JPH09257534A - 流量計測装置 - Google Patents

流量計測装置

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JPH09257534A
JPH09257534A JP9596796A JP9596796A JPH09257534A JP H09257534 A JPH09257534 A JP H09257534A JP 9596796 A JP9596796 A JP 9596796A JP 9596796 A JP9596796 A JP 9596796A JP H09257534 A JPH09257534 A JP H09257534A
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JP
Japan
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valve body
flow rate
passage
oil
differential pressure
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JP9596796A
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English (en)
Inventor
Morio Oshina
守雄 大科
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体の差圧に応じて弁体を開,閉させること
により、流体の絞り量を変化させ、小流量から大流量に
亘って広範囲に変化する流体の流量を簡単な構造で正確
に計測できるようにする。 【解決手段】 ケーシング1の油通路2には、圧油が一
側通路2Aから他側通路2Bへと絞り孔19を介して矢
示A方向に流通する。また、油通路2には差圧発生機構
11と圧力センサ4とを設ける。そして、差圧発生機構
11を、弁体12と、絞り孔19と、開閉通路20とか
ら構成する。さらに、開閉通路20を油溝21と各油穴
13とから構成する。また、弁体12の開弁圧をスプリ
ング16により設定する。そして、圧油の差圧が絞り孔
19の前,後で開弁圧を越えたときには、弁体12が矢
示A方向に向けて開弁することにより、圧油は絞り孔1
9および開閉通路20を介して一側通路2Aから他側通
路2Bへと流通する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧管路内
を流通する圧油等の流量を計測するのに用いて好適な流
量計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術による流量計測装置を図9およ
び図10に基づいて説明する。
【0003】図中、1は流量計測装置のケーシングを示
し、該ケーシング1内には流体としての圧油(作動油)
等が上流側から下流側へと流通する油通路2が形成され
ている。そして、該油通路2の途中には、差圧発生手段
としての絞り板3が設けられ、該絞り板3には絞り通路
となるオリフィス孔3Aが断面積S0 を有する円形穴と
して形成されている。そして、絞り板3はその前,後で
油通路2を上流側の一側通路2Aと下流側の他側通路2
Bとに画成し、一側通路2Aから他側通路2Bに向けて
圧油が流通するときに、オリフィス孔3Aの前,後で圧
油の流量Qに対応した差圧ΔPを発生させる。
【0004】4は差圧検出手段としての圧力センサを示
し、該圧力センサ4は絞り板3の前,後で油通路2をバ
イパスする圧力検出通路5,6間に配設され、一側通路
2Aと他側通路2Bとの間の差圧ΔPを検出するもので
ある。そして、圧力センサ4はその検出信号をコントロ
ーラ(図示せず)等に出力し、このコントローラは圧力
センサ4からの差圧ΔPに基づき流量Qを演算する流量
演算手段を構成するようになっている。
【0005】ここで、油通路2を流通する圧油の流量Q
と差圧ΔPとの間には、油通路2、オリフィス孔3Aの
形状や圧油の密度等によって定まる一定の定数Kによ
り、
【0006】
【数1】 なる関係(図10参照)があり、コントローラ側では圧
