JP2007263906A - レーザピーニング装置及びその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】配管径毎に装置を引き上げて交換する必要がないレーザピーニング装置を提供する。
【解決手段】レーザピーニング装置は、原子炉格納容器内の配管2にレーザピーニングを行うレーザピーニング装置1において、レーザを照射する照射レンズ4を含む施工ヘッド3と、施工ヘッド3を昇降させる昇降部10を介して搭載し直進させ旋回させる駆動部20と、駆動部20が着脱自在に取り付けられ収納される収納手段7とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、原子炉格納容器内にある配管にレーザピーニングして表面改質処理を行うレーザピーニング装置及びその方法に関する。
原子力発電所の原子炉格納容器内において、各種の機器が配置され多種類の配管が使用されている。このために、この多種類の口径を持つ配管を点検し補修する必要がある。このような配管が使用される装置設計においてスペース等の設計条件に関連して、この配管の内径や肉厚に係る寸法が許容値ぎりぎりの状態で使用せざるを得ないときがある。
この配管に係る寸法は、設計値や建設時に測定した数値が用いられるときが多い。しかし、この配管に係る寸法は、実際には、経年変化、クラッドや各種応力による微小変形がある場合がある。特に、何らかの異常を検出したときには、この配管に係る寸法が、想定された許容値の範囲内にある保障はない。
このために、上記配管内に施工装置を挿入可能のときは、検査対象の配管入口付近をテレビ(以下、TVという。)カメラで観察したり、配管内にTVカメラを挿入し配管内に特異な異常がないかを検査している。また、実際にTVカメラを挿入するときは、作業者が配管内の異常に注意しながらTVカメラを操作している。
この種の配管の内面を点検し補修する施工方法として、再循環水入口ノズルの表面改質方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。この再循環水入口ノズルの表面改質方法は、原子炉圧力容器の再循環水入口ノズル・セーフエンドとサーマルスリーブの溶接部の粒界腐食や応力腐食割れに対する予防保全を目的とするものである。ここでは、被処理面に遠隔操作でレーザ照射を施し被処理面の表面改質処理を行い、再循環水入口ノズルの表面改質を行っている。
上述のように、この種の配管の補修に関連して、検査対象の配管サイズ毎に点検し補修する施工装置を開発して、配管サイズ毎に点検し補修を施工している。
特開平7−181282号公報
上述のように、この種の配管の内面を補修する装置に関連して、検査対象の配管径毎に点検し補修する施工装置を開発して、配管径毎に点検し補修を施工している。
しかし、原子炉圧力容器内に挿入する補修装置については、複数の装置を異なる配管径毎に製作したときには、配管径毎に装置を引き上げて交換する必要が生じ、作業時間が長期化し、作業員は被爆を受ける恐れがある、という課題があった。
また、この配管を点検し補修する施工装置は、原子力発電所内にある放射化した部位を含む配管を施工対象とするため、施工装置自体も放射化し廃棄物となる、という課題があった。この結果、多くの廃棄物の処理が必要となり、高コスト化することに課題があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、異なる配管径に適用できる補修装置を採用することにより、配管径毎に装置を引き上げて交換する必要がなくなり、補修作業時間の短縮化を図り、作業員の被爆低減を図れるレーザピーニング装置及びその方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、原子炉格納容器内の配管にレーザピーニングを施工するレーザピーニング装置において、レーザを照射する照射レンズを含む施工ヘッドと、この施工ヘッドを直進させ旋回させる駆動部と、この駆動部が着脱自在に取り付けられ収納される収納手段と、を有することを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するため、本発明は、原子炉格納容器内の配管にレーザピーニングを施工するレーザピーニング方法において、施工ヘッドを搭載した駆動部が収納装置に着脱自在に取り付けられ収納される収納ステップと、この取り付けられた施工ヘッドが駆動部により施工対象部位へ位置決めされる位置決めステップと、前記位置決めされた施工ヘッドに着脱自在に取り付けられた照射レンズを介して施工対象部位へレーザを照射するレーザ照射ステップと、を有することを特徴とするものである。
