JP2007259720A - ペストリー生地 - Google Patents

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Abstract

【課題】
生地延展時の伸展性や作業性が良く、特にフラワーペーストを折り込んだ場合においても、歯切れが良く、ヒキのないペストリー製品を得ることができるペストリー生地、及び該特徴を有するペストリー製品を提供すること。
【課題を解決するための手段】
穀粉類を主体とする生地原料に、少なくともゲル化剤と乳蛋白質と水とで構成される複合体を、上記穀粉類100質量部に対し1〜30質量部混捏してなることを特徴とするペストリー生地、及び、該ペストリー生地を使用したペストリー製品
【選択図】 なし

Description

本発明は、パイ生地やデニッシュ生地、シナモンロール生地等のペストリー生地において、油脂やフラワーペーストをロールインするために延展する際の伸展性や作業性が良好なペストリー生地、該ペストリー生地を使用した、歯切れがよくヒキのない良好な食感のペストリー製品に関する。
ペストリー生地製造の際には、いったん生地原料を混捏して生地を作成した後、油脂、フラワーペースト、フィリング材等をロールインするために、生地を延展する操作がある。この際、ペストリー生地は、延展の際の圧力により、加工硬化をおこす。これは小麦粉に含まれるグルテンの性質によるものである。
そのため、とくに、複数回の折りたたみ操作を加えるパイやデニッシュなどの多層生地作成の際には、加工硬化で延展性が低下した生地を冷蔵庫等で冷却し、生地を弛緩させることが必要となる。
このペストリー生地の弛緩が十分でなく、延展性が低下したまま成型操作を行なうと、成型操作中に生地が縮むため、生地重量がばらつき、形の均整性が損なわれたペストリー製品となってしまう。またそのようなペストリー製品は、浮きも悪く、さらに、食感も劣ったものとなってしまう。
この生地延展性や作業性を改良するためには、例えば、生地配合中の水分を増やす方法があるが、この方法だと、生地が軟らかすぎてべたつき、扱いにくく延展性が悪く上に、得られるペストリー製品の食感もべとついたものとなってしまう。
このため、乳化剤を用いて生地の延展性を改良する方法(例えば特許文献1参照)や、SMS(S及びSは飽和脂肪酸、Mはモノ不飽和脂肪酸を表す)で表されるトリグリセリドとMSM(Sは飽和脂肪酸、Mはモノ不飽和脂肪酸を表す)で表されるトリグリセリドとからなるコンパウンド結晶を使用する方法(例えば特許文献2参照)、またさらに生地の作業性を向上し、物性変化を抑制するため、グルコースオキシダーゼにグルテン、ステアロイル乳酸塩、プロテアーゼおよび酸化剤を組み合わせた生地改良剤も開示されている。(例えば特許文献3参照)
しかし、特許文献1に記載の方法は、乳化剤を多量に使用するため、得られるペストリー製品の食感が、特にフラワーペーストを折り込んだペストリー製品の場合、ねちゃついたものになりやすい問題があり、特許文献2に記載の方法は、練込油脂の物性を改良することで伸展性の問題を解決するものであり、食感の改良効果が得られるものではなかった。また、特許文献3に記載の生地改良剤は酵素のもつ生地軟化性を酸化剤や乳化剤で抑制し、バランスをとるものであり、ペストリー製品毎に異なる最適生地物性に応じた配合比を求めることが難しく、多種のペストリー製品に適用するのは困難であった。

特開2003−92986号公報 特開2004−305048公報 特開2000−270757号公報
従って、本発明の目的は、生地延展時の伸展性や作業性が良く、特にフラワーペーストを折り込んだ場合においても、歯切れが良く、ヒキのないペストリー製品を得ることができるペストリー生地を提供することにある。
本発明者等は、上記目的を達成すべく種々検討した結果、少なくともゲル化剤と乳蛋白質と水とで構成される複合体を使用することにより、上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、穀粉類を主体とする生地原料に、少なくともゲル化剤と乳蛋白質と水とで構成される複合体を、上記穀粉類100質量部に対し1〜30質量部混捏してなることを特徴とするペストリー生地を提供するものである。
本発明のペストリー生地は、生地延展時の伸展性や作業性が良く、また得られたペストリー製品は、特にフラワーペーストを折り込んだペストリー製品においても、歯切れが良く、ヒキのない食感を呈する。
