JP7336285B2 - コネクタ撮影装置および撮影方法 - Google Patents

コネクタ撮影装置および撮影方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7336285B2
JP7336285B2 JP2019130540A JP2019130540A JP7336285B2 JP 7336285 B2 JP7336285 B2 JP 7336285B2 JP 2019130540 A JP2019130540 A JP 2019130540A JP 2019130540 A JP2019130540 A JP 2019130540A JP 7336285 B2 JP7336285 B2 JP 7336285B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
mounting opening
camera
tip
photographing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019130540A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021015736A (ja
Inventor
利一 吉川
雅史 水野
孝信 田村
治 福重
明彦 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2019130540A priority Critical patent/JP7336285B2/ja
Publication of JP2021015736A publication Critical patent/JP2021015736A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7336285B2 publication Critical patent/JP7336285B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Accessories Of Cameras (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

本開示は、各種機器を電気的に接続するコネクタを撮影するコネクタ撮影装置およびコネクタ撮影方法、コネクタを検査するコネクタ検査治具およびコネクタ検査方法に関するものである。
例えば、加圧水型原子炉(PWR:Pressurized Water Reactor)は、軽水を原子炉冷却材及び中性子減速材として使用し、炉心全体にわたって沸騰しない高温高圧水とし、この高温高圧水を蒸気発生器に送って熱交換により蒸気を生成するものである。このような原子炉は、十分な安全性や信頼性を確保するため、原子炉を構成する構造物などを定期的に検査する必要がある。そして、定期検査で不具合を発見した場合、不具合となる部材を交換したり、必要箇所の補修作業を行ったりする。
原子炉の定期検査では、原子炉の稼働を停止し、原子炉本体から蓋を取り外し、炉内構造物を取り出す必要がある。原子炉は、蓋の上部に炉心(燃料)に挿入された制御棒を駆動する制御棒駆動装置が設けられる。制御棒駆動装置は、原子炉建屋のオペレーションフロアに設置された中間パネルにケーブルを介して電気的に接続される。ケーブルはコネクタが中間パネルに差し込まれて接続されていることから、定期検査に、原子炉本体から蓋を取り外す前に、中間パネルからコネクタを抜き取る。
ケーブルは、コネクタのピンコネクタが中間パネルの接続部に差し込まれている。作業者は、中間パネルからコネクタを抜き取ったとき、コネクタにおけるピンコネクタの不具合を目視により検査している。
なお、水中における原子炉燃料集合体の識別標示を確認するために、識別標示をカメラで撮影するものとして、例えば、下記引用文献1に記載されたものがある。
特開2004-101315号公報
従来、作業者が実施する検査作業は、中間パネルから抜き取ったコネクタにおけるピンコネクタの不具合を目視により確認し、日時、コネクタ(ケーブル)番号、不具合の有無を記録するものである。中間パネルは、原子炉建屋の原子炉の蓋の上部に設置されており、作業者は、原子炉の蓋上部でコネクタの検査作業を実施する。オペレーションフロア上は、目視検査を実施するには、十分な明るさが確保されておらず、ピンコネクタの不具合を目視により確認することが容易ではない。
本開示は、上述した課題を解決するものであり、コネクタの健全性を高精度に評価すると共に検査作業の作業性の向上を図るコネクタ撮影装置および撮影方法並びにコネクタ検査治具および検査方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本開示のコネクタ撮影装置は、外筒の軸方向の一端部に第1端板が固定されて他端部に第2端板が固定されるケーシングと、前記第2端板に設けられてコネクタの先端部が嵌合するコネクタ装着開口部と、前記ケーシングの内部で前記コネクタ装着開口部に対向して配置されるカメラと、前記ケーシングの内部で前記コネクタ装着開口部に対向して配置される照明装置と、前記コネクタ装着開口部に設けられて前記コネクタの軸方向における位置決めを行う軸方向位置決め部と、を備える。
本開示のコネクタ撮影方法は、コネクタの先端部を前記コネクタ撮影装置の前記コネクタ装着開口部に嵌合する工程と、前記コネクタの先端部を前記コネクタ撮影装置に対して軸方向における位置決めを行う工程と、前記照明装置により前記ネクタ装着開口部に嵌合した前記コネクタの先端部に光を照射する工程と、前記カメラにより前記コネクタ装着開口部に嵌合した前記コネクタの先端部を撮影する工程と、を有する。
本開示のコネクタ検査治具は、リング形状をなす本体の内部にピンコネクタが配置されるコネクタの検査治具であって、操作部と、本体の内部に嵌合すると共に前記ピンコネクタが挿入可能な検査孔とを有する検査部材と、前記操作部と前記検査部材を連結する連結部材と、を備える。
