JP2007260075A - 遊技情報管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】正確な個人履歴データを出力可能にし、設備コストの抑制も可能にすること。
【解決手段】 管理装置5は、パチンコ台1での大当たり発生毎、台間玉貸機2での売上発生毎に作成されるレコードに対し、遊技データなど順次記録した大当たり履歴データを集計管理する。玉計数機7は、パチンコ玉の計数動作完了後に、管理装置5へ、前記パチンコ台1の台番号及び計数結果を含んで成る履歴要求信号を送信する。管理装置5は、履歴要求信号を受信したときに、大当たり履歴データ中のレコードを履歴要求信号の受信時点から遡って検索し、その履歴要求信号中の計数値とほぼ等しい遊技者側獲得パチンコ玉が記録されたレコードを開始レコードとして特定し、開始レコードから現レコードまでのデータを個人履歴データとして玉計数機7へ送信する。玉計数機7においては、受信した個人履歴データなどを記録した記念チケットを発券する。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技に応じた当たりが発生したときに遊技媒体を放出する遊技機のための遊技情報管理システムに関する。
従来、パチンコホールのような遊技店における顧客サービスの一つに、遊技者が所持する会員カードが台間玉貸機のカードリーダに挿入された状態で、その会員カードに対して、遊技者自身の遊技履歴データを記録し、その後において、遊技店内に設置された台情報公開端末上で、上記のように記録した遊技履歴データを、上記台間玉貸機に対応した遊技機についての複数の営業日(遊技機履歴データの記録日を含む)に渡る台情報と比較可能な形態で表示するようにした遊技情報提供方法が提供されている(特許文献1参照)。このような遊技情報提供方法によれば、遊技者自身が遊技を行っていた間の出玉の推移など、遊技者自身が遊技を行った際の台情報を反映させて表示できるから、顧客サービスとしてのメリットが大きくなる。
特開2005−102958号公報
しかしながら、上記のような従来の手法では、会員カードが挿入されるカードリーダを設置したカードシステムが前提構成となっているため、以下のような問題があった。
第1の問題は、カードリーダを遊技機毎に1対1で対応して設置する必要性に伴うコスト的な問題である。この問題に対しては、通常の遊技店において遊技機毎に設置されることが一般的なプリペイドカード用のカードリーダを兼用する、という解決案が考えられるが、実際には、プリペイドカード設備の取扱業者と、会員カードに係る遊技情報管理装置の取扱業者とが異なることが多いという現実的な制約があるため、システムの融合を図ることが困難であり、有益な解決案にはなり得ないという事情がある。
第2の問題は、コスト的な問題を克服して遊技機毎にカードリーダを設置した場合であっても、遊技者が会員カードを挿入せずに遊技を行う場合が多々あり、これにより遊技者自身の遊技情報を的確に提供できなくなるという問題である。つまり、遊技者は、カードの挿入が面倒であるとか、遊技終了後にカードを取り忘れる懸念があるなどの理由により、会員カードを挿入しない場合がある。このような状況に対応するために、遊技店側で、会員カードを挿入して遊技を行うことに対して各種の特典を与えるサービスを提供することが考えられている。しかし、風適法に基づいた行政からの指導の下では、提供できるサービスに限度があり、遊技者に対して会員カードの挿入を動機付けるまでの効果的なサービスを提供できず、会員カードの挿入率を高めることが困難になるというのが現状である。また、遊技者心理として、遊技結果が負けであったときの遊技情報は知りたくない(或いは残したくない)が、遊技により多くの利益を得たとき、つまり勝ったときのデータを記録として残しておきたいという願望がある。このため、特許文献1に記載されたようなサービスを行ったとしても、遊技者側では、負けた時のデータを敬遠する傾向があるため、予め会員カードを挿入することは少なく、遊技により多量の遊技媒体を獲得し、そのまま多くの利益を得ることができると確信した時点で、始めて会員カードを挿入することが多いものであるが、このように遊技途中で会員カードを挿入したとしても、遊技開始時点からの遊技情報が省かれた中途半端な遊技情報しか提供することができない。従って、遊技者自身の遊技情報を的確に提供できなくなるものであり、結果的に、遊技者側のニーズに答えられないという問題がある。
以上のように、会員カードの利用を前提として、遊技者毎の遊技結果の履歴を示す個人履歴データを提供するシステムには、コスト的な問題や、その個人履歴データが不正確になるなどの問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技機での遊技に係る正確な個人履歴データを出力可能になると共に、設備コストの抑制も可能になるなどの効果を奏する遊技情報管理システムを提供することにある。