力センサ4で検出した圧油の差圧ΔPから前記数1の式
によりその流量Qを検出する。
【0007】このように構成される従来技術の流量計測
装置では、一側通路2Aから他側通路2Bに向けて油通
路2を矢示A方向に流通する圧油の流量Qが、絞り板3
のオリフィス孔3Aを通過することにより絞られるか
ら、この圧油には一側通路2Aと他側通路2Bとの間で
圧力損失が生じ、その流量Qに応じた差圧ΔPが発生す
る。
【0008】一方、この圧油は一部が各圧力検出通路
5,6を介して一側通路2A,他側通路2Bから圧力セ
ンサ4にそれぞれ到達するから、該圧力センサ4は一側
通路2Aと他側通路2Bとの間で圧油の差圧ΔPを検出
し、前記コントローラに出力する。そして、コントロー
ラは、この差圧ΔPに基づいて油通路2を流通する圧油
の流量Qを検出する。
【0009】これに対し、他の従来技術として、流路中
に回転可能に設けたタービン(プロペラ)を圧油の流れ
等によって回転させ、このタービンの回転数を検出する
ことにより、これに基づいて圧油等の流体流量を検出す
るようにしたタービン式の流量計と呼ばれる流量計測装
置も知られている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、圧油の流量Qをオリフィス孔3Aで絞る構
成としているから、例えば断面積S0 を小さく形成した
場合には、圧油の流量Qが小さい場合でも、流量Qに応
じた差圧ΔPを発生させることができる。
【0011】しかし、例えば断面積S0 の小さいオリフ
ィス孔3Aに、圧油を大流量で流通させると、圧油の流
量Qをオリフィス孔3Aで大きく絞るため、圧油は一側
通路2Aで滞留するようになり、オリフィス孔3Aの
前,後には流量Qの2乗に比例した大きな差圧ΔPを発
生し、圧力の計測が難しくなったり、油圧システムのエ
ネルギ効率を低下させるという問題がある。
【0012】一方、オリフィス孔3Aの断面積S0 を大
きくした場合には、圧油の流量Qが少なくなると、オリ
フィス孔3Aの前,後で十分な差圧ΔPを発生できない
ことがあり、圧油等の流量Qを広い流量範囲に亘り安定
して計測することが難しいという問題がある。
【0013】特に、油圧力で駆動される油圧ショベル等
の作業装置で、ブーム,アームおよびバケット等を駆動
する各油圧シリンダ等のアクチュエータに対して油圧ポ
ンプから給,排される圧油の流量が、最大で200リッ
トル/分程度である場合には、微操作状態の流量は最小
で2〜5リットル/分程度となり、最大,最小間で約1
00倍の流量差を有するため、このような広い流量範囲
に亘って圧油の流量Qを安定して検出する必要がある。
【0014】しかし、従来技術の流量計測装置では、前
記数1の式に求められる圧油の流量Qが図10に例示す
るように、差圧ΔPの1/2乗に比例するから、例えば
最大流量QM の1/10である小流量QS を検出しよう
とすると、最大差圧ΔPM の1/100にあたる微小差
圧ΔPS が検出できるように圧力センサ4を構成する必
要があり、圧力センサ4が複雑かつ高価になる上に、十
分な耐久性や信頼性を確保するのが難しいという問題が
ある。
【0015】一方、他の従来技術にあっては、タービン
が小流量の圧油に対しても円滑に回転できるようにする
必要があるから、タービンの回転軸を低摩擦で回転可能
に支持する必要があり、この支持部を複雑かつ高精度に
形成しなければならず、流量計測装置の製造工数,コス
ト等が増大すると共に、その耐振動性や信頼性が低下す
るという問題がある。
【0016】本発明は上述した従来技術の問題を鑑みな
されたもので、小流量から大流量に亘る広い流量範囲に
亘って正確な流量計測を行うことができ、耐久性や信頼
性を向上できるようにした流量計測装置を提供すること
を目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、流体が流通する流路と、該流路の途中
に設けられ前,後で差圧を発生させる差圧発生手段と、
該差圧発生手段による前記流体の差圧を検出する差圧検
出手段と、該差圧検出手段で検出した前記流体の差圧に
より該流体の流量を検出してなる流量計測装置に適用さ
れる。
【0018】そして、請求項1に記載の発明が採用する