以下、本発明のペストリー生地について詳述する。
本発明においてペストリー生地とは、菓子パイ、中華パイ、タルト、デニッシュ、イーストパイ、クロワッサン、デニッシュドーナツ、デニッシュブレッド、フライドパイ、シナモンロール、スイートロール等の、少なくとも延展する操作を含み、必要に応じ、ロールイン油脂、フラワーペースト、フィリング材等を供給して折り込む操作を経て得られるペストリー製品を得るための生地である。なお、ロールイン油脂、及び/又は、フラワーペーストを折り込むか、又はフィリング材を塗布して折り込むベーカリー食品の場合、ペストリー生地とは、ロールイン油脂、フラワーペースト、フィリング材等を供給する前の生地のことを指す。
本発明のペストリー生地で用いる穀粉類としては、特に限定されるものではないが、小麦粉、薄力粉、中力粉、強力粉、小麦胚芽、全粒粉、小麦ふすま、デュラム粉、大麦粉、米粉、ライ麦粉、ライ麦全粒粉、大豆粉、ハトムギ粉等をあげることができ、これらの中から選ばれた1種または2種以上を用いるのがよい。本発明では、好ましくは薄力粉、全粒粉、デュラム粉、ライ麦粉、ライ麦全粒粉の中から選ばれた1種または2種以上を用いるのがよい。また、穀粉類として市販されているミックス粉を用いてもよい。
次に、本発明のペストリー生地で用いる、少なくともゲル化剤と乳蛋白質と水とで構成される複合体(以下複合体という)について述べる。
上記複合体を構成するゲル化剤としては、特に制限はないが、アルギン酸、アルギン酸アンモニウム、アルギン酸カリウム、アルギン酸カルシウム、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル、ペクチン、LMペクチン、HMペクチン、海藻抽出物、海藻エキス、寒天、グルコマンナン、ローカストビーンガム、グアーガム、ジェランガム、タラガントガム、キサンタンガム、カラギーナン、カードラン、タマリンドシードガム、カラヤガム、タラガム、トラガントガム、アラビアガムの中から選ばれた1種または2種以上を用いるのが好ましく、より好ましくはアルギン酸、アルギン酸アンモニウム、アルギン酸カリウム、アルギン酸カルシウム、アルギン酸ナトリウム、LMペクチン、海藻抽出物、海藻エキス、寒天、グルコマンナン、ローカストビーンガム、グアーガムの中から選ばれた1種または2種以上を用いるのがよく、さらに好ましくはアルギン酸、アルギン酸アンモニウム、アルギン酸カリウム、アルギン酸カルシウム、アルギン酸ナトリウム、LMペクチン、海藻抽出物、海藻エキス、寒天、グルコマンナンの中から選ばれた1種または2種以上を用いるのがよく、特に好ましくはアルギン酸、アルギン酸アンモニウム、アルギン酸カリウム、アルギン酸カルシウム、アルギン酸ナトリウムから選ばれた1種または2種以上を用いる。
上記ゲル化剤の含有量は、上記複合体中、好ましくは0.1〜3質量%、さらに好ましくは0.2〜2.5質量%、最も好ましくは0.3〜2.3質量%である。複合体中のゲル化剤の含有量が0.1質量%より少なかったり、3質量%より多いと、ペストリー製品の歯切れが悪くなりやすい。
上記複合体を構成する水の含有量は、上記複合体中、好ましくは30〜98質量%、さらに好ましくは35〜90質量%、最も好ましくは40〜90質量%である。複合体中の水の含有量が30質量%より少なかったり、98質量%より多いと、ホットケーキ類がソフトになりにくく、また歯切れが悪くなりやすい。なお、ここでいう水とは、水道水や天然水などの水や、牛乳、液糖などの水分も含めたものとする。
上記複合体を構成する乳蛋白質としては、特に制限されるものではないが、例えば、ホエイ蛋白質、カゼイン蛋白質の中から選ばれた1種または2種以上を用いることができる。本発明では乳蛋白質として、ホエイ蛋白質のみ、カゼイン蛋白質のみ、カゼイン蛋白質とホエイ蛋白質との併用のいずれでもよいが、ホエイ蛋白質とカゼイン蛋白質を併用するのが好ましい。
上記乳蛋白質の含有量は、上記複合体中、好ましくは0.5〜5質量%、さらに好ましくは0.5〜4質量%、最も好ましくは0.5〜3質量%である。複合体中の乳蛋白質の含有量が0.5質量%より少なかったり、5質量%より多いと、ペストリー生地中に練り込まれにくい。
上記カゼイン蛋白質としては、αs1−カゼイン、αs2−カゼイン、β−カゼイン、γ−カゼイン、k−カゼインの各単体や、これらの混合物、若しくはこれらを含有する食品素材であるアルカリカゼイン(カゼイネート)、酸カゼイン等があげられ、これらの中から選ばれた1種または2種以上を用いることができる。
