JP2009100710A - 食感改良剤及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】下記成分(A)を0.2〜20.0質量%及び下記成分(B)を含有し、それらの含有量の比が質量基準で0.1<(B)/(A)≦10であり、水分含量が20〜98質量%であることを特徴とする食感改良剤、及び、下記成分(A)を0.2〜20.0質量%及び下記成分(B)を含有し、それらの含有量の比が質量基準で0.1<(B)/(A)≦10であり、水分含量が20〜98質量%である混合液を、均質化することを特徴とする食感改良剤の製造方法。
(A)アルギン酸及び/又はアルギン酸塩
(B)カルシウム
【選択図】なし
Description
これらの食感改良剤は、幅広い物性の飲食品に添加・混合するためには、粉末状か流動状〜ペースト状である必要があった。これは、食感改良剤が粘性の低い液状であると、高粘度〜固体状の飲食品に添加した場合に混合性が悪い(均質に分散しない)問題があり、反対に、固形状であると液状〜低粘度の飲食品に添加した場合に混合性が悪い問題があるからである。
しかし、アルギン酸類と二価金属イオンの反応は極めて速く、瞬時にゲルを生成するため、アルギン酸類を粉末の状態で飲食品に均質に分散させてからゲル化させるのは難しく、そのため、アルギン酸類をゲル化したもの(以下、アルギン酸類ゲルという)を飲食品に添加する方法が行なわれるようになってきた。
また、上述のとおり、アルギン酸類と二価金属イオンの反応は極めて速く、瞬時にゲルを生成するため、均質なアルギン酸類ゲルの製造は難しかった。
(A)アルギン酸及び/又はアルギン酸塩
(B)カルシウム
本発明の食感改良剤は、下記成分(A)及び成分(B)を含有する。
(A)アルギン酸及び/又はアルギン酸塩
(B)カルシウム
上記アルギン酸としては、例えば、コンブやワカメに代表される褐藻類から抽出された多糖類に含まれているものを用いることができる。上記アルギン酸塩としては、該アルギン酸の塩であって、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩、さらには鉄、スズ等の金属塩等が可能であるが、本発明の食感改良剤は食品に用いるものであることから、食品添加物である塩を選んで使用し、好ましくは、水への溶解度が高いこと、後述のナトリウムの給源としても使用可能な点から、ナトリウム塩を使用する。
(A1)高粘性アルギン酸及び/又は高粘性アルギン酸塩
(A2)低粘性アルギン酸及び/又は低粘性アルギン酸塩
本発明の食感改良剤において上記成分(A1)と上記成分(A2)との質量比率は、好ましくは(A1):(A2)=99:1〜20:80、より好ましくは99:1〜30:70、さらに好ましくは99:1〜40:60とする。(A1):(A2)において(A2)の質量比率が1よりも少ないとゲルが硬くなりすぎるおそれがあり、(A1):(A2)において(A2)の質量比率が80よりも多いと、ゲルが形成されないおそれがある。
また、上記(A2)低粘性アルギン酸類は、上記と同じ条件下で粘度を測定したとき、その1質量%水溶液の粘度が、好ましくは1mPa・s以上10mPa・s未満、さらに好ましくは1mPa・s以上8mPa・s以下、最も好ましくは1mPa・s以上7mPa・s以下のものである。
なお、低粘性アルギン酸類のみでゲルを形成することは極めて困難であり、たとえ得られたとしても、得られるゲルの強度は極めて弱いものである。
なお、上記(B)カルシウムの含有量には、後述の「乳由来の固形分中のリン脂質の含有量が2質量%以上である乳原料」又は「その他の材料」として、カルシウムを含有するものを用いた場合は、それらに含まれるカルシウム分も含める。
本発明の食感改良剤で使用できる(C)ナトリウムの給源としては、上記成分(A)として使用できるアルギン酸ナトリウムや、乳酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム、パントテン酸ナトリウム、グルコン酸ナトリウム、グルタミン酸ナトリウム等の各種ナトリウム製剤のほか、牛乳、脱脂粉乳、全粉乳、カゼイン、ホエイ、ホエイパウダー、ホエイ蛋白質濃縮物、蛋白質濃縮ホエイパウダー、乳清ミネラル、その他乳製品、また、食塩、岩塩、その他ナトリウムを含有する食品素材等が挙げられる。本発明の食感改良剤では、アルギン酸ナトリウムと食塩とを併用することが、風味が良好であり、広く各種食品に適用可能な点で好ましい。
