JP2007267343A - 車両周辺画像提供装置および方法 - Google Patents

車両周辺画像提供装置および方法 Download PDF

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Abstract

【課題】車両周辺の立体物の有無を判定することが可能な車両周辺画像提供装置および方法を提供する。
【解決手段】車両周辺画像提供装置1は、画像検出部54によって俯瞰画像データ上に特徴点を設定し、この特徴点の移動量と自車両の変化とから特徴点が立体物上に設定されているか否かを判断する。ここで、自車両が移動した場合、特徴点が移動することとなる。この特徴点の移動による変化は、特徴点が基準面である地面上に存在する場合と、特徴点が立体物Oに設定されている場合とで異なる。このため、特徴点の変化によって特徴点が立体物上に設定されているかを判断することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両周辺画像提供装置および方法に関する。
従来、車両周囲を複数のカメラにより撮影し、得られた画像を座標変換して仮想視点から車両を眺めたような画像を生成して運転者に提示する車両周辺画像提供装置が知られている。このような車両周辺画像提供装置は、座標変換の基準面を地面とし、俯瞰画像を生成するものが多く、俯瞰画像を運転者に提示することで、地面上の白線等と自車両との位置関係を運転者に客観的に認識させ、駐車運転や幅寄運転を支援するようになっている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−169323号公報
しかしながら、従来の車両周辺画像提供装置では地面を基準面とするため立体物については俯瞰画像上において正確に表現されず、地面に存在する白線等と区別が付き難くなってしまう。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、車両周辺の立体物の有無を判定することが可能な車両周辺画像提供装置および方法を提供することにある。
本発明に係る車両周辺画像提供装置は、車両周辺の画像を運転者に提供するものである。この車両周辺画像提供装置は、車両周辺を撮影する撮影手段と、地面を基準面とし撮影手段により撮影された車両周辺の画像を座標変換して得られる俯瞰画像データ上に特徴点を設定する特徴点設定手段とを備えている。さらに、車両周辺画像提供装置は、自車両の移動量を検出する移動量検出手段と、自車両が移動した場合に、移動量検出手段により検出された自車両の移動量と特徴点設定手段により設定された特徴点の俯瞰画像データにおける変化とから、特徴点が立体物上に設定されているか否かを判断する立体判断手段とを備えている。
本発明によれば、俯瞰画像データ上に特徴点を設定し、この特徴点の移動量と自車両の変化とから特徴点が立体物上に設定されているか否かを判断する。ここで、自車両が移動した場合、特徴点が移動することとなる。この特徴点の移動による変化は、特徴点が基準面である地面上に存在する場合と、特徴点が立体物に設定されている場合とで異なる。このため、特徴点の変化によって特徴点が立体物上に設定されているかを判断することができ、これにより車両周辺の立体物の有無を判定することが可能となる。従って、車両周辺の立体物の有無を判定することが可能な車両周辺画像提供装置を提供することができる。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るの車両周辺画像提供装置の構成図である。同図に示すように、本実施形態に係る車両周辺画像提供装置1は、車両周辺の画像を運転者に提供するものであって、カメラモジュール(撮影手段)10と、車速センサ20と、操舵角センサ30と、シフト信号センサ40と、画像処理装置50と、モニタ(表示手段)60と、スピーカ(音声出力手段)70とを備えている。
カメラモジュール10は、車両周辺を撮影するものであり、例えばCCDカメラやCMOSカメラが用いられる。このカメラモジュール10は、図1に示すように、第1カメラモジュール10aと第2カメラモジュール10bとの2つからなっており、それぞれが撮影により得られた画像データを画像処理装置50に送信する構成となっている。なお、カメラモジュール10は2つに限ることなく、少なくとも1つ設けられていればよい。
車速センサ20は、自車両の車速を検出するものである。操舵角センサ30は、自車両の操舵角を検出するものである。シフト信号センサ40は、自車両のシフト位置(ギヤポジションの位置)を検出するものである。これら各部20,30,40は、画像処理装置50に検出結果を出力するようになっている。
画像処理装置50は、カメラモジュール10により撮影された車両周辺の画像を処理するものであり、第1入力バッファ51aと、第2入力バッファ51bと、テーブル記憶部52と、画像変換部53と、画像検出部(特徴点設定手段、移動量検出手段、立体判断手段)54と、CPU55と、出力バッファ56とからなっている。
第1入力バッファ51aは、第1カメラモジュール10aからの画像データを入力して記憶しておくものである。また、第2入力バッファ51bも第1入力バッファ51aと同様に、第2カメラモジュール10bからの画像データを入力して記憶しておくものである。
テーブル記憶部52は、カメラモジュール10により撮影された車両周辺の画像を地面を基準面として座標変換するアドレス変換テーブルを記憶したものである。画像変換部53は、テーブル記憶部52に記憶されるアドレス変換テーブルを用いて、カメラモジュール10により撮影された車両周辺の画像を座標変換するものである。この画像変換部53の座標変換によって、自車両を上空から眺めたような俯瞰画像が得られることとなる。
ここで、俯瞰画像の生成についてより詳しく説明する。図2は、図1に示す画像変換部53の座標変換によって得られる俯瞰画像の一例を示す図である。なお、図2の説明において、カメラモジュール10は車両前方、両側方および後方にそれぞれ1つずつ設けられて4方向を撮影可能となっているものとする。
まず、車両が駐車枠内に停車している場合、まず、前方側のカメラモジュール10によって、フロント画像101が得られる。フロント画像101には、自車両の車体101aと前側の駐車枠101bとが映っている。また、後方側のカメラモジュール10によって、リア画像102が得られる。リア画像102には、自車両の車体102aと前側の駐車枠102bとが映っている。
また、右側方側のカメラモジュール10によって右サイド画像103が得られ、左側方側のカメラモジュール10によって左サイド画像104が得られる。右サイド画像103には、自車両の車体103aと前側の駐車枠103bとが映っており、左サイド画像104には、自車両の車体104aと前側の駐車枠104bとが映っている。
