JP2007259533A - 半導体素子の保護回路 - Google Patents

半導体素子の保護回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2007259533A
JP2007259533A JP2006077952A JP2006077952A JP2007259533A JP 2007259533 A JP2007259533 A JP 2007259533A JP 2006077952 A JP2006077952 A JP 2006077952A JP 2006077952 A JP2006077952 A JP 2006077952A JP 2007259533 A JP2007259533 A JP 2007259533A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
terminal
current
protection circuit
comparison
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006077952A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Kono
恭彦 河野
Katsumi Ishikawa
勝美 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2006077952A priority Critical patent/JP2007259533A/ja
Priority to CN200710007218XA priority patent/CN101043138B/zh
Publication of JP2007259533A publication Critical patent/JP2007259533A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】信頼性が高い半導体装置の保護回路を提供すること。
【解決手段】本発明の半導体装置の保護回路は、一対の主端子と、該主端子対に流れる電流を制御する制御端子とを有する半導体素子の主端子対の電位が低い方の端子の電流を検出する電流検出手段と、前記半導体の制御端子の電圧を検出する電圧検出手段と、前記電流検出手段の出力信号と電圧検出手段の出力信号の両方の信号を入力し、電流検出手段の出力信号と電圧検出手段の出力信号の両方が予め定めた異常信号を示す場合に、異常信号を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、直流と交流を相互に変換する電力変換装置に係り、特に電力変換装置に使用されるスイッチング素子の保護技術に関する。
高速のスイッチングが可能で大電力を制御できるIGBTは、家電用などの小容量インバータから鉄道用等の大容量インバータまで幅広い分野で使われている。IGBTをインバータなどに使う場合には、アーム短絡や負荷短絡の際の短絡電流によるIGBTの破損を防止するために、一般に短絡保護回路を使う場合が多い。アーム短絡とはプラスとマイナスの電源ライン間に複数個直列接続されたIGBTが同時にオンしてしまい、電源のプラスとマイナスを短絡してしまう現象である。また、負荷短絡とはインバータに接続された負荷が短絡し、オンしているIGBTを介して電源のプラスとマイナスが短絡される現象である。短絡が起こるとIGBTには過大な電流が流れ破損してしまう。
インバータの短絡保護回路は、IGBTの電流や電圧を観測してそれらが予め決められた値を超えた場合に電流を制限もしくは遮断し、IGBTの破損を防止するものである。短絡状態の検知手段としては、コレクタの電圧を監視する方法やカレントトランスと呼ばれる電流センサで間接的に電流値を監視する方法、エミッタに直列に抵抗を接続しこの抵抗に発生する電圧により電流を観測する方法などがある。
但し、鉄道等の高電圧のインバータにこれらの電流検出手段を使う場合には、ノイズによる誤検知、すなわち短絡していないのに短絡したと誤って検知することが発生してインバータを停止させてしまうことがあるために、コレクタ電圧とゲート電圧を監視し、インバータの異常の誤検知を防止する技術が特許文献1に開示されている。
特開2005−6464号公報(図1、図2と(0024)段落から(0042)段落の記載。)
しかし特許文献1では、コレクタ電圧を観測しなくてはならないために、以下に述べる問題点があった。
一般にコレクタ電圧はゲート電圧に比べて数倍から数百倍の高い電圧になる。例えば鉄道用のインバータの場合には、ゲートの電圧は最大で20V弱であるが、コレクタ電圧は最大で4000Vになるものもある。この電圧を観測するためには、高電圧のダイオードや抵抗が必要になり、システムのコスト増大を招く。また、低圧のダイオードや抵抗を組み合わせる方法もあるが、部品点数が増えるために回路の大型化やコストの増大を招くという問題があった。更に、コレクタ電圧は大きな振幅で振動する事があり、この際に上述のコレクタ電圧の観測手段を通してノイズが短絡保護回路に進入し、誤動作を引き起こすという問題もあった。
