JP2007263097A - 容量可変型圧縮機における流量検出装置 - Google Patents

容量可変型圧縮機における流量検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本願発明は、コンパクトな構成で、低流量域から高流量域の流量検出を正確に行い、高流領域での冷房効率低下を抑制した流量検出装置を提供することにある。
【解決手段】流量零時で、可動体42の突起部48が内壁面40aに接触し、下端面47との間に受圧用隙間49が形成される。高圧冷媒ガスは下端面47を加圧し、可動体42を上方へ付勢する。低圧流体室53の低圧冷媒ガスは分岐流路55を通り、密封室41内に流入する。このため、可動体42は流量差圧によりスプリング45の付勢力と釣り合う位置まで移動し、流通路40が順次拡大する。高流量域では、可動体42の下端面47がバイパス通路52を開放するため、高圧冷媒ガスは流通路40及びバイパス通路52の両通路を通って低圧流体室53内に大量に流入し、流量差圧の変化が緩慢になる。この結果、低流量域から高流量域に至るまでの流量差圧の変化を図8の実線Nに近づけることができる。
【選択図】図3

Description

本願発明は、容量可変型圧縮機において冷媒ガスの吐出流量の変化に対応して移動する可動体を磁気的に検出する流量検出装置に関するものである。
容量可変型圧縮機(以下、単に圧縮機という)は、例えば特許文献1に開示されているように、制御弁CVの開度を調整することによって斜板15の傾斜角を変更し、吐出容量(本願明細書では、圧縮機の1回転毎の吐出流量をいう)を変更するように構成されている。
しかし、吐出容量の変更制御は制御弁CVに流量変更指令を出すのみで、実際の吐出容量を知ることができないという問題がある。
また、吐出容量が変更されると圧縮機の動力も変化するが、圧縮機の動力は流量指令値に基づく計算値で推測しているのが現状である。
従って、流量変更指令後の吐出容量が指令値に達するまでの間、実際の圧縮機の動力は前記計算値と異なり、誤差が生じる。特に、車両エンジンの運転開始時に圧縮機を起動したような場合は誤差が大きくなる。このため、必要な車室内温度に達する時間が長くなったり、車両側のエンジンへの負担が増加するなど、適切な制御を行いにくい状態がある。
圧縮機において冷媒ガスの吐出流量を正確に検出できれば、実際の吐出容量や動力を計算によって知ることができ、極めて有用である。
そこで、例えば特許文献2の図2に開示されるような電子式流量計を利用し、圧縮機の吐出流量を検出する方法が考えられる。
特許文献2の電子式流量計は、箱体5aの水平隔壁6aに弁座2aを備えた弁穴7aを設け、水平隔壁6aの上方空間を可動膜8aと一体の駆動板9aによって2つの空間に区画し、駆動板9aにはばねによって弁穴7aに嵌合する方向に付勢された弁体3aが取り付けられている。水平隔壁6aと駆動板9aとの間の空間は高圧流体P1の流体通路1aに連通し、弁穴7aを通過後の低圧流体P2の一部は連通路12aを介して駆動板9a上方の空間に供給される。
従って、駆動板9aの下方空間の高圧流体P1と上方空間の低圧流体P2との差圧により弁体3aが弁穴7a内を上下動し、弁座2aと弁体3aの隙間が変化する可変絞りが構成される。また、差圧による弁体3aの変位は変換器13aにより検出され、流量に対応する電気信号が発信される。
特開2002−332962号公報 実願昭59−41690号全文明細書(実開昭60−152926号公報)
しかし、特許文献2に開示された電子式流量計は、弁座2aと弁体3aによる可変絞りの構成や弁体3aを支える可動膜8aと駆動板9aの構成及びそれらによる高圧流体P1と低圧流体P2の空間を区画する構成等が必要となり、必然的に大型化せざるを得ない構成である。このため、特許文献2の電子式流量計をそのままの構成で車両という制約された空間に設置されている圧縮機に取り付けることは困難であった。