本開示のコネクタ検査方法は、前記コネクタ検査治具における前記操作部を把持して前記検査部材を前記本体の内部に嵌合する工程と、前記検査孔に対する前記ピンコネクタの挿入状態に応じて前記ピンコネクタの不具合を判定する工程と、を有する。
本開示のコネクタ撮影装置および撮影方法並びにコネクタ検査治具および検査方法によれば、コネクタの健全性を高精度に評価することができると共に、検査作業の作業性の向上を図ることができる。
図1は、コネクタ撮影システムを表す構成図である。 図2は、本実施形態のコネクタ撮影装置を表す一部を断面した正面図である。 図3は、コネクタ撮影装置の内部を表す図2のIII-III断面図である。 図4は、コネクタ撮影装置とコネクタとの連結部を表す断面図である。 図5は、コネクタ撮影装置とコネクタとの連結部を表す図4のV-V断面図である。 図6は、カメラの位置調整装置を表す平面図である。 図7は、カメラの位置調整装置を表す正面図である。 図8は、カメラの位置調整装置における変形例を表す正面図である。 図9は、コネクタ検査治具を表す正面図である。 図10は、コネクタ検査治具による検査方法を説明するための断面図である。 図11は、コネクタ検査方法を説明するためのフローチャートである。 図12は、加圧水型原子炉を表す縦断面図である。 図13は、原子炉における加圧水型原子炉の配置を表す概略図である。
以下に図面を参照して、本開示の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本開示が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。また、実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。
[加圧水型原子炉]
図12は、加圧水型原子炉を表す縦断面図である。
原子力発電プラントは、図示しないが、原子炉格納容器内に配置される原子炉及び蒸気発生器と、蒸気タービン発電設備とを有する。本実施形態の原子炉は、加圧水型原子炉である。
図12に示すように、加圧水型原子炉10において、原子炉容器11は、内部に炉内構造物が挿入できるように、原子炉容器本体12とその上部に装着される原子炉容器蓋13により構成され、原子炉容器本体12に対して原子炉容器蓋13が複数のスタッドボルト14およびナット15により開閉可能に固定される。
原子炉容器本体12は、上部が開口し、下部が半球形状をなして閉塞された円筒形状をなし、上部に一次冷却材としての軽水を供給する入口ノズル16と、軽水を排出する出口ノズル17が形成される。原子炉容器本体12は、内部に炉心槽18が配置され、上部が原子炉容器本体12の内壁面に支持される。上部炉心支持板19は、原子炉容器本体12の内部に配置され、上部が炉心槽18の上部に支持される。上部炉心板20は、複数の炉心支持ロッド21により上部炉心支持板19に吊下げ支持される。
炉心槽18は、下方に下部炉心支持板22が支持され、下部炉心支持板22は、外周部が位置決め部材23により原子炉容器本体12の内壁面に位置決め支持される。炉心槽18は、下部に下部炉心板24が支持されている。炉心25は、多数の燃料集合体26が配置されて構成され、内部に多数の制御棒27が配置され、この制御棒27は、燃料集合体26に挿入可能である。上部炉心支持板19は、多数の制御棒クラスタ案内管28が固定され、内部に制御棒27が挿通可能である。原子炉容器蓋13は、半球形状をなし、制御棒駆動装置29が配置され、複数の制御棒クラスタ駆動軸30が制御棒クラスタ案内管28内に挿通され、下端部に制御棒27が連結される。制御棒駆動装置29は、各制御棒27を炉心25に対して抜き差しすることで、原子炉出力を制御する。
[加圧水型原子炉の配置]
図13は、原子炉における加圧水型原子炉の配置を表す概略図である。
図13に示すように、原子炉建屋(図示略)は、オペレーションフロア101が設けられると共に、オペレーションフロア101から下方に掘り下げられて冷却水を貯留可能なキャビティ102が設けられる。加圧水型原子炉10は、キャビティ102に吊り下げ支持される。加圧水型原子炉10は、原子炉容器11の内部に炉心25(燃料集合体26)などの炉内構造物が収容されて構成される。また、加圧水型原子炉10は、原子炉容器11の上部に制御棒駆動装置29が設けられ、制御棒駆動装置29は、炉心25へ複数の制御棒27を挿入する。
中間パネル103は、加圧水型原子炉10の蓋の上部に設置され、複数のケーブル104により制御棒駆動装置29に接続される。ケーブル104は、長手方向の一端部にコネクタ105が接続される。ケーブル104は、コネクタ105を介して中間パネル103に着脱自在に接続される。
[コネクタ撮影システム]
図1は、コネクタ撮影システムを表す構成図である。
図1に示すように、コネクタ撮影システム40は、コネクタ撮影装置41と、制御部42と、操作部43と、表示部44と、記録部45と、電源部46とを備える。コネクタ撮影装置41は、作業者が保持し、制御部42は、コネクタ撮影装置41と操作部43と表示部44と記録部45と電源部46とが接続され、加圧水型原子炉10の蓋の上部における中間パネル103の近傍のオペレーションフロア上に配置される。
作業者は、コネクタ撮影装置41を用いてコネクタ105を撮影すると、撮影画像が制御部42を介して記録部45に記録される。作業者は、操作部43を用いて日時や撮影したコネクタ105の情報(ケーブル番号など)を入力する。また、作業者は、記録部45に記録されているコネクタ105の撮影画像を表示部44に表示し、撮影画像に基づいてコネクタ105の不具合の有無を検査して評価することができる。
[コネクタ撮影装置]
図2は、本実施形態のコネクタ撮影装置を表す一部を断面した正面図、図3は、コネクタ撮影装置の内部を表す図2のIII-III断面図、図4は、コネクタ撮影装置とコネクタとの連結部を表す断面図、図5は、コネクタ撮影装置とコネクタとの連結部を表す図4のV-V断面図である。