上記乳由来の固形分中のリン脂質とは、乳由来の固形分中に含まれる乳由来のリン脂質のことを指す。
また、上記乳原料は、液体状でも、粉末状でも、濃縮物でも構わない。但し、溶剤を用いて乳由来の固形分中のリン脂質の含有量が2質量%以上となるように濃縮した乳原料は、風味上の問題から、本発明においては、上記乳原料として用いないのが好ましい。
まず、乳由来のリン脂質を含有する乳原料の脂質を、Folch法を用いて抽出する。次いで、抽出した脂質溶液を湿式分解法(日本薬学会編、衛生試験法・注解2000.2.1食品成分試験法に記載の湿式分解法に準じる)にて分解した後、モリブデンブルー吸光度法(日本薬学会編、衛生試験法・注解2000.2.1食品成分試験法に記載のリンのモリブデン酸による定量に準じる)によりリン量を求める。求められたリン量から、以下の計算式を用いて、乳由来のリン脂質を含有する乳原料の固形分100g中のリン脂質の含有量(g)を求める。
リン脂質(g/100g)=〔リン量(μg)/(乳由来のリン脂質を含有する乳原料−乳由来のリン脂質を含有する乳原料の水分(g))〕×25.4×(0.1/1000)
本発明の食感改良剤において、上記「乳由来の固形分中のリン脂質の含有量が2質量%以上である乳原料」として、通常のクリームからバターを製造する際に生じるいわゆるバターミルクそのものを用いることはできないが、バターミルクを乳由来の固形分中のリン脂質の含有量が2質量%以上となるように濃縮した濃縮物、あるいはその乾燥物を用いることは可能である。
上記クリームからバターオイルを製造する際に生じる水相成分の製造方法は、例えば以下の通りである。
先ず、牛乳を遠心分離して得られる脂肪濃度30〜40質量%のクリームをプレートで加温し、遠心分離機によってクリームの脂肪濃度を70〜95質量%まで高める。次いで、乳化破壊機で乳化を破壊し、再び遠心分離機で処理することによってバターオイルが得られる。本発明の食感改良剤で用いることができる上記水相成分は、最後の遠心分離の工程でバターオイルの副産物として発生するものである。
先ず、バターを溶解機で溶解し、熱交換機で加温する。これを遠心分離機で分離することによってバターオイルが得られる。本発明の食感改良剤で用いることができる上記水相成分は、遠心分離の工程でバターオイルの副産物として発生するものである。該バターオイルの製造に用いられるバターとしては、通常のものが用いられる。
但し、乳由来のリン脂質は、高温加熱するとその機能が低下するため、上記加温処理や上記濃縮処理中あるいは殺菌等により加熱する際の温度は、100℃未満であることが好ましい。
上記乳原料の一部又は全部として、上記リゾ化物を本発明で用いることにより、本発明の食感改良剤の混合性をさらに高めることができ、また、本発明の食感改良剤が油脂を含む場合にその乳化安定性をより高めることができることに加え、より食感改良効果の高い食感改良剤を得ることができる。
本発明の食感改良剤では、これらの各種金属イオン封鎖剤の中から選ばれた1種又は2種以上を、目的に応じて用いることができるが、本発明の食感改良剤は金属イオン封鎖剤を使用せずとも製造可能であること、また、風味の面から、金属イオン封鎖剤を使用しないことが好ましい。
上記pH調整剤を用いる場合、その含有量は、本発明の食感改良剤中、好ましくは0.01〜1質量%である。
上記糖類及び上記甘味料の含有量は、固形分として好ましくは0〜50質量%であり、含有させる場合には、さらに好ましくは1〜30質量%、最も好ましくは5〜20質量%である。
本発明の食感改良剤の好ましい粘度は、B型粘度計で、25℃及び30rpmの条件下で測定したとき、好ましくは1〜1000mPa・s、さらに好ましくは1〜300mPa・s、最も好ましくは1〜100mPa・sである。