構成の特徴は、前記差圧発生手段を、前記流路内に開,
閉可能に設けられ付勢部材により常時閉弁方向に付勢さ
れた弁体と、該弁体に形成され該弁体の前,後を常時連
通させる絞り通路と、前記弁体の閉弁時に閉塞され前記
弁体の開弁時に該弁体の前,後を連通させる開閉通路と
から構成したことにある。
【0019】このように構成することにより、流体の流
量が小さいときには、付勢部材により弁体を閉弁させた
状態で、流路中の流体を絞り通路を介して弁体の前,後
に流通させ、このときに絞り通路の前,後で流体の流量
に応じて発生する差圧を差圧検出手段により検出でき、
該差圧検出手段で検出した差圧により流体の流量を検出
できる。また、流体の流量が大きくなったときには、弁
体の前,後の差圧により該弁体を開弁させ、該弁体の
前,後を開閉通路により連通できるから、弁体の前,後
に亘って流体の流れを円滑にすることができ、大流量の
流体に対しても流量に応じた差圧を弁体の前,後で発生
させることができる。
【0020】また、請求項2に記載の発明では、前記弁
体はポぺット弁体からなり、前記付勢部材は該ポぺット
弁体の開弁圧を設定し、前記絞り通路の前,後の差圧が
開弁圧を越えたときに該ポぺット弁体が開弁するのを許
すスプリングにより構成したことにある。
【0021】これにより、ポぺット弁に形成した絞り通
路の前,後の差圧がスプリングにより設定された開弁圧
以下のときには、該スプリングによりポぺット弁体を閉
弁させた状態に保持でき、該ポぺット弁体の前,後に絞
り通路を介して流体を流通できる。また、絞り通路の
前,後の差圧が開弁圧を越えたときには、この差圧によ
りポぺット弁体を開弁させ、該ポぺット弁体の前,後に
絞り通路と開閉通路とを介して流体を流通できる。
【0022】さらに、請求項3に記載の発明では、前記
弁体は前記流路内に摺動可能に挿嵌され閉弁時に中立位
置となるスプール弁体からなり、前記付勢部材は該スプ
ール弁体を中立位置に向けて常時付勢し、前記流路内を
流体が一方向,他方向に流通するのに応じて該スプール
弁体が中立位置から一方向,他方向に開弁するのを許す
一対のスプリングにより構成したことにある。
【0023】この結果、スプール弁体に形成した絞り通
路の前,後の差圧が各スプリングにより設定された開弁
圧以下のときには、該各スプリングによりスプール弁体
を中立位置で閉弁させた状態に保持できる。また、流路
内を一方向,他方向に流通する流体によって絞り通路の
前,後の差圧が開弁圧を越えたときには、該流体の流通
方向に応じてスプール弁体を中立位置から一方向,他方
向に開弁させることができるから、流体が一方向,他方
向のどちらに向けて流通する場合でも、該流体の流量に
応じた差圧をスプール弁体の前後で発生できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って、油圧ショベル等の建設機械の油圧回路に
適用した場合を例に挙げて詳細に説明する。
【0025】ここで、図1ないし図5は本発明による第
1の実施例を示している。なお、実施例では、従来技術
と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略
するものとする。
【0026】図中、11は本実施例による差圧発生手段
としての差圧発生機構11を示し、該差圧発生機構11
は、油通路2内に摺動可能に挿嵌され、圧油の差圧ΔP
に応じて開,閉する有底筒状の弁体12と、該弁体12
に形成された後述の絞り孔19と、弁体12の開,閉に
応じて一側通路2Aと他側通路2Bとを連通,遮断する
後述の開閉通路20とから大略構成されている。
【0027】ここで、弁体12は、油通路2内に摺動可
能に挿嵌された円筒状の筒部12Aと、該筒部12Aの
一端側を閉塞するように該筒部12Aの一端側に一体的
に設けられ、油通路2を一側通路2Aと他側通路2Bと
に画成する弁部12Bとから構成され、筒部12Aに
は、弁部12B寄りに位置して筒部12Aの内,外を連
通する複数の油穴13,13(2個のみ図示)が互いに
間隔をもって周方向に形成されると共に、弁部12Bに
は前記絞り孔19が形成されている。
【0028】14は弁体12が離着座する弁座で、該弁
座14は止め輪等の環状板から形成され、外周側がケー