画像変換部53は、このような画像101〜104をテーブル記憶部52に記憶されるアドレス変換テーブルに基づいてそれぞれ座標変換する。すなわち、画像変換部53は、フロント画像101を座標変換して自車両前方側を上空から眺めた画像201を生成し、同様に、リア画像102から自車両後方側を上空から眺めた画像202を生成する。また、右サイド画像103から自車両右側方側を上空から眺めた画像203を生成し、左サイド画像104から自車両左側方側を上空から眺めた画像204を生成する。
そして、画像変換部53は、生成した画像201〜204を結合し、自車両周辺を上空から眺めた俯瞰画像205を生成する。なお、画像変換部53は、俯瞰画像205の中央部に自車両のオブジェクト206を配置することとする。
再度、図1を参照する。画像検出部54は、特徴点設定機能、移動量検出機能、および立体判断機能を備えたものである。特徴点設定機能は、俯瞰画像データ上に特徴点を設定する機能である。特徴点設定機能によって、画像検出部54は、まず、俯瞰画像データ上の各画素の色情報または明るさ情報から俯瞰画像データ内のエッジ線分を検出する。そして、画像検出部54は、同機能によって、検出したエッジ線分上または検出したエッジ線分によって囲まれる領域内に特徴点を設定する。
図3は、図1に示した画像検出部54の特徴点設定機能による特徴点の設定の様子を示す図である。まず、画像検出部54は、エッジ検出を行う。これにより、同図に示すように俯瞰画像内に白線Lや立体物Oが映っている場合には、白線Lや立体物Oのエッジ線分が検出されることとなる。そして、画像検出部54は、白線Lや立体物Oのエッジ線分上、またはエッジ線分によって囲まれる領域に特徴点を設定する。すなわち、画像検出部54は、白線Lや立体物Oの縁部分または内側に特徴点を設定することとなる。
再度、図1を参照する。移動量検出機能は、自車両の移動量を検出する機能である。画像検出部54は、車速センサ20からの車速情報、操舵角センサ30からの操舵角情報、およびシフト信号センサからのシフト位置情報を読み込んで、移動量検出機能によって演算を行い、自車両の移動量を検出する。
立体判断機能は、俯瞰画像データ上に設定された特徴点が立体物上に設定されているか否かを判断する機能である。画像検出部54は、自車両が移動した場合に、特徴点設定機能により設定された特徴点の俯瞰画像データにおける変化(第1実施形態では移動量)を求める。そして、画像検出部54は、この移動量と、移動量検出機能により検出された自車両の移動量とを比較して、特徴点が立体物上に設定されているか否かを立体判定機能によって判断する。
立体判断機能ついて詳細に説明する。図4は、図1に示す画像検出部54の立体判定機能の詳細を示す第1の図であり、(a)は車両左側方の様子を3次元にて示し、(b)は俯瞰画像を示している。同図(a)に示すように、カメラモジュール10が車両左側方に設置されており、3次元座標系にてカメラ位置を表すと座標値が(0,0,h+α)となるとする。また、車両の左側方には立体物Oが存在し、その立体物Oの下端の座標値が(xt1,yt1,0)であり、上端の座標値が(xt1,yt1,h)であるとする。このとき、立体物Oを真上から眺めると(xt1,yt1)の位置に立体物Oが存在することとなる。故に、俯瞰画像では座標変換した位置(Xt1,Yt1)に立体物Oが存在するはずである。
ところが、図4(b)に示すように、立体物Oは、下端が座標(Xt1,Yt1)に表現されるのみで、上端は他の座標(X’t1,Y’t1)に表現されてしまう。これは、以下の理由による。図4(a)に示すように、カメラ位置から立体物Oの上端を撮影した場合、立体物Oの上端は、カメラ位置から立体物Oの上端を通る直線lが地面と交差する点P(x’t1,y’t1,0)として把握されてしまう。このため、図4(b)に示すように、俯瞰画像では点P(x’t1,y’t1,0)を座標変換した(X’t1,Y’t1)に立体物Oの上端が表現されてしまう。
図5は、図1に示す画像検出部54の立体判定機能の詳細を示す第2の図であり、(a)は車両左側方の様子を3次元にて示し、(b)は俯瞰画像を示している。また、図6は、図1に示す画像検出部54の立体判定機能の詳細を示す第3の図であり、(a)は車両左側方の様子を3次元にて示し、(b)は俯瞰画像を示している。
まず、車両が図4の状態からやや前方に移動したとする。この場合、図5(a)に示すように、立体物Oの下端の座標値は(xt2,yt2,0)となり、上端の座標値は(xt2,yt2,h)となる。そして、俯瞰画像上では、図5(b)に示すように、立体物Oの下端は(Xt2,Yt2)に表現され、上端は(X’t2,Y’t2)に表現される。
さらに、車両が図5の状態から前方に移動したとすると、図6(a)に示すように、立体物Oの下端の座標値は(xt3,yt3,0)となり、上端の座標値は(xt3,yt3,h)となる。また、俯瞰画像上では、図6(b)に示すように、立体物Oの下端は(Xt3,Yt3)に表現され、上端は(X’t3,Y’t3)に表現される。
図7は、図4〜図6に示した俯瞰画像を比較する図である。図7に示すように、車両が前方に移動する場合、俯瞰画像上に表現された立体物Oの下端移動量と上端移動量とに差があることがわかる。すなわち、立体物Oの下端は、自車両の移動量分(俯瞰画像データ上での移動量分)だけ移動するが、立体物Oの上端は、自車両の移動量分よりも大きく移動する。立体判定機能は、図7に示すように自車両の移動量よりも特徴点が大きく移動したか否かに基づいて、特徴点が立体物Oに設定されているか否かを判断することとなる。
再度、図1を参照する。CPU55は、画像処理装置50の全体を制御するものであり、画像変換部53および画像検出部54を制御するものであり、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)や、LSI(Large Scale Integrated Circuit)や、FPGA(Field Programmable Gate Array)や、DSP(Digital Signal Processor)等のデバイスから構成されている。
出力バッファ56は、画像変換部53によって座標変換された俯瞰画像を記憶するものである。この出力バッファ56は、記憶した俯瞰画像の情報をモニタ60に出力する構成となっている。
モニタ60は、座標変換して得られた俯瞰画像を表示するものである。また、モニタ60は、画像検出部54によって特徴点が立体物Oに設定されていると判断された場合、その立体物Oについて強調表示する構成となっている。