装置の小型化という観点のみで考えれば、冷媒ガスの流通路にスプール等の可動体を組み合わせた可変絞り機構を構成し、この可変絞り機構で発生させた2点間の流量差圧によって前記可動体を摺動させる方式を採用することで、前記特許文献2の問題を解消することが可能と考えられる。
しかし、前記した可動体を摺動させる方式では、冷媒ガスの流通路に下動体の摺動部の隙間が含まれることになる。このため、設定にもよるが、実際には摺動部の隙間から流体の漏れが生じ易くなり、特に圧縮機の起動直後の低流量域での流量差圧を大きく取れず、流量差圧の変化を線形に近づける機能を低下する恐れがある。
そこで、冷媒ガスの流通路における流通路径を可能な限り小さくすることにより、流体の漏れによる影響を低減して2点間の流量差圧を大きくし、低流量域での機能を向上することができる。しかし、低流量域で流体の流れを大きく絞るために、逆に高流量域における流量差圧の変化量の拡大は抑制することができず、高流量域での流量差圧の変化を線形に近づける機能を得ることができなかった。このため、従来の流量検出装置では装置がコンパクト化されても本来の目的である正確な流量検出が行えないという問題があった。
また、圧縮機において流通路径を小さくし、絞り効果をあげようとすると、その分流体抵抗が大きくなり、冷房効率の低下につながるため好ましくない。特に大きな冷房能力を必要とする高負荷運転時は高流量を必要とするため、流体抵抗による冷房効率の低下は無視することができない。
逆に高流量域での冷房能力の確保を優先して流通路径を大きくした場合、流通路の閉鎖状態を形成するために可動体の径も流通路よりも必ず大きくとる必要があることから、流量検出装置の大型化を招くことになる。
本願発明の目的は、圧縮機に利用可能なコンパクトな構成で、低流量域から高流量域における流量検出を正確に行うとともに高流量域における冷房効率の低下を抑制した流量検出装置を提供することにある。
請求項1に記載の本願発明は、容量可変型圧縮機において、前記シリンダボアから吐出される冷媒ガスの流通路に対し直角に交差する密封室を形成し、前記密封室に可動体を収容し、前記可動体を付勢部材によって前記流通路内に突出するように付勢するとともに最大突出時の前記可動体と前記流通路の内壁との間に反付勢方向の受圧用隙間を形成し、前記流通路とは別に前記可動体の移動によって開閉されるバイパス通路を形成し、前記可動体の下流側流通路の冷媒ガスを前記密封室に導入する連通路を設けたことを特徴とする。
請求項1記載の本願発明によれば、冷媒ガスの流通路の一部を可動体の移動経路の一部として利用する構成であるため、流量検出装置全体をコンパクト化することが可能となり、車両用圧縮機の流量検出装置に十分利用することが可能である。また、バイパス通路により特に高流量域での流量差圧の変化を線形に近づける機能が向上するとともに圧縮機が必要とする流量を十分に確保して冷房効率を高めることができ、車両空調を適切に行うことができる。
請求項2に記載の本願発明は、前記バイパス通路が前記可動体の軸線方向に複数形成されていることを特徴とするため、流量差圧の増加に伴う可動体の移動により複数のバイパス通路が順次開放されるので、低圧流体室へ流れる冷媒ガスの流量増加の変化を種々に設定することが可能となり、高流量域における流量差圧の変化を線形に近づける機能をより高めることができる。
請求項3に記載の本願発明は、前記可動体の周面に前記バイパス通路を構成する隔壁によって開閉される環状溝を設けたことを特徴とするため、中間的な流量増加を図ることができ、流量差圧の検出感度を損なうこと無く、必要な冷媒能力の確保が可能となる。
本願発明における流量検出装置は、圧縮機に利用できるコンパクトな構成で、低流量域から高流量域において正確な流量検出を行うことができるとともに特に高流量域における冷房効率を高めることができる。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態を図1〜図8に基づいて説明する。
