JP2007255523A - 遮断弁 - Google Patents

遮断弁 Download PDF

Info

Publication number
JP2007255523A
JP2007255523A JP2006079208A JP2006079208A JP2007255523A JP 2007255523 A JP2007255523 A JP 2007255523A JP 2006079208 A JP2006079208 A JP 2006079208A JP 2006079208 A JP2006079208 A JP 2006079208A JP 2007255523 A JP2007255523 A JP 2007255523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
shut
connector
outlet
inlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006079208A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4755513B2 (ja
Inventor
Kenichiro Ikeda
健一郎 池田
Yuichi Takeda
裕一 武田
Hideaki Ando
秀昭 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2006079208A priority Critical patent/JP4755513B2/ja
Priority to CN 200710086386 priority patent/CN101042196A/zh
Publication of JP2007255523A publication Critical patent/JP2007255523A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4755513B2 publication Critical patent/JP4755513B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Valve Housings (AREA)

Abstract

【課題】遮断弁の占有スペースをより小さくして配置の自由度を増す。
【解決手段】進退自在な弁体176により、入口管143と出口管144との間の二次空気通路204を開閉するようにした遮断弁71において、入口管143及び出口管144を同一平面上に設けるとともに、弁体176を駆動するコイル181に電力を供給するコネクタ142も同一平面上に設けることにより、その平面に垂直な方向の遮断弁の幅を小さくして、車体の狭い隙間等の空間にも配置可能とした。
【選択図】図7