本発明の目的は、さらに信頼性が高い半導体装置の保護回路を提供することである。
本発明の半導体装置の保護回路は、電力半導体素子であるIGBTとIGBTの主端子であるエミッタ端子の電流を監視する手段と、IGBTの制御端子であるゲート電圧を検出する手段と、主電流であるエミッタ電流の検出手段と、制御端子電圧であるゲート電圧の検出手段の両方からの信号によりIGBTのゲート電圧を制御する手段を備えた。
本発明によれば、電力変換装置を小型化でき、信頼性が向上する。
以下本発明の詳細を図面を用いて説明する。
図1は本実施例の回路の説明図であり、図2〜図4はその回路の動作波形である。なお、図2はインバータが正常に動作している場合の各部の波形を示しており、短絡保護回路は動作していない場合の動作を説明している。
図1において、符号1は指令部、2はゲート駆動部、3はゲート電圧検出部、4はAND回路、5は電流検出部、6はIGBT、7はダイオードである。なおゲート駆動部2はAND回路4からの信号を受け取り出力電圧を制限もしくは遮断する機能を有している。
図1の動作を図2を使って説明する。初期状態としてIGBT6がオフの場合を考える。図2で、時刻t1以前は、指令部1からの信号は低レベル(以下、Lレベルと呼ぶ。)になっており、これに対応して、ゲート駆動部2の出力もLレベルになってIGBT6のゲート電圧はLレベルになっている。時刻t1で指令が高レベル(以下、Hレベルと呼ぶ。)になるとゲート駆動部2の出力がHレベルに反転しようとする。この時、IGBT6のゲートには入力容量が存在するために、ゲート駆動部2出力は直ぐにはHレベルにはならず、遅れて電圧が増加してゆく。時刻t2でゲート電圧がIGBT6のしきい値電圧に達し、コレクタ電流が流れ始める。時刻t2〜t3の期間はコレクタ電流が増加してゆき、時刻t3でコレクタ電圧が減少し始め、時刻t4でIGBT6は完全にオン状態となる。図2では過電流が流れていないためにゲート検出信号、過電流検出信号ともに異常を検出しておらず、従って、AND回路4の出力もLのままになっており、保護回路は動作しない。
次に、過電流が流れたインバータ異常動作の状態について説明する。図3はインバータに過電流が流れる異常動作状態の各部の波形を示す。図3で、t1で指令が入力され、t2でコレクタ電流が流れ始める点までは図2と同じである。時刻t2にIGBT6がオンし始めると、電源の電圧がIGBT6に印加されるために急激に電流が増加する。この時、この急激な電流変化率di/dtにより配線の寄生インダクタンスLeに発生する電圧Ve=Le×di/dtによりコレクタ電圧が一時的に減少するが、コレクタ電圧は高い電圧を印加された状態が保持される。すると、ゲート電圧は図3に示すようにゲート電源の電圧まで一気に増加する。なお、正常動作の場合のゲート電圧波形を参考までに点線で図3に示す。ゲート電圧検出部3ではこの電圧を検知し、ゲート検出信号をHレベルに反転させる。この状態では電流検出信号がLレベルであるので、AND回路4の出力はLレベルのままであり、過電流検知回路は動作しない。時刻t4でコレクタ電流が予め設定された電流レベルを超えると電流検出信号が反転し、AND回路4の出力がHレベルになり短絡が検知される。AND回路4の出力がHになるとゲート駆動部2に内蔵された短絡保護回路が動作し、IGBT6の電流を制限もしくは遮断する。
最後に、インバータは正常に動作しているが、誤って電流検出信号が反転した場合について図4を使って説明する。図4は図2と同様に正常なインバータ動作の波形を示しているが、時刻t3に電流検出信号がHレベルに反転した場合を示している。本実施例では、図4に示すように電流検出信号がHレベルに反転しても、ゲート検出信号がLレベルのままであるためにAND回路4の出力はLレベルのままになり、誤検知を防止できる。
本実施例では、異常を検知する手段をゲートとエミッタに設けた。ゲートとエミッタには十数ボルト〜数十ボルト程度の電圧しか印加されない。このために高耐圧のダイオードや複数の抵抗による分圧を必要とせず、検出回路を小型化できる。またIGBTのコレクタ電圧は大きな電圧変化率dv/dtで激しく振動する場合があり、コレクタからノイズが進入する事があったが、本実施例では電圧の振幅の小さいゲートやエミッタに検出回路をつなぐためにノイズが混入しにくく、誤動作を起こしにくい。
図5に本実施例の回路の説明図を示す。図5において図1乃至図4と同じ構成要素には同一の符号を付してある。図5において、符号8はカレントトランス、9は過電流判定部、10は基準電源である。