図8は、図1に示すモニタ60による強調表示の一例を示す図である。図8に示すように、自車両の左側方に立体物Oが存在し、画像検出部54が俯瞰画像上の立体物Oに特徴点を設定したとする。この場合、自車両がやや前進したことにより画像検出部54は特徴点が立体物Oに設定されていると判断する。これにより、モニタ60は、俯瞰画像上の立体物Oにオーバレイ画像O’を重畳し、立体物Oを強調して表示する。
再度、図1を参照する。スピーカ70は、画像検出部54によって特徴点が立体物Oに設定されていると判断された場合、その立体物Oの存在を所定の音声にて運転者に知らせる構成となっている。具体的にスピーカ70は、「ピッ、ピッ、ピッ」といったピープ音や、「左側方に障害物があります」などの会話音で立体物Oの存在を運転者に知らせる。
次に、本実施形態に係る車両周辺画像提供方法の概略を説明する。まず、カメラモジュール10は、車両周辺を撮影する。次いで、画像変換部53は、カメラモジュール10によって撮影された画像を座標変換して俯瞰画像を作成する。
また、画像検出部54は、特徴点設定機能によって、俯瞰画像データ上に特徴点を定める。このとき、画像検出部54は、エッジ検出を行い、検出したエッジ線分上またはエッジ線分によって囲まれる領域内に特徴点を設定する。なお、画像検出部54は、特徴点を1つだけでなく複数設定することで、立体物Oである可能性がある部分のすべてに対して特徴点を設定することが望ましい。
次に、画像検出部54は、車速センサ20、操舵角センサ30およびシフト信号センサ40からの信号を読み込んで、移動量検出機能により自車両の移動量を検出する。そして、画像検出部54は、移動量検出機能により検出された自車両の移動量をもとに、特徴点が地面に設定されていたなら俯瞰画像上において移動するであろう量(以下基準移動量という)を算出する。次に、画像検出部54は、俯瞰画像上での各特徴点の移動量と、基準移動量とを比較する。次いで、画像検出部54は、立体判定機能によって、基準移動量よりも大きい移動量を示す特徴点を抽出し、この抽出した特徴点が立体物Oに設定されていると判断する。
その後、モニタ60は、画像検出部54による立体判断結果に基づいて立体物Oを強調表示する。さらに、スピーカ70は、立体物Oの存在を所定の音声にて運転者に通知する。
なお、上記において、特徴点はエッジ線分上またはエッジ線分によって囲まれる領域内に1画素のみ設定されてもよいが、これに限らず、エッジ線分上またはエッジ線分によって囲まれる領域内に複数画素設定されてもよい。さらに、エッジ線分そのものを特徴点として設定するようにしてもよい。
次に、本実施形態に係る車両周辺画像提供方法の詳細を説明する。図9は、本実施形態に係る車両周辺画像提供方法の一例を示すフローチャートである。なお、図9に示す処理は、カメラモジュール10によって撮影した画像から俯瞰画像を作成して出力バッファ56に記憶させた時点で開始するものとする。
まず、画像処理装置50は、車速センサ20の情報に基づいて、自車両が移動したか否かを判断する(ST1)。自車両が移動していないと判断した場合(ST1:NO)、移動したと判断するまで、この処理を繰り返す。一方、自車両が移動したと判断した場合(ST1:YES)、画像検出部54は、自車両の挙動を検出する(ST2)。このとき、画像検出部54は、移動量検出機能によって自車両の移動量を随時検出する。また、移動量だけでなく、自車両の移動方向についても随時検出する。この処理において、画像検出部54は、例えば「車両が前方にa〔mm〕移動」といった情報を検出することとなる。
次いで、画像検出部54は、エッジ検出を行う(ST3)。このエッジ検出は、出力バッファ56に記憶される複数枚の俯瞰画像が対象とされる。また、エッジ検出は、俯瞰画像上において隣り合う画素同士の色信号(RGB)、色差信号(Cb,Cr)または輝度信号(Y)を比較することで行われる。そして、画像検出部54は、エッジ検出の結果をもとに、特徴点設定機能によって特徴点を設定することとなる。なお、図9に示す例において、特徴点はエッジ線分に設定されるものとする。
次に、画像検出部54は、立体判定機能によって、自車両の移動とエッジの移動と合致しているか否かを判断する(ST4)。ここで、自車両の移動とエッジの移動と合致していると判断した場合(ST4:YES)、画像検出部54は、エッジが座標変換の基準面である地面に存在していると判断し、処理はステップST1に移行する。一方、自車両の移動とエッジの移動と合致していないと判断した場合(ST4:NO)、画像検出部54は、エッジが座標変換の基準面である地面よりも鉛直上方側にあると判断し、エッジによって構成される俯瞰画像上の物体が白線等のラインLでなく立体物Oであると判断する。より具体的に説明すると、例えば車両が俯瞰画像上に換算して3画素分だけ前進した場合、上記白線等のラインLのエッジ線分は同様に3画素分だけ移動する。これに対し、別のエッジ線分が6画素分移動した場合、画像検出部54は、エッジによって構成される物体が白線等でなく立体物Oであると判断する。
そして、モニタ60は、立体物Oについて強調表示を行うと共に、スピーカ70は、立体物Oの存在を所定の音声にて運転者に通知する(ST5)。その後、車両周辺画像提供装置1は、自車両のイグニッションスイッチがオフされたか否かを判断する(ST6)。イグニッションスイッチがオフされていないと判断した場合(ST6:NO)、処理はステップST1に移行する。一方、イグニッションスイッチがオフされたと判断した場合(ST6:YES)、処理は終了する。
なお、図9に示す処理は、俯瞰画像を作成して出力バッファ56に記憶させた時点で開始するものとして説明したが、これに限らず、例えばアドレス変換テーブルを使用して座標変換する際に開始されてもよいし、カメラモジュール10によって撮影された画像が入力バッファ51a,51bに記憶された時点で開始されてもよい。
このようにして、第1実施形態に係る車両周辺画像提供装置1および方法によれば、俯瞰画像データ上に特徴点を設定し、この特徴点の移動量と自車両の変化とから特徴点が立体物上に設定されているか否かを判断する。ここで、自車両が移動した場合、特徴点が移動することとなる。この特徴点の移動による変化は、特徴点が基準面である地面上に存在する場合と、特徴点が立体物Oに設定されている場合とで異なる。このため、特徴点の変化によって特徴点が立体物上に設定されているかを判断することができ、これにより車両周辺の立体物Oの有無を判定することが可能となる。従って、車両周辺の立体物Oの有無を判定することが可能な車両周辺画像提供装置1を提供することができる。また、同様に車両周辺の立体物Oの有無を判定することが可能な車両周辺画像提供方法を提供することができる。