請求項1記載の手段によれば、記憶手段が、遊技機から出力される遊技情報に基づいて、遊技機毎の遊技履歴データを順次記憶する。このように遊技履歴データが記憶された状態において、入力手段を通じて前記遊技機での遊技者による遊技結果が入力されると、判定手段が、入力された遊技結果と前記遊技履歴データとを比較することにより、当該遊技結果に対応した遊技者による遊技開始時期を判定するようになる。このような判定が行われると、出力手段が、記憶手段に記憶されている遊技履歴データのうち、判定された遊技開始時期からの遊技履歴データを個人履歴データとして出力するようになる。この結果、遊技機毎にカードリーダを設置したカードシステムを導入していない状態、或いは、このようなカードシステムが導入されている状態においてカード挿入頻度が低い状態であっても、遊技機での遊技に係る正確な個人履歴データを出力可能になるものであり、特にカードシステムを導入しない場合には設備コストの抑制を図り得るようになる。
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には遊技情報管理システムの全体構成が概略的に示されている。この図1において、遊技店内に多数台ずつ設置されたパチンコ台1(遊技機に相当)及び台間玉貸機2は、互いに隣接して配置されていると共に、対応する中継装置4に接続されている(図1では、パチンコ台1及び中継装置4間の接続ラインを図示せず)。
この場合、パチンコ台1は、パチンコ玉(遊技媒体)を使用した遊技により当たり(入賞)が発生したときに所定数のパチンコ玉を放出するものであり、特に、その遊技中において、予め設定された条件が成立したとき、例えば、スタート入賞口への入賞に伴い行われる大当たり抽選機能により大当たりに当選したときに、その大当たりの内容に応じて、入賞確率を大幅に高めた大当たり状態並びに大当たりの当選確率を高めた確変状態を呈する構成となっている。
また、パチンコ台1は、アウト玉数(盤面への発射パチンコ玉数)を示すアウト信号(パチンコ台1に付随して設置されたアウト玉回収器から出力される信号を代用可能)、セーフ玉数(払出パチンコ玉数)を示すセーフ信号(パチンコ台1に付随して設置されたセーフ玉補給器から出力される信号を代用可能)、大当たり抽選を行ったことを示すスタート信号(スタート入賞口への入賞を示す信号や、表示部などの役物が動作したことを示す信号を代用可能)、大当たり状態にあることを示す大当たり信号、確変状態にあることを示す確変信号などを遊技情報として出力するように構成されている。尚、大当たり信号は、例えば、パチンコ台1が大当たり状態にある期間中に継続的に出力されるレベル信号である。
台間玉貸機2は、例えば、現金の投入やプリペイドカードからの引き出しに応じてパチンコ玉を放出する機能などを備えたものである。尚、台間玉貸機2から放出されるパチンコ玉は、パチンコ台1の上皿(符号なし)へノズル2aを介して供給されるようになっている(プリペイドカードを受け付けたときに、パチンコ台1に対して玉払出信号を出力することによりノズル2aを設けない構成としても良い)。この台間玉貸機2は、現金及びプリペイドカードによる売上(遊技者側から見た場合には投資金額)を示す売上信号などを出力するように構成されている。
中継装置4は、遊技店の管理事務所内に設置された管理装置5(記憶手段、判定手段に相当)との間でLAN6を介して通信可能な構成となっており、また、データ収集対象のパチンコ台1及び台間玉貸機2から入力した信号を、呼出ランプユニット3或いは管理装置5へと出力するようになっている。つまり、中継装置4は、管理装置5とパチンコ台1及び台間玉貸機2との各間での信号の授受を中継するために設けられている。
遊技店内の複数箇所(島端、島の中央部など)には、遊技者がパチンコ台1での遊技により獲得したパチンコ玉を計数するための玉計数機7(入力手段、出力手段に相当)が設置されており、この玉計数機7は、管理装置5との間でLAN6を介したデータ通信処理を行い得る構成となっている。
玉計数機7は、遊技者がパチンコ台1での遊技により獲得したパチンコ玉を投入するためのホッパ7a、このホッパ7a内に投入されたパチンコ玉を検知して計数動作を行う計数センサ(図示せず)、その計数センサによる計数値を表示するための例えば液晶パネルより成る表示器7b、ホッパ7aに投入されたパチンコ玉の計数動作が終了したとき(つまり、計数結果が確定したとき)に有効となる発券ボタン7c、計数結果などを記録した交換チケット(レシート)や後述する記念チケット(印刷物に相当、図14に符号8を付して示す)を印刷するためのプリンタ(印刷物の排出口7dのみを示す)、赤外光を受信可能なリモコン受光部7eなどを備えた構成となっている。尚、この玉計数機7は、各回の計数動作が終了したときに、最終的な計数値データ(遊技結果に相当)を管理装置5へ送信(入力)する構成となっている。
遊技店係員が携帯するリモコン9は、呼出ランプユニット3に設けられた図示しないリモコン受光部及び玉計数機7の前記リモコン受光部7eなどに向けて、赤外光を搬送波とした種々の信号(台番号信号、空台確認信号など)を選択的に送信するためのものであり、その送信操作は、テンキースイッチを含む操作スイッチ群(図示せず)により行う構成となっている。