図2から図5に示すように、コネクタ105は、円柱形状をなす本体111の外側に円筒形状をなす締結部112が回転自在に設けられて構成される。この場合、本体111と締結部112は、コネクタ105の中心軸O1と同心状に位置する。そして、本体111は、締結部112より軸方向における先端部側に所定長さだけ突出している。本体111は、軸方向の一端部にケーブル104が連結され、他端部に多数のピンコネクタ113が所定間隔を空けて装着され、ケーブル104が本体111の内部でピンコネクタ113に接続される。
コネクタ撮影装置41は、ケーシング51と、コネクタ装着開口部52と、カメラ53,54,55,56と、照明装置57と、軸方向位置決め部58とを備える。ケーシング51は、円筒形状をなす外筒61の軸方向の一端部に円板形状をなす第1端板62が固定され、軸方向の他端部に円板形状をなす第2端板63が固定されて構成される。外筒61は、第1外筒61aと第2外筒61bとを有し、第1外筒61aと第2外筒61bが軸方向に沿って配置される。外筒61は、内周部に支持部材64が配置される。支持部材64は、円筒形状なす本体64aの外周部にリング形状をなす突起部64bが設けられる。支持部材64は、突起部64bが第1外筒61aの端部と第2外筒61bの端部に挟持されると共に、外周部が第1外筒61aおよび第2外筒61bの内周部に密着した状態で、ボルト(図示略)により固定される。
外筒61は、第1外筒61aの軸方向の一端部に第1端板62が嵌合した状態でボルト(図示略)により固定され、第2外筒61bの軸方向の他端部に第2端板63が嵌合した状態でボルト(図示略)により固定される。第1端板62と第2端板63は、平行をなして配置される。ケーシング51は、第2端板63にコネクタ装着開口部52が設けられる。コネクタ装着開口部52は、ケーシング51の中心軸O2に位置するように第2端板63に開口して形成される。コネクタ装着開口部52は、内径がコネクタ105の本体111の外径より若干大きい寸法あり、コネクタ105の本体111の先端部がコネクタ装着開口部52に嵌合可能である。
カメラ53,54,55,56は、ケーシング51の内部で、コネクタ装着開口部52に軸方向に対向して配置される。カメラ53,54,55,56は、ケーシング51の中心部に設けられる中心部カメラ53と、ケーシング51の内周部に設けられる側部カメラ54,55,56とを有する。側部カメラ54,55,56は、中心部カメラ53の周囲に周方向に所定間隔を空けて複数(本実施形態では、3個)設けられる。
すなわち、支持部材64は、本体64aの第2端板63側にリング形状をなす第1支持板64cが一体に設けられる。第1支持板64cは、第2端板63と平行をなし、中心部に開口64dが形成される。第1支持板64cは、第1支持板64cに直交するように第1取付ブラケット65aが固定され、先端部が中心軸O2側に延出する。中心部カメラ53は、第1取付ブラケット65aの先端部に装着され、光軸が中心軸O2と一致している。また、第1支持板64cは、第1支持板64cに直交するように3個の第2取付ブラケット65b,65c,65dが固定され、先端部が中心軸O2側に延出する。第2取付ブラケット65b,65c,65dは、第1取付ブラケット65aと重ならないように、周方向に所定間隔(好ましくは、等間隔)で配置され、側部カメラ54,55,56は、第2取付ブラケット65b,65c,65dの先端部に装着され、光軸が中心軸O2に対して傾斜し、コネクタ装着開口部52で中心軸O2と交差している。
そのため、カメラ53,54,55,56は、コネクタ装着開口部52に嵌合したコネクタ105の本体111の全域にわたって撮影可能である。また、カメラ53,54,55,56は、焦点がコネクタ装着開口部52に嵌合したコネクタ105の本体111(ピンコネクタ113)になるように調整されている。
照明装置57は、ケーシング51の内部でコネクタ装着開口部52に対向して配置される。カメラ53,54,55,56は、照明装置57とコネクタ装着開口部52との間に配置される。すなわち、照明装置57は、カメラ53,54,55,56に対してコネクタ装着開口部52とは反対側に配置される。支持部材64は、本体64aの第1端板62側にリング形状をなす第2支持板64eが一体に設けられる。第2支持板64eは、第1端板62と平行をなし、中心部に開口64fが形成される。照明装置57は、第2支持板64eの下部に固定され、中心軸O2と同心状に位置する。
軸方向位置決め部58は、コネクタ装着開口部52に設けられ、ケーシング51に対してコネクタ105の中心軸O1方向における位置決めを行うものである。コネクタ105は、本体111の先端部が締結部112の先端部より中心軸O1方向における先端部側に突出している。そのため、コネクタ105は、本体111の先端部がコネクタ装着開口部52に嵌合したとき、締結部112の先端部が第2端板63の外面部63aに当接する。すなわち、第2端板63がコネクタ105の軸方向位置決め部58として機能する。
また、コネクタ撮影装置41は、周方向位置決め部59を有する。周方向位置決め部59は、コネクタ装着開口部52に設けられ、ケーシング51に対してコネクタ105の中心軸O1を中心とする周方向における位置決めを行うものである。コネクタ105は、本体111の外周部に凸部111aが形成され、第2端板63は、コネクタ装着開口部52に係止凹部52aが形成される。そのため、コネクタ105は、本体111の先端部がコネクタ装着開口部52に嵌合するとき、凸部111aが係止凹部52aに係止する。すなわち、コネクタ装着開口部52の係止凹部52aが周方向位置決め部59として機能する。
なお、コネクタ105における本体111の外周部に凹部を形成し、第2端板63におけるコネクタ装着開口部52に係止凸部を形成し、コネクタ105の本体111の先端部がコネクタ装着開口部52に嵌合するとき、凹部が係止凸部に係止するように構成してもよい。すなわち、コネクタ装着開口部52の係止凸部を周方向位置決め部として機能させてもよい。