上記ホエイ蛋白質としては、ラクトアルブミン、βラクトグロブリン、血清アルブミン、免疫グロブリン、プロテオースペプトンの各単体や、これらの混合物、若しくはこれらを含有する食品素材として、乳清蛋白質、ホエイ、ホエイパウダー、脱乳糖ホエイ、脱乳糖ホエイパウダー、ホエイ蛋白質濃縮物(WPC及び/又はWPI)等があげられ、これらの中から選ばれた1種または2種以上を用いることができる。
上記カゼイン蛋白質及び上記ホエイ蛋白質の両方を含有する食品素材として、例えば、生乳、牛乳、加糖練乳、加糖脱脂れん乳、無糖れん乳、無糖脱脂れん乳、脱脂乳、濃縮乳、脱脂濃縮乳、バターミルク、バターミルクパウダー、トータルミルクプロテイン(TMP)、脱脂粉乳、全粉乳、ミルクプロテインコンセントレート(MPC)、クリーム、クリームチーズ、ナチュラルチーズ、プロセスチーズ、ヨーグルト、乳酸菌飲料、サワークリーム、発酵乳等があげられ、これらの中から選ばれた1種または2種以上を用いることができる。
特に、本発明では、上記乳蛋白質として、上記カゼイン蛋白質および上記ホエイ蛋白質の両方を含有する食品素材であって、乳由来のリン脂質を含有する食品素材(以下食品素材Aという)を用いるのが好ましい。この食品素材Aは、乳由来の固形分中のリン脂質の含有量が、好ましくは0.5質量%以上、さらに好ましくは2質量%以上、一層好ましくは4質量%以上、最も好ましくは5〜40質量%であることが望ましい。
また、上記食品素材Aは、乳由来のリン脂質を含有する乳原料である牛乳、ヤギ乳、ヒツジ乳、人乳等の乳から製造されたものであるのが好ましく、特に牛乳から製造されたものであるのが好ましい。
上記の乳由来の固形分中のリン脂質の含有量が0.5質量%以上である食品素材Aとしては、クリームからバターを製造する際に生じる水相成分(バターミルク)や、クリームまたはバターからバターオイルを製造する際に生じる水相成分があげられる。
上記のクリームからバターを製造する際に生じる水相成分は、その製法の違いにより組成が大きく異なるが、乳由来の固形分中のリン脂質の含有量が、通常0.5〜1.5質量%程度である。一方、クリームまたはバターからバターオイルを製造する際に生じる水相成分は、乳由来の固形分中のリン脂質の含有量が、大凡2〜15質量%であり、多量のリン脂質を含有している。
上記のクリームからバターオイルを製造する際に生じる水相成分の製造方法は、例えば以下の通りである。まず、牛乳を遠心分離して得られる脂肪濃度30〜40質量%のクリームをプレートで加温し、遠心分離機によってクリームの脂肪濃度を70〜95質量%まで高める。次いで、乳化破壊機で乳化を破壊し、再び遠心分離機で処理することによってバターオイルが得られる。本発明で用いられる上記水相成分は、最後の遠心分離機での処理工程でバターオイルの副産物として発生するものである。
上記のバターからバターオイルを製造する際に生じる水相成分の製造方法は、例えば以下の通りである。まず、バターを溶解機で溶解し熱交換機で加温する。これを遠心分離機で分離することによってバターオイルが得られる。本発明で用いられる上記水相成分は、最後の遠心分離機での分離工程でバターオイルの副産物として発生するものである。該バターオイルの製造に用いられるバターとしては、通常のものが用いられる。
本発明では、上記乳蛋白質として、上記のクリームからバターを製造する際に生じる水相成分(バターミルク)や、クリームまたはバターからバターオイルを製造する際に生じる水相成分を、さらに濃縮したもの、乾燥したもの、冷凍処理をしたもの等を用いることも可能である。但し、乳由来のリン脂質は、高温加熱するとその機能が低下するため、加熱する際の温度は、100℃未満であることが好ましい。さらに、溶剤を用いて濃縮したものは風味上の問題から用いないことが好ましい。
また、本発明では、上記食品素材A中のリン脂質の一部または全部がリゾ化されたリゾ化物を使用することもできる。該リゾ化物は、食品素材Aをそのままリゾ化したものであってもよく、また食品素材Aを濃縮した後にリゾ化したものであってもよい。また、得られたリゾ化物に、さらに濃縮あるいは噴霧乾燥処理等を施してもよい。