図1は本願発明を実施した圧縮機の概要を示す。ハウジング1内には、制御室としてのクランク室2が区画されている。クランク室2内には、駆動軸3が回転可能に配設されている。駆動軸3は、車両に積載されたエンジン4に作動連結され、エンジン4からの動力供給によって回転駆動される。
クランク室2において、駆動軸3上にはラグプレート5が一体回転可能に固定されている。また、クランク室2内には斜板6が収容されている。斜板6は設定された傾斜角で駆動軸3に嵌合し、駆動軸3の軸線方向に傾動可能に支持されるとともに駆動軸3上を摺動可能に設けられている。ヒンジ機構7はラグプレート5と斜板6との間に介在されている。従って、斜板6はヒンジ機構7を介してラグプレート5及び駆動軸3と同期回転するとともに、駆動軸3の軸線方向に対して傾動する。また、斜板6の傾斜角は後述する容量制御装置21によって制御される。
ハウジング1内には複数(図1には一つのみ示す)のシリンダボア8が形成されており、各シリンダボア8内には片頭型のピストン9が往復動可能に収容されている。各ピストン9はシュー10を介して斜板6の外周部に係留されている。従って、駆動軸3の回転にともなう斜板6の回転運動がシュー10を介してピストン9の往復運動に変換される。
シリンダボア8内の背面側(図1の右方)には、ピストン9とハウジング1に内装された弁・ポート形成体11とで囲まれた圧縮室12が区画されている。ハウジング1の背面側の内部には、吸入圧力領域としての吸入室13及び吐出圧力領域としての吐出室14がそれぞれ区画形成されている。
そして、吸入室13の冷媒ガスは、各ピストン9が上死点位置から下死点位置へ移動することにより、弁・ポート形成体11に形成された吸入ポート15及び吸入弁16を介して圧縮室12に吸入される。圧縮室12に吸入された冷媒ガスは、ピストン9が下死点位置から上死点位置へ移動することにより所定の圧力にまで圧縮され、弁・ポート形成体11に形成された吐出ポート17及び吐出弁18を介して吐出室14に吐出される。
ハウジング1内には抽気通路19及び給気通路20が設けられている。抽気通路19はクランク室2と吸入室13とを連通する。給気通路20は吐出室14とクランク室2とを連通する。ハウジング1において、給気通路20の途中には制御弁22を備えた容量制御装置21が配設されている。
なお、制御弁22は、第1検圧回路23を介して吐出室14に連通し、また、後述する外部冷媒回路24に図示しない第2検圧回路を介して連通し、制御信号及び両検圧回路の2点間差圧に基づいて制御弁22の開度が調整される。
そして、容量制御装置21の制御弁22の開度を調節することで、給気通路20を介してクランク室2へ導入される高圧冷媒ガスの導入量と抽気通路19を介してクランク室2から導出される冷媒ガス導出量とのバランスが制御され、クランク室2の内圧が決定される。クランク室2の内圧に応じて、ピストン9を介した圧縮室12の内圧との差が変更され、斜板6は駆動軸3に対する傾斜角が変更される。この結果、圧縮機はピストン9のストローク、即ち冷媒ガスの吐出容量を変更することができる。
例えば、クランク室2の内圧が低下すると斜板6の傾斜角度が増大し、圧縮機の吐出容量が増大される。図1の二点鎖線で示した斜板6はラグプレート5に当接した最大傾斜角度の状態を示している。逆に、クランク室2の内圧が上昇すると斜板6の傾斜角度が減少し、圧縮機の吐出容量が減少される。図1の実線で示した斜板6は最小傾斜角度の状態を示している。
車両用空調装置の冷媒回路(冷凍サイクル)は、前記圧縮機と吐出室14及び吸入室13を繋ぐ外部冷媒回路24とから構成されている。なお、冷媒としては、例えば二酸化炭素やフロンが用いられている。外部冷媒回路24は、吐出室14側から順に、凝縮器25、レシーバタンク26、膨張弁27及び蒸発器28を備えている。また、凝縮器25とレシーバタンク26を繋ぐ冷媒通路には、冷媒の圧力を検出する圧力センサー29が配設される。圧力センサー29の検出信号は電気的な接続線30、データ入力手段31及び接続線32を介してアンプ33に送信される。アンプ33は容量制御装置21を制御し、アンプ33からの吐出容量変更指令は接続線34を介して容量制御装置21に発信される。