Description

本発明は、遮断弁の改良に関するものである。
従来の遮断弁として、空気の入口及び出口と、これらの入口と出口との間を遮断するソレノイド弁を駆動するコイルに通電させるコネクタとを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−314723公報
特許文献1の図1(b)及び図2(a)に示される通り、遮断弁1は、カバー14に、空気の入口となる入口管路33と、この入口管路33と直交するように設けた一対の出口管路56,56と、入口管路33に対向するように設けたコネクタ15とをカバー14に一体成形したものである。
入口管路33と出口管路56,56との間の通路は、プランジャ13の先端に設けられた弁体19で開閉される。プランジャ13の駆動は、ソレノイドコイル12にコネクタ15側から通電することで行われる。
入口管路33、出口管路56,56及びコネクタ15は四方に突出するため、遮断弁1自体が大きなスペースを占有する。更に、これらの入口管路33、出口管路56,56にそれぞれホースを接続し、コネクタ15に別のコネクタを接続すれば、遮断弁1及びその周囲に大きなスペースが占有されることになる。例えば、自動二輪車等では、車体にスペースが限られるため、上記の遮断弁1を配置した場合に他の部品の配置に制約を受ける。
本発明の目的は、遮断弁の占有スペースをより小さくして配置の自由度を増すことにある。
第1の特徴に係る発明は、進退自在なソレノイド弁により、入口と出口との間の流路を開閉するようにした遮断弁において、入口及び出口を同一平面内に設けるとともに、ソレノイド弁を駆動するコイルに電力を供給するコネクタも平面内に設けたことを特徴とする。
作用として、入口及び出口と、コネクタとを同一平面内に設けることで、その平面に垂直な方向の遮断弁の幅が小さくなる。
第2の特徴に係る発明は、遮断弁を車体フレーム側に取付ける取付フランジを、前記平面内に設けるとともにコイルの近傍に設けたことを特徴とする。
作用として、入口及び出口、コネクタ、取付フランジを同一平面内に設けることで、その平面に垂直な方向の遮断弁の幅がより小さくなる。
第3の特徴に係る発明は、取付フランジをコイルの両側に一対設けるとともに上下方向にオフセットさせ、下側の取付フランジの上方にコネクタを設けたことを特徴とする。
作用として、下側の取付フランジの上方のスペースを利用してコネクタを配置することが可能になる。
第4の特徴に係る発明は、コネクタ、一対の取付フランジ、入口及び出口の順に上下方向に交互に配置したことを特徴とする。
作用として、コネクタ、一対の取付フランジ、入口及び出口のそれぞれの間隔を上下方向に小さくすることが可能になる。
第5の特徴に係る発明は、コネクタ、一対の取付フランジ、入口及び出口をボディに一体成形し、これらの一体成形品に対してソレノイド弁の受け座を別付け品としたことを特徴とする。
作用として、一体成形品から受け座を取外し、内部にソレノイド弁を組み付ける。
第1の特徴に係る発明では、入口及び出口を同一平面内に設けるとともに、ソレノイド弁を駆動するコイルに電力を供給するコネクタも平面内に設けたので、入口、出口及びコネクタのそれぞれの延びる方向に対して直交する方向に遮断弁の幅を小さくすることができ、遮断弁の占有スペースを小さくすることができるため、遮断弁を車体内の狭いスペースに配置しやすくすることができ、車体への配置の自由度を増すことができる。
第2の特徴に係る発明では、遮断弁を車体フレーム側に取付ける取付フランジを、平面内に設けるとともにコイルの近傍に設けたので、遮断弁を更に薄くすることができ、遮断弁の占有スペースをより一層小さくすることができ、配置の自由度をより一層増すことができる。また、遮断弁の両側方から取付ボルト等を締め付けることができ、車体フレームへの組付け性を向上させることができる。
第3の特徴に係る発明では、取付フランジをコイルの両側に一対設けるとともに上下方向にオフセットさせ、下側の取付フランジの上方にコネクタを設けたので、遮断弁の一対の取付フランジ及びコネクタをコンパクトに配置することができ、遮断弁の小型化を図ることができる。また、一対の取付フランジによって、車体フレーム側への取付けを強固にすることができる。
第4の特徴に係る発明では、コネクタ、一対の取付フランジ、入口及び出口の順に上下方向に交互に配置したので、遮断弁の上下の寸法を小さくすることができ、遮断弁のより一層の小型化を図ることができる。
第5の特徴に係る発明では、コネクタ、一対の取付フランジ、入口及び出口をボディに一体成形し、これらの一体成形品に対してソレノイド弁の受け座を別付け品としたので、受け座のみ外すことで、ソレノイド弁の組付け性を向上させることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る遮断弁を備える自動二輪車の側面図であり、自動二輪車10は、車体フレーム11と、この車体フレーム11の下部に取付けたエンジン12と、車体フレーム11の中央部下部に上下スイング自在に取付けたスイングアーム13と、このスイングアーム13の後端に取付けた後輪14と、車体フレーム11の中央部上部及びスイングアーム13のそれぞれに渡して取付けたリヤクッションユニット16と、車体フレーム11の前端を構成するヘッドパイプ17に操舵自在に取付けたフロントフォーク18と、このフロントフォーク18の下端に取付けた前輪21と、フロントフォーク18の上端に取付けたバーハンドル22とを含む車両である。