本実施例では、電流検出部をカレントトランス8と過電流判定部9(図5ではコンパレータ)で構成した。カレントトランス8は電流の通電時に発生する磁界によって生じる電圧を出力するものであり、この出力電圧を過電流判定部9の一方の端子に入力する。過電流が流れ、カレントトランス8の出力電圧が基準電源10の電圧より高くなると過電流と判定し、過電流判定部9の出力が反転する。これにより過電流が検出されゲート電圧検出部3の出力がHレベルの場合に保護回路が動作する。本実施例では基準電源10の電圧を変えることで、過電流の判定値を任意に設定できる。
本実施例によれば、電流をカレントトランス8により取り込むことで、IGBT6のエミッタ電流に影響を与えることなく過電流の有無を判定できる。
図6は本実施例の回路の説明図を示す。図6において、図1乃至図5と同じ構成要素には同一の符号を付してある。図6で、符号11はシャント抵抗である。
本実施例では、過電流を検出する手段として、シャント抵抗11を使った。シャント抵抗11で電流を検出すると電流値に比例して電圧が発生するために非常に高い精度で電流を検出できるという利点がある。これにより、過電流の判定精度が向上し、短絡保護回路の高信頼化・高精度化できる。
図7に本実施例の回路の説明図を示す。図7において図1乃至図6と同じ構成要素には同一の符号を付してある。図7において、符号12はセンス端子付きIGBT、13は電流検出抵抗である。
本実施例ではセンス端子付きIGBT12を使い電流を検出する。センス端子付きIGBT12は、主エミッタ電流の数百分の一から数千分の一程度の電流がセンス端子に流れるように設計されている。このセンス端子に電流検出抵抗13を接続することで、正確に電流を検出できる。本実施例では、電流検出抵抗13に流れる電流が非常に小さいために、電流検出抵抗の発熱が小さく、回路の損失を低減すると共に、小型の部品を使える。
図8に本実施例の回路の説明図を示す。図8において図1乃至図7と同じ構成要素には同一の符号を付してある。図8で、符号35は主回路の配線に存在するインダクタンス、14は積分器である。
本実施例では、主回路の配線に存在する寄生インダクタンスに発生する電流を使い、過電流を検出する。主回路の配線の寄生インダクタンスとは、例えば、IGBT6と電源を接続する配線のインダクタンスや、IGBT6のパッケージ内部にある配線のインダクタンスなどを指す。これらのインダクタンスLeには、主電流であるエミッタ電流の時間変化率di/dtにより電圧Ve=Le×di/dtが発生する。この電圧Veを積分器で積分するとエミッタに流れる電流Ieが求められる。このエミッタ電流Ieが基準電源10の電圧より大きくなると過電流判定部の出力が判定し、AND回路4に検出信号を送信する。これにより過電流を検出する。
本実施例によれば、主回路配線の寄生インダクタンスを使うことで電流を検出するために、主回路配線に新たに電流検出用の素子を追加する必要がなく、主回路配線にも受けた電流検出素子での損失の増加やコストの増大などの問題が生じない等メリットがある。
図9に本実施例の回路の説明図を示す。図9において図1乃至図8と同じ構成要素には同一の符号を付してある。本実施例では、図9に示すように、過電流検出部を2つ設けた。このような構成とすると、異なる測定手段による過電流検出結果が全て電流を検出しなければ、過電流と判定されないために、誤検知を確実に防止できるというメリットを有する。なお、本実施例では2つの電流検出手段を使う例を示したが、3つ以上の電流検出手段を使えば、さらに確実に過電流の有無を検出できる。
図10に本実施例の3相2レベルインバータの説明図を示す。図10において、符号15は直流端子、16は交流端子、17乃至19はゲートドライバ、20乃至22は実施例1から実施例6で説明した保護回路を備えたゲートドライバ、23乃至28はIGBT、29乃至34はダイオードである。
本実施例では、実施例1から実施例6で説明した保護回路を備えたゲートドライバを3相2レベルインバータの下アームにのみ適用した。インバータの過電流故障は多くの場合、上下のアームのIGBTが同時にオンするアーム短絡により生じる。従って、アーム短絡による過電流は必ず上下のIGBTを同時に流れるために、上下何れか一方のIGBTに実施例1から実施例6で説明した保護回路を備えたゲートドライバを配置すれば誤検知を防止できる。本実施例によれば、上下いずれか一方のIGBTのゲートドライバにのみ誤検知防止回路を使うため、少ない部品点数で過電流の誤検知を確実に回避できるインバータができる。
以上、本発明をIGBTインバータに適用した実施例について説明したが、これに限定されるものではなく、パワーMOSFETを使ったインバータ、あるいはパワーMOSFET、IGBTを用いたコンバータにも、同様に本発明を適用できる。
実施例1の回路の説明図である。 インバータの正常動作時の動作波形である。 インバータの異常動作時の動作波形である。 過電流判定部が誤検知した場合の動作波形である。 実施例2の回路の説明図である。 実施例3の回路の説明図である。 実施例4の回路の説明図である。 実施例5の回路の説明図である。 実施例6の回路の説明図である。 実施例7の3相2レベルインバータの説明図である。