本発明のレーザピーニング装置及びその方法によれば、施工ヘッドを駆動させる駆動部が着脱自在に取り付けられた収納装置を設けることにより、配管の口径に合わせてレーザピーニングを行うことができ、施工時間の短縮化を図ることができる。
以下、本発明に係るレーザピーニング装置及びその方法の実施の形態について、図面を参照して説明する。ここで、同一又は類似の部分には共通の符号を付すことにより、重複説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施の形態のレーザピーニング装置1及びその施工対象部の概略構成を示す斜視図である。
本図に示すように、レーザピーニング装置1は、施工ヘッド3と、この施工ヘッド3を搭載した駆動部20と、これらの機器を収納する収納装置7とを有する。この駆動部20は、収納装置7に着脱自在に取り付けられている。この施工ヘッド3は、この施工ヘッド3を昇降させる昇降部10を介して駆動部20に搭載されている。この駆動部20は、上記施工ヘッド3を直進させる直進部8を有し、この施工ヘッド3を旋回させる回転部9を備えている。この駆動部20については後述する。
この施工ヘッド3の先端には、レーザピーニング(FLP)を施工するためにレーザを照射する照射レンズ4が搭載されている。なお、本図では、配管2は先端の要部のみを記載している。
このように構成された本実施の形態において、この施工ヘッド3を搭載した駆動部20を収納した収納装置7は、配管2の配管入口5に挿入される。この挿入された施工ヘッド3は、図示しない直進部を駆動して矢印8方向に直進移動され、図示しない回転部を介して矢印9方向に旋回駆動される。さらに、昇降部10を駆動して施工ヘッド3は昇降され、施工ヘッド3の照射レンズ4は、配管2の施工対象部6に位置決めされる。そして、照射レンズ4よりレーザを照射することにより、配管2の施工対象部6にレーザピーニングを施工する。
本実施の形態によれば、施工ヘッド3の位置決めをする駆動部20を設けることにより、配管2の口径に合わせてレーザピーニングの施工を行うことができる。かくして、配管2の口径毎にレーザピーニング装置1を引き上げて交換する必要がなくなり、施工時間の短縮化を図ることができる。
また、配管2の口径毎にレーザピーニング装置1を引き上げて交換する必要がなくなり、作業員の被爆低減を図り、放射線汚染拡大を防止することができる。さらには、放射性廃棄物の削減を図ることができる。
図2は、図1のレーザピーニング装置1に口径計測器11を搭載した構成を示す斜視図である。本図は、図1のレーザピーニング装置1を口径計測器11を追加して設けたものであり、図1と同一又は類似の部分には共通の符号を付すことにより、重複説明を省略する。
本図に示すように、レーザピーニング装置1の昇降部10の下部には、口径計測器11が搭載されている。この口径計測器11は、図示しないテレビ(TV)カメラ、超音波センサ、レーザ距離測定器等から構成される。
本実施の形態によれば、口径計測器11を用いることにより、補修対象の配管2の管入口5の形状や寸法を測定することができる。この配管2の管入口5の形状や寸法を測定することにより、レーザピーニング装置1の収納装置7に係り、この管入口5の形状に合わせて収納装置7の装着の要否を選択することができる。
図3は、図2の収納装置7に突っ張り機構14を設けた構成を示す斜視図である。本図は、図2のレーザピーニング装置1に位置決め機構の一種である突っ張り機構14を追加して設けたものであり、図2と同一又は類似の部分には共通の符号を付すことにより、重複説明を省略する。
本図に示すように、レーザピーニング装置1は、施工ヘッド3と、この施工ヘッド3を搭載した駆動部20と、これらの機器を収納する収納装置7とを有する。
この施工ヘッド3は、収納装置7内において収納固定器補助具13により支持された収納固定器12a、12bを介して固定され収納される。この収納固定器補助具13は、図示しないボルトにて締結してもよい。また、図示しない着脱容易なクラッチ機構等を用いて構成してもよい。
また、レーザピーニングを施工するためにレーザを照射する照射レンズ4の位置決めをするために、一例として、収納装置7の外周面の上部には突っ張り機構14a〜14dが備えられている。また、収納装置7の外周面の下部には突っ張り機構14e〜14h(14g、14hは図示せず)が備えられている。この突っ張り機構14a〜14hは伸張機構を有し、上記配管2までの距離を調整することにより照射レンズ4の位置を調整することができる。
本実施の形態によれば、突っ張り機構14a〜14hを設けることにより、補修対象の配管2の管入口5の形状に合わせて照射レンズ4の位置決めをして、図2に示す施工対象部6にレーザピーニングを施工することができる。