車体フレーム11は、ヘッドパイプ17と、このヘッドパイプ17から後方斜め下方に延ばした左右一対のメインフレーム25,26(手前側の符号25のみ示す。)と、これらのメインフレーム25,26の後端にそれぞれ取付けた左右一対のピボットフレーム27,28(手前側の符号27のみ示す。)と、これらのピボットフレーム27,28の後部上部からそれぞれ後方斜め上方に延ばした左右一対のシートレール31,32(手前側の符号31のみ示す。)と、ピボットフレーム27,28の中央部からそれぞれ後方斜め上方に延ばすとともに後端をシートレール31,32に連結した左右一対のサブフレーム33,34(手前側の符号33のみ示す。)とを含む骨格部材である。
メインフレーム25,26は、左右一対のエンジンハンガ36,37(手前側の符号36のみ示す。)及び燃料タンク38を取付けた部材であり、エンジンハンガ36,37でエンジン12の前部下部を支持する。
ピボットフレーム27,28は、ピボット軸41及びエンジン支持ブラケット42,43を取付けた部材であり、ピボット軸41にスイング自在にスイングアーム13を取付け、エンジン支持ブラケット42,43でエンジン12の後部を支持する。
シートレール31,32は、シート45を支持する部材である。
エンジン12は、前傾させたシリンダ部51を前部上部に備え、後部に一体的に変速機52を取付けたものである。
シリンダ部51はシリンダヘッド53を備え、シリンダヘッド53は、後部に吸気装置55を取付け、前部に排気装置56を取付けた部品である。
吸気装置55は、シリンダヘッド53に取付けたスロットルボディ61と、このスロットルボディ61の後端にコネクティングチューブ62を介して接続したエアクリーナ63とからなる。
排気装置56は、シリンダヘッド53に取付けた排気管66と、この排気管66の後端に接続したマフラ67とからなる。
また、エンジン12は、排気ガス中の未燃成分を燃焼させるために、空気(二次空気)を吸気装置55側から排気装置56側に供給する二次空気供給装置(不図示。詳細は後述する。)を備え、この二次空気供給装置の一部を構成する遮断弁71を、左右のメインフレーム25,26間に渡したフロントクロスパイプ72に取付けている。
変速機52は、側面に出力軸75を突出させたものであり、出力軸75はドライブスプロケット76を取付けた部品である。
後輪14は、ドリブンスプロケット78を一体的に取付けたものであり、上記したドライブスプロケット72及びドリブンスプロケット78はチェーン81を掛け渡した部品である。
リヤクッションユニット16は、詳しくは、その上端を、左右一対のピボットフレーム27,28間に渡したリヤクロスパイプ84にクッションブラケット85を介して取付けたものである。
ここで、91はフロントカウル、92はウインドスクリーン、93はフロントフェンダ、94は前輪用ディスクブレーキ、96は燃料タンク38内に設けた燃料ポンプ、97はラジエータ、98はリヤフェンダである。
図2は本発明に係る遮断弁取付構造を示す背面図であり、左右一対のメインフレーム25,26にフロントクロスパイプ72を渡し、このフロントクロスパイプ72に取付ブラケット103を介して遮断弁71を取付けたことを示す。なお、105はエアクリーナ63(図1参照)と遮断弁71とを連通させる上流側ホース、106は遮断弁71と排気装置56(図1参照)側とを連通させる下流側ホースである。
図3は本発明に係る遮断弁取付構造を示す平面図であり、遮断弁71用の取付ブラケット103は、フロントクロスパイプ72に溶接にて取付けたステー108にボルト111で取付けた部品であり、ステー108に取付けたパイプ側取付部113と、このパイプ側取付部113に一体に折曲げ形成した弁支持部114とからなる。
パイプ側取付部113は、平板部116と、この平板部116の左縁から下方に折り曲げた折曲げ部117とからなり、折曲げ部117をステー108の縁部108aに当てることで、取付ブラケット103がステー108に対して回らないようにしたものである。
弁支持部114は、コ字形状部121と、このコ字形状部121の両端から突出させた平板状の突出端部122,123とからなり、これらの突出端部122,123は、それぞれナット124を溶接した部分である。
遮断弁71は、一対の取付フランジ126,127(一方の符号126のみ示す。)を備え、一方の取付フランジ126、この取付フランジ126の両面に当てた円形のゴム131,132、一方のゴム131に当てたワッシャ133にそれぞれボルト134を貫通させ、ボルト134の先端をナット124にねじ込むことで取付フランジ126を取付ブラケット103に取付け、取付フランジ127も取付フランジ126と同様に取付ブラケット103に取付けた部品である。
図4は本発明に係る遮断弁の側面図であり、遮断弁71は、樹脂製のボディ141に、上から下へ、外部から通電するための外部コネクタ137(導線138を接続したものである。)を接続するコネクタ142、取付フランジ126,127、上流側ホース105を接続する入口管143、下流側ホース106を接続する出口管144を、中央部146に対して互い違いに一体に形成したものである。このように、コネクタ142、取付フランジ126,127、入口管143、出口管144を互い違いに且つそれぞれを近接させて配置することで、遮断弁71の上下寸法を小さくすることができ、小型化を図ることができる。
取付フランジ126,127は中央部146に対して両側に配置することで、遮断弁71を車体フレーム側に安定に且つ強固に取付けることができる。なお、126a,127aは取付穴である。
