JP2002360772A - 遊技場用データ管理システム - Google Patents

遊技場用データ管理システム

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JP2002360772A
JP2002360772A JP2001172519A JP2001172519A JP2002360772A JP 2002360772 A JP2002360772 A JP 2002360772A JP 2001172519 A JP2001172519 A JP 2001172519A JP 2001172519 A JP2001172519 A JP 2001172519A JP 2002360772 A JP2002360772 A JP 2002360772A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技客毎の遊技データの集計を当該遊技客を
識別するための記録担体の使用を前提に行う構成のもの
でありながら、その記録担体を使用せずに遊技が行われ
た場合でも、正確なデータ集計結果を得ること。 【解決手段】 遊技台端末2は会員カードがセットされ
た期間に、対応するスロットマシン1での遊技データを
会員カード中の会員番号と対応付けて出力する。集中管
理装置14は、遊技台端末2からの遊技データを会員番
号と関連付けて集計すると共に、集計した遊技データを
サーバ16上に構築されたデータベース上に蓄積する。
パソコン17及び携帯電話機18は、データベースにイ
ンターネット19を介してアクセス可能に設けられ、会
員番号及び予め決められたパスワードの入力を前提にデ
ータベース中の上記会員番号と対応する遊技データの編
集(データの訂正・追加・削除など)を行い得る構成と
なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各遊技客毎の遊技
場内での遊技データを個別に集計するための遊技場用デ
ータ管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平8−23837
3号公報に見られるように、遊技客に対して当人の遊技
データを提供することにより、その遊技データを遊技客
側で分析できるように便宜を図ると共に、遊技場の集客
力の向上を狙った遊技場用データ管理システムが提供さ
れている。このシステムにおいては、遊技客に対して固
有のIDコードを記憶して成る会員カード(IDカー
ド)を発行しておき、この会員カードを遊技機毎に設け
られたカードリーダにセットした状態で遊技が行われた
場合に、その間の遊技データをIDコードと対応付けた
状態で管理装置側に記憶する構成となっており、従っ
て、遊技客側では、上記のように記憶された自己の遊技
データを遊技終了後において参照することにより、自己
の遊技実績を分析することができる。また、管理装置側
には遊技データが所定日数分蓄積されるものであり、従
って、遊技客側では過去に溯って遊技実績を分析するこ
ともできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来構
成のデータ管理システムでは、遊技客が会員カードを持
たずに遊技場へ出向いた場合や、遊技機での遊技時にお
いて会員カードをカードリーダにセットし忘れた場合に
は、管理装置側で当該遊技客についての遊技データを記
憶できなくなるので、その間の遊技データの参照が不可
能になってしまう。また、管理装置側に蓄積されている
遊技データが一部欠落することになるため、その遊技デ
ータが不正確になって遊技実績を分析する際の信頼性の
悪化を招いてしまう。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、遊技客毎の遊技データの集計を当該遊技客を識別
するための記録担体の使用を前提に行う構成のものであ
りながら、その記録担体を使用せずに遊技が行われた場
合でも、正確なデータ集計結果を得ることが可能になる
遊技場用データ管理システムを提供することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は上
記目的を達成するために、遊技場を利用する遊技客に対
し発行され、各遊技客毎に固有のIDコードが記録され
た記録担体と、遊技機に対応して設けられ、前記記録担
体がセットされたときに前記IDコードを読み取って出
力する記録担体読取手段と、前記遊技機に対応して設け
られ、対応する遊技機での遊技データを出力する遊技デ
ータ出力手段と、この遊技データ出力手段から出力され
る遊技データを、前記記録担体読取手段から出力される
IDコードと関連付けて集計すると共に、集計した遊技
データをデータベース上に蓄積する遊技データ管理手段
とを備えた遊技場用データ管理システムにおいて、前記
データベースに通信手段を介してアクセス可能に設けら
れた個人用端末を備え、この個人用端末は、前記IDコ
ード及び予め決められたパスワードの入力を前提に当該
データベース中の上記IDコードと対応する遊技データ
に新たな遊技データを追加する操作を実行可能な構成と
したものである。
【0006】この構成によれば、遊技客が遊技機で遊技
する場合に、自身に対し発行されている記録担体を遊技
機と対応して設けられている記録担体読取手段にセット
すると、その記録担体読取手段からセットされた記録担
体に記録されているIDコードが出力されるようにな
り、また、遊技機で遊技が行われたときには、これに対
応して設けられている遊技データ出力手段から当該遊技
機での遊技データが出力されるようになる。そして、遊