また、特徴点の移動量と自車両の移動量とから特徴点が立体物上に設定されているか否かを判断することとしている。特徴点の移動量は、特徴点が基準面である地面上に存在する場合、自車両の移動量分(俯瞰画像データ上での移動量分)と同じになる。これに対し、特徴点が立体物Oに設定されて基準面よりも鉛直上側に存在する場合、特徴点は自車両の移動量分よりも大きく移動することとなる。このため、特徴点の移動量が自車両の移動量分だけ移動しているかによって特徴点が立体物上に設定されているかを判断することができ、これにより車両周辺の立体物Oの有無を判定することが可能となる。従って、車両周辺の立体物Oの有無を判定することが可能な車両周辺画像提供装置1を提供することができる。
また、俯瞰画像データ上の各画素の色情報または明るさ情報から俯瞰画像データ内のエッジ線分を検出し、検出したエッジ線分上または検出したエッジ線分によって囲まれる領域内に特徴点を設定する。これにより、地面に描かれる白線等のラインLや立体物Oの縁または内側に特徴点を設定することとなる。従って、立体物Oである可能性がある箇所に特徴点を確実に設定することができる。
また、特徴点が立体物上に設定されていると判断された場合、その立体物Oについて強調表示するため、表示される俯瞰画像中の立体物Oを運転者に対して分かり易く通知することができる。
また、特徴点が立体物上に設定されていると判断した場合、その立体物Oの存在を所定の音声にて運転者に知らせるため、立体物Oの有無を運転者に聴覚的に通知することができる。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態に係る車両周辺画像提供装置2は、第1実施形態のものと同様であるが、処理内容が一部異なっている。以下、第1実施形態との相違点を説明する。
第2実施形態に車両周辺画像提供装置2は、第1実施形態のものの機能に加えて、特徴点の高さを検出する機能が追加されている。さらに、第2実施形態に車両周辺画像提供装置2は、立体物Oの高さに応じて表示および音声出力を変化させる機能を有している。
図10は、第2実施形態に係る車両周辺画像提供装置2による特徴点の高さの検出方法を示す図であり、(a)は俯瞰画像を示し、(b)は車両左側方の様子を3次元にて示している。なお、図10の説明において、特徴点は立体物Oの上端に設定されているものとし、立体物Oの高さを検出する場合を例に説明するものとする。
まず、図10(a)に示すように、画像検出部54は、特徴点が立体物上に設定されていると判断した場合、俯瞰画像データ上における立体物Oと地面との接触位置(Xt,Yt)を求める。さらに、画像検出部54は、俯瞰画像データ上におけるカメラモジュール10の撮影位置(Xc,Yc)および立体物Oの上端(俯瞰画像データ上における特徴点)の位置(X’t,Y’t)を求める。そして、画像検出部54は、これらの3点の情報から、俯瞰画像上におけるカメラモジュール10から立体物Oと地面との接触位置までの距離Aと、俯瞰画像上における立体物Oと地面との接触位置から立体物Oの上端(俯瞰画像データ上における特徴点)の位置までの距離Bを求める。
次に、画像検出部54は、アドレス変換テーブルをもとに、上記3点の座標を3次元での座標値に置き換える。なお、カメラモジュール10の高さzは予め記憶されており、この高さを利用して3点の座標値を求める。ここで、カメラモジュール10の座標値を(0,0,z)とした場合、3次元での立体物Oと地面との接触位置の座標値は(−b,0,0)となり、立体物Oの上端位置であると誤って認識される点Pの座標値は(−(a+b),0,0)となる。
画像検出部54は、この3点の座標値により、立体物Oの高さを検出する。すなわち、画像検出部54は、立体物Oの高さhを(a:(a+b)=h:z)の関係式から求める。これにより、第2実施形態に係る画像検出部54は、立体物Oの高さを検出する。なお、図10では、立体物Oの上端の高さを検出する場合を例に設定したが、これに限らず、単に特徴点の高さについて検出する場合も同様にして求めることができる。また、特徴点を立体物Oの上端に設定して立体物Oの高さを検出する場合には、一端立体物Oの存在を検出した後に、立体物Oのうち俯瞰画像上において自車両から最も遠い側に特徴点を再設定すれば、確実に立体物Oの上端に設定することができる。
また、第2実施形態に係る車両周辺画像提供装置2において、モニタ60は、立体物Oの上端高さが自車両のバンパーの高さ以上であるとき、その立体物Oについて第1実施形態に示した強調表示と異なる強調表示を行う。例えば、モニタ60は、オーバレイ画像O’を大きくしたり色を変えたりする。また、モニタ60は、オーバレイ画像O’を点滅させたり、オーバレイ画像O’を用いずに立体物O自体を点滅させたりする。このように、第2実施形態に係る車両周辺画像提供装置2は、立体物Oの高さがバンパーの高さ以上であるか未満であるかに応じて、強調表示の方法を変更する。これにより、第2実施形態では、タイヤが乗り上げることなく車体に接触する可能性がある立体物Oを運転者に対して分かり易く通知するようにしている。
さらに、第2実施形態に係る車両周辺画像提供装置2において、スピーカ70は、立体物Oの上端高さが自車両のバンパーの高さ以上であるとき、その立体物Oの存在を第1実施形態にて説明した所定の音声と異なる音声にて運転者に知らせることとしている。例えば、スピーカ70は、「ピッ、ピッ、ピッ」というピープ音の音量を上げたり鳴動間隔を早めたりする。また、スピーカ70は、「左側方に障害物があるので注意して下さい」など、運転上支障があることを通知するようにしてもよい。このように、第2実施形態に係る車両周辺画像提供装置2は、立体物Oの高さがバンパーの高さ以上であるか未満であるかに応じて、音声出力の方法を変更する。これにより、第2実施形態では、タイヤが乗り上げることなく車体に接触する可能性がある立体物Oを運転者に聴覚的に通知することができる。
このようにして、第2実施形態に係る車両周辺画像提供装置2および方法によれば、第1実施形態と同様に、車両周辺の立体物Oの有無を判定することが可能な車両周辺画像提供装置2を提供することができる。また、同様に車両周辺の立体物Oの有無を判定することが可能な車両周辺画像提供方法を提供することができる。また、立体物Oである可能性がある箇所に特徴点を確実に設定することができる。また、表示される俯瞰画像中の立体物Oを運転者に対して分かり易く通知することができ、立体物Oの有無を運転者に聴覚的に通知することができる。