上記食品素材A中のリン脂質をリゾ化するには、上記食品素材AをホスホリパーゼAで処理すればよい。ホスホリパーゼAは、リン脂質分子のグリセロール部分と脂肪酸残基とを結びつけている結合を切断し、この脂肪酸残基を水酸基で置換する作用を有する酵素である。ホスホリパーゼAは、作用する部位の違いによってホスホリパーゼA1とホスホリパーゼA2とに分かれるが、ホスホリパーゼA2が好ましい。ホスホリパーゼA2の場合、リン脂質分子のグリセロール部分の2位の脂肪酸残基が選択的に切り離される。
また、上記食品素材Aは、該食品素材Aを溶解した水溶液とし、これに乳酸菌を添加して、乳酸発酵を行い、乳酸発酵物としてもよい。乳酸発酵物とすることにより、良好な風味をペストリー製品に付与することができる。
さらに、本発明で用いる複合体は、乳化剤、糖類・甘味料、金属イオン封鎖剤、ゼラチン、セルロースやセルロース誘導体、澱粉類、油脂類、穀類、無機塩、有機酸塩、キモシン等の蛋白質分解酵素、トランスグルタミナーゼ、ラクターゼ(β−ガラクトシダーゼ)、グルコアミラーゼ等の糖質分解酵素、ジグリセライド、植物ステロール、植物ステロールエステル、食塩、岩塩、海塩、果汁、濃縮果汁、果汁パウダー、乾燥果実、果肉、野菜、野菜汁、香辛料、香辛料抽出物、ハーブ、直鎖デキストリン・分枝デキストン・環状デキストン等のデキストリン類、卵製品、カカオ及びカカオ製品、コーヒー及びコーヒー製品、その他各種食品素材全般、着香料、苦味料、調味料等の呈味成分、着色料、保存料、酸化防止剤、pH調整剤、強化剤等を配合してもよい。
上記乳化剤としては、レシチン、酵素処理レシチン、グリセリン脂肪酸エステル、グリセリン酢酸脂肪酸エステル、グリセリン乳酸脂肪酸エステル、グリセリンコハク酸脂肪酸エステル、グリセリンジアセチル酒石酸脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ショ糖酢酸イソ酪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ステアロイル乳酸カルシウム、ステアロイル乳酸ナトリウム、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等があげられる。本発明で用いる複合体を含有する水中油型乳化物では、風味や、消費者の間に広まっている天然志向に応える観点から、上記乳化剤、特に合成乳化剤を使用しないことが好ましい。
上記糖類としては、特に制限されるものではないが、例えば、ブドウ糖、果糖、ショ糖、麦芽糖、酵素糖化水飴、乳糖、還元澱粉糖化物、異性化液糖、ショ糖結合水飴、オリゴ糖、還元糖ポリデキストロース、ソルビトール、還元乳糖、トレハロース、キシロース、キシリトール、マルチトール、エリスリトール、マンニトール、フラクトオリゴ糖、大豆オリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、乳果オリゴ糖、ラフィノース、ラクチュロース、パラチノースオリゴ糖、デキストリン等が挙げられる。また、上記甘味料としては、スクラロース、アセスルファムカリウム、ステビア、アスパルテーム等があげられる。本発明で用いる複合体ではこれらの中から選ばれた1種または2種以上を用いることができる。
上記糖類や上記甘味料の含有量は、本発明で用いる複合体中、糖類や甘味料の総量で好ましくは30質量%以下とする。
上記金属イオン封鎖剤は、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、鉄イオン等を封鎖するものであり、その具体例としては、ピロリン酸四ナトリウム、ピロリン酸二水素二ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、メタリン酸カリウム、ウルトラポリリン酸ナトリウム、第三リン酸カリウム等の各種リン酸塩、並びにクエン酸、酒石酸等の有機酸塩類、および炭酸塩等の無機塩類があげられる。本発明で用いる複合体ではこれらの中から選ばれた1種または2種以上を用いることができる。
上記金属イオン封鎖剤の含有量は、本発明で用いる複合体中、好ましくは1質量%以下とする。
上記セルロースやセルロース誘導体としては、微小繊維状セルロース、結晶セルロース、粉末セルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースがあげられ、これらの中から選ばれた1種または2種以上を用いることができる。