本発明の食感改良剤は、下記成分(A)を0.2〜20.0質量%及び下記成分(B)を含有し、それらの含有量の比が質量基準で0.1<(B)/(A)≦10であり、水分含量が20〜98質量%である混合液を、均質化することにより得ることができる。
(A)アルギン酸及び/又はアルギン酸塩
(B)カルシウム
また、pH調整剤や(C)ナトリウムを使用する場合は、上記成分(A)アルギン酸及び/又はアルギン酸塩を添加する前の水相にあらかじめ溶解しておくことが好ましい。
本発明の食感改良剤は、食感改良のために飲食品に添加・混合される。その添加方法としては、飲食品製造時の生地に添加・混合する方法でも、また、飲食品に添加・混合する方法でもよい。
本発明の食感改良剤の飲食品に対する添加量は、飲食品の種類、あるいは求められる食感改良効果により、適宜設定可能であるが、含有させる飲食品又は飲食品の生地100質量部に対して、好ましくは0.1〜30質量部、さらに好ましくは0.5〜15質量部、最も好ましくは0.5〜12質量部である。
調味料では、粘り、糸引きが解消され、ノド越しの良さが増強されたものとなる。
スープ類では、粘り、糸引きが解消され、ノド越しの良さが増強されたものとなる。
畜産加工品では、ソフト性、歯切れの良さが増強され、ドリップが解消されたものとなる。
水産加工品では、粘りが解消され、歯切れの良さが増強されたものとなる。
スナック類では、歯切れの良さが増強され、ねちゃつき感が解消されたものとなる。
ベーカリー食品類では、ソフト性、口溶けの良さ、歯切れの良さが増強され、ねちゃつき感や油性感が解消されたものとなる。また、電子レンジ、オーブントースターで再加熱した際のソフト性、歯切れの良さも増強されたものとなる。
調理食品では、粘りが解消され、ノド越しの良さが増強されたものとなる。
麺類食品では、ソフト性、歯切れの良さ、ノド越しの良さが増強されたものとなる。
油脂加工食品では、粘りが解消され、ノド越しの良さが増強されたものとなる。
製菓製パン用素材では、ソフト性、歯切れの良さが増強され、ねちゃつき感が解消されたものとなる。
菓子類では、歯切れの良さが増強されたものとなる。
和菓子類では、ソフト性、歯切れの良さが増強されたものとなる。
飲料類では、ノド越しの良さが増強されたものとなる。
アルコール飲料類では、ノド越しの良さが増強されたものとなる。
乳や乳製品では、粘り、糸引きが解消され、ノド越しの良さが増強されたものとなる。
また、フライ食品のバッター液に使用した場合は、フライ食品を長時間保管した際のサクサク感、歯切れの消失が防止されたものとなる。
〔実施例1〕
乳清カルシウム(カルシウム含量25質量%)0.8質量部、ホエイパウダー(カルシウム含量0.6質量%、ナトリウム含量0.4質量%)4質量部、クリームからバターオイルを製造する際に生じる水相成分の濃縮物(乳固形38質量%、乳固形分中のリン脂質の含有量4.89質量%、カルシウム含量0.35質量%、ナトリウム含量0.2質量%)5.5質量部を水67質量部に溶解した。さらに乳酸0.1質量部、食塩(ナトリウム含量39質量%)0.5質量部、乳糖10質量部を添加し、十分に撹拌して水相を得た。
一方、パーム油12質量部に、高粘性アルギン酸ナトリウム(B型粘度計でpH7、25℃、30rpmの条件下で測定したときの1質量%水溶液の粘度が、150mPa・s;ナトリウム含量9.7質量%)0.5質量部、高粘性アルギン酸(B型粘度計でpH7、25℃、30rpmの条件下で測定したときの1質量%水溶液の粘度が、50mPa・s)0.3質量部、低粘性アルギン酸ナトリウム(B型粘度計でpH7、25℃、30rpmの条件下で測定したときの1質量%水溶液の粘度が、50mPa・s、且つ、10質量%水溶液の粘度が500mPa・s;ナトリウム含量9.7質量%)0.5質量部、低粘性アルギン酸(B型粘度計でpH7、25℃、30rpmの条件下で測定したときの1質量%水溶液の粘度が、50mPa・s、且つ、10質量%水溶液の粘度が500mPa・s)0.4質量部を添加、分散し、油相を調製した。