さらに、第2実施形態によれば、特徴点が立体物上に設定されていると判断した場合、俯瞰画像データ上における立体物Oと地面との接触位置(Xt,Yt)、俯瞰画像データ上におけるカメラモジュール10の撮影位置(Xc,Yc)、予め記憶されるカメラモジュール10の高さ位置z、および俯瞰画像データ上における特徴点の位置から、特徴点の高さを検出する。ここで、俯瞰画像データ上における立体物Oと地面との接触位置(Xt,Yt)、俯瞰画像データ上におけるカメラモジュール10の撮影位置(Xc,Yc)、予め記憶されるカメラモジュール10の高さ位置z、および俯瞰画像データ上における特徴点の位置が判明すると、これらの比率から特徴点の高さを検出することが可能となる。従って、立体物の高さを特定することができる。
また、立体物Oの上端高さが自車両のバンパーの高さ以上であるとき、その立体物Oについて第1実施形態の強調表示と異なる強調表示を行う。これにより、タイヤが乗り上げることなく車体に接触する可能性がある立体物Oを運転者に対して分かり易く通知することができる。
また、立体物Oの上端高さが自車両のバンパーの高さ以上であるとき、その立体物Oの存在を第1実施形態の所定の音声と異なる音声にて運転者に知らせる。これにより、タイヤが乗り上げることなく車体に接触する可能性がある立体物Oを運転者に対して分かり易く通知することができる。
次に、本発明の第3実施形態を説明する。第3実施形態に係る車両周辺画像提供装置3は、第1実施形態のものと同様であるが、処理内容が一部異なっている。以下、第1実施形態との相違点を説明する。
第3実施形態に係る車両周辺画像提供装置3は、特徴点の設定箇所が適切とされている。図11は、第3実施形態に係る車両周辺画像提供装置3の特徴点の設定方法を示す第1の図であり、図12は、第3実施形態に係る車両周辺画像提供装置3の特徴点の設定方法を示す第2の図である。
例えば、図11に示すように、第3実施形態では自車両から一定距離内を第1の領域201とし第1の領域201の外側の領域を第2の領域202としており、自車両の車速が所定速度未満である場合、第2の領域202に特徴点を設定せず、第1の領域201に特徴点を設定し、所定速度以上である場合、第1の領域201に特徴点を設定せず、第2の領域202に特徴点を設定する。このように、第3実施形態において画像検出部54の特徴点設定機能は、自車両の速度が所定速度以上である場合、自車両の速度が所定速度未満である場合よりも自車両から離れ箇所に特徴点を設定する。
ここで、自車両の速度が速い場合、運転者は自車両から比較的離れた箇所を視認する必要がある。一方、自車両の速度が遅い場合、運転者は自車両近傍を視認する必要がある。このため、自車両の速度が所定速度以上である場合、自車両の速度が所定速度未満である場合よりも自車両から離れた箇所に特徴点を設定することで、運転者の視認すべき箇所に立体物Oが存在するかを判定できることとなる。
なお、図11に示すように、第1および第2のの領域201,202のように固定の領域が予め設定される場合に限らず、領域の大きさを可変としてもよい。
また、図12に示すように、第3実施形態では操舵角センサ30およびシフト信号センサ40の情報に基づいて自車両の進行方向側(特に車体が通過する領域)を特徴点設定領域203を決定し、この領域203において特徴点を設定し、領域203の外側では特徴点を設定しないようにしてもよい。これにより、自車両と接触する可能性がある立体物Oの有無を的確に判断できることとなる。なお、図12に示すように、車体が通過する領域を特徴点設定領域203を決定する場合に限らず、例えば車速が低い場合には、図12に示す特徴点設定領域203のうち遠方側をカットするようにしてもよいし、車速が高い場合にはより遠方までを特徴点の設定領域に含めるようにしてもよい。
このようにして、第3実施形態に係る車両周辺画像提供装置3および方法によれば、第1実施形態と同様に、車両周辺の立体物Oの有無を判定することが可能な車両周辺画像提供装置3を提供することができる。また、同様に車両周辺の立体物Oの有無を判定することが可能な車両周辺画像提供方法を提供することができる。また、立体物Oである可能性がある箇所に特徴点を確実に設定することができる。また、表示される俯瞰画像中の立体物Oを運転者に対して分かり易く通知することができ、立体物Oの有無を運転者に聴覚的に通知することができる。
さらに、第3実施形態によれば、自車両の速度が所定速度以上である場合、自車両の速度が所定速度未満である場合よりも自車両から離れた箇所に特徴点を設定する。ここで、自車両の速度が速い場合、運転者は自車両から比較的離れた箇所を視認する必要がある。一方、自車両の速度が遅い場合、運転者は自車両近傍を視認する必要がある。このため、自車両の速度が所定速度以上である場合、自車両の速度が所定速度未満である場合よりも自車両から離れた箇所に特徴点を設定することで、運転者の視認すべき箇所に立体物Oが存在するかを判定することができる。さらには、特徴点の設定領域を限定できるため、処理負荷を軽減することができる。
また、第3実施形態では自車両の進行方向側に特徴点を設定するため、自車両と接触する可能性がある立体物Oの有無を判定することができる。さらには、特徴点の設定領域を限定できるため、処理負荷を軽減することができる。
次に、本発明の第4実施形態を説明する。第4実施形態に係る車両周辺画像提供装置4は、第1実施形態のものと同様であるが、処理内容が一部異なっている。以下、第1実施形態との相違点を説明する。
第4実施形態において画像検出部54の特徴点設定機能は、俯瞰画像データ上の各画素の色情報または明るさ情報から俯瞰画像データ内のエッジ線分を検出し、検出したエッジ線分を特徴点の集合として設定するようになっている。すなわち、第4実施形態に係る車両周辺画像提供装置4では特徴点が線分として設定されることとなる。
また、第4実施形態において画像検出部54の立体判断機能は、移動量検出機能により検出された自車両の移動量と特徴点設定機能により設定されたエッジ線分の角度変化とから、エッジ線分が立体物上に設定されているか否かを判断するようになっている。
図13は、第4実施形態に係る車両周辺画像提供装置4の立体判定機能の詳細を示す図である。俯瞰画像上に表現された立体物Oの下端移動量と上端移動量とに差がある。このため、図13に示すように車両が前方に移動する場合、立体物Oの下端は、自車両の移動量分(俯瞰画像データ上での移動量分)だけ移動するが、立体物Oの上端は、自車両の移動量分よりも大きく移動する。この結果、図13に示すように、エッジ線分は車両の移動前と移動後とで角度(俯瞰画像上での角度)が変化していくこととなる。これに対して、白線等に関しては車両の移動に伴って殆ど角度変化しない。このように、第4実施形態の立体判定機能は、図13に示すようにエッジ線分の角度変化に基づいて、車両周囲に立体物Oが存在しているか否かを判断することとなる。