符号の説明
1…指令部、2…ゲート駆動部、3…ゲート電圧検出部、4…AND回路、5…電流検出部、6、23〜28…IGBT、7、29〜34…ダイオード、8…カレントトランス、9…過電流判定部、10…基準電源、11…シャント抵抗、12…センス端子付きIGBT、13…電流検出抵抗、14…積分器、15…直流端子、16…交流端子、17〜19、20〜22…ゲートドライバ、35…インダクタンス。

Claims (15)

  1. 一対の主端子と、該主端子対に流れる電流を制御する制御端子とを有する半導体素子の主端子対の電位が低い方の端子の電流を検出する電流検出手段と、
    前記半導体の制御端子の電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記電流検出手段の出力信号と電圧検出手段の出力信号の両方の信号を入力し、前記制御端子の電圧を制御する信号を出力する手段とを有することを特徴とする半導体装置の保護回路。
  2. 請求項1において、
    前記電流検出手段が、前記半導体素子の主端子対の電位が低い方の端子に接続された配線と、
    該配線に流れる電流によって生じる磁界を電圧に変換する変換手段と、
    該変換手段が出力する電圧を入力し、予め定めた電圧と比較して信号を出力する電圧比較手段とを備えていることを特徴とする半導体装置の保護回路。
  3. 請求項1において、
    前記電流検出手段が、前記半導体素子の主端子対の電位が低い方の端子に接続された抵抗と、
    該抵抗に発生する電圧を入力し、予め定めた電圧と比較して信号を出力する電圧比較手段とを備えていることを特徴とする半導体装置の保護回路。
  4. 請求項1において、
    前記半導体素子が、前記主端子対の電位の低い方の端子に流れる電流より小さい電流を出力する電流検出端子を備え、
    前記電流検出手段が、前記電流検出端子に接続した抵抗と、該抵抗に発生する電圧を入力し、予め定めた電圧と比較して信号を出力する電圧比較手段とを備えていることを特徴とする半導体装置の保護回路。
  5. 請求項1において、
    前記電流検出手段が、前記半導体素子の主端子対の電位が低い方の端子に接続された配線インダクタンス成分に発生する電圧を検出する手段と、
    該電圧を積分する積分手段と、
    該積分手段の出力電圧を入力し、予め定めた電圧と比較して信号を出力する電圧比較手段とを備えていることを特徴とする半導体装置の保護回路。
  6. 請求項1において、
    前記電流検出手段を複数個備えていることを特徴とする半導体装置の保護回路。
  7. 主端子であるコレクタ端子とエミッタ端子と、該コレクタ端子とエミッタ端子との間に流れる主電流を制御する制御端子であるゲート端子とを備えたIGBTの保護回路において、
    該IGBTの保護回路が、前記エミッタ端子に流れるエミッタ電流の検出手段と、ゲート電圧検出手段と、
    該エミッタ電流の検出手段の出力信号と、該ゲート電圧検出手段の出力信号とを入力し、予め定めた電圧と比較して信号を出力する電圧比較手段とを備えていることを特徴とするIGBTの保護回路。
  8. 請求項7において、前記エミッタ電流の検出手段が、エミッタ電流によって生じる磁界を電圧に変換する変換手段と、該変換手段が出力する電圧を入力し、予め定めた電圧と比較して信号を出力する電圧比較手段とを備えていることを特徴とするIGBTの保護回路。
  9. 請求項7において、前記エミッタ電流の検出手段が、エミッタ端子に接続された抵抗と、該抵抗に発生する電圧を入力し、予め定めた電圧と比較して信号を出力する電圧比較手段とを備えていることを特徴とするIGBTの保護回路。
  10. 請求項7において、前記IGBTが、前記エミッタ電流より小さい電流を出力する電流検出端子を備え、前記エミッタ電流の検出手段が、前記電流検出端子に接続した抵抗と、該抵抗に発生する電圧を入力し、予め定めた電圧と比較して信号を出力する電圧比較手段とを備えていることを特徴とするIGBTの保護回路。
  11. 請求項7において、
    前記エミッタ電流の電流検出手段が、前記IGBTのエミッタ端子に接続された配線インダクタンス成分に発生する電圧を検出する手段と、
    該電圧を積分する積分手段と、
    該積分手段の出力電圧を入力し、予め定めた電圧と比較して信号を出力する電圧比較手段とを備えていることを特徴とするIGBTの保護回路。
  12. 請求項7において、
    前記エミッタ電流検出手段を複数個備えていることを特徴とするIGBTの保護回路。
  13. 一対の主端子対を持ち、主端子対に流れる電流を制御する制御端子とを有する半導体素子と、前記半導体素子を2つ直列に接続しその接続点が交流端子となり、直列接続された半導体素子の両端子が直流端子となる直列回路と、前記半導体素子の制御端子にそれぞれ接続された駆動回路からなる電力変換装置において、