得られた本発明の食感改良剤は、(B)カルシウムとして、カルシウム製剤とカルシウムを含有する食品を併用し、「乳由来の固形分中のリン脂質の含有量が該固形分を基準として2質量%以上である乳原料」を5.5質量%含有し、油脂を12質量%含有し、水分を70.5質量%含有し、金属イオン封鎖剤を含有しないものであった。
また、得られた本発明の食感改良剤は、成分(A)を1.7質量%、成分(A1)を0.8質量%、成分(A2)を0.9質量%、(B)カルシウムを0.24質量%、(C)ナトリウムを0.319質量%含有し、且つ、それらの含有量の比が質量基準で、(A1):(A2)=47:53、(B)/(A)=0.143、(C)/(A)=0.188であり、B型粘度計でpH7、25℃、30rpmの条件下で測定したときの粘度が、100mPa・sであった。
アルギン酸類として、高粘性アルギン酸ナトリウム(B型粘度計でpH7、25℃及び30rpmの条件下で測定したときの1質量%水溶液の粘度が、150mPa・s)1.5質量部のみを使用し、水を69.2質量部とした以外は、実施例1と同様の配合、製法で、実施例2の食感改良剤を得た。
得られた実施例2の食感改良剤は、成分(A)を1.5質量%、成分(A1)を1.5質量%、成分(A2)を0質量%、(B)カルシウムを0.24質量%、(C)ナトリウムを0.364質量%含有し、且つ、それらの含有量の比が質量基準で、(B)/(A)=0.16、(C)/(A)=0.242であり、B型粘度計でpH7、25℃、30rpmの条件下で測定したときの粘度が、100mPa・sであった。
なお、水分含量は72.7質量%であった。
乳清カルシウム(カルシウム含量25質量%)0.8質量部、ホエイパウダー(カルシウム含量0.6質量%、ナトリウム含量0.4質量%)4質量部、クリームからバターオイルを製造する際に生じる水相成分の濃縮物(固形38質量%、固形分中のリン脂質の含有量4.89質量%、カルシウム含量0.35質量%、ナトリウム含量0.2質量%)5.5質量部を水67質量部に溶解した。さらに乳酸0.1質量部、食塩(ナトリウム含量39質量%)0.5質量部、乳糖20質量部を添加し、十分に撹拌した。
さらにここへ、高粘性アルギン酸ナトリウム(B型粘度計でpH7、25℃、30rpmの条件下で測定したときの1質量%水溶液の粘度が、150mPa・s;ナトリウム含量9.7質量%)0.1質量部、高粘性アルギン酸(B型粘度計でpH7、25℃、30rpmの条件下で測定したときの1質量%水溶液の粘度が、50mPa・s)0.3質量部、低粘性アルギン酸ナトリウム(B型粘度計でpH7、25℃、30rpmの条件下で測定したときの1質量%水溶液の粘度が、50mPa・s、且つ、10質量%水溶液の粘度が500mPa・s;ナトリウム含量9.7質量%)1.1質量部、低粘性アルギン酸(B型粘度計でpH7、25℃、30rpmの条件下で測定したときの1質量%水溶液の粘度が、50mPa・s、且つ、10質量%水溶液の粘度が500mPa・s)0.2質量部を添加し、撹拌、分散させて混合液を得た。
得られた本発明の食感改良剤は、(B)カルシウムとして、カルシウム製剤とカルシウムを含有する食品を併用し、「乳由来の固形分中のリン脂質の含有量が該固形分を基準として2質量%以上である乳原料」を5.5質量%含有し、水分を70.5質量%含有し、金属イオン封鎖剤を含有しないものであった。
また、得られた本発明の食感改良剤は、成分(A)を1.7質量%、成分(A1)を0.4質量%、成分(A2)を1.3質量%、(B)カルシウムを0.24質量%、(C)ナトリウムを0.319質量%含有し、且つ、それらの含有量の比が質量基準で、(A1):(A2)=24:76、(B)/(A)=0.143、(C)/(A)=0.188であり、B型粘度計でpH7、25℃、30rpmの条件下で測定したときの粘度が、100mPa・sであった。
乳清カルシウムの添加量を0.2質量部に変更し、アルギン酸類として、高粘性アルギン酸ナトリウム(B型粘度計でpH7、25℃及び30rpmの条件下で測定したときの1質量%水溶液の粘度が、150mPa・s)1.5質量部のみを使用し、水を69.2質量部とした以外は、実施例1と同様の配合、製法で、比較例1の食感改良剤を得た。