図14は、第4実施形態に係る車両周辺画像提供装置4の車両周辺画像提供方法の一例を示すフローチャートである。まず、画像処理装置50は、車速センサ20の情報に基づいて、自車両が移動したか否かを判断する(ST11)。自車両が移動していないと判断した場合(ST11:NO)、移動したと判断するまで、この処理を繰り返す。一方、自車両が移動したと判断した場合(ST11:YES)、画像検出部54は、自車両の挙動を検出する(ST12)。このとき、画像検出部54は、移動量検出機能によって自車両の移動量を随時検出する。画像検出部54は、移動量だけでなく、自車両の移動方向についても随時検出する。
次いで、画像検出部54は、エッジ検出を行う(ST13)。画像検出部54はこの処理によってエッジ線分を取得する。次に、画像検出部54は、立体判定機能によって、立体物Oについてのエッジ線分に角度変化があったか否かをを判断する(ST14)。ここで、立体物Oについてのエッジ線分に角度変化がなかったと判断した場合(ST14:NO)、画像検出部54は、エッジ線分が座標変換の基準面である地面に存在していると判断し、処理はステップST11に移行する。一方、立体物Oについてのエッジ線分に角度変化があったと判断した場合(ST14:YES)、画像検出部54は、エッジ線分が白線等のラインLについてのものでなく立体物Oについてのものであると判断する。
その後、車両周辺画像提供装置4は、自車両のイグニッションスイッチがオフされたか否かを判断する(ST15)。イグニッションスイッチがオフされていないと判断した場合(ST15:NO)、処理はステップST11に移行する。一方、イグニッションスイッチがオフされたと判断した場合(ST15:YES)、処理は終了する。
このようにして、第4実施形態に係る車両周辺画像提供装置4および方法によれば、第1実施形態と同様に、車両周辺の立体物Oの有無を判定することが可能な車両周辺画像提供装置4を提供することができる。また、同様に車両周辺の立体物Oの有無を判定することが可能な車両周辺画像提供方法を提供することができる。
さらに、第4実施形態によれば、エッジ線分の角度変化と自車両の移動量とからエッジ線分が立体物上に設定されているか否かを判断する。エッジ線分は、特徴点が基準面である地面上に存在する場合、自車両が移動してもあまり角度変化しない。これに対し、エッジ線分が立体物Oに設定されて基準面よりも鉛直上側に存在する場合、エッジ線分は自車両の移動に応じて大きく角度変化することとなる。特に自車両の移動量が大きい場合には角度変化は大きい。このため、エッジ線分の角度変化によってエッジ線分が立体物Oのものかを判断することができ、これにより車両周辺の立体物Oの有無を判定することが可能となる。従って、車両周辺の立体物Oの有無を判定することが可能な車両周辺画像提供装置4を提供することができる。
次に、本発明の第5実施形態を説明する。第5実施形態に係る車両周辺画像提供装置5は、第4実施形態のものと同様であるが、処理内容が一部異なっている。以下、第4実施形態との相違点を説明する。
第5実施形態において画像検出部54の立体判断機能は、特徴点設定機能により設定されたエッジ線分の間隔が大きくなったか否か、又は小さくなったか否かに基づいて、エッジ線分が立体物上に設定されているか否かを判断する。
図15は、第5実施形態に係る車両周辺画像提供装置5の立体判定機能の詳細を示す図である。図15に示すように、例えば車両の真後ろに立体物Oが存在し、車両が後退する場合、立体物Oが近づくこととなる。このため、カメラモジュール10によって撮影される撮影画像内に占める立体物Oのサイズが大きくなる。この結果、図15に示すように、立体物Oは俯瞰画像上において立体物Oは極端に大きく表示されることとなる(特に立体物Oの上端側が大きく表示される)。これにより、図15に示す例ではエッジ線分の間隔(特に立体物Oの上端側の間隔)が大きくなる(符号I1,I2参照)。
第5実施形態の立体判定機能は、図15に示すようなエッジ線分の間隔の変化に基づいて、車両周囲に立体物Oが存在しているか否かを判断することとなる。ここで、図15に示す例では、立体物Oが車両の真後ろに存在するため、車両が移動しても立体物Oのエッジ線分についてあまり角度変化しない。故に、第4実施形態に係る立体物Oの検出方法では、立体物Oが存在するにも拘わらず、車両周囲に立体物Oが存在しないと判断してしまう可能性がある。ところが、本実施形態では、上記の如く、エッジ線分の間隔で立体物Oを判断するため、車両の真後ろに立体物Oが存在する場合であっても、立体物Oの存在を検出することができる。
なお、図15では、車両の真後ろに立体物Oが存在し車両が後退する場合を例に説明したが、これに限らず、車両が前進する場合や、車両の真正面に立体物Oが存在する場合であっても同様にも同様に立体物Oの存在を検出することができる。
このようにして、第5実施形態に係る車両周辺画像提供装置5および方法によれば、第4実施形態と同様に、車両周辺の立体物Oの有無を判定することが可能な車両周辺画像提供装置5を提供することができる。また、同様に車両周辺の立体物Oの有無を判定することが可能な車両周辺画像提供方法を提供することができる。
さらに、第5実施形態によれば、エッジ線分の間隔が大きくなったか否か、又は小さくなったか否かに基づいて、エッジ線分が立体物上に設定されているか否かを判断する。このため、車両の真正面や真後ろに立体物Oが存在し、車両の移動に伴ったエッジ線分の角度変化があまり生じない場合であっても、立体物Oが存在を検出することができる。従って、立体物Oの検出精度を向上させることができる。
次に、本発明の第6実施形態を説明する。第6実施形態に係る車両周辺画像提供装置6は、第4実施形態のものと同様であるが、処理内容が一部異なっている。以下、第4実施形態との相違点を説明する。
第6実施形態において画像検出部54の立体判断機能は、エッジ線分の角度変化に基づいてエッジ線分が立体物上に設定されていると判断した場合、その立体物Oが傾いているか否かを判断する構成となっている。
図16は、第6実施形態に係る車両周辺画像提供装置6の立体判定機能の詳細を示す第1の図であり、(a)は車両左側方の様子を3次元にて示し、(b)は俯瞰画像を示している。図16(a)に示すように、立体物Oが傾いているとする。すなわち、立体物Oの下端の座標値が(xt4,yt4,0)であり、上端の座標値が(xt4−c,yt4,h+β)であるとする。この場合、カメラ位置から立体物Oの上端を通る直線lが地面と交差する点Pの座標値は(x’t4,y’t4,0)となり、仮想立体物O’(下端の座標値が(xt4,yt4,0)、上端の座標値が(xt4,yt4,h))と同じように認識される。この結果、図16(b)に示すように、俯瞰画像では、立体物Oと仮想立体物O’とは同じように表現されることとなる。