一方、図1においてハウジング1の上面には、図2〜図5に詳細を示した流量検出装置35が設置されている。流量検出装置35は、ハウジング1の一部である吐出フランジ36内に設置されている。吐出フランジ36はハウジング1のシリンダブロック37にガスケット38を介在して固定され、ハウジング1の一部を構成している(図2参照)。
吐出フランジ36の内部には、高圧流体室39とそれに連通する流通路40が形成されている。また、吐出フランジ36内には流通路40と直角に交差する形態で有底円筒形状の密封室41が形成され、その内部にスプールから成る可動体42が摺動可能に収容されている。
可動体42は円柱形状に形成され、上端小径部44は密封室41の内壁との間に隙間を有し、この隙間に可動体42を図3の下方に付勢する付勢部材としてのコイルスプリング45が設置される。コイルスプリング45は可動体42に後述する差圧がかかった時、所定位置で釣り合うようにばね定数が設定されている。また、上端小径部44には磁石46が埋設されている。
図4に示すように、可動体42の下端大径部43と密封室41の内壁面40bとの間には、可動体42の摺動を許容できる程度に微小に設定された隙間50が形成されている。流通路40に突出する可動体42の下端面47には突起部48が形成され、可動体42の最大突出時に突起部48が流通路40の内壁面40aに接触することにより、受圧用隙間49が形成され、この受圧用隙間49が冷媒ガスの流通路を形成するとともに可動体42の下端面47は受圧面となる。
一方、図3に示されるように、可動体42の上流側流通路40c及び下流側流通路40dの図面上方には隔壁51によって区画されたバイパス通路52が形成されている。バイパス通路52は、可動体42の最大突出時に下端大径部43の周面により閉鎖されており、可動体42の下端面47が図の上方へ通過するまで閉鎖状態に維持される。
可動体42の下流側流通路40d及びバイパス通路52は図3に示すように、吐出フランジ36内に形成された低圧流体室53で合流している。低圧流体室53はそのメイン流路54が図1で説明した外部冷媒回路24に接続し、メイン流路54から分岐された連通路55が可動体42の上端小径部44側の密封室41に連通している。
なお、吐出フランジ36内に形成された高圧流体室39は、図1に示したように、吐出通路56a、56b、56cを介して吐出室14に連通する。
従って、高圧流体室39には吐出室14から吐出された高圧の冷媒ガスが供給され、低圧流体室53には高圧流体室39及び可動体42の上流側流通路40cから受圧用隙間49を通過した若干量の冷媒ガスが低下した圧力状態で供給される。このため、密封室41内の可動体42は下端大径部43の下端面47にかかる高圧流体と低圧流体室53から密封室41に導入され、上端小径部44側にかかる低圧流体との2点間の流量差圧によって図3の上方又は下方に移動する。容量制御装置21の制御により吐出容量が変更されると、吐出室14の吐出流量が変化するため、可動体42にかかる流量差圧が変化し、可動体42は流量差圧に応じて図3の上方又は下方に移動する。例えば、吐出容量が増加すると、流量差圧が増大するため可動体42は図3の上方へ移動する。
また、吐出フランジ36の外部には、可動体42の磁石46と対向して磁気センサー57が設置される。磁石46と対向する磁気センサー57は吐出フランジ36との間に所定の隙間が空けられ、ハウジング1側から直接熱伝達されないようにしている。磁気センサー57は接続線58を介してアンプ33に接続されている。なお、図2の符号59は固定ボルトの挿通孔である。
前記した構成を有する第1の実施形態の作用について、図3及び図5〜図8に基づき説明する。