得られた比較例1の食感改良剤は、成分(A)を1.5質量%、成分(A1)を1.5質量%、成分(A2)を0質量%、(B)カルシウムを0.093質量%、(C)ナトリウムを0.364質量%含有し、且つ、その含有量の比が質量基準で、(B)/(A)=0.062、(C)/(A)=0.242であり、B型粘度計でpH7、25℃、30rpmの条件下で測定したときの粘度が、150mPa・sであった。
なお、水分含量は72.7質量%であった。
乳清カルシウムの添加量を0.2質量部に変更し、アルギン酸類として、高粘性アルギン酸ナトリウム(B型粘度計でpH7、25℃及び30rpmの条件下で測定したときの1質量%水溶液の粘度が、150mPa・s)1.5質量部のみを使用し、水を69.2質量部とした以外は、実施例1と同様の配合、製法で、アルギン酸類ゲルを製造した。このアルギン酸類ゲルを、ホモジナイザーを用いて、高速で2分破砕し、流動ゲルである比較例2の食感改良剤を得た。
得られた比較例2の食感改良剤は、成分(A)を1.5質量%、成分(A1)を1.5質量%、成分(A2)を0質量%、(B)カルシウムを0.093質量%、(C)ナトリウムを0.364質量%含有し、且つ、その含有量の比が質量基準で、(B)/(A)=0.062、(C)/(A)=0.242であり、B型粘度計でpH7、25℃、30rpmの条件下で測定したときの粘度が、150mPa・sであった。
なお、水分含量は72.7質量%であった。
〔実施例4〕
全卵(正味)180質量部、砂糖110質量部、転化糖液糖20質量部、牛乳20質量部、水25質量部、ナタネ油10質量部、ケーキ用起泡性乳化脂15質量部(商品名:トルテ、株式会社ADEKA製)、及び、薄力粉100質量部とベーキングパウダー1質量部を混合して篩っておいたものをミキサーボウルに順に投入し、卓上ミキサーでワイヤーホイッパーを使用して低速で1分、高速で3分ホイップし、ここへ実施例1で得られた食感改良剤20質量部を添加し、低速で1分混合し、実施例4のスポンジケーキ生地を得た。なお、該スポンジケーキ生地は上記食感改良剤を4.8質量%含有するものであった。
得られたスポンジケーキ生地を、底紙と側紙を敷いた6号のケーキ型に入れ、170℃に設定した固定オーブンで30分間焼成して、スポンジケーキを得た。
実施例1で得られた食感改良剤に代えて実施例2で得られた食感改良剤を使用した以外は実施例4と同様の配合と製法により実施例5のスポンジケーキ生地を得て、同様に170℃に設定した固定オーブンで30分間焼成して、スポンジケーキを得た。
実施例1で得られた食感改良剤に代えて実施例3で得られた食感改良剤を使用した以外は実施例4と同様の配合と製法により実施例6のスポンジケーキ生地を得て、同様に170℃に設定した固定オーブンで30分間焼成して、スポンジケーキを得た。
実施例1で得られた食感改良剤に代えて比較例1で得られた食感改良剤を使用した以外は実施例4と同様の配合と製法により比較例3のスポンジケーキ生地を得て、同様に170℃に設定した固定オーブンで30分間焼成して、スポンジケーキを得た。
実施例1で得られた食感改良剤に代えて比較例2で得られた食感改良剤を使用した以外は実施例4と同様の配合と製法により比較例4のスポンジケーキ生地を得て、同様に170℃に設定した固定オーブンで30分間焼成して、スポンジケーキを得た。
食感改良剤を全く使用しない以外は、実施例4と同様の配合と製法により比較例5のスポンジケーキ生地を得て、同様に170℃に設定した固定オーブンで30分間焼成して、スポンジケーキを得た。
得られたスポンジケーキを、室温(25℃)で60分放冷し、次いで袋に密封して25℃で24時間保管した後、食感(ソフト性・歯切れ性)についてパネルテストを行なった。
パネルテストにおいては、11人のパネラーにスポンジケーキを試食させ、スポンジケーキのソフト性・歯切れ感について、以下の5段階にて評価させた。その結果を表1に記載した。
◎:ソフトで歯切れ感が極めて良好な食感であった。
○:ソフトで歯切れ感が良好な食感であった。
△:ソフトであるが歯切れ感が不良であった。
×:ソフト性、歯切れ感共に不良であり、ねちゃつく食感であった。
××:ダマが残り、不均一な食感であった。