図5は本発明に係る遮断弁の平面図であり、コネクタ142、取付フランジ126,127、入口管143、出口管144は同一の平面150(150aは平面150上の直線である。)上に配置したものであり、取付フランジ126の先端126bと入口管143の先端143aとを一致させ、取付フランジ127の先端127bと出口管144の先端144aとを一致させた。
このように、コネクタ142、取付フランジ126,127、入口管143、出口管144は同一の平面150上に配置したことで、遮断弁71を扁平とすることができ、自動二輪車10(図1参照)内の狭い隙間のような空間でも配置しやすくすることができ、配置の自由度を増すことができる。
また、取付フランジ126,127を同一の平面150上に配置することで、取付フランジ126,127の両側方のどちらにも取付ブラケット103(図3参照)を取付けることができ、取付フランジ126,127のどちら側からでもボルトの締付けが可能になり、自動二輪車10への遮断弁71の取付箇所に応じて組付けしやすくすることができる。
更に、コネクタ142、入口管143、出口管144を同一の平面150上に配置することで、コネクタ142から延びる導線138(図4参照)、入口管143に接続する上流側ホース105(図4参照)、出口管144に接続する下流側ホース106(図4参照)をも同一の平面150内に配置することが可能になり、以下に説明する二次空気供給装置155(図6参照)の配置の自由度をも増すことができる。
図6は本発明に係る二次空気供給装置の系統図であり、二次空気供給装置155は、エアクリーナ63に一端を接続した上流側ホース105と、この上流側ホース105の他端に接続した遮断弁71と、この遮断弁71に一端を接続した下流側ホース106と、この下流側ホース106の他端に接続するとともに排気管66に連通させたリードバルブ156とからなる。
ここで、158はエアクリーナ63内に設けたエアクリーナエレメント、161はスロットルボディ61(図1参照)及びコネクティングチューブ62(図1参照)で構成される吸気通路、162,163はシリンダヘッド53(図1参照)に備える吸気ポート及び排気ポート、164は吸気ポート162を開閉する吸気弁、166は排気ポート163を開閉する排気バルブ、167は燃焼室、168はピストン、171は排気管66の途中に設けた触媒である。
次に二次空気の流れを説明する。
遮断弁71内の通路を開けると、排気管66内で発生する排気の脈動により、排気管66内の圧力が低下したときにリードバルブ156が開き、エアクリーナ63のエアクリーナエレメント158を通過した二次空気が、上流側ホース105、遮断弁71、下流側ホース106、リードバルブ156を通り、排気管66内に流入する。この結果、排気管66内の未燃ガスが二次空気によって燃焼し、クリーンな排気ガスが外部に排出される。
図7は図5の7−7線断面図であり、遮断弁71は、ボディ141と、このボディ141内に設けたソレノイドとしての弁駆動部175と、この弁駆動部175で駆動される弁体176と、ボディ141の下部開口を塞ぐキャップ178とからなる。
弁駆動部175は、中央部146に、樹脂製のボビン179に巻いたコイル181と、ボビン179に設けたシリンダ部183に移動自在に挿入した磁性体としてのプランジャ184とを設けた部分である。
弁体176は、芯金186と、この芯金186を囲むゴム187とからなり、プランジャ184の下部に形成した細軸部191の下端部に取付けたものである。
弁体176の上面は、ボディ141内の入口室193の上端に一端を当てた圧縮コイルばね194の他端によって押し付けられ、弁体176の下面がキャップ178の受け座本体178aに支持される。
196は弁体176を配置した弁室197の天井に設けた弁座、201,202はコイル181に通電するためにコネクタ142に備える端子、203はプランジャ184の上端を受け止めるプランジャストッパ部材である。
図示するように、弁体176が弁座196から離れた開弁状態では、二次空気は、入口管143から、入口室193、弁室197を通って出口管144へ流れる。
この状態から、コネクタ142の端子201,202を介してコイル181に通電すると、プランジャ184がシリンダ部183内を圧縮コイルばね194の弾性力に抗して上方へ移動し、弁体176が弁座196に着座した閉弁状態となり、入口管143と出口管144との間の二次空気通路204(入口室193及び弁室197からなる。)が遮断される。
以上の図4、図5及び図7に示したように、本発明は、進退自在なソレノイド弁としての弁体176により、入口としての入口管143と出口としての出口管144との間の流路としての二次空気通路204を開閉するようにした遮断弁71において、入口管143及び出口管144を同一の平面150上に設けるとともに、弁体176を駆動するコイル181に電力を供給するコネクタ142も平面150上に設けたことを特徴とする。
これにより、入口管143、出口管144及びコネクタ142のそれぞれの延びる方向に対して直交する方向に遮断弁71の幅を小さくすることができ、遮断弁71の占有スペースを小さくすることができるため、遮断弁71を車体内の狭いスペースに配置しやすくすることができ、車体への配置の自由度を増すことができる。
また本発明は、遮断弁71を車体フレーム11(図1参照)側に取付ける取付フランジ126,127を、平面150上に設けるとともにコイル181の近傍に設けたことを特徴とする。