まず、図7の線図について説明する。一般に2点間の流量差圧を得るために固定絞りを用いると、流量と流量差圧の関係は点線Mで示すように非線形で変位する。このため、低流量域では流量差圧の変化が微小となり、正確な差圧検出が困難になる傾向があり、高流量域では逆に流量差圧の変化が大きくなりすぎ、この差圧を検出しようとすれば流量検出装置自体を大きなものにせざるを得ないという問題がある。一般に可変絞りを用いると、固定絞りの問題点が解消され、実線Nで示した線形に近づけた変位をさせることができる。
しかし、可変絞りであっても、低流量域では差圧変化を大きくするために絞りを大きく設定する必要が有り、逆に高流量域では絞りを小さくして流量差圧の変化を緩慢にする必要がある。前記特許文献2や公知の可変絞りを利用した流量検出装置では、両流量域の特性を満足させるために高流量域でも弁体が大きく変位できるように大型化しなければならなかった。
本願発明の第1の実施形態では低流量域及び高流量域双方の特性を満足させることができる。
図3に示す可動体42は、圧縮機の吐出流量が全く無い流量零時の状態で、スプリング45の付勢力により流通路40内に最大に突出し、可動体42の突起部48が流通路40の内壁面40aに接触することにより受圧用隙間49が形成されている。また、バイパス通路52は閉鎖状態にあり、可動体42の上流側流通路40cと下流側流通路40dとは受圧用隙間49によって連通されている。
ここで、圧縮機から微小の冷媒ガスが吐出されると、冷媒ガスは高圧流体室39から受圧用隙間49を通ることにより、一定圧力まで低下した状態で低圧流体室53に至る。また、上流側流通路40cの高圧冷媒ガスは可動体42の受圧面である下端面47を加圧し、可動体42を上方へ付勢する。
一方、低圧流体室53内の低圧冷媒ガスは連通路55を通り、可動体42の上端小径部44側の密封室41内に流入する。このため、下端面47にかかる圧力と上端小径部44にかかる圧力の流量差圧により、可動体42は図5に示すように、スプリング45の付勢力と釣り合う位置まで図の上方へ移動する。この移動により、可動体42の下端面47と流通路40の内壁面40aとの隙間が拡大し、上流側流通路40cから下流側流通路40dに流れる冷媒ガスの流量が順次増加する。下流側流通路40dに流れる冷媒ガスの流量は吐出流量の増加に伴って増加するため、流量差圧は図7の実線Nの線形に近い状態で変化させることができる。
冷媒ガスの吐出流量が更に増大して高流量域に入ると、流量差圧が更に増加するため、図6に示すように、可動体42は隔壁51を超えた位置まで上昇し、バイパス通路52を開放する。このため、高圧流体室39内の冷媒ガスは流通路40及びバイパス通路52の両通路を通って低圧流体室53内に大量に流入することになる。
しかも、バイパス通路52の開放量は可動体42の上昇に伴い増大するため、低圧流体室53への冷媒ガスの流入量の増大は大きく変化することになる。その結果、高流量域では流量差圧の変化が緩慢になり、吐出流量の低流量域から高流量域に至るまでの全域における流量差圧の変化を図7の実線Nに近づけることができる。
以上のように、流量差圧は図7の実線Nのように線形に変化し、可動体42も比例して変化するため、磁石46と磁気センサー57との距離は図3の状態から図5及び図6の状態まで線形的に変化し、磁気センサー57は磁石46の磁束密度変化を正確に検出することができる。磁気センサー57による検出データが正確であるため、アンプ33において算出される流量に関するデータは高い信頼性が得られる。
なお、アンプ33には、磁気センサー57からの冷媒ガスの流量に関するデータのほか、データ入力手段31からの車室内温度情報、圧縮機のプーリ比及び圧力センサー29からの冷媒ガスの圧力データ等が入力され、また、車両のエンジン制御手段60から接続線61を介してエンジン回転数が入力されている。
従って、アンプ33は磁気センサー57によって得られる冷媒ガスの流量データを基にリアルタイムで吐出容量を算出して容量制御装置21へのフィードバック制御を行い、最適な吐出容量制御を行うことができる。