図4は、図2の収納装置に張出機構15を設けた構成を示す斜視図である。本図は、図2のレーザピーニング装置1に位置決め機構の一種である張出機構15を追加して設けたものであり、図2と同一又は類似の部分には共通の符号を付すことにより、重複説明を省略する。
本図に示すように、レーザピーニング装置1は、施工ヘッド3と、この施工ヘッド3を搭載した駆動部20と、これらの機器を収納する収納装置7とを有する。この施工ヘッド3は、収納装置7内において収納固定器補助具13により支持された収納固定器12a、12bを介して固定され収納される。
また、上記収納装置7の姿勢を修正させるために、この収納装置7の外周面の上部には張出機構15a、15bが備えられている。また、この収納装置7の外周面の下部には張出機構15c、15dが備えられている。この張出機構15a〜15dは伸張機能を有し、伸張量を調整することができる。なお、図3の突っ張り機構14と本図の張出機構15を位置決め機構として共用してもよい。
本実施の形態によれば、張出機構15a〜15dを設けることにより、収納装置7の姿勢を修正することができる。かくして、施工ヘッド3の形態が変わったときでも、施工ヘッド3の機能に合わせて位置決めすることができる。
図5は、図1の収納装置の選定の手順を示す説明図で、(a)はその口径値選定手順を示すフロー図、(b)はその収納装置選定手順を示すフロー図である。本図において、レーザピーニング装置1の収納装置7の装着の有無を選定する手順について説明する。
本図(a)において、まず、配管2の口径値を選定する口径値選定手順S101が実行される。この口径値を選定した結果により、収納装置7を装着するか否かの選定を行う収納装置選定手順S102が実行される。この口径値選定手順S101は、作業者が選定してもよいし、選定条件を組んだ結果を反映するソフトウエアを使用してもよい。
次に、本図(b)において、収納装置7を装着するか否かの選定が行われる。任意のステップS103において、収納装置7の装着の要否判定を行うと仮定する。次に、ステップS104において、収納装置4の必要性の有無の選定が行われる。この収納装置7を必要とする場合は、ステップS105に進みレーザピーニング装置1に収納装置7が装着される。一方、上記収納装置7を不要とする場合は、ステップS106に進み、上記レーザピーニング装置1には収納装置7は装着されないでレーザピーニング装置単体として使用される。
本実施の形態によれば、配管2の口径値を選定する口径値選定手順S101を設けることにより、レーザピーニング装置1に収納装置7を着脱するか否かの選定が円滑に実行される。かくして、配管の口径により収納装置7の装着の選定が行われ、配管の口径に応じてレーザピーニング等の補修作業を円滑に施工でき、補修作業時間の短縮化を図ることができる。
図6は、図1の配管口径を計測して収納装置を選定する手順を示すフロー図である。
本図において、図1に示す配管2の口径を計測して、レーザピーニング装置1の収納装置7の装着の要否の選定を行う。すなわち、口径計測手順S107において、図2に示す口径計測器11により配管2の口径の計測が行われる。この口径計測結果に基づいて、ステップS108にてレーザピーニング装置1の収納装置7の装着の必要性の判断が行われる。なお、このステップS108の詳細手順は、図5(b)に示す手順と同一である。
本実施の形態によれば、配管2の口径値を計測する口径計測手順S107を設けることにより、レーザピーニング装置1の収納装置7を装着するか否かの選定が円滑に実行される。かくして、配管の口径に応じて収納装置7の装着の選定が行われ、配管の口径に応じた適切な補修方法が選択され、補修作業時間の短縮化を図ることができる。
図7は、細い配管に施工ヘッドを挿入して施工する補修方法を説明する斜視図である。
本図において、レーザピーニング装置1は、図1に示す配管2の代わりに上記収納装置7より小さい細い配管18に適用される場合を示す。この細い配管18は、上記配管2の口径に比べ十分狭い口径である。この狭い配管18の口径に合わせて、レーザピーニング装置単体、すなわちレーザピーニング装置1の施工ヘッド3を挿入して、施工対象部位6に対してレーザピーニングの施工を行う。
また、レーザピーニング装置1の先端の駆動部20には、配管固定機構16a、16bが設けられている。この、配管固定機構16a、16bを介して、レーザピーニング装置1の施工ヘッド3は細い配管18内に固定される。なお、細い配管18と配管2との口径差は適宜設定すればよく、差の数量を厳密に規定するものではない。ここでは、細い配管全長は記載していない。