上記澱粉類としては、コーンスターチ、ワキシーコーンスターチ、タピオカ澱粉、馬鈴薯澱粉、小麦澱粉、甘藷澱粉、サゴ澱粉、米澱粉、モチ米澱粉等の澱粉や、澱粉をアミラーゼ等の酵素で処理したもの、アセチル化アジピン酸架橋澱粉・アセチル化リン酸架橋澱粉・アセチル化酸化澱粉・オクテニルコハク酸澱粉ナトリウム・ヒドロキシプロピル澱粉・ヒドロキシプロピル化リン酸架橋澱粉・リン酸モノエステル化リン酸架橋澱粉・リン酸化澱粉・酸化澱粉・酢酸澱粉等、澱粉に対し酸処理やアルカリ処理・エステル化・アセチル化・リン酸架橋化・加熱・湿熱等の化学的・物理的処理を行った化工澱粉、更にこれら化工澱粉を水に溶け易い様にあらかじめ加熱処理により糊化させた澱粉があげられる。
本発明で用いる複合体ではこれらの中から選ばれた1種または2種以上を用いることができる。
上記セルロースやセルロース誘導体や澱粉類の含有量は、本発明で用いる複合体中、セルロースやセルロース誘導体や澱粉類の総量で好ましくは5質量%以下とする。
上記の油脂類としては、例えば、パーム油、パーム核油、ヤシ油、コーン油、綿実油、大豆油、菜種油、米油、ヒマワリ油、サフラワー油、カカオ脂、サル脂、牛脂、豚脂、乳脂、魚油、鯨油等の各種の植物油脂及び動物油脂、並びにこれらに水素添加、分別およびエステル交換から選択された一又は二以上の処理を施した加工油脂や、MCT(中鎖脂肪酸トリグリセリド)等があげられる。本発明では、これらの油脂の中から選ばれた1種または2種以上を用いることができる。
上記油脂の含有量は、本発明で用いる複合体中、好ましくは70質量%以下、さらに好ましくは65質量%以下、最も好ましくは60質量%以下である。
次に、本発明で用いる複合体の製造方法について以下に説明する。
まず、水に乳蛋白質およびゲル化剤、必要によりその他の成分を添加して混合し、水相とする。また別途必要により、油脂とその他の成分を添加した油相を用意し、上記水相と混合、乳化し乳化物とする。
そして、必要に応じて加熱殺菌を行なう。該加熱殺菌の方法としては、インジェクション式、インフュージョン式、マイクロ波等の直接加熱方式、または、バッチ式、プレート式、チューブラー式、掻き取り式等の間接加熱方式があり、UHT、HTST、LTLT等の60〜160℃の加熱処理を行なえば良い。
次に、上記水相又は乳化物を均質化機にて均質化し、複合体とする。均質化機としては、例えば、ケトル型チーズ乳化釜、ステファンミキサーの様な高速せん断乳化釜、スタティックミキサー、インラインミキサー、ホモゲナイザー、コロイドミル、ディスパーミル等があげられる。この均質化処理は、2段式ホモゲナイザーを用いて、例えば、1段目3〜100MPa、2段目0〜5MPaの均質化圧力にて行なっても良い。
また、さらに必要に応じて冷却しても良い。冷却方法は、例えば、ボーテーター、コンビネーター、パーフェクター等の急冷可塑化機にて急冷可塑化処理を行なう方法でも良く、チューブラー式、掻取式等の熱交換機によって冷却する方法でも良い。
別の方法として、適当な容器に充填した後に、水浴、氷浴、冷蔵庫、冷凍庫等で冷却する方法もあげられる。
このようにして得られた本発明で用いる複合体は、5℃における硬さが、好ましくは5〜300g/cm2、さらに好ましくは10〜250g/cm2 、最も好ましくは20〜200g/cm2である。
なお、上記の硬さは、フドーレオメーター(不動工業(株)製)にてテーブルスピード2cm/分でカード測定用のプランジャー(No.1)が、5cm厚の複合体に1cm進入したときの応力値を示している。
本発明のペストリー生地は、上記穀粉類100質量部に対し、上記複合体を1〜30質量%、好ましくは2〜20質量%、さらに好ましくは3〜15質量%混捏してなるものである。
本発明のペストリー生地は、上記穀粉類や上記複合体の他に、糖類、甘味料、乳製品、油脂類、膨張剤、卵類、水、食塩、澱粉類、乳化剤、調味料、香辛料、着香料、着色料、ココア、チョコレート、ナッツ類、ヨーグルト、チーズ、抹茶、紅茶、コーヒー、豆腐、黄な粉、豆類、野菜類、果実、果汁、ジャム、フルーツソース、果物、ハーブ、肉類、魚介類、保存料、日持ち向上剤などの、一般的にペストリー生地に使用可能な原材料を適宜用いることができる。