また、磁気センサー57によって得られる冷媒ガスの流量データを基に圧縮機のトルクを算出することが可能となるため、車両のエンジン回転数に対応した吐出容量制御が行えるとともにエンジン制御手段60へのフィードバックにより最適なエンジン回転数制御へも利用可能となる。
前記した第1の実施形態は、以下の作用効果が得られる。
(1)冷媒ガスの流通路40とこれに直角に交差する密封室41との間で移動する可動体42及び流通路40に隣接して設けたバイパス通路52から成る簡単な構成であるため、流量検出装置をコンパクトにすることができる。
(2)可動体42を利用し、流通路40による冷媒ガスの通路拡大機能とバイパス通路52による冷媒ガスの通路拡大機能との相乗効果により、圧縮機の吐出流量の低流量域から高流量域までの流量差圧を線形的に変化させることができ、リアルタイムの吐出流量検出を正確に行うことができる。このために、特に車両エンジンの運転開始時における容量制御やエンジン回転数制御を的確に行うことができる。
(3)圧縮機の吐出流量の高流量域では車室内の冷房機能を最大にしなければならないが、バイパス通路52による冷媒ガスの流量増加機能は冷房能力に必要な流量の冷媒ガスを確保するために大きく貢献することができる。
(4)可動体42は、流通路40内に突出する場合に上流側流通路40c及び下流側流通路40dに存在する隔壁51によって案内されるため、上下方向の移動の安定化が図れる。
(5)可動体42は、流通路40に対して直交する方向へ配置されているため、流体の動圧の影響を排除し、可動体42の受圧面である下端面47と密封室41との静圧の差圧のみにより、流量を検出できる。従って、可動体42の下端面47を流体の流れ方向に対向するように配置し、流体の動圧により流量を検出するように構成した検出装置と比較し、可動体42の移動量が同じであった場合、本実施形態ではより広い流量範囲を測定することができる。つまり、流量測定範囲が同じであれば、本実施形態では可動体42の移動量を短くできるため、より小型化を図ることができる。
(6)可動体42の径は、冷媒の漏れを防止するために流通路40及びバイパス通路52の通路径よりも大きくする必要がある。しかし、本実施形態では流通路40とは別にバイパス通路52を形成することにより、流通路40及びバイパス通路52の通路径を小さく設定することができるため、可動体42の径も小さく設定することができ、流量検出装置35全体の小型化を図ることができる。
(第2の実施形態)
図8に示す第2の実施形態は、第1の実施形態におけるバイパス通路52を変更したもので、第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
第2の実施形態は、可動体42の下流側流通路40dに隔壁62を形成し、その上方、即ち可動体42の流量零時から移動する側に下流側流通路40dと平行なバイパス通路63を形成した。また、第1の実施形態に示した可動体42の上流側流通路40cの隔壁を削除し、流通路40と一体の空間64とした。バイパス通路63をこのように構成しても、前記第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
図9に示す第3の実施形態は、第1の実施形態におけるバイパス通路52をさらに変更したもので、第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
第3の実施形態は、可動体42の軸線方向(図9における上下方向)に隣接した2つの隔壁65、66を可動体42の下流側流通路40dに形成し、隔壁65と吐出フランジ36の間及び隔壁65と隔壁66の間にそれぞれバイパス通路67、68を形成した構成である。このように可動体42の軸線方向に形成された2つのバイパス通路67、68は、流量差圧の増加による可動体42の図9上方への移動に伴い順次開放されるため、低圧流体室53に流れる冷媒ガスの増量変化を1つのバイパス通路の場合に比して緩慢にすることができ、流量差圧の変化の調整がし易くなる。