また、(B)/(A)が0.1未満である比較例1の食感改良剤は、混合性が悪かったため生地にダマが残り、そのため、得られた比較例3のスポンジケーキは、不均一な不良な食感であった。
また、流動ゲルである比較例2の食感改良剤を使用して得られた比較例4のスポンジケーキは、ソフト性は良好であるが、歯切れ感が不良であった。
〔実施例7〕
バター100質量部及び上白糖100質量部をミキサーボウルに投入し、卓上ミキサーでビーターを使用して低速で1分、高速で5分クリーミングした。次いで低速でミキシングしながら、全卵(正味)90質量部及び液糖10質量部を2分かけてゆっくり加え、さらに低速で1分ミキシングした。ここに、薄力粉100質量部とベーキングパウダー1質量部、及び、実施例1で得られた食感改良剤20質量部を添加し、低速で1分混合し、実施例7のバターケーキ生地を得た。なお、該バターケーキ生地は上記食感改良剤を4.8質量%含有するものであった。
得られたバターケーキ生地を、底紙と側紙を敷いたパウンド型に流し込み、上火180℃、下火170℃で30分間焼成して、バターケーキを得た。
実施例1で得られた食感改良剤に代えて実施例2で得られた食感改良剤を使用した以外は実施例4と同様の配合と製法により実施例8のバターケーキ生地を得て、同様に上火180℃、下火170℃で30分間焼成して、バターケーキを得た。
実施例1で得られた食感改良剤に代えて実施例3で得られた食感改良剤を使用した以外は実施例4と同様の配合と製法により実施例9のバターケーキ生地を得て、同様に上火180℃、下火170℃で30分間焼成して、バターケーキを得た。
実施例1で得られた食感改良剤に代えて比較例1で得られた食感改良剤を使用した以外は実施例4と同様の配合と製法により比較例6のバターケーキ生地を得て、同様に上火180℃、下火170℃で30分間焼成して、バターケーキを得た。
実施例1で得られた食感改良剤に代えて比較例2で得られた食感改良剤を使用した以外は実施例4と同様の配合と製法により比較例7のバターケーキ生地を得て、同様に上火180℃、下火170℃で30分間焼成して、バターケーキを得た。
食感改良剤を全く使用しない以外は、実施例4と同様の配合と製法により比較例8のバターケーキ生地を得て、同様に上火180℃、下火170℃で30分間焼成して、バターケーキを得た。
得られたバターケーキを袋に詰めて25℃で7日静置した後、厚さ15mmにスライスし、食感(ソフト性・歯切れ性)についてパネルテストを行なった。
パネルテストにおいては、11人のパネラーにバターケーキを試食させ、バターケーキのソフト性・歯切れ感について、以下の5段階にて評価させた。その結果を表2に記載した。
◎:ソフトで歯切れ感が極めて良好な食感であった。
○:ソフトで歯切れ感が良好な食感であった。
△:ソフトであるが歯切れ感が不良であった。
×:ソフト性、歯切れ感共に不良であり、ねちゃつく食感であった。
××:ダマが残り、不均一な食感であった。
また、(B)/(A)が0.1未満である比較例1の食感改良剤は、混合性が悪かったため生地にダマが残り、そのため、得られた比較例6のバターケーキは、不均一な不良な食感であった。
また、流動ゲルである比較例2の食感改良剤を使用して得られた比較例7のバターケーキは、ソフト性は良好であるが、歯切れ感が不良であった。
〔実施例10〕
1,000ml容のステンレスビーカーに水600gを入れ、撹拌羽根を使用して泡立たないように400rpmで撹拌しながら、ここへ実施例1で得られた食感改良剤100gを一度に添加し、さらに400rpmで2分混合・分散させた。次いで小麦粉300gを投入してさらに2分混合・分散させ、バッター液を調製した。このバッター液に白身魚(タラ)の切り身10gを浸漬し、パン粉を付着させた後、急速冷凍し、−20℃で1週間冷凍保管した。この冷凍魚フライを冷凍のまま180℃のフライ油(菜種油使用)で4分間フライしてフライ食品を得た。
実施例1で得られた食感改良剤に代えて実施例2で得られた食感改良剤を使用した以外は実施例10と同様の配合と製法により実施例11のバッター液を得て、さらに同様にフライ食品を得た。