本実施の形態によれば、レーザピーニング装置単体、すなわち、収納装置7を挿入せずに施工ヘッド3のみを挿入して施工することにより、この細い配管18の口径に合わせて、施工対象部位6に対してレーザピーニングの施工を円滑に行うことができる。
図8は、図7の細い配管18に施工ヘッド3を挿入して施工する手順を示すフロー図である。本図において、レーザピーニング装置1の収納装置7を装着するか否かの選定を説明する。
本図に示すように、ステップS109にてレーザピーニングの施工を開始し、ステップS110において小口径か否かの判断をする。ステップS111において、小口径すなわち所定の径以下の上記細い配管18と認定したときにはレーザピーニング装置単体、すなわち、収納装置7を挿入しないで施工ヘッド3を細い配管18に挿入する。次に、ステップS114に進みレーザピーニングの施工が行われる。
ステップS110において小口径ではなく大口径と判断されたときは、ステップS112において、施工ヘッド3は上記収納装置7に装着される。ステップS113において、図1に示す配管2内に、施工ヘッド3は収納装置4に装着された状態で挿入される。この施工ヘッド3が配管2内に挿入された後で、ステップS114に進み、収納装置7の装着有無に拘らずレーザピーニングの施工が行われ、施工は終了する。
本実施の形態によれば、施工対象の配管が小口径か否かの判断をするステップを設ける。この配管の口径が収納装置7より小さいときには、この細い配管18にレーザピーニング装置単体、すなわち、施工ヘッド3を挿入して施工することにより、この細い配管18の施工対象部位6に対してレーザピーニングの施工を円滑に行うことができる。
図9は、図1の施工ヘッドを別ヘッドに置き換えた形態を示す斜視図である。
本図に示すように、レーザピーニング装置1は、切断ヘッド17と、この切断ヘッド17を搭載した駆動部20とを有する。この切断ヘッド17は、図1に示す施工ヘッド3を置き換えて設けたものである。
本実施の形態において、図1に示す照射レンズ4を備えた施工ヘッド3の代わりに、上記の切断ヘッド17だけでなく、この他、図示しない溶接ヘッド、TVカメラ、溶接ヘッド、計測ヘッド、研磨ヘッド等から選択された少なくとも1種を装着してヘッド機能に合わせて施工装置として使用することができる。
本実施の形態によれば、照射レンズ4を備えた施工ヘッド3の代わりに各種の施工ヘッドを設置することにより、上記配管2の施工対象部位6に対してレーザピーニングだけでなく各種の補修に係る施工を円滑に行うことができる。
図10は、図1の駆動部20の概略構成を示す構成図である。
本図に示すように、レーザピーニング装置1は、施工ヘッド3と、この施工ヘッド3を搭載した駆動部20とを有する。この駆動部20は、上記施工ヘッド3を昇降させる昇降部10を備えている。また、この駆動部20は、この施工ヘッド3を旋回させる回転部9aを備え、上記施工ヘッド3を直動させる直動部8aを有している。
本実施の形態によれば、施工ヘッド3を上下、直進(直動)及び旋回する機構を設けることにより、上記配管2の施工対象部位6に対して施工ヘッド3の位置決めを容易に行うことができる。かくして、施工ヘッド3の位置決めが容易に行われ、レーザピーニング等の補修作業時間の短縮化を図ることができる。
図11は、図2のレーザピーニング装置の制御装置を示す構成図である。
本図に示すように、レーザピーニング装置1の施工ヘッド3や駆動部20に係る機能は、制御装置18を介して制御される。また、制御装置18を介して、図1に示す収納装置7の駆動部が制御される。また、この制御装置18は口径計測器11に接続されている。
本実施の形態によれば、制御装置18にはレーザピーニング装置1の施工ヘッド3や駆動部20、収納装置7及び口径計測器11が接続される。この接続ケーブルを介して伝達される各信号を処理することにより、所定の判定が行われシステム全体として制御される。
図12は、図3の位置決め機構の一種である突っ張り機構14を使用して行う位置修正を説明する側面図である。
本図に示すように、収納装置7の外周面の上部には突っ張り機構14b、14d(14a、14cは図示せず)が備えられている。また、収納装置7の外周面の下部には突っ張り機構14f、14g(14e、14hは図示せず)が備えられている。この突っ張り機構14a〜14hは伸張機構を有し、上記配管2までの距離を調整することにより、図3に示す施工ヘッド3の照射レンズ4の位置を調整することができる。
このように構成された本実施の形態において、突っ張り機構14bに対して突っ張り機構14fを十分短くするように制御することによって、上記施工ヘッド3の位置を3bに変更することができる。