管理装置5は、中継装置4からの転送データ及び玉計数機7からの計数値データなどに基づいて、遊技店内の全部のパチンコ台1についての遊技データ(アウト玉数、セーフ玉数、差玉数、稼動率、出玉率、ベース、スタート数など)、遊技店内の全部の台間玉貸機2についての貸出高データ(売上金額、割数など)、並びに玉計数機7での計数データなどを集計して格納するという周知のデータ集計機能及び後述する大当たり履歴データの作成機能を備えた構成となっている。
図2〜図8には、管理装置5での制御内容が示され、図9〜図12には、玉計数機7での制御内容が示され、図13には、管理装置5において作成される大当たり履歴データ(遊技機毎の遊技履歴データに相当)の出力例が示され、図14には、玉計数機7から発券される記念チケット8の印刷例が示されており、以下、これらについて関連した作用と共に説明する。
まず、図13に示す大当たり履歴データは、1台のパチンコ台1に係るデータであり、中継装置4を通じて与えられる種々の信号(アウト信号、セーフ信号、スタート信号、大当たり信号、売上信号)などに基づいて作成されるもので、例えば、管理装置5に備えられたモニタにおいて、図示のようなフォーマットで表示され、また、必要に応じてプリントアウトされる。
図13において、大当たり履歴データのデータ項目としては、以下に列挙した「No.」、「大当たり」、「発生時刻」、「売上玉」、「BO」、「Bサ」、「S」、「T1Y」、「持玉1」、「持玉2」、「履歴作成フラグ」が設定されている。
・No.:レコードの通し番号。
・大当たり:パチンコ台1での大当たりの発生回数。
・発生時刻:パチンコ台1で大当たりが発生した時刻、または台間玉貸機2で売上が発生した時刻。
・売上玉:台間玉貸機2から貸し出したパチンコ玉数。
・BO:ベース中アウト→大当たり期間中以外の通常状態(ベース)でのアウト玉数、
・Bサ:ベース中差玉→通常状態(ベース)での差玉数(=ベース中アウト−ベース中セーフ)。
・S:スタート数(大当たり抽選の回数)。
・T1Y:大当たり中出玉→大当たり1回当たりの出玉数(=大当たり中セーフ−大当たり中アウト)。
・持玉1:レコード作成時における遊技者の獲得パチンコ玉(=売上玉−Bサ+T1Y+前のレコードの持玉1。尚、最初のレコードについては、「前のレコードの持玉1」が零として計算されることになる)。
・持玉2:現在時点から逆算して得られるデータで、レコードに係るデータ集計開始時点から遊技を開始した場合の現在時点における獲得パチンコ玉(=売上玉−Bサ+T1Y+次のレコードの持玉2)であり、本発明でいう「遊技者側の獲得遊技媒体数データ」に相当する。
履歴作成フラグ:既に個人履歴を作成済みの状態であることを示すフラグ。
尚、大当たり履歴データの第1番目のレコードは、遊技店の営業開始時に作成され、第2番目以降のレコードは、後述の説明から明らかとなるように、その後においてパチンコ台1での大当たりが終了したタイミング、並びにパチンコ台1での大当たり終了後において対応する台間玉貸機2で売上が初めて発生したタイミングで作成されるものである。このように作成される各レコードは、初期状態において、少なくとも通し番号「No.」を記録した形態とされるものであり、そのレコード中の「大当たり」、「発生時刻」などのデータ項目は、管理装置5において実行される種々の信号集計処理に応じて記録されることになる。
図14に示す記念チケット8は、上記大当たり履歴データから後述のような手法により抽出した個人履歴データに基づいて作成されるものである。この記念チケット8は、遊技者がパチンコ台1で大当たりを発生させたことにより大きな利益を得た場合において、自身の遊技履歴データを持ち帰り可能な形態で提供するために、玉計数機7から発券されるものであり(但し、実際には利益の多寡に関係なく提供可能)、以下に述べるようなフォーマットで印刷される。
即ち、図14において、記念チケット8には、発券年月日を示す日付データa、大当たり履歴に係るタイトルb(遊技店名、遊技したパチンコ台1の機種名、「大当たり履歴」の文字を含む)、合計データに係るタイトルc(「合計」の文字)、遊技者向けメッセージdが印刷されると共に、以下のような内容の大当たり/計数履歴データe及び合計データfが印刷される。
即ち、大当たり/計数履歴データeは、タイトルbに対応されたもので、「大当たり」、「発生時刻」、「貸出金額」、「スタート数」、「獲得玉」の文字と、それらに対応付けた状態の以下に述べるようなデータ(各回の大当たりに係るデータ)を含むレコード及び玉計数機7での計数内容に係る最終レコードを印刷した形態となっている。
・大当たり:大当たり履歴データ中の「大当たり」に対応したデータ(遊技者の遊技において何回目の大当たりであるかを示す回数)。但し、最終レコードは「計数」の文字が印刷される。
・発生時刻:大当たり履歴データ中の「発生時刻」に対応したデータ(大当たりが発生した時刻)。但し、最終レコードは、玉計数機7での計数終了時刻。
・貸出金額::大当たり履歴データ中の「売上玉」の金額換算値(売上玉×玉単価(通常、4円))。但し、最終レコードは常時において空欄。
・スタート数:大当たり履歴データ中の「S」に対応したデータ。
・獲得玉:大当たり履歴データ中の「持玉1」に対応したデータ。但し、最終レコードについては、玉計数機7での計数結果を示すデータ。
合計データfは、タイトルbに対応されたもので、「大当たり」、「遊技時間」、「貸出金額」、「スタート数」、「計数玉」の文字と、それらに対応付けた状態の以下に述べるようなデータ(大当たりに係る合計データ)を含むレコードを印刷した形態となっている。