なお、上記ペストリー生地が、菓子パイ、中華パイ、タルト、デニッシュ、イーストパイ、クロワッサン、デニッシュドーナツ、デニッシュブレッド、フライドパイ生地などの、ロールイン油脂を供給して、さらに折り込んで多層生地とするペストリー生地である場合、又は、シナモンロールやスイートロール等のフラワーペーストやフィリング材を供給して、さらに折り込んで多層生地とするペストリー生地である場合、さらには、ロールイン油脂とフラワーペーストやフィリング材の両方を供給して、さらに折り込んで多層生地とするペストリー生地である場合は、折り込むロールイン油脂やフラワーペースト、フィリング材としては、従来のロールイン油脂やフラワーペーストやフィリング材を問題なく使用することができ、その形状は、シート状、ブロック状、円柱状、あるいはスプレッド状のいずれの形状でも可能である。各々の形状についての好ましいサイズは、シート状:縦50〜1000mm、横:50〜1000mm、厚さ:1〜50mm、ブロック状:縦50〜1000mm、横50〜1000mm、厚さ50〜500mm、円柱状:直径1〜25mm、長さ5〜100mmである。なお、スプレッド状の場合、常温で硬かったり軟らかかったりして、スプレッド不能なものについても、スプレッド可能な温度に調温することにより、使用可能となる。
また、ペストリー生地に、更にロールイン油脂、フラワーペースト、フィリング材等を供給して折り込む場合、本発明のペストリー生地100質量部に対する、ロールイン油脂、フラワーペースト、フィリング材等の供給量は、多層生地の種類によっても異なるが、好ましくは5質量部〜150質量部、さらに好ましくは、10質量部〜100質量部、最も好ましくは、10質量部〜80質量部である。5質量部未満であると、層状を有するペストリー製品が得られず、150質量部を超えると、ロールイン時に、油脂、フラワーペースト、フィリング材が生地からはみ出したり、油性感が高く、歯切れが悪いペストリー製品となってしまうおそれがある。
また、本発明のペストリー製品は、上記ペストリー生地を焼成することにより得られるものであり、歯切れが良く、ヒキのない食感を有する。
さらに得られたペストリー製品を冷蔵または冷凍し、これを電子レンジ加熱して食することも可能である。
次に、実施例および比較例をあげ、本発明をさらに詳細に説明するが、これらは本発明を何ら制限するものではない。
なお、下記試料1〜4の複合体またはゲル状物質の硬さは、フドーレオメーター(不動工業(株)製)にてテーブルスピード2cm/分でカード測定用のプランジャー(No.1)が、5cm厚の複合体に1cm進入したときの応力値を示すものである。
<複合体の製造>
(試料1)
ナチュラルチーズ20質量部、クリームからバターオイルを製造する際に生じる水相成分の濃縮物(乳由来の固形分中のリン脂質の含有量9.8質量%)3質量部およびホエイパウダー3質量部を水66.8質量部に加え、さらにこれにLMペクチン2質量部、グアーガム0.2質量部および乳糖5質量部を加え、よく撹拌した。これを掻取式熱交換器にて90度で180秒間加熱殺菌し、55℃に冷却した後、イズミフードマシナリー製2段式ホモゲナイザーにて1段目20MPa、2段目2MPaの均質化圧力にて均質化した。これをポリエチレン袋に密封して静置し、5℃に冷却し、乳蛋白質とゲル化剤と水で構成される複合体を得た。
得られた複合体の乳蛋白質の含有量は1.3質量%、ゲル化剤の含有量は2.2質量%、水の含有量は76.9質量%であった。
得られた複合体を5℃で18時間調温した後に測定した硬さは、50g/cm2であった。
(試料2)
塩化カルシウム0.2質量部、ホエイパウダー3質量部、クリームからバターオイルを製造する際に生じる水相成分の濃縮物(固形分中のリン脂質の含有量4.89質量%)5.5質量部を水67質量部に溶解した。さらに乳酸0.1質量部、食塩0.5質量部、乳糖10質量部を添加し、十分に撹拌して混合液を得た。一方、パーム油12質量部に、アルギン酸ナトリウム1質量部、アルギン酸0.7質量部、を添加、分散し、油相を調製した。上記混合液に、上記油相を添加、乳化し水中油型組成物とし、これを掻取式熱交換器にて90℃で1分間加熱殺菌し、掻取式熱交換器にて60℃に冷却した。次いでイズミフードマシナリー製2段式ホモゲナイザーにて均質化後、ポリエチレン袋に密封し、20℃まで24時間かけて冷却し、乳蛋白質とゲル化剤と水で構成される複合体を得た。
得られた複合体の乳蛋白質の含有量は8.5質量%、ゲル化剤の含有量は1.7質量%、水の含有量は71質量%であった。
得られた複合体を5℃で18時間調温した後に測定した硬さは、72g/cm2であった。
(試料3)