これにより、遮断弁71を更に薄くすることができ、遮断弁71の占有スペースをより一層小さくすることができ、配置の自由度をより一層増すことができる。また、遮断弁71の両側方から取付ボルトとしてのボルト134(図2参照)等を締め付けることができ、組付け性を向上させることができる。
更に、取付フランジ126,127、コネクタ142、入口管143、出口管144を同一の平面150上に且つ2方向(即ち、中央部146に対して対向する方向)に延ばしたことで、例えば、同一の平面150上であっても3方向、あるいは4方向に延ばした場合(コネクタ142を上方に延ばしたり、出口管144を下方に延ばしたりする場合)に比べて遮断弁71の占有スペースをより小さくすることができる。
更に本発明は、取付フランジ126,127をコイル181の両側に一対設けるとともに上下方向にオフセットさせ、下側の取付フランジ126,127の上方にコネクタ142を設けたことを特徴とする。
これにより、遮断弁71の一対の取付フランジ126,127及びコネクタ142をコンパクトに配置することができ、遮断弁71の小型化を図ることができる。また、一対の取付フランジ126,127によって、車体フレーム11側への取付けを強固にすることができる。
また更に本発明は、コネクタ142、一対の取付フランジ126,127、入口管143及び出口管144の順に上下方向に交互に配置したことを特徴とする。
これにより、遮断弁71の上下の寸法を小さくすることができ、遮断弁71のより一層の小型化を図ることができる。
更にまた本発明は、コネクタ142、一対の取付フランジ126,127、入口管143及び出口管144をボディ141に一体成形し、これらの一体成形品に対して弁体176の受け座としてのキャップ178を別付け品としたことを特徴とする。
これにより、キャップ178のみ外すことで、弁体176の組付け性を向上させることができる。
図8(a)〜(c)は図7の8−8線断面図であり、(a)は第1実施形態、(b)は第2実施形態、(c)は第3実施形態である。
(a)は、ボビン179のシリンダ部183にシリンダ軸に沿うV字状の複数の溝206を形成したことを示す。例えば、シリンダ部183とプランジャ184との間に二次空気中のダストが入り込んだ場合でも、ダストが溝206内に位置するため、シリンダ部183とプランジャ184との間へのダストの噛み込みを防止することができ、プランジャ184の作動不良を防止することができる。
また、図7に戻って、プランジャ184がシリンダ部183内を移動するときに、プランジャ184とプランジャストッパ部材203との間の空間208内の空気が図8(a)に示した複数の溝206を通じて入口室193に自由に出入りするため、プランジャ184の移動が妨げられず、プランジャ184を迅速に移動させることができる。溝206は型で容易に成形することができる。
図8(b)は、ボビン211のシリンダ部212にシリンダ軸に沿うV字状の複数の溝213を形成したことを示す。
(c)は、ボビン216のシリンダ部217内に断面楕円状のプランジャ218を移動自在に挿入したことを示す。シリンダ部217とプランジャ218との間の空間221,222がダストを収容可能な空間である。
図9は本発明に係る遮断弁(第4実施形態)の断面図であり、遮断弁231は、遮断弁41(図7参照)のキャップ178(図7参照)に代えて、ボディ141の下部に下部ボディ233を取付けたものである。
即ち、遮断弁231は、ボディ141と、このボディ141内に設けたソレノイドとしての弁駆動部175と、この弁駆動部175で駆動される弁体176と、ボディ141の下部開口に取付けた下部ボディ233とからなる。
下部ボディ233は、弁室197に連通する通孔233a,233aと、これらの通孔233a,233aに臨む下部出口室235と、この下部出口室235に連通する下部出口管236とを備える。
下部出口管236は入口管143の下方に配置した部分であり、入口管143、出口管144及び下部出口管236は、上から下へ互い違いに配置するとともに、同一の平面150(図5参照)上に配置したものである。
このように、入口管143、出口管144、下部出口管236を同一の平面150上に配置することで、入口管143に接続する上流側ホース105(図3参照)、出口管144に接続する下流側ホース106(図3参照)、下部出口管236に接続するホース(不図示)をも同一平面内に配置することが可能になり、二次空気供給装置155(図6参照)の占有スペースをより小さくすることができる。
尚、図8(a),(b)に示した第1実施形態及び第2実施形態では、ボビン179,211にそれぞれ溝206,213を形成したが、これに限らず、プランジャ184の外周面に溝を設けてもよい。
本発明の遮断弁は、自動二輪車に好適である。
本発明に係る遮断弁を備える自動二輪車の側面図である。 本発明に係る遮断弁取付構造を示す背面図である。 本発明に係る遮断弁取付構造を示す平面図である。 本発明に係る遮断弁の側面図である。 本発明に係る遮断弁の平面図である。 本発明に係る二次空気供給装置の系統図である。 図5の7−7線断面図である。 図7の8−8線断面図である。 本発明に係る遮断弁(第4実施形態)の断面図である。
符号の説明
10…自動二輪車、11…車体フレーム、126,127…取付フランジ、141…ボディ、142…コネクタ、143…入口(入口管)、144,236…出口(出口管、下部出口管)、150…平面、176…ソレノイド弁(弁体)、178…受け座(キャップ)、181…コイル、204…入口と出口との間の流路(二次空気通路)。