    前記駆動回路が、
    前記半導体素子の主端子対の電位が低い方の端子の電流を検出する電流検出手段と、
    前記半導体素子の制御端子の電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記電流検出手段の出力信号と電圧検出手段の出力信号の両方の信号を入力し、前記制御端子の電圧を制御する信号を出力する手段とを備えた半導体装置の保護回路を有することを特徴とする電力変換装置。
  14. 請求項13において、
    前記2つ直列接続した半導体素子の何れか一方の駆動回路が前記保護回路を備えた駆動回路であることを特徴とする電力変換装置。
  15. 請求項14において、
    前記電力変換装置が3相2レベル電力変換装置であって、
    前記半導体素子がIGBTあるいはパワーMOSFETの何れかであることを特徴とする電力変換装置。
JP2006077952A 2006-03-22 2006-03-22 半導体素子の保護回路 Pending JP2007259533A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006077952A JP2007259533A (ja) 2006-03-22 2006-03-22 半導体素子の保護回路
CN200710007218XA CN101043138B (zh) 2006-03-22 2007-01-25 半导体装置的保护电路、igbt的保护电路以及电力变换装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006077952A JP2007259533A (ja) 2006-03-22 2006-03-22 半導体素子の保護回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007259533A true JP2007259533A (ja) 2007-10-04

Family

ID=38633196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006077952A Pending JP2007259533A (ja) 2006-03-22 2006-03-22 半導体素子の保護回路

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2007259533A (ja)
CN (1) CN101043138B (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009193122A (ja) * 2008-02-12 2009-08-27 Denso Corp 電流異常検出回路
US8810984B2 (en) 2011-03-09 2014-08-19 Mitsubishi Electric Corporation Gate circuit
EP2899886A1 (en) 2014-01-22 2015-07-29 Hitachi, Ltd. Semiconductor drive device and power conversion device using the same
WO2015114788A1 (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 株式会社日立製作所 半導体素子の保護回路
JP2015202035A (ja) * 2014-04-02 2015-11-12 富士電機株式会社 電圧駆動形パワー半導体素子のゲート駆動回路
WO2016047455A1 (ja) * 2014-09-26 2016-03-31 株式会社日立パワーデバイス 半導体パワーモジュール及び半導体駆動装置
WO2016203937A1 (ja) * 2015-06-16 2016-12-22 三菱電機株式会社 電力用半導体素子の駆動制御回路
JP2017022830A (ja) * 2015-07-08 2017-01-26 トヨタ自動車株式会社 電力変換装置
JP6099776B2 (ja) * 2014-02-12 2017-03-22 三菱電機株式会社 電力変換装置
JP2017085895A (ja) * 2017-02-20 2017-05-18 三菱電機株式会社 電力変換装置の駆動回路
JP6352471B1 (ja) * 2017-03-23 2018-07-04 東芝エレベータ株式会社 エレベータ制御装置
CN108768139A (zh) * 2018-07-12 2018-11-06 清华四川能源互联网研究院 一种压降型功率级电路中电流检测误差补偿方法及电路