なお、バイパス通路の数は2つに限らず、3つ以上の複数通路で構成することができる。このような複数のバイパス通路の形成は、低圧流体室へ流れる冷媒ガスの流量増加の変化を種々に設定することが可能となり、高流量域における流量差圧の変化を線形に近づける機能がより高められる。
図10に示す第4の実施形態は、第1の実施形態におけるバイパス通路52の構成をさらに変更したもので、第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
第4の実施形態は、流通路40の上流側流通路40c及び下流側流通路40dに隔壁51を設け、バイパス通路52を形成した構成は第1の実施形態と同一である。第4の実施形態はさらに可動体42の下端大径部43の周面に一定の深さの環状溝69が刻設されている。環状溝69は、可動体42の最大突出時に、バイパス通路52を構成する隔壁51と対応した位置に配設され、この時閉鎖状態となる。従って、環状溝69は可動体42の上下方向の移動時に隔壁51によって開閉されることになる。
第4の実施形態は前記した構成により次のように作用する。圧縮機の起動後、低流量域では、図10(a)のように上流側流通路40cと下流側流通路40dは僅かに空けられた受圧用隙間49で連通し、このときの流量差圧により可動体42はコイルスプリング45の付勢力に抗して図の上方へ移動する。
冷媒ガスの流量が増加し、中流量域に達すると、この時の流量差圧により上方へ移動した可動体42はその周面に形成した環状溝69が隔壁51から開放される。このため、図10(b)のように、上流側流通路40cと下流側流通路40dにそれぞれ配設されたバイパス通路52は環状溝69によって連通され、低圧流体室53に流れる冷媒ガスの流量を環状溝69の大きさによって決められた量だけ増加することができる。
この時の流量増加量は、図7に示した流量差圧との関係を基に環状溝69の深さや幅を適宜設定することにより決めることができ、中流量域における最も適切な流量を確保することができる。従って、第4の実施形態は流量差圧の検出感度を損なうこと無く、冷媒ガスの流量を増加することができるので、中流量域における必要な冷媒能力を確保することが可能となる。冷房能力を高めることは冷房効率を良くし、速く冷やすことができるので、圧縮機の動力減少効果が得られ、省エネルギー化にも繋がるものである。
冷媒ガスの流量がさらに増加し、流量差圧が大きくなると、可動体42はさらに図の上方へ移動し、下端面47は図10(c)のようにバイパス通路52を完全に開放し、流通路40及びバイパス通路52の双方から大量の冷媒ガスが低圧流体室53に流入し、前記各実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、環状溝69の作用位置は可動体42の移動量によって決められるる。このため、受圧用隙間49の開放量と環状溝69が開放されるタイミングとを考慮して環状溝69の配設位置を設定すれば、環状溝69による中間的な流量増加タイミングは中流量域から高流量域の範囲で自由に設定することができる。また、環状溝69は前記実施形態のように1ヶ所に限らず、複数ヶ所に設けても良い。
本願発明は、前記した実施形態の構成に限定されるものではなく、本願発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、次のように実施することができる。
(1)第1〜第3の実施形態で示した本願発明におけるバイパス通路は、少なくとも可動体42の受圧面である下端面47の下流側流通路40dに配設することにより、本願発明の作用効果を得ることができる。
(2)第1〜第3の実施形態における磁石46を可動体42の下端側大径部43の下端
面47に埋設し、これに対応して磁気センサー57を図の下方側に配設する構成としてもよい。
(3)第1の実施形態における密封室41、可動体42、スプリング45、流通路40、バイパス通路52及び連通路55の位置関係を図において逆さに構成し、磁石46のみ可動体42の下端側大径部43の下端面47に埋設した構成とすることができる。