・大当たり:大当たりの合計回数。
・遊技時間:パチンコ台1での遊技継続時間。この遊技継続時間は、所定のレコード発生時間に基づいて算出され、例えば、図14の例における最初のレコード(図13ではNo.5に対応)の「BO」を、1分間での規定アウト発生数(=100)で除算することにより時間に換算し(No.5のレコードでの「BO」は「1750」であるので「17分」)、これを10分単位で切り上げて「20分」とし、そのレコード中の「発生時刻」である(12:20)から「20」分遡り遊技開始時刻(12:00)を判定する(最初のレコードが売上発生により作成されたものであった場合には、その前のレコード(図13ではNo.4)の発生時刻(12:00)としても良い)と共に、最終レコードの生成時刻を遊技終了時刻として特定し、それら遊技開始時刻と遊技終了時刻との差により算出する。
・貸出金額:「売上玉」の金額換算値の合計値。
・スタート数:スタート数の合計回数。
・計数玉:玉計数機7での計数結果。
以下においては、管理装置5での制御内容のうち、前記大当たり履歴データの作成に必要なデータ集計処理に係る制御内容(図2〜図8)について説明する。
図2に示すように、管理装置5は、アウト信号入力処理ルーチンR1、セーフ信号入力処理ルーチンR2、スタート信号入力処理ルーチンR3、大当たり信号入力処理ルーチンR4、売上信号入力処理ルーチンR5、履歴要求信号受信処理ルーチンR6から成る履歴データ作成プログラムを反復実行する構成となっている。
図3には、アウト信号入力処理ルーチンR1の内容が示されている。この処理ルーチンR1では、パチンコ台1からのアウト信号の入力の有無を判断し(ステップA1)、非入力状態ではそのままリターンする。これに対して、アウト信号が入力されたときには、大当たりフラグが「0」であるか否かを判断する(ステップA2)。尚、上記大当たりフラグは、後述の説明から明らかになるように、パチンコ台1が大当たりにある期間に「1」にセットされるものである。
そして、大当たりフラグが「1」の場合には、作成済みの最新レコード(以下、これを記録対象レコードと呼ぶ)中の「T1Y」(大当たり中出玉)をデクリメントするステップA3を実行した後にリターンし、大当たりフラグが「0」の場合には、当該記録対象レコード中の「BO」(ベース中アウト)及び「Bサ」(ベース中差玉)をインクリメントするステップA4を実行した後にリターンする。
上記したアウト信号入力処理ルーチンR1が実行される結果、パチンコ台1が大当たり状態にある期間には、アウト信号が入力される毎(パチンコ台1において打込玉(アウト玉)が発生する毎)に、記録対象レコード中の「T1Y」がデクリメントされ、パチンコ台1が通常状態にある期間には、アウト信号が入力される毎に、記録対象レコード中の「BO」、「Bサ」がインクリメントされることになる。
図4には、セーフ信号入力処理ルーチンR2の内容が示されている。この処理ルーチンR2では、パチンコ台1からのセーフ信号の入力の有無を判断し(ステップB1)、非入力状態ではそのままリターンする。これに対して、セーフ信号が入力されたときには、大当たりフラグが「0」であるか否かを判断する(ステップB2)。この大当たりフラグが「1」の場合には、記録対象レコード中の「T1Y」をインクリメントするステップB3を実行した後にリターンし、大当たりフラグが「0」の場合には、当該記録対象レコード中の「Bサ」をデクリメントするステップB4を実行した後にリターンする。
上記したセーフ信号入力処理ルーチンR2が実行される結果、パチンコ台1が大当たり状態にある期間には、セーフ信号が入力される毎(パチンコ台1において入賞玉(セーフ玉)が発生する毎)に、記録対象レコード中の「T1Y」がインクリメントされ、パチンコ台1が通常状態にある期間には、セーフ信号が入力される毎に、記録対象レコード中の「Bサ」がデクリメントされることになる。
図5には、スタート信号入力処理ルーチンR3の内容が示されている。この処理ルーチンR3では、スタート信号の入力の有無を判断し(ステップC1)、非入力状態ではそのままリターンする。これに対して、スタート信号が入力されたときには、記録対象レコード中の「S」(スタート数)をインクリメントするステップC2を実行した後にリターンする。
上記したスタート信号入力処理ルーチンR3が実行される結果、スタート信号が入力される毎(パチンコ台1で大当たり抽選が行われる毎)に、記録対象レコード中の「S」がインクリメントされることになる。
図6には、大当たり信号入力処理ルーチンR4の内容が示されている。この処理ルーチンR4では、大当たりフラグが「0」であるか否かを判断し(ステップD1)、「0」の場合には大当たり信号が入力開始されたか否かを判断する(ステップD2)。このステップD2で「NO」と判断される場合には、そのままリターンするが、大当たり信号が入力開始されたときには、その入力開始時刻を、記録対象レコード中の「発生時刻」欄に記録するステップD3、当該記録対象レコードの「大当たり」欄にその時点での累計大当たり発生回数を記録するステップD4、大当たりフラグを「1」にセットするステップD5を順次実行した後にリターンする。