クリームチーズ20質量部、ホエイパウダー4質量部、クリームからバターオイルを製造する際に生じる水相成分の濃縮物(乳由来の固形分中のリン脂質の含有量9.8質量%)2.5質量部、乳糖1.5質量部およびミルクプロテインコンセントレート1.3質量部を水45.6質量部に加え、よく撹拌した。これをプレート式熱交換器にて90℃で4分間殺菌した。これを35℃に調温して乳酸菌スターターを添加し、10時間調温して乳酸発酵物を得た。これにLMペクチン1質量部、ローカストビーンガム0.1質量部、クエン酸ナトリウム0.5質量部および食塩0.5質量部を加え、さらにサラダ油20質量部およびタピオカ由来化工澱粉3質量部を加え、よく撹拌した。これらを掻き取り式熱交換器にて85℃で3分間加熱殺菌し、掻き取り式熱交換器にて60℃に冷却した後、イズミフードマシナリー製2段式ホモゲナイザーにて1段目20MPa、2段目1MPaの均質化圧力にて均質化した。これをポリエチレン袋に密封して静置し、5℃に冷却し、乳蛋白質とゲル化剤と水で構成される複合体を得た。
得られた複合体の乳蛋白質の含有量は2.4質量%、ゲル化剤の含有量は1.1質量%、水の含有量は55.8質量%であった。
得られた複合体を5℃で18時間調温した後に測定した硬さは、120g/cm2であった。
(試料4)
水77.5質量部に乳糖5質量部、LMペクチン2質量部およびグアーガム0.5質量部を加え、さらにデキストリン15質量部を加え、よく撹拌した。これらをプレート式熱交換器にて85℃で3分間加熱殺菌し、掻き取り式熱交換器にて60℃に冷却した後、イズミフードマシナリー製2段式ホモゲナイザーにて1段目20MPa、2段目2MPaの均質化圧力にて均質化した。これをポリエチレン袋に密封して静置し、5℃に冷却し、乳蛋白質を含まないゲル状物質を得た。
得られたゲル状物質を5℃で18時間調温した後に測定した硬さは、20g/cm2であった。
〔実施例1〜3および比較例1、2〕
上記試料1〜3の複合体を用い、以下の配合と製法にて本発明のペストリー生地を得、さらに該ペストリー生地とロールイン用マーガリンを使用して多層生地とし、これを焼成したペストリー製品(デニッシュ)(実施例1〜3)をそれぞれ得た。また、複合体の代わりに上記試料4のゲル状物質を用いた以外は、実施例1〜3と同様にしてペストリー生地、及びペストリー製品(比較例1)を得た。また、複合体もゲル状物質も含有しないペストリー生地、及びペストリー製品(比較例2)も同様に得た。
<ペストリー生地配合>
強力粉 70質量部
薄力粉 30質量部
イーストフード 0.1質量部
イースト 4質量部
食塩 1.6質量部
砂糖 6 質量部
脱脂粉乳 3質量部
練り込み油脂 5質量部
複合体またはゲル状物質10質量部
水 54質量部
ロールイン用マーガリン 54質量部
<ペストリー生地製法>
ロールイン用マーガリン以外の原料を、縦型ミキサーにて低速3分及び中速5分混捏し、ペストリー生地を得た。(捏ね上げ温度=24℃)2℃の冷蔵庫内で一晩リタードした後、厚さ8mmまで延展し、ロールイン用マーガリンをのせ、常法によりロールインし、36層(4X3X3)に折り畳み、厚さ30mmの多層生地を得た。この多層生地を2℃の冷蔵庫内で30分レストを取った後、厚さ3mmに延展し、直径100mmの型で生地を打ち抜き展板に載せ、32℃、相対湿度85%、60分のホイロを取った後、210℃の固定窯で11分焼成した。
なお、生地伸展性、及び、食感は、下記評価基準で評価し、結果を表1に記載した。
<評価方法及び評価基準>
生地伸展性:
ロールイン用マーガリンをロールインした生地を厚さ6mmまで延展した際に伸展方向に何倍に伸展したかを測定し、これを生地伸展性とした。
◎:3.75以上、○:3.74〜3.5、△:3.49〜3.25、×:3.24以下
食感(翌日):
焼成したペストリー製品をパネラー10人にて歯切れとヒキをそれぞれ良好な順に3点2点1点の順に3段階評価をおこない、その合計点数を食感評価とした。
◎:25点以上、○:24〜20点、△:19〜15点、×:14点以下
Figure 2007259720
実施例1〜3のペストリー生地は、伸展性が良好であり、また、得られたペストリー製品(デニッシュ)は、いずれも、食感がソフトであり、また歯切れのよいものであった。一方、比較例1、2のペストリー生地は、伸展性が不良であり、また得られたペストリー製品(デニッシュ)は、実施例1〜3と比較してべたつきのある食感で、歯切れの悪いものであった。なお、比較例2のペストリー生地を用いて得られたペストリー製品(デニッシュ)は、特にべたつきのある食感であった。