WO2019225121A1 (ja) * 2018-05-23 2019-11-28 三菱電機株式会社 電力用半導体素子の保護回路およびパワーモジュール
JP2020041987A (ja) * 2018-09-13 2020-03-19 株式会社東芝 電子回路
JP2020162376A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 古河電気工業株式会社 電力変換装置
US11115017B2 (en) 2019-06-10 2021-09-07 Fuji Electric Co., Ltd. Driving apparatus and switching apparatus

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120195078A1 (en) * 2011-02-01 2012-08-02 Michael Levin Prevention of safety hazards due to leakage current
CN102868149B (zh) * 2012-09-28 2016-03-09 西安永电电气有限责任公司 一种igbt模块的短路保护模块及保护方法
CN103280775B (zh) * 2013-06-27 2015-11-25 电子科技大学 绝缘栅双极型晶体管并联输出动态延时过流保护电路
CN105529679B (zh) * 2016-02-18 2019-03-12 杭州士兰微电子股份有限公司 Igbt管保护方法、保护电路以及使用该保护电路的功率模块
US10254327B2 (en) * 2016-02-29 2019-04-09 Infineon Technologies Ag Method and device for short circuit detection in power semiconductor switches
CN106130520A (zh) * 2016-06-17 2016-11-16 珠海格力电器股份有限公司 Igbt短路保护电路及方法、igbt驱动器以及igbt电路
CN106026621B (zh) * 2016-07-19 2018-09-18 武汉理工大学 一种带避免短路保护盲区的igbt驱动电路及检测方法
CN107528454A (zh) * 2017-09-30 2017-12-29 郑州云海信息技术有限公司 一种Mosfet状态监测装置
JP6908182B2 (ja) * 2018-04-03 2021-07-21 富士電機株式会社 駆動回路、駆動方法および半導体システム
CN111317972B (zh) * 2020-03-20 2021-11-12 南京林业大学 一种养老康复用训练装置及其使用方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57129128A (en) * 1981-02-04 1982-08-11 Tokyo Shibaura Electric Co Power transistor protecting device
JPH09247951A (ja) * 1990-09-28 1997-09-19 Sanyo Electric Co Ltd 混成集積回路装置
JPH11112313A (ja) * 1997-10-02 1999-04-23 Mitsubishi Electric Corp 半導体回路及びパワートランジスタ保護回路
JP2000324846A (ja) * 1999-05-14 2000-11-24 Hitachi Ltd 電力変換装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2812528B2 (ja) * 1990-03-20 1998-10-22 株式会社日立製作所 インバータ回路
JPH04210779A (ja) * 1990-12-14 1992-07-31 Mitsubishi Electric Corp インバータ装置の地絡検出器及び地絡検出方法
US5687049A (en) * 1996-01-26 1997-11-11 International Rectifier Corporation Method and circuit for protecting power circuits against short circuit and over current faults

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57129128A (en) * 1981-02-04 1982-08-11 Tokyo Shibaura Electric Co Power transistor protecting device
JPH09247951A (ja) * 1990-09-28 1997-09-19 Sanyo Electric Co Ltd 混成集積回路装置