一方、大当たりフラグが「1」であった場合(ステップD1で「NO」)には、大当たり信号の入力が終了したか否か、つまり、大当たり信号が立ち下がったか否かを判断し(ステップD6)、ここで「NO」と判断したときにはそのままリターンする。これに対して、大当たり信号の入力が終了したときには、大当たりフラグを「0」にリセットし(ステップD7)、この後に、大当たり履歴データ中に新規レコードを作成する(ステップD8)。
このような新規レコードの作成ステップD8の実行後には、レコードフラグを「1」にセットするステップD9を実行した後にリターンする。尚、このレコードフラグは、後述の説明から明らかになるように、台間玉貸機2での売上が発生したときに新規レコードを作成するために必要となるフラグである。
上記した大当たり信号入力処理ルーチンR4が実行される結果、大当たり信号の入力が開始されたとき、つまり、パチンコ台1において大当たりが発生したときに、その発生時刻が記録対象レコードの「発生時刻」欄に記録されると共に、その大当たりが当日における何回目の大当たりであるかを示す大当たり発生回数が、記録対象レコードの「大当たり」欄に記録される。また、その後に大当たり信号の入力が終了したとき、つまり、パチンコ台1での大当たりが終了したときに、大当たり履歴データ中に新規レコードが作成されて、記録対象レコードが当該新規レコードに変更されると共に、レコードフラグが「1」にセットされることになる。
図7には、売上信号入力処理ルーチンR5の内容が示されている。この処理ルーチンR5では、台間玉貸機2からの売上信号の入力の有無を判断し(ステップE1)、非入力状態ではそのままリターンする。これに対して、売上信号が入力されたときには、記録対象レコードの「売上玉」を当該入力売上信号に応じた数だけインクリメントするステップE2を実行した後に、レコードフラグが「1」であるか否かを判断する(ステップE3)。レコードフラグが「0」であった場合にはそのままリターンするが、「1」であった場合には、大当たり履歴データ中に新規レコードを作成するステップE4、レコードフラグを「0」にリセットするステップE5を実行した後にリターンする。
上記した売上信号入力処理ルーチンR5が実行される結果、売上信号が入力される毎、つまり、台間玉貸機2において売上が発生する毎に、記録対象レコード中の「売上玉」が入力売上信号に応じた数だけインクリメントされる。また、その売上信号の入力時においてレコードフラグが「1」であった場合(パチンコ台1での大当たり終了後において対応する台間玉貸機2で売上が初めて発生した場合に相当)には、大当たり履歴データ中に新規レコードが作成されて、記録対象レコードが当該新規レコードに変更されると共に、レコードフラグが「0」にリセットされることになる。
図8には、履歴要求信号受信処理ルーチンR6の内容が示されている。この処理ルーチンR6では、玉計数機7から後述のようなタイミングで送信される履歴要求信号の受信の有無を判断し(ステップF1)、非受信状態ではそのままリターンする。尚、履歴要求信号には、パチンコ台1の台番号及び玉計数機7での計数結果を示す各データが含まれている。
上記履歴要求信号を受信したときには、大当たり履歴データ中のレコードのうち、「履歴作成フラグ」が「1」より後のレコード(図13の例であれば、No.4のレコードの「履歴作成フラグ」が「1」であるのでNo.5からのレコード、但し、「履歴作成フラグ」が「1」のレコードがない場合は、第1番目以降の全レコード)の「持玉2」を演算して各レコードに記録する(ステップF2)。次いで、受信した履歴要求信号中の計数値と各レコードの「持玉2」とを比較し、計数値≒「持玉2」(計数値=「持玉2」も含む概念である)となるレコードを開始レコードとして特定(判定)する(ステップF3)。この場合、計数値≒「持玉2」の許容範囲は、例えば±200である。
尚、計数値≒「持玉2」の関係を満たすレコードが複数ある場合には、該当レコード中の最前のレコードを開始レコードとする。つまり、例えば、計数値が5200玉であった場合、図13のような大当たり履歴データの例では、No.5及びNo.7のレコードが開始レコードの候補となるが、最前のレコードはNo.5であるため、これが開始レコードとして特定される。
また、計数値≒「持玉2」の関係を満たすレコードがない場合には、前のレコードの「持玉2」が計数値よりも大きく、次のレコードの「持玉2」が計数値よりも小さい状態の連続する2つのレコードの組み合わせを特定し、その組み合わせにおける前のレコードを開始レコードとして特定する。このとき、該当レコードの組み合わせが複数ある場合は、最前のレコードの組み合わせにおける前のレコードを開始レコードとする。つまり、例えば、計数値が4000玉であった場合、図13のような大当たり履歴データの例では、No.5及びNo.6の組み合わせ、並びにNo.7及びNo.8の組み合わせが候補として挙がるが、最前のレコードの組み合わせはNo.5及びNo.6であるから、この組み合わせの前のレコードであるNo.5が開始レコードとして特定される。