Claims (5)

  1. 進退自在なソレノイド弁により、入口と出口との間の流路を開閉するようにした遮断弁において、
    前記入口及び前記出口を同一平面内に設けるとともに、前記ソレノイド弁を駆動するコイルに電力を供給するコネクタも前記平面内に設けたことを特徴とする遮断弁。
  2. 前記遮断弁は、この遮断弁を車体フレーム側に取付ける取付フランジを、前記平面内に設けるとともに前記コイルの近傍に設けたことを特徴とする請求項1記載の遮断弁。
  3. 前記取付フランジを前記コイルの両側に一対設けるとともに上下方向にオフセットさせ、下側の前記取付フランジの上方に前記コネクタを設けたことを特徴とする請求項2記載の遮断弁。
  4. 前記コネクタ、前記一対の取付フランジ、前記入口及び前記出口の順に上下方向に交互に配置したことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の遮断弁。
  5. 前記コネクタ、前記一対の取付フランジ、前記入口及び前記出口をボディに一体成形し、これらの一体成形品に対して前記ソレノイド弁の受け座を別付け品としたことを特徴とする請求項2、請求項3又は請求項4記載の遮断弁。
JP2006079208A 2006-03-22 2006-03-22 遮断弁 Active JP4755513B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006079208A JP4755513B2 (ja) 2006-03-22 2006-03-22 遮断弁
CN 200710086386 CN101042196A (zh) 2006-03-22 2007-03-15 截止阀