技データ管理手段は、このように出力される遊技データ
を、前記記録担体読取手段から出力されるIDコード、
つまり遊技中の遊技客を特定可能な前記IDコードと関
連付けた状態で集計してデータベース上に蓄積するよう
になる。従って、遊技客毎の遊技データの集計を当該遊
技客を識別するための記録担体の使用を前提に行うこと
ができる。これに対して、遊技客が記録担体を持たずに
遊技場へ出向いた場合や、遊技機での遊技時において記
録担体を記録担体読取手段にセットし忘れた場合には、
その遊技に伴う遊技データを前記データベースに蓄積で
きなくなり、遊技データの集計結果が不正確になる。こ
のような場合には、遊技客は、個人用端末から通信手段
を通じてデータベースにアクセスし、自身に発行された
記録担体中のIDコード及び予め決められたパスワード
の入力を前提に当該データベース中の上記IDコードと
対応する遊技データに新たな遊技データを追加する操作
を行うことができる。従って、記録担体読取手段に記録
担体をセットすることなく遊技を行ったときの遊技デー
タを、前記データベース中の遊技データに対し例えば自
身の記憶(或いはメモ)に頼って追加すれば、データベ
ースに蓄積されている自身の遊技データの集計結果を正
確なものに戻すことができる。
【0007】請求項2記載の発明は前記目的を達成する
ために、遊技場を利用する遊技客に対し発行され、各遊
技客毎に固有のIDコードが記録された記録担体と、遊
技機に対応して設けられ、前記記録担体がセットされた
ときに前記IDコードを読み取って出力する記録担体読
取手段と、前記遊技機に対応して設けられ、対応する遊
技機での遊技データを出力する遊技データ出力手段と、
この遊技データ出力手段から出力される遊技データを、
前記記録担体読取手段から出力されるIDコードと関連
付けて集計すると共に、集計した遊技データをデータベ
ース上に蓄積する遊技データ管理手段とを備えた遊技場
用データ管理システムにおいて、前記記録担体読取手段
は、前記IDコードの入力操作、記憶開始操作及び記憶
終了操作が可能な入力手段を有し、前記録担体読取手段
は、前記IDコードの入力操作、記憶開始操作及び記憶
終了操作が可能な入力手段を有し、前記遊技データ管理
手段は、前記入力手段により記憶開始操作が行われた時
点から記憶終了操作が行われた時点までの期間に前記遊
技データ出力手段から出力される遊技データを、当該入
力手段により入力されたIDコードと関連付けて集計し
てデータベース上に蓄積する構成としたものである。
【0008】この構成によっても、遊技客が遊技機で遊
技する場合に、自身に対し発行されている記録担体を遊
技機と対応して設けられている記録担体読取手段に対し
てセットすれば、そのセット期間中における遊技データ
が、遊技データ管理手段において集計されてデータベー
ス上に蓄積されるようになる。従って、遊技客毎の遊技
データの集計を当該遊技客を識別するための記録担体の
使用を前提に行うことができる。これに対して、遊技客
が記録担体を持たずに遊技場へ出向いた場合には、その
遊技に伴う遊技データを前記データベースに蓄積できな
くなり、遊技データの集計結果が不正確になる。このよ
うな場合には、遊技客は、記録担体読取手段が有する入
力手段を通じて自身に対し発行されているIDコードの
入力操作を行うと共に、遊技の開始に応じて記憶開始操
作を行い、且つ遊技の終了に応じて記憶終了操作を行
う。すると、遊技データ管理手段が、このように記憶開
始操作が行われた時点から記憶終了操作が行われた時点
までの期間に前記遊技データ出力手段から出力される遊
技データを、入力手段により入力されたIDコードと関
連付けて集計してデータベース上に蓄積するようになる
から、記録担体を忘れたときでも自身の遊技データにつ
いて正確な集計結果を得ることが可能になる。
【0009】このような構成とする場合、請求項3記載
の手段のように、前記データベースに通信手段を介して
アクセス可能に設けられた個人用端末を備えた上で、こ
の個人用端末を、前記IDコード及び予め決められたパ
スワードの入力を前提に当該データベース中の上記ID
コードと対応する遊技データに新たな遊技データを追加
する操作を実行可能に構成することもできる。この構成
によれば、遊技客は、個人用端末から通信手段を通じて
データベースにアクセスし、自身に発行された記録担体
中のIDコード及び予め決められたパスワードの入力を
前提に当該データベース中の上記IDコードと対応する
遊技データに新たな遊技データを追加する操作を行うこ
とができる。従って、遊技客が記録担体を持たずに遊技
場へ出向いた状態で前述したIDコードの入力操作及び
記憶開始操作なども忘れてしまった場合のように、その
遊技に伴う遊技データを前記データベースに蓄積できな
くなって当該遊技データの集計結果が不正確になったと
きには、記録担体読取手段に記録担体をセットすること
なく、且つ前記記憶開始操作などを行うことなく遊技を
行ったときの遊技データを、前記データベース中の遊技
データに対し例えば自身の記憶(或いはメモ)に頼って
追加すれば、データベースに蓄積されている自身の遊技
データの集計結果を正確なものに戻すことができる。
【0010】また、請求項4記載の手段のように、前記
個人用端末を、前記IDコード及び予め決められたパス
ワードの入力を前提に前記データベース中の上記IDコ
ードと対応する遊技データを編集可能な構成としても良
い。この構成によれば、データベースに対する遊技デー
タの追加だけではなく、そのデータベース中の自身の遊
技データ集計結果の修正も可能になるから、誤って遊技