この後には、大当たり履歴データ中の上記開始レコードから現レコードまでを個人履歴として抽出するステップF4、抽出した個人履歴をデータ化して玉計数機7へ送信するステップF5、現レコード(図13の例ではNo.10のレコード)の「履歴作成フラグ」を「1」にセットするステップF6を順次実行した後にリターンする。
上記した履歴要求信号受信処理ルーチンR6が実行される結果、玉計数機7からの履歴要求信号を受信する毎に、大当たり履歴データ中のレコードのうち、「持玉2」が未記録のレコード、具体的には、「履歴作成フラグ」が「1」以降のレコード、または第1番目以降の全のレコード(「履歴作成フラグ」が「1」のレコードがない場合)について、当該「持玉2」の演算が行われて、その演算結果が対応するレコードに記録される。また、大当たり履歴データの各レコード中の「持玉2」が、前記履歴要求信号を受信した時点から遡って検索され、当該「持玉2」と履歴要求信号中の計数値とが所定の関係(計数値≒「持玉2」の関係)となるレコード、つまり、受信した履歴要求信号中の計数値とほぼ等しい「持玉2」が記録されたレコードが、玉計数機7でパチンコ玉の計数動作を行った遊技者による遊技開始時期に対応した開始レコードとして判定される。また、大当たり履歴データ中のレコードのうち、上記開始レコードから現レコードまでのデータが、上記履歴要求信号に応答した個人履歴データとして玉計数機7(上記履歴要求信号の送信源となったもの)へ送信されると共に、現レコードの「履歴作成フラグ」が「1」にセットされることになる。
以下においては、玉計数機7での制御内容(図9〜図12)について説明する。尚、遊技者がパチンコ台1での遊技により獲得した大量のパチンコ玉を玉計数機7で計数する際には、遊技店係員が、当該パチンコ台1まで出向いてその台番号を確認すると共に、計数対象の獲得パチンコ玉を玉計数機7まで運搬してホッパ7aに投入するものである。また、このような計数時において、遊技店係員は、玉計数機7のリモコン受光部7eに向けて、自身が携帯するリモコン9から上記のように確認した台番号を示す台番号信号を送信するものである。
図9に示すように、玉計数機7は、計数処理ルーチンR11、信号入力処理ルーチンR12、発券処理ルーチンR13から成るメインプログラムを反復実行する構成となっている。
図10には、計数処理ルーチンR11の内容が示されている。この処理ルーチンR11では、計数センサ(図示せず)が検知状態になったか否かを判断し(ステップG1)、非検知状態ではそのままリターンする。これに対して、計数センサが検知状態となったときには計数値をインクリメントするという計数動作を行い(ステップG2)、この後にリターンする。
図11には信号入力処理ルーチンR12の内容が示されている。この処理ルーチンR12では、リモコン9を通じて台番号(つまり台番号信号)が入力されたか否かを判断し(ステップH1)、非入力状態ではそのままリターンする。これに対して、台番号が入力された場合には、その台番号を記憶するステップH2、履歴発行フラグを「1」にセットするステップH3を順次実行した後にリターンする。尚、上記履歴発行フラグは、前記記念チケット8を発券するためのフラグである。
図12には、発券処理ルーチンR13の内容が示されている。この処理ルーチンR13では、計数センサによる計数動作が終了したか否かを判断し(ステップJ0)、終了していない場合にはそのままリターンする。計数動作が終了していた場合には、発券ボタン7cがオン操作されたか否かを判断し(ステップJ1)、非操作状態ではそのままリターンする。これに対して、発券ボタン7cがオン操作されたときには、最終的な計数値データを示す計数値情報を記録した交換チケットをプリンタ(図示せず)により印刷して発券し(ステップJ3)、この後に履歴発行フラグが「1」であるか否かを判断する(ステップJ4)。
履歴発行フラグが「0」であった場合にはそのままリターンするが、「1」であった場合には、最終的な計数値データ及びリモコン9から入力された台番号を含む履歴要求信号を作成し(ステップJ4)、その履歴要求信号を管理装置5へ送信する(ステップJ5)。
この後には、管理装置5から上記履歴要求信号に応答して返信される前述の個人履歴データを受信するまで待機し(ステップJ6)、受信したときには、その個人履歴データ及び最終的な計数値データに基づいて、図14に示すようなフォーマットの記念チケット8を印刷するのに必要な記念チケット用データを作成する(ステップJ7)。次いで、作成した記念チケット用データを記録した記念チケット8をプリンタにより印刷して発券するステップJ8、履歴発行フラグを「0」にリセットするステップJ9を順次実行した後にリターンする。
要するに、玉計数機7は、ホッパ7aへパチンコ玉が投入されたときに計数動作を開始すると共に、その計数動作が終了したときに発券ボタン7cの操作を有効化するものである。また、玉計数機7は、計数動作終了後における発券ボタン7cのオン操作前に、リモコン9から台番号信号を受信したときに、その台番号を記憶すると共に、記念チケット8を発券可能な発券待機状態(履歴発行フラグを「1」にセットした状態)に切換えられるようになる。そして、このような発券待機状態において、計数動作終了後のタイミングで発券ボタン7cがオン操作されたときには、交換チケット(図示せず)を発券すると共に、管理装置5から取得した個人履歴データ及びパチンコ玉の最終的な計数値データに基づいて作成した記念チケットデータを記録した記念チケット8を発券するものである。尚、玉計数機7は、上記のような発券待機状態に切換えられることなく、計数動作終了後のタイミングで発券ボタン7cがオン操作された場合には、交換チケットのみを発券することになる。