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006079208A JP4755513B2 (ja) 2006-03-22 2006-03-22 遮断弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007255523A true JP2007255523A (ja) 2007-10-04
JP4755513B2 JP4755513B2 (ja) 2011-08-24

Family

ID=38629970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006079208A Active JP4755513B2 (ja) 2006-03-22 2006-03-22 遮断弁

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4755513B2 (ja)
CN (1) CN101042196A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008146432A1 (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Mitsubishi Electric Corporation 弁装置
WO2023090377A1 (ja) * 2021-11-18 2023-05-25 三桜工業株式会社 流路切替装置及びこれに用いる電磁バルブ並びに冷却ユニット
JP7463803B2 (ja) 2020-03-27 2024-04-09 ニデックパワートレインシステムズ株式会社 電磁弁

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102913628A (zh) * 2012-10-26 2013-02-06 常州市立威刀具有限公司 电磁空气分配阀

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09144930A (ja) * 1995-11-16 1997-06-03 Keihin Seiki Mfg Co Ltd 電磁弁装置
JP2003314723A (ja) * 2002-04-18 2003-11-06 Mikuni Adec Corp 遮断弁
JP2005155712A (ja) * 2003-11-21 2005-06-16 Mitsubishi Electric Corp 電磁弁

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09144930A (ja) * 1995-11-16 1997-06-03 Keihin Seiki Mfg Co Ltd 電磁弁装置
JP2003314723A (ja) * 2002-04-18 2003-11-06 Mikuni Adec Corp 遮断弁
JP2005155712A (ja) * 2003-11-21 2005-06-16 Mitsubishi Electric Corp 電磁弁

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008146432A1 (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Mitsubishi Electric Corporation 弁装置
JP7463803B2 (ja) 2020-03-27 2024-04-09 ニデックパワートレインシステムズ株式会社 電磁弁
WO2023090377A1 (ja) * 2021-11-18 2023-05-25 三桜工業株式会社 流路切替装置及びこれに用いる電磁バルブ並びに冷却ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
CN101042196A (zh) 2007-09-26
JP4755513B2 (ja) 2011-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5142781B2 (ja) 自動二輪車
JP4176456B2 (ja) 自動二輪車における燃料系配置構造
JP4755513B2 (ja) 遮断弁
JP2007038708A (ja) 揺動三輪車
JP2005083286A (ja) 排気装置
JP4420895B2 (ja) スロットルボディ用保護カバーを備える車両用内燃機関
JP2009024670A (ja) エンジン、自動二輪車用エンジン
JP4138466B2 (ja) 自動二輪車
JP6244266B2 (ja) 鞍乗型車両
JP2012001052A (ja) 車両の燃料供給装置
JP5292512B2 (ja) 鞍乗り型車両の吸気系の配置構造
JP6120315B2 (ja) 鞍乗り型車両における吸気装置
JP4564083B2 (ja) 自動二輪車における燃料系配置構造
JP2010216485A (ja) 車両の燃料供給装置
JP5545937B2 (ja) 自動二輪車
JP4630758B2 (ja) 自動二輪車
JP2008247389A5 (ja)
JP2013067271A (ja) 鞍乗型車両のキャニスタ配置構造
JP2005289236A (ja) 自動二輪車のバッテリ配置構造
JP5778947B2 (ja) 鞍乗り型車両の排気浄化装置
WO2020095409A1 (ja) エアクリーナー
JP4785658B2 (ja) スクータ型自動二輪車
JP5129773B2 (ja) 車両用エンジンの吸気制御装置
JP4313635B2 (ja) エンジンの吸気装置
JP4520404B2 (ja) 自動二輪車の2次空気供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110524

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110527

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4755513

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250