また、ケーシング51は、第1端板62に取手部66が固定される。取手部66は、U字形状をなし、作業者は、取手部66によりコネクタ撮影装置41を保持することができる。
[カメラの位置調整装置]
カメラ53,54,55,56の焦点がコネクタ装着開口部52に嵌合したコネクタ105の本体111(ピンコネクタ113)になるように、または、カメラ53,54,55,56の撮影範囲がコネクタ105の本体111(ピンコネクタ113)の全域になるように、その位置を調整可能としてもよい。図6は、カメラの位置調整装置を表す平面図、図7は、カメラの位置調整装置を表す正面図である。
図6および図7に示すように、ケーシング51(外筒61)の中心軸O2方向における中心部カメラ53の位置を調整する第1調整装置71が設けられる。また、ケーシング51(外筒61)の中心軸O2方向に直交する方向における中心部カメラ53の位置を調整する第2調整装置72が設けられる。
支持部材64は、ケーシング51の外筒61に固定され、リング形状をなす第1支持板64cを有する。第1支持板64cは、第1取付ブラケット65aの基端部が複数(本実施形態では、2個)のボルト73により固定される。第1取付ブラケット65aは、基端部に複数(本実施形態では、2個)の取付孔74が形成され、ボルト73は、取付孔74を貫通して第1支持板64cのねじ孔75に螺合する。ここで、取付孔74の内径は、ボルト73の外径より大きい寸法となっている。第1取付ブラケット65aは、先端部に複数(本実施形態では、2個)のボルト76によりブラケット77を介して中心部カメラ53が固定される。中心部カメラ53は、ブラケット77に一体に固定される。ブラケット77は、複数(本実施形態では、2個)の取付孔78が形成され、ボルト76は、取付孔78を貫通して第1取付ブラケット65aのねじ孔79に螺合する。ここで、取付孔78の内径は、ボルト76の外径より大きい寸法となっている。
そのため、ボルト76を弛緩し、取付孔78の内径とボルト76の外径との差分だけ、中心部カメラ53をブラケット77と共にケーシング51(外筒61)の中心軸O2方向に移動することで、中心部カメラ53の位置を中心軸O2方向に沿って調整することができる。ここで、第1調整装置71は、ボルト76や取付孔78により構成される。また、ボルト73を弛緩し、取付孔74の内径とボルト73の外径との差分だけ、第1取付ブラケット65aをケーシング51(外筒61)の周方向や径方向に移動することで、中心部カメラ53の位置を中心軸O2方向に直交する方向に沿って調整することができる。ここで、第2調整装置72は、ボルト73や取付孔74により構成される。
[カメラの位置調整装置の変形例]
図8は、カメラの位置調整装置における変形例を表す正面図である。
図8に示すように、ケーシング51(外筒61)の中心軸O2方向における中心部カメラ53の位置を調整する第1調整装置81が設けられる。また、ケーシング51(外筒61)の中心軸O2方向に直交する方向における中心部カメラ53の位置を調整する第2調整装置82が設けられる。
支持部材64は、ケーシング51の外筒61に固定され、リング形状をなす第1支持板64cを有する。第1支持板64cは、第1取付ブラケット83の基端部が複数(本実施形態では、2個)のボルト84により固定される。第1取付ブラケット83は、先端部に円板形状なす支持台85が固定され、支持台85上に円板形状なす取付台86が配置される。支持台85は、外側から複数(本実施形態では、4個)の調整ボルト87が螺合し、先端部が取付台86の外周部に係止する。取付台86は、中心軸O2方向に沿ってねじ軸88が貫通し、上部に調整ナット89が螺合し、下部に中心部カメラ53が固定される。
そのため、ねじ軸88に対して調整ナット89を回転し、ねじ軸88をケーシング51(外筒61)の中心軸O2方向に移動することで、ねじ軸88と一体の中心部カメラ53の位置を中心軸O2方向に沿って調整することができる。ここで、第1調整装置81は、ねじ軸88や調整ナット89である。また、一方の調整ボルト87を伸ばして他方の調整ボルト87を縮めることで、取付台86をケーシング51(外筒61)の径方向に移動し、中心部カメラ53の位置を中心軸O2方向に直交する方向に沿って調整することができる。ここで、第2調整装置82は、支持台85や取付台86や調整ボルト87により構成される。
なお、上述の実施形態では、中心部カメラ53の位置を調整する調整装置71,72,81,82について説明したが、側部カメラ54,55,56に適用してもよい。
[コネクタ検査治具]
図9は、コネクタ検査治具を表す正面図、図10は、コネクタ検査治具による検査方法を説明するための断面図である。
図9に示すように、コネクタ検査治具90は、コネクタ105の本体111の内側に配置される複数のピンコネクタ113の不具合を検査するものである。コネクタ検査治具90は、操作部91と、検査部材92と、連結部材93とを備える。
操作部91は、作業者やロボットが把持する。検査部材92は、円板形状をなし、コネクタ105の先端部から本体111の内部に嵌合する。検査部材92は、外径が本体111の内径より若干小さい寸法に設定される。検査部材92は、複数のピンコネクタ113が挿入可能な複数の検査孔94が設けられる。複数の検査孔94は、検査部材92を貫通して形成され、複数のピンコネクタ113が挿入できるようにその位置が設定されると共に、内径がピンコネクタ113の外径より若干大きい寸法に設定される。連結部材93は、ロッド部材であり、複数設けられ、操作部91と検査部材92を連結する。
そのため、図9および図10に示すように、作業者(ロボット)がコネクタ検査治具90の操作部91を把持し、検査部材92をコネクタ105の本体111に挿入すると、検査部材92は、コネクタ105の本体111の内側に嵌合する。このとき、複数のピンコネクタ113に不具合が無い、つまり、ピンコネクタ113が曲がっていなければ、複数のピンコネクタ113が複数の検査孔94に挿通される。一方、複数のピンコネクタ113に不具合が有る、つまり、ピンコネクタ113が1本でも曲がっていれば、曲がっているピンコネクタ113が検査孔94に挿通されず、本体111に対する検査部材92の挿入量が少なくなる。