シング1に形成した環状溝15内に嵌合された状態で、
内周側が油通路2内に突出している。
【0029】16は弁体12の他端側に配設された付勢
部材としてのスプリングを示し、該スプリング16は弁
体12の筒部12Aとほぼ同径な筒状に形成され、一端
側が弁体12の端面に、他端側がスプリング座17の内
周側に当接している。また、スプリング座17は止め輪
等の環状板から形成され、外周側がケーシング1の環状
溝18に嵌合された状態で、内周側が油通路2内に突出
している。
【0030】ここで、スプリング16は予め定められた
所定の付勢力をもって弁体12を閉弁方向に向けて常時
付勢し、弁体12の開弁圧ΔPO (図4参照)を設定す
るものである。
【0031】19は弁体12の弁部12Bに穿設された
絞り通路としての絞り孔を示し、該絞り孔19は従来技
術と同様に、一側通路2Aと他側通路2Bとを常時連通
させた状態で、油通路2を流通する圧油の流量Qを絞る
ように形成されているものの、本実施例では、絞り孔1
9の断面積S1 が従来技術によるオリフィス孔3Aの断
面積S0 よりも小さい面積(S1 <S0 )となるように
形成されている。
【0032】20は絞り孔19とは別に形成された開閉
通路を示し、該開閉通路20は、弁体12の外周側に位
置にして軸方向に一定の長さをもった環状溝としてケー
シング1に形成され、弁体12の開,閉に応じて該弁体
12の弁部12Bにより一側通路2Aと連通,遮断され
る油溝21と、該油溝21を他側通路2Bに常時連通さ
せる弁体12の各油穴13とから構成されている。
【0033】22は圧力センサ4が検出した差圧ΔPか
ら圧油の流量Qを演算する流量演算手段としてのコント
ローラを示し、該コントローラ22は図2に示すよう
に、例えばマイクロコンピュータ等から構成され、RO
M,RAM等からなる記憶エリア22Aを備え、該記憶
エリア22Aには、圧油の流量Qと差圧ΔPとの特性線
23(図4参照)を示すデータ変換テーブルと、このデ
ータ変換テーブルに基づき差圧ΔPを流量Qに変換する
処理プログラム等とが格納されている。
【0034】また、コントローラ22は、入力側が圧力
センサ4に、出力側が表示器24に接続されている。そ
して、コントローラ22は圧力センサ4からの差圧ΔP
に基づいて前記データ変換テーブルにより流量Qを演算
し、これを表示器24に出力して表示させるものであ
る。
【0035】本実施例による流量計測装置は上述の如き
構成を有するもので、次にその作動について説明する。
【0036】まず、一側通路2Aから他側通路2Bへと
絞り孔19を介して図1中の矢示A方向に流通する圧油
の流量Qが小さく、この流量Qにより弁体12の前,後
に生じた差圧ΔPが開弁圧ΔPO 以下のときには、スプ
リング16が弁体12を閉弁状態に保持するから、圧油
は絞り孔19のみを介して一側通路2Aから他側通路2
Bへと流通する。
【0037】一方、圧油の流量Qが大きくなり、差圧Δ
Pが開弁圧ΔPO よりも大きくなると、弁体12が図3
に示す如く矢示A方向に摺動変位されて開弁状態となる
から、油溝21が一側通路2A内に開口し、一側通路2
Aと他側通路2Bとは開閉通路20を介して連通され、
これにより圧油は、絞り孔19および開閉通路20を介
して矢示AおよびB方向に流通するようになる。
【0038】かくして、本実施例では、差圧発生機構1
1を、油通路2内に開,閉可能に設けられスプリング1
6により閉弁方向に常時付勢された弁体12と、該弁体
12に形成された絞り孔19と、弁体12の開,閉に応
じて一側通路2Aと他側通路2Bとを連通,遮断させる
開閉通路20とから構成したから、圧油の差圧ΔPがス
プリング16による開弁圧ΔPO よりも大きいか否かに
応じて開閉通路20を適切に開,閉させることができ、
圧油の流量Qが小流量から大流量に亘り広い範囲で変化
する場合でも、圧油を流量Qに応じて適度に絞った状態
で流通させることができ、流量Qに応じて差圧ΔPを正
確に発生させることができる。
【0039】即ち、圧油の流量Qが小さく、差圧ΔPが
開弁圧ΔPO 以下のときには、従来技術よりも小さい絞
り孔19によって圧油を大きく絞ることができるから、
小さな流量Qであっても大きな差圧ΔPを発生でき、図