上記した本実施例の構成によれば、以下に述べるような作用・効果が得られるものである。
即ち、図13に示すような大当たり履歴データを作成する機能を備えた管理装置5は、パチンコ台1及び台間玉貸機2から中継装置4を通じて与えられる信号(アウト信号、セーフ信号、スタート信号、大当たり信号、売上信号)などに基づいて大当たり履歴データ中のレコードデータを順次記憶する。また、玉計数機7において、遊技者側の獲得パチンコ玉の計数が行なわれ、且つその計数動作時にリモコン9から台番号信号が入力されたときには、その玉計数機7から管理装置5へ、上記台番号信号により示される台番号及び計数結果を示す各データを含んで成る履歴要求信号が送信される。
管理装置5は、上記履歴要求信号を受信したときに、大当たり履歴データ中のレコードのうち、「持玉2」が未記録のレコードについて、当該「持玉2」を演算して記録する共に、その「持玉2」を履歴要求信号の受信時点から遡って検索し、その履歴要求信号中の計数値とほぼ等しい「持玉2」が記録されたレコードを開始レコードとして特定する。また、管理装置5は、大当たり履歴データ中のレコードのうち、上記開始レコードから現レコードまでのデータを、履歴要求信号送信源となった玉計数機7へ個人履歴データとして送信するようになる。そして、このような個人履歴データを受信した玉計数機7においては、当該個人履歴データ及び最終的な計数値データに基づいて、記念チケット用データを作成し、その記念チケット用データを記録した図14に示すような記念チケット8を発券する。
以上の結果、パチンコ台1毎にカードリーダを設置したカードシステムを導入していない状態、或いは、このようなカードシステムが導入されている状態でカード挿入頻度が低い状態であっても、パチンコ台1での遊技に係る正確な個人履歴データを印刷した記念チケット8を発券可能になるものであり、特にカードシステムを導入しない場合には設備コストの抑制を図り得るようになる。特に、上記のような記念チケット8が遊技者の手に渡ることになるから、遊技により多くの利益を得たときのデータを記録として残しておきたいという遊技者側の願望に答え得るようになり、顧客サービスとして有益になるという利点も出てくる。
(その他の実施の形態)
本発明は上記し且つ図面に示した実施例に限定されるものではなく、例えば以下に述べるような変形或いは拡大が可能である。
遊技開始時期の判定時に、大当たり履歴データをそのまま参照する構成としたが、他の遊技履歴、例えば、「持玉1」或いは差玉数(セーフ−アウト)などの推移を示すグラフ、所謂スランプグラフなどのような遊技履歴を参照して遊技開始時期の判定を行う構成としても良い。
大当たり履歴データ上での開始レコードの特定に、玉計数機7での計数値を利用する構成としたが、他の遊技情報を利用して特定する構成としても良い。例えば、パチンコ台1での大当たり回数を入力し、現在時点から当該大当たり回数を逆算したレコードを開始レコードとする構成(図13の例では、大当たり回数が4回と入力された場合に、現在時点から4回前の大当たりに係るNo.5のレコードを開始レコードとする構成)であっても良い。
記念チケット8には、個人履歴データのみを記録する構成としたが、例えば、全体の履歴データを記録して個人履歴データのみ強調表示したり、他の履歴と異なる項目を記録したりする構成(例えば、個人履歴データのみ貸出金額(売上玉)を記録し、他のデータは貸出金額を記録する構成)としても良い。
個人履歴データを印刷した記念チケット8の発券は必ずしも行う必要はなく、例えば、個人履歴データを遊技者の携帯電話にEメールにより転送する構成、或いは、個人履歴データを遊技店内に設置した表示端末で表示する構成としても良いものである。
管理装置5において、個人履歴データを抽出した場合、その個人履歴データの中から遊技店の集客効果を上げるために有効なデータ(例えば、計数玉が20000個以上のデータ)を別途に出力可能な構成としても良い。このように出力されたデータについては、遊技店においてプリントアウトし、集客のために遊技店内の目立つ位置に張り出すなどの用途に利用できる。
パチンコ台1の台番号を、玉計数機7に入力する操作を、リモコン9により行う構成としたが、玉計数機に設けた台番号入力用のテンキースイッチにより行う構成としても良い。また、所謂玉箱にパチンコ台1の台番号を記憶したIDタグなどを取り付け、パチンコ玉の計数時にそのIDタグからパチンコ台1の台番号を読み取ることにより台番号入力操作を行う構成としても良い。
大当たり履歴データから個人履歴データを抽出する際に、最新のレコードを当該個人履歴データに含める構成としたが、例えば、当該個人履歴データに係る遊技者のパチンコ台1での獲得パチンコ玉を計数する前に、当該パチンコ台1で他の遊技者が遊技を開始するケースもあり得るので、最新のレコードが売上発生に応じて作成されたものであった場合には、その最新のレコードを個人履歴データから除外する構成とすれば良い。