[コネクタ撮影方法および検査方法]
図11は、コネクタ検査方法を説明するためのフローチャートである。
本実施形態のコネクタ撮影方法は、コネクタ105の先端部をコネクタ撮影装置41のコネクタ装着開口部52に嵌合する工程と、コネクタ105の先端部をコネクタ撮影装置41に対して中心軸O1方向における位置決めを行う工程と、照明装置57によりコネクタ装着開口部52に嵌合したコネクタ105の先端部に光を照射する工程と、カメラ53,54,55,56によりコネクタ装着開口部52に嵌合したコネクタ105の先端部を撮影する工程とを有する。
本実施形態のコネクタ検査方法は、コネクタ検査治具90における操作部91を把持して検査部材92をコネクタ105の本体111の内部に嵌合する工程と、検査孔94に対するピンコネクタ113の挿入状態に応じてピンコネクタ113の不具合を判定する工程とを有する。
以下、具体的に説明する。図11および図12に示すように、ステップS11にて、作業者は、オペレーションフロア101上にて、制御棒駆動装置29に接続されたケーブル104のコネクタ105を中間パネル103から取り外す。ステップA12にて、作業者は、コネクタ105のピンコネクタ113(図5参照)が曲がっているなとの不具合を目視点検する。ステップS13にて、コネクタ105を取り外した中間パネル103の接続部にキャップを装着する。
図2および図11に示すように、ステップS14にて、作業者は、取り外したコネクタ105をコネクタ撮影装置41に装着する。このとき、図4及び図5に示すように、コネクタ撮影装置41の第2端板63側にコネクタ105の先端部を挿入すると、本体111の先端部がコネクタ装着開口部52に嵌合し、締結部112の先端部が外面部63aに当接することで、中心軸O1,O2が一致し、コネクタ撮影装置41に対してコネクタ105の中心軸O1方向における位置決めが行われる。また、本体111の先端部をコネクタ装着開口部52に嵌合させるとき、本体111の凸部111aとコネクタ装着開口部52の係止凹部52aとが適合するように、コネクタ105を周方向に回動させる。そして、本体111の凸部111aがコネクタ装着開口部52の係止凹部52aに係止することで、コネクタ撮影装置41に対してコネクタ105の中心軸O1を中心とする周方向における位置決めが行われる。
コネクタ撮影装置41に対してコネクタ105が適正な位置に装着されると、図1および図11に示すように、ステップS15にて、作業者は、操作部43を操作し、カメラ53,54,55,56(図3参照)によりコネクタ105を撮影する。ステップS16にて、作業者は、操作部43を操作し、撮影日時やカメラ53,54,55,56が撮影したコネクタ105の情報(ケーブル番号など)を入力する。なお、カメラ53,54,55,56が撮影した画像や入力した撮影日時やコネクタ105の情報(ケーブル番号など)は、記録部45に保存される。そして、ステップS17にて、コネクタ105にキャップを装着し、ステップS18にて、撮影済のコネクタ105が接続されたケーブル104をまとめるなどの処理を行う。
ステップS19にて、全てのコネクタ105の撮影が終了したかどうかを確認し、全てのコネクタ105の撮影が終了していないとき(No)は、ステップS11に戻って処理を繰り返す。一方、全てのコネクタ105の撮影が終了したとき(Yes)は、ステップS20にて、撮影したコネクタ105の検査を実施する。図1に示すように、作業者は、操作部43により記録部45に保存されている全てのコネクタ105の画像を呼び出し、順に表示部44に表示させる。コネクタ105の画像は、複数のピンコネクタ113を正面から撮影した中心部カメラ53の1つの画像と、複数のピンコネクタ113を斜めから撮影した側部カメラ54,55,56の3つの画像である。そのため、作業者は、ピンコネクタ113の曲りや潰れなどの不具合を目視により容易に発見することができる。また、記録部45には、ピンコネクタ113の不具合の無い正常なコネクタ105の模範画像が保存されている。そのため、作業者は、コネクタ105撮影画像と模範画像とを比較することで、コネクタ105の不具合を容易に発見することができる。ここで、作業者がピンコネクタ113の不具合を発見したとき、操作部43により不具合が発見されたコネクタ番号の欄に、例えば、「交換要」などを入力する。
一方で、図13に示すように、中間パネル103から取り外したケーブル104のコネクタ105を再び中間パネル103に取付けるとき、図9及び図10に示すように、コネクタ検査治具90を用いて複数のピンコネクタ113の不具合を再検査する。すなわち、作業者は、コネクタ検査治具90の操作部91を把持し、検査部材92をコネクタ105の本体111に挿入して嵌合させる。このとき、複数のピンコネクタ113が検査部材92の複数の検査孔94に挿通されれば、ピンコネクタ113が曲がっておらず正常であることがわかる。一方、複数のピンコネクタ113が1個でも検査部材92の複数の検査孔94に挿通されなければ、本体111に対する検査部材92の挿入量が少なくなり、一部のピンコネクタ113が曲がっており、不具合が有ることがわかる。この場合、ピンコネクタ113またはコネクタ105の交換が必要となる。
[本実施形態の作用効果]
第1の態様に係るコネクタ撮影装置41は、外筒61の中心軸O2方向の一端部に第1端板62が固定されて他端部に第2端板63が固定されるケーシング51と、第2端板63に設けられてコネクタ105の先端部が嵌合するコネクタ装着開口部52と、ケーシング51の内部でコネクタ装着開口部52に対向して配置されるカメラ53,54,55,56と、ケーシング51の内部でコネクタ装着開口部52に対向して配置される照明装置57と、コネクタ装着開口部52に設けられてコネクタ105の中心軸O2方向における位置決めを行う軸方向位置決め部58とを備える。