また、張出機構15a〜15dの伸張により上記施工ヘッド3の位置を制御することができる。
本実施の形態によれば、突っ張り機構14を全く均等に突っ張ったときの施工ヘッド3は位置3のように配置されるが、突っ張り機構14を使用することにより施工ヘッド3は位置3bのように配置される。なお、施工ヘッド3の位置合わせや姿勢調整のアルゴリズムは、上記の機構に限定されるものではない。
さらに、本発明は、上述したような各実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の各実施例を組み合わせて、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の実施の形態のレーザピーニング装置及びその施工対象部の概略構成を示す斜視図。 図1のレーザピーニング装置に口径計測器を搭載した構成を示す斜視図。 図2の収納装置に突っ張り機構を設けた構成を示す斜視図。 図2の収納装置に張出機構を設けた構成を示す斜視図。 図1の収納装置の選定の手順を示す説明図で、(a)はその口径値選定手順を示すフロー図、(b)はその収納装置選定手順を示すフロー図。 図1の配管口径を計測して収納装置を選定する手順を示すフロー図。 細い配管に施工ヘッドを挿入して施工する補修方法を説明する斜視図。 図7の細い配管に施工ヘッドを挿入して施工する手順を示すフロー図。 図1の施工ヘッドを別ヘッドに置き換えた形態を示す斜視図。 図1の駆動部の概略構成を示す構成図。 図2のレーザピーニング装置の制御装置を示す構成図。 図3の突っ張り機構を使用して行う位置修正を説明する側面図。
符号の説明
1…レーザピーニング装置、2…配管、3…施工ヘッド、4…照射レンズ、5…管入口、6…施工対象部位、7…収納装置、8…矢印(直動方向)、8a…直動部、9…矢印(回転方向)、9a…回転部、10…昇降部、11…口径計測器、12a,b…収納固定器、13…収納固定器補助具、14,14a〜14h…突っ張り機構、15,15a〜15d…張出機構、16a,16b…配管固定機構、17…切断用ヘッド、18…細い配管、19…制御装置、20…駆動部。

Claims (8)

  1. 原子炉格納容器内の配管にレーザピーニングを施工するレーザピーニング装置において、
    レーザを照射する照射レンズを含む施工ヘッドと、
    この施工ヘッドを直進させ旋回させる駆動部と、
    この駆動部が着脱自在に取り付けられ収納される収納手段と、
    を有することを特徴とするレーザピーニング装置。
  2. 前記駆動部は、前記施工ヘッドを昇降させる昇降部と、前記施工ヘッドを直進させさせる直進部と、前記施工ヘッドを旋回させる回転部と、を具備することを特徴とする請求項1記載のレーザピーニング装置。
  3. 前記収納手段は、収納装置の外周面に設けられ前記施工ヘッドを施工対象部位へ位置決めする位置決め機構を具備すること、を特徴とする請求項1記載のレーザピーニング装置。
  4. 前記配管の口径値を選定して指示する口径値選定手段と、この選定された口径に合わせて前記収納装置の装着の要否を選定する収納装置選定手段と、をさらに具備することを特徴とする請求項1記載のレーザピーニング装置。
  5. 前記配管の口径を計測する口径計測手段と、この計測された口径に合わせて前記収納装置の装着の要否を選定する収納装置選定手段と、をさらに具備することを特徴とする請求項1記載のレーザピーニング装置。
  6. 前記駆動部は、この駆動部の先端に前記施工ヘッド、溶接ヘッド、計測ヘッド、切断ヘッド、研磨ヘッドから選択された少なくとも1種を着脱自在に取り付けられる取付手段を具備することを、を特徴とする請求項1記載のレーザピーニング装置。
  7. 原子炉格納容器内の配管にレーザピーニングを施工するレーザピーニング方法において、
    施工ヘッドを搭載した駆動部が収納装置に着脱自在に取り付けられ収納される収納ステップと、
    この取り付けられた施工ヘッドが駆動部により施工対象部位へ位置決めされる位置決めステップと、
    前記位置決めされた施工ヘッドに着脱自在に取り付けられた照射レンズを介して施工対象部位へレーザを照射するレーザ照射ステップと、
    を有することを特徴とするレーザピーニング方法。
  8. 前記レーザ照射ステップおいて、前記配管の口径が前記収納装置より小さいときは、前記施工ヘッドを搭載した駆動部の少なくとも一部を前記配管内に挿入してレーザを照射すること、を特徴とする請求項7記載のレーザピーニング方法。
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