JPH11112313A (ja) * 1997-10-02 1999-04-23 Mitsubishi Electric Corp 半導体回路及びパワートランジスタ保護回路
JP2000324846A (ja) * 1999-05-14 2000-11-24 Hitachi Ltd 電力変換装置

Cited By (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009193122A (ja) * 2008-02-12 2009-08-27 Denso Corp 電流異常検出回路
US8810984B2 (en) 2011-03-09 2014-08-19 Mitsubishi Electric Corporation Gate circuit
EP2899886A1 (en) 2014-01-22 2015-07-29 Hitachi, Ltd. Semiconductor drive device and power conversion device using the same
JP2015139271A (ja) * 2014-01-22 2015-07-30 株式会社日立製作所 半導体駆動装置ならびにこれを用いた電力変換装置
WO2015114788A1 (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 株式会社日立製作所 半導体素子の保護回路
JP6099776B2 (ja) * 2014-02-12 2017-03-22 三菱電機株式会社 電力変換装置
JPWO2015121931A1 (ja) * 2014-02-12 2017-03-30 三菱電機株式会社 電力変換装置
JP2015202035A (ja) * 2014-04-02 2015-11-12 富士電機株式会社 電圧駆動形パワー半導体素子のゲート駆動回路
WO2016047455A1 (ja) * 2014-09-26 2016-03-31 株式会社日立パワーデバイス 半導体パワーモジュール及び半導体駆動装置
JP2016066974A (ja) * 2014-09-26 2016-04-28 株式会社日立製作所 半導体パワーモジュール及び半導体駆動装置
JPWO2016203937A1 (ja) * 2015-06-16 2018-03-08 三菱電機株式会社 電力用半導体素子の駆動制御回路
WO2016203937A1 (ja) * 2015-06-16 2016-12-22 三菱電機株式会社 電力用半導体素子の駆動制御回路
US10700678B2 (en) 2015-06-16 2020-06-30 Mitsubishi Electric Corporation Drive control circuit for power semiconductor element
US9866010B2 (en) 2015-07-08 2018-01-09 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Electric power conversion device
JP2017022830A (ja) * 2015-07-08 2017-01-26 トヨタ自動車株式会社 電力変換装置
JP2017085895A (ja) * 2017-02-20 2017-05-18 三菱電機株式会社 電力変換装置の駆動回路
CN108622747B (zh) * 2017-03-23 2020-06-26 东芝电梯株式会社 电梯控制装置
JP6352471B1 (ja) * 2017-03-23 2018-07-04 東芝エレベータ株式会社 エレベータ制御装置
CN108622747A (zh) * 2017-03-23 2018-10-09 东芝电梯株式会社 电梯控制装置
JP2018158809A (ja) * 2017-03-23 2018-10-11 東芝エレベータ株式会社 エレベータ制御装置
WO2019225121A1 (ja) * 2018-05-23 2019-11-28 三菱電機株式会社 電力用半導体素子の保護回路およびパワーモジュール
JPWO2019225121A1 (ja) * 2018-05-23 2020-09-17 三菱電機株式会社 電力用半導体素子の保護回路およびパワーモジュール
CN112119557A (zh) * 2018-05-23 2020-12-22 三菱电机株式会社 电力用半导体元件的保护电路以及功率模块
US11601054B2 (en) 2018-05-23 2023-03-07 Mitsubishi Electric Corporation Power semiconductor device protection circuit and power module