ところが、立体物Oが傾いている場合、車両の移動に伴って立体物Oの認識のされ方が異なってくる。図17は、第6実施形態に係る車両周辺画像提供装置6の立体判定機能の詳細を示す第2の図であり、(a)は車両左側方の様子を3次元にて示し、(b)は俯瞰画像を示している。
図16(a)の状態から車両がやや前進した場合、図17(a)に示すようになる。すなわち、カメラ位置から立体物Oの上端を通る直線lが地面と交差する点P(x’t6,y’t6,0)となる。これに対し、カメラ位置から仮想立体物O’の上端を通る直線l’が地面と交差する点P’(x’t5,y’t5,0)となる。このように、立体物Oと仮想立体物O’との下端の座標値が双方とも(xt5,yt5,0)であったとしても、上端位置が異なる場合には、車両が前進したときに認識され方が異なってくる。この結果、図17(b)に示すように、俯瞰画像上において立体物Oと仮想立体物O’とは異なって表現される。具体的に立体物Oは、仮想立体物O’よりも自車両側に傾いているため、角度変化量が仮想立体物O’よりも大きくなっている。
このように、傾きに応じて角度変化量が異なっており、立体判断機能は、角度変化の大きさによって立体物Oの傾きを判断できることとなる。ここで、角度変化量は、立体物Oの位置と自車両の移動量とに依存する。例えば、立体物Oが鉛直上方に伸びている場合、立体物Oと地面との接触位置と自車両の移動量とが判明すれば、角度変化量を求めることができる。このため、第6実施形態において画像検出部54は鉛直上方に伸びる立体物Oと地面との接触位置と、自車両の移動量とから、角度変化量を求めることができるマップを記憶している。
立体判断機能は、上記マップを用いて、俯瞰画像データ上における立体物Oと地面との接触位置と、移動量検出機能により検出された自車両の移動量とから、接触位置において鉛直上方に伸びる立体物Oについての角度変化量を求める。そして、立体判断機能は、求めた角度変化量と、俯瞰画像データ上における立体物Oの角度変化量とを比較して、立体物Oが傾いているか否かを判断する。
さらに、立体物Oが傾いている場合、予期せず車両に立体物Oが接触する可能性が高まる。このため、第6実施形態においてモニタ60は、立体判断機能により立体物Oが傾いていると判断された場合に、その立体物Oについて強調表示する。強調表示の方法は、第1実施形態と同様である。また、スピーカ70は、立体判断機能により立体物Oが傾いていると判断された場合に、その立体物Oの存在を所定の音声にて運転者に知らせる。運転者への通知方法は、第1実施形態と同様である。
このようにして、第6実施形態に係る車両周辺画像提供装置6および方法によれば、第4実施形態と同様に、車両周辺の立体物Oの有無を判定することが可能な車両周辺画像提供装置5を提供することができる。また、同様に車両周辺の立体物Oの有無を判定することが可能な車両周辺画像提供方法を提供することができる。
さらに、第6実施形態によれば、エッジ線分が立体物上に設定されていると判断した場合、俯瞰画像データ上における立体物Oと地面との接触位置、この接触位置において鉛直上方に伸びる仮想立体物O’について移動量検出機能により検出された自車両の移動量に応じた角度変化量の情報と、俯瞰画像データ上における立体物Oの角度変化量とから、立体物Oが傾いているか否かを判断する。これにより、車両周囲の立体物Oが傾いているか否かを判断することできる。
また、モニタ60は、立体判断機能により立体物Oが傾いていると判断された場合に、その立体物Oについて強調表示する。これにより、モニタ60を参照しながら運転する運転者に立体物Oの傾きを通知でき、立体物Oが傾いていることにより予期せず車両と立体物Oとが接触してしまう事態を防止することができる。
また、スピーカ70は、立体判断機能により立体物Oが傾いていると判断された場合に、その立体物Oの存在を所定の音声にて運転者に知らせる。この音声通知により、立体物Oが傾いていることを運転者に知らせ、予期せず車両と立体物Oとが接触してしまう事態を防止することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよいし、各実施形態を組み合わせるようにしてもよい。
本発明の実施形態に係るの車両周辺画像提供装置の構成図である。 図1に示す画像変換部の座標変換によって得られる俯瞰画像の一例を示す図である。 図1に示した画像検出部の特徴点設定機能による特徴点の設定の様子を示す図である。 図1に示す画像検出部54の立体判定機能の詳細を示す第1の図であり、(a)は車両左側方の様子を3次元にて示し、(b)は俯瞰画像を示している。 図1に示す画像検出部54の立体判定機能の詳細を示す第2の図であり、(a)は車両左側方の様子を3次元にて示し、(b)は俯瞰画像を示している。 図1に示す画像検出部54の立体判定機能の詳細を示す第3の図であり、(a)は車両左側方の様子を3次元にて示し、(b)は俯瞰画像を示している。 図4〜図6に示した俯瞰画像を比較する図である。 図1に示すモニタによる強調表示の一例を示す図である。 本実施形態に係る車両周辺画像提供方法の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る車両周辺画像提供装置による特徴点の高さの検出方法を示す図であり、(a)は俯瞰画像を示し、(b)は車両左側方の様子を3次元にて示している。 第3実施形態に係る車両周辺画像提供装置の特徴点の設定方法を示す第1の図である。 第3実施形態に係る車両周辺画像提供装置の特徴点の設定方法を示す第2の図である。 第4実施形態に係る車両周辺画像提供装置の立体判定機能の詳細を示す図である。 第4実施形態に係る車両周辺画像提供装置の車両周辺画像提供方法の一例を示すフローチャートである。 第5実施形態に係る車両周辺画像提供装置の立体判定機能の詳細を示す図である。 第6実施形態に係る車両周辺画像提供装置の立体判定機能の詳細を示す第1の図であり、(a)は車両左側方の様子を3次元にて示し、(b)は俯瞰画像を示している。 第6実施形態に係る車両周辺画像提供装置の立体判定機能の詳細を示す第2の図であり、(a)は車両左側方の様子を3次元にて示し、(b)は俯瞰画像を示している。
符号の説明
1〜6…車両周辺画像提供装置
10…カメラモジュール(撮影手段)
10a…第1カメラモジュール
10b…第2カメラモジュール
20…車速センサ
30…操舵角センサ
40…シフト信号センサ
50…画像処理装置
51a…第1入力バッファ
51b…第2入力バッファ
52…テーブル記憶部
53…画像変換部
54…画像検出部(特徴点設定手段、移動量検出手段、立体判断手段)
55…CPU
56…出力バッファ
60…モニタ(表示手段)
70…スピーカ(音声出力手段)

Claims (16)

  1. 車両周辺の画像を運転者に提供する車両周辺画像提供装置であって、
    車両周辺を撮影する撮影手段と、