データを追加してしまった場合などにも対応可能とな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照しながら説明する。図2には遊技場内に多数
台設置されるスロットマシン及びその周辺機器として設
けられる遊技台端末の正面外観が概略的に示されてい
る。この図2において、スロットマシン1(本発明でい
う遊技機に相当)は、メダルの投入状態或いはクレジッ
トメダルのベット状態でスタートレバー1aが操作され
たときに回転される三連のリール1bなどを備えた周知
構成のものであり、隣接した位置に設置された遊技台端
末2(遊技データ出力手段に相当)に対して、少なくと
も以下〜に示す信号を出力するようになっている。 アウト信号(1メダルの投入毎または1クレジット
メダルのベット毎に1パルス出力) セーフ信号(1メダルの払出毎または1クレジット
メダルの払出毎に1パルス出力) ビッグボーナス信号(ビッグボーナス期間中にレベ
ル信号出力) レギュラーボーナス信号(レギュラーボーナス期間
中にレベル信号出力)
【0012】遊技台端末2は、クレジットメダルの貸出
機能を備えたもので、その前面には、会員カード3(記
録担体に相当)を挿入するためのカード挿入口4、挿入
された会員カード3を排出させるための返却ボタン5、
紙幣(千円札)を挿入するための紙幣挿入口6、前面に
タッチパネル7(入力手段に相当)が設けられた液晶パ
ネルより成る表示部8、状態報知用のランプ部9が設け
られている。尚、会員カード3をカード挿入口4に挿入
した状態が、本発明でいう会員カード3のセット状態に
相当するものである。
【0013】上記会員カード3は、遊技場が提供する会
員向けサービスに登録した遊技客に発行されるものであ
り、矩形状プラスチック板にテープ状の磁気記録部3a
を張り付けた構成となっている。この場合、具体的に図
示しないが、会員カード3には、その表面にパチンコホ
ール名、会員氏名などの文字及び数字情報がエンボス加
工により施されており、磁気記録部3aには、例えば遊
技場を特定するための店名コード、会員(遊技客)に割
り当てられたIDコードである会員番号、カード有効年
月日を示す有効期限データなどが記録される。また、会
員登録時には、当該会員に固有のパスワードが設定され
と共に、その会員のメールアドレスが登録されるもので
あり、これらパスワード及びメールアドレスは、後述す
る集中管理装置(図1、図3に符号14を付して示す:
遊技データ管理手段に相当)に会員番号を含む会員情報
と対応付けた状態で格納される。
【0014】図3には遊技台端末2の電気的構成が機能
ブロックの組み合わせにより概略的に示されている。こ
の図3において、制御部10は、CPU、ROM、RA
Mなどを備えたマイクロコンピュータにより構成されて
おり、この制御部10に対して、返却ボタン5、タッチ
パネル7、表示部8、ランプ部9、カードリーダ11
(記録担体読取手段に相当)、紙幣処理部12、送受信
部13が接続されている。
【0015】この場合、カードリーダ11は、カード挿
入口4に挿入された会員カード3に記録されたデータの
読み取り動作及びカード排出動作などを行うためのもの
である。また、紙幣処理部12は、紙幣挿入口6に挿入
された紙幣の真贋及び価額を判定し、本物の千円紙幣で
あった場合にそれを取り込んで収受確認信号を出力する
と共に、贋物若しくは千円以外の紙幣であった場合にそ
れを排出する動作を行う構成となっている。さらに、送
受信部13は、スロットマシン1並びに遊技場内に設置
された集中管理装置14との間でデータの送受信を行う
ために設けられている。
【0016】そして、制御部10は、返却ボタン5及び
タッチパネル7からの操作信号、カードリーダ11から
の読み取りデータ、紙幣処理部12からの収受確認信号
を受けるようになっており、それらの信号及びデータ並
びにROMに記憶したプログラムに基づいて、表示部8
の表示動作、ランプ部9の点灯動作、カードリーダ11
のカード排出動作、送受信部13を通じたデータ送受信
動作などを制御する構成となっている。
【0017】図1には、遊技場用データ管理システムの
全体構成が概略的に示されている。この図1において、
遊技場A内には、多数台ずつのスロットマシン1及び遊
技台端末2、並びに各スロットマシン1での遊技データ
を収集するための集中管理装置14が設置されていると
共に、集中管理装置14で収集したデータを遊技客に公
開するためのデータ公開端末15が設置されており、例
えば当該遊技場Aの系列店舗となる他の遊技場B、Cに
も同様の集中管理装置及びデータ公開端末が設置されて
いる。この場合、各遊技場A、B、Cの集中管理装置1
4及びデータ公開端末15は、サーバ16を通じたネッ
トワークにより結ばれており、各集中管理装置14が収
集した遊技データは、サーバ16上に構築されたデータ
ベースに蓄積される構成となっている。また、サーバ1
6に対しては、会員カード3の発行を受けている遊技客
がパソコン17や携帯電話機18などの個人用端末から
インターネット19(通信手段に相当)を通じてアクセ
スできる構成となっている。
【0018】図4及び図5には、集中管理装置14で収
集される遊技データのフォーマット例が示され、図6に
は、集中管理装置14若しくはサーバ16に記憶される
後述するグループデータについてのフォーマット例が示
されており、以下、これについて説明する。尚、図4な
いし図6中において、Yは年、Mは月、Dは日、Hは
時、mは分、χは数値や会員番号を示す十進数、Nは機
種名やボーナス種類を示す文字(例えばアルファベット
或いはカタカナ)が記憶されることを意味している。