CN108768139A (zh) * 2018-07-12 2018-11-06 清华四川能源互联网研究院 一种压降型功率级电路中电流检测误差补偿方法及电路
CN108768139B (zh) * 2018-07-12 2024-02-23 清华四川能源互联网研究院 一种压降型功率级电路中电流检测误差补偿方法及电路
JP2020041987A (ja) * 2018-09-13 2020-03-19 株式会社東芝 電子回路
JP6993949B2 (ja) 2018-09-13 2022-01-14 株式会社東芝 電子回路及び方法
JP2020162376A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 古河電気工業株式会社 電力変換装置
US11115017B2 (en) 2019-06-10 2021-09-07 Fuji Electric Co., Ltd. Driving apparatus and switching apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
CN101043138B (zh) 2011-06-01
CN101043138A (zh) 2007-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007259533A (ja) 半導体素子の保護回路
JP6190280B2 (ja) 半導体駆動装置ならびにこれを用いた電力変換装置
US11075623B2 (en) Method for controlling a direct current switch, direct current switch, and DC voltage system
US9059709B2 (en) Gate drive circuit for transistor
CN102280869B (zh) 开关装置
US10473710B2 (en) Desaturation detection circuit and desaturation circuit monitoring function
US9979272B2 (en) Semiconductor device
US20140098581A1 (en) Gate driving circuit having a fault detecting circuit for a semiconductor switching device
US10574226B2 (en) Gate driver including gate sense circuit
US10432080B2 (en) Driving device of semiconductor device
JP6773499B2 (ja) 半導体駆動装置ならびにこれを用いた電力変換装置
JP2013106464A (ja) 半導体装置
JP2018057105A (ja) 半導体駆動装置ならびにこれを用いた電力変換装置
JP2015032984A (ja) 半導体素子の駆動装置およびそれを用いた電力変換装置
JP7087371B2 (ja) 半導体装置およびパワーモジュール
US11217986B2 (en) Intelligent power module including semiconductor elements of a plurality of phases drive circuits of a plurality of phases and a plurality of temperature detection elements
US11601054B2 (en) Power semiconductor device protection circuit and power module
JP6459519B2 (ja) 電力変換装置の保護装置
KR100689328B1 (ko) 인버터 보호 장치
JP2007324828A (ja) 半導体素子の駆動回路
KR101259623B1 (ko) 인버터의 전류 제어 장치
JP2008154372A (ja) パワーデバイス短絡検出回路
JP2007252020A (ja) 電力変換装置
JP6273877B2 (ja) 半導体スイッチ素子並列接続回路の駆動回路
JP6622405B2 (ja) インバータ駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100816

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100921

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110614

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111108