4中に示す特性線23Aの勾配を従来技術よりも緩やか
にすることができる。
【0040】これにより、例えば圧油の小流量QS (図
10参照)を、微小差圧ΔPS よりも大きな値の差圧Δ
PB として検出できるように、特性線23Aに対して適
切な勾配を与えることができ、圧油の小流量を、高精度
の圧力センサ等を特別に用いることなく通常精度の圧力
センサによって正確に検出することができる。
【0041】また、圧油の流量Qが大きくなり、差圧Δ
Pが開弁圧ΔPO よりも大きくなったときには、弁体1
2が開弁して開閉通路20を開通させるから、圧油を絞
り孔19と開閉通路20とにより緩やかに絞ることがで
き、圧油が最大流量QM で流通する場合でも、この最大
流量QM を圧力センサ4で検出可能な最大差圧ΔPMと
して検出できるように特性線23Bを適切に設定するこ
とができる。
【0042】従って、本実施例によれば、圧油の流量を
小流量から大流量に亘る広い計測範囲に亘って正確に計
測できる流量計測装置を、弁体12,スプリング16,
絞り孔19および開閉通路20等からなる簡単な構造で
実現できるから、流量計測装置としての計測性能を大幅
に向上できると共に、その耐久性および信頼性を確実に
高めることができる。
【0043】そして、例えば油圧ショベル等の建設機械
の油圧回路に当該流量計測装置を適用することにより、
運転状況に応じて広範囲に変化する圧油の流量Qを安定
させて検出でき、検出した流量Qに応じて圧油を高精度
に制御できるから、この油圧ショベル等に設けるアクチ
ュエータの操作性や位置決め性能を確実に向上させるこ
とができる。
【0044】なお、本実施例の変形例として図5に示す
ように、内周側にエッジ部27Aおよびオリフィス孔2
7Bを形成したスプリング座27をスプリング座17に
替えて用いる構成としてもよく、これにより例えばオリ
フィス孔27Bの有効断面積(流路面積)を調整し、圧
油の流れを安定化でき、図4に例示した特性線23のう
ち特性線23B側に適切な勾配等を与えることができる
と共に、エッジ部27Aで圧油の流れを均一化すること
により差圧ΔPによる流量Qの検出精度を高めることが
できる。
【0045】次に、図6は本発明による第2の実施例を
示し、本実施例では、前記第1の実施例と同一の構成要
素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとす
る。しかし、本実施例の特徴は、弁体をポぺット弁体と
して構成したことにある。
【0046】図中、31は本実施例による流量計測装置
の弁体となる有底筒状のポぺット弁体を示し、該ポぺッ
ト弁体31は、油通路2に摺動可能に挿嵌された摺動筒
部31Aと、該摺動筒部31Aの一端側に位置して該摺
動筒部31Aよりも厚肉に形成され、外周側が後述の油
溝32側に向けて突出した大径筒部31Bと、該大径筒
部31Bの一端側を閉塞するように該大径筒部31Bの
一端側に一体形成された弁部31Cとから大略構成され
ている。そして、ポぺット弁体31の弁部31Cにはそ
の外周側にテーパ面31Dが形成され、該テーパ面31
Dは後述の弁座32Aに離着座するようになっている。
【0047】32は油通路2内に臨むようにケーシング
1に形成された環状の油溝を示し、該油溝32は前記第
1の実施例で述べた油溝21とほぼ同様に形成されてい
るものの、該油溝32は軸方向に比較的長く延びるよう
に形成されている。そして、油溝32の一側角隅部はポ
ぺット弁体31の弁部31Cがテーパ面31Dを介して
離着座する弁座32Aとなり、ポぺット弁体31は図6
に示す閉弁時に弁部31Cのテーパ面31Dが弁座32
Aに当接し、一側通路2Aと油溝32内とを遮断してい
る。また、油溝32の他側側面は後述のスプリング36
を受承するスプリング座32Bとなっている。
【0048】一方、ポぺット弁体31には前記第1の実
施例と同様に、絞り孔33が弁部31Cの中心部に絞り
通路として形成されると共に、複数の油穴34,34
(2個のみ図示)が大径筒部31Bに形成され、該各油
穴34と油溝32とは開閉通路35を構成している。
【0049】36は付勢部材としてのスプリングで、該
スプリング36はポぺット弁体31の摺動筒部31Aの