【0019】図4に示す“基礎遊技データファイル”
は、会員カード3の発行を受けている遊技客についての
遊技データを個別に蓄積するためのもので、カード挿入
口4に会員カード3が挿入される毎、若しくは遊技台端
末2において後述する記憶開始操作が行われる毎に新規
レコードが作成され、その会員カード3が排出されるま
で若しくは遊技台端末2において後述する記憶終了操作
が行われるまでデータ更新が行われる。この場合、各レ
コードには、会員カード3の挿入時点若しくは記憶開始
操作が行われた時点において、レコード番号となる整理
番号(連番)、会員カード3から読み取った会員番号若
しくは後述のような会員番号入力操作により入力された
会員番号、当日の日付、対応するスロットマシン1の機
種及び台番号、遊技開始時刻の各データが記憶され、そ
の後において、紙幣挿入口6への紙幣の挿入に応じてク
レジットメダルが貸し出される毎に使用金額データが加
算記憶され、スロットマシン1でゲームが行われるのに
伴いビッグボーナス回数(図4では“BIG回数”と表
記)、レギュラーボーナス回数(図4では“REG回
数”と表記)、ゲーム数、アウト数、セーフ数の各デー
タが加算記憶され、さらに、会員カード3が排出された
とき若しくは記憶終了操作が行われたときに遊技終了時
刻及び遊技客側が回収した金額を示す各データが記憶さ
れる。尚、回収金額データは、例えば「(セーフ数−ア
ウト数)×メダル単価+使用金額」の演算を行うことに
より得ることができる。また、使用金額データに代えて
使用クレジットメダル数を記憶したり、回収金額データ
に代えて回収メダル数(=(セーフ数−アウト数)+使
用金額÷メダル単価)を記憶する構成としても良い。
【0020】図5に示す“詳細遊技データファイル”
は、スロットマシン1での詳細な遊技内容を示すデータ
を前記基礎遊技データファイルの整理番号と対応付けた
状態で蓄積するためのもので、その遊技に伴い予め設定
された特定の役であるビッグボーナス、レギュラーボー
ナス、チャレンジタイムの何れかの特定役が発生する毎
に新規レコードが作成される。この場合、各レコードに
は、特定役の発生時点において、整理番号と対応付けた
状態でレコード番号となる履歴番号(連番)が記憶され
ると共に、対応するスロットマシン1の台番号、現在時
刻、特定役が発生するまでに費やしたゲーム数、発生し
た特定役の種類を示す各データが記憶されものであり、
特定役が終了したときには、当該特定役の成立期間にお
ける獲得メダル数を示すデータが記憶される。
【0021】図6に示す“グループデータファイル”
は、遊技客側で予めグループ登録した会員番号を記憶す
るためのものである。この場合、グループ登録は、互い
に親しい遊技客同士が各々の遊技データを比較できるよ
うにするために行われるものであり、遊技場内にはグル
ープ登録用の登録端末機(図示せず)が設けられてい
る。尚、データ公開端末15にグループ登録機能を持た
せても良い。この“グループデータファイル”は、グル
ープ登録が行われる毎に新規レコードが作成されるもの
で、レコード番号となるグループ番号(連番)が記憶さ
れると共に、登録グループ名、グループに登録された複
数の会員番号が記憶される。
【0022】一方、遊技台端末2は、カード挿入口4に
会員カード3が挿入された時点で、その会員カード3の
会員番号、対応するスロットマシン1の機種及び台番号
を示すデータを集中管理装置14へ送信し、その後に、
紙幣処理部12が紙幣を取り込んだときに使用金額デー
タを送信し、スロットマシン1でゲームが行われるのに
伴いゲーム数、アウト数、セーフ数を示す各データを送
信し、スロットマシン1でビッグボーナス、レギュラー
ボーナス、チャレンジタイムが発生する毎に特定役発生
データを送信するものであり、集中管理装置14側で
は、このような送信データに基づいて図4に示す基礎遊
技データファイルを更新する構成となっている。このよ
うなデータ更新動作は、カード挿入口4から会員カード
3が排出された時点で終了し、以て1レコード分の基礎
遊技データファイルが作成される。尚、基礎遊技データ
ファイル中の開始時刻、終了時刻の各データは、集中管
理装置14側の時計データに基づいて作成される。
【0023】従って、会員カード3を所持している遊技
客についての遊技データは、上述のようにして基礎遊技
データファイルが作成されるのに応じて、集中管理装置
14側で確実に蓄積することができる。これに対して、
遊技客が会員カード3を持たずに遊技場へ出向いた場合
には、当該遊技客についての遊技データを蓄積すること
ができない。そこで、本実施例では、会員カード3がな
くても、少なくとも遊技客側で自身の会員番号を記憶し
ていれば、その遊技客についての基礎遊技データファイ
ルを作成して遊技データを蓄積できるように構成してお
り、以下、その構成について説明する。
【0024】即ち、遊技台端末2は、対応するスロット
マシン1において遊技が行われている状態では、その表
示部8に図7(a)に示すような表示を行う。この図7
(a)において、表示部8には、表示内容を示すタイト
ルa、現在遊技中の遊技客によるゲーム数を示すデータ
b、当該スロットマシン1での累計ゲーム数を示すデー
タc、ビッグボーナスの発生回数を示すデータd、レギ
ュラーボーナスの発生回数を示すデータe、ビッグボー
ナスの発生確率を示すデータf、レギュラーボーナスの
発生確率を示すデータg、「個人データの記憶」アイコ
ンhが表示される。
【0025】このような表示状態から「個人データの記
憶」アイコンhが手指により押圧操作されたときには、
その操作状態がタッチパネル7にて検知されるようにな