第1の態様に係るコネクタ撮影装置41では、コネクタ105の先端部をケーシング51のコネクタ装着開口部52に嵌合し、このとき、軸方向位置決め部58によりケーシングに対するコネクタ105の中心軸O2方向における位置決めを行う。この状態で、照明装置57によりコネクタ105の先端部に光を照射し、カメラ53,54,55,56によりコネクタ105の先端部を撮影する。これにより、コネクタ105の先端部の撮影画像を取得することができ、コネクタ105の撮影画像によりコネクタ105の不具合を容易に発見することができる。その結果、コネクタ105の健全性を高精度に評価することができると共に、検査作業の作業性の向上を図ることができる。
第2の態様に係るコネクタ撮影装置41は、第1の態様に係るコネクタ撮影装置41であって、カメラ53,54,55,56は、ケーシング51の中心部に設けられる中心部カメラ53と、ケーシング51の内周部に設けられる側部カメラ54,55,56とを有する。これにより、複数の異なる角度から撮影した複数のコネクタの撮影画像を取得することができ、コネクタ105の複数の撮影画像によりコネクタ105の不具合を高精度で容易に発見することができる。
第3の態様に係るコネクタ撮影装置41は、第1の態様に係るコネクタ撮影装置41であって、側部カメラ54,55,56,57は、中心部カメラ53の周囲に周方向に所定間隔を空けて複数設けられる。これにより、中心部カメラ53が撮影したコネクタ105の正面からの撮影画像と、側部カメラ54,55,56,57が撮影したコネクタ105の斜めからの複数の撮影画像によりコネクタ105の不具合を発見することとなり、コネクタ105の検査精度を向上することができる。
第4の態様に係るコネクタ撮影装置41は、第1の態様に係るコネクタ撮影装置41であって、カメラ53,54,55,56は、照明装置57とコネクタ装着開口部52との間に配置される。これにより、カメラ53,54,55,56は、コネクタ105の先端部に向けて光を照射する照明装置57の前方でコネクタの先端部を撮影することから、コネクタの先端部における全ての領域を撮影することができる。
第5の態様に係るコネクタ撮影装置41は、第1の態様に係るコネクタ撮影装置41であって、コネクタ105は、筒形状をなす本体111の外側に回転自在な締結部112を有し、コネクタ装着開口部52は、本体111の外周部が嵌合し、軸方向位置決め部58は、締結部112の先端部が当接する。これにより、コネクタ105をケーシングのコネクタ装着開口部52に嵌合させるだけで、ケーシングに対するコネクタ105の軸方向の位置決めを容易に行うことができる。
第6の態様に係るコネクタ撮影装置41は、第1の態様に係るコネクタ撮影装置41であって、コネクタ装着開口部52に設けられてコネクタ105の周方向における位置決めを行う周方向位置決め部59を有する。これにより、ケーシングに対するコネクタ105の周方向の位置決めを容易に行うことができ、コネクタ105の先端部の撮影画像を高精度に撮影することができる。
第7の態様に係るコネクタ撮影装置41は、第1の態様に係るコネクタ撮影装置41であって、コネクタ105は、外周部に凸部111aを有し、周方向位置決め部59は、凸部111aが係止する係止凹部52aを有する。これにより、コネクタ105の凸部111aをコネクタ装着開口部52の係止凹部52aに係止させるだけで、ケーシングに対するコネクタ105の周方向の位置決めを容易に行うことができる。
第8の態様に係るコネクタ撮影装置41は、第1の態様に係るコネクタ撮影装置41であって、外筒61の中心O2軸方向におけるカメラ53,54,55,56の位置を調整する第1調整装置71,81を有する。これにより、カメラ53,54,55,56の焦点や撮影範囲を容易に調整することができる。
第9の態様に係るコネクタ撮影装置41は、第1の態様に係るコネクタ撮影装置41であって、外筒61の中心軸O2方向に直交する方向におけるカメラ53,54,55,56の位置を調整する第2調整装置72,82を有する。これにより、カメラ53,54,55,56の撮影範囲を容易に調整することができる。
第10の態様に係るコネクタ撮影方法は、コネクタ105の先端部をコネクタ撮影装置41のコネクタ装着開口部52に嵌合する工程と、コネクタ105の先端部をコネクタ撮影装置41に対して中心軸O2方向における位置決めを行う工程と、照明装置57によりコネクタ装着開口部52に嵌合したコネクタ105の先端部に光を照射する工程と、カメラ53,54,55,56によりコネクタ装着開口部52に嵌合したコネクタ105の先端部を撮影する工程とを有する。これにより、コネクタ105の先端部の撮影画像を取得することができ、コネクタ105の撮影画像によりコネクタ105の不具合を容易に発見することができる。その結果、コネクタ105の健全性を高精度に評価することができると共に、検査作業の作業性の向上を図ることができる。
第11の態様に係るコネクタ検査治具は、リング形状をなす本体111の内部にピンコネクタ113が配置されるコネクタ105のコネクタ検査治具90であって、操作部91と、本体111の内部に嵌合すると共にピンコネクタ113が挿入可能な検査孔94とを有する検査部材92と、操作部91と検査部材92を連結する連結部材93とを備える。これにより、検査部材92をコネクタ105の本体111の内部に嵌合させたとき、検査孔94に対するピンコネクタ113の挿入状態に応じてコネクタ105の不具合を容易に発見することができる。その結果、コネクタ105の健全性を高精度に評価することができると共に、検査作業の作業性の向上を図ることができる。
第12の態様に係るコネクタ検査方法は、コネクタ検査治具90における操作部91を把持して検査部材92を本体111の内部に嵌合する工程と、検査孔94に対するピンコネクタ113の挿入状態に応じてピンコネクタ113の不具合を判定する工程とを有する。これにより、コネクタ105の健全性を高精度に評価することができると共に、検査作業の作業性の向上を図ることができる。