外周側に挿嵌された状態で、一端側が大径筒部31Bの
他側端面に、他端側が油溝32のスプリング座32Bに
当接し、ポぺット弁体31を閉弁方向に向けて常時付勢
している。
【0050】かくして、このように構成される本実施例
でも、第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることが
できるが、特に本実施例では、弁体をポぺット弁体31
として形成すると共に、油溝32に弁座32A,スプリ
ング座部32Bを設ける構成としたから、第1の実施例
における弁座14,スプリング座17等を省略でき、当
該流量計測装置の部品点数や加工,組立工数を削減する
ことができる。
【0051】また、ポぺット弁体31の弁部31Cには
外周側にテーパ面31Dを形成し、該テーパ面31Dを
油溝32の角隅部である弁座32Aに当接させる構成と
したから、該テーパ面31Dにより弁部31Cを弁座3
2Aに安定した状態で当接でき、該弁部31Cにより一
側通路2Aと油溝32内とを確実に遮断することができ
る。
【0052】さらに、テーパ面31Dの形成角度(テー
パ角度)を調整することにより、ポぺット弁体31の開
弁時に開閉通路35側へと流通する圧油の流れを安定化
させることができ、一側通路2A,他側通路2B間で発
生させる差圧ΔPを流量Qに応じて適切に変化させるこ
とができるから、例えば第1の実施例で図4中に示す特
性線23B等に適切な勾配を容易に与えることができ
る。
【0053】次に、図7および図8は本発明による第3
の実施例を示し、本実施例では、第1の実施例と同一の
構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するもの
とする。しかし、本実施例の特徴は、弁体をスプール弁
体として油通路の両方向に摺動可能に挿嵌することによ
り、圧油が油通路を一方向,他方向のどちらに向けて流
通する場合でも、その流量を検出できるようにしたこと
にある。
【0054】図中、41は本実施例による流量計測装置
の弁体となる筒状のスプール弁体を示し、該スプール弁
体41は、油通路2に摺動可能に挿嵌された筒部41A
と、該筒部41A内を前,後で遮断するように該筒部4
1A内に中間位置で一体形成された仕切板部41Bと、
該仕切板部41Bに対応する位置で筒部41Aの外周側
から径方向外側に向けて突出形成された環状凸部41C
とから大略構成されている。そして、環状凸部41Cは
図7に示すスプール弁体41の閉弁時に、後述する油溝
42の環状隔壁42A内に挿嵌され、一側通路2Aと他
側通路2Bとを油溝42内で遮断している。
【0055】42は油通路2内に臨むようにケーシング
1に形成された環状の油溝を示し、該油溝42は前記第
1の実施例で述べた油溝21とほぼ同様に形成されてい
るものの、該油溝42の底部側には環状隔壁42Aがケ
ーシング1に突出形成されている。また、油溝42の
左,右両側面は、後述するスプリング47,47が当接
するスプリング座42B,42Bとなっている。
【0056】一方、仕切板部41Bには絞り孔43が絞
り通路として形成されると共に、筒部41Aには複数の
油穴44,44と、油穴45,45(いずれも2個のみ
図示)とが仕切板部41Bを挟んで一側,他側に形成さ
れ、該各油穴44,45と油溝42とは仕切板部41B
を挟んで前,後に伸長する開閉通路46を構成してい
る。
【0057】47,47は筒部41Aの外周側に付勢部
材として挿嵌された一対のスプリングを示し、該各スプ
リング47は、両端側がスプール弁体41の環状凸部4
1Cと油溝42のスプリング座42Bとに当接し、環状
凸部41Cを挟んで前,後に配設され、これにより各ス
プリング47は図7に示すように、スプール弁体41を
閉弁状態となる中立位置に向けて前,後から常時付勢
し、圧油が油通路2を一方向,他方向のどちらに向けて
流通する場合でも、圧油の流通方向に応じてスプール弁
体41が中立位置から一方向,他方向のどちらかに開弁
するのを許すようになっている。
【0058】かくして、このように構成される本実施例
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができるが、特に本実施例では、一対のスプリング4