り、遊技台端末2は、その検知に応じて表示部8の表示
内容を図7(b)に示す状態に切り換える。この図7
(b)において、表示部8には、前記タイトルa、デー
タb〜gの表示が継続された状態で、前記「個人データ
の記憶」アイコンhに代えて操作パネル部iが表示され
る。この操作パネル部iは会員番号の入力を行うための
もので、数値入力用のテンキーアイコンjの他に、入力
された数値(つまり会員番号)を表示するための数値表
示部k及び「記憶開始」アイコンmを備えた構成となっ
ている。遊技台端末2にあっては、この表示状態から
「記憶開始」アイコンmが手指により押圧操作されたと
きには、その記憶開始操作を受け付けると共に、操作パ
ネル部iに代えて図7(b)中に示す「記憶終了」アイ
コンnを表示する。そして、この「記憶終了」アイコン
nが手指により押圧操作されたときには、遊技台端末2
が記憶終了操作を受け付けるようになっている。
【0026】遊技台端末2は、上述のような記憶開始操
作を受け付けた時点で、操作パネル部iを通じて入力さ
れた会員番号、対応するスロットマシン1の機種及び台
番号を示すデータを集中管理装置14へ送信し、その後
に、紙幣処理部12が紙幣を取り込んだときに使用金額
データを送信し、スロットマシン1でゲームが行われる
のに伴いゲーム数、アウト数、セーフ数を示す各データ
を送信し、スロットマシン1でビッグボーナス、レギュ
ラーボーナス、チャレンジタイムが発生する毎に特定役
発生データを送信するものであり、集中管理装置14側
では、このような送信データに基づいて図4に示す基礎
遊技データファイルを更新する構成となっている。この
ようなデータ更新動作は、記憶終了操作を受け付けた時
点で終了し、このようにして、会員カード3がない場合
であっても会員番号さえ分かっていれば1レコード分の
基礎遊技データファイルが作成されるものである。
【0027】一方、遊技客側では、集中管理装置14側
に蓄積されている自身の遊技データ(及びグループ登録
した他の遊技客の遊技データ)を、パソコン17若しく
は携帯電話機18を通じて事後確認できると共に、その
遊技データを必要に応じて修正できるものであり、以
下、このような遊技データの確認並びに修正のためのシ
ステム構成について説明する。尚、以下の説明は、パソ
コン17を使用した場合の例である。
【0028】図8には、パソコン17に表示される複数
の画面構成についてのツリー構造が示されている。この
図8に示すように、「ログイン」画面を表示した状態か
ら、所定の操作が行われたときに「メインメニュー」画
面を表示した状態へ移行し、この「メインメニュー」画
面から、「データ入力」画面、「個別情報メニュー」画
面、「台情報メニュー」画面、「グループ情報」画面へ
移行できるようになっている。また、「個別情報メニュ
ー」画面を表示した状態からは、「ランキング」画面、
「収支」画面、「詳細履歴」画面へ移行できるようにな
っており、「台情報メニュー」画面を表示した状態から
は、「店別」画面、「機種別」画面へ移行できるように
なっている。
【0029】しかして、以下においては、上記各画面の
具体的内容並びに関連した機能について図9ないし図1
9を参照しながら説明する。「ログイン」画面には、図
9に示すように、会員番号の入力ボックスa、パスワー
ドの入力ボックスb、「ログイン」ボタンcが表示され
る。このログイン画面において、会員番号及びこれに対
応した正しいパスワードが入力された状態から「ログイ
ン」ボタンcが操作されたときには、図10に示す「メ
インメニュー」画面が表示される。この「メインメニュ
ー」画面には、「データ入力」ボタンa、「個別情報」
ボタンb、「台情報」ボタンc、「グループ情報」ボタ
ンdが表示される。
【0030】「メインメニュー」画面において、「デー
タ入力」ボタンaが操作されたときには、図11に示す
「データ入力」画面が表示される。この「データ入力」
画面は、遊技客が、会員カード3を利用せずに遊技を行
った場合、或いは前述した記憶開始操作を行わずに遊技
を行った場合、つまり、その遊技データが基礎遊技デー
タファイル(図4参照)中に正しく記憶されなかった場
合に、そのデータファイルを後から修正するための画面
である。この「データ入力」画面の表示状態では、遊技
客側で記憶している遊技データを入力するものであり、
遊技を行った年月日、遊技場の店名、スロットマシン1
の機種名、台番号、投資金額(使用金額)、回収金額、
遊技開始時刻、遊技終了時刻、BIG回数(ビッグボー
ナスの発生回数)、REG回数(レギュラーボーナスの
発生回数)、ゲーム数の各データをそれぞれ入力するた
めの入力ボックスa〜kと、「登録」ボタンmとが表示
される。そして、各データが入力された状態で「登録」
ボタンmが操作されたときには、その入力データが集中
管理装置14へ送信され、集中管理装置14側では、基
礎遊技データファイル(図4参照)中に、入力されたデ
ータに対応した新規レコードを作成して記憶する動作を
行う。尚、このように入力される遊技データは遊技客の
記憶に頼ったものであるため、基礎遊技データファイル
の内容が若干不正確になる恐れがあるが、実用上におい
て大きな支障を招くことはない。
【0031】「メインメニュー」画面において、「個別
情報」ボタンbが操作されたときには、図12に示す
「個別情報メニュー」画面が表示される。この「個別情
報メニュー」画面には、「ランキング表示」ボタンa、
「収支表示」ボタンb、「詳細履歴表示」ボタンcが表
示される。図12に示す「個別情報メニュー」画面にお
いて、「ランキング表示」ボタンaが操作されたときに