なお、上述した実施形態では、カメラを1個の中心部カメラ53と3個の側部カメラ54,55,56から構成したが、カメラの配置位置や数に限定されるものではない。また、カメラ53,54,55,56の後方に照明装置57を配置したが、カメラ53,54,55,56の前方に照明装置57を配置したり、カメラ53,54,55,56と同位置に照明装置57を配置したりしてもよい。
また、上述した実施形態では、コネクタ105が本体111と締結部112と複数のピンコネクタ113を有するものとしたが、コネクタ105の構成や形状に限定されるものではない。
また、上述した実施形態では、本開示を加圧水型原子炉の制御棒駆動装置で使用されるコネクタ105に適用して説明したが、原子炉は沸騰水型原子炉(BWR:Boiling Water Reactor)や高速増殖炉(FBR:Fast Breeder Reactor)などいずれの原子炉に適用してもよい。また、制御棒駆動装置で使用されるコネクタに限るものではなく、一般に使用されるコネクタに適用することができる。
10 加圧水型原子炉
11 原子炉容器
12 原子炉容器本体
13 原子炉容器蓋
25 炉心
26 燃料集合体
27 制御棒
29 制御棒駆動装置
40 コネクタ撮影システム
41 コネクタ撮影装置
42 制御部
43 操作部
44 表示部
45 記録部
46 電源部
51 ケーシング
52 コネクタ装着開口部
52a 係止凹部
53 中心部カメラ
54,55,56 側部カメラ
57 照明装置
58 軸方向位置決め部
59 周方向位置決め部
61 外筒
61a 第1外筒
61b 第2外筒
62 第1端板
63 第2端板
63a 外面部
64 支持部材
64a 本体
64b 突起部
64c 第1支持板
64d 開口
64e 第2支持板
64f 開口
65a 第1取付ブラケット
65b,65c,65d 第2取付ブラケット
66 取手部
71,81 第1調整装置
72,82 第2調整装置
90 コネクタ検査治具
91 操作部
92 検査部材
93 連結部材
94 検査孔
101 オペレーションフロア
102 キャビティ
103 中間パネル
104 ケーブル
105 コネクタ
111 本体
111a 凸部
112 締結部
113 ピンコネクタ
O1,O2 中心軸

Claims (10)

  1. 外筒の軸方向の一端部に第1端板が固定されて他端部に第2端板が固定されるケーシングと、
    前記第2端板に設けられてコネクタの先端部が嵌合するコネクタ装着開口部と、
    前記ケーシングの内部で前記コネクタ装着開口部に対向して配置されるカメラと、
    前記ケーシングの内部で前記コネクタ装着開口部に対向して配置される照明装置と、
    前記コネクタ装着開口部に設けられて前記コネクタの軸方向における位置決めを行う軸方向位置決め部と、
    を備えるコネクタ撮影装置。
  2. 前記カメラは、前記ケーシングの中心部に設けられる中心部カメラと、前記ケーシングの内周部に設けられる側部カメラとを有する請求項1に記載のコネクタ撮影装置。
  3. 前記側部カメラは、前記中心部カメラの周囲に周方向に所定間隔を空けて複数設けられる請求項2に記載のコネクタ撮影装置。
  4. 前記カメラは、前記照明装置と前記コネクタ装着開口部との間に配置される請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコネクタ撮影装置。
  5. 前記コネクタは、筒形状をなす本体の外側に回転自在な締結部を有し、前記コネクタ装着開口部は、前記本体の外周部が嵌合し、前記軸方向位置決め部は、前記締結部の先端部が当接する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のコネクタ撮影装置。
  6. 前記コネクタ装着開口部に設けられて前記コネクタの周方向における位置決めを行う周方向位置決め部を有する請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のコネクタ撮影装置。
  7. 前記コネクタは、外周部に凹部または凸部を有し、前記周方向位置決め部は、前記凹部が係止する係止凸部または前記凸部が係止する係止凹部を有する請求項6に記載のコネクタ撮影装置。
  8. 前記外筒の軸方向における前記カメラの位置を調整する第1調整装置を有する請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のコネクタ撮影装置。
  9. 前記外筒の軸方向に直交する方向における前記カメラの位置を調整する第2調整装置を有する請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のコネクタ撮影装置。
  10. コネクタの先端部を請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のコネクタ撮影装置の前記コネクタ装着開口部に嵌合する工程と、
    前記コネクタの先端部を前記コネクタ撮影装置に対して軸方向における位置決めを行う工程と、
    前記照明装置により前記コネクタ装着開口部に嵌合した前記コネクタの先端部に光を照射する工程と、
    前記カメラにより前記コネクタ装着開口部に嵌合した前記コネクタの先端部を撮影する工程と、
    を有するコネクタ撮影方法。
JP2019130540A 2019-07-12 2019-07-12 コネクタ撮影装置および撮影方法 Active JP7336285B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019130540A JP7336285B2 (ja) 2019-07-12 2019-07-12 コネクタ撮影装置および撮影方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019130540A JP7336285B2 (ja) 2019-07-12 2019-07-12 コネクタ撮影装置および撮影方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021015736A JP2021015736A (ja) 2021-02-12