7をスプール弁体41の環状凸部41Cを挟んで前,後
に配設すると共に、開閉通路46を仕切板部41Bの
前,後に伸長させる構成としたから、圧油が油通路2を
一方向,他方向のどちらに向けて流通する場合でも、こ
の圧油の流通方向に応じてスプール弁体41を一方向,
他方向に向けて開,閉させることができ、単一の流量計
測装置により油通路2を両方向に流通する圧油の流量を
第1の実施例と同様の計測性能をもって確実に計測する
ことができる。
【0059】即ち、圧油が油通路2を図7中の矢示C1
方向に向けて流通する場合には、この圧油を一側通路2
Aから他側通路2Bへと絞り通路43を介して流通させ
つつ、この圧油による差圧が絞り孔43の前,後で所定
の開弁圧を越えたときには、この差圧によりスプール弁
体41を図7中の閉弁位置(中立位置)から図8に示す
開弁位置へと他方向に向けて開弁させることができる。
【0060】これにより、スプール弁体41の環状凸部
41Cと油溝42内の環状隔壁42Aとの間を介して開
閉通路46を開通させ、一側通路2Aから各油穴44を
介して油溝42内に流入させた圧油を、各油穴45から
他側通路2Bへと矢示D方向に流出させることができ
る。
【0061】また、圧油が油通路2を図8中の矢示C2
方向に向けて一方向に流通する場合には同様に、スプー
ル弁体41を一方向に向けて開弁させ、他側通路2Bか
ら各油穴45を介して油溝42内に流入させた圧油を、
各油穴44を介して一側通路2Aに流出させることがで
きる。
【0062】従って、圧油がその流量および流通方向を
変化させつつ油通路2を流通する場合でも、当該流量計
測装置を用いることにより、この圧油の流量を流通方向
に関係なく簡単な構造で確実に検出でき、当該流量計測
装置の計測性能を大幅に向上させることができる。
【0063】なお、前記各実施例では、例えば図4中の
特性線23Bに示すような弁体12,31,41の開弁
時の差圧ΔPに対する流量Qの特性を、開閉通路20,
35,46の通路形状によって調整したり、またはスプ
リング座27のエッジ部27Aおよびオリフィス孔27
Bや、弁部31Cのテーパ面31D等により調整するも
のとして述べたが、本発明はこれに限らず、例えば油穴
13,34,44,45を圧油の流れに沿って斜めに形
成したり、油通路2内に他の絞り板等を配設することに
より差圧ΔPに対する流量Qの特性を適宜に調整する構
成としてもよい。
【0064】また、前記各実施例では、流量計測装置を
用いて油通路を流通する圧油の流量を計測する場合を例
に挙げて述べたが、本発明はこれに限らず、例えば水,
溶液等の任意の流体の流量を計測する流量計測装置に適
用してもよい。
【0065】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1に記載の発
明によれば、差圧発生手段を、流路内に開,閉可能に設
けられ付勢部材により閉弁方向に常時付勢された弁体
と、該弁体に形成された絞り通路と、弁体の開,閉に応
じて流路内を該弁体の前,後で連通,遮断させる開閉通
路とから構成したから、流体の差圧に応じて開閉通路を
適切に開,閉させることにより、流体の流量が小流量か
ら大流量に亘って広範囲に変化する場合でも、この流量
に応じて流体を適切に絞った状態で流路内に流通させる
ことができ、流体の流量に応じた差圧を正確に発生でき
ると共に、この差圧に基づき流量を安定して検出するこ
とができる。従って、圧油の流量を小流量から大流量に
亘る広い計測範囲に亘って正確に計測できる流量計測装
置を、弁体、付勢部材、絞り通路および開閉通路等から
なる簡単な構造で実現することができるから、流量計測
装置としての計測性能を大幅に向上できると共に、その
耐久性および信頼性を確実に高めることができる。
【0066】また、請求項2に記載の発明によれば、弁
体および付勢部材をポぺット弁体およびスプリングから
形成し、ポぺット弁体が開弁する開弁圧をスプリングに
よって設定する構成としたから、絞り通路前,後の差圧
とスプリングにより設定された開弁圧との大,小に応じ
てポぺット弁体を適切に開,閉でき、ポぺット弁体の
開,閉に応じて流体の差圧と流量との関係に2段階の特