(4)第1〜第3の実施形態では、吐出フランジ36と磁気センサー57との間に隙間を空ける構成を説明したが、両者を接触させた状態でも実施することができる。
(5)前記第1〜第3の実施形態で説明した密封室41及び可動体42は円形状に限らず多角形状で構成しても実施することができる。
(6)可動体42の付勢部材はスプリング45に限らず、ベローズ等で構成することができる。
(7)前記第1の実施形態に示した容量制御装置21の制御弁22は、2点間の流量差圧を用いた流量制御弁として説明しているが、本願発明では磁気センサー57により検出した流量に基づき圧縮機のトルクを検出することができるので、第1検圧回路23を吸入室13に接続したPs制御弁に変更して実施することが可能である。
(8)前記各実施形態に示した流量検出装置35の密封室41はハウジング1の一部である吐出フランジ36内に形成する構成としたものであるが、ハウジング1の外部に密封したケースを設置し、そのケース内に形成する構成としてもよい。
第1の実施形態における容量可変型圧縮機を一部断面した概略図である。 図1のA−A線断面図である。 流量検出装置を拡大して示した断面図である。 図3のB−B線断面図である。 流量検出装置の動作状態を示す断面図である。 流量検出装置の動作状態を示す断面図である。 流量差圧と流量の関係を示す線図である。 第2の実施形態における流量検出装置を拡大して示した断面図である。 第3の実施形態における流量検出装置を拡大して示した断面図である。 第4の実施形態における流量検出装置を拡大して示した断面図である。(a)低流量域の流量検出装置を示す。(b)中流量域の流量検出装置を示す。(c)高流量域の流量検出装置を示す。
符号の説明
1 ハウジング
3 駆動軸
6 斜板
8 シリンダボア
9 ピストン
21 容量制御装置
24 外部冷媒回路
31 データ入力手段
33 アンプ
35 流量検出装置
36 吐出フランジ
37 シリンダブロック
38 ガスケット
39 高圧流体室
40 流通路
40c 上流側流通路
40d 下流側流通路
41 密封室
42 可動体
43 下端大径部
44 上端小径部
45 スプリング
46 磁石
47 下端面
48 突起部
49 受圧用隙間
50 絞り通路
51、62、65、66 隔壁
52、63、67、68 バイパス通路
53 低圧流体室
55 連通路
57 磁気センサー
60 エンジン制御手段
69 環状溝

Claims (3)

  1. ハウジング内に駆動軸と複数のシリンダボア及びピストンが設置され、前記駆動軸上に設けた斜板によって前記ピストンが駆動されるとともに前記斜板の傾斜角を制御して容量制御を行う圧縮機に、差圧により移動する可動体に備えられた磁石の磁束密度変化を磁気センサーによって検出する流量検出装置を設けた容量可変型圧縮機において、
    前記シリンダボアから吐出される冷媒ガスの流通路に対し直角に交差する密封室を形成し、前記密封室に前記可動体を収容し、前記可動体を付勢部材によって前記流通路内に突出するように付勢するとともに最大突出時の前記可動体と前記流通路の内壁との間に反付勢方向の受圧用隙間を形成し、前記流通路とは別に前記可動体の移動によって開閉されるバイパス通路を形成し、前記可動体の下流側流通路の冷媒ガスを前記密封室に導入する連通路を設けたことを特徴とする容量可変型圧縮機における流量検出装置。
  2. 前記バイパス通路は、前記可動体の軸線方向に複数形成されていることを特徴とする請求項1に記載の容量可変型圧縮機における流量検出装置。
  3. 前記可動体の周面に前記バイパス通路を構成する隔壁によって開閉される環状溝を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の容量可変型圧縮機における流量検出装置。
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