は、図13(a)に示す「ランキング表示」画面が表示
される。この「ランキング表示」画面には、「全国ラン
キング」ボタンa、「都道府県別ランキング」ボタン
b、「機種別ランキング」ボタンcが表示される。
【0032】この表示状態から「全国ランキング」ボタ
ンaが操作されたときには、図13(b)に示すような
全国ランキングデータと「詳細」ボタンdとが表示され
る。尚、全国ランキングデータは、遊技客側の回収金額
の順位を全国に存在する系列遊技場全体を対象にして示
すもので、サーバ16上に構築されたデータベースに蓄
積されている当日分の遊技データに基づいて算出され
る。また、この表示状態から「詳細」ボタンdが操作さ
れたときには、全国ランキングデータの詳細内容が、例
えば図13(c)のような形態で表示される。
【0033】また、「都道府県ランキング」ボタンbが
操作されたときには、図13(d)に示すような都道府
県別ランキングデータと「詳細」ボタンeとが表示され
る。尚、都道府県別ランキングデータは、遊技客側の回
収金額の順位を現在遊技中の都道府県内の系列遊技場全
体を対象にして示すもので、サーバ16上に構築された
データベースに蓄積されている当日分の遊技データに基
づいて算出される。また、この表示状態から「詳細」ボ
タンeが操作されたときには、都道府県別ランキングデ
ータの詳細内容(図示せず)が表示される。
【0034】さらに、「機種別ランキング」ボタンcが
操作されたときには、図13(e)に示すような機種名
別ランキングデータと「詳細」ボタンfとが表示され
る。尚、機種名別ランキングデータは、遊技客側の回収
金額の順位を当該遊技客が当日において遊技したスロッ
トマシン1の機種を対象にして示すもので、サーバ16
上に構築されたデータベースに蓄積されている当日分の
遊技データに基づいて算出される。また、この表示状態
から「詳細」ボタンfが操作されたときには機種名別ラ
ンキングデータの詳細内容(図示せず)が表示される。
【0035】図12に示す「個別情報メニュー」画面に
おいて、「収支表示」ボタンbが操作されたときには、
図14(a)に示す「収支表示」画面が表示される。こ
の「収支表示」画面には、「日毎収支表」ボタンa、
「期間別収支表」ボタンb、「機種別収支表」ボタンc
が表示される。この「収支表示」画面の表示状態から
「日毎収支表」ボタンaが操作されたときには、図14
(b)に示すような日毎収支表が、サーバ16上のデー
タベースに蓄積されている遊技データに基づいて表示さ
れる。この日毎収支表は、遊技客が遊技した日付、遊技
したスロットマシン1の機種名、収支金額を組み合わせ
たデータと、累積の収支金額データとより成るものであ
る。
【0036】「収支表示」画面の表示状態から「期間別
収支表」ボタンbが操作されたときには、図14(c)
に示すような期間別収支表が、サーバ16上のデータベ
ースに蓄積されている遊技データに基づいて表示され
る。この期間別収支表は、遊技客が遊技した年月及び各
月の収支金額の累計値を組み合わせたデータと、累積の
収支金額データとより成るものである。「収支表示」画
面の表示状態から「機種別収支表」ボタンcが操作され
たときには、図14(d)に示すような機種別収支表
が、サーバ16上のデータベースに蓄積されている遊技
データに基づいて表示される。この機種別収支表は、遊
技客が当日において遊技したスロットマシン1の機種毎
の収支金額を示すデータと、累積の収支金額データとよ
り成るもので、その表示画面中には「投資データ」ボタ
ンaも表示される。そして、この「投資データ」ボタン
aが操作されたときには、機種毎の投資及び収支データ
などの詳細内容が図14(e)のような形態で表示され
る。
【0037】図12に示す「個別情報メニュー」画面に
おいて、「詳細履歴表示」ボタンcが操作されたときに
は、図15(a)に示す「遊技履歴一覧」画面を表示す
る。この「遊技履歴一覧」画面には、サーバ16上のデ
ータベースに蓄積されている基礎遊技データファイル
(図4参照)中のレコードのうち、該当会員番号に対応
したレコード群が一覧表示されると共に、「編集」ボタ
ンaが表示される。この「遊技履歴一覧」画面からレコ
ードの選択操作が行われたときには、図15(b)に示
す「詳細履歴」画面が表示される。「詳細履歴」画面に
は、サーバ16上のデータベースに蓄積されている詳細
遊技データファイル(図5参照)中のレコードのうち、
上記のように「遊技履歴一覧」画面で選択されたレコー
ド中の整理番号と対応したレコード群が一覧表示され
る。尚、「遊技履歴一覧」画面中の「×」印は、遊技終
了を表す。また、「遊技履歴一覧」画面の表示状態で、
レコードの選択操作が行われた状態で「編集」ボタンa
が操作されたときには、図11に示す「データ入力」画
面が表示されるものであり、この「データ入力」画面を
通じて選択したレコード内のデータの編集(データの訂
正・追加・削除など)を行い得るようになっている。
【0038】図10の「メインメニュー」画面におい
て、「台情報」ボタンcが操作されたときには、図16
に示す「台情報メニュー」画面が表示される。この「台
情報メニュー」画面には、「店別台データ」ボタンa、
「機種別台データ」ボタンbが表示される。図16に示
す「台情報メニュー」画面において、「店別台データ」
ボタンaが操作されたときには、図17(a)に示す
「店一覧」画面が表示される。この「店一覧」画面に
は、系列遊技場の店番号及び店名より成るレコード群が
一覧表示される。「店一覧」画面からレコードの選択操
作(店名の選択操作)が行われたときには、図17
(b)に示す「店内機種一覧」画面が表示される。この