性を与えることができる。従って、流体の流量が広範囲
に亘って変化する場合でも、計測すべき流体の差圧を差
圧検出手段で検出可能な範囲内に収めることができるか
ら、広範囲に亘って変化する流体の流量を正確に検出で
きる流量計測装置を容易に構成することができる。
【0067】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
弁体および付勢部材をスプール弁体および一対のスプリ
ングから形成し、該各スプリングはスプール弁体を中立
位置に向けて常時付勢しつつ、該スプール弁体が流体の
流通方向に応じて中立位置から一方向,他方向に開弁す
るのを許す構成としたから、流体が一方向,他方向のど
ちらに向けて流通する場合でも、該流体の流量に応じた
差圧をスプール弁体の前後で正確に発生でき、流体がそ
の流量および流通方向を変化させつつ流路を流通する場
合でも、その流量を流通方向に関係なく簡単な構造で確
実に検出できると共に、当該流量計測装置の計測性能を
大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による流量計測装置を示
す縦断面図である。
【図2】図1中の圧力センサに接続したコントローラ等
を示す制御ブロック図である。
【図3】弁体が開弁した状態を示す図1と同様の縦断面
図である。
【図4】図1中の油通路を流通する圧油の流量と差圧と
の関係を示す特性線図である。
【図5】本発明の第1の実施例の変形例を示す縦断面図
である。
【図6】本発明の第2の実施例による流量計測装置のポ
ぺット弁体等を示す縦断面図である。
【図7】本発明の第3の実施例による流量計測装置のス
プール弁体等を示す縦断面図である。
【図8】スプール弁体が他方向に向けて開弁した状態を
示す図7と同様の縦断面図である。
【図9】従来技術による流量計測装置を示す縦断面図で
ある。
【図10】図9中の油通路を流通する圧油の流量と差圧
との関係を示す特性線図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 油通路 4 圧力センサ(差圧検出手段) 11 差圧発生機構(差圧発生手段) 12 弁体 13,34,44,45 油穴 16,36,47 スプリング(付勢部材) 19,33,43 絞り孔(絞り通路) 20,35,46 開閉通路 21,32,42 油溝 22 コントローラ 31 ポぺット弁体(弁体) 41 スプール弁体(弁体) Q 流量 ΔP 差圧 ΔPO 開弁圧

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体が流通する流路と、該流路の途中に
    設けられ前,後で差圧を発生させる差圧発生手段と、該
    差圧発生手段による前記流体の差圧を検出する差圧検出
    手段とを備え、該差圧検出手段で検出した前記流体の差
    圧により該流体の流量を検出してなる流量計測装置にお
    いて、前記差圧発生手段は、前記流路内に開,閉可能に
    設けられ付勢部材により常時閉弁方向に付勢された弁体
    と、該弁体に形成され該弁体の前,後を常時連通させる
    絞り通路と、前記弁体の閉弁時に閉塞され前記弁体の開
    弁時に該弁体の前,後を連通させる開閉通路とから構成
    したことを特徴とする流量計測装置。
  2. 【請求項2】 前記弁体はポぺット弁体からなり、前記
    付勢部材は該ポぺット弁体の開弁圧を設定し、前記絞り
    通路の前,後の差圧が開弁圧を越えたときに該ポぺット
    弁体が開弁するのを許すスプリングにより構成してなる
    請求項1に記載の流量計測装置。
  3. 【請求項3】 前記弁体は前記流路内に摺動可能に挿嵌
    され閉弁時に中立位置となるスプール弁体からなり、前
    記付勢部材は該スプール弁体を中立位置に向けて常時付
    勢し、前記流路内を流体が一方向,他方向に流通するの
    に応じて該スプール弁体が中立位置から一方向,他方向
    に開弁するのを許す一対のスプリングにより構成してな
    る請求項1に記載の流量計測装置。
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