    地面を基準面とし前記撮影手段により撮影された車両周辺の画像を座標変換して得られる俯瞰画像データに特徴点を設定する特徴点設定手段と、
    自車両の移動量を検出する移動量検出手段と、
    自車両が移動した場合に、前記移動量検出手段により検出された自車両の移動量と前記特徴点設定手段により設定された特徴点の俯瞰画像データにおける変化とから、前記特徴点が立体物上に設定されているか否かを判断する立体判断手段と、
    を備えることを特徴とする車両周辺画像提供装置。
  2. 前記立体判断手段は、前記移動量検出手段により検出された自車両の移動量と前記特徴点設定手段により設定された特徴点の俯瞰画像データにおける移動量とから、前記特徴点が立体物上に設定されているか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両周辺画像提供装置。
  3. 前記立体判断手段は、前記特徴点が立体物上に設定されていると判断した場合、俯瞰画像データ上における立体物と地面との接触位置、俯瞰画像データ上における前記撮影手段の撮影位置、予め記憶される前記撮影手段の高さ位置、および俯瞰画像データ上における前記特徴点の位置から、前記特徴点の高さを検出する
    ことを特徴とする請求項2に記載の車両周辺画像提供装置。
  4. 前記特徴点設定手段は、俯瞰画像データ上の各画素の色情報または明るさ情報から俯瞰画像データ内のエッジ線分を検出し、検出したエッジ線分上または検出したエッジ線分によって囲まれる領域内に前記特徴点を設定する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3のいずれかに記載の車両周辺画像提供装置。
  5. 前記特徴点設定手段は、自車両の速度が所定速度以上である場合、自車両の速度が所定速度未満である場合よりも自車両から離れた箇所に前記特徴点を設定する
    ことを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載の車両周辺画像提供装置。
  6. 前記特徴点設定手段は、自車両の進行方向側に前記特徴点を設定する
    ことを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれか1項に記載の車両周辺画像提供装置。
  7. 座標変換して得られた俯瞰画像を表示する表示手段をさらに備え、
    前記表示手段は、前記立体判断手段により前記特徴点が立体物上に設定されていると判断された場合に、その立体物について強調表示する
    ことを特徴とする請求項2〜請求項6のいずれか1項に記載の車両周辺画像提供装置。
  8. 前記表示手段は、前記立体判断手段により前記特徴点が立体物上に設定されていると判断された場合、その立体物上端の高さが自車両のバンパーの高さ以上であるとき、その立体物について前記強調表示と異なる強調表示を行う
    ことを特徴とする請求項7に記載の車両周辺画像提供装置。
  9. 前記立体判断手段により前記特徴点が立体物上に設定されていると判断された場合に、その立体物の存在を所定の音声にて運転者に知らせる音声出力手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項2〜請求項8のいずれか1項に記載の車両周辺画像提供装置。
  10. 前記音声出力手段は、前記立体判断手段により前記特徴点が立体物上に設定されていると判断された場合、その立体物上端の高さが自車両のバンパーの高さ以上であるとき、その立体物の存在を前記所定の音声と異なる音声にて運転者に知らせる
    ことを特徴とする請求項9に記載の車両周辺画像提供装置。
  11. 前記特徴点設定手段は、俯瞰画像データ上の各画素の色情報または明るさ情報から俯瞰画像データ内のエッジ線分を検出し、検出したエッジ線分を特徴点の集合として設定し、
    前記立体判断手段は、前記移動量検出手段により検出された自車両の移動量と前記特徴点設定手段により設定されたエッジ線分の角度変化とから、前記エッジ線分が立体物上に設定されているか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両周辺画像提供装置。
  12. 前記立体判断手段は、前記特徴点設定手段により設定されたエッジ線分の間隔が大きくなったか否か、又は小さくなったか否かに基づいて、前記エッジ線分が立体物上に設定されているか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項11に記載の車両周辺画像提供装置。
  13. 前記立体判断手段は、エッジ線分の角度変化に基づいて前記エッジ線分が立体物上に設定されていると判断した場合、俯瞰画像データ上における立体物と地面との接触位置、前記接触位置において鉛直上方に伸びる立体物について前記移動量検出手段により検出された自車両の移動量に応じた角度変化量の情報と、俯瞰画像データ上における立体物の角度変化量とから、前記立体物が傾いているか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項請求項11または請求項12のいずれかに記載の車両周辺画像提供装置。
  14. 座標変換して得られた俯瞰画像を表示する表示手段をさらに備え、
    前記表示手段は、前記立体判断手段により前記立体物が傾いていると判断された場合に、その立体物について強調表示する
    ことを特徴とする請求項13に記載の車両周辺画像提供装置。
  15. 前記立体判断手段により前記立体物が傾いていると判断された場合に、その立体物の存在を所定の音声にて運転者に知らせる音声出力手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項13または請求項14のいずれかに記載の車両周辺画像提供装置。
  16. 車両周辺の画像を運転者に提供する車両周辺画像提供方法であって、
    車両周辺を撮影する撮影ステップと、
    地面を基準面とし前記撮影ステップにて撮影された車両周辺の画像を座標変換して得られる俯瞰画像データ上に特徴点を設定する特徴点設定ステップと、
    自車両の移動量を検出する移動量検出ステップと、
    自車両が移動した場合に、前記移動検出ステップにて検出された自車両の移動量と前記特徴点設定ステップにて設定された特徴点の俯瞰画像データにおける変化とから、前記特徴点が立体物上に設定されているか否かを判断する立体判断ステップと、
    を有することを特徴とする車両周辺画像提供方法。
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