「店内機種一覧」画面には、選択された遊技場内のスロ
ットマシンの機種番号及び機種名より成るレコード群が
一覧表示される。「店内機種一覧」画面からレコードの
選択操作(機種の選択操作)が行われたときには、図1
7(c)に示す「指定機種のボーナス回数」一覧画面が
表示される。この「指定機種のボーナス回数一覧」画面
には、該当機種のスロットマシン1の台番号と、当日、
前日及び前々日におけるBIG回数(ビッグボーナスの
発生回数)及びREG回数(レギュラーボーナスの発生
回数)を示すデータが、サーバ16上のデータベースに
蓄積されている遊技データに基づいて表示される。
【0039】図16に示す「台情報メニュー」画面にお
いて、「機種別台データ」ボタンbが操作されたときに
は、図18(a)に示す「機種一覧」画面が表示され
る。この「機種一覧」画面には、設置されているスロッ
トマシン1の機種番号及び機種名より成るレコード群が
一覧表示される。「機種一覧」画面からレコードの選択
操作(機種名の選択操作)が行われたときには、図18
(b)に示す「機種別ボーナス回数」一覧画面が表示さ
れる。この「機種別ボーナス回数一覧」画面には、系列
遊技場の店番号と、各遊技場における該当機種について
の当日、前日及び前々日におけるBIG回数(ビッグボ
ーナスの発生回数)及びREG回数(レギュラーボーナ
スの発生回数)の合計を示すデータが、サーバ16上の
データベースに蓄積されている遊技データに基づいて表
示される。
【0040】図10の「メインメニュー」画面におい
て、「グループ情報」ボタンdが操作されたときには、
図19に示す「グループ情報」画面が表示される。この
「グループ情報」画面には、グループデータファイル
(図6参照)中のグループデータのうち、ログイン画面
(図9参照)で入力された会員番号を含むグループ名、
そのグループに会員番号が登録されている遊技客全員に
ついての遊技データ、当該遊技客のメールアドレスなど
が表示されるものであり、図19の例では、遊技データ
として、各遊技客毎の投資金額、景品との交換金額、収
支金額(投資金額と景品交換金額との差)の各累計デー
タが表示された状態を示している。尚、「グループ情
報」画面には、表示する遊技データの種類(累計データ
の他に、当日データ、月別データなどが考えられる)を
選択するためのプルダウン形式のメニュー選択ボックス
aと、選択された遊技データを表示するための「表示」
ボタンbが設けられている。
【0041】以上要するに、上記した本実施例の構成に
よれば、遊技客がスロットマシン1で遊技する場合に、
自身に対し発行されている会員カード3を、そのスロッ
トマシン1に対応した遊技台端末2のカード挿入口4に
挿入(セット)すれば、その挿入期間中において、遊技
台端末2から上記スロットマシン1での遊技データが会
員カード3中の会員番号と対応付けられた状態で出力さ
れる。そして、このように出力される遊技データは、集
中管理装置14において、会員番号と関連付けた状態で
集計されてデータベース上に蓄積されるようになる。従
って、遊技客毎の遊技データの集計を当該遊技客を識別
するための会員カード3の使用を前提に行うことができ
る。
【0042】これに対して、遊技客が会員カード3を持
たずに遊技場へ出向いた場合や、スロットマシン1での
遊技時において会員カード3を遊技台端末2のカード挿
入口4に挿入し忘れた場合には、その遊技に伴う遊技デ
ータを前記データベースに蓄積できなくなり、遊技デー
タの集計結果が不正確になる。このような場合には、遊
技客は、パソコン17或いは携帯電話機18のような個
人用端末から、自身に発行された会員カード3中の会員
番号及び予め決められたパスワードの入力を前提にデー
タベースにアクセスした状態で、その個人用端末に図1
1に示すような「データ入力」画面を表示させ、この
「データ入力」画面を通じてデータベース中の遊技デー
タに対して新たな遊技データを追加する操作を行うこと
ができる。従って、遊技台端末2のカード挿入口4に会
員カード3を挿入することなく遊技を行ったときの遊技
データを、前記データベース中の遊技データに対し例え
ば自身の記憶(或いはメモ)に頼って追加すれば、デー
タベースに蓄積されている自身の遊技データの集計結果
を正確なものに戻すことができる。
【0043】この場合、個人用端末に図15(a)に示
すような「遊技履歴一覧」画面により遊技データについ
ての複数のレコードを表示した状態では、その画面中の
「編集」ボタンaを操作することにより任意のレコード
についてのデータの編集(データの訂正・追加・削除な
ど)を行い得るから、データベースに対する遊技データ
の追加だけではなく、そのデータベース中の自身の遊技
データ集計結果の修正も可能になり、従って、誤って遊
技データを追加してしまった場合などにも対応可能とな
る。
【0044】また、スロットマシン1での遊技の開始に
先立って、対応する遊技台端末2の表示部8上に設けら
れたタッチパネル7を通じて会員番号を入力すると共
に、記憶開始操作を行えば、そのタッチパネル7を通じ
て記憶終了操作が行われるまでの期間は、遊技台端末3
から、対応するスロットマシン1での遊技データが上記
会員番号と対応付けた状態で継続的に出力されるから、
会員カード3を忘れたときでも自身の遊技データについ
て正確な集計結果を得ることが可能になる。
【0045】尚、本発明は上記した実施例に限定される
ものではなく、次のような変形または拡張が可能であ
る。データ管理対象の遊技機との例としてスロットマシ
ン1を挙げたが、パチンコ台を対象としても良い。ラン
キングの表示対象として、スロットマシン1の機種毎の