遊技者が遊技を開始するときには売上が発生することになるので、大当たり履歴データ中のレコードから開始レコードを特定する際に、「売上玉」が零のレコードを開始レコード候補から除外しても良い。
大当たり履歴データのうち、「発生時刻」について、大当たりが発生した時刻、或いは次レコードにて売上が発生した時刻を記録する構成としたが、レコードを特定可能な時刻であれば良いものであり、例えば、大当たりが終了してレコード内のデータが確定した時刻やレコードを作成した時刻などであっても良い。
大当たり履歴データ中の「持玉1」、「持玉2」の算出は、対象となるパチンコ台1に対応するアウト信号、セーフ信号及び売上信号に基づいて行うのであれば、他の計算方法で算出しても良い。例えば、「持玉2」を計算する場合に、現レコードから、持玉の算出対象となるレコードまでの累計の売上、アウト、セーフを逆算して算出する構成(具体的には、図13の例において、持玉の算出対象となるレコードをNo.5として、そのNo.5のレコードから現レコードまでの累計売上が「2250」、累計セーフが「12720」、累計アウトが「9790」であった場合に、「累計売上+累計セーフ−累計アウト」の演算式により、No.5のレコードの「持玉2」を「5180」と算出する構成)などが考えられる。
パチンコ台1での遊技開始時期の特定を管理装置5側で行う構成としたが、玉計数機7側で行う構成としても良い。この場合には、玉計数機7側で、台番号の入力後に、管理装置5から大当たり履歴データを取得し、その大当たり履歴データを前記実施例と同様の手法で解析することにより遊技開始時期の特定(開始レコードの特定)を行う構成とすれば良い。
会員カードが挿入されるカードリーダをパチンコ台毎に設置した従来のカードシステムと併用する構成も可能である。この場合には、遊技開始時期の判定を、特定会員カードがカードリーダに挿入された時点より前の大当たり履歴データに基づいて行えば良く、その判定精度の向上を図り得る。
記念チケット8に記録する遊技履歴データは例示的なものであり、遊技店経営に悪影響を及ぼす恐れがない他のデータであっても良いことは勿論である。また、パチンコ台1に係る遊技履歴データを管理対象としたが、スロットマシンなどの他の形式の遊技機に係る遊技履歴データを対象としても良い。
本発明の一実施例を示すシステム全体の概略的構成図 管理装置での制御内容を示すフローチャート(その1) 管理装置での制御内容を示すフローチャート(その2) 管理装置での制御内容を示すフローチャート(その3) 管理装置での制御内容を示すフローチャート(その4) 管理装置での制御内容を示すフローチャート(その5) 管理装置での制御内容を示すフローチャート(その6) 管理装置での制御内容を示すフローチャート(その7) 玉計数機での制御内容を示すフローチャート(その1) 玉計数機での制御内容を示すフローチャート(その2) 玉計数機での制御内容を示すフローチャート(その3) 玉計数機での制御内容を示すフローチャート(その4) 大当たり履歴データの出力例を示す図 記念チケットの印刷例を示す図
符号の説明
1はパチンコ台(遊技機)、2は台間玉貸機、3は呼出ランプユニット、4は中継装置、5は管理装置(記憶手段、判定手段)、7は玉計数機(入力手段、出力手段)、8は記念チケット(印刷物)、9はリモコンを示す。

Claims (3)

  1. 遊技媒体を使用した遊技により当たりが発生したときに所定数の遊技媒体を放出する遊技機に係る遊技情報を管理するためのシステムにおいて、
    前記遊技機から出力される遊技情報に基づいて、遊技機毎の遊技履歴データを順次記憶する記憶手段と、
    前記遊技機での遊技者による遊技結果を入力する入力手段と、
    この入力手段により入力された遊技結果と前記記憶手段に記憶された遊技履歴データとを比較することにより、当該遊技結果に対応した遊技者による遊技開始時期を判定する判定手段と、
    前記記憶手段に記憶されている遊技履歴データのうち、前記判定手段により判定された遊技開始時期からの遊技履歴データを個人履歴データとして出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技情報管理システム。
  2. 前記記憶手段は、前記遊技履歴データ中に前記各遊技機における遊技者側の獲得遊技媒体数データを含むように構成され、
    前記入力手段は、遊技者が前記遊技機での遊技により獲得した遊技媒体の計数結果を示す計数値データを前記遊技結果として入力する手段により構成され、
    前記判定手段は、前記遊技履歴データを前記遊技結果が入力された時点から遡って検索し、当該遊技履歴データ中の前記獲得遊技媒体数データと、入力された遊技結果により示される計数値データとが所定の関係になる場合に、その時点を前記遊技開始時期と判定することを特徴とする請求項1記載の遊技情報管理システム。
  3. 前記出力手段は、前記個人履歴データの出力動作を、当該個人履歴データを記録した印刷物を発行することにより実行することを特徴する請求項1または2記載の遊技情報管理システム。
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