〔実施例4〜6および比較例3、4〕
上記試料1〜3の複合体を用い、以下の配合と製法にて本発明のペストリー生地を得、さらに該ペストリー生地とロールイン用フラワーペースト(旭電化工業株式会社製「テイストシート(カスタード)」)を使用して多層生地とし、これを焼成したペストリー製品(スイートロール)(実施例4〜6)をそれぞれ得た。また、複合体の代わりに上記試料4のゲル状物質を用いた以外は、実施例4〜6と同様にしてペストリー生地、及びペストリー製品(比較例3)を得た。また、複合体もゲル状物質も含有しないペストリー生地、及びペストリー製品(比較例4)も同様に得た。
<スイートロール配合>
強力粉 80質量部
薄力粉 20質量部
イーストフード 0.1質量部
イースト 5質量部
食塩 1質量部
砂糖 15質量部
脱脂粉乳 2質量部
練り込み油脂(マーガリン) 10質量部
全卵(正味) 12質量部
複合体またはゲル状物質10質量部
水 45質量部
ロールイン用フラワーペースト 60質量部
<スイートロール製法>
ロールイン用フラワーペーストと練り込み油脂以外の原料を、縦型ミキサーにて低速3分、中速3分混捏し、次いで練り込み油脂を添加、低速2分、中速3分混捏しペストリー生地を得た。(捏ね上げ温度=24℃)30分フロアタイムをとり、2℃の冷蔵庫内で一晩リタードした後、厚さ8mmまで延展し、ロールイン用フラワーシートをのせ、常法によりロールインし、12層(4X3)に折り畳み、厚さ30mmの多層生地を得た。この多層生地を2℃の冷蔵庫内で30分レストを取った後、厚さ6mmに延展し、底辺90mm、高さ150mmに切りだし、(48g)クロワッサン成型して展板に載せ、36℃、相対湿度80%、50分のホイロを取った後、190℃の固定窯で15分焼成した。
なお、生地伸展性、及び、食感は、下記評価基準で評価し、結果を表2に記載した。
<評価方法及び評価基準>
生地伸展性:
厚さ30mmの多層生地を厚さ5mmまで延展した際に伸展方向に何倍に伸展したかを測定し、これを生地伸展性とした。
◎:4以上、○:3.9〜3.7、△:3.6〜3.4、×:3.3以下
食感(翌日):
焼成したペストリー製品をパネラー10人にて歯切れとヒキをそれぞれ良好な順に3点2点1点の順に3段階評価をおこない、その合計点数を食感評価とした。
◎:25点以上、○:24〜20点、△:19〜15点、×:14点以下
Figure 2007259720
実施例4〜6のペストリー生地は伸展性が良好であり、得られたペストリー製品(スイートロール)は、いずれも、食感がソフトであり、また歯切れのよいものであった。一方、比較例3、4のペストリー生地は伸展性がやや劣り、得られたペストリー製品(スイートロール)は、実施例4〜6と比較してねちゃつき感があり、歯切れの悪いものであった。なお、比較例4のペストリー生地を用いて得られたペストリー製品(スイートロール)は、特にべたつきのある食感であった。

Claims (4)

  1. 穀粉類を主体とする生地原料に、少なくともゲル化剤と乳蛋白質と水とで構成される複合体を、上記穀粉類100質量部に対し1〜30質量部混捏してなることを特徴とするペストリー生地。
  2. 上記複合体が、ゲル化剤0.1〜3質量%、乳蛋白質0.5〜5質量%および水30〜98質量%で構成されたものである請求項1記載のペストリー生地。
  3. 上記乳蛋白質として、乳由来の固形分中のリン脂質の含有量が0.5質量%以上である食品素材を用いる請求項1または2記載のペストリー生地。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のペストリー生地を使用したペストリー製品。

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009100710A (ja) * 2007-10-25 2009-05-14 Adeka Corp 食感改良剤及びその製造方法
JP2009131231A (ja) * 2007-12-03 2009-06-18 J-Oil Mills Inc 糯米加工品の製造方法
JP2018143162A (ja) * 2017-03-03 2018-09-20 株式会社明治 撹拌型発酵乳の製造方法

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