回収金額ランキングを含ませることもできる。パソコン
17及び携帯電話機18による遊技データの編集機能を
データ公開端末14に持たせることも可能である。記録
担体読取手段であるカードリーダ11を、遊技データ出
力手段である遊技台端末2に組み込んだ状態で一体的に
設ける構成としたが、これらを別々に設けても良い。具
体的には、例えば、カードリーダ11をスロットマシン
1に組み込んだ状態で設けることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成を概略的に示す図
【図2】スロットマシン及び遊技台端末の正面外観を示
す図
【図3】遊技台端末の電気的構成を示す機能ブロック図
【図4】基礎遊技データファイルのフォーマット例を示
す図
【図5】詳細遊技データファイルのフォーマット例を示
す図
【図6】グループデータファイルのフォーマット例を示
す図
【図7】表示部での表示例を示す図
【図8】パソコンに表示される複数の画面の関係を示す
ツリー構造図
【図9】ログイン画面を示す図
【図10】メインメニュー画面を示す図
【図11】データ入力画面を示す図
【図12】個別情報メニュー画面を示す図
【図13】ランキング表示画面及び関連画面を示す図
【図14】収支表示画面及び関連画面を示す図
【図15】遊技履歴一覧画面及び詳細履歴画面を示す図
【図16】台情報メニュー画面を示す図
【図17】店一覧画面、店内機種一覧画面、指定機種の
ボーナス回数一覧画面を示す図
【図18】機種一覧画面、機種別ボーナス回数一覧画面
を示す図
【図19】グループ情報画面を示す図
【符号の説明】
1はスロットマシン(遊技機)、2は遊技台端末(遊技
データ出力手段)、3は会員カード(記録担体)、4は
カード挿入口、7はタッチパネル(入力手段)、8は表
示部、10は制御部、11はカードリーダ(記録担体読
取手段)、14は集中管理装置(遊技データ管理手
段)、16はサーバ、17はパソコン(個人用端末)、
18は携帯電話機(個人用端末)、19はインターネッ
ト(通信手段)を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技場を利用する遊技客に対し発行さ
    れ、各遊技客毎に固有のIDコードが記録された記録担
    体と、 遊技機に対応して設けられ、前記記録担体がセットされ
    たときに前記IDコードを読み取って出力する記録担体
    読取手段と、 前記遊技機に対応して設けられ、対応する遊技機での遊
    技データを出力する遊技データ出力手段と、 この遊技データ出力手段から出力される遊技データを、
    前記記録担体読取手段から出力されるIDコードと関連
    付けて集計すると共に、集計した遊技データをデータベ
    ース上に蓄積する遊技データ管理手段とを備えた遊技場
    用データ管理システムにおいて、 前記データベースに通信手段を介してアクセス可能に設
    けられた個人用端末を備え、この個人用端末は、前記I
    Dコード及び予め決められたパスワードの入力を前提に
    当該データベース中の上記IDコードと対応する遊技デ
    ータに新たな遊技データを追加する操作を実行可能に構
    成されていることを特徴とする遊技場用データ管理シス
    テム。
  2. 【請求項2】 遊技場を利用する遊技客に対し発行さ
    れ、各遊技客毎に固有のIDコードが記録された記録担
    体と、 遊技機に対応して設けられ、前記記録担体がセットされ
    たときに前記IDコードを読み取って出力する記録担体
    読取手段と、 前記遊技機に対応して設けられ、対応する遊技機での遊
    技データを出力する遊技データ出力手段と、 この遊技データ出力手段から出力される遊技データを、
    前記記録担体読取手段から出力されるIDコードと関連
    付けて集計すると共に、集計した遊技データをデータベ
    ース上に蓄積する遊技データ管理手段とを備えた遊技場
    用データ管理システムにおいて、 前記記録担体読取手段は、前記IDコードの入力操作、
    記憶開始操作及び記憶終了操作が可能な入力手段を有
    し、 前記遊技データ管理手段は、前記入力手段により記憶開
    始操作が行われた時点から記憶終了操作が行われた時点
    までの期間に前記遊技データ出力手段から出力される遊
    技データを、当該入力手段により入力されたIDコード
    と関連付けて集計してデータベース上に蓄積することを
    特徴とする遊技場用データ管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の遊技場用データ管理シス
    テムにおいて、 前記データベースに通信手段を介してアクセス可能に設
    けられた個人用端末を備え、この個人用端末は、前記I
    Dコード及び予め決められたパスワードの入力を前提に
    当該データベース中の上記IDコードと対応する遊技デ
    ータに新たな遊技データを追加する操作を実行可能に構
    成されていることを特徴とする遊技場用データ管理シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記個人用端末は、前記IDコード及び
    予め決められたパスワードの入力を前提に前記データベ
    ース中の上記IDコードと対応する遊技データを編集可
    能に構成されていることを特徴とする請求項1または3
    記載の遊技場用データ管理システム。
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