実施例1で得られた食感改良剤に代えて実施例3で得られた食感改良剤を使用した以外は実施例10と同様の配合と製法により実施例12のバッター液を得て、さらに同様にフライ食品を得た。
実施例1で得られた食感改良剤に代えて比較例1で得られた食感改良剤を使用した以外は実施例10と同様の配合と製法により比較例9のバッター液を得て、さらに同様にフライ食品を得た。
実施例1で得られた食感改良剤に代えて比較例2で得られた食感改良剤を使用した以外は実施例10と同様の配合と製法により比較例10のバッター液を得て、さらに同様にフライ食品を得た。
食感改良剤を全く使用しない以外は、実施例10と同様の配合と製法により比較例11のバッター液を得て、さらに同様にフライ食品を得た。
得られたフライ食品のフライ5時間後の食感(サクサク感、歯切れ)についてパネルテストを行なった。
パネルテストにおいては、15人のパネラーにフライ食品を試食させ、その衣部分の食感(サクサク感、歯切れ)について、それぞれ以下の5段階にて評価をさせた。その結果を表3に記載する。
・食感(サクサク感)
◎:非常にサクサクしていて、極めて良好な食感である
○:サクサクした箇所が部分的に残っており、ほぼ良好な食感である
△:しんなりしていて、食感がやや不良である
×:べたついていて、食感が不良である
××:不均一な食感である
・食感(歯切れ)
◎:極めて良好な歯切れである
○:ほぼ良好な歯切れである
△:歯切れが、やや不良である
×:歯切れが、不良である
××:不均一な食感である
それに対し、食感改良剤をまったく使用しない比較例11のフライ食品は、食感(サクサク感、歯切れ感)が不良であった。
また、(B)/(A)が0.1未満である比較例1の食感改良剤は、混合性が悪かったため、バッター液にダマが残り、そのため、得られた比較例9のフライ食品は不均一な食感であった。
また、流動ゲルである比較例2の食感改良剤を使用して得られた比較例10のフライ食品はサクサク感も歯切れもやや不良であった。
Claims (8)
- 下記成分(A)を0.2〜20.0質量%及び下記成分(B)を含有し、それらの含有量の比が質量基準で0.1<(B)/(A)≦10であり、水分含量が20〜98質量%であることを特徴とする食感改良剤。
(A)アルギン酸及び/又はアルギン酸塩
(B)カルシウム - 上記成分(A)が下記の成分(A1)及び成分(A2)の混合物であり、両者の比〔成分(A1):成分(A2)〕が質量基準で99:1〜20:80であることを特徴とする請求項1記載の食感改良剤。
(A1)高粘性アルギン酸及び/又は高粘性アルギン酸塩
(A2)低粘性アルギン酸及び/又は低粘性アルギン酸塩 - さらに(C)ナトリウムを含有し、該(C)ナトリウムの含有量と上記成分(A)の含有量との比が質量基準で0.01≦(C)/(A)≦1.0であることを特徴とする請求項1又は2記載の食感改良剤。
- さらに、乳由来の固形分中のリン脂質の含有量が該固形分を基準として2質量%以上である乳原料を、固形分として0.1〜8質量%含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の食感改良剤。
- 上記(B)カルシウムの給源として、カルシウムを含有する食品を使用することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の食感改良剤。
- さらに油脂を1〜60質量%含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の食感改良剤。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の食感改良剤を含有することを特徴とする飲食品。
- 下記成分(A)を0.2〜20.0質量%及び下記成分(B)を含有し、それらの含有量の比が質量基準で0.1<(B)/(A)≦10であり、水分含量が20〜98質量%である混合液を、均質化することを特徴とする食感改良剤の製造方法。
(A)アルギン酸及び/又はアルギン酸塩
(B)カルシウム
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