それらの機器から患者情報を入力するようにしても良い。これにより、患者情報入力部3による患者情報の入力が不要となる。
また、患者情報としては、患者の氏名や生年月日、住所、連絡先などの個人情報と、患者の年齢、血液型、身長、体重病歴、病名、アレルギー症の有無、担当医師、担当看護師、救護区分(担送、護送、独歩)などの医療情報、患者の氏名のイニシャルや患者が居る病室の番号、患者のベッド番号、患者を識別するための識別番号などの識別情報とを含む。ここで、救護区分の担送とは、担架などにより移送しなければならない患者を示す。また、救護区分の護送とは、車いすや介助歩行などで移動できる患者を示す。また、救護区分の独歩とは、自力で歩行して移動できる患者を示す。
記憶部4は、患者情報入力部3によって入力された患者情報を記憶する。ここで、記憶部4に記憶される患者情報は、同じ患者の患者情報について関連付けされている。選択部5は、個人情報である患者の氏名に代わって表示する代替情報を記憶部4に記憶された識別情報の中から選択する。なお、患者情報表示装置1と接続されたナースコール親機に選択部5を設け、ナースコール親機により代替情報の選択を行うようにしても良い。
表示制御部6は、記憶部4に記憶されている医療情報及び識別情報の中から抽出された情報に基づいて表示画像を生成し表示部7に表示する。また、表示制御部6は、選択部5により選択された識別情報を患者の個人情報の代わりにして表示画像を生成し表示部7に表示する。表示部7は、液晶パネルなどにより構成されており、表示制御部6にて生成された表示画像を表示する。
制御部2は、患者情報入力部3によって入力された患者情報を、同じ患者の患者情報について関連付けて記憶部4に記憶する。また、制御部2は、選択部5によって選択された代替情報を記憶部4から抽出し、表示制御部6に出力する。
次に、本実施形態による患者情報表示装置1の表示画面の例を説明する。例えば、病室内のベッド数が4床である場合、表示画面をベッド数で分割し、図2に示すような表示画面が表示制御部6により生成される。ここで、個人情報である患者の氏名の表示を患者などが許可した場合には、表示制御部6は、図2(A)に示すように表示画面のそれぞれの領域に患者氏名を表示させる。一方、個人情報である患者の氏名の表示を患者などが許可しなかった場合には、表示制御部6は、図2(B)に示すように表示画面のそれぞれの領域に患者氏名に代わる代替情報を表示させる。具体的には、患者の氏名を示すイニシャル、患者のニックネーム、患者のベッド番号、患者の識別番号などである。ここで、これらの代替情報は、医療従事者にとって患者を識別可能な情報である。
なお、病室内のベッド数が1床、つまり個室である場合には、表示制御部6は、図3(B)に示すように代替情報として部屋番号を表示するようにしても良い。このような場合でも、個人情報である患者の氏名の表示を患者などが許可した場合には、表示制御部6は、図3(A)に示すように患者氏名を表示させる。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、制御部2は、患者の氏名などの個人情報に関連付けて記憶部4に記憶された代替情報の中から選択部5により選択された情報を抽出し、表示制御部6は、抽出された代替情報を個人情報の代わりに表示部7に表示するようにしている。これにより、患者の個人情報の代わりに患者を識別するための代替情報が表示部7に表示されるので、医療従事者が患者を識別することができると共に、患者の個人情報を確実に保護することができる。
なお、前述した実施形態では、個人情報である患者の氏名の表示を患者などが許可しなかった場合には、表示制御部6は、代替情報を患者氏名の代わりに表示するようにしているが、これに限定されない。例えば、緊急の呼び出しが行われた場合などに、表示制御部6は、患者氏名をそのまま表示部7に表示するようにしても良い。これにより、緊急時などでは、患者氏名が表示されるので、医療従事者は、患者を確実に識別することができる。
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明は、病院や介護施設などで患者や被介護者からの要求に応じて看護師や介護者を呼び出すナースコールシステムを構成する廊下灯などに有用である。
1 患者情報表示装置
2 制御部
3 患者情報入力部
4 記憶部
5 選択部
6 表示制御部
7 表示部
2 制御部
3 患者情報入力部
4 記憶部
5 選択部
6 表示制御部
7 表示部
Claims (2)
- 患者の個人情報に関連付けて他の患者情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された他の患者情報の中から表示すべき患者情報を選択する選択部と、
患者情報を表示する表示部と、
前記個人情報の代わりに前記選択部により選択された患者情報を前記表示部に表示させる表示制御部と、
を備えた患者情報表示装置。 - 前記選択部により選択された患者情報は、前記患者の氏名のイニシャル、前記患者のニックネーム、前記患者の部屋番号、前記患者のベッド番号、前記患者を識別するための識別番号の何れかであることを特徴とする請求項1に記載の患者情報表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006098449A JP2007268021A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 患者情報表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006098449A JP2007268021A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 患者情報表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007268021A true JP2007268021A (ja) | 2007-10-18 |
Family
ID=38671430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006098449A Pending JP2007268021A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 患者情報表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007268021A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7335042B2 (ja) | 2021-02-26 | 2023-08-29 | Necプラットフォームズ株式会社 | 支援装置、支援システム、方法、及びプログラム |
-
2006
- 2006-03-31 JP JP2006098449A patent/JP2007268021A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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