JP7336285B2 true JP7336285B2 (ja) 2023-08-31

Family

ID=74530911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019130540A Active JP7336285B2 (ja) 2019-07-12 2019-07-12 コネクタ撮影装置および撮影方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7336285B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004158347A (ja) 2002-11-07 2004-06-03 Sumitomo Wiring Syst Ltd 端子固定状態検査装置及び方法
JP2009272116A (ja) 2008-05-07 2009-11-19 Yazaki Corp 端子検査治具及び端子検査方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2870379B2 (ja) * 1993-10-18 1999-03-17 住友電装株式会社 連結素子検査方法およびその装置
JPH1091785A (ja) * 1996-09-17 1998-04-10 Komatsu Ltd パターンマッチングによる検査方法および検査装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004158347A (ja) 2002-11-07 2004-06-03 Sumitomo Wiring Syst Ltd 端子固定状態検査装置及び方法
JP2009272116A (ja) 2008-05-07 2009-11-19 Yazaki Corp 端子検査治具及び端子検査方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021015736A (ja) 2021-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8485139B2 (en) Apparatus for visually inspecting and removing foreign object in gaps of bundle of heating tubes of upper portion of tube sheet of secondary side of steam generator
KR20110130444A (ko) 마그네틱 검사 차량을 이용한 검사 시스템 및 검사 프로세스
JP4357298B2 (ja) 蒸気発生チューブを遠隔検査する装置
KR102165959B1 (ko) 증기발생기의 관판상부 관리 시스템 및 이를 이용한 관리 방법
KR102533636B1 (ko) 격납 시일부
KR101787411B1 (ko) 칼란드리아 내부 구조물 검사장비
JP7336285B2 (ja) コネクタ撮影装置および撮影方法
US10083768B2 (en) Method for controlling the positions of nuclear fuel assemblies inside a nuclear reactor core, and corresponding control assembly
EP2704152B1 (en) Nozzle repairing method
EP0014762A1 (en) Annular weld inspection apparatus
JP2013011494A (ja) 浸透探傷試験装置及び方法
KR102451137B1 (ko) 원자로 냉각재 펌프의 내부를 검사하기 위한 장치
JP2001159696A (ja) ジェットポンプの検査補修方法および装置
US4857261A (en) Reactor vessel head area monitoring system
JP7036618B2 (ja) 撮影装置
JP6291203B2 (ja) 長尺体挿抜装置
US4601872A (en) Water sealing device for use in replacing control rod drive housing
JPH0115038B2 (ja)
JP6029466B2 (ja) 管台補修方法及び原子炉容器
JP7187179B2 (ja) 管理システム、原子力プラント用のボルト、及び管理方法
JP3909412B2 (ja) 原子炉圧力容器ボトムドレン配管点検方法および点検装置
JP6081206B2 (ja) 原子炉補修監視装置及び原子炉補修方法
CN212990695U (zh) 一种核电厂反应堆下部构件异物在线吹扫排查装置及系统
JP2001004748A (ja) 放射線量表示方法及び装置
KR102592631B1 (ko) 핵 반응기 연료 채널 어셈블리를 위한 검사 도구 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230328

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230525

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230725

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